JPH09252365A - 通信端末装置 - Google Patents

通信端末装置

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Publication number
JPH09252365A
JPH09252365A JP8057700A JP5770096A JPH09252365A JP H09252365 A JPH09252365 A JP H09252365A JP 8057700 A JP8057700 A JP 8057700A JP 5770096 A JP5770096 A JP 5770096A JP H09252365 A JPH09252365 A JP H09252365A
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JP
Japan
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Application number
JP8057700A
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English (en)
Inventor
Shigetoshi Matsubara
成利 松原
Kazuyuki Honjo
和志 本庄
Tatsuji Kishida
達治 岸田
Koichi Takada
幸一 高田
Junji Tanaka
田中  淳司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Tottori Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 原稿に記載された電話番号情報を自動的に認
識してダイヤル発信を実行する自動認識モードにおける
認識の確からしさが低い認識結果の救済を可能とする通
信端末装置を提供することにある。 【解決手段】 認識結果のLCDへの表示時、認識の確
からしさの高低により各文字の表示形態を異ならせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信端末装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】現在、ファクシミリ装置や電話機等の通
信端末装置における電話番号入力は、テンキー、ワンタ
ッチキーあるいは短縮キー等のダイヤルキーを手動操作
することにより行われている。しかし、この方法ではオ
ペレータのキー操作が必要であるためダイヤル発信操作
が煩雑となる可能性があると共に誤操作による誤発信が
発生する確率も高くなっていた。
【0003】尚、操作者が電話番号を手動入力する際に
はメモ書等を見ながらキーを操作するケースが多く、こ
の場合のメモ書の記載ミスはキーの誤操作に比べて発生
確率が低いという現実がある。
【0004】そこで、キー操作の煩雑さの解消及び誤発
信防止を目的として原稿に記載された電話番号を自動的
に認識しダイヤル発信を行う通信端末装置が特開平2−
113665号公報、特開平2−28044号公報及び
特開平4−177969号公報等で提案されている。
【0005】一方、現行のパターン認識技術の認識率は
100%ではなく、このため誤認識率を低くするために
認識できなかったパターンをリジェクトする率を高めに
設定している。また、特開平3−38965号公報に
は、このようなリジェクトが発生すると認識結果を無効
とし電話番号をキー入力する方法が示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、認識の確から
しさが低い認識結果であっても、その結果自体正しい認
識であることも多く、このような場合でも上述の特開平
3−38965号公報に記載される如く、無効としてし
まうと、認識処理自体が無駄となるという問題がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題に鑑
みてなされたもので、第1の特徴は、原稿上の認識対象
となる電話番号情報を読み取る手段と、該読取手段で読
み取られた上記電話番号情報のイメージデータを保持す
る手段と、該保持手段より1文字毎のイメージデータを
切り出す手段と、該切出手段より切り出された1文字毎
のイメージデータを順次認識する手段と、該認識手段の
認識結果を表示する手段と、上記認識手段の認識結果に
基づいてダイヤル発信を行う手段とを備え、原稿に記載
された電話番号情報を自動的に認識してダイヤル発信を
