JPH09253079A - X線断層撮影装置 - Google Patents

X線断層撮影装置

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JPH09253079A
JPH09253079A JP8067658A JP6765896A JPH09253079A JP H09253079 A JPH09253079 A JP H09253079A JP 8067658 A JP8067658 A JP 8067658A JP 6765896 A JP6765896 A JP 6765896A JP H09253079 A JPH09253079 A JP H09253079A
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ray
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Hiroyuki Kawai
浩之 河合
Kensuke Sekihara
謙介 関原
Nagaaki Ooyama
永昭 大山
Masahiro Yamaguchi
雅浩 山口
Takashi Koo
高史 小尾
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    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 少ない投影データからアーチファクトの生じ
ない3次元再構成像を得ることが可能な技術を提供する
こと。 【解決手段】 コーンビーム状にX線を照射するX線源
と、該X線源に対向して配置され、被検体をX線で撮像
する2次元X線撮像手段と、前記X線源と前記2次元X
線撮像手段とを被検体の周囲に回転させる回転手段とを
具備し、前記回転手段を回転させながら前記2次元X線
撮像手段が撮像した投影像から3次元再構成像の生成を
行うX線断層撮影装置であって、前記投影像から3次元
再構成像を再構成する反復再構成演算手段を具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、X線断層撮像装置
に関し、特に、心臓の血管撮像等のように撮像中に位置
が変化する物体の撮像に適用して有効な技術に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来のX線断層撮影装置は図7および図
8に示すように、2次元X線像(投影像)を撮像する計
測部1と、投影像から断層像を再構成する画像処理部7
01とから構成されている。
【0003】図8に示すように、計測部1の走査駆動部
(スキャナ,回転手段)3上には、X線源4および2次
元検出器(2次元撮像手段)5が被検体6をはさんで互
いに対向する位置に配置されている。
【0004】X線源4はX線焦点7を頂点とするコーン
ビーム状のX線8を被検体6に向け放射し、2次元検出
器5は被検体6を透過したX線8の強度を計測する。
【0005】走査駆動部3は回転中心9を回転の中心と
して、被検体6の周りを回転することにより、X線源4
および2次元検出器5を被検体6の周りに回転させる。
【0006】このとき、走査駆動部3が予め設定された
微小角度回転するごとに、X線の照射と被検体6を透過
した透過X線強度の計測を行う動作(以下、投影と記
す)を全周分繰り返し、百から数百組の透過X線強度デ
ータを収集する。
【0007】なお、投影を行うときの予め設定した位置
からの走査駆動部3の回転角は、投影角と呼ばれる。
【0008】2次元検出器5で計測した透過X線強度デ
ータは、ディジタル信号に変換された後、図7に示す画
像処理部701に送られる。
【0009】画像処理部701では、透過X線強度デー
タは、まず、記憶手段10に格納された後、前処理手段
11が記憶手段10から順次読み出し、ガンマ補正およ
び画像歪み補正等の各種補正を行う。
【0010】なお、本願明細書においては、補正後の透
過X線強度データを、特に、透過X線像と記すものとす
る。
【0011】次に、対数変換手段12が透過X線像に対
して、対数変換および感度ムラ補正を行うことにより、
透過X線像を投影像に変換する。
【0012】以上に示す処理(前処理)を行って得られ
た全投影像から再構成演算部702は、被検体6の視野
領域内の3次元的なX線吸収係数分布を再構成する。
【0013】3次元再構成画像は画像化手段14によ
り、周知のボリュームレンダリング処理あるいは最大値
投影処理等の画像化処理を施された後、図示しない表示
手段に表示される。
【0014】再構成演算方法としては、文献(1)の
「L.A.Feldkamp etal. Pract
ical cone beam algorithm,
J.Opt.Soc.Am.A, Vol.1, N
o.6, pp612−619, 1984」に記載さ
れる、Feldkampの方法によるコーンビーム再構
