JPH09251954A - 半導体装置、レチクル、および投影露光方法 - Google Patents

半導体装置、レチクル、および投影露光方法

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JPH09251954A
JPH09251954A JP22474496A JP22474496A JPH09251954A JP H09251954 A JPH09251954 A JP H09251954A JP 22474496 A JP22474496 A JP 22474496A JP 22474496 A JP22474496 A JP 22474496A JP H09251954 A JPH09251954 A JP H09251954A
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JP
Japan
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reticle
pattern
semiconductor substrate
buffer region
patterns
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Application number
JP22474496A
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English (en)
Inventor
Akihiro Saito
明弘 斉藤
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
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Publication of JPH09251954A publication Critical patent/JPH09251954A/ja
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  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 つなぎ露光により形成される半導体装置の、
接続部分に形成される配線の断線や、接続部分の近傍に
形成される素子の短絡を防止する。 【解決手段】 つなぎ露光により形成される回路(素子
51乃至53および配線60乃至63)の、接続部に幅
S4の緩衝領域(C−C’−D’−D)を設け、配線6
0乃至61には、アライメント誤差補償パターン64,
65を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置、レチ
クル、および投影露光方法に関し、特に、所望の回路を
複数の領域に分割し、これらをつなぎ露光することによ
り形成される半導体装置、レチクル、および投影露光方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】多数の能動素子(トランジスタやFET
など)や、受動素子(抵抗やコンデンサなど)を半導体
基板上に集積形成したIC(Integrated Circuit)は、
電子回路や、電子回路を含む装置の形状を小型化するた
めに大きな役割を果たしてきた。
【0003】近年では、回路の更なる高機能化、低消費
電力化、処理速度の向上などのために、より多数の能動
素子および受動素子(以下、単に素子という)を集積す
ることが行われている。
【0004】このため、パターンの微細化が精力的に進
められている。しかし、それ以上にICの高集積度化が
要求されているため、素子の形成される半導体基板の面
積(チップサイズ)をこれまでよりも大きくし、更に多
くの素子を一つのICに集積させることが行われつつあ
る。
【0005】例えば、従来のNTSC(National Telev
ision System Committee)方式のCCD(Charge Coupl
ed Device)などの撮像装置は、約40万個の受光素子
を集積しているが、HDTV(High Density Televisio
n)規格の高精細度撮像装置を形成するためには、約2
00万個の受光素子を集積する必要が生ずる。
【0006】このような高精細度撮像装置は、非常に多
くの素子を集積するため、個々の素子を可能な限り微細
化した場合でも、前述のNTSC方式のCCDと比較し
て撮像装置のサイズは大きくなる。
【0007】半導体装置は一般的にフォトリソグラフィ
技術によって製造される。フォトリソグラフィでは、先
ず、素子や配線などの所望のパターンを含むレチクル
(マスク)を介して、半導体基板上に塗布されたレジス
トに光を照射し、レジストを所望のパターンに露光す
る。そして、得られたレジスト膜を保護膜としてエッチ
ングやイオン注入を行うことにより所望の回路を形成す
る。
【0008】このようなフォトリソグラフィ技術におい
て、半導体基板上に塗布されたレジストを露光するに
は、露光装置が用いられる。露光装置は、紫外線源など
から放射される光を、レチクルを介して半導体基板上に
照射する装置である。
【0009】図9に示すように、露光装置が光を照射す
ることができる最大露光領域10は、装置によって決ま
っている。従って、例えば、前述の高精細度撮像装置の
ようにサイズの大きな半導体装置を形成する場合、レチ
クル11のサイズが最大露光領域10のサイズを越える
