JPH09251585A - 防災監視システム - Google Patents

防災監視システム

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JPH09251585A
JPH09251585A JP5861496A JP5861496A JPH09251585A JP H09251585 A JPH09251585 A JP H09251585A JP 5861496 A JP5861496 A JP 5861496A JP 5861496 A JP5861496 A JP 5861496A JP H09251585 A JPH09251585 A JP H09251585A
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JP
Japan
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unit
power supply
receiver
relay board
cpu
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JP5861496A
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Kenji Kato
賢司 加藤
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Hochiki Corp
Original Assignee
Hochiki Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光ケーブルで接続された中継盤のCPU異常
動作時に、システムダウンを防止し、幹線伝送データを
正常に伝送可能とする。 【解決手段】 異常検出回路61aがCPU30の異常
動作を検出した際に、電源遮断回路61bがCPU30
及び幹線伝送部33への電源供給を停止する。光ユニッ
ト32へは常時、電源供給を行って動作を継続する。受
光部41a,41b、送光部42a,42b及び結合回
路43,44への電源供給が停止せずに、主線23−1
〜23−Nでの中継盤60の前段及び後段とのデータ伝
送が継続され、システムダウンが発生がなくなる。CP
U30及び幹線伝送部33へ電源供給停止された結果、
異常動作による幹線伝送データの破壊が生じず、誤デー
タの伝送が防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、大規模建物などの
防災管理データを光ケーブルで伝送する防災監視システ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】近時の大規模建物の防災管理を対象とす
る防災監視システムには、電源を受信機及び複数の中継
盤にそれぞれ設けて、受信機又はいずれかの中継盤での
電源供給停止によるシステムダウンを避けるようにした
電源分散方式がある。図3は従来の電源分散方式の防災
監視システムの構成を示すブロック図である。図3に於
いて、この電源分散方式の防災監視システムでは、受信
機1と、N台の中継盤2−1〜2−Nとがメタルケーブ
ルを用いた主線3−1〜3−Nに接続されている。この
主線3−1〜3−Nを通じて、制御信号、アドレス情報
及び火災の感知信号等のデータを伝送している。
【0003】この伝送は網トポロジーとして、周知のバ
ス形のトークンパッシング方式を採用し、主線3−1〜
3−Nに受信機1及び中継盤2−1〜2−Nがマルチド
ロップ形で接続されている。このトークンパッシング方
式におけるトークンの次ノードへの伝達は、マルチプル
トークン、シングルパケット、シングルトークンなどの
各種の方式のいずれでも良い。
【0004】正常動作時は、主線3−1〜3−Nを通
じ、受信機1をノード1とし、中継盤2をノード2とす
る順序、すなわち、論理的な下位ノードに対してトーク
ンがノードを巡回し、パケットの伝送を行っている。ま
た、主線3−1〜3−1Nに異常が発生した際は、副線
4−1〜4−Nに切り替えて、受信機1をノード1と
し、中継盤2−Nをノード2とする、主線3−1〜3−
Nと逆の順序でトークンがノードを巡回してパケットの
伝送を行っている。
【0005】受信機1は、CPU6が幹線伝送部7に対