成演算などが知られている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、前記従来
技術を検討した結果、以下の問題点を見いだした。
【0016】従来のX線断層撮影装置を用いて心臓血管
の再構成を行う場合、まず、造影剤と呼ばれるX線吸収
係数が周囲の組織と大きく異なる物質を、造影剤注入器
18からカテーテル17を介して血管内に注入すること
により、心臓血管のコントラストを得る。
【0017】次に、X線断層撮影装置で心臓部分の全周
にわたる投影データを収集するわけであるが、このと
き、心臓の動悸により心臓血管の位置が時間変化をする
ので、X線断層撮影装置における投影データは心電図記
録計19で心拍と同期をとりながら記録する。
【0018】しかしながら、このとき得られた投影デー
タは、心臓の状態が全て同じ状態にある時に撮像された
ものではないので、心電図記録計19で記録した心拍の
位相から心臓血管の位置が同一とみなすことができる投
影データのみを取り出し、このデータを用いて心臓血管
の再構成を行う必要があった。
【0019】一方、心臓血管に対して造影剤を注入する
ことは被験体に対する負担が増大することになるので、
従来の撮像においては、心臓が5回程度動悸する時間と
なっていた。
【0020】このため、心臓血管の位置が同一とみなす
ことができる投影データの方向数は5方向程度となり、
再構成を行うために十分な投影方向数のデータを得るこ
とはできず、再構成画像には、造影剤の注入された心臓
血管を中心とした放射線状のアーチファクトが生じてし
まうという問題があった。
【0021】さらには、再構成画像にアーチファクトが
発生してしまうので、細かな血管の分岐を抽出すること
が困難であるという問題があった。
【0022】本発明の目的は、少ない投影データからア
ーチファクトの生じない3次元再構成像を得ることが可
能な技術を提供することにある。
【0023】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述及び添付図面によって明らか
になるであろう。
【0024】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記のとおりである。
【0025】(1)コーンビーム状にX線を照射するX
線源と、該X線源に対向して配置され、被検体をX線で
撮像する2次元X線撮像手段と、前記X線源と前記2次
元X線撮像手段とを被検体の周囲に回転させる回転手段
とを具備し、前記回転手段を回転させながら前記2次元
X線撮像手段が撮像した投影像から3次元再構成像の生
成を行うX線断層撮影装置であって、前記投影像から3
次元再構成像を再構成する反復再構成演算手段を具備す
ることを特徴とするX線断層撮影装置。
【0026】(2)前述する(1)に記載のX線断層撮
影装置において、前記反復再構成演算手段は、投影像か
ら3次元再構成像を求める再構成演算手段と、前記3次
元再構成像から推定像を求める推定像演算手段と、前記
3次元再構成像から投影像を求める再投影演算手段と、
前記再構成演算手段,推定像演算手段および再投影演算
手段による演算を反復して実行させる反復手段とを具備
する。
【0027】(3)前述する(2)に記載のX線断層撮
影装置において、前記推定像演算手段は、前記3次元再
構成像のCT値の最大値を求める最大値検出手段と、前
記最大値に応じた閾値を計算する閾値計算手段と、前記
推定像から前記閾値以上もしくは前記閾値以下のCT値
の部分を抽出し抽出像とする抽出像演算手段と、前記3
次元再構成像と前回の反復再構成演算により求めた抽出
像とを加算し推定像とする画像加算手段とを具備する。
【0028】(4)前述する(3)に記載のX線断層撮
影装置において、前記反復手段は前記閾値の大小に応じ
て演算の反復を終了させる手段を具備する。
【0029】(5)前述する(2)ないし(4)のいず
れかに記載のX線断層撮影装置において、前記反復手段
は、前記推定像を操作者に提示する手段と、該提示され
る推定像を操作者が観察して、該操作者が終了と認めた
ときに反復操作を終了させる手段とを具備する。
【0030】(6)前述する(2)ないし(5)のいず
れかに記載のX線断層撮影装置において、前記再投影演
算手段は、前記閾値に基づいて、前記3次元再構成像を
閾値処理し、該閾値処理像を前回の反復時に求めた抽出
像に加算し、該加算によって得られた像を抽出像とする
画像処理手段と、該画像処理手段により得られた抽出像
を再投影して投影像を求める再投影演算手段と、該再投
影演算手段により求めた投影像と2次元X線撮像手段に
より得られた投影像との差分を計算し、得られた像を差
分投影像とする差分演算手段とを具備する。
【0031】(7)前述する(6)に記載のX線断層撮
影装置において、前記再投影演算手段は、前記2次元X
線撮像手段の撮像面上における回転方向にu軸を、回転
中心軸に平行な方向にv軸をとり、前記回転手段の回転
中心軸をZ軸、前記2次元X線撮像手段の描く回転面上
にz軸との交点を原点とすると共に互いに直交する軸を
