JPH09250561A - クラッチカバー組立体 - Google Patents

クラッチカバー組立体

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JPH09250561A
JPH09250561A JP5707296A JP5707296A JPH09250561A JP H09250561 A JPH09250561 A JP H09250561A JP 5707296 A JP5707296 A JP 5707296A JP 5707296 A JP5707296 A JP 5707296A JP H09250561 A JPH09250561 A JP H09250561A
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JP
Japan
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clutch cover
rotating body
clutch
pressure plate
hole
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Application number
JP5707296A
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English (en)
Inventor
Yasuyuki Hashimoto
恭行 橋本
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Exedy Corp
Original Assignee
Exedy Corp
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Priority to US08/815,169 priority patent/US5904233A/en
Priority to EP97104292A priority patent/EP0795695B1/en
Priority to DE69705563T priority patent/DE69705563T2/de
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 摩耗追従機構を備えたクラッチカバー組立体
においてダイヤフラムスプリングを支持する支持部材の
移動量を正確にする。 【解決手段】 規制機構7は、ボルト13とブッシュ1
4とを備えている。ブッシュ14は、クラッチカバー2
に軸方向に摩擦係合されており、ファルクラムリング5
のフライホイール51側への移動を規制している。ボル
ト13はプレッシャープレート3に固定されている。ボ
ルト13の頭部13aは、ブッシュ14のフライホイー
ル51側と反対側端に当接している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クラッチカバー組
立体、特に、摩擦部材の摩耗にかかわらず押圧荷重を初
期の状態に維持するための摩耗追従機構を備えたクラッ
チカバー組立体に関する。
【0002】
【従来の技術】クラッチカバー組立体は、一般に、エン
ジンのフライホイールに装着され、フライホイールとの
間でクラッチディスク組立体の摩擦フェーシングを挟持
してエンジンの駆動力をトランスミッション側に伝達す
るために用いられている。このようなクラッチカバー組
立体及びクラッチディスク組立体では従来より長寿命化
の要請がある。そこで、クラッチディスク組立体におい
て、摩擦フェーシングをリベット等を用いずにクッショ
ニングプレートに固定することにより摩擦フェーシング
の有効使用厚みを増加させている。
【0003】摩擦フェーシングが摩耗すると、それによ
りプレッシャープレートがフライホイール側に移動す
る。その結果、例えばダイヤフラムスプリングの押圧姿
勢が変化し、その結果押圧荷重が変化してしまう。この
ような摩擦フェーシングの摩耗によるダイヤフラムスプ
リングの姿勢変化を無くすために、クラッチカバー側に
ダイヤフラムスプリングを支持する支持部材を摩耗に応
じてフライホイール側に移動させる摩耗追従機構が知ら
れている。この摩耗追従機構は、ダイヤフラムスプリン
グのクラッチカバー側を支持するくさび機構と、ダイヤ
フラムスプリングのフライホイール側を支持するコーン
スプリングとから構成されている。くさび機構は、遠心
力やバネの付勢力により支持部材を常にダイヤフラムス
プリング側に付勢している。このクラッチカバー組立体
では、摩擦フェーシングに摩耗が生じるとそれによりプ
レッシャープレートがフライホイール側に移動する。そ
れに従い、ダイヤフラムスプリングの姿勢も変化する。
次にレリーズ動作を行うと、姿勢の変化したダイヤフラ
ムスプリングによりコーンスプリング側に作用する荷重
が大きくなるために、コーンスプリングが変形してダイ