場合が生ずる。
【0010】このような場合、レチクルを複数に分割
し、それぞれのレチクルをつなぎ合わせながら順次露光
することにより、所望の半導体装置を形成するつなぎ露
光が行われる。
【0011】図10は、前述の高精細度撮像装置をつな
ぎ露光により製造する場合の分割の一態様を示す図であ
る。高精細度撮像装置は、入射光を対応する電気信号に
変換する受光部20、受光部20を構成する受光素子
(図示しない)を、水平方向に走査する水平走査回路2
1、垂直方向に走査する垂直走査回路22,23、およ
び、受光部20を駆動するためのリセット/定電流/バ
イアス回路24より構成されている。これらの回路を含
む撮像装置を形成するためには、境界線H−H’により
回路を左右に2分割し、それぞれの回路パターンを含む
2枚のレチクルにより2回に分けて露光を行う。
【0012】このようなつなぎ露光により半導体装置を
製造する場合、それぞれのレチクルが相互に正確につな
ぎ合わされるようにする必要がある。
【0013】例えば、図10に示す境界線H−H’を横
切る配線を形成する場合、左右2つのレチクルに形成さ
れている配線のパターンが、半導体基板上で正確に重な
るように、レチクルと半導体基板との相対的な位置を調
節しなければならない。
【0014】しかしながら、実際には重ね合わせる際に
多少の誤差が生ずる。そこで、この誤差を吸収するため
に、図11(a)に示すように、レチクルの配線パター
ン30,31の長さ方向(図11の左右方向に対応す
る)に長さL、また、幅方向(図11の上下方向に対応
する)に幅Wだけ配線パターンよりも大きいアライメン
ト誤差補償用のパターン32を付加する。そして、図1
1(b)に示すように、アライメント誤差補償用のパタ
ーン32が相互に重なる(左右の配線パターン30,3
1が相互に長さLだけオーバーラップする)ように露光
することで、アライメント誤差により配線が断線するこ
とを防ぐことができる。
【0015】なお、配線パターン30,31の幅方向に
幅Wのアライメント誤差補償用パターン32を設ける理
由は、接続部分は2重露光され、線幅が細くなり易いの
で、これを防止するためである。
【0016】例えば、縮小型投影露光装置(レチクルを
透過した光を縮小して半導体基板を露光する装置)を用
いてつなぎ露光する場合、ウエハの位置を決定するため
のアライメントマークが理想的な場合(マークのエッジ
が正確に検出できる場合)、レチクルの重ね合わせ誤差
は半導体基板上で0.1μm以下になるように位置制御
することができる。従って、アライメント誤差補償用の
パターン32のLおよびWは、半導体基板上で0.1乃
至0.3μmとなるようにレチクルを形成するのが一般
的である。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】このアライメントマー
クは、露光プロセスにおいて何度か形成しなおされるの
が一般的である。アライメントマークを再形成する場
合、以前のアライメントマークが形成されていた場所か
らのずれ(誤差)を生ずる場合があるため、再形成が繰
り返されると、その度に誤差が蓄積されることになる。
その結果、形成しなおされたアライメントマークの断面
形状が理想的であるにも拘わらず、大きなアライメント
誤差が生じることがあるという課題があった。
【0018】また、同じアライメントマークを用いて露
光を繰り返す場合、ウエハ上のアライメントマークは、
複数回のエッチング処理を経ることになる。そのため、
アライメントマークの断面形状がゆるやかになり、アラ
イメントマークの検出が困難になることから、やはり大
きなアライメント誤差が生ずるという課題があった。
【0019】また、従来の技術では、接続部分における
配線の断線を防ぐことに主眼が置かれていた。従って、
分割された領域が相互に接近する方向にアライメント誤
差が生じた場合、それぞれの接続部付近に配置されてい
る素子が、相互に接近し、最悪の場合短絡に至るという
課題があった。
【0020】この様子を図12に示す。この図は、配線
と素子を含む回路が境界線B−B’において接続された
場合を示す図である。この図において、素子50,5
1、および配線60,62を含む左側の回路と、素子5
2,53、および配線61,63を含む右側の回路は、
アライメント誤差補償用のパターン64,65が長さS
1だけオーバーラップするように重ね合わされている。
【0021】また、素子50乃至53は、左右の回路が
理想的に(アライメント誤差なしに)接続された場合、
それぞれの間隔が等しくなるように配置されている。す
なわち、素子51と素子52の間隔S2と、間隔S3
(素子50と素子51の間隔、または、素子52と素子
53の間隔)は等しくなる(S2=S3)。
【0022】このような回路において、左右の回路が相
互に接近するように水平方向(図12の左右方向に対応
する)のアライメント誤差が生じた場合、配線60乃至
63はオーバーラップする部分が増えるだけなので、何
等影響を受けないが、素子51と素子52は、相互に接
近し、最悪の場合ショートに至る可能性がある。
【0023】本発明は、以上のような状況に鑑みてなさ
れたものであり、所望の回路を複数の領域に分割し、こ
れらをつなぎ露光により半導体装置を形成する際に、2
つの領域が相互に接続される接続部分において、配線が
断線することを防止するだけでなく、素子などが短絡す
ることを防止するものである。
