JPH09251335A - 消費電力低減回路 - Google Patents

消費電力低減回路

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JPH09251335A
JPH09251335A JP8058935A JP5893596A JPH09251335A JP H09251335 A JPH09251335 A JP H09251335A JP 8058935 A JP8058935 A JP 8058935A JP 5893596 A JP5893596 A JP 5893596A JP H09251335 A JPH09251335 A JP H09251335A
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JP
Japan
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circuit
lsi
power supply
integrated circuit
signal
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Application number
JP8058935A
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English (en)
Inventor
Masahiro Hashimoto
匡広 橋本
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 LSIのディセーブル時にバスからのコント
ロール信号等に起因して、漏れ電流が発生し電力を消費
してしまうことがある。 【解決手段】 LSI3が不使用であるものとすると、
入力端子4を介して入力される電源制御信号により電源
スイッチ2がオフとされる。この電源スイッチ2のオフ
により電源1のLSI3への供給が遮断される。電源制
御信号は遅延回路5により所定時間遅延された後、リセ
ット生成回路6及びマスク回路7にそれぞれ供給され
る。リセット生成回路6は入力信号の立ち上がりで動作
するように構成されているので動作しない。マスク回路
7は、電源スイッチ2の遮断後、遅延回路5の遅延時間
経過後は、LSI3へはバスからの入力信号8も供給が
遮断されるため、バスからの入力信号8がハイレベルで
入力されていたとしても、電源による電流のみならず漏
れ電流も発生しない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は消費電力低減回路に
係り、特に不使用時の大規模集積回路(LSI)の消費
電力を低減する低減回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、LSIを使用する装置におい
て、LSIの消費電力を低減するために、LSIが未使
用である間は供給電源を遮断する消費電力低減回路が組
み込まれている。図4はこの従来の消費電力低減回路の
一例の回路図を示す。この消費電力低減回路は、同図に
示すように、供給電源1からの電源電圧を、電源スイッ
チ2を介してLSI3の電源端子に供給すると共に、電
源スイッチ2を入力端子4よりの電源スイッチ2のスイ
ッチング信号でオン・オフ制御する構成である。
【0003】このように構成された従来の消費電力低減
回路において、LSI3の使用時には、電源スイッチ2
を入力端子4よりのスイッチング信号によりオンに制御
して、供給電源1からの電源電圧を電源スイッチ2を通
してLSI3の電源端子に印加してLSI3を動作可能
状態とし、LSI3に入力されるバスからの入力信号8
の処理を可能としている。
【0004】ここで、LSI3の不使用時には、入力端
子4より入力されるスイッチング信号により電源スイッ
チ2をオフに制御することにより、供給電源1からLS
I3に供給される電源電圧の供給を電源スイッチ2によ
り遮断する。これにより、LSI3自身での消費電流を
低減することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記の従来
の消費電力低減回路では、不使用時のLSI3自身への
供給電源を遮断しても、LSI3のディセーブル時にバ
スからのコントロール信号等の入力信号8がハイレベル
で入力されていると、漏れ電流として発生し電力を消費
してしまい、消費電力低減効果が不十分である。これ
は、LSI3自身への供給電源1以外の信号に対して漏
れ電流を防ぐ対策が施されていなかったからである。
【0006】本発明は上記の点に鑑みなされたもので、
LSIとの接続バス上でLSIへの無用な電流の流入を
制御することにより、消費電力をより低減できる消費電
力低減回路を提供することを目的とする。
【0007】また、本発明の他の目的は、集積回路の電
源供給後適切に集積回路を動作開始し得る消費電力低減
回路を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するため、集積回路への供給電源を、電源制御信号に
