JPH09248722A - ワーク配列方法及びワーク配列装置 - Google Patents

ワーク配列方法及びワーク配列装置

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JPH09248722A
JPH09248722A JP8085939A JP8593996A JPH09248722A JP H09248722 A JPH09248722 A JP H09248722A JP 8085939 A JP8085939 A JP 8085939A JP 8593996 A JP8593996 A JP 8593996A JP H09248722 A JPH09248722 A JP H09248722A
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JP
Japan
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work
chute
works
pressing
adhesive sheet
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JP8085939A
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Minoru Kondo
実 近藤
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Nippon Conveyor Co Ltd
Original Assignee
Nippon Conveyor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 位置決めが面倒で、自動化が困難であった粘
着シート上へのワークの配列を、高価な機械を用いず簡
単確実に行なう方法と装置を提供する。 【解決手段】 ワーク配列機のシュート部内の、ワーク
排出部までの適当な位置に、ワーク押圧係止具とワーク
遮蔽具とを設ける。該ワーク押圧係止具及び該ワーク遮
蔽具は、それぞれワークの移動空間に出入りするもので
あり、その出入りの形態を制御することによって、ワー
クは粘着シート上の正規の位置に到達した時のみ、しか
も確実に一つずつ、ワーク排出口から排出され理想的な
配列を行なうことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タイルその他の部
材を粘着シート上に規則的に広範囲に配列固定する方
法、及びそのための装置の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、タイル張りという作業を簡便化
するために、多数のタイルを目地間隔を空けて粘着シー
ト上に貼着したものがしばしば活用されている。このシ
ートを利用すると、下地調整がなされ固定用のモルタル
が塗られた壁面等に、シートのタイル貼着側を当て、タ
イルをモルタル内に押しつけるようにして固定してやれ
ば自動的に、目地の揃ったタイル張りができることにな
る。勿論この粘着シートはいずれ除去することになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、粘着シー
ト自体については作業を能率的に進める上でも非常に利
便性の高いものであるが、その製造については問題が多
かった。まず、多数ある部材(タイル等)を間隔を空け
て配列するという作業は、敷きつめるのに比して位置決
めがしにくいし、粘着シート上に配列するということ
は、一旦設置した部材は移動させ難いことを意味し、作
業性の向上はなかなか図りにくい。
【0004】かといって、例えばロボットアーム等を利
用し、設置位置はコンピュータ制御する等の措置を講じ
れば、的確に部材が設置することは可能であっても、高
価な設備となり、実際問題としては採用しがたい。従っ
て、手慣れた作業者による手作業に頼っているのが実情
であった。またタイル以外にも、粘着シート上に部材を
間隔を空けて配列固定する作業は、基本的に手作業にて
行なわれており、高価な設備を必要とせず、自動的に配
列する方策が待たれていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで本発明者は、上記
諸点に鑑み鋭意研究の結果遂に本発明方法及び装置を完
成させたものであって、その特徴とするところは、方法
にあっては、ワークを多数格納するホッパー部と、該ホ
ッパー部下流位置にあって該ワークを整列させながら傾
斜面に沿って下方に移動させる少なくとも1本のシュー
ト部と、該シュート部の端部位置に到達した該ワークを
外部に排出するワーク排出部とを具備するワーク配列機
によって、粘着シート上の予め設定された適宜位置にワ
ークを配列固定する方法であって、該ワーク配列機の該