【0024】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の半導体
装置は、第1のレチクルにより第1のパターンを半導体
基板上に露光形成し、第2のレチクルにより、第1のパ
ターンの一部分と相互に接続するように第2のパターン
を半導体基板上に露光形成することにより得られる半導
体装置において、第1および第2のパターンが相互に接
続する部分に緩衝領域が設けられ、第1および第2のパ
ターンが緩衝領域によって隔離されていることを特徴と
する。
【0025】請求項5に記載のレチクルは、他のレチク
ルにより露光形成された他のパターンの一部分と相互に
接続するように、所定のパターンを半導体基板上に露光
形成するレチクルにおいて、半導体基板上に露光形成さ
れる所定のパターンを、他のパターンと緩衝領域を介し
て接続させるための部分を備えることを特徴とする。
【0026】請求項9に記載の投影露光方法は、第1の
レチクルにより第1のパターンを半導体基板上に露光形
成し、第2のレチクルにより、第1のパターンの一部分
と相互に接続するように第2のパターンを半導体基板上
に露光形成する投影露光方法において、第1および第2
のレチクルに、これらにより半導体基板上に露光形成さ
れる第1および第2のパターンを緩衝領域を介して相互
に接続させるための部分を設け、第1および第2のパタ
ーンが緩衝領域を介して相互に接続されるように、半導
体基板と、第1または第2のレチクルの相対的な位置を
制御し、第1または第2のレチクルを介して半導体基板
を露光することを特徴とする。
【0027】
【発明の実施の形態】図1は、本発明のレチクルの構成
例の概略を示す図である。この実施例では、左右のレチ
クル100,101は、配線を形成するためのパターン
である。この図に示すように、左側のレチクル100に
は、配線パターン111a、アライメント誤差補償用パ
ターンとしての領域112a(長さL1)と領域114
a(長さL3)、および緩衝領域113a(長さL2)が
形成されている。
【0028】また、右側のレチクル101にも同様に、
配線パターン111b、アライメント誤差補償用パター
ンとしての領域112b(長さL4)と領域114b
(長さL6)、および緩衝領域113b(長さL5)が形
成されている。
【0029】レチクル100の領域112a,114
a、および緩衝領域113aは、配線パターン111a
の幅よりも、上下にそれぞれ幅W1,W2だけ広くなるよ
うに形成されている。また、レチクル101の領域11
2b,114b、および緩衝領域113bも、配線パタ
ーン111bの幅よりも、上下にそれぞれ幅W3,W4
け広くなるように形成されている。
【0030】これら2つのレチクル100,101をつ
なぎ露光する場合は、領域112aと緩衝領域113
b、および、領域112bと緩衝領域113aとが相互
に重なるように露光を行う。
【0031】これら2つのレチクル100,101のパ
ターンが半導体基板上に正確に露光された場合に形成さ
れる配線を図2に示す(なお、理解を容易にするため
に、半導体基板上に形成されてるパターンには、レチク
ル上の対応するパターンと同一の符号が付されてい
る)。
【0032】図1に示す領域112aと緩衝領域113
bが重なった部分が、図2に示す領域121bである。
また、図1に示す領域112bと緩衝領域113aとが
重なった部分が図2に示す領域121aである。
【0033】なお、この実施例では、簡単のため、L1
=L5=L121b,L4=L2=L121aとしてある。
【0034】以上に示す配線パターンをつなぎ露光する
場合において、アライメント誤差が生じた場合に形成さ
れる配線の状態を以下に説明する。
【0035】ここで、簡単のため、L1乃至L6=Lと
し、また、起こり得る最大のアライメント誤差もLとす
る。
【0036】図3は、つなぎ露光の際に、配線の長さ方
向(図3の左右方向に対応する)に最大のアライメント
誤差Lが生じた場合の状態を示す図である。図3(a)
は、レチクル100,101が相互に離れる方向に最大
アライメント誤差Lが生じた場合(レチクル100が左
方向にLだけ移動し、レチクル101が右方向にLだけ
移動した場合)を示している。この場合では、図2と比
較して明らかなように、左側の配線111a、領域11
2a,114a、および、緩衝領域113aが左方向へ
Lだけ移動し、また、右側の配線111b、領域112
b,114b、および、緩衝領域113bが右方向へL
だけ移動して形成されている。
【0037】このような最大アライメント誤差が生じた
場合でも、領域112aと領域112bの先端部が接し
ているため、断線には至らない。
【0038】図3(b)は、レチクル100,101が
相互に接近する方向へ最大アライメント誤差Lが生じた
場合(レチクル100が右方向にLだけ移動し、レチク
ル101が左方向にLだけ移動した場合)を示してい
る。この場合では、図2と比較して明らかなように、左
側の配線111a、領域112a,114a、および、
緩衝領域113aが右方向へLだけ移動し、また、右側
の配線111b、領域112b,114b、および、緩
衝領域113bが左方向へLだけ移動して形成されてい
る。
【0039】このような最大アライメント誤差が生じた
場合は、配線パターン111aと111bの先端部が接
する状態となる。従って、この場合でも、配線が断線す
る恐れはない。
【0040】図4は、配線の長さ方向に加えて、幅方向
(図4の上下方向に対応する)にもアライメント誤差が