x軸およびy軸をとし、前記X線源と回転中心軸との距
離をSOD、前記X線源と前記2次元X線撮像手段との
距離をSID、前記抽出像をfv(x,y,z)、投影
角aに対する投影像をPv(a,u,v)としたとき
に、前記投影像を式(1)によって計算する。
【0032】
【数2】
【0033】前述した(1)〜(7)の手段によれば、
まず、2次元X線撮像手段で撮像した投影像から再構成
演算手段が3次元再構成像を生成し、最大値検出手段が
3次元再構成像のCT値の最大値を求めると共に、この
最大値に基づいて閾値計算手段がCT値の閾値を決定す
る。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、本発明について、発明の実
施の形態(実施例)とともに図面を参照して詳細に説明
する。
【0035】なお、発明の実施の形態を説明するための
全図において、同一機能を有するものは同一符号を付
け、その繰り返しの説明は省略する。
【0036】図1は本発明の一実施の形態のX線断層撮
影装置の概略構成を示すブロック図であり、1は計測
部、2は画像処理部、10は記憶手段、11は前処理手
段、12は対数変換手段、13は再構成演算部(反復再
構成演算手段)、14は画像化手段、20aは初期推定
像演算手段、20bは初期差分投影像演算手段、21は
フィルタ補正手段、22は逆投影演算手段(再構成演算
手段)、23は推定像演算手段、24は再投影演算部、
25は血管抽出像計算手段(抽出像演算手段)、26は
再投影演算手段、27は差分投影像計算手段を示す。
【0037】また、図2は計測部1の概略構成を示すブ
ロック図であり、3は走査駆動部(回転手段)、4はX
線源、5は2次元検出器(2次元撮像手段)、6は被検
体、7はX線焦点、8はX線ビーム(X線)、9は回転
中心軸、17はカテーテル、18は造影剤注入器、19
は心電図記録計を示す。
【0038】なお、図1に示す本実施の形態のX線断層
撮影装置において、計測部1および記憶手段10を除
く、各処理部、演算部および手段は、周知の情報処理装
置で実行されるプログラムによって実現される。
【0039】図1において、計測部1は後述する図2に
示す周知の計測部である。
【0040】画像処理部2は記憶手段10、前処理手段
11、対数変換手段12、再構成演算部13、画像化手
段14、初期推定像演算手段20a、初期差分投影像演
算手段20b、フィルタ補正手段21、逆投影演算手段
22、推定像演算手段23、再投影演算部24、血管抽
出像計算手段25、再投影演算手段26および差分投影
像計算手段27からなり、計測部1で撮像されたX線像
(X線投影像もしくは投影像)に後述する所定の処理を
行う。
【0041】記憶手段10は、たとえば、半導体メモ
リ、磁気ディスク装置、光ディスク装置、テープ装置等
の周知の記憶装置であり、計測部1で撮像したX線像の
デジタル情報(透過X線強度データ)を格納する。
【0042】ただし、記憶手段10には、被検体6を置
かずに撮像したX線像と、被検体6に造影剤を注入しな
がら撮像したX線像との透過X線強度データが別々に格
納されている。
【0043】なお、本実施の形態においては、被検体6
を置かずに撮像したX線像をエア像、被検体6に造影剤
を注入しながら撮像したX線像をライブ像と呼び、それ
ぞれのデータを後述する(a,u,v)座標系を用い
て、Iair(a,u,v)、Ilive(a,u,
v)と記す。
【0044】また、ライブ像の撮像の際、造影剤を注入
せずに(ただし、造影剤以外の撮像条件は同一にして)
撮像したX線像(マスク像と呼ぶことにする)を、エア
像の代わりに用いても良い。
【0045】エア像の代わりにマスク像を用いた場合、
さらに鮮明な造影血管像の描出が可能である。
【0046】前処理手段11は、記憶手段10に格納さ
れる透過X線強度データを順次読み出し、各X線像の透
過X線強度データごとに暗電流バイアス、感度むら、画
像歪み補正等の補正を行い、補正後のX線像のデータを
対数変換手段12に出力する。
【0047】対数変換手段12は、ライブ像とエア像と
から再構成演算部13で行う画像の再構成に必要となる
各投影角ごとの初期投影像を作成するための手段であ
り、ライブ像とエア像とのデータの対数差分を計算する
ことにより、初期投影像を作成する。
【0048】なお、初期投影像は後述する座標系(a,
u,v)を用いて、P0(a,u,v)と表す。
【0049】すなわち、初期投影像P0(a,u,v)
は、ライブ像のデータとエア像のデータとの対数を計算
した後、その差分をとることにより計算されるので、下
記に示す式(2)となる。
【0050】 P0 (a,u,v)=log(Iair(a,u,v))-log(Ilive(a,u,v)) ・・・・・(2) ただし、式(2)において、log(x)はxの自然対
数を示す。
【0051】再構成演算部13は、初期推定像演算手段
20a、初期差分投影像演算手段20b、フィルタ補正
手段21、逆投影演算手段22、推定像演算手段23、
血管抽出像計算手段25、再投影演算手段26および差