より使用時には印加し、不使用時には遮断する電源スイ
ッチと、電源制御信号を遅延する遅延回路と、遅延回路
の出力遅延電源制御信号により、集積回路へのバスから
の入力信号の供給を、集積回路の不使用時に遮断するマ
スク回路とを有する構成としたものである。
【0009】この発明では、集積回路の不使用時は集積
回路への供給電源が電源スイッチにより遮断されると共
に、マスク回路によりバスからの集積回路への入力信号
も、遅延回路の遅延時間経過後に遮断されるため、バス
からの入力信号がハイレベルであっても、集積回路に漏
れ電流が発生することを防止できる。
【0010】また、本発明は遅延回路の出力遅延電源制
御信号により集積回路の使用開始後に集積回路をリセッ
トするリセット信号を発生するリセット生成回路を有す
ることを特徴とする。これにより、集積回路の不使用時
から使用開始直後にリセット信号により集積回路は初期
状態に設定され、かつ、バスからの入力信号が入力され
る。
【0011】ここで、リセット信号は遅延回路の出力遅
延電源制御信号により集積回路の使用開始後に、マスク
回路を通して集積回路へ供給するようにしてもよい。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して、詳細に説明する。
【0013】図1は本発明になる消費電力低減回路の一
実施の形態の回路系統図を示す。同図中、図4と同一構
成部分には同一符号を付し、その説明を省略する。この
消費電力低減回路は、図1に示すように、LSI3への
供給電源1を、入力端子4よりの制御信号により電源ス
イッチ2をスイッチング制御して、通過又は遮断する従
来回路の構成に加えて、遅延回路5、リセット生成回路
6及びマスク回路7を更に設けたものである。
【0014】遅延回路5は入力端子4よりの制御信号を
所定時間遅延してリセット生成回路6及びマスク回路7
にそれぞれ供給する。リセット生成回路6は所定論理値
の入力信号が入力されたときにリセット信号を発生し、
LSI3へそのリセット信号を供給する。マスク回路7
は遅延回路5からの遅延制御信号の論理値に応じて、バ
スからの入力信号8をLSI3へ供給又は遮断する。
【0015】次に、この実施の形態の動作について図2
のタイムチャートと共に説明する。まず、LSI3が不
使用であるものとすると、入力端子4を介して入力され
る電源制御信号が図2(A)に示す如くローレベルで、
これにより電源スイッチ2がオフとされる。この電源ス
イッチ2のオフにより電源1のLSI3への供給が遮断
される。
【0016】また、上記のローレベルの電源制御信号は
遅延回路5により所定時間遅延された後、リセット生成
回路6及びマスク回路7にそれぞれ供給される。リセッ
ト生成回路6は入力信号の立ち上がりで動作するように
構成されているので動作しない。
【0017】一方、マスク回路7は入力制御信号がロー
レベルのときには、バスからの入力信号8のLSI3へ
の供給を遮断状態とする。従って、電源スイッチ2の遮
断後、遅延回路5の遅延時間経過後は、LSI3へはバ
スからの入力信号8も供給が遮断されるため、バスから
の入力信号8がハイレベルで入力されていたとしても、
電源による電流のみならず漏れ電流も発生しないため、
従来に比べてLSI3の消費電力を低減することができ
る。
【0018】次に、上記の不使用状態にあるLSI3を
使用するために、図2(A)に示す入力端子4を介して
入力される電源制御信号が時刻t1でハイレベルになる
と、時刻t1で電源スイッチ2を介して供給電源1から
の電源電圧がLSI3に印加されるため、LSI3の電
源端子の電源電圧は図2(B)に示すように時刻t1
後にハイレベルとなる(電源オンとなる)。すなわち、
LSI電源制御信号がローレベルからハイレベルに変化
したとすると、LSI3への電源電圧は電源制御信号と
同期して印加される。
【0019】一方、上記のLSI電源制御信号が入力さ
れる遅延回路5の出力制御信号が、上記時刻t1から遅
延時間td経過後の時刻t2で図2(C)に示すように、
ローレベルからからハイレベルに変化する。これによ
り、LSI3が不使用の時に、図2(E)に示すディセ
ーブルでハイレベルなバスからの入力信号8は、時刻t
2まではマスク回路7によってLSI3への供給は遮断
され、LSI3のバス入力は図2(F)に示すようにロ
ーレベルのままであるが、電源オンになってから時刻t
2に達してはじめてマスク回路7によるマスク動作が解
除され、バスからの入力信号8がマスク回路7をそのま
ま通して図2(F)に示すようにLSI3へ入力され
る。
【0020】これと同時に、すなわち、時刻t2におい
て、遅延回路5の出力制御信号が図2(C)に示すよう
に、ローレベルからハイレベルへ立ち上がるので、リセ
ット生成回路6はこの時図2(D)に示すハイレベルの
リセット信号を生成し、その生成したリセット信号をL
SI3のリセット端子へ入力する。これにより、時刻t
2で確定したバスからの入力信号8を、LSI3への入
力信号として確定し、正常にLSI3を動作開始させる
ことができる。
【0021】図3は本発明の消費電力低減回路の他の実
