JPH09249720A - 吸水性樹脂粒子およびその製法 - Google Patents

吸水性樹脂粒子およびその製法

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JPH09249720A
JPH09249720A JP8060705A JP6070596A JPH09249720A JP H09249720 A JPH09249720 A JP H09249720A JP 8060705 A JP8060705 A JP 8060705A JP 6070596 A JP6070596 A JP 6070596A JP H09249720 A JPH09249720 A JP H09249720A
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water
absorbent resin
monomer
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acrylamide
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JP8060705A
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Ryuji Yamamoto
隆二 山本
Toshihiro Yamamoto
俊博 山本
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KOMATSUYA SHOJI KK
Kanebo Ltd
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KOMATSUYA SHOJI KK
Kanebo Ltd
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F220/00Copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and only one being terminated by only one carboxyl radical or a salt, anhydride ester, amide, imide or nitrile thereof
    • C08F220/02Monocarboxylic acids having less than ten carbon atoms; Derivatives thereof
    • C08F220/52Amides or imides
    • C08F220/54Amides, e.g. N,N-dimethylacrylamide or N-isopropylacrylamide
    • C08F220/58Amides, e.g. N,N-dimethylacrylamide or N-isopropylacrylamide containing oxygen in addition to the carbonamido oxygen, e.g. N-methylolacrylamide, N-(meth)acryloylmorpholine
    • C08F220/585Amides, e.g. N,N-dimethylacrylamide or N-isopropylacrylamide containing oxygen in addition to the carbonamido oxygen, e.g. N-methylolacrylamide, N-(meth)acryloylmorpholine and containing other heteroatoms, e.g. 2-acrylamido-2-methylpropane sulfonic acid [AMPS]

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 吸水と乾燥を繰り返しても吸水性が低下しな
いことおよびゲル強度が大きいことにより反復して使用
することが可能で、かつ吸水時のふるい分けが容易であ
る粒径が大きい吸水性樹脂粒子およびその製法を提供す
る。 【解決手段】 アクリルアミドターシャリーブチルスル
ホン酸系単量体を主成分とする単量体混合物、この重量
基準で5重量%未満のポリエチレングリコール、架橋剤
および水性媒体からなる単量体組成物の液滴をシート上
に形成したのち重合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、吸水性樹脂粒子お
