JPH09252777A - マウス肝癌細胞由来増殖因子 - Google Patents

マウス肝癌細胞由来増殖因子

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JPH09252777A
JPH09252777A JP8064001A JP6400196A JPH09252777A JP H09252777 A JPH09252777 A JP H09252777A JP 8064001 A JP8064001 A JP 8064001A JP 6400196 A JP6400196 A JP 6400196A JP H09252777 A JPH09252777 A JP H09252777A
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JP
Japan
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mouse
hdgf
amino acid
dna
growth factor
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JP8064001A
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English (en)
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Yoshitaka Izumoto
義隆 伊豆本
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】マウスHDGFをコードする遺伝子、該遺伝子
を持つ発現ベクター、該ベクターにより形質転換された
形質転換体を提供すること、および該形質転換体により
マウス肝癌由来培養細胞成長因子を生産する方法を提供
すること。 【解決手段】マウス睾丸組織より抽出した mRNAより
作製した cDNAライブラリーをヒトHDGFのDNA
をプローブとしてスクリーニングすることによりマウス
HDGF cDNAを取得した。この cDNAを用いて改
めてマウス各種臓器由来の mRNAを用いてノーザンブ
ロッティングを行い、単一バンドが睾丸で非常に強く検
出された。得られた遺伝子を発現ベクターに組み込んで
宿主細胞を形質転換し、その培養上清よりマウスHDG
Fを採取した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マウス肝癌細胞由
来増殖因子(マウスHepatoma-Derived GF 、マウスHD
GFと略記する)をコードする遺伝子、該遺伝子を含有
する発現ベクター、該発現ベクターにより宿主細胞を形
質転換して得られる形質転換体に関し、さらに該形質転
換体を用いたマウス肝癌細胞由来増殖因子の製造方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】ヒトHDGFはヒト肝癌由来培養細胞H
uH−7 {Nakabayashi, H., Taketa,K., Miyano, K.,
Yamane, T. and Sato, J. (1982) Cancer Res. 42, 385
8-3863.} の培養上清よりSwiss3T3細胞に対す
る増殖活性を持つ分画として粗精製された{Nakamura,
H., Kambe, H., Egawa, T., Kimura, Y., Ito, H., Hay
ashi, E., Yamamoto, H., Sato, J. and Kishimoto, S.
(1989), Clinica Chimica Acta 183, 273-284.}。
【0003】この粗精製の分画より分子量約25000
のタンパク質がヒトHDGFとして抽出され、そのN末
端アミノ酸配列が決定された(特開平6−220094
号公報参照)。
【0004】さらにその遺伝子がクローニングされ、組
み換え型のヒトHDGFが作製された(特開平6−34
3470号公報参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】マウスは遺伝子の機能
解明や病態のモデル動物として頻繁に使用されている動
物である。マウスを使って種々の実験を行うためには、
ヒトHDGFのマウスホモログ遺伝子(即ちマウスHD
GFの遺伝子)を取得することが必要である。
【0006】本発明の目的は、マウスHDGFをコード
する遺伝子、該遺伝子を持つ発現ベクター、該ベクター
により形質転換された形質転換体を提供すること、およ
び該形質転換体によりマウス肝癌由来培養細胞成長因子
を生産する方法を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願発明者らは、予備実
験の結果、マウスの各種臓器のうちで睾丸組織において