分投影像計算手段27からなり、対数変換手段12から
出力される画像データに後述する所定の処理を行うこと
により、3次元再構成像のデータを生成する。
【0052】初期推定像演算手段20aは、前述する文
献(1)に記載するFeldkampのコーンビーム再
構成演算法に基づいて、対数変換手段12で計算した初
期投影像から被検体6のX線吸収分布を再構成する。
【0053】ただし、本願明細書においては、初期投影
像から再構成した被検体6のX線吸収分布を後述する座
標系(x,y,z)を用いて、f0(x,y,z)と表
し、初期推定像と呼ぶ。なお、詳細な手順については後
述する。
【0054】初期差分投影像演算手段20bは、後述す
る閾値処理および再投影演算によって得られる血管投影
像と前述する初期投影像との差分を計算する手段であ
り、このとき得られた像を初期差分投影像と呼び、後述
する座標系(a,u,v)を用いてPs(a,u,v)
と表す。
【0055】フィルタ補正手段21は、周知のShep
p−Logan filter等の補正フィルタ(h
(u)で表す)によって、初期差分投影像および差分投
影像計算手段27で計算された投影像に補正処理を行う
ブロックであり、補正後の像をフィルタ補正投影像と呼
ぶ。
【0056】逆投影演算手段22は、周知の逆投影演算
を行うブロックであり、たとえば、周知のフィルタ補正
逆投影法を用いることにより、投影像から3次元再構成
像を再構成する。
【0057】推定像演算手段23は、逆投影演算手段2
2で得られる差分推定像と血管抽出像との3次元再構成
像の和を計算することにより、推定像を得るためのブロ
ックである。
【0058】また、この推定像演算手段23は、入力さ
れる差分推定像の最大値およびその閾値を決定する。な
お、推定像は後述する座標系(x,y,z)を用いて、
fest(x,y,z)と表すものとする。
【0059】さらには、後述するように、内部処理とし
て、画像のCT値の最大値を求める処理(最大値検出手
段)、CT値の最大値に基づいて閾値を決定する閾値決
定処理(閾値計算手段)、および、推定像に血管抽出像
(抽出像)を加算し推定像とする処理(画像加算手段)
を有する。
【0060】再投影演算部24は、血管抽出像計算手段
25、再投影演算手段26および差分投影像計算手段2
7からなり、推定像演算手段23で計算した推定像から
差分投影像を計算する。
【0061】血管抽出像計算手段25は、推定像演算手
段23で計算した推定像に対して、後述する閾値処理を
行うブロックであり、血管像の抽出を行った血管抽出像
を作成する。
【0062】再投影演算手段26は、血管抽出像に対し
て後述する再投影演算を行うことにより、3次元再構成
像を投影像に変換する。
【0063】差分投影像計算手段27は、再投影演算手
段26で計算された投影像と初期投影像との差分を計算
するブロックである。
【0064】図3はX線断層撮影装置における計測系の
幾何学的な構成を説明するための図であり、15は投影
面、16はミッドプレーン、SIDはX線焦点7と投影
面15との間の距離、SODはX線焦点7と回転中心9
との間の距離、vはv軸、uはu軸、zはz軸(回転中
心9)、xはx軸、yはy軸、aは投影角を示す。
【0065】図3において、投影面15は2次元検出器
5の代わりに、その位置においた仮想的な2次元平面で
ある。
【0066】ミッドプレーン16は、回転中心9を中心
に回転するときのX線焦点7の描く回転軌道平面であ
る。
【0067】u軸は投影面15とミッドプレーン16と
が交差するときに描く交線を示し、v軸は投影面15上
に設けられると共に、u軸が2次元検出器5の描く移動
軌跡と接する点で交わると共に、u軸と直交する。
【0068】したがって、投影面上の位置はuv座標で
表すことができる。
【0069】x軸,y軸は互いに直交する軸であると共
に、ミッドプレーン16上に任意に設けられた軸であ
り、z軸と直交する。
【0070】投影角aは、X線焦点7とuv座標の原点
とを結ぶ直線がx軸となす角度を示す。したがって、2
次元検出器5で撮像されたX線像を投影角aおよびuv
座標を用いた座標系(a,u,v)を用いて表現でき
る。
【0071】次に、図4に本実施の形態のX線断層撮影
装置の前処理手段および対数変換手段の動作を説明する
ための図を、図5に初期推定像演算手段および初期差分
投影像演算手段の動作を説明するための図を、図6にフ
ィルタ補正手段、逆投影演算手段、推定像演算手段およ
び再投影演算部の動作を説明するための図を示し、以
下、図4〜6に基づいて、本実施の形態のX線断層撮影
装置の動作を説明する。
【0072】まず、操作者は被検体6の所望の血管に接
続されるカテーテル17を介して、造影剤注入器18で
造影剤を注入し、X線源4からコーンビーム状のX線ビ
ーム8を放射し、走査駆動部3を1回転させ、投影角a
ごとのX線像を2次元検出器5で撮像する。
【0073】このとき、操作者はX線像の撮像と同時に
心電図記録計19を用いて心拍を記録し、その記録結果