シュート部には、その中途位置にワーク押圧係止具及び
ワーク遮蔽具が設けられており、該ホッパー部から該シ
ュート部に整列させられながら移動してきた複数のワー
クを、該ワーク遮蔽具が該ワークの移動空間に侵入する
ことにて該シュート部内に停止させ、且つ、該ワーク遮
蔽具に接当するワークに隣接するワークを、該ワーク押
圧係止具にて該シュート部の内面を構成する底面又は側
面のいずれかの面方向に押圧しておき、その後該ワーク
配列機の該ワーク排出部が該粘着シート上の適宜位置に
移動した段階で、該ワーク押圧係止具の押圧力を維持し
たまま該ワーク遮蔽具による遮蔽を解除し、ワーク排出
部までワークをひとつだけ滑らせる点にある。
【0006】また、装置にあっては、粘着シート上の予
め設定された適宜位置にワークを配列固定するための装
置であって、ワークを多数格納するホッパー部と、該ホ
ッパー部下流位置にあって該ワークを整列させながら傾
斜面に沿って下方に移動させる少なくとも1本のシュー
ト部と、該シュート部の端部位置に到達した該ワークを
外部に排出するワーク排出部とを具備するワーク配列機
において、該ワーク配列機の該シュート部には、その中
途位置にワーク押圧係止具及びワーク遮蔽具が設けられ
ており、該ホッパー部から該シュート部に整列させられ
ながら移動してきた複数のワークを、該ワーク遮蔽具が
該ワークの移動空間に侵入することにて該シュート部内
に停止させ、且つ、該ワーク遮蔽具に接当するワークに
隣接するワークを、該ワーク押圧係止具にて該シュート
部の内面を構成する底面又は側面のいずれかの面方向に
押圧しておき、その後該ワーク配列機の該ワーク排出部
が該粘着シート上の適宜位置に移動した段階で、該ワー
ク押圧係止具の押圧力を維持したまま該ワーク遮蔽具に
よる遮蔽を解除し、ワーク排出部までワークをひとつだ
け滑らせるよう構成された点にある。
【0007】ここで「ワーク」は、「部品」を意味する
語句であり、その構造や材質、大きさその他について特
に限定するものではない。また、ワークの種類について
であるが本発明方法では、形状や大きさが著しく異なる
複数種のワークを1基のワーク配列機にて配列してゆく
ことは考慮していないが、部材を格納しておくホッパー
部の構造、並びに、ホッパー部から誘導されてきたワー
クを整列させる部分の構造等に工夫を凝らせば、簡単且
つ好適に対応できる。
【0008】「シュート部」は、ワークを整列させなが
ら傾斜面に沿って下方に移動させる部分を指す語句で、
ワークを整列させながら移動させるのに適した内面形状
を有している。一般的には、天面が開放された断面コ字
状の長尺物であり、先端が下方に傾斜している。ワーク
は、シュート部内の全空間を移動するわけではなくワー
クの移動に無関係なゾーンというものも存在している。
そこで、ワークが通過する時に該ワークの軌跡が形成す
る仮想空間を、「ワークの移動空間」若しくは「ワーク
通過ゾーン」と呼ぶものとする。また、シュート部の先
端位置には、ワークを外部に排出するためのワーク排出
部が設けられている。このワーク排出部の構造は、ワー
クを落下させるため下方に開放された孔だけであっても
良いが、落差を大きくすることによってワークの破損や
設置箇所のズレを引き起こすことがないようなガイド部
材を設けるようにしても良い。更に、排出されたワーク
を粘着シート上に確実に固定するために、粘着シートに
載置されたワークを下方に押圧するための押圧部材を設
けるとすれば、このワーク排出部に付加すると好適であ
る。なお、ワーク排出位置に到達したワークを、該位置
において排出せず保持するという機能は、本発明にあっ
てはたとえ無くとも良い。
【0009】シュート部は、本発明にあっては単にワー
クを整列させ順に移動させるためだけのものではない。
接触を保ったまま斜面に沿って下降してゆくワーク群
は、そのままの構造であれば、ホッパー部からワーク排
出部までほとんど離反せずに連続することになる。そう
すると、シュート部先端にあるワーク排出部まで到達し
たワークは、隣接するワーク群に押圧されることで詰ま
ってしまったり、あるいは逆にワークが一度に2個排出
されることもあり得る。そこで本発明においてはシュー
ト内で連続して配列しているワーク群を、適当な位置で
「係止」させるようにし、且つその先頭位置にあるワー
クだけがより下方に移動できるように、2番目に位置す
るワークを「押圧」し、装置がワーク排出箇所に到達し
た段階で「押圧」を維持したまま「係止」のみを解除す
ることによって、ワークをひとつずつ確実に排出するよ
うにしている。
【0010】そして、このワーク群を適当な位置で「係
止」するための部材が「ワーク遮蔽具」であり、2番目
に位置するワークを「押圧」するための部材が「ワーク
押圧係止具」である。
【0011】ワーク遮蔽具とワーク押圧係止具は、共に
シュート部のワーク通過ゾーン内を出入りする可動部材
であり、双方がこのゾーンに侵入しない位置にある時ワ