マウスHDGFが多量に発現していることを見いだし
た。
【0008】そこでマウス睾丸組織より抽出した mRN
Aより作製した cDNAライブラリーをヒトHDGFの
DNAをプローブとしてスクリーニングすることにより
マウスHDGF cDNAを取得した。この cDNAを用
いて改めてマウス各種臓器由来の mRNAを用いてノー
ザンブロッティングを行ったところ、約2500塩基対
(2.5kb)の単一バンドが睾丸で非常に強く検出さ
れ、その他の臓器でも普遍的に検出された。
【0009】さらに得られた遺伝子を発現ベクターに組
み込んで宿主細胞を形質転換し、その培養上清よりマウ
スHDGFを採取できることを見いだし、本発明を完成
するに至った。
【0010】すなわち、本発明によるマウス肝癌細胞由
来増殖因子は、配列番号1の配列表に示されるアミノ酸
配列を持ったマウス肝癌細胞由来増殖因子(マウスHD
GF)をコードするDNA塩基配列である。
【0011】上記マウスHDGFをコードする cDNA
は、好ましくは、配列番号2の配列表で示される塩基配
列を含むか、あるいはその一部で表されるものである。
【0012】本発明によるマウス肝癌細胞由来増殖因子
の1例は、配列番号2の配列表に示されるアミノ酸配列
の1位のメチオニン(Met) から237 位のロイシン(Leu)
までのペプチドをコードする塩基配列を含むものであ
る。
【0013】好適な実施態様においては、上記遺伝子は
配列番号2の配列表に示されるアミノ酸配列の2位のセ
リン(Ser) から237 位のロイシン(Leu) までのペプチド
をコードする塩基配列を含む。
【0014】別の好適な実施態様においては、上記遺伝
子は配列番号2のアミノ酸配列の4位のセリン(Ser) か
ら237 位のロイシン(Leu) までのペプチドをコードする
塩基配列を含む。
【0015】また、塩基配列については、本発明の好適
な実施態様においては、上記遺伝子は配列番号2の配列
表に示される塩基配列の1位のアデニン(A) から711 位
のグアニン(G) までの塩基配列を含む。
【0016】好適な実施態様においては、上記遺伝子は
配列番号2の配列表に示される塩基配列の4位のチミン
(T) から711 位のグアニン(G) までの塩基配列を含む。
【0017】好適な実施態様においては、上記遺伝子は
配列番号2の配列表に示される塩基配列の10位のチミン
(T) から711 位のグアニン(G) までの塩基配列を含む。
【0018】本発明によって、また、上記記載のDNA
塩基配列を大腸菌の宿主・ベクター系で用いられるベク
ターに組み込んだ組み替えDNA分子、この組み替えD
NA分子で形質転換された大腸菌、配列番号1の配列表
に示されるアミノ酸配列を有するタンパク質、配列番号
1の配列表に示されるアミノ酸配列のアミノ末端の1ア
ミノ酸を欠失したアミノ酸配列を有するタンパク質、配
列番号1の配列表に示されるアミノ酸配列のアミノ末端
の3アミノ酸を欠失したアミノ酸配列を有するタンパク
質、上記記載のDNA塩基配列を動物細胞の宿主・ベク
ター系で用いられるベクターに組み込んだ組み替えDN
A分子、この組み替えDNA分子で形質転換された動物
細胞が提供せられる。
【0019】さらに、本発明によって、こうして形質転
換された形質転換体を培養し、培養液から上記記載のタ
ンパク質を採取するタンパク質の製造方法が提供せられ
る。
【0020】好適な実施態様においては、上記遺伝子は
ヒト肝癌由来培養細胞HuH−7由来である。
【0021】本発明の発現ベクターは、上記遺伝子を含
有する。
【0022】本発明の形質転換体は、上記発現ベクター
により宿主細胞を形質転換させて得られる。
【0023】本発明のマウスHDGFの製造法は、上記
形質転換体を培養し、培養上清よりマウスHDGFを採
取する工程を包含する。
【0024】以下に本発明を工程の順に詳細に説明する (1) マウス睾丸 cDNAライブラリーの作成 mRNAを抽出するためには細胞を壊すと同時にRNa
seを含めたすべてのタンパク質を変性させてしまうよ
うな試薬を用いる方法、例えばフェノール法{Parish,
J. H. (1972). Principles and Practice of Experimen
ts with NucleicAcids . Halstead Press}、塩酸グアニ
ジン法{Cox, R. A. (1968). In Methodsin Enzymology,
12B (pp. 120).} 、またはチオシアン酸グアニジン法
{Chirgwin, J. M.et al (1979). Biochem., 18, 5294.}
などで臓器を処理することによって細胞内の全RNAを
抽出することができる。
【0025】次に抽出した全RNAをオリゴ(dT)−セフ
ァロースを用いたアフィニティークロマトグラフィー
{Aviv, H., & Leder, P. (1972). Proc. Natl. Acad.