(心電図のグラフ)より心拍の位相が同一である部分を
特定し、同時刻に撮像されたX線像のみをライブ像とし
て、記憶手段10に格納する。
【0074】さらには、必要であればこのX線像に画像
歪み補正等を施し、これをライブ像Ilive(a,
u,v)とする。
【0075】次に、操作者は被検体6を置かずに、予め
設定される投影角a毎のX線像をX線源4の全周分にわ
たり撮像する。なお、撮像したX線像はデジタル信号
(透過X線データ)に変換され、エア像として記憶手段
に格納される。
【0076】また、本実施の形態では、エア像の撮像を
ライブ像の撮像の後に行う構成としたが、これに限定さ
れるわけではなく、ライブ像の撮像の前に行ってもよい
ことは言うまでもない。
【0077】さらには、一度撮像したエア像を繰り返し
使用してもよいが、エア像を撮像したときの条件と、ラ
イブ像を撮像したときの条件とが同一であることが望ま
しいことは言うまでもない。
【0078】また、ライブ像の撮像の際、造影剤を注入
せずに(ただし、造影剤以外の撮像条件は同一にして)
撮像したX線像(マスク像と呼ぶことにする)を、エア
像の代わりに用いても良い。
【0079】エア像の代わりにマスク像を用いた場合、
さらに鮮明な造影血管像の抽出が可能である。
【0080】次に、前処理手段11が記憶手段10に格
納されるライブ像およびエア像を読み出し、各X線像に
画像補正処理を行う。
【0081】画像補正処理が終了したライブ像およびエ
ア像に対しては、対数変換手段12が、まず、各X線像
ごとに対数を計算し(ステップ401,402)、次
に、同一の投影角のX線像ごとに、前述する式(2)に
したがいその差分を計算し、初期投影像P0(a,u,
v)とする(ステップ403)。
【0082】次に、初期投影像P0(a,u,v)は、
初期推定像演算手段20aにおいて、文献(1)に記載
されるFeldkampのコーンビーム再構成演算法に
よって、被検体のX線吸収係数分布を表す初期推定像f
0(x,y,z)に再構成される。
【0083】このときの処理は図5に示すように、ま
ず、初期投影像P0(a,u,v)をShepp−Lo
gan filter等の補正フィルタh(u)によっ
て補正し、下記に示す式(3)を用いて計算し初期フィ
ルタ補正投影像Q0(a,u,v)を求める(ステップ
501,502,503)。
【0084】
【数3】
【0085】このとき、FFT{}、iFFT{}はそ
れぞれuに関するフーリエ変換およびフーリエ逆変換を
表しており、本実施の形態では離散データの変換である
ので、高速フーリエ変換(fast Fourier
transform)アルゴリズムを用いる。
【0086】次に、逆投影演算によって、初期フィルタ
補正投影像Q0(a,u,v)から被検体6のX線吸収
係数分布である初期推定像f0(x,y,z)を求め
る。
【0087】このとき、投影角aにおいて、点(x,
y,z)に対して逆投影すべき点(u’,v’)を点
(x,y,z)の逆投影座標とした場合には、逆投影演
算では、まず、投影角aにおいて、点(x,y,z)に
対して逆投影すべき逆投影座標(u’,v’)を下記の
式(4)によって計算する(ステップ504)。
【0088】
【数4】
【0089】なお、逆投影座標は被検体6や撮影条件に
はよらず、計測部1の幾何学的な構成によってのみ決ま
る。
【0090】したがって、逆投影座標の計算結果は、後
記の反復過程における逆投影演算において共有でき、本
実施の形態においては、投影角0度の場合の点(x,
y,z)に対する逆投影座標を計算機のメモリ上に保管
し、反復過程における逆投影演算においては、投影角a
での点(x,y,z)に対して、投影角0度での点(x
cos(a)+ysin(a),−xsin(a)+y
cos(a),z)を対応させることで、投影角0度の
場合の逆投影座標より投影角aでの逆投影座標を決定す
る。
【0091】他の方法としては、すべてのa,x,y,
zに対して、逆投影座標(u’,v’)を一度計算して
おき、これをハードディスクなどの大規模記憶手段に保
管し、毎回の再構成演算に利用してもよい。
【0092】次に、初期推定像f0(x,y,z)は、
下記に示す式(5)に従って逆投影演算を行う(ステッ
プ505)。
【0093】この場合、具体的には再構成像は離散デー
タの集合であるため各離散点の位置に対応する(x,
y,z)に対して、式(5)に従って逆投影演算を行
う。
【0094】
【数5】
【0095】次に、初期差分投影像演算手段20bで
は、まず、初期推定像f0(x,y,z)のCT値の最
大値Max[f0(x,y,z)]を求める(ステップ
506)。
【0096】このとき、造影剤の注入された心臓血管
は、X線吸収係数値が他の部位に対して高いので、最大
値Max[f0(x,y,z)]の近傍の値を持つ初期
推定像の再構成点は血管部であると判断できる。
【0097】したがって、最大値Max[f0(x,
y,z)]に対して0以上1以下の値を持つ重み係数α
を乗じたものを閾値として定め、この閾値を用いて閾値