生じた場合に形成される配線を示す図である。
【0041】ここで、簡略化のため、W1乃至W4=Wと
し、また、幅方向に生じ得る最大アライメント誤差もW
とする。
【0042】図4(a)は、左右の配線が長さ方向に離
れるように長さ方向の最大アライメント誤差Lが生じる
と共に、右側の配線が上へ、左側の配線が下へ、それぞ
れ移動するように幅方向の最大アライメント誤差Wが生
じた場合を示している。
【0043】このような場合でも、領域112aと11
2bの先端部が相互に接しているので、これらの配線の
電気的接続は確保されている。また、領域112aと1
12bとが接触する部分の幅は、配線の幅よりも広い
(配線の幅+Wである)ので、電気的な接続は十分に確
保される。
【0044】図4(b)は、配線が長さ方向に接近する
ように長さ方向の最大アライメント誤差Lが生じると同
時に、右側の配線が上へ、また、左側の配線が下へ、そ
れぞれ移動するように幅方向の最大アライメント誤差W
が生じた場合の状態を示している。
【0045】この場合においても、図4(a)の場合と
同様に、左右の配線が接する部分の幅は、配線の幅+W
であるので、前述のように、十分な電気的な接続が確保
される。
【0046】ところで、レチクル100,101が配線
111a,111bに対応するパターンだけしか有して
いない場合(領域112a,112b,114a,11
4b、および緩衝領域113a,113bを有していな
い場合)に、図4(b)に示すようなアライメント誤差
が生じると、接続部分の幅は、配線111a,111b
の幅よりも狭くなる。配線111a,111bの幅は、
半導体装置のサイズを小型化するために可能な限り狭く
設定されているため、幅が配線の幅よりも狭くなった部
分は、ストレスマイグレーションや、エレクトロマイグ
レーションなどにより、断線に至る可能性が大きくな
る。しかしながら、本実施例によれば、長さ方向の最大
アライメント誤差Lと幅方向の最大アライメント誤差W
が同時に生じた場合でも、接続部分の幅が配線111
a,111bの幅よりも狭くなることはないので、この
ようなことは抑制される。
【0047】次に、本発明を実際の半導体装置に応用す
る場合について具体例を挙げて説明する。
【0048】図5は、2次元イメージセンサである高精
細度撮像装置の構成の一例を示す図である。以下では、
先ず、この高精細度撮像装置について簡単に説明し、続
いて、この装置を2回のつなぎ露光により形成する場合
について説明する。
【0049】この図では、簡略化のため、単位画素15
0と、これを駆動するための垂直走査回路500、水平
走査回路520、リセット回路、およびバイアス回路が
示してある。実際の高精細度撮像装置では、単位画素1
50が画面を構成する画素の数だけ含まれている。
【0050】単位画素150は、増幅型の画素であり、
埋め込み型フォトダイオード151(以下、BPD15
1という)、接合型電界効果トランジスタ153(以
下、J−FET153という)、pチャネルMOS−F
ET152(以下、QTG152という)、およびpチ
ャネルMOS−FET154(以下、QRSG154と
いう)から構成されている。
【0051】なお、図中に多数示されているpチャネル
MOS−FETは、スイッチとして用いられている。こ
れらのMOS−FETのソースおよびドレインは、電極
として作用する。
【0052】BPD151のカソードは、電源とJ−F
ET153のドレインに接続されており、アノードは、
QTG152の一方の電極に接続されている。QTG1
52の他方の電極は、J−FET153のゲートと、Q
RSG154の一方の電極に接続されている。J−FE
T153のソースは、共通ソースライン511を介して
図示せぬ他のJ−FETと接続されると共に、MOS−
FET510(以下、QRSTV510という)の一方
の電極と接続されている。
【0053】QTG152,QRSG154の状態
(“ON”または“OFF”の状態)を制御するゲート
パルスφTG,φRSGは、それぞれ、ゲートライン5
01,502を介して、垂直走査回路500から供給さ
れる。J−FET153の状態を制御するゲート電位φ
RSDは、QRSG154を介して、リセットドレイン
ライン503から供給される。
【0054】MOS−FET510,512,513,
522,523は、信号線または、コンデンサの電圧を
所定のタイミングでリセットするようになされている。
また、MOS−FET516,517は、水平走査回路
520からの駆動信号に同期して、光信号、または、暗
信号を所定のタイミングで出力するようになされてい
る。
【0055】光信号蓄積用コンデンサ514(以下、C
TS514という)、および暗信号蓄積用コンデンサ5
15(以下、CTD515という)は、それぞれ、光信
号と暗信号に対応する電荷を蓄積するようになされてい
る。
【0056】出力アンプ524,525は、CTS51
5,CTD514に蓄積された、光信号と暗信号をそれ
ぞれ装置の外部へ出力するようになされている。
【0057】単位画素150のJ−FET153のソー
スは、共通ソースライン511を介して、MOS−FE
T512,513(以下、QTS512、QTD513
という)の他方の電極と接続されている。QTS51
2,QTD513は、それぞれφTSとφTDにより駆
動されるようになされている。QTS512の一方の電
極は、CTS514と、水平選択用MOS−FET51