Sci.(USA), 69, 1408 }を行うことにより mRNAを抽
出することができる。得られた睾丸 mRNAを鋳型とし
て、ギュブラーらの方法{Gubler, U. and Hoffman, B.
J. (1983) Gene 25, 263-269.}およびオカヤマらの方法
{Okayama, H. and Berg,P. (1982) Mol. Cell. Biol.
2, 161.}を利用して、 cDNAを合成し、アダプターラ
イゲーション法{Haymerle, H. and et al. (1986) Nuc
l. Acid. Res. 14,8615.} を用いて原核生物用のベクタ
ーDNAに組み込み、 cDNAライブラリーを作成す
る。
【0026】cDNAを組み込む方法としては、ホモポ
リマー法{Villa-Komaroff, L. andet al. (1978) Proc.
Natl. Acad. Sci.(USA) 75, 3727.}、リンカーライゲ
ーション法{Kurtz, D. T. and Nicodemus, C. F. (198
1) Gene 13, 145.}などがある。
【0027】使用する原核生物用のベクターはいかなる
ものでもよく、例えばプラスミドベクター、バクテリオ
ファージベクターなどが挙げられる。
【0028】具体的には、例えばpUC18, pUC118, pBlue
script, λgt10, λgt11などがある。 あるいは、すで
にある睾丸 mRNA由来の cDNAライブラリーの市販
品(例えば、Clontech社製)をそのまま使用してもよ
い。
【0029】(2) マウス睾丸 cDNAライブラリーのス
クリーニング (1) 項で得たマウス睾丸 cDNAライブラリーを、ヒト
肝癌細胞由来増殖因子(ヒトHepatoma-Derived GF 、ヒ
トHDGFと略記する)のDNAをスクリーニング用の
プローブとして用いて、プラークハイブリダイゼーショ
ン法あるいはコロニーハイブリダイゼーション法によ
り、スクリーニングを行う。
【0030】ハイブリダイゼーションは、例えば"Molec
ular Cloning 12,45-12,57"(Cold Spring Harbor Labor
atory Press (1989)) の方法により行うことができる。
【0031】その結果、マウスHDGFをコードする約
1.5kb の cDNA断片(Y26)を含むプラスミドpY
26を得ることができる。
【0032】(3) マウスHDGFの塩基配列の決定 Y26の塩基配列は、ジデオキシ法などの常法により決
定される。得られた全塩基配列を配列番号3の配列表に
示す。また得られた塩基配列のうちマウスHDGFをコ
ードしている部分を配列番号2の配列表に、推定される
アミノ酸配列を配列番号1の配列表に示す。
【0033】本発明は、この配列番号2の配列表に示さ
れる塩基配列1位の(A) から、あるいは10位の(T) か
ら始まる塩基配列を包含するが、その配列の一部が改変
されていても、その配列由来のポリペプチドがマウス肝
癌由来培養細胞成長因子の活性を有する場合には、該塩
基配列も本発明に包含される。
【0034】(4) マウスHDGFの mRNAの検出( ノ
ーザンブロッティング) マウスHDGFがどの臓器で発現しているかを確かめる
ためにマウス各種臓器より mRNAを抽出しノーザンブ
ロットを行った。
【0035】(1) 項で得られた mRNAを常法によりニ
トロセルロースメンブレンまたはナイロンメンブレンに
転写し、マウスHDGFのDNAをプローブとしてノー
ザンブロッティングに用いる。
【0036】またすでに mRNAをナイロンメンブレン
に転写した市販品(例えば、Clontech社製)をそのまま
使用してもよい。
【0037】マウスの、心臓、脳、脾臓、肺臓、肝臓、
筋肉、腎臓、睾丸を検査した結果、睾丸で最も多く mR
NAが発現していることが明らかになった(図1参
照)。
【0038】(5) 発現ベクターの構築 高等動物細胞を用いた組み替えタンパク質の発現系は、
天然に近い翻訳後修飾(posttranslational modificatio
n) が賦課されるなど、他の系では得がたい特徴を備え
ているために広く用いられている。
【0039】高等動物細胞へのDNAの導入は、モニタ
ーする時間の長さにより一過性発現法(transient expre
ssion)と安定形質発現法(stable transformation) とに
大別される。
【0040】本発明のHDGF cDNAは高い発現を期
待できる一過性発現法により発現させる。
【0041】これらは基本的にSV40複製起点配列を
含むベクターをCOS細胞を宿主として用いる方法であ
る{Gluzman, Y. (1987) Cell 23, 175.}。
【0042】一過性発現法には高い発現を得る目的にデ
ザインされたいくつかのベクター、例えばSRαプロモ
ーター( SV40およびHTLVI−LTRとの融合プ
ロモーター) を持ったpcDLSRα296ベクター{T
akebe, Y., Seiki, M., Fujisawa, J., Hoy, P., Yokot
a, K., Arai, K., Yoshida, M. and Arai, N. (1988)Mo
l. Cell. Biol. 8, 466-472.}、ヒトサイトメガロウイ
ルス極初期プロモーターを持ったCDM8ベクター{Seed,
B. (1987) Nature 329, 840-842.}、アデノウイルス主
要後期プロモーターを持ったp91023ベクター{Wong, G.