処理を行う。
【0098】なお、本実施の形態における閾値処理と
は、閾値以上の値を持つ再構成点の値を保存し、それ以
外の再構成点の値を0にする処理を指す。また、血管部
のみの抽出を行うためには、重み係数αの値は適切に調
節されなければならないが、心臓血管の場合には具体的
には0.8から0.9程度の値を用いることで閾値を決
定する(ステップ506)。
【0099】このように、決められた閾値より、下記の
式(6)に従って初期推定像f0(x,y,z)に対す
る閾値処理を行い、血管抽出像fv(x,y,z)を抽
出する(ステップ507)。
【0100】
【数6】
【0101】ただし、式(6)において、Thredは
閾値処理を行う関数を示している。
【0102】次に血管抽出像fv(x,y,z)のX線
断層撮影装置における投影像を求めるため、下記の式
(7)にしたがい再投影演算を行う(ステップ50
8)。
【0103】
【数7】
【0104】このときの投影角aは初期投影像を得た投
影角と同一の投影角となり、投影像Pv(a,u,v)
(以下、血管投影像と呼ぶ)は、被検体6が血管抽出像
fv(x,y,z)のみである場合の投影像となる。
【0105】すなわち、投影角aでの投影面15上の点
(a,u,v)、および、投影角aでのX線焦点7の位
置(−SODcos(a),−SODsin(a),
0)との間に直線(式(7)のL(a,u,v)で表さ
れる直線)を引き、この直線上に存在する血管抽出像f
v(x,y,z)の和によって血管投影像を得る。
【0106】また、現実には投影像は離散データである
ため、本実施の形態では、血管投影像は投影像を構成す
る各要素毎にまとめた離散データとして取り扱うものと
する。
【0107】ステップ508で得られる血管投影像Pv
(a,u,v)と対数変換手段12で得られる初期投影
像P0(a,u,v)との差分を、下記の式(8)によ
って計算することにより、差分投影像Ps(a,u,
v)が得られる(ステップ509)。
【0108】すなわち、投影像は離散データであるた
め、各要素ごとの差を計算することで差分投影像は得ら
れる。
【0109】
【数8】
【0110】次に、差分投影像Ps(a,u,v)は、
血管抽出像fv(x,y,z)を含まない被検体6の投
影像となるので、図6に示すように、差分投影像Ps
(a,u,v)に対して前述するステップ501〜50
3に示す処理と同じ処理である下記の式(9)のフィル
タ補正処理と(ステップ601〜603)、ステップ5
05に示す処理と同じ処理である下記の式(10)の逆
投影演算処理とを行い(ステップ604,605)、差
分投影像に対する再構成を行なうことにより、差分推定
像fs(x,y,z)が得られる。
【0111】
【数9】
【0112】この差分推定像fs(x,y,z)は、血
管抽出像fv(x,y,z)を取り除いた被検体6の投
影像からの再構成像であるので、血管抽出像fv(x,
y,z)の存在により生じていた血管を中心とした放射
線状のアーチファクトは低減されることになる。
【0113】したがって、この差分推定像fs(x,
y,z)と血管抽出像fv(x,y,z)との和をとる
ことによって、アーチファクトの低減された心臓血管の
推定像として、下記の式(11)で表される推定像fe
st(x,y,z)を得ることができる(ステップ60
6)。
【0114】
【数10】
【0115】さらに反復して前述する処理を行うため
に、本実施の形態では差分推定像fs(x,y,z)に
対して、ステップ506,507で行ったのと同様の手
順で、推定像演算手段23がこの差分推定像のCT値の
最大値の検出および閾値の決定を行った後(ステップ6
07)、血管抽出像計算手段25がこの閾値に基づいた
閾値処理を行い、差分血管像fsv(x,y,z)を計
算する(ステップ608)。
【0116】このとき、差分推定像fs(x,y,z)
に対する閾値は、初期推定像に対する閾値と比較して減
少しているので、差分血管像では新たな血管が抽出され
ることになる。
【0117】次に、この結果を用いて、血管抽出像計算
手段25は下記の式(12)にしたがって血管抽出像f
v(x,y,z)を更新し、新たな血管抽出像fv’
(x,y,z)を得る(ステップ609)。
【0118】
【数11】
【0119】前述するように、血管抽出像計算手段25
によって更新された血管抽出像fv’(x,y,z)に
対して、再投影像演算手段26が、再度、ステップ50
8と同一処理内容の再投影演算を行うことにより、血管
投影像Pv’(a,u,v)を得ることができる(ステ
ップ610)。
【0120】次に、差分投影像計算手段27が、この血
管投影像Pv’(a,u,v)と初期投影像P0(a,
u,v)との差分を下記の式(13)に基づいて計算し
(ステップ611)、得られた差分投影像Ps’(a,
u,v)をフィルタ補正手段21の入力とし、再び、前
述するステップ601〜607の処理を行うことによ
り、次に反復における推定像fest’(x,y,z)
を計算により、得ることができる。