よびその製法に関する。さらに詳しくは、本発明はアク
リルアミドターシャリーブチルスルホン酸系重合体を主
成分とする、反復して使用することが可能でかつ粒径の
大きい吸水性樹脂粒子およびその製法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、吸水性樹脂(粒子)は、たとえば
衛生材料用の吸水材として、農園芸用の保水材として、
土木用の止水材として、その他各種分野における吸水
材、止水材、脱水材、保水材などとして広く使用されて
いるが、使用後は再利用されず廃棄されているのが現状
である。
【0003】このような吸水性樹脂(粒子)またはその
製法として、たとえば特開昭58−2312号公報に2
−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸系単
量体のうちの少なくとも1種0.5〜75重量%、アク
リル酸系単量体、アクリルアミド、ビニルピロリドンの
うちの少なくとも1種23〜99.49重量%および架
橋剤からなる架橋共重合体が記載されており、また特開
昭56−161412号公報にCH2=CRCOOR′
(式中、Rは水素原子またはメチル基、R′は水素原
子、アルカリ金属原子またはアンモニウム)(A成分)
とCH2=CRCO−X−Y−SO3R′(式中、XはN
Hなど、Yはアルキレン基、RおよびR′は前記と同
じ)(B成分)とを重量比としてA成分/B成分=95
/5〜70/30で共重合させる自己架橋型高吸水性樹
脂の製法が記載されており、さらに特公平5−9447
号公報に2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスル
ホン酸系単量体のうちの少なくとも1種、ビニル系単量
体のうちの少なくとも1種および架橋成分を重合するス
ルホン酸基含有アクリルアミド系架橋樹脂の製法が記載
されている。
【0004】しかし、これらの公報に記載されているい
ずれの吸水性樹脂(粒子)も主目的は使い捨ての吸水材
をうるためのものであり、反復して使用することができ
るものではなく、粒径も小さい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、前記の
ような問題に鑑み鋭意検討の結果、特定組成の単量体組
成物を特定の重合法により重合してえられる吸水性樹脂
粒子が、反復して使用することが可能でかつ粒径の大き
い吸水性樹脂粒子であることを見出し、本発明を完成し
た。
【0006】すなわち、本発明の目的は、吸水と乾燥を
繰り返しても吸水性が低下しないことおよびゲル強度が
大きいことにより反復して使用することが可能で、かつ
吸水時のふるい分けが容易である粒径が大きい吸水性樹
脂粒子およびその製法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、(I)
(A)式(1):
【0008】
【化3】
【0009】(式中、Xは水素原子、アルカリ金属原子
またはアンモニウム基である)で示されるアクリルアミ
ドターシャリーブチルスルホン酸系単量体のうちの少な
くとも1種75〜90重量%と、(B) アクリルアミ
ドおよび/またはメタクリルアミド10〜25重量%
と、(C) 式(2):
【0010】
【化4】
【0011】(式中、Rは水素原子またはメチル基、X
は前記と同じである)で示されるアクリル酸系単量体の
うちの少なくとも1種0〜15重量%(ただし、
(A)、(B)および(C)成分の合計は100重量%
である)とからなる単量体混合物、 (II) 該単量体混合物の重量基準で5重量%未満のポ
リエチレングリコール、 (III) 架橋剤および (IV) 水性媒体 からなる単量体組成物の液滴を合成樹脂製またはゴム製
のシート上に形成したのち該単量体混合物を重合し、つ
いでえられた重合体を必要により熱処理することを特徴
とする反復して使用することが可能でかつ粒径が大きい
吸水性樹脂粒子の製法に関する。
【0012】また本発明は、前記製法によりえられる吸
水性樹脂粒子に関する。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の製法は、特定組成の単量
体組成物を特定の重合法により重合することに最大の特
徴を有し、とくに該組成物中にポリエチレングリコール
を含むことにも特徴があり、このような製法によりえら
れる吸水性樹脂粒子(以下、「粒子」ともいう)は反復
して使用することが可能であり、ゲル強度が大きく、粒
径の大きいものである。
【0014】なお、本明細書において、吸水性樹脂粒子
を反復して使用することが可能であるとは、たとえば吸