6(以下、QHS516という)の他方の電極に接続さ
れている。一方、QTD513の一方の電極は、CTD
515と、水平選択用MOS−FET517(以下,Q
HD517という)の他方の電極に接続されている。
【0058】QHS516,QHD517のゲートは互
いに接続され、水平駆動ライン521を介して水平走査
回路520に接続されている。また、QHD517,Q
HS516の一方の電極は、それぞれ、水平読み出しラ
イン518,519を介して、水平リセットMOS−F
ET522,523(以下、QRSTH522,523
という)の一方の電極と接続されると共に、出力アンプ
524,525に接続されている。
【0059】以下に、以上の例の動作について説明す
る。
【0060】図6は、図5に示す主要部分の信号のタイ
ミングを示すタイミングチャートである。図6の時刻t
1では、φTG(図6(a))が“H”の状態(QTG
152が“OFF”の状態)であり、また、φRSG
(図6(b))が“L”の状態(QRSG154が“O
N”の状態)であるので、J−FET153のゲート電
位が、φRSD(図6(c))の状態(“H”の状態)
にリセットされる。このとき、φRSTV(図6
(d))は、“H”の状態(QRSTV510が“O
N”の状態であるので、各単位画素150のJ−FET
153のソースを垂直方向に共通接続するソースライン
511の電位は、QRSTV510を介して、垂直リセ
ット電位VRSTVにリセットされる。
【0061】時刻t2においては、φTD(図6
(e))が“H”の状態に変化するので、その結果、電
荷転送用QTD513が“ON”の状態になり、単位画
素150の暗信号を蓄積するCTD515の電位を、ソ
ースライン511、QRSTV510を介して初期化す
る。
【0062】時刻t3においては、φRSTV(図6
(d))がある所定の期間“L”の状態になるので、Q
RSTV510が“OFF”の状態となり、J−FET
153がソースフォロワ動作を行い、単位画素150の
暗信号がCTD515に蓄積される。
【0063】なお、単位画素150は増幅型の画素であ
るので、暗信号の主要成分は、J−FET153の直流
オフセット信号である。従って、CTD515には、J
−FET153の直流オフセット信号に比例した電荷が
蓄積されることになる。
【0064】時刻t4においては、φTD(図6
(e))が“L”の状態になり、QTD513が“OF
F”の状態になる。また、φRSTV(図6(d))が
“H”の状態になり、QRSTV510が“ON”にな
るので、CTD515に蓄積された暗信号に対応する電
荷を保持したままで、垂直ソースライン511の電位を
VRSTVに初期化する。更に、φTG(図6(a))
が“L”の状態に変化するので、QTG152が“O
N”の状態になり、BPD151が光電変換により所定
の期間に蓄積した電荷をJ−FET153のゲートに転
送する。
【0065】時刻t5においては、φTG(図6
(a)),φTS(図6(f))が“H”の状態に変化
するので、QTG152が“OFF”の状態となり、光
信号転送用QTS512が“ON”の状態となり、CT
S514の電位を、QTS512、垂直ソースライン5
11、QRSTV510を介して初期化する。
【0066】時刻t6においては、φRSTV(図6
(d))が“L”の状態になるので、J−FET153
のソースフォロワ動作が再度行われ、J−FET153
のゲートに蓄積されている電荷(光電変換された電荷)
が、J−FET153、垂直ソースライン511、QT
S512を介して、CTS514に蓄積される。
【0067】時刻t7においては、φRSG(図6
(b))が“L”の状態になり、QRSG154が“O
N”になって、J−FET153のゲート電位が、φR
SD(図6(c))の状態(“L”の状態)にリセット
される。また、このとき、φRSTV(図6(d))
は、“H”の状態になり、QRSTV510が“ON”
になるので、垂直ソースライン511は、電位VRST
Vにリセットされる。更に、φRSTH(図6(g))
が“H”の状態となるので、QRSTH522,523
の双方が“ON”の状態になるので、水平読み出しライ
ン518,519の電位が接地電位にリセットされる。
【0068】時刻t8においては、φRSTH(図6
(g))が“L”の状態となり、QRSTH522,5
23が“OFF”の状態となり、水平走査回路520か
ら水平駆動パルスφHA(図6(h))が水平駆動ライ
ン521を介して、QHS516,QHD517に印可
され、QHS516,QHD517が“ON”の状態に
なり、CTS514,CTD515の電位(光信号と暗
信号に対応する電位)は、水平読み出しライン519,
518、および、出力アンプ525,524を介して、
VOS,VODとして装置の外部へ出力される。
【0069】時刻t9,t10、および、t11,t12にお
いては、それぞれ、t7,t8の場合と同様の動作が繰り
返される。すなわち、t7,t8において信号が読み出さ
れた単位画素150の次に配置されている単位画素(図
示せず)から、水平駆動パルスφHB(図6(i))に
同期して信号を読み出し、更に、その次に配置される単
位画素150から、水平駆動パルスφHC(図6
(j))に同期して信号を読み出す。読み出された信号
は、出力アンプ525,524を介して装置の外部へ順
次出力される。
【0070】以上に示す高精細度撮像装置の単位画素1
50は、そのサイズが、例えば、15.0μm×15.