【0121】Ps'(a,u,v)=P0(a,u,v)-Pv'(a,u,v) ・・
・・・(13)前述する反復終了の条件、すなわち、ス
テップ606で得られた推定像に対して再びステップ6
08の閾値処理を行うか否かの判定は、ステップ605
で得られる差分推定像fs(x,y,z)に対する閾値
が、先験的に得られる造影剤の注入された血管のX線吸
収係数と比較して小さいか否かをステップ612で行う
構成となっており、本実施の形態においては、小さい場
合に反復を終了する。
【0122】なお、本実施の形態において、心臓血管の
関心領域の抽出された結果を作業者が確認しながら画像
処理を行い、作業者からの指示に基づいて、前述する反
復処理を終了してもよいことは言うまでもない。
【0123】ただし、この場合には、ステップ推定像演
算手段23のステップ612に、作業者の指示で反復処
理を終了させるための判断を行う処理が必要となる。
【0124】以上のようにして得られた推定像を3次元
再構成像として画像化手段14において画像化し、図示
しない表示装置に表示させる。
【0125】さらには、たとえば、図示しない磁気ディ
スク装置等の記憶装置に格納、あるいは、図示しない通
信回線で他の情報処理装置等に転送してもよい。
【0126】この時の推定像は、被検体6の造影血管と
背景とを分離して再構成したものと同等であるので、造
影血管による誤放射線状のアーチファクトを除去するこ
とができ、細かな血管の分岐等も抽出することができ
る。
【0127】以上説明したように、本実施の形態のX線
断層撮影装置では、まず、同一の投影角のエア像とライ
ブ像との対数差分を対数変換手段12で計算することに
よって、初期投影像を得る。
【0128】次に、以下に示す処理を反復的に繰り返
し、血管像の推定を行う。
【0129】(a)初期投影像に対し、初期推定像演算
手段20aがフィルタ補正処理、逆投影演算処理を行う
ことで再構成処理を行ない、初期推定像を計算する。
【0130】(b)初期推定像の最大値から閾値を決定
する。
【0131】(c)初期推定像に対して、前記(b)で
決定した閾値を用いた閾値処理を行い、画素値の高い部
分を抽出した血管抽出像を作成する。
【0132】(d)血管抽出像を再投影し、得られた血
管投影像と初期投影像との差分投影像を求める。
【0133】(e)差分投影像に対し、フィルタ補正処
理、逆投影演算処理を行うことで再構成処理を行ない、
差分推定像を得る。
【0134】(f)前記(e)で得られた差分推定像の
最大値より閾値を決定する。
【0135】(g)血管抽出像と差分推定像との和を、
その反復回における推定像とする。
【0136】(h)差分推定像に対して、前記(f)で
得られた閾値を用いて閾値処理を行い、画素値の高い部
分を抽出した差分血管抽出像を得る。さらに血管抽出像
に対し差分血管抽出像を加え、その結果を新たな血管抽
出像とする。
【0137】(i)前記(f)で得られた閾値が先験的
に得られる造影剤の注入された血管のX線吸収係数と比
較して小さい場合には、この推定像を最終の3次元再構
成像として、反復処理を終了し、画像化手段14で画像
化処理を行い、図示しない表示手段に表示する。一方、
小さくない場合には、前記(d)に戻る。
【0138】このように、前記(d)〜(h)に示す処
理を繰り返すことにより、血管抽出を行う処理が複数回
行うことができると共に、血管部分を抽出する時の判定
基準である閾値を計算された推定像に基づいて変動させ
ることができるので、造影血管による誤放射線状のアー
チファクトを除去することができる。
【0139】また、造影血管による誤放射線状のアーチ
ファクトを除去することができるので、細かな血管の分
岐等も抽出することができる。
【0140】以上、本発明者によってなされた発明を、
前記発明の実施の形態に基づき具体的に説明したが、本
発明は、前記発明の実施の形態に限定されるものではな
く、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能で
あることは勿論である。
【0141】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記の通りである。
【0142】少ない投影データからアーチファクトの生
じない3次元再構成像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態のX線断層撮影装置の概
略構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態のX線断層撮影装置の計測
部の概略構成を示すブロック図である。
【図3】X線断層撮影装置における計測系の幾何学的な
構成を説明するための図である。
【図4】本実施の形態のX線断層撮影装置の前処理手段
および対数変換手段の動作を説明するための図である。
【図5】初期推定像演算手段および初期差分投影像演算
手段の動作を説明するための図である。
【図6】フィルタ補正手段、逆投影演算手段、推定像演