ヤフラムスプリングからの荷重とが釣り合う点で変形が
停止する。このとき、くさび機構の部材とダイヤフラム
スプリングとの間に隙間ができ、その隙間をくさび機構
の部材が埋める。このようにして、ダイヤフラムスプリ
ングの姿勢が維持される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の構成では、
ダイヤフラムスプリングを支持する支持部材の移動量が
ダイヤフラムスプリングとコーンスプリングとの荷重バ
ランスによって決定されるため、摩擦部材の摩耗量に正
確に対応しない。本発明の目的は、摩耗追従機構を備え
たクラッチカバー組立体においてダイヤフラムスプリン
グを支持する支持部材の移動量を正確に摩耗量に対応さ
せることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のクラッ
チカバー組立体は、出力側部材に連結された摩擦部材を
入力側回転体に押圧あるいは押圧解除するためのもので
あり、クラッチカバーと環状プレッシャープレートと付
勢部材と支持部材と付勢機構と規制機構とを備えてい
る。クラッチカバーは、入力側回転体に接続される。環
状プレッシャープレートはクラッチカバー内に配置さ
れ、一側面に摩擦部材を押圧するための押圧面を有して
いる。押圧部材は、プレッシャープレートを入力側回転
体側に押圧するための部材である。支持部材はプレッシ
ャプレートとクラッチカバーとの間に配置され、押圧部
材を支持する。付勢機構は支持部材をクラッチカバーか
ら入力側回転体側に付勢する。規制機構は、プレッシャ
ープレートに固定されるとともにクラッチカバーに摩擦
係合し、支持部材の入力側回転体側への移動を規制す
る。
【0006】このクラッチカバー組立体では、押圧部材
がプレッシャープレートを入力回転体側に押圧し、プレ
ッシャープレートの押圧面が摩擦部材を入力側回転体に
押圧している。この結果、入力側回転体から摩擦部材に
トルクが伝達される。摩擦部材が摩耗すると、プレッシ
ャープレートが入力側回転体側に移動する。すると、プ
レッシャープレートとともに規制機構ががクラッチカバ
ーに対して摩耗量だけ移動する。この結果、規制機構と
支持部材との間には隙間が生じて、次にレリーズ動作を
行うと、支持部材は付勢機構に付勢されて入力側回転体
側に規制機構に規制されるまで移動する。このように支
持部材が摩耗量に等しい量だけ入力側回転体側に移動す
るため、押圧部材の姿勢はほとんど変化しない。特に、
ここでは従来のように弾性部材のバランス荷重ではな
く、摩擦部材の摩耗量に対応させて正確に支持部材が移
動するため、より正確に摩耗量が補償される。
【0007】請求項2に記載のクラッチカバー組立体で
は、規制機構は規制部材と係止部材とを備えている。ブ
ッシュは、クラッチカバーに軸方向に摩擦係合するとと
もに支持部材が入力側回転体側に移動するのを規制す
る。係止部材は、プレッシャープレートに固定され、規
制部材に係合する。摩擦部材が摩耗すると、プレッシャ
ープレートが入力側回転体側に移動する。すると、プレ
ッシャープレートとともに係止部材がクラッチカバーに
対して摩耗量だけ移動する。この結果、係止部材によっ
て移動させられた規制部材はクラッチカバーに対して摩
耗量だけ入力側回転体側に移動する。したがって、規制
部材と支持部材との間に摩耗量に等しい隙間が形成され
る。次にレリーズ動作を行うと、押圧部材から支持部材
への荷重が解除され、支持部材は入力側回転体側に規制
部材に規制されるまで移動する。このように支持部材が
摩耗量に等しい量だけ入力側回転体側に移動するため、
押圧部材の姿勢はほとんど変化しない。特に、ここでは
従来のように弾性部材のバランス荷重ではなく、摩擦部
材の摩耗量に対応させて正確に支持部材が移動するた
め、より正確に摩耗量が補償される。
【0008】請求項3に記載のクラッチカバー組立体で
は、クラッチカバーは軸方向に貫通する第1孔を有し、
支持部材は前記第1孔に対応し第1孔より大径の第2孔
を有している。係止部材は、プレッシャープレートに固
定され第1孔及び第2孔内を延びる本体と、クラッチカ
バーの入力側回転体と反対側に所定距離だけ離れて配置
され第1孔より大径の頭部とを有する。規制部材は、第
1孔に圧入され、支持部材の入力側回転体側面に当接す
る当接部を有し、入力側回転体側と反対側端は頭部に当
接しているブッシュである。
【0009】摩擦部材が摩耗すると、プレッシャープレ
ートが入力側回転体側に移動する。すると、プレッシャ
ープレートとともに係止部材がクラッチカバーに対して
摩耗量だけ移動する。この結果、係止部材の頭部に押さ
れブッシュはクラッチカバーに対して摩耗量だけ入力側
回転体側に移動する。したがって、ブッシュの当接部と
支持部材との間に摩耗量に等しい隙間が形成される。次
にレリーズ動作を行うと、付勢部材から支持部材への荷
重が解除され、支持部材は入力側回転体側にブッシュの
当接部に当接するまで移動する。このように支持部材が
摩耗量に等しい量だけ入力側回転体側に移動しているた