0μmであるとし、水平および垂直方向にそれぞれ、1
600×1000個配置されているとすると、受光部2
0(図10参照)の大きさは、水平方向に24mm(=
15.0μm×1600)、垂直方向に15mm(=1
5.0μm×1000)程度となる。従って、水平走査
回路21、垂直走査回路22,23、およびリセット/
定電流/バイアス回路24を配置するために、受光部2
0の上下左右に1mm程度の幅の領域が必要であるとす
ると、この高精細度撮像装置のサイズは、水平方向に2
6mm、垂直方向に17mm程度の大きさとなる。
【0071】縮小型投影露光装置の最大露光領域10の
直径(図9参照)は、通常、15mm乃至22mm程度
であるので、この高精細度撮像装置を1度の露光で形成
することはできない。従って、このような高精細度撮像
装置を製造する場合、つなぎ露光を行う必要が生ずる。
【0072】そこで、本実施例では、図5に示す回路
を、境界線B−B’により、左右2つの領域に分割し、
それぞれの回路のパターンを有するレチクルを形成し、
これら2つのレチクルを順次露光することにより、高精
細度撮像装置を形成する。
【0073】図5に示す回路では、配線だけでなく、様
々な素子が含まれているため、このような回路に本発明
を適用する場合について、以下に説明する。
【0074】図7は、配線60乃至63と共に、素子5
0乃至53をつなぎ露光により半導体基板上に形成した
場合を模式的に示した図である。この図において、素子
50乃至53は、それぞれの素子が等間隔(S3)にな
るように配置されているが、接続部分B−B’では、幅
S4の緩衝領域C−C’−D’−Dが挿入されるので、
素子51と素子52の間隔は、S3+S4(=S3/2
+S4+S3/2)となる。
【0075】また、配線60乃至63の接続部分には、
素子の場合と同様に、幅S4の緩衝領域が挿入されるた
め、配線60と配線61、または、配線62と配線63
は、S4の間隔を隔てて配置され、緩衝領域用のパター
ン(または、アライメント誤差補償パターン)64,6
5を介して相互に接続される。
【0076】この場合、左右の回路が相互に接近する方
向にアライメント誤差Lが生じた場合、従来の例(図1
2参照)では、素子51と素子52の間隔S2が、Lよ
りも狭い(S2≦L)場合は、これらの素子が短絡する
ことになる。しかし、本実施例によれば、緩衝領域C−
C’−D’−Dの幅S4(≧L)があるため、これらの
素子の短絡を防止することができる。
【0077】次に、どの程度の緩衝領域が必要であるか
を説明する。
【0078】ここでは、半導体装置製造工程の終わりに
近い工程である、アルミニウムなどの金属による配線工
程を例に挙げて説明する。
【0079】縮小型投影露光装置を用いて露光を行う場
合、レチクルと半導体基板との相対的な位置を決定する
ために半導体基板上に形成されているアライメントマー
クが理想的な形状を保つように、このアライメントマー
クを数回形成しなおすことが一般的に行われている。
【0080】仮に、アライメントマークが3回形成し直
される場合を例として考える。この場合、第1番目のア
ライメントマークを形成する際に生ずる位置の誤差は、
通常0.1μm程度である。第2、第3番目のアライメ
ントマークを形成する場合も、以前のアライメントマー
クから同様に0.1μm程度の位置の誤差を生ずること
になる。このとき、合計3回のアライメントマークが形
成しなおされた場合の位置の誤差は、以下の式で表され
る。 {(0.10)2+(0.10)2+(0.10)21/2
=0.1732μm
【0081】若干の余裕を見込んで、アライメントマー
クを形成する際の誤差が0.15μm程度とすると、位
置の誤差は以下のようになる。 {(0.15)2+(0.15)2+(0.15)21/2
=0.2598μm
【0082】以上の結果から、それぞれのレチクルに対
して、0.2μm乃至0.3μm程度の幅を有する緩衝
領域を形成することが妥当であると考えられる。
【0083】また、同様のことは、アライメント誤差補
償用のパターンについても適用することができる。すな
わち、それぞれのレチクルに形成されるアライメント誤
差補償用のパターンの幅も、0.2μm乃至0.3μm
程度であることが望ましい。
【0084】以上の結果に基づき、図1に示すレチクル
100,101のアライメント誤差補償用パターンであ
る領域112a,112b,114a,114bのそれ
ぞれの幅L1,L4,L3,L6を全て0.3μmとし、ま
た、緩衝領域113a,113bのそれぞれの幅L2
5も同様に0.3μmとした場合について考える。こ
の場合、左右のレチクル100,101がアライメント
誤差なしに接続され、半導体基板上に図2に示す配線が
形成された場合、接続部分にL121a+L121b=0.6μ
mの幅の緩衝領域が形成されることになる。
【0085】同様に、図7に示す回路を形成するための