算手段および再投影演算部の動作を説明するための図で
ある。
【図7】従来のX線断層撮影装置の概略構成を示すブロ
ック図である。
【図8】従来のX線断層撮影装置の計測部の概略構成を
示すブロック図である。
【符号の説明】
1…計測部、2,701…画像処理部、3…走査駆動
部、4…X線源、5…2次元X線検出器、6…被検体、
7…X線焦点、8…コーンビーム状X線、9…回転中心
軸、10…記憶手段、11…前処理手段、12…対数変
換手段、13,702…再構成演算部、14…画像化手
段、15…投影面、16…ミッドプレーン、17…カテ
ーテル、18…造影剤注入器、19…心電図記録計、2
0a…初期推定像演算手段、20b…初期差分投影像演
算手段、21,703…フィルタ補正手段、22…逆投
影演算手段、23…推定像演算手段、24…再投影演算
部、25…血管抽出像計算手段、26…再投影演算手
段、27…差分投影像計算手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山口 雅浩 神奈川県横浜市青葉区たちばな台2−11− 2 ツインコートたちばな台E−309 (72)発明者 小尾 高史 東京都立川市羽衣町3−7−13

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コーンビーム状にX線を照射するX線源
    と、該X線源に対向して配置され、被検体をX線で撮像
    する2次元X線撮像手段と、前記X線源と前記2次元X
    線撮像手段とを被検体の周囲に回転させる回転手段とを
    具備し、前記回転手段を回転させながら前記2次元X線
    撮像手段が撮像した投影像から3次元再構成像の生成を
    行うX線断層撮影装置であって、 前記投影像から3次元再構成像を再構成する反復再構成
    演算手段を具備することを特徴とするX線断層撮影装
    置。
  2. 【請求項2】 前記反復再構成演算手段は、投影像から
    3次元再構成像を求める再構成演算手段と、前記3次元
    再構成像から推定像を求める推定像演算手段と、前記3
    次元再構成像から投影像を求める再投影演算手段と、前
    記再構成演算手段,推定像演算手段および再投影演算手
    段による演算を反復して実行させる反復手段とを具備す
    ることを特徴とする請求項1に記載のX線断層撮影装
    置。
  3. 【請求項3】 前記推定像演算手段は、前記3次元再構
    成像のCT値の最大値を求める最大値検出手段と、前記
    最大値に応じた閾値を計算する閾値計算手段と、 前記推定像から前記閾値以上もしくは前記閾値以下のC
    T値の部分を抽出し抽出像とする抽出像演算手段と、前
    記3次元再構成像と前回の反復再構成演算により求めた
    抽出像とを加算し推定像とする画像加算手段とを具備す
    ることを特徴とする請求項2に記載のX線断層撮影装
    置。
  4. 【請求項4】 前記反復手段は、前記閾値の大小に応じ
    て演算の反復を終了させる手段を具備することを特徴と
    する請求項3に記載のX線断層撮影装置。
  5. 【請求項5】 前記反復手段は、前記推定像を操作者に
    提示する手段と、該提示される推定像を操作者が観察し
    て、該操作者が終了と認めたときに反復操作を終了させ
    る手段とを具備することを特徴とする請求項2ないし4
    のいずれか1項に記載のX線断層撮影装置。
  6. 【請求項6】 前記再投影演算手段は、前記閾値に基づ
    いて、前記3次元再構成像を閾値処理し、該閾値処理像
    を前回の反復時に求めた抽出像に加算し、該加算によっ
    て得られた像を抽出像とする画像処理手段と、該画像処
    理手段により得られた抽出像を再投影して投影像を求め
    る再投影演算手段と、該再投影演算手段により求めた投
    影像と2次元X線撮像手段により得られた投影像との差
    分を計算し、得られた像を差分投影像とする差分演算手
    段とを具備することを特徴とする請求項2ないし5のい
    ずれか1項に記載のX線断層撮影装置。
  7. 【請求項7】 前記再投影演算手段は、前記2次元X線
    撮像手段の撮像面上における回転方向にu軸を、回転中
    心軸に平行な方向にv軸をとり、前記回転手段の回転中
    心軸をZ軸、前記2次元X線撮像手段の描く回転面上に
    z軸との交点を原点とすると共に互いに直交する軸をx
    軸およびy軸をとし、前記X線源と回転中心軸との距離
    をSOD、前記X線源と前記2次元X線撮像手段との距
    離をSID、前記抽出像をfv(x,y,z)、投影角
    aに対する投影像をPv(a,u,v)としたときに、
    前記投影像を式(1)によって計算することを特徴とす
    る請求項6に記載のX線断層撮像装置。 【数1】
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