ークはここより下方に自由に移動できることになる。ワ
ーク遮蔽具は、装置を稼働させた際にまずワーク通過ゾ
ーンに立ち入り、以降、装置のワーク排出部が粘着シー
ト上のワーク配列箇所に至る度に該ゾーンから離脱する
という運動を繰り返すものであり、その構造や具体的な
運動形態については限定しない。
【0012】またワーク押圧係止具は、装置を稼働させ
てワーク遮蔽具がワークの通過ゾーン内に立ち入り、そ
の後ワーク群が該ワーク遮蔽具位置から整列して初めて
稼働する部材である。稼働は、ワークをシュート部の底
面や側面に押しつけるような形で行なう。またこの押圧
力は、ワーク排出部までの位置にワークが存在せず且つ
ワーク遮蔽具がワーク通過ゾーン内に位置している時に
一旦解除されるものである。押圧の形態は往復運動であ
る。
【0013】なお、これらワーク遮蔽具及びワーク押圧
係止具の運動は、上述した如くワーク排出部からワーク
が一つずつ排出されるという動きの中で、相互に深く関
連しあったものであるためそれら全運動を、例えば適宜
箇所に設けたセンサーからの指示に従ってコンピュータ
制御すると好適である。しかし、その点については特に
限定しない。
【0014】
【発明の実施の形態】以下本発明及び本発明方法を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0015】図1は、本発明に係るワーク配列装置1
(以下本発明装置1という)の一例を示す概略図であり
図より明らかなように本発明装置1は、ロール状に巻か
れた粘着シートSを巻き取るシート巻き取り機Aと、ワ
ーク配列機Bとの組み合わせにより構成されるものであ
り、ワーク配列機Bは、シート巻き取り機Aの巻き取り
方向に直交する方向に往復運動するものである。またこ
のワーク配列機Bの構造は、ワークWを多数格納するホ
ッパー部2と、該ホッパー部2に接続されたシュート部
3により構成されるパーツフィーダの一種である。従っ
てホッパー部2内のワークWは、シュート部3まで自動
的に移動しながら次々と整列させられてくる(整列させ
るための機構については図示していない)。
【0016】シュート部3には、通常のパーツフィーダ
には存在しない部材として、ワーク遮蔽具4、ワーク押
圧係止具5が設けられている。ワーク遮蔽具4は、シリ
ンダー41と、該シリンダー41内を往復運動するピス
トン42、及び該ピストン42と共動するワーク遮蔽板
43とによって構成されており、このうちシリンダー4
1はシュート部3の外部に取設されている。そしてワー
ク遮蔽板43は、シュート部3内に出入りして、ピスト
ン42の位置よって該ワーク遮蔽板43の下端位置は、
ワークWの通過ゾーンに入り込んだり、そこから出たり
する。
【0017】ワーク押圧係止具5も先端側の構造以外は
ワーク遮蔽具4と同様の構造のものであり、シリンダー
51と、該シリンダー51内を往復運動するピストン5
2、及び該ピストン52と共動するワーク押圧体53と
によって構成されており、このうちシリンダー51はシ
ュート部3の外部に取設されている。そしてワーク押圧
体53は、シュート部3内に出入りして、ピストン52
の位置よって該ワーク押圧体53の下端位置は、ワーク
Wの通過ゾーンに入り込んだり、そこから出たりする。
【0018】更にシュート部3の先端位置には、ワーク
排出部6が存在しており、本例の場合これは、ワーク排
出孔61と排出ワーク押圧具62とにより構成されてい
る。排出ワーク押圧具62は、排出されたワークWが粘
着シートS上に載った段階で該シートSへの接着力を増
すために押圧するものである。
【0019】図2(a)乃至(d)は、ホッパー部2か
ら誘導されてきたワークWが、シュート部3内を移動
し、ワーク排出孔61から排出され、次のワークを排出
する準備をするまでを経時的、概略的に示したものであ
る。
【0020】シュート部3のワーク通過ゾーンに出入り
するワーク遮蔽板43、ワーク押圧体53が同図(a)
の状態にあるとき、即ちワーク通過ゾーン内にワーク遮
蔽板43もワーク押圧体53も存在している状態では、
先頭のワークW1はワーク遮蔽板43によって、2番目
のワークW2はワーク押圧体53によって、それぞれ前
方への移動が規制されている。また同図(b)の状態に
あるとき、即ち(a)の状態からワーク遮蔽板43だけ
がワーク通過ゾーンから離脱した状態では、先頭のワー
クW1がシュート部3内を下降してゆく。続いて同図
(c)の如くワーク遮蔽板43を元の位置に復帰させる
が、この状態ではワークW1以外のワークに移動はな
い。ワークW1は、シュート部3先端のワーク排出孔6
1に達した後外部に排出され、粘着シートS上に配列さ
れる。なお、該シートSへの固定を確実にするために、
排出ワーク押圧具62にてワークW1を該シートSに押
圧固定する。その後ワーク押圧体53をワーク通過ゾー
ンから離脱させると、ワークW2は後続のワーク群と共