水と乾燥のサイクルを繰返しても該粒子の吸水率が低下
せず、該粒子(とくに吸水した粒子)の破損率が非常に
小さいことを含み、該吸水率や粒子の破損率を調べる方
法は、たとえば後記する方法があげられる。また、粒径
が大きいとは、たとえば吸水時の粒子のふるい分けが容
易になる程度の大きさをいい、たとえば後記する方法に
より調べることができるが、乾燥した状態(含水率がお
およそ7重量%以下)での平均粒径が0.5mm以上で
あることが好ましく、0.8〜2mmであることがさら
に好ましい。なお、本発明の吸水性樹脂粒子の形状は、
たとえば板状、半球状、円柱状など後記する製法により
種々の形状をとりうる。
【0015】前記特定組成の単量体組成物は、(I)
(A)式(1):
【0016】
【化5】
【0017】で示されるアクリルアミドターシャリーブ
チルスルホン酸系単量体のうちの少なくとも1種(以
下、「(A)成分」ともいう)75〜90%(重量%、
以下同様)と、(B) アクリルアミドおよび/または
メタクリルアミド(以下、「(B)成分」ともいう)1
0〜25%と、(C) 式(2):
【0018】
【化6】
【0019】で示されるアクリル酸系単量体のうちの少
なくとも1種(以下、「(C)成分」ともいう)0〜1
5%(ただし、(A)、(B)および(C)成分の合計
は100%である)とからなる単量体混合物、 (II) 該単量体混合物の重量基準で5%未満のポリエ
チレングリコール、 (III) 架橋剤および (IV) 水性媒体 からなる単量体組成物である。
【0020】前記(A)成分は、耐塩性、耐光性の点か
ら必要である。前記式(1)において、Xは入手のしや
すさ、コストの点から水素原子、ナトリウム原子、カリ
ウム原子などのアルカリ金属原子、アンモニウム基であ
ることが好ましく、ナトリウム原子であることがさらに
好ましい。
【0021】(A)成分として2種以上の単量体を用い
るときの好ましい組合せは、入手のしやすさ、コストの
点からたとえばアクリルアミドターシャリーブチルスル
ホン酸とアクリルアミドターシャリーブチルスルホン酸
ソーダの組合せがあげられる。
【0022】前記(B)成分は、反復して使用するとき
の強度、とくにゲル強度の点から必要であり、これらの
うちでもアクリルアミドが好ましい。
【0023】なお、前記(A)成分としてアクリルアミ
ドターシャリーブチルスルホン酸ソーダを用いるときの
前記(B)成分としては、アクリルアミドであることが
入手のしやすさ、コストの点から好ましい。
【0024】前記(C)成分は任意成分であるが、これ
を用いることで重合後の剥離性が向上する。前記式
(2)において、Rは重合のしやすさの点から水素原子
またはメチル基であることが好ましく、水素原子である
ことがさらに好ましい。また、Xは入手のしやすさ、コ
ストの点から水素原子、ナトリウム原子などのアルカリ
金属原子、アンモニウム基であることが好ましく、水素
原子、ナトリウム原子がさらに好ましい。
【0025】前記式(2)で示されるアクリル酸系単量
体の具体例としては、たとえば CH2=CH−COOH、CH2=CH−COONa、 CH2=CH−COOK、CH2=CH−COONH4、 CH2=C(CH3)−COOH、CH2=C(CH3)−
COONa、 CH2=C(CH3)−COOK、CH2=C(CH3)−
COONH4 またはこれらの2種以上などがあげられるが、中性の吸
水性樹脂粒子がえられるという点からCH2=CH−C
OOHとCH2=CH−COONaとの組合せが好まし
い。
【0026】本発明においては、とくに前記ポリエチレ
ングリコールを用いたことにも特徴があり、ゲル強度、
後記する重合法におけるシートからの剥離性、反復して
使用するための乾燥工程における金属面からの剥離性の
点から必要である。ポリエチレングリコールの数平均分
子量は、反復して使用するときの強度(ゲル強度、乾燥
時の強度)が高くなり、流動性があって取り扱いやすい
という点から2×102〜5×105であることが好まし
く、1×103〜2×104であることがさらに好まし
い。
【0027】なお、ポリエチレングリコールは、通常、
ポリアクリル酸の架橋剤として用いたり、また特公平2
−19122号公報に記載されているように、ノニオン
系界面活性剤と同じ範疇のものとして、重合してえられ
る粒子の平均粒径を調整したり、乾燥工程などにおける
金属面からの剥離性を向上させるためにのみ用いられて
いる。
【0028】しかし、本発明は前記のとおり、ポリエチ
レングリコールを用いることで、ゲル強度が著しく向上
し、その結果反復して使用することが可能な吸水性樹脂
粒子がえられることを見出した発明である。