施の形態の回路系統図を示す。同図中、図1と同一構成
部分には同一符号を付し、その説明を省略する。図1に
示した実施の形態は、LSI3のリセット信号を、LS
I電源制御信号4を遅らせるための遅延回路5の出力遅
延電源制御信号に同期してリセット生成回路6によって
生成していたが、通常、リセット信号はバスからの入力
信号8に含まれるケースが多いため、この図3の実施の
形態ではこれを流用したものである。
【0022】すなわち、図3において、バスからの入力
信号8とリセット信号10がマスク回路9に並列に入力
される。マスク回路9は図1の実施の形態と同様に、遅
延回路5からの遅延制御信号の論理値に応じて、バスか
らの入力信号8とリセット信号10をLSI3へ供給又
は遮断する。
【0023】この実施の形態では、入力端子4を介して
入力される電源制御信号がローレベルで、電源スイッチ
2がオフとされているときには、マスク回路9もローレ
ベルの遅延回路5の出力遅延制御信号によりマスク動作
をしてバスからの入力信号8とリセット信号10のLS
I3への入力を遮断している。これにより、LSI3に
バスからの入力信号8による漏れ電流が生じないため、
LSI3の消費電力を従来よりも低減できる。
【0024】また、上記電源制御信号がハイレベルにな
り電源スイッチ2がオンとなってから遅延時間5の遅延
時間経過後に遅延回路5からマスク回路9に入力される
制御信号がハイレベルになるため、その時点からマスク
回路9を通してバスからの入力信号8とリセット信号1
0がそれぞれLSI3へ入力されるため、LSI3は正
常に動作開始する。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
集積回路の不使用時は集積回路への供給電源が電源スイ
ッチにより遮断されると共に、マスク回路によりバスか
らの集積回路への入力信号も、遅延回路の遅延時間経過
後に遮断されるため、バスからの入力信号がハイレベル
であっても、それによって集積回路に漏れ電流が発生す
ることを防止でき、よって従来に比べて更に集積回路の
不使用時の消費電力を低減することができる。
【0026】また、本発明によれば、集積回路の不使用
時から使用開始直後にリセット信号により集積回路は初
期状態に設定され、かつ、バスからの入力信号が入力さ
れるため、集積回路に電源供給されてから遅延回路によ
る遅延時間経過後に、確定したバスからの入力信号を集
積回路への入力信号として確定し、正常に集積回路を動
作開始させることができ、ディセーブルがハイレベルの
信号でも、集積回路に電源供給が開始されたとき、ロー
レベルからハイレベルへの選移を容易に行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す回路系統図であ
る。
【図2】図1の動作説明用のタイムチャートである。
【図3】本発明の他の実施の形態を示す回路系統図であ
る。
【図4】本発明の従来例を示す回路図である。
【符号の説明】
1 供給電源 2 電源スイッチ 3 LSI(大規模集積回路) 4 電源制御信号入力端子 5 遅延回路 6 リセット生成回路 7、9 マスク回路 8 バスからの入力信号 10 リセット信号

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 集積回路への供給電源を、電源制御信号
    により使用時には印加し、不使用時には遮断する電源ス
    イッチと、 前記電源制御信号を遅延する遅延回路と、 前記遅延回路の出力遅延電源制御信号により、前記集積
    回路へのバスからの入力信号の供給を、該集積回路の不
    使用時に遮断するマスク回路とを有することを特徴とす
    る集積回路の消費電流低減回路。
  2. 【請求項2】 前記遅延回路の出力遅延電源制御信号に
    より前記集積回路の使用開始後に該集積回路をリセット
    するリセット信号を発生するリセット生成回路を有する
    ことを特徴とする請求項1記載の消費電流低減回路。
  3. 【請求項3】 前記遅延回路の出力遅延電源制御信号に
    より前記集積回路の使用開始後に該集積回路をリセット
    するリセット信号を、前記マスク回路を通して該集積回
    路へ供給することを特徴とする請求項1記載の消費電流
    低減回路。
JP8058935A 1996-03-15 1996-03-15 消費電力低減回路 Pending JPH09251335A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04118711A (ja) * 1990-09-10 1992-04-20 Nec Home Electron Ltd データ処理装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04118711A (ja) * 1990-09-10 1992-04-20 Nec Home Electron Ltd データ処理装置

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