図示せぬ2つのレチクルの各々に形成されている緩衝領
域と、アライメント誤差補償用パターンの幅をそれぞれ
0.3μmとした場合、基板上に形成される緩衝領域の
幅S4は、0.6μmとなる。この場合、接続部B−
B’を挟んで形成される素子51,52は、緩衝領域が
形成されない場合と比べてS4(=0.6μm)だけ間
隔が広くなる。
【0086】この例から推察できるように、例えば、図
10に示す高精細度撮像装置を境界線H−H’で左右に
分割し、これらを緩衝領域を隔てて再度接続する場合、
境界線H−H’を挟んで配置される図示せぬ受光素子
(図7の素子51,52に対応する)は、緩衝領域の間
隔(S4に対応する)だけ、素子の間隔がもとの間隔
(S3に対応する)よりも広くなる。
【0087】従って、この場合、画素ピッチが接続部分
だけ他の部分とは異なることになり、空間サンプリング
ポイントがこの部分においてずれを生ずるが、この程度
のサンプリングポイントのずれは、画像を取り込み、表
示する上で、実用上殆ど問題がない。
【0088】図8は、本発明のレチクルの更に詳細な構
成の一例を示す図である。図8(a)に示すレチクル
は、図1のレチクル100に対応しており、また、図8
(b)に示すレチクルは、図1のレチクル101に対応
している。また、図8(a)に示す配線パターン111
a、アライメント誤差補償用パターンである領域112
a,114a、および緩衝領域113aは、図1におい
て同一の符号が付してある領域に対応している。図8
(b)に示す、配線パターン111b、アライメント誤
差補償用パターンである領域112b,114b、およ
び緩衝領域113bも、図1において同一の符号が付し
てある領域に対応している。
【0089】更に、図8(a)に示す遮光帯161a、
および図8(b)に示す遮光帯161bは、縮小型露光
装置のブラインドを設定するために形成されており、レ
チクル上で、6mm程度の幅を有している。
【0090】これらのレチクルを用いてつなぎ露光を行
う場合、先ず、図8(a)に示すレチクルにより半導体
基板を露光する。続いて、図8(a)の領域113aと
図8(b)の緩衝領域112bとが相互に重なるように
図8(b)に示すレチクルの位置を調節し、第2回目の
露光を行う。この様なステップを経ることにより、図2
に示す配線を半導体基板上に形成することができる。
【0091】なお、半導体基板上において、第1回目と
第2回目の露光において、2回とも露光される領域は、
2重露光領域と呼ばれるが、この2重露光領域は、アラ
イメント誤差補償用パターン、緩衝領域、および、遮光
帯の形状により決定されることになる。前述のように、
2重露光領域に形成されるパターンは、一般的にその幅
が狭くなるので、断線などが生じないように、アライメ
ント誤差補償用パターン、緩衝領域、および、遮光帯の
形状を決定することが望ましい。
【0092】
【発明の効果】請求項1に記載の半導体装置によれば、
第1および第2のパターンが相互に接続する部分に緩衝
領域を設け、第1および第2のパターンが緩衝領域によ
って隔離されるようにしたので、接触不良や短絡等によ
り半導体装置が故障する確率を下げることができる。
【0093】請求項5に記載のレチクルによれば、半導
体基板上に露光形成される所定のパターンに、他のパタ
ーンと緩衝領域を介して接続させるための部分を形成す
るようにしたので、レチクルの重ね合わせの精度が低い
場合でも、形成される回路パターンが短絡したり、断線
したりすることが抑制することができる。
【0094】請求項9に記載の投影露光方法によれば、
第1および第2のレチクルに、これらにより半導体基板
上に露光形成される第1および第2のパターンを緩衝領
域を介して相互に接続させるための部分を設け、第1お
よび第2のパターンが緩衝領域を介して相互に接続され
るように、半導体基板と、第1または第2のレチクルの
相対的な位置を制御し、第1または第2のレチクルを介
して、半導体基板を露光するようにしたので、信頼性の
高い半導体装置を簡単に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のレチクルの構成の一例の概略を示す図
である。
【図2】図1に示すレチクルにより半導体基板上に形成
される配線の一例を示す図である。
【図3】図1に示すレチクルにより半導体基板上に形成
される配線の他の一例を示す図である。
【図4】図1に示すレチクルにより半導体基板上に形成
される配線の更に他の一例を示す図である。
【図5】高精細度撮像装置の構成の一例を示す回路図で
ある。
【図6】図5の回路図の主要部分の信号のタイミングを
示すタイミングチャートである。
【図7】本発明の半導体装置の構成の一例を示す図であ
る。
【図8】本発明のレチクルの構成の一例を示す図であ
る。
【図9】レチクルと最大露光領域の関係を示す図であ
る。