【0029】前記架橋剤は、前記単量体混合物を重合す
るときの架橋密度を制御することにより、えられる吸水
性樹脂粒子を水に対して不溶性にするために必要であ
り、さらにゲル強度を向上させ、反復して使用すること
を可能にする。
【0030】前記架橋剤としては、たとえばN,N′−
メチレンビスアクリルアミド、トリメチロールプロパン
トリアクリレート、エチレングリコールジアクリレー
ト、ネオペンチルグリコールジアクリレート、ポリエチ
レングリコールジアクリレートなどの二重結合を少なく
とも2個以上有する化合物があげられるが、ゲル強度を
向上させるという点からN,N′−メチレンビスアクリ
ルアミドが好ましい。
【0031】前記水性媒体は、前記単量体組成物を重合
するときの重合溶媒として必要である。この水性媒体と
しては、たとえば水単独、メタノール、エタノール、ア
セトン、ジメチルスルホキシドなどの親水性有機溶剤と
水との混合物などがあげられるが、前記単量体組成物が
重合しやすいという点から水単独が好ましい。
【0032】つぎに、前記特定組成の単量体組成物中の
各成分の混合割合について説明する。
【0033】前記単量体混合物は、(A)成分75〜9
0%と、(B)成分10〜25%と、(C)成分0〜1
5%とからなる。(A)成分が75%未満では吸水率が
低下する傾向があり、90%を超えると反復して使用す
るとき強度が低下する傾向がある。また、(B)成分が
10%未満では反復して使用するときの強度が低下する
傾向があり、25%を超えると吸水率が低下する傾向が
ある。また、(C)成分は前記のように任意成分である
が、15%を超えると強度が低下したり耐光性が低下し
たりする傾向がある。
【0034】さらに、前記(C)成分は、吸水性樹脂粒
子が吸水したときのpHを中性に保持するために、前記
式(2)において、
【0035】
【化7】
【0036】で示される単量体25モル%と
【0037】
【化8】
【0038】(式中、Rは前記と同じ、Mは前記Xにお
いて水素原子以外のものを表わす)で示される単量体
(すなわち、カルボン酸塩)75モル%とからなるアク
リル酸系単量体であることが好ましい。
【0039】なお、前記(A)成分は強酸系のため、た
とえば強アルカリとの塩(スルホン酸ソーダ塩)は中性
塩であるので、(C)成分についてのこのような配慮は
必要としない。
【0040】前記ポリエチレングリコールの混合割合
は、前記単量体混合物の重量基準で5%未満であること
により充分なゲル強度と剥離性がえられ、4%未満であ
ることが好ましく、0.5〜3%であることがさらに好
ましい。
【0041】前記架橋剤の混合割合は、前記単量体混合
物に対してモル比で1×10-5〜1×10-2である。架
橋剤の混合割合が1×10-5未満であると架橋密度が小
さくなり強度が低下し反復して使用しにくくなる傾向が
あり、1×10-2を超えると反復して使用することは可
能ではあるが吸水率が低下する傾向がある。
【0042】前記水性媒体の混合割合は、通常の重合に
おいて用いられる割合であればよいが、前記単量体組成
物の重量基準で前記単量体混合物が30%程度以上にな
る量を用いることが重合速度、ゲル強度、経済性の点か
ら好ましい。
【0043】つぎに、本発明の吸水性樹脂粒子の製法に
ついて説明する。前記特定の重合法は、たとえば前記特
定組成の単量体組成物に重合触媒を添加し、これを合成
樹脂製またはゴム製のシート上に液滴となるように供給
したのち、該シート上の液滴を加熱するか、または重合
触媒を添加せずに特定組成の単量体組成物をシート上に
液滴となるように供給したのち、該シート上の液滴に紫
外線を照射することにより重合する方法である。つぎ
に、えられた重合体をスクレーパーなどでかき取り、さ
らに必要により熱処理することにより本発明の吸水性樹
脂粒子がえられる。
【0044】前記液滴を形成する方法は、たとえば前記
重合触媒を含む特定組成の単量体組成物を内径0.2〜
0.5mmのノズルから前記シート上に滴下する方法な
どがあげられる。
【0045】なお、本発明において前記液滴を形成する
代わりに、半球状または円柱状などの任意の形状の凹部
を多数有する合成樹脂製またはゴム製のシートを用い、
これに前記重合触媒を含む特定組成の単量体組成物を注
加し、スクレーパーなどで余剰の該組成物を除去したの
ち、凹部に残存している該組成物を前記と同様の方法に
より重合してもよい。このばあい、重合体を回収するに
は、シートを反転させて軽くたたくことによって剥離す
ることができる。
【0046】また、前記紫外線を照射して重合するばあ
い、前記(A)成分としてアクリルアミドターシャリー
ブチルスルホン酸を用いて前記特定組成の単量体組成物