実行する通信端末装置であって、上記認識手段は上記認
識結果としてキャラクタを特定するデータ及びそのデー
タの認識の確からしさを示す認識確度データを出力し、
かつ、上記表示手段は上記キャラクタデータに基づいて
キャラクタを表示すると共に上記認識確度データに基づ
いて上記キャラクタの表示態様を異ならせることにあ
る。
【0008】第2の特徴は、上記表示手段が、上記認識
確度データによる認識の確からしさが低いキャラクタを
ブリンク表示とすることにある。
【0009】第3の特徴は、上記表示手段が、ブリンク
カーソルと上記認識の確からしさが低いキャラクタのブ
リンク表示とを同時に表示する場合には、互いのブリン
ク周期を異ならせることにある。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は本発明を適用してなるファ
クシミリ装置の一実施例を示す外観図である。本実施例
のファクシミリ装置1は、ハウジング2を含み、該ハウ
ジング2の上面には、操作パネル3が形成される。操作
パネル3には、図2に詳細に示される種々のキーが配置
される。
【0011】即ち、操作パネル3上には、「0」〜
「9」、「*」及び「#」を含むテンキー4が設けら
れ、このテンキー4は、宛先情報を手動的に入力する際
に用いられる。図2において「A」〜「D」で示される
4つのキーの各々はワンタッチダイヤルキー5であり、
それを押すことによって予め登録した宛先にダイヤルす
ることができる。短縮ダイヤルキー6は、予め登録した
例えば2桁のコード番号によって宛先情報を入力するた
めに用いられ、この短縮キー6とテンキー4とを用いて
短縮コードを入力することができる。フラッシュキー7
はいわゆるフラッシング動作を行わせるためのキーであ
り、このフラッシュキー7が操作されると、後述のNC
U(Network Control Unit)58が電話回線を700ミリ
秒〜1秒間ブレイクする。トーンキー8はダイヤルパル
ス信号またはDTMF(Dual-Tone Multi-Frequency)信
号の切り換えのためのキーである。ポーズキー9はダイ
ヤルポーズ期間を設定するために用いられる。リダイヤ
ルキー10は一旦発呼が行われたが回線が接続されなか
った相手先に再度ダイヤルするために用いられる。尚、
参照番号11及び12は、それぞれ保留キー及びハンズ
フリーキーを示す。
【0012】図2においてテンキー4の上方には、メニ
ューキー13が設けられ、このメニューキー13は機能
選択キーとして働く。即ち、メニューキー13を押すこ
とによって、各種機能を設定するためのメニューを選択
することができる。セットキー14は、メニューキー1
3で設定された各種機能を確定させるためのキーであ
る。モードキー15はファックスモード、電話モードま
たは留守番電話モードを切り換えるためのキーである。
画質選択キー16はノーマル送信モード、ファイン送信
モード及び中間調送信モードのいずれかを選択する。
【0013】原稿種類キー17は原稿の濃淡を切り換え
たり、あるいは中間調を選択するために用いられる。ダ
イヤルバンクキー18は、SRAM35(後述)に蓄積
された宛先情報を読み出すために用いられる。即ち、例
えばテンキー4によって手動的に宛先情報を入力する
と、その都度その宛先情報がSRAM35に登録され
る。ダイヤルバンクキー18を操作することによって、
過去の発信頻度順位の第1位から第20位までの宛先情
報を読み出すことができる。このようにして、ダイヤル
バンクキー18で過去の宛先情報を読み出すことによっ
て、ワンタッチダイヤル登録や短縮ダイヤル登録に利用
することができる。また、ダイヤルバンクキー18を利
用して過去にダイヤルされた宛先情報を読み出すことに
よって、所謂オートダイヤラとしての機能も実現でき
る。ペーパーセーブキー19は、ファクシミリ受信の際
のファクシミリ用紙を節約するために用いられ、このペ
ーパーセーブキー19が押されると受信用紙送りピッチ
を1/2にする。
【0014】停止/クリアキー20は、実行中の動作を
停止する機能と、登録モード(ワンタッチ登録あるいは
自局名/自局番号登録等)において入力された番号をク
リアする機能と、登録モードそれ自体を解除する機能と
を果たす。また、この停止/クリアキー20は、後述の
宛先情報認識動作においても操作される。例えば、図1
に示すように原稿を挿入した後、宛先情報を認識する動
作を開始するまでにこの停止/クリアキー20が操作さ
れると、その原稿を強制的に排出する。また、図1に示
すように挿入された原稿の宛先情報を認識している間
