JPH09252877A - 空調連結椅子 - Google Patents

空調連結椅子

Info

Publication number
JPH09252877A
JPH09252877A JP9326196A JP9326196A JPH09252877A JP H09252877 A JPH09252877 A JP H09252877A JP 9326196 A JP9326196 A JP 9326196A JP 9326196 A JP9326196 A JP 9326196A JP H09252877 A JPH09252877 A JP H09252877A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
chair
conditioning
floor
chamber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9326196A
Other languages
English (en)
Inventor
Arata Isozaki
新 磯崎
Ryokichi Yamazaki
良吉 山崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
I JIMUSHO KK
Kotobuki and Co Ltd
Original Assignee
I JIMUSHO KK
Kotobuki and Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by I JIMUSHO KK, Kotobuki and Co Ltd filed Critical I JIMUSHO KK
Priority to JP9326196A priority Critical patent/JPH09252877A/ja
Publication of JPH09252877A publication Critical patent/JPH09252877A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 床下から給気された室内空気を床下内に排気
する空調椅子において床面上に露出する供給管7及び排
気口をなくして外観を向上させる他、設置及び施工容易
な空調椅子を提供する。 【解決手段】 両側支脚付椅子体3R,3Lの各背凭れ
部10の背面側空気通路11に接続する共通チャンバー
16を背凭れ下部に内装すると共に該チャンバー内に給
気する供給管7を中央支脚20内に位置するように設
け、左右両側支脚21,22内に夫々排気管25を設け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、劇場或はホール
等に設置する空調連結椅子及び2連単位空調連結椅子に
関する。
【0002】
【従来の技術】椅子席の床下から供給される空調空気を
各椅子の一部を空気通路として室内に放出するようにし
た装置は公知である。本出願人は、複数連結椅子におい
て、各椅子の背凭れ内部に吹出口付シェルを設けて該シ
ェル同志を連接すると共に中央椅子のシェルを座部の直
下に設けた空調空気導入ダクトに連接し、該導入ダクト
の両側床面に吸込ダクトに連通する吸込口を固設した空
調用椅子を提供した(特願平6−300865)。この
多連空調椅子は空調機能については所期の効果を発揮す
るが、中央の導入ダクトに荷重を掛けないようにするた
め支持構造を頑丈にする必要がある他、立上がり導入ダ
クト自体が椅子巾と略同じになるので外見上の体裁がよ
くないものとなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、空調連結椅
子において、専用の補強支脚を設ける必要がない上、導
入ダクト及び排気口等を外部から視認できない体裁のよ
い空調連結椅子を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明空調連結椅子は、
両側に支脚を備え、隣接する背凭れ内部を連通する共通
チャンバーと、該チャンバーに接続し各背凭れ部上端に
開口する空気通路を備えた空調連結椅子において、前記
チャンバーはいずれかの支脚内を通って床下配管された
空調用ダクトに接続された通気導管に連結され、他の支
脚内には床下面に連通する通気口が設けられて構成され
るものであり、更に左右及び中央に3本の支脚を備えた
2連椅子において、背凭れ内部を連通する共通チャンバ
ーと、該チャンバーに接続し各背凭れ部上端に開口する
空気通路を備え、前記チャンバーは前記中央支脚内を通
って床下配管された空調用給気ダクトに接続された通気
導管に連結され、前記左右の各支脚内には床下面に連通
する通気口が設けられて構成されるものである。上記2
連椅子はこれを単位として必要な台数が横列連結され
る。本発明連結椅子を設置する床面上には給気用開口と
排気用開口が支脚間隔で設けられることになる。通気口
が形成される左右支脚の外側面を単板等によって閉塞
し、内側面を多孔又はスリット板で覆うことによって外
観上の体裁を一層よくすることができる。本発明空調椅
子においては空調空気を通気導管から供給することも通
気口から供給することも可能であり、冷暖房いずれにも
対応できる。
【0005】
【発明の実施の形態】以下は肘掛式2連空調椅子におい
て通気導管から給気し、通気口を排気口とする場合の例
である。図1に示すようにホール建物1内の各段床2上
に設置された空調椅子3には床下室4内に設置されたブ
ロワ5から給気ダクト6によって空調空気が供給され、
空調空気は各椅子の背凭れ部10内部を通って背凭れ部
上端からホール内に放出され、椅子脚部に設けた排気管
又は排気口(図示せず)から床下室4内に排気される。
本発明椅子は椅子体3R,3Lが2連一体として構成さ
れ、中央の肘掛部支脚20内に床下の給気ダクト6に接
続する通気導管としての供給管7が内設されると共に左
右の支脚21,22は排気管を備えている。床面2には
図2,図3に示す如く支脚間隔で接続ダクト挿通孔Aと
排気孔Bとが交互に穿設される。各椅子体の背凭れ部1
0内には公知の空調椅子と同様に吹出口12に開口する
空気通路11が形成され、その下端即ち背凭れ部下部内
にはチャンバー収容凹部13が設けられている。空気通
路11は背凭れ部材背面の偏平凹溝14と背面板15に
より形成されている。16は左右の椅子の各収容凹部1
3内に収容される合成樹脂成型体でなる共通チャンバー
であって、正面中央に供給管7と接続するノズル部17
が突設されると共に上面には各椅子体の空気通路に接続
する開口18R,18Lが穿設されている。19は取付
用フランジを兼ねる背面板である。チャンバーの各開口
18R,18Lと夫々に接続する空気通路11の間には
パッキン材が介装されるが図では省略されている。2
3,24は多孔板その他通気孔等を有する板材であって
排気は支脚内の排気口又は排気管25を通って床面排気
孔Bから放出される。なお左右支脚の外側面は閉塞され
ているのがよい。本発明において給気口となるダクト挿
通孔A及び排気孔Bは、図3に示す如く支脚設置位置内
であればどこに設けてもよく、またその大きさは同一で
ある必要はないから施工上も便利である。更にチャンバ
ーに連設されるノズル部17を図7の鎖線のように直下
に垂設することも可能であり、この場合も支脚カバー体
で覆われるので外部から視認されることはない。なお、
垂設するノズル部17aは蛇腹又は2重筒構造として伸
縮自在にしておくのがよい。
【0006】
【効果】上記した通り本発明空調椅子は、排気孔及びこ
れらに接続する管部材が支脚内に隠されているので通常
の椅子と同様の外観を呈する他、床面に穿設する給気孔
及び排気孔の施工も容易にできる利点がある。更に、共
通チャンバーに連設されるノズル部の位置を変更して
も、該部及びチャンバー背面が肘掛部材または支脚カバ
ー体によって覆われて外部から視認できないので体裁が
よい。
【図面の簡単な説明】
【図1】空調椅子への空調空気供給及び排気系の一例を
示す概念図。
【図2】本発明空調連結椅子の正面図。
【図3】床面上の支脚設置位置とダクト挿通孔及び排気
孔の位置を示す平面図。
【図4】背凭れ部の縦断面図。
【図5】チャンバーの上面図。
【図6】チャンバーの背面図。
【図7】図5のA−A線拡大断面図。
【符号の説明】
2 床面 3 空調椅子 6 給気ダクト 7 供給管 A 給気孔 B 排気孔 10 背凭れ部 11 空気通路 13 収容凹部 14 偏平凹溝 15 背面板 16 共通チャンバー 17 ノズル部 18 チャンバー開口 19 背面板 23,24 多孔通気板 25 排気管