G., Witek, J. S., Temple, P. A., Wilkens, K. M., L
eary, A. C., Luxenberg, D. P., Jones,S. S., Brown,
E. L., Kay, R. M., Orr, E. C., Shoemaker, C., Gol
de, D. W., Kaufman, R. J., Hewick, R. M., Wang, E.
A. and Clark, S. C. (1985) Science 228, 810-815.}
などがある。
【0043】本発明の発現ベクターは、マウスHDGF
の cDNAをこれらのベクターDNAに導入することに
より得られる。
【0044】(6) 形質転換体の作成およびマウスHDG
Fの生産 本発明の形質転換体は、(5) 項の方法で構築された発現
ベクターを適当な宿主に導入(transfection)することに
より得られる。
【0045】宿主細胞としてはCOS 細胞が好適に用いら
れる。
【0046】細胞へのDNAの導入はリン酸カルシウム
法{Graham, F. L. and van der Eb,A. J. (1973) Virol
ogy 52, 456.; Chen, C. and Okayama, H. (1987) Mol.
Cell. Biol. 7, 2745-2752.}またはデアエデキストラ
ン法{McCutchan, J. H. andPagano, J. S. (1968) J. N
atl. Cancer Inst. 41, 351.; Warden, D. and Thorne,
H. V. (1968) }により行う。
【0047】マウスHDGFは上記の形質転換体を培養
し、その培養上精より回収することができる。形質転換
体は、例えば10%の子牛血清を含む培地中で培養され
る。
【0048】この培養温度は例えば37℃であり、培養
時間は例えば48時間である。
【0049】その後に形質転換体は、例えば血清を含ま
ない培地中で培養される。
【0050】この培養温度は例えば37℃であり、培養
時間は例えば24時間である。
【0051】その結果得られたHDGFを含む培養上清
は、例えば分子量1万以下をカットするメンブレンなど
既知の方法を用いて10倍程度に濃縮され、その増殖活
性が測定される。
【0052】マウスHDGFの増殖活性測定は、例えば
Swiss3T3細胞に対するDNA合成刺激をガンバ
リニ{Gambarini, A., G. and Aramerin, H., A. (1982)
J.Biol. Chem. 257, 9692-9697.}らの方法に従って、
放射性物質である 3H−チミジン(thymidine) の細胞へ
の取り込みを測定することによって行うことができる。
その増殖活性を測定した結果、形質転換体の培養上清中
にマウスHDGFの増殖活性が存在することが明らかと
なった(図3参照)。
【0053】
【発明の実施の形態】本発明を実施例によりさらに説明
する。
【0054】(工程1)マウス睾丸 cDNAライブラリ
ーのスクリーニング マウスHDGF cDNAを含むクローンを得るために、
マウス cDNAライブラリー(クローニングベクターと
してpYEUra3組み換え体プラスミド;Clontech社
製)を用いた。
【0055】この組み換え体プラスミドをふくむ大腸菌
約4万個を直径150mmのLB寒天培地(LB培地+
1.5%寒天)に撒き、37℃で一晩培養してコロニー
を形成させた。
【0056】これらのコロニーをナイロンメンブレンH
ybond N+ (アマシャム社製)に添付の説明書に
従って固定した。このようなメンブレンを10枚作成し
ハイブリダイゼーションに使用した。
【0057】プローブとしてはイズモトらにより報告さ
れた前記ヒトHDGF cDNA(YKT2)を用い、フ
ァインバーグ方法{Feinberg, A. P., & Vogelstein, B.