にシュート部3内を下降し、ワーク遮蔽板43位置まで
到達することになる〔同図(d)〕。そしてワーク押圧
体53にて今度は、ワークW2の後方にあるワークW3
を押圧係止すると、同図(a)の状態に戻ることにな
る。以後これらの動きを繰り返すことにより、ワークは
ひとつずつ排出されることになる。
【0021】また、シュート部3内におけるワーク群の
このような動きと関連して、シート巻き取り機Aの巻き
取り速度と、ワーク配列機Bの往復運動の速度や周期を
制御することによって、例えば図3(a)や(b)の如
き種々の配置で規則的にワークを配列することができ
る。或いは、文字や図柄のようなものをワークの配列に
よって表現するようにすることも可能である(図示せ
ず)。
【0022】なおここまでシュート部3は、1基のホッ
パー部2に1本ずつ取設したものとして図示してきた
が、図4の如く複数本設けるようにしても良い。こうし
た構造のワーク配列機であると、シート巻き取り機によ
って粘着シートを移動させるだけでワーク配列機を移動
させる必要はない。また、図4で示したようなワーク配
列機を横(粘着シートの移動方向に対して直角の方向)
に複数台並べるようにすると、幅の広い粘着シートにワ
ークを配列することも簡単になる。更に、このようなワ
ーク配列機を、縦(粘着シートの移動方向に沿う方向)
に複数台設置しておき、それぞれのワーク配列機のホッ
パー部に投入されるワークの種類や色彩を変えておけ
ば、粘着シート上に多様なワークの配置が可能となる。
例えば、色彩の異なるタイルをそれぞれのホッパー部に
投入しておけば、粘着シート全面に様々な色彩のタイル
を散りばめるといったことも可能である(図示せず)。
【0023】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明は、ワ
ークを多数格納するホッパー部と、該ホッパー部下流位
置にあって該ワークを整列させながら傾斜面に沿って下
方に移動させる少なくとも1本のシュート部と、該シュ
ート部の端部位置に到達した該ワークを外部に排出する
ワーク排出部とを具備するワーク配列機によって、粘着
シート上の予め設定された適宜位置にワークを配列固定
する方法であって、該ワーク配列機の該シュート部に
は、その中途位置にワーク押圧係止具及びワーク遮蔽具
が設けられており、該ホッパー部から該シュート部に整
列させられながら移動してきた複数のワークを、該ワー
ク遮蔽具が該ワークの移動空間に侵入することにて該シ
ュート部内に停止させ、且つ、該ワーク遮蔽具に接当す
るワークに隣接するワークを、該ワーク押圧係止具にて
該シュート部の内面を構成する底面又は側面のいずれか
の面方向に押圧しておき、その後該ワーク配列機の該ワ
ーク排出部が該粘着シート上の適宜位置に移動した段階
で、該ワーク押圧係止具の押圧力を維持したまま該ワー
ク遮蔽具による遮蔽を解除し、ワーク排出部までワーク
をひとつだけ滑らせることを特徴とするワーク配列方
法、及び、粘着シート上の予め設定された適宜位置にワ
ークを配列固定するための装置であって、ワークを多数
格納するホッパー部と、該ホッパー部下流位置にあって
該ワークを整列させながら傾斜面に沿って下方に移動さ
せる少なくとも1本のシュート部と、該シュート部の端
部位置に到達した該ワークを外部に排出するワーク排出
部とを具備するワーク配列機において、該ワーク配列機
の該シュート部には、その中途位置にワーク押圧係止具
及びワーク遮蔽具が設けられており、該ホッパー部から
該シュート部に整列させられながら移動してきた複数の
ワークを、該ワーク遮蔽具が該ワークの移動空間に侵入
することにて該シュート部内に停止させ、且つ、該ワー
ク遮蔽具に接当するワークに隣接するワークを、該ワー
ク押圧係止具にて該シュート部の内面を構成する底面又
は側面のいずれかの面方向に押圧しておき、その後該ワ
ーク配列機の該ワーク排出部が該粘着シート上の適宜位
置に移動した段階で、該ワーク押圧係止具の押圧力を維
持したまま該ワーク遮蔽具による遮蔽を解除し、ワーク
排出部までワークをひとつだけ滑らせるよう構成された
ものであることを特徴とするワーク配列装置であり、以
下述べる如き効果を有する極めて高度な発明である。
【0024】 粘着シート上にワークを配列する作業
を自動化するため、確実かつ迅速に製造することができ
る。 粘着シート上にワークを配列する作業を自動化する
のに必要な設備が安価で済む。 ワーク遮蔽具やワーク押圧係止具等の働きにより、
シュート部のワーク排出部にはワークがひとつずつしか
送られないため、粘着シート上に、一度に複数個のワー
クが落下することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るワーク配列装置の一例を示す概略
図である。
【図2】(a)(b)(c)(d)は、ホッパー部から
誘導されてきたワークが、シュート部内を移動し、ワー