(LCD60に「バンゴウヨミトリチュウ」と表示され
る)、停止/クリアキー20が操作されると、宛先情報
の認識動作を中断し、その認識結果を破棄する。但し、
この場合で:も、ラインバッファ34(後述)には、C
IS50(後述)で読み取ったイメージデータは保持さ
れている。更に、修正モードあるいはエラー訂正モード
において、停止/クリアキー20が操作されると、強制
的に待機状態に戻る。
【0015】スタートキー21は動作を開始させるとき
に操作される。例えば、図1に示すハンドセット22が
オフフック状態にあるとき、またはハンズフリーキー1
2がオンされているとき、このスタートキー21が操作
されると、図1のように原稿が挿入されたことに応じて
送信動作が開始され、原稿が挿入されていないときには
受信動作が開始される。また、ハンドセット22がオン
フック状態のとき、宛先情報が手動的に入力されると、
このスタートキー21の操作に応答して、ダイヤル動作
が開始される。さらに、送信原稿上に記入された宛先情
報を認識した後にスタートキー21が操作されると、そ
の認識した宛先情報に従ったダイヤル動作が開始され
る。
【0016】コピーキー23は原稿のコピー動作を実行
する際に操作される。テガキキー24は、送信原稿上に
記入された宛先情報を読取、かつ、それを認識した結果
に基づいて自動的にダイヤル動作を開始する自動認識モ
ードと宛先を手動入力する手動入力モードとを切り換え
るためのキーである。
【0017】図3は、例えば株式会社東芝製の「TC3
5167F」のようなシングルチップファクシミリプロ
セッサを含む図1実施例のブロック図である。CPU3
0と他のコンポーネントとはバス31によって結合され
る。ROM32は図4に示すように制御プログラム領域
32a、認識用辞書領域32b及びメッセージ(可聴メ
ッセージまたは可視メッセージ)のためのデータ、すな
わちメッセージデータをストアするメッセージデータ領
域32cを含む。制御プログラム領域32aは、後述の
フロー図に従った制御プログラムを含む。認識用辞書領
域32bは、手書き宛先情報を認識するための辞書であ
り、パターンマッチングのベクトルや複数のニューラル
ネットワークを含み、パターンマッチングのベクトルに
応じてニューラルネットワークを選択することによっ
て、送信原稿上に記入された宛先情報を認識する。
【0018】VRAM33は、図5に示すように例えば
32Kバイト(=128×2048ビット(=256バ
イト))のビットマップ方式(ビット単位でのアクセス
が可能)のラインバッファ34を含む。
【0019】他方、SRAM35はバイトマップ方式
(バイト単位でアクセスする)メモリであり、図6に示
すようなメモリスイッチ領域35a、フラッグ領域35
bおよびカウンタ、ポインタ及び変数領域35cを含む
とともに、ダイヤルバッファ36、第1文字データテー
ブル(TBL1)37及び第2文字データテーブル(T
BL2)38を含む。
【0020】ダイヤルバッファ36は、原稿上に記入さ
れた宛先情報の認識結果または手動的に入力された宛先
情報に基づいてNCU58からダイヤルパルスまたはD
TMF信号を発生させるためのキャラクタコードをスト
アするためのバッファメモリである。
【0021】第1文字データテーブル37及び第2文字
データテーブル38の各々には、ラインバッファ34中
での各文字の領域を表す始点X領域、始点Y領域、X幅
領域及びY幅領域の4つのデータが格納される。文字デ
ータテーブル37および38は、宛先情報の各文字やス
ペースを切り出すために用いられる。
【0022】図3に戻って、時計回路39は、クロック
信号(図示せず)を受けて現在時刻をカウントするため
の回路であり、VRAM33及びSRAM35と共にバ
ックアップ電池40によってバックアップされる。
【0023】記録制御回路41は、確認プリント動作、
ファクシミリ受信動作またはコピー動作においてファク
シミリ用紙にデータを印字するための回路であって、サ
ーマルヘッド42のためのサーマルヘッドドライバを含
む。
【0024】DMA回路43は、CPU30の介在しな
い、例えばラインバッファ34からのデータの読み出し
あるいはラインバッファ34へデータを書き込むための
DMA(Direct Memory Access)動作を制御するための回
路である。
【0025】モータ制御回路44は、送信モータ45及
び受信モータ46を制御する。送信モータ45及び受信
モータ46はいずれもステッピングモータである。送信
モータ45は、図7に示す原稿送りローラ47及び圧接
ローラ48を駆動する。受信モータ46は、ファクシミ