のpHが4以下となるようにすると重合が促進される。
【0047】前記重合するときの温度は、加熱、紫外線
照射などの方法や重合触媒の種類などの重合条件にもよ
るが、20〜150℃であることが好ましく、重合速度
を大きくできるという点から80〜150℃であること
がさらに好ましい。また、重合するときの時間は前記重
合条件にもよるが、通常数分間〜2時間であることが好
ましい。
【0048】前記重合したのちの重合体の熱処理は、該
重合するときの温度が120℃以下のばあい、吸水性樹
脂粒子の強度を向上させる点から必要であり、該熱処理
の温度は100〜130℃が好ましい。前記熱処理の温
度が130℃を超えて、長時間にわたり加熱するばあ
い、吸水性樹脂の劣化が起り、反復して使用するときの
吸水性樹脂粒子の強度が低下する傾向がある。また、重
合するときの温度が130℃以上のばあい、重合時の加
熱のみで充分に反復して使用できる吸水性樹脂粒子がえ
られるので、前記熱処理は行なわなくてもよい。
【0049】前記重合触媒としては、たとえば過硫酸カ
リウム、過硫酸ソーダ、過硫酸アンモニウムなどの過硫
酸塩、過酸化水素、ターシャリーブチルヒドロパーオキ
サイドなどの過酸化物、過硫酸塩または過酸化物と亜硫
酸ソーダ、酸性亜硫酸ソーダまたはL−アスコルビン酸
などの還元剤との組合せによるレドックス系重合開始
剤、アゾビスイソブチロニトリル、アゾビスアミジンプ
ロパン二塩酸塩などのアゾ化合物などが用いられる。重
合触媒の量としては、単量体混合物に対し0.01〜1
%の範囲内で使用される。
【0050】前記合成樹脂製またはゴム製のシートは、
液滴を形成しやすく、耐熱性があり、吸水性樹脂粒子が
接着せずに剥離しやすいという点から必要である。
【0051】前記シートに用いられる合成樹脂として
は、たとえばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチ
レン、ポリエチレンテレフタレート、ポリアミド、不飽
和ポリエステルなどの樹脂またはポリテトラフルオロエ
チレン、テトラフルオロエチレン−パーフルオロ(アル
キルビニル)エーテルコポリマー、テトラフルオロエチ
レン−エチレンコポリマー、ポリクロロトリフルオロエ
チレンなどのフッ素樹脂などがあげられ、これらのフッ
素樹脂を金属表面に焼き付けたものもシートとして使用
できる。重合するときの温度が高いばあい、耐熱性のあ
る樹脂を用いることが必要である。前記シート上に凹部
を設けずに、水性媒体を滴下して液滴を形成するばあ
い、表面張力の関係から前記フッ素樹脂を用いることが
好ましい。
【0052】また、前記シートに用いるゴムとしては、
たとえば天然ゴム、クロロプレンゴム、エチレン−プロ
ピレンゴム、アクリルゴム、ブチルゴム、シリコーンゴ
ムなどがあげられるが、重合するときの温度が高いばあ
い、耐熱性のあるゴムを用いることが必要である。
【0053】本発明の製法によると、前記特定の重合法
において前記特定の単量体組成物を用いたことにより、
反復して使用することが可能で、かつ粒径が大きい吸水
性樹脂粒子がえられる。
【0054】また、前記単量体組成物にポリエチレング
リコールを含むことにより、とくにゲル強度が著しく向
上する。
【0055】以上のような製法によりえられる吸水性樹
脂粒子の、たとえば乾燥しているとき(含水率がおおよ
そ7%以下)の平均粒径は0.5mm以上、とくに0.
8〜2mmである。また、吸水率は100〜200g/
gであり、吸水時の粒径は3mm以上、とくに5〜10
mmである。さらに、吸水と乾燥をたとえば5〜10回
繰返しても、吸水率が低下せず、粒子の破損もほとんど
なく、たとえば吸水材、止水材、脱水材、保水材などに
好適に用いられうる。
【0056】本発明の吸水性樹脂粒子の製法において用
いる単量体組成物は、たとえばつぎのようなものが好ま
しくあげられる。
【0057】(I) (A)式(1)で示される単量体
75〜90%と、(B)アクリルアミドおよび/また
はメタクリルアミド 10〜25%と、(C)式(2)
で示される単量体0〜15%と(ただし、(A)、
(B)および(C)成分の合計は100%である)から
なる単量体混合物、 (II) ポリエチレングリコール (I)の重量基準で
5%未満、 (III) 架橋剤および (IV) 水性媒体 からなる単量体組成物は、反復して使用することが可能
で、かつ平均粒径の大きい吸水性樹脂粒子を提供できる
という点で有利である。
【0058】より好ましくは、 (I) (A1)アクリルアミドターシャリーブチルス
ルホン酸ソーダ 75〜90%と、(B1)アクリルア
ミド 10〜25%と、(C)式(2)で示される単量