してトークンパッシング方式による制御を行い、正常動
作時に主線3−1〜3−Nを通じたトークンのノード巡
回を処理して、パケットの伝送を行っている。また、受
信機1には電源ユニット8が設けられており、外部から
の交流電源を直流化し、またバックアップ用のバッテリ
ー37を充電し、CPU6と幹線伝送部7に電源供給を
行っている。
【0006】また、中継盤2−1〜2−Nは、CPU1
0が端末伝送部11を介して中継器12−1〜12−N
に接続した火災感知器13−1〜3−Nからの検出信号
を取り込む。このデータを幹線伝送部14を通じ、下位
ノードにトークンを渡すトークンパッシングの伝送によ
って、主線3−1〜3−Nから送信している。中継盤2
〜2−Nには電源ユニット15が設けられており、ここ
で交流電源を直流化し、またバックアップ用のバッテリ
37を充電し、各部に電源供給を行っている。
【0007】主線3−1〜3−Nに伝送異常が発生した
場合は、副線4〜4−Nを通じて同様のデータ伝送が行
われる。この場合、中継盤2−Nをノード1とする、主
線3−1〜3−Nと逆の順序でトークンがノードを巡回
する。また、中継盤2−1〜2−Nの幹線伝送部14の
それぞれの主線部、副線部には、直列接続の増幅器及び
短絡用リレーなどが設けられており、中継盤2−1〜2
−Nの個々にバス異常が発生し、主線3−1〜3−N及
び副線4〜4−Nの両方で、データ伝送が出来なくなっ
た場合、CPU10が幹線伝送部14の短絡用リレーを
オンに制御し、バス異常を起した中継盤を短絡してシス
テムダウンを避ける制御が行われる。
【0008】このような防災監視システムに対して、多
量のデータ伝送に対応し、かつ、電気誘導、誘雷などの
電気ノイズの影響を受けない光ケーブル方式が主流とな
りつつある。図4は光ケーブルを用いた電源分散方式の
防災監視システムの構成を示すブロック図である。図4
に於いて、この例は図3に示すメタルケーブル方式の場
合と基本的に同様の構成であり、受信機21及び中継盤
22−1〜22−Nの間を光コネクタ及び光ケーブルを
用いた主線23−1〜23−Nで接続し、制御情報、ア
ドレス情報及び火災等の検出情報等の光信号を伝送して
いる。
【0009】この光ケーブル方式でも、データ伝送にト
ークンパッシング方式によるノード管理によってパケッ
トの伝送が行われる。正常動作時は受信機21のCPU
26の制御によって、光ユニット32、幹線伝送部3
3、主線23−1〜23−Nを通じ、そのデータ伝送を
行う。また、受信機21では電源ユニット28で交流電
源を直流化し、またバックアップ用バッテリー37を充
電し、各部に電源供給を行っている。
【0010】中継盤22−1〜22−Nでは、CPU3
0が端末伝送部31を通じて中継器35−1〜35−N
に接続した煙感知器等の火災感知器36−1〜36−N
からの検出信号を取り込み、光ユニット32及び幹線伝
送部33を通じ、下位ノードにトークンを渡すトークン
パッシングにより、そのパケットの伝送が主線23−1
〜23−Nを通じて行われる。
【0011】この中継盤22−1〜22−Nでは電源ユ
ニット34から各部に電源供給を行っている。主線23
−1〜23−Nに異常が発生した場合は、副線24〜2
4−Nを通じて同様のデータ伝送が行われる。この副線
24〜24−Nでは中継盤22−Nをノード1とする、
主線23−1〜23−Nと逆の順序でトークンがノード
を巡回する。
【0012】図5は図4の中継盤22−1の詳細を示す
ブロック図であり、端末伝送部31、中継器35−1〜
35−N及び火災感知器36−1〜36−Nは省略して
いる。図5において、光ユニット32は、光ケーブルの
主線23−1〜23−Nが光コネクタ40a,40bを
介して受光素子を備えた受光部41a,41bと、発光
素子を備えた送光部42a,42bとが接続されてい
る。この受光部41aからの光電変換信号が、結合回路
43内の増幅器で増幅され、送光部42bで電気信号を
光に変換する光電変換の後に送信される。同様に受光部
41bからの光電変換信号が、結合回路44で増幅され
て送光部42aで光電変換して送信される。
【0013】副線24−1〜24−Nにも、主線23−
1〜23−N側と同様の構成の光コネクタ45a,45
b、受光部46a,46b、送光部47a,47b及び
結合回路48,49が設けられおり、主線23−1〜2
3−N側と同様に動作する。主線23−1〜23−N側