リ用紙ないし記録紙(図示せず)を送り出す。
【0026】画処理回路49は、CIS(Contact-Image
-Sensor)50からの「1」または「0」として出力され
るビットイメージデータを受け取る中間調処理回路を含
む。尚、この中間調処理回路では、例えばディザ法等に
に従ってCIS50のスライスレベルを変更する。
【0027】符号化回路51は、CIS50からの1ラ
イン分のデータをMH(Modified Haffmann)コードに変
換し、それをSRAM35に与える。従って、このSR
AM35にはCIS50からの1ライン分のデータのM
Hコードが1ライン毎に格納される。そして、このMH
コードは、CPU30によりフィル符号が付加された
後、FIFO方式でモデム52に供給される。
【0028】尚、第1原稿センサ53及び第2原稿セン
サ54は、図7に示すように、原稿送りローラ47を挟
む位置に配される。第1原稿センサ53は、原稿送りロ
ーラ47の位置に原稿が送られてきたこと、即ち原稿の
存在を検出する。また、第2原稿センサ54は、CIS
50の位置に原稿が送られてきたこと、即ち原稿が読取
位置に達したことを検出する。これらセンサ53及び5
4は、センサI/Oポート55を介してバス31に接続
される。
【0029】モデム52は、DTMF発生回路56を含
み、CPU30からの指示に従ったモードでDTMF信
号を出力する。モデム52は、更に、音声応答回路57
を含み、この音声応答回路57は、NCU58によって
電話回線L1、L2を捕捉したときに発呼側に返す例え
ば「お待ち下さい」などの音声データをメッセージデー
タ領域32c(図4)のデータに従って返送する。尚、
モデム52は、当然、変復調回路を含む。
【0030】表示制御部59は、CPU30の制御の下
で操作パネル3上のLCD60に各種表示を行い、入力
I/Oポート61は、操作パネル3上の各キーの操作状
態をCPU30に知らせるインターフェースである。ま
た、NCU制御I/Oポート62は、CPU30からの
制御情報をNCU58に供給し、NCU58における着
信検出等をCPU30に知らせるためのインターフェー
スである。
【0031】送受信回路63は、送受信アンテナ64を
介してコードレス子機65(図1中図示せず)との間で
無線交信を行うための回路であり、送受信制御用のマイ
クロプロセッサーを内蔵している。また、上記コードレ
ス子機65も送受信用アンテナ66及び送受信制御用の
マイクロプロセッサーを内蔵した送受信回路67を有す
る。尚、上記コードレス子機65及び上記送受信回路6
3及び67は、周知の構成であるので詳細な説明は省略
する。
【0032】本実施例では、その送信モードとしてテガ
キキー24操作に応答して自動認識モードと手動入力モ
ードとを切換可能である。手動入力モードは、図7に示
すごとく原稿を読取装置にセットし、その後テンキー
4、ワンタッチキー5等を利用して宛先電話番号情報を
手動的に入力し送信を開始する従来周知の送信モードで
あり、一方、自動認識モードは、図7に示すごとく原稿
を読取装置にセットすると、第1センサ53によるこの
セット状態の検出に基づいて上記原稿上に記載された宛
先電話番号情報をCIS50で自動的に読み取るととも
にこの読み取った情報(イメージデータ)に対してパタ
ーン認識を行い、その認識結果に従ってダイヤル発信を
実行し、送信を行なうモードである。
【0033】図8は、この自動認識モードにおけるCP
U30の制御動作を示すフロー図であり、以下ではこの
フロー図を参照して本実施例の自動認識モードの動作を
説明する。
【0034】テガキキー24の操作により自動認識モー
ドが設定された状態で、図7に示すごとく原稿を読取装
置にセットすると、CPU30は、第1センサ53の出
力に応答してこの原稿のセット状態を検出し、原稿の先
端が読取位置であるCIS50上に位置するように送信
モータ45を駆動する。尚、上記読取位置への原稿先端
の到達は第2センサ54により検出される。
【0035】その後、CPU30は、図8に示すステッ
プS1において、子機65との交信を禁止する設定を行
なう。具体的には、CPU30は、送受信回路63に子
機65との交信を禁止する条件を設定する。この条件設
定により、送受信回路63は子機65から交信要求があ
ると、交信禁止である旨の信号を子機65に返送するこ
とにより交信を拒否する。
【0036】続くステップS2では、CPU30は、読
取装置にセットされた原稿上に記載された宛先電話番号
情報のイメージデータを読み取り、VRAM33のライ
ンバッファ34に格納する。具体的には、CPU30