【図10】高精細度撮像装置をつなぎ露光により形成す
る際の、回路の分割の一態様を示す図である。
【図11】従来のレチクルの一例を示す図である。
【図12】従来の半導体装置の一例を示す図である。
【符号の説明】
11 レチクル 12 最大露光領域 20 受光部 22,23 垂直走査回路 24 リセット/定電流/バイアス回路 30,31 配線パターン 32 アライメント誤差補償用パターン 50乃至53 素子 60乃至63 配線パターン 64,65 アライメント誤差補償用パターン 112a,b アライメント誤差補償用パターン 113a,b 緩衝領域 114a,b アライメント誤差補償用パターン

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のレチクルにより第1のパターンを
    半導体基板上に露光形成し、第2のレチクルにより、前
    記第1のパターンの一部分と相互に接続するように第2
    のパターンを前記半導体基板上に露光形成することによ
    り得られる半導体装置において、 前記第1および第2のパターンが相互に接続する部分に
    緩衝領域が設けられ、前記第1および第2のパターンが
    前記緩衝領域によって隔離されていることを特徴とする
    半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記第1および第2のパターンは、前記
    接続部分以外の部分において、第1の間隔を隔てて配置
    された複数の素子を含み、 前記接続部分においては、前記素子の前記間隔が前記緩
    衝領域の間隔だけ前記第1の間隔より長いことを特徴と
    する請求項1に記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記第1および第2のパターンの間で所
    定の信号を授受するための前記第1のパターンから伸長
    する接続線と、前記第2のパターンから伸長する接続線
    が、前記緩衝領域上において相互に接続されていること
    を特徴とする請求項1または2に記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記第1および第2のパターンを隔離す
    る前記緩衝領域の幅が、前記第1および第2のパターン
    を露光形成する際に生ずるアライメント誤差に応じて設
    定されていることを特徴とする請求項1、2または3に
    記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 他のレチクルにより露光形成された他の
    パターンの一部分と相互に接続するように、所定のパタ
    ーンを半導体基板上に露光形成するレチクルにおいて、 前記半導体基板上に露光形成される前記所定のパターン
    を、前記他のパターンと緩衝領域を介して接続させるた
    めの部分を備えることを特徴とするレチクル。
  6. 【請求項6】 前記所定のパターンには、前記半導体基
    板上の前記緩衝領域上においても、前記他のパターンと
    の間で所定の信号を授受する接続線を形成するための部
    分が配置されていることを特徴とする請求項5に記載の
    レチクル。
  7. 【請求項7】 前記接続線を形成するための前記部分
    は、前記接続線の長さ方向にアライメント誤差補償用の
    部分が形成されていることを特徴とする請求項6に記載
    のレチクル。
  8. 【請求項8】 前記接続線を形成するための前記部分
    は、前記接続線の幅方向にアライメント誤差補償用の部
    分が形成されていることを特徴とする請求項6または7
    に記載のレチクル。
  9. 【請求項9】 第1のレチクルにより第1のパターンを
    半導体基板上に露光形成し、第2のレチクルにより、前
    記第1のパターンの一部分と相互に接続するように第2
    のパターンを前記半導体基板上に露光形成する投影露光
    方法において、 前記第1および第2のレチクルに、これらにより前記半
    導体基板上に露光形成される前記第1および第2のパタ
    ーンを緩衝領域を介して相互に接続させるための部分を
    設け、 前記第1および第2のパターンが前記緩衝領域を介して
    相互に接続されるように、前記半導体基板と、前記第1
    または第2のレチクルの相対的な位置を制御し、 前記第1または第2のレチクルを介して前記半導体基板
    を露光することを特徴とする投影露光方法。
JP22474496A 1996-01-10 1996-08-27 半導体装置、レチクル、および投影露光方法 Pending JPH09251954A (ja)

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