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各椅子の両側に支脚を備え、隣接する背
    凭れ内部を連通する共通チャンバーと、該チャンバーに
    接続し各背凭れ部上端に開口する空気通路を備えた空調
    連結椅子において、前記チャンバーはいずれかの支脚内
    を通って床下配管された空調用ダクトに接続された通気
    導管に連結され、他の支脚内には床下面に連通する通気
    口が設けられてなる空調連結椅子。
  2. 【請求項2】 左右及び中央に3本の支脚を備えた2連
    椅子において、背凭れ内部を連通する共通チャンバーと
    該チャンバーに接続し各背凭れ部上端に開口する空気通
    路を備え、前記チャンバーは前記中央支脚内を通って床
    下配管された空調用ダクトに接続された通気導管に連結
    され、前記左右の各支脚内には床下面に連通する通気口
    が設けられてなる2連単位空調連結椅子。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の空調椅子において左右い
    ずれかの支脚が隣接する他の2連空調椅子の支脚を共用
    する空調連結椅子。
  4. 【請求項4】 左右支脚の外側面が閉塞され、内側面が
    多孔又はスリット板で覆われて床下内に通じる通気口が
    形成されてなる請求項2又は3記載の2連空調椅子。
JP9326196A 1996-03-22 1996-03-22 空調連結椅子 Pending JPH09252877A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9326196A JPH09252877A (ja) 1996-03-22 1996-03-22 空調連結椅子

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9326196A JPH09252877A (ja) 1996-03-22 1996-03-22 空調連結椅子

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09252877A true JPH09252877A (ja) 1997-09-30

Family

ID=14077552

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9326196A Pending JPH09252877A (ja) 1996-03-22 1996-03-22 空調連結椅子

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09252877A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012249962A (ja) * 2011-06-06 2012-12-20 Kotobuki Seating Co Ltd 空調椅子及び空調システム
JP2013158377A (ja) * 2012-02-02 2013-08-19 Kotobuki Seating Co Ltd 空調椅子
JP2014014477A (ja) * 2012-07-09 2014-01-30 Kotobuki Seating Co Ltd 空調椅子

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012249962A (ja) * 2011-06-06 2012-12-20 Kotobuki Seating Co Ltd 空調椅子及び空調システム
JP2013158377A (ja) * 2012-02-02 2013-08-19 Kotobuki Seating Co Ltd 空調椅子
JP2014014477A (ja) * 2012-07-09 2014-01-30 Kotobuki Seating Co Ltd 空調椅子

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9055820B2 (en) Air manifold for ventilated seat or bed
USRE47574E1 (en) Structure based fluid distribution system
US8672411B2 (en) Vehicle seat cushion with integrated ventilation
US7475464B2 (en) Climate controlled seat
JP3786701B2 (ja) 車両の椅子に通気する装置
US9061617B2 (en) Thin ventilated seat for a vehicle and items of furniture
US20080290702A1 (en) Ergonomically designed portable cooling seat
CN106488725A (zh) 具有一体式风机的流体分配插入件
JPH09252877A (ja) 空調連結椅子
JP2017019336A (ja) 乗物用シートの送風装置
JPH0482511A (ja) 自動車用シートの換気構造
JP5812698B2 (ja) 空調椅子及び空調システム
JPH0439618U (ja)
JPH0417063Y2 (ja)
JP4223845B2 (ja) 劇場用椅子
JP2004141210A (ja) 除湿機能付き着座装置
CN220884135U (zh) 座椅通风系统、座椅和车辆
JP3195885B2 (ja) 連結椅子およびその連結椅子に用いられる背凭れシェル
JPH0285636A (ja) パーソナル空調装置
JP2004245489A (ja) ファンコイルユニット
CN116587943A (zh) 通风座椅和车辆
KR200239944Y1 (ko) 자동차 시트용 방석
KR20230032423A (ko) 자동차용 시트에 장착되는 통풍 시스템
JPS63132228U (ja)
JPH0752250Y2 (ja) 間仕切り壁の構造