は、モータ制御部44を制御することにより送信モータ
45により原稿を副走査方向に1ラインずつ進めながら
CIS50で原稿1ライン毎のイメージを読み取り、全
白ラインか否かを順次判定しながら、最初に検出された
全白ラインでないラインより順次ラインバッファ34に
各ラインのイメージデータを格納し、その後例えば3ラ
イン以上の全白ラインが連続した時点で上記ラインバッ
ファ34への格納を終了するとともにイメージデータの
読み取りも終了すべくモータ制御部44及びCIS50
を制御する。
【0037】ステップS3では、CPU30は、ステッ
プS2においてラインバッファ34に格納されたイメー
ジデータより線分の連続性、線分間隔、連続した線分の
大きさ等に基づいて上記イメージデータ中に存在する文
字(数字)毎の切り出しを行い、次のステップS4にお
いて切り出した各文字毎のパターンと認識用辞書領域3
2bに予め格納されている基本パターンとを比較するこ
とにより、パターン認識を実行し、その認識により特定
された文字を示すキャラクタコードをダイヤルバッファ
36に順次格納する。またこのとき、ダイヤルバッファ
36に格納された各キャラクタコードに対応して上記各
文字に対する認識の確からしさを示す認識確度データも
SRAM35に格納する。この認識の確からしさとは、
認識対象となった文字パターンと基本パターンとの近似
度を示すものである。更に、上記認識の結果、近似する
文字パターンが存在しない場合には、認識結果のキャラ
クタコードとしてリジェクト文字を示すキャラクタ”
X”のコードがダイヤルバッファ36にセットされる。
【0038】このステップS4において、ラインバッフ
ァ34のイメージデータ中に存在する全ての文字に対す
る認識処理が終了し、その結果が全てダイヤルバッファ
36に格納されると、CPU30は、続くステップS5
において、上記ダイヤルバッファ36に格納された認識
結果をLCD60に表示すべく表示制御部を制御する。
また、このとき、ダイヤルバッファ36に格納された各
キャラクタデータに対応してSRAM35に格納された
認識確度データに従ってLCD60上での各文字の表示
形態を異ならせる。具体的には、認識の確からしさが高
い認識確度データを有する文字及びリジェクト文字は通
常の表示を行い、認識の確からしさは低いがリジェクト
文字とは判定されなかった文字はその文字パターンと全
白パターンとを所定間隔で交互に表示するブリンク表示
とする。尚、認識の確からしさの高低は、相対的なもの
であるのでパターン認識方法自身の精度や使用するユー
ザの筆記特性等により調整する必要がある。
【0039】更に、上記認識結果の表示時に、表示され
た各文字毎に対する訂正処理が可能であり、この場合、
訂正位置を示すカーソルとして表示された文字パターン
と全黒パターンとを所定間隔で交互に表示するブリンク
表示とする際には、上記認識の確からしさが低い文字の
ブリンク表示との視覚的な差異を持たせ、区別し易くす
るために、ブリンク間隔を異ならせる。
【0040】続いてCPU30は、ステップS6におい
て、スタートキー21が操作されたか否かを判定し、操
作されていないと判定すると、処理をステップS5に戻
し、上記認識結果の表示を継続するとともに認識結果の
訂正を可能とする。
【0041】一方、ステップS6において、CPU30
が、スタートキー21が操作されたと判定すると、処理
を次のステップS7に進める。このステップS7では、
CPU30は、上述のステップS5で表示された認識結
果中に”X”コードが存在するか否かを判定し、”X”
コードが存在すると判定すると、処理をステップS5に
戻し、上記”X”コードを訂正可能とする。尚、この”
X”コードの存在有無の判定は、上記ステップS5にお
いて訂正が行われた場合には、その訂正によりダイヤル
バッファ36の内容も修正されるため、このバッファ3
6の内容を判定することで行える。また、”X”コード
が存在すると判定した場合には、その旨を報知するよう
にしてもよい。
【0042】ステップS7において、”X”コードは存
在しないと判定すると、CPU30は、続くステップS
8において、ステップS1で送受信回路63に設定した
子機65との交信禁止条件を解除する。その後、CPU
30は、ステップS9においてLCD60に表示されて
いる内容にしたがってダイヤル発信を行なうとともに送
信を行って、自動認識処理を終了する。
【0043】即ち、本実施例の自動認識モードでは、ス
テップS4における認識の結果、認識の確からしさが低
い文字もブリンクさせた状態で表示し、かつ、その認識