(1984). Anal. Biochem.(137), 266-267.} に基づい
た"Random Primer DNA Labeling Kit" (宝酒造社) を用
いて32P−dCTPで放射能ラベルした。
【0058】上記のコロニーを転写したナイロンメンブ
レンを、5倍濃度SSPE/5倍濃度デンハルツ溶液/
0.5%SDS/20mg/ml変性サケ精子DNA中
で、65℃で6時間プレハイブリダイゼーションした。
放射能ラベルしたプローブを100℃で5分間処理して
変性させ、このプレハイブリダイゼーション溶液に1×
105 〜1×106 cpm/mlになるように加え、6
5℃で20時間ハイブリダイゼーションした。
【0059】そののちにメンブレンを2倍濃度SSPE
/0.1%SDSで室温にて5分、2倍濃度SSPE/
0.1%SDSで65℃にて10分間ずつ2回、そして
1倍濃度SSPE/0.1%SDSで65℃にて15
分、順次洗浄し、X線フィルム(XAR-5,コダック(Koda
k) 製)に−80℃で12時間露光させた。
【0060】現像後、強い陽性のシグナルを与えたコロ
ニー20個を滅菌した爪楊枝で掻き取り、1mlのLB
培地によく懸濁した。
【0061】この懸濁液を適度に希釈し、組み換え体プ
ラスミドを含む大腸菌が約4万個になるように直径15
0mmのLB寒天培地(LB培地+1.5%寒天)に撒
き、37℃で一晩培養してコロニーを形成させた。
【0062】形成されたコロニーで再度上記のようにコ
ロニーハイブリダイゼーションを行い、単一コロニーか
らなる陽性クローンを得た。得られた陽性コロニーのう
ち14個がマウスHDGF cDNAに属するものであっ
た。
【0063】(工程2)塩基配列決定 陽性クローンのうち最も長いクローン(Y26)の塩基
配列を、合成プライマーを用い、ジデオキシ法に基づい
たシーケナーゼ・7−デアザ−ddGTP−シーケンシン
グキット(アマシャム社)により決定した。
【0064】得られた cDNAの全長の塩基配列、およ
び、その塩配列により翻訳されるポリペプチドのアミノ
酸配列を共に配列番号3の配列表に示す。
【0065】(工程3)マウスHDGFの mRNAの検
出 マウス各種臓器におけるマウスHDGF mRNAの発現
を見るために、すでにマウスの心臓、脳、脾臓、肺臓、
肝臓、筋肉、腎臓、睾丸由来の mRNAをナイロンメン
ブレンに固定化した市販品、マウスMTNブロット(ア
マシャム社製)を用いてハイブリダイゼーションを行っ
た。
【0066】ハイブリダイゼーッションの条件は添付の
説明書に従い、プローブとしてはマウスHDGFのアミ
ノ酸配列の94番目のトレオニンから240番目のロイ
シンに対応する441塩基対のDNA配列を選んだ。
【0067】この領域をPCR (Polymeraze chain rea
ction)で増幅するためにセンスプライマー(5'-ACAGTCAA
GGCCTCTGGCTACCAG-3')とアンチセンスプライマー(5'-CA
GGCTCTCATGATCTCTGACGCC-3')をDNA自動合成機(モデ
ル394、Applied Biosystems社製) により合成し、マ
ウスHDGF cDNA(Y26)を鋳型としてPCR反
応を行った。
【0068】1μgのプラスミドpY26をTE緩衝液
50μlに溶解させた。
【0069】この cDNA溶液5μlに、合成したセン
スプライマーおよびアンチセンスプラアイマーを各々1
00pmole添加し、さらに10μlの10倍濃度の
アンプリフィケーション溶液(500mM KCl, 100mM Tris
HCl pH8.3, 15mM MgCl2 , 0.1% (W/V)ゼラチン)および
16μlのdNTPs mixture(1.25mM dATP, 1.25mMdG
TP,1.25mM dCTP, 1.25mM dTTP) を添加し、水を加え、
さらに0.5μlのTaqDNAポリメラーゼ(5unit
s/μl、パーキンエルマーシータス社製) を加え、反
応液の容量を100μlとした。
【0070】この反応液を94℃で3分間置いて cDN
Aを変性させた。
【0071】さらにこれを94℃で1分間放置して変性
を行い、50℃で1分間放置してアニーリングを行い、
ついで72℃で2分間放置して伸張反応を行うという操
作を30回行った。
【0072】その後に72℃で2分間放置して伸張反応
を完成させた。
【0073】反応生成物を微量脱塩チューブ"Suprec-0
2" (宝酒造社)によって脱塩、濃縮した。