め、付勢部材の姿勢はほとんど変化しない。特に、ここ
では従来のように弾性部材のバランス荷重ではなく、摩
耗部材の摩耗量に対応させて正確に支持部材が移動する
ため、より正確に摩耗量が補償される。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態によるクラッ
チカバー組立体1を図1に示す。なお、図1に示す状態
は、フライホイール51にクラッチディスク組立体(図
示せず)の摩擦フェーシング52を押圧しているセット
状態である。クラッチカバー組立体1は、エンジン側の
フライホイール51に外周部が固定されるクラッチカバ
ー2と、クラッチカバー2内に配置されたプレッシャー
プレート3と、プレッシャープレート3をフライホイー
ル51側に押圧するためのダイヤフラムスプリング4
と、ダイヤフラムスプリング4をクラッチカバー2側に
支持するためのファルクラムリング5と、ファルクラム
リング5をフライホイール51側に付勢するための付勢
機構6と、ファルクラムリング5がクラッチカバー2に
対してフライホイール51側に移動するのを規制しかつ
摩擦フェーシング52の摩耗量に対応して移動を許可す
る規制機構7とを備えている。
【0011】クラッチカバー2は、皿形状のプレート部
材であり、外周部がフライホイール51に図示しないボ
ルトにより固定されている。クラッチカバー2の底部2
aの中心には、大径の中心孔が形成されている。また、
クラッチカバー2の底部2aの内周側には、円周方向に
等間隔で円形の第1孔2bが複数形成されている。プレ
ッシャープレート3は概ね円環状の部材であり、ストラ
ッププレート(図示せず)を介してクラッチカバー2に
対して回転不能にかつ軸方向(図1上下方向)に移動可
能に取り付けられている。また、ストラッププレートに
より、プレッシャープレート3はフライホイール51か
ら離れる方向に付勢されている。プレッシャープレート
3には、フライホイール51との間でクラッチディスク
組立体の摩擦フェーシング52を挟持するための押圧面
3aが形成されている。また、プレッシャープレート3
の図上側面には、円周方向に延びる突出部3bが形成さ
れている。
【0012】ダイヤフラムスプリング4(押圧部材)
は、クラッチカバー2と同心に配置されている。ダイヤ
フラムスプリング4は、環状の弾性部4aと、弾性部4
aから内周側に延びる複数のレバー部4bとから形成さ
れている。弾性部4aの外周部はプレッシャープレート
3の突出部3bに当接している。弾性部4aの内周部
は、後述するファルクラムリング5に支持されている。
なお、各レバー部4bの間はスリットになっており、そ
のスリットの外周部には小判孔4cが形成されている。
【0013】ファルクラムリング5(支持部材)は、円
板状のプレート部材である。ファルクラムリング5は、
ダイヤフラムスプリング4の外周部とクラッチカバー2
の底部2aとの間に配置されている。ファルクラムリン
グ5の内周部には、クラッチカバー2の第1孔2bに対
応する位置に円形の第2孔5aが形成されている。な
お、第2孔5aは第1孔2bより径が大きい。さらに、
ファルクラムリング5の内周部には、複数の折曲げタグ
5bが形成されている。折曲げタグ5bはダイヤフラム
スプリング4の小判孔4cの内周側に挿入され、さらに
外周側に折り曲げられてワイヤリング8を抱え込んでい
る。ワイヤリング8は、環状の弾性部4aのフライホイ
ール51側の面に当接している。さらに、ファルクラム
リング5の内周部には、弾性部4aのクラッチカバー2
側に当接する支持部5cが形成されている。
【0014】付勢機構6は、主に、クラッチカバー2側
に配置されたリング部材11と、コイルスプリング12
とから構成されている。ここでは図示されていないが、
固定部材11とファルクラムリング5との間には円周方
向に延びるくさび機構が設けられている。くさび機構
は、リング部材11とファルクラムリング5とにそれぞ
れ固定された第1くさびと第2くさびとから構成されて
いる。ここでは、くさび機構は従来より周知の構造であ
るため、詳細な説明は省略する。コイルスプリング12
は、第1くさびと第2くさびを円周方向に互いに付勢し
ている。この結果、くさび機構によりファルクラムリン
グ5はクラッチカバー2の底部2aから軸方向に離れる
方向(図1下側)に付勢されている。
【0015】規制機構7は、主に、ボルト13とブッシ
ュ14とから構成されている。ボルト13(係止部材)
は、第1孔2b,第2孔5a及び小判孔4cに対応する
位置においてプレッシャープレート3に固定されてい
る。ボルト13の本体部分は、第1孔2b,第2孔5a
及び小判孔4cを貫通してクラッチカバー2の底部2a
のトランスミッション側に延びている。ボルト13の本
体に設けられた頭部13aは、図1に示す状態でクラッ
チカバー2との間に隙間S1 を有している。
【0016】ブッシュ14は、クラッチカバー2の第1
孔2b内に圧入されている。すなわち、ブッシュ14は