の結合回路43及び副線24−1〜24−N側の結合回
路48の動作時の増幅信号である出力信号の一方が、主
線/副線切替回路50を通じて選択され、受信回路51
を通じてCPU52で取り込まれる。また、CPU3
0,52の制御によって、送信回路54を通じ、主線/
副線切替回路53で、主線23−1〜23−N側の結合
回路44及び副線24−1〜24−N側の結合回路49
の出力信号の一方を選択して、そのパケットが主線23
−1〜23−N又は副線24−1〜24−Nから送信さ
れる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の防災監視システムでは、図4の受信機21及
び中継盤22−1〜22−NにおけるCPU26,30
が暴走等により異常動作することがある。このようにC
PUが異常動作が発生した場合、異常を起した例えば中
継盤22−1をシステムから切離すため、電源ユニット
34からの主電源の供給を停止する方法が取られる。
【0015】しかし、電源ユニット34からの主電源の
供給を停止すると、光ユニット32の電源供給も停止し
てしまい、電源供給が停止した中継盤22−1の光ユニ
ット32で光伝送路が断たれ、正常な受信機26および
他の中継盤22−2〜22−Nとの間のデータ伝送が出
来なくなる。このためシステムダウンを回避するために
は、CPUの異常動作を起しても電源供給を遮断して切
離すことができず、CPUの異常動作によって幹線伝送
データが破壊され、誤データが伝送されてしまうという
問題がある。
【0016】本発明は、このような従来の問題点を解決
するものであり、光ケーブルの幹線伝送線で接続された
受信機又は中継盤でのCPUの異常動作時に、システム
ダウンを起こすことなくシステムから切離して正常動作
を継続できるようにした防災監視システムを提供するこ
とを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明は次のように構成する。まず本発明は、受信機と
火災感知器が接続された複数の中継盤との間を光ケーブ
ルの幹線伝送線で接続し、受信機及び中継盤にそれぞれ
電源を独立に備えた電源分散構成の防災監視システムを
対象とする。
【0018】このような防災監視システムにつき本発明
にあっては、中央演算処理装置(以下「CPU」とい
う)を備え、火災感知器を集中監視すると共に受信機と
の間で監視情報、制御情報等の伝送制御を行う中継盤制
御部と、受信機及び他の中継盤との間で光データの送受
信を行う光ユニットと、中継盤制御部および光ユニット
に電源を供給する電源ユニットと、CPUの異常動作を
検出する異常検出部と、異常検出部がCPUの異常動作
を検出した際に、電源ユニットから中継盤制御部への電
源供給を停止する電源供給遮断部とを設けたことを特徴
とする。
【0019】また本発明は、受信機についても、中継盤
と同様に、CPUを備え、中継盤との間の監視情報及び
制御情報等の伝送を制御を行う受信機制御部と、中継盤
との間で光データの送受信を行う光ユニットと、受信機
制御部および光ユニットに電源を供給する電源ユニット
と、CPUの異常動作を検出する異常検出部と、異常検
出部がCPUの異常動作を検出した際に、電源ユニツト
から受信機制御部への電源供給を停止する電源供給遮断
部とを設ける。
【0020】更に、本発明の防災監視システムは、受信
機と中継盤とがバス形のトークンパッシング方式による
マルチドロップ形で接続されて、パケットの伝送を行う
ことを特徴とする。このような本発明の防災監視システ
ムは、光ケーブルで接続された受信機及び中継盤のいず
れかでCPUの異常動作を検出した際に、光ユニット以
外のCPUを含む受信機制御部又は中継盤制御部に対す
る電源供給を停止し、CPUの動作を停止してシステム
から切離す。このときCPU異常を起した受信機または
中継盤の光ユニットに対する電源供給は継続されている
ため、光ユニットの電源供給停止による光伝送路の遮断
を起きず、システムダウンを防止できる。
【0021】
【発明の実施の形態】図1は本発明の防災監視システム
に使用される中継盤の実施形態を示すブロック図であ
る。この図1の中継盤は、図4の光ケーブルを用いた電
源分散構成の防災監視システムの中継盤としてそのまま
使用されるので、システム構成は図4を使用し、同一の
構成要素には同一の符号を付して説明する。