【0074】チューブのメンブレン上に残った反応産物
を20μlのTE緩衝液で回収した。
【0075】この反応生成物を0.5倍濃度のTBE緩
衝液中、1%低融点アガロース電気泳動により分離した
ところ、目的とする約441bpのバンドが得られた。
【0076】そこでこのバンドを切り取り、"Molecular
Cloning 6.28-6.29"(Cold SpringHoubor Laboratory P
ress 1989) に記載の方法に従って、5倍濃度のTBE
緩衝液中、電気的溶出によりDNAを回収した。
【0077】これにより約1μgのDNA断片を得、2
0μlのTE緩衝液に溶かした。
【0078】抽出したDNAをファインバーグ方法{Fei
nberg, A. P., & Vogelstein, B. (1984). Anal. Bioch
em.(137), 266-267.} に基づいた"Random Primer DNA L
abeling Kit"( 宝酒造社) を用いて32P−dCTPで放
射能ラベルしてプローブとした。
【0079】その結果、約2.5kb のバンドが普遍てきに
検出された。特に睾丸組織で最も多く発現していること
が明らかになった(図1参照)。
【0080】( 工程4) 発現ベクターの構築 Y26を動物細胞での発現用プラスミドpcDLSRα
296{Takebe, Y., Seiki, M., Fujisawa, J., Hoy,
P., Yokota, K., Arai, K., Yoshida, M. and Arai, N.
(1988) Mol. Cell. Biol. 8, 466-472.}のEcoRI 部位
に、図2の工程に従って、以下のように導入した。
【0081】プラスミドpY26を保持した大腸菌を"M
olecular Cloning 1.33-1.34,1.42-1.43" の方法に従っ
て大量に調整した。
【0082】得られたプラスミドDNA50μgを50
0μlの制限酵素EcoRI 緩衝液中、100units の制限
酵素EcoRI で37℃、2時間処理した。
【0083】この反応生成物を0.5倍濃度のTBE緩
衝液中、0.7%アガロース電気泳動により分離し、Y
26のバンドを切り取り、"Molecular Cloning 6.28-6.
29"(Cold Spring Houbor Laboratory Press 1989) に記
載の方法に従って、0.5倍濃度のTBE緩衝液中、電
気的溶出によりDNAを回収した。
【0084】これにより約15μgのDNA断片を得、
50μlのTE緩衝液に溶かした。
【0085】これとは別に、5μgの発現用プラスミド
ベクターpcDLSRα296を、50μlの制限酵素
EcoRI 緩衝液中、50units の制限酵素EcoRI (東洋紡
績社)で37℃、2時間処理し、常法によりフェノール
抽出、クロロホルム抽出、エタノール沈殿を行ってDN
Aを回収し、これを40μlのTE緩衝液に溶かした。
【0086】この制限酵素EcoRI 消化発現用プラスミド
ベクターpcDLSRα296の2μlと、先のY26/Ec
oRI 断片の2μlを20μlのT4ライゲース緩衝液中
で、10units のT4ライゲース(東洋紡績社)で、1
5℃、15時間処理することによってベクターとY26
を結合した。
【0087】得られた組み替えプラスミドはpSRαM
U5と命名した。
【0088】pSRαMU5はSRαと呼ばれる高い発
現効率を持つプロモーターを転写のドライブユニットと
して持ち、下流に組み込まれたマウスHDGF cDNA
をCOS−7細胞などを宿主として発現させることがで
きる。
【0089】(工程5)形質転換体の作成 チェン- オカヤマ(Chen-Okayama)の方法(Chen, C., Oka
yama, H. 1987. Mol.Cell. Biol., 7, 2745-2752.) に
従い、プラスミドpSRαMU5を用いて、COS−7
細胞の形質転換体を、以下のようにして作成した。
【0090】対数増殖期のCOS−7細胞を常法により
トリプシン処理し、10cm径のプレート中、10ml
の10%子牛血清( フローラボラトリー社) 、60μg/
mlのカナマイシン( 明治製菓社) を含むDME(Dulbe
cco's modified Eagle's) 培地中、5×105 Cell
となるように撒き、37℃、5%炭酸ガスで一夜培養し
た。28μgのプラスミドDNA(15μlTE緩衝液
中) を0.5mlの0.25M CaCl2 および0.