結果自身に誤りがないとオペレータが確認した場合には
スタートキー21操作で上記認識結果を利用したダイヤ
ル発信が行える。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、認識の確からしさが低
い文字も、認識の確からしさが高い文字の表示形態とは
異なる表示形態で表示するため、オペレータにその結果
の正当性の確認を促すことができ、装置自身が認識の確
からしさが低いと認識した結果も有効にダイヤル発信に
利用することができる。また、認識の確からしさが低い
文字と訂正等を行うために利用するカーソルを共にブリ
ンク表示する場合であっても、上記ブリンク間隔を互い
に異ならせることにより視覚的な区別を容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図である。
【図2】図1に示す実施例の操作パネルを詳細に示す斜
視図である。
【図3】図1に示す実施例の全体構成を示すブロック図
である。
【図4】図3に示すROMの記憶領域を示す図解図であ
る。
【図5】図3に示すVRAMの記憶領域を示す図解図で
ある。
【図6】図3に示すSRAMの記憶領域を示す図解図で
ある。
【図7】図1に示す実施例の読取部の構成を示す図解図
である。
【図8】本実施例の主要動作を示すフロー図である。
【符号の説明】
1 ・・・ファクシミリ装置 3 ・・・操作パネル 4 ・・・テンキー 21 ・・・スタートキー 30 ・・・CPU 32 ・・・ROM 35 ・・・SRAM 36 ・・・ダイヤルバッファ 60 ・・・LCD
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岸田 達治 鳥取県鳥取市南吉方3丁目201番地 鳥取 三洋電機株式会社内 (72)発明者 高田 幸一 鳥取県鳥取市南吉方3丁目201番地 鳥取 三洋電機株式会社内 (72)発明者 田中 淳司 鳥取県鳥取市南吉方3丁目201番地 鳥取 三洋電機株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿上の認識対象となる電話番号情報を
    読み取る手段と、該読取手段で読み取られた上記電話番
    号情報のイメージデータを保持する手段と、該保持手段
    より1文字毎のイメージデータを切り出す手段と、該切
    出手段より切り出された1文字毎のイメージデータを順
    次認識する手段と、該認識手段の認識結果を表示する手
    段と、上記認識手段の認識結果に基づいてダイヤル発信
    を行う手段とを備え、原稿に記載された電話番号情報を
    自動的に認識してダイヤル発信を実行する通信端末装置
    であって、 上記認識手段は上記認識結果としてキャラクタを特定す
    るデータ及びそのデータの認識の確からしさを示す認識
    確度データを出力し、かつ、上記表示手段は上記キャラ
    クタデータに基づいてキャラクタを表示すると共に上記
    認識確度データに基づいて上記キャラクタの表示態様を
    異ならせることを特徴とする通信端末装置。
  2. 【請求項2】 上記表示手段は、上記認識確度データに
    よる認識の確からしさが低いキャラクタをブリンク表示
    とすることを特徴とする請求項1の通信端末装置。
  3. 【請求項3】 上記表示手段は、ブリンクカーソルと上
    記認識の確からしさが低いキャラクタのブリンク表示と
    を同時に表示する場合には、互いのブリンク周期を異な
    らせることを特徴とする請求項2の通信端末装置。
JP8057700A 1996-03-14 1996-03-14 通信端末装置 Pending JPH09252365A (ja)

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JP (1) JPH09252365A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100812261B1 (ko) * 2007-02-07 2008-03-13 어헤드컴(주) 아이디 카드를 이용한 회선 자동선택장치

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KR100812261B1 (ko) * 2007-02-07 2008-03-13 어헤드컴(주) 아이디 카드를 이용한 회선 자동선택장치

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