【0022】図1に於いて、中継盤60−1は図4のN
台の中継盤22−1〜22−Nの内の中継盤22−1と
して使用され、図4の受信機21光ケーブルの主線23
−1〜23−N、及び、副線24−1〜24−Nで接続
される。中継盤60−1では、制御情報、アドレス情報
及び火災等の検出情報等のデータをパケットで、バス形
のトークンパッシング方式に基づいて伝送している。
【0023】バスの正常動作時は、主線23−1〜23
−Nを通じ、図4の受信機1をノード1とし、中継盤6
0をノード2とする順序でトークンがノードを巡回して
パケットの伝送を行っている。また、バスの異常動作時
は副線24−1〜24−Nを通じ、受信機1をノード1
とし、図1に示す中継盤60を最後のノードとする主線
23−1〜23−Nとは逆の順序でトークンがノード巡
回してパケットの伝送を行っている。
【0024】中継盤60−1は、光ユニット32とそれ
以外の中継盤制御部に分けられる。光ユニット32は、
中継盤60−1の前段の受信機及び後段の中継盤60−
2〜60−Nと光ケーブルを通じたパケットの伝送を行
う。即ち、光ユニット32は、光ケーブルの主線23−
1〜23−Nが光コネクタ40a,40bを介して受光
素子を備えた受光部41a,41bが送光部42a,4
2bに接続されている。
【0025】受光部41aからの光電変換信号は、結合
回路43内の増幅器で増幅された後、送光部42bで電
気信号を光電変換して光送信を行っている。同様に受光
部41bからの光電変換信号が、結合回路44で増幅さ
れた後、送光部42aで光電変換して光送信を行ってい
る。副線24−1〜24−N側にも、主線23−1〜2
3−N側と同様の構成の光コネクタ45a,45b、受
光部46a,46b、送光部47a,47b、結合回路
48,49が設けられている。
【0026】中継盤60−1の中継盤制御部和には、幹
線伝送部33、CPU30、及び端末伝送部31が設け
られる。幹線伝送部33は、主線/副線切替回路50、
受信回路51、CPU52、送信回路54及び主線/副
線切替回路53を備え、受信トークンパッシングによる
パケット送受信を制御する。幹線伝送部33は、主線2
3−1〜23−N側の結合回路43及び副線24−1〜
24−N側の結合回路48の動作時の増幅信号である出
力信号の一方が、主線/副線切替回路50を通じて選択
される。この選択した出力信号が、受信回路51を通じ
てCPU52で取り込まれるようになっている。また、
CPU52の制御によって、送信回路54を通じ、主線
/副線切替回路53で、主線23−1〜23−N側の結
合回路44及び副線24−1〜24−N側の結合回路4
9の一方を選択して、そのパケットが主線23−1〜2
3−N又は副線24−1〜24−Nから送信される。
【0027】CPU30は、端末伝送部32を介して中
継器35−1〜35−Nに接続した煙感知器等の火災感
知器30−1〜30−Nの検出情報を収集して火災を判
断し、検出情報及び判断結果の情報伝送を幹線伝送部3
3に対し要求する監視制御を行っている。また幹線伝送
部33を経由して受信機から送られた制御情報に基づ
き、防災機器の制御を行う。
【0028】中継盤60−1には、電源ユニット34が
設けられる。電源ユニット34は、外部から商用交流電
源AC100Vを入力して直流化し、受信機制御部及び
光ユニット32に電源を供給している。ここで電源ユニ
ット34からの光ユニット32に対する電源供給は、C
PU30を含む中継盤制御部側とは異なり、直接に行わ
れている。また電源ユニット34にはバックアップ電源
(予備電源)としてバッテリー37が接続される。
【0029】CPU30、幹線伝送部33及び端末伝送
部31を備えた中継盤制御部に対する電源ユニット34
からの電源供給は、異常検出部61を経由して行われ
る。異常検出部61は、異常検出回路61aと電源遮断
回路61bを備える。異常検出回路61aは例えばウォ
ッチドックドタイマであり、CPU30の暴走等による
異常動作を監視し、異常を検出すると異常検出信号を電
源手段回路61bに出力する。
【0030】電源遮断回路61bは、電源ユニット34
からの電源供給を受け、正常時は、中継盤制御部を構成
するCPU30、幹線伝送部33及び端末伝送部31の
各々に電源を供給し、異常検出回路61aからCPU3
0の異常検出信号を受けると、CPU30、幹線伝送部