5mlの2倍濃度のBBS {50mM BES (N,N-bis [2-h
ydroxyethyl]-2-aminoethaesulfonic acid)/280mM NaCl
/1.5mM Na2HPO4, pH6.95}と混ぜ、室温に20分間置い
た。
【0091】この溶液を一滴ずつ培地に加え、プレート
をよく拡散させた後、5%の炭酸ガス濃度中、37℃で
16時間培養した。
【0092】そののちに培地を除き、COS−7細胞を
10mlのPBS緩衝液で2度洗い、10%子牛血清、
60μg/mlのカナマイシンを含むDME培地中、5
%の炭酸ガス濃度中、37℃の条件でもう一晩培養し
た。
【0093】細胞を常法によりトリプシン処理し、4倍
の倍率で希釈して、10%子牛血清、60μg/mlの
カナマイシンを含むDME中、5%の炭酸ガス濃度中、
37℃の条件で48時間培養した。
【0094】このようにして得た形質転換体をCOS
(pSRαMU5)と名付け、プラスミドpcDLSR
α296で同様にして形質転換したCOS細胞をCOS
(pcDLSRα296)と名付けた。
【0095】(工程6)マウスHDGFの生産 10%子牛血清、60μg/mlのカナマイシンを含む
DME培地で培養したCOS(pSRαMU5)とCO
S(pcDLSRα296)の培地を60μg/mlの
カナマイシンを含むDME培地で置換し、37℃、5%
炭酸ガスで24時間培養した。
【0096】このようなプレートを4枚使用して、集め
た合計40mlの培地をセントリカットミニ( 分子量カ
ット1万)(倉敷紡績社) で約10倍に濃縮した。
【0097】(工程7)マウスHDGFの増殖活性の測
定 得られたマウスHDGFの増殖活性の測定は、Swis
s3T3細胞に対するDNA合成刺激を測定することに
より行った。
【0098】Swiss3T3細胞に対するDNA合成
刺激はガンバリニ{Gambarini, A.,G. and Aramerin,
H., A. (1982) J. Biol. Chem. 257, 9692-9697.}らの
方法に従って、放射性物質である 3H−チミジン(thymi
dine) の細胞への取り込みを以下のように測定した。
【0099】Swiss3T3細胞を、底面25cm2
のフラスコで、10%子牛血清、60μg/mlのカナ
マイシンを含むDME培地、37℃、5%炭酸ガスで維
持した。
【0100】常法によりトリプシン処理し、96ウエル
のマルチウエルプレートに1ウエル当たり3×103
の細胞を分注し、200μlの10%子牛血清、60μ
g/mlのカナマイシンを含むDME培地で、37℃、
5%炭酸ガスで48時間培養した。
【0101】そののちに各ウエルの培地を150μlの
0.2%子牛血清、60μg/mlのカナマイシンを含
むDME培地で置換して、37℃、5%炭酸ガスで36
時間培養した。
【0102】この操作により細胞を血清飢餓の状態(ser
um-stavation) にすることができた。
【0103】各ウエルに20μlのHDGFサンプルを
加え、37℃、5%炭酸ガスで20時間培養することに
よってSwiss3T3細胞の増殖を刺激した。
【0104】そののちに0.5μCiの 3H−チミジンを
加え、37℃、5%炭酸ガスで4時間培養することによ
って、 3H−チミジンを細胞に取り込ませた。
【0105】細胞内のDNAに取り込まれた 3H−チミ
ジンはセルハーベスターによってグラスフィルター上に
細胞を集め、液体シンチレーションカウンターにて測定
した。その結果を図3に示す。
【0106】対照のCOS(pcDLSRα296)に
比べて本発明のCOS(pSRαMU5)より得られた
マウスHDGFのサンプルでは明らかに 3H−チミジン
の取り込みが増えており、増殖活性を確認することがで
きた。
【0107】よってpSRαMU5を有するCOS細胞
ではマウスHDGFが生産されていることが判明した。
【0108】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば、マウ
スHDGFをコードする遺伝子、該遺伝子を持つ発現ベ
クター、該ベクターにより形質転換された形質転換体を
提供することができ、また、該形質転換体によりマウス
肝癌由来培養細胞成長因子を生産する方法を提供するこ
とができる。
【0109】
【配列表】