体0〜15%と(ただし、(A1)、(B1)および
(C)成分の合計は100%である)からなる単量体混
合物、 (IIa)数平均分子量2×102〜5×105のポリエチ
レングリコール (I)の重量基準で0.5〜4%未
満、 (III) 架橋剤および (IV) 水性媒体 からなる単量体組成物は、とくに安価で、反復して使用
することが可能で、かつ平均粒径の大きい吸水性樹脂粒
子を提供できるという点で優れている。
【0059】さらに好ましくは、 (I) (A1)アクリルアミドターシャリーブチルス
ルホン酸ソーダ 75〜90%と、(B1)アクリルア
ミド 10〜25%と、(C)式(2)で示される単量
体0〜15%と(ただし、(A1)、(B1)および
(C)成分の合計は100%である)からなる単量体混
合物、 (IIb)数平均分子量1×103〜2×104のポリエチ
レングリコール (I)の重量基準で0.5〜3%、 (III) 架橋剤 (I)に対するモル比1×10-5
1×10-2および (IV) 水性媒体 からなる単量体組成物は、さらに容易で安価に、反復し
て使用することが可能で、かつ平均粒径の大きい吸水性
樹脂粒子を提供できるという点で優れている。
【0060】
【実施例】つぎに、本発明を実施例に基づいてさらに具
体的に説明するが、本発明はこれらのみに限定されな
い。
【0061】なお、以下の実施例および比較例におい
て、とくに断わりのない限り、粒子の吸水率、粒子の破
損率および平均粒径は、つぎの方法により測定した。
【0062】粒子の吸水率:吸水性樹脂粒子0.05g
をステンレス製シャーレ中の22℃の脱イオン水50m
lに30分間浸漬したのち、24メッシュの金網で濾過
し、水切り後の含水粒子の重量を測定し次式により吸水
率を求めた。
【0063】
【数1】
【0064】粒子の破損率:吸水性樹脂粒子の吸水率を
前記方法で求めた直後の破損していない含水粒子の個数
を数え、次式により求めた。
【0065】
【数2】
【0066】粒子の平均粒径:スケールのついたルーペ
を用い、任意に選んだ粒子10個の粒径を読み取り、平
均値を求めて粒子の平均粒径とした。なお、吸水後の粒
子の平均粒径もこれと同様にして求めた。
【0067】実施例1 アクリルアミドターシャリーブチルスルホン酸ソーダ8
0%、アクリルアミド20%からなる単量体混合物の5
0%水溶液4.7部(重量部、以下同様)、数平均分子
量2×104のポリエチレングリコールの40%水溶液
0.12部、N,N′−メチレンビスアクリルアミド
0.0012部(単量体混合物に対するモル比が5.2
×10-4)を混合しよく撹拌したのち、窒素ガスを通じ
る。つぎに、過硫酸カリウムの4%水溶液0.15部を
加えて撹拌して混合したのち、内径0.2mmの注射針
を用いて該水溶液を30cm×30cmのポリテトラフ
ルオロエチレン製シート上に滴下し液滴を形成する。こ
れを110℃で15分間加熱したのち、シートから吸水
性樹脂粒子を剥離する。つぎに、110℃で5時間、熱
風乾燥機中で熱処理すると平均粒径1.5mmの半球状
の吸水性樹脂粒子(以下、「吸水性樹脂粒子1」ともい
う)がえられた。粒子の吸水率は140g/gで、吸水
後の平均粒径は平均8mmであった。
【0068】一方、吸水性樹脂粒子1の0.05gをス
テンレス製シャーレ中の22℃の脱イオン水50mlに
入れ、吸水30分間、100℃での乾燥1.5時間のサ
イクルを5回繰り返し、各サイクルでの粒子の吸水率と
粒子の破損率を測定した。結果を表1に示す。
【0069】
【表1】
【0070】表1の結果から明らかなように、本発明の
吸水性樹脂粒子は、吸水率は低下せず、粒子の破損も認
められず反復して使用できることがわかる。
【0071】実施例2 アクリルアミドターシャリーブチルスルホン酸ソーダ9
0%、アクリルアミド10%からなる単量体混合物の5
0%水溶液4.18部、数平均分子量2×104のポリ
エチレングリコールの40%水溶液0.26部、N,
N′−メチレンビスアクリルアミド0.001部(単量
体混合物に対するモル比が5.7×10-4)を混合する
こと以外は、実施例1と同様にして平均粒径1.2mm
の半球状の吸水性樹脂粒子(以下、「吸水性樹脂粒子
2」ともいう)をえ、この粒子0.05gをステンレス
製シャーレ中の22℃の脱イオン水50mlに入れ、吸
水30分間、80℃で乾燥2時間のサイクルを5回繰り
返し、1回目と5回目のサイクル後の粒子の吸水率およ
び5回目のサイクル後の粒子の破損率を測定した。結果
を表2に示す。
【0072】実施例3 アクリルアミドターシャリーブチルスルホン酸ソーダ7
5%、アクリルアミド10%、アクリル酸ソーダ11.