33及び端末伝送部31の各々に対する電源供給を遮断
する。
【0031】次に、この実施形態の構成における動作に
ついて説明する。図1に示す中継盤60−1は、CPU
30が端末伝送部31を通じて中継器35−1〜35−
Nに接続した火災感知器36−1〜36−Nからの検出
信号を取り込む。また、中継盤60−1はバス形のトー
クンパッシング、すなわち、マルチドロップ形によるデ
ータ伝送を行っている。
【0032】バスの正常動作時は、CPU30の制御に
よって、主線23−1〜23−Nを通じ、図4の受信機
1をノード1とする順序でトークンを下位ノードに渡す
トークンパッシングにより、そのパケットである制御情
報、アドレス情報及び火災等の検出情報を伝送してい
る。また、主線23−1〜23−Nにバス異常が発生し
た場合、副線24−1〜24−Nを通じ、受信機1をノ
ード1とし、図1の中継盤60−1を最後のノードとす
る、主線23−1〜23−Nと逆の順序でトークンがノ
ード巡回してパケットの伝送を行っている。
【0033】光ユニット32では、光ケーブルの主線2
3−1〜23−Nが光コネクタ40a,40bを介して
受光部41a,41bと、送光部42a,42bと接続
されており、この受光部41aからの光電変換信号が、
結合回路43内で増幅され、送光部42bで電気信号の
光電変換を行って光送信される。同様に受光部41bか
らの光電変換信号が、結合回路44で増幅され、送光部
42aで光電変換を行って光送信される。
【0034】光ユニット32では副線24−1〜24−
N側の光コネクタ45a,45b、受光部46a,46
b、送光部47a,47b及び結合回路48,49が同
様に動作する。幹線伝送部33では、主線23−1〜2
3−N側の結合回路43及び副線24−1〜24−N側
の結合回路48からの増幅出力信号の一方が、主線/副
線切替回路50を通じて選択され、受信回路51を通じ
てCPU52で取り込まれる。
【0035】また、CPU52の制御によって、送信回
路54を通じ、主線/副線切替回路53で、主線23−
1〜23−N側の結合回路44及び副線24−1〜24
−N側の結合回路49の一方を選択して、主線23−1
〜23−N又は副線24−1〜24−Nからパケットの
送信が行われる。異常検出部61では、異常検出回路6
1aがCPU30の制御動作を取り込み、暴走などの異
常動作が発生した際に、異常検出信号を電源遮断回路6
1bに出力する。CPU30の異常検出信号を受けた電
源遮断回路61bは、CPU30、端末伝送部31及び
幹線伝送部33に対する電源ユニット34からの電源供
給を停止する。このため異常を起こしたCPU30の動
作が停止し、中継盤60−1はシステムから切離され
る。
【0036】このCPU30、端末伝送部31及び幹線
伝送部33へ電源供給停止された場合、電源ユニット3
4からの電源は光ユニット32のみに供給され、その動
作を継続する。したがって、光ユニット32の受光部4
1a,41bの受光素子、送光部42a,42bの発光
素子及び結合回路43,44の増幅素子への電源供給が
継続され、主線23−1〜23−Nでの中継盤60の前
段と後段とのデータ伝送が停止せずにシステムダウンは
発生しない。
【0037】この中継盤60−1のCPU30が異常動
作に対する実施形態は、図4の受信機21にも、同様に
適用できる。図2は、電源供給停止の制御を行う受信機
65の構成を示すブロック図である。図2に於いて、受
信機は、CPU26及び幹線伝送部27を備えた受信機
制御部、光ユニット29、及び電源ユニット37で構成
され、更に、異常検出部66を設けている。光ユニット
29には光コネクタ67によって主線23が接続され、
光コネクタ68に副線24が接続されている。
【0038】この受信機65の構成と動作は図1の中継
盤60−1と基本的に同じであり、受信機65をノード
1とする順序でトークンを下位ノードにトークンを渡す
トークンパッシングにより、そのパケットの制御信号な
どを送信する。また、火災の感知信号のデータなどを収
集し、図示しないデータ処理装置を通じた警報処理や表
示器などでの画面表示する制御が行われる。
【0039】また、CPU26が異常動作した場合、中
継盤60−1と同様、CPU26及び幹線伝送部27を
備えた受信機制御部に対する電源ユニット28からの電
源供給が異常検出部66により遮断され、CPU異常を