配列番号:1 配列の長さ:237 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖 配列番号:2 配列の長さ:714 配列の型:核酸 鎖の数:二本鎖 トポロジー:直鎖 配列の種類: cDNA to mRNA アンチセンス:No 起源:マウス 直接の起源 生物名:マウス 株名:BACB/C 配列の特徴 特徴を表す記号:CDS 存在位置:1...711 配列番号:3 配列の長さ:1563 配列の型:核酸 鎖の数:二本鎖 トポロジー:直鎖 配列の種類: cDNA to mRNA アンチセンス:No 起源:マウス 直接の起源 生物名:マウス 株名:BACB/C 配列の特徴 特徴を表す記号:CDS 存在位置:62...772
【図面の簡単な説明】
【図1】マウスの各種臓器におけるマウスHDGFの発
現を調べた結果を示すノーザンブロットである。
【図2】COS細胞での発現用プラスミドpSRαMU
5の造成を示す概略図である。
【図3】COS−7細胞で発現されたHDGFの増殖活
性を示すグラフである。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 //(C12N 1/21 C12R 1:19) (C12P 21/02 C12R 1:91)

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配列番号1の配列表に示されるアミノ酸
    配列を持ったマウス肝癌細胞由来増殖因子(マウスHD
    GF)をコードするDNA塩基配列。
  2. 【請求項2】 マウス肝癌細胞由来増殖因子(マウスH
    DGF)をコードするcDNAが配列番号2の配列表に
    示される塩基配列を含むか、あるいはその一部で表され
    る請求項1記載のDNA。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のDNA塩基配列
    を大腸菌の宿主・ベクター系で用いられるベクターに組
    み込んだ組み替えDNA分子。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の組み替えDNA分子で形
    質転換された大腸菌。
  5. 【請求項5】 配列番号1の配列表に示されるアミノ酸
    配列を有するタンパク質。
  6. 【請求項6】 配列番号1の配列表に示されるアミノ酸
    配列のアミノ末端の1アミノ酸を欠失したアミノ酸配列
    を有するタンパク質。
  7. 【請求項7】 配列番号1の配列表に示されるアミノ酸
    配列のアミノ末端の3アミノ酸を欠失したアミノ酸配列
    を有するタンパク質。
  8. 【請求項8】 請求項1または2記載のDNA塩基配列
    を動物細胞の宿主・ベクター系で用いられるベクターに
    組み込んだ組み替えDNA分子。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の組み替えDNA分子で形
    質転換された動物細胞。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の形質転換体を培養し、
    培養液から請求項5、6または7記載のタンパク質を採
    取することを特徴とするタンパク質の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000017351A1 (fr) * 1998-09-22 2000-03-30 Long Yu Nouvelle sequence codant pour le facteur de croissance derive de l'hepatome humain et polypeptide code par cette sequence d'adn, et procede de production de ceux-ci

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000017351A1 (fr) * 1998-09-22 2000-03-30 Long Yu Nouvelle sequence codant pour le facteur de croissance derive de l'hepatome humain et polypeptide code par cette sequence d'adn, et procede de production de ceux-ci
US6893844B1 (en) 1998-09-22 2005-05-17 Long Yu DNA encoding a new human hepatoma derived growth factor and producing method thereof

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