25%、アクリル酸3.75%からなる単量体混合物の
48.3%水溶液4.87部、数平均分子量2×104
のポリエチレングリコールの40%水溶液0.29部、
N,N′−メチレンビスアクリルアミド0.0013部
(単量体混合物に対するモル比が6×10-4)を混合す
ること以外は、実施例1と同様にして平均粒径1.5m
mの半球状の吸水性樹脂粒子(以下、「吸水性樹脂粒子
3」ともいう)をえ、実施例2と同様にして粒子の吸水
率、粒子の破損率を測定した。結果を表2に示す。
【0073】実施例4 アクリルアミドターシャリーブチルスルホン酸ソーダ7
5%、アクリルアミド25%からなる単量体混合物の5
0%水溶液4.7部、数平均分子量2×104のポリエ
チレングリコールの40%水溶液0.03部、N,N′
−メチレンビスアクリルアミド0.0011部(単量体
混合物に対するモル比が4.5×10-4)を混合するこ
と以外は、実施例1と同様にして、平均粒径1.8mm
の半球状の吸水性樹脂粒子(以下、「吸水性樹脂粒子
4」ともいう)をえ、実施例2と同様にして粒子の吸水
率、粒子の破損率を測定した。結果を表2に示す。
【0074】実施例5 N,N′−メチレンビスアクリルアミドに代えて、トリ
メチロールプロパントリアクリレート0.0024部
(単量体混合物に対するモル比が5.5×10-4)を使
用すること以外は、実施例1と同様にして平均粒径1.
4mmの半球状の吸水性樹脂粒子(以下、「吸水性樹脂
粒子5」ともいう)をえ、実施例2と同様にして粒子の
吸水率、粒子の破損率を測定した。結果を表2に示す。
【0075】実施例6 アクリルアミドターシャリーブチルスルホン酸ソーダ8
0%、アクリルアミド20%からなる単量体混合物の5
0%水溶液4.7部、数平均分子量3×103のポリエ
チレングリコールの40%水溶液0.12部、N,N′
−メチレンビスアクリルアミド0.0012部(単量体
混合物に対するモル比が5.2×10-4)、過硫酸ソー
ダの4%水溶液0.13部を加えてよく撹拌して混合し
たのち、内径0.3mmの注射針を用いて、該水溶液を
30cm×30cmのポリテトラフルオロエチレン製シ
ート上に滴下し液滴を形成させる。これを150℃で5
分間加熱したのち剥離し、平均粒径2mmの半球状の吸
水性樹脂粒子(以下、「吸水性樹脂粒子6」ともいう)
をえ、実施例2と同様にして粒子の吸水率、粒子の破損
率を測定した。結果を表2に示す。
【0076】実施例7 アクリルアミドターシャリーブチルスルホン酸ソーダ8
0%、アクリルアミド20%からなる単量体混合物の5
0%水溶液4.7部、数平均分子量8.5×103のポ
リエチレングリコールの40%水溶液0.18部、N,
N′−メチレンビスアクリルアミド0.0012部(単
量体混合物に対するモル比が5.2×10-4)、アゾビ
スアミジン二塩酸塩0.0016部を加えてよく撹拌し
て混合したのち、直径2mm、深さ1mmの円柱状の凹
みを多数有するシリコーンゴムシート上に水溶液を注加
し、過剰の液をスクレーパーでかき取る。つぎに、10
0℃で20分間加熱したのち、シリコーンゴム製シート
をうら返しにし、軽くたたいて吸水性樹脂粒子を剥離さ
せる。つぎに、120℃で3時間通風乾燥して直径2m
m、最大長さ1mmの円柱状の吸水性樹脂粒子(以下、
「吸水性樹脂粒子7」ともいう)をえ、実施例2と同様
にして粒子の吸水率、粒子の破損率を測定した。結果を
表2に示す。
【0077】比較例1 ポリエチレングリコールを添加しなかったこと以外は実
施例1と同様にして、平均粒径1.8mmの半球状の吸
水性樹脂粒子(以下、「比較吸水性樹脂粒子1」ともい
う)をえ、実施例2と同様にして粒子の吸水率、粒子の
破損率を測定した。結果を表2に示す。
【0078】比較例2 アクリルアミドターシャリーブチルスルホン酸ソーダ7
5%、アクリルアミド25%からなる単量体混合物の5
0%水溶液4.7部を用い、N,N′−メチレンビスア
クリルアミドを添加しなかったこと以外は実施例1と同