ク排出孔から排出され、次のワークを排出する準備をす
るまでの状態を経時的に示した全て概略断面図である。
【図3】(a)(b)は、粘着シート上へのワークの配
列の例をそれぞれ示す平面図である。
【図4】ワーク配列機の他の例を示す概略平面図であ
る。
【符号の説明】
1 本発明に係るワーク配列装置 A シート巻き取り機 B ワーク配列機 2 ホッパー部 3 シュート部 4 ワーク遮蔽具 41 シリンダー 42 ピストン 43 ワーク遮蔽板 5 ワーク押圧係止具 51 シリンダー 52 ピストン 53 ワーク押圧体 6 ワーク排出部 61 ワーク排出孔 62 排出ワーク押圧具 S 粘着シート W ワーク W1 ワーク W2 ワーク W3 ワーク

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークを多数格納するホッパー部と、該
    ホッパー部下流位置にあって該ワークを整列させながら
    傾斜面に沿って下方に移動させる少なくとも1本のシュ
    ート部と、該シュート部の端部位置に到達した該ワーク
    を外部に排出するワーク排出部とを具備するワーク配列
    機によって、粘着シート上の予め設定された適宜位置に
    ワークを配列固定する方法であって、該ワーク配列機の
    該シュート部には、その中途位置にワーク押圧係止具及
    びワーク遮蔽具が設けられており、該ホッパー部から該
    シュート部に整列させられながら移動してきた複数のワ
    ークを、該ワーク遮蔽具が該ワークの移動空間に侵入す
    ることにて該シュート部内に停止させ、且つ、該ワーク
    遮蔽具に接当するワークに隣接するワークを、該ワーク
    押圧係止具にて該シュート部の内面を構成する底面又は
    側面のいずれかの面方向に押圧しておき、その後該ワー
    ク配列機の該ワーク排出部が該粘着シート上の適宜位置
    に移動した段階で、該ワーク押圧係止具の押圧力を維持
    したまま該ワーク遮蔽具による遮蔽を解除し、ワーク排
    出部までワークをひとつだけ滑らせることを特徴とする
    ワーク配列方法。
  2. 【請求項2】 該粘着シートはロール状に巻回されてお
    り、これを連続的或いは間歇的に繰り出し又は巻き取っ
    てゆき、該ワーク配列機自体を、この繰り出し又は巻き
    取りの方向と異なる方向に往復運動させるものである請
    求項1記載のワーク配列方法。
  3. 【請求項3】 粘着シート上の予め設定された適宜位置
    にワークを配列固定するための装置であって、ワークを
    多数格納するホッパー部と、該ホッパー部下流位置にあ
    って該ワークを整列させながら傾斜面に沿って下方に移
    動させる少なくとも1本のシュート部と、該シュート部
    の端部位置に到達した該ワークを外部に排出するワーク
    排出部とを具備するワーク配列機において、該ワーク配
    列機の該シュート部には、その中途位置にワーク押圧係
    止具及びワーク遮蔽具が設けられており、該ホッパー部
    から該シュート部に整列させられながら移動してきた複
    数のワークを、該ワーク遮蔽具が該ワークの移動空間に
    侵入することにて該シュート部内に停止させ、且つ、該
    ワーク遮蔽具に接当するワークに隣接するワークを、該
    ワーク押圧係止具にて該シュート部の内面を構成する底
    面又は側面のいずれかの面方向に押圧しておき、その後
    該ワーク配列機の該ワーク排出部が該粘着シート上の適
    宜位置に移動した段階で、該ワーク押圧係止具の押圧力
    を維持したまま該ワーク遮蔽具による遮蔽を解除し、ワ
    ーク排出部までワークをひとつだけ滑らせるよう構成さ
    れたものであることを特徴とするワーク配列装置。
  4. 【請求項4】 該粘着シートはロール状に巻回されてお
    り、これを連続的或いは間歇的に繰り出し又は巻き取っ
    てゆき、該ワーク配列機自体は、この繰り出し又は巻き
    取りの方向と異なる方向に往復運動するものである請求
    項3記載のワーク配列装置。
JP8085939A 1996-03-13 1996-03-13 ワーク配列方法及びワーク配列装置 Pending JPH09248722A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016064492A (ja) * 2014-09-26 2016-04-28 三ツ星ベルト株式会社 ベルト取出装置、および、これを備えるベルト搬送システム
CN109051688A (zh) * 2018-05-31 2018-12-21 曾凡旺 一种新型电池生产用的电池钢壳整列装置

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