クラッチカバーに対して一定以上の力が作用しない限り
移動不能に係止された状態である。ブッシュ14の内周
面とボルト13との間には隙間が確保されている。ま
た、ブッシュ14の外周面とファルクラムリング5の第
2孔5aとの間には隙間が形成されている。ブッシュ1
4のトランスミッション側端部はボルト13の頭部13
aに当接している。ブッシュ14のフライホイール51
側端には、ファルクラムリング5のフライホイール51
側側面に当接するフランジ14a(当接部)が形成され
ている。このようにして、ブッシュ14により、ファル
クラムリング5のフライホイール51側への移動は規制
されている。
【0017】なお、第1孔2bからブッシュ14に作用
する摩擦抵抗は、以下の条件を満たすように設定されて
いる。クラッチ連結時にダイヤフラムスプリング4の押
圧力がプレッシャープレート3及びボルト3を介してブ
ッシュ14に作用するときは、ブッシュ14はクラッチ
カバー2に対して移動可能である。クラッチ遮断時にダ
イヤフラムスプリング4と付勢機構6からの荷重がファ
ルクラムリング5を介してブッシュ14に作用するとき
は、ブッシュ14はクラッチカバー2に対して移動不能
である。
【0018】クラッチの使用により、図2に示すように
摩擦フェーシング52に摩耗W1 が生じると、ダイヤフ
ラムスプリング4の押圧力により、プレッシャープレー
ト3全体がフライホイール51側に移動する。このと
き、ボルト13の頭部13aに押されブッシュ14が第
1孔2bに対して滑りクラッチカバー2の底部2aに対
して移動する。この結果、ブッシュ14のフランジ14
aとファルクラムリング5との間には摩耗W1 に対応す
る隙間W2 が生じる。
【0019】次に、レリーズ操作が行われ、ダイヤフラ
ムスプリング4の複数のレバー部4bの内周部がフライ
ホイール51側に押されると、弾性部4aの外周部がプ
レッシャープレート3のフライホイール51側への付勢
を解除する。これにより、図示しないストラッププレー
トによりプレッシャープレート3はフライホイール51
側から離れる。この結果、クラッチディスク組立体の摩
擦フェーシング52がフライホイール51から離れ、ク
ラッチが遮断される。一方、円板部4aの内周部がファ
ルクラムリング5に与える荷重(図2上方への荷重)が
解除されると、ファルクラムリング5は付勢機構6から
の付勢力によりフライホイール51側に移動する。すな
わち、ファルクラムリング5は隙間W2 だけフライホイ
ール51側に移動し、ブッシュ14のフランジ14aに
当接して移動を停止する。
【0020】次に図示しないレリーズ装置がダイヤフラ
ムスプリング4の複数のレバー部4b先端をフライホイ
ール51側に押すのを解除すると、図3に示すように、
弾性部4aはファルクラムリング5とプレッシャープレ
ート3との間で圧縮状態となり、プレッシャープレート
3をフライホイール51側に付勢する。この図3に示す
セット状態で、ダイヤフラムスプリング4の弾性部4a
の姿勢は、図1に示す摩耗が生じる前の状態と同様であ
る。すなわち、摩擦フェーシング52の摩耗にもかかわ
らずダイヤフラムスプリング4の姿勢が維持されるた
め、押圧荷重が変化しない。
【0021】特に、この実施形態では、ファルクラムリ
ング5が規制機構7により摩耗量W 1 に等しい量W2
けフライホイール51側に移動するため、ダイヤフラム
スプリング4の姿勢が摩耗前とほぼ同じ状態に正確に復
帰する。さらに、規制機構は、ボルト13とブッシュ1
4とからなる簡単な構成であり、部品点数が少ない。な
お、図3に示す状態で、頭部13aとクラッチディスク
2の底部2aとの隙間S2 は初期の隙間S1 から摩耗量
1 を引いた量になる。
【0022】以上に述べたようにダイヤフラムスプリン
グ4の姿勢及び初期の押圧荷重が維持されるために、以
下の効果が得られる。 (a)摩擦フェーシング52の摩耗限界量まで十分に使用
することができ、クラッチの長寿命化を図ることができ
る。 (b)押圧荷重が一定に保たれることから、使用中にクラ
ッチのトルク伝達性能を維持できる。
【0023】(c)レリーズ特性が変化することなく、常
時同じレリーズ荷重でレリーズ操作を行うことができ
る。
【0024】
【発明の効果】本発明に係るクラッチカバー組立体で
は、プレッシャープレートとともに規制機構がクラッチ
カバーに対して摩耗量だけ移動する。このようにして、
押圧部材を支持する支持部材が摩擦部材の摩耗量に応じ
て移動するため、より正確に摩耗量が補償される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態としてのクラッチカバー組
立体の縦断面概略図。
【図2】クラッチカバー組立体の動作を説明するための
図であり、図1に対応する図。
【図3】クラッチカバー組立体の動作を説明するための
図であり、図1に対応する図。
【符号の説明】