起した受信機65がシステムから切り離される。このと
き、光ユニット29に対する電源供給は継続されてお
り、光ケーブルによる幹線伝送路の手段によるシステム
ダウンを起すことはない。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の防災監視
システムによれば、光ケーブルで接続された受信機及び
中継盤のいずれかでCPUの異常動作を検出した際に、
光ユニット以外のCPUを含む受信機制御部又は中継器
制御部に対する電源供給を停止し、CPUの動作を停止
してシステムから切離し、このときCPU異常を起した
受信機または中継盤の光ユニットに対する電源供給は継
続され、光ユニットの電源供給停止による光伝送路の遮
断が起ないため、システムダウンを防止できる。
【0041】さらに、異常動作時に、その制御部への電
源供給を停止して切離すため、異常動作による幹線伝送
データの破壊が生じなくなり、誤データの伝送も阻止で
き、異常の波及によるシステムダウンを確実に防止し、
防災監視の信頼性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の防災監視システムで使用する中継盤の
実施形態のブロック図
【図2】本発明の防災監視システムで使用する受信機の
実施形態のブロック図
【図3】メタルケーブルを用いた電源分散方式の防災監
視システムの従来構成を示すブロック図
【図4】光ケーブルを用いた電源分散方式の防災監視シ
ステムの従来構成を示すブロック図
【図5】図4の中継盤の詳細構成を示すブロック図
【符号の説明】 21,65:受信機 23−1〜23−N:主線 24−1〜24−N:副線 26,30,52:CPU 27,33:幹線伝送部 28,34:電源ユニット 29,32:光ユニット 31:端末伝送部 35−1〜35−N:中継器 36−1〜36−N:火災感知器 60−1:中継盤 61,66:異常検出部 61a:異常検出回路 61b:電源遮断回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】受信機と火災感知器が接続された複数の中
    継盤との間を光ケーブルの幹線伝送線で接続し、前記受
    信機及び中継盤にそれぞれ電源を独立に備えた電源分散
    構成の防災監視システムに於いて、 前記中継盤に、 中央演算処理装置を備え、火災感知器を集中監視すると
    共に前記受信機との間で監視情報、制御情報等の伝送制
    御を行う中継盤制御部と、 前記受信機及び他の中継盤との間で光データの送受信を
    行う光ユニットと、 前記中継盤制御部および光ユニットに電源を供給する電
    源ユニットと、 前記中央演算処理装置の異常動作を検出する異常検出部
    と、 前記異常検出部が中央演算処理装置の異常動作を検出し
    た際に、前記電源ユニットから前記中継盤制御部への電
    源供給を停止する電源供給遮断部と、を備えることを特
    徴とする防災監視システム。
  2. 【請求項2】前記請求項1記載の防災監視システムに於
    いて、 前記受信機に、 中央演算処理装置を備え、前記中継盤との間の監視情報
    及び制御情報等の伝送制御を行う受信機制御部と、 前記中継盤との間で光データの送受信を行う光ユニット
    と、 前記受信機制御部および光ユニットに電源を供給する電
    源ユニットと、 前記中央演算処理装置の異常動作を検出する異常検出部
    と、 前記異常検出部が中央演算処理装置の異常動作を検出し
    た際に、前記電源ユニットから前記受信機制御部への電
    源供給を停止する電源供給遮断部と、を備えることを特
    徴とする防災監視システム。
  3. 【請求項3】前記請求項1又は2記載の防災監視システ
    ムに於いて、 前記受信機と前記中継盤とがバス形のトークンパッシン
    グ方式によるマルチドロップ形で接続されて、パケット
    の伝送を行うことを特徴とする防災監視システム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015087918A (ja) * 2013-10-30 2015-05-07 能美防災株式会社 トンネル防災システム

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