様にして、平均粒径1.3mmの半球状の吸水性樹脂粒
子(以下、「比較吸水性樹脂粒子2」ともいう)をえ、
実施例2と同様にして粒子の吸水率、粒子の破損率を測
定した。結果を表2に示す。
【0079】比較例3 アクリルアミドターシャリーブチルスルホン酸ソーダ9
5%、アクリルアミド5%からなる単量体混合物の50
%水溶液3.96部、数平均分子量2×104のポリエ
チレングリコール40%水溶液0.25部、N,N′−
メチレンビスアクリルアミド0.001部(単量体混合
物に対するモル比が6.7×10-4)、過硫酸カリウム
の4%水溶液0.13部を用いたこと以外は実施例1と
同様にして、平均粒径1.5mmの半球状の吸水性樹脂
粒子(以下、「比較吸水性樹脂粒子3」ともいう)を
え、実施例2と同様にして粒子の吸水率、粒子の破損率
を測定した。結果を表2に示す。
【0080】
【表2】
【0081】表2の結果から明らかなように、本発明の
吸水性樹脂粒子は、吸水率が低下せず、粒子の破損も認
められず反復して使用できることがわかる。
【0082】
【発明の効果】以上の結果から明らかなように、本発明
の製法によりえられる吸水性樹脂粒子は、約0.5mm
以上の大きな平均粒径を有し、吸水後は濾過、ふるい分
けなどの操作で簡単に分離でき、ついで乾燥することに
よって、吸水前の平均粒径の大きい吸水性樹脂粒子を回
収でき、反復して使用することが可能である。
【0083】このような吸水と乾燥の操作を繰り返して
も前記吸水性樹脂粒子は破損することがなく、安定して
使用できるので、たとえば農園芸用の保水材、土木用の
止水材その他各種分野における吸水材、止水材、脱水剤
などとして有効に利用することができ、従来再利用され
ずに廃棄されていた吸水性樹脂粒子に比べ、その価値は
極めて大きい。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08F 220:56)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (I) (A)式(1): 【化1】 (式中、Xは水素原子、アルカリ金属原子またはアンモ
    ニウム基である)で示されるアクリルアミドターシャリ
    ーブチルスルホン酸系単量体のうちの少なくとも1種7
    5〜90重量%と、(B) アクリルアミドおよび/ま
    たはメタクリルアミド10〜25重量%と、(C) 式
    (2): 【化2】 (式中、Rは水素原子またはメチル基、Xは前記と同じ
    である)で示されるアクリル酸系単量体のうちの少なく
    とも1種0〜15重量%(ただし、(A)、(B)およ
    び(C)成分の合計は100重量%である)とからなる
    単量体混合物、 (II) 該単量体混合物の重量基準で5重量%未満のポ
    リエチレングリコール、 (III) 架橋剤および (IV) 水性媒体 からなる単量体組成物の液滴を合成樹脂製またはゴム製
    のシート上に形成したのち該単量体混合物を重合し、つ
    いでえられた重合体を必要により熱処理することを特徴
    とする反復して使用することが可能でかつ粒径が大きい
    吸水性樹脂粒子の製法。
  2. 【請求項2】 単量体(A)がアクリルアミドターシャ
    リーブチルスルホン酸ソーダであり、かつ単量体(B)
    がアクリルアミドである請求項1記載の吸水性樹脂粒子
    の製法。
  3. 【請求項3】 単量体混合物(I)に対する架橋剤(II
    I)のモル比が1×10-5〜1×10-2である請求項1
    または2記載の吸水性樹脂粒子の製法。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の製法によりえられる吸水
    性樹脂粒子。
  5. 【請求項5】 請求項2または3記載の製法によりえら
    れる吸水性樹脂粒子。
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