1 クラッチカバー組立体 2 クラッチカバー 2b 第1丸孔 3 プレッシャープレート 3a 押圧面 4 ダイヤフラムスプリング 5 ファルクラムリング 5a 第2丸孔 6 付勢機構 7 規制機構 13 ボルト 13a 頭部 14 ブッシュ 14a フランジ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】出力側部材に連結された摩擦部材を入力側
    回転体に押圧あるいは押圧解除するためのクラッチカバ
    ー組立体であって、 前記入力側回転体に固定されるクラッチカバーと、 前記クラッチカバー内に配置され、一側面に前記摩擦部
    材を押圧するための押圧面を有する環状プレッシャープ
    レートと、 前記プレッシャープレートを前記入力側回転体側に押圧
    するための押圧部材と、 前記プレッシャプレートと前記クラッチカバーとの間に
    配置され、前記押圧部材を支持する支持部材と、 前記支持部材を前記クラッチカバーから前記入力側回転
    体側に付勢する付勢機構と、 前記プレッシャープレートに固定されるとともに前記ク
    ラッチカバーに摩擦係合し、前記支持部材の前記入力側
    回転体側への移動を規制する規制機構と、を備えたクラ
    ッチカバー組立体。
  2. 【請求項2】前記規制機構は、 前記クラッチカバーに軸方向に摩擦係合するとともに前
    記支持部材が前記入力側回転体側に移動するのを規制す
    る規制部材と、 前記プレッシャープレートに固定され、前記規制部材に
    係合する係止部材とを有している、請求項1に記載のク
    ラッチカバー組立体。
  3. 【請求項3】前記クラッチカバーは軸方向に貫通する第
    1孔を有し、 前記支持部材は前記第1孔に対応し前記第1孔より大径
    の第2孔を有し、 前記係止部材は、前記プレッシャープレートに固定され
    前記第1孔及び前記第2孔内を延びる本体と前記クラッ
    チカバーの前記入力側回転体側と反対側に所定距離だけ
    離れて配置され前記第1孔より大径の頭部とを有し、 前記規制部材は、前記第1孔に圧入され前記支持部材の
    前記入力側回転体側面と当接する当接部を有し、前記入
    力側回転体側と反対側端は前記頭部に当接しているブッ
    シュである、請求項2に記載のクラッチカバー組立体。
JP5707296A 1996-03-14 1996-03-14 クラッチカバー組立体 Pending JPH09250561A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5707296A JPH09250561A (ja) 1996-03-14 1996-03-14 クラッチカバー組立体
US08/815,169 US5904233A (en) 1996-03-14 1997-03-11 Clutch cover assembly having a wear compensation mechanism with diaphragm spring attitude control
EP97104292A EP0795695B1 (en) 1996-03-14 1997-03-13 Clutch cover assembly with a wear compensation mechanism
DE69705563T DE69705563T2 (de) 1996-03-14 1997-03-13 Kupplungsgehäuse mit Abnutzausgleichmechanismus
US09/165,191 US5971126A (en) 1996-03-14 1998-10-02 Clutch cover assembly having a wear compensation mechanism with diaphragm spring attitude control

Applications Claiming Priority (1)

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JP5707296A JPH09250561A (ja) 1996-03-14 1996-03-14 クラッチカバー組立体

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JP (1) JPH09250561A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007162755A (ja) * 2005-12-09 2007-06-28 Exedy Corp クラッチカバー組立体

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007162755A (ja) * 2005-12-09 2007-06-28 Exedy Corp クラッチカバー組立体

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