JPH09248408A - ストレーナエレメント - Google Patents
ストレーナエレメントInfo
- Publication number
- JPH09248408A JPH09248408A JP8059199A JP5919996A JPH09248408A JP H09248408 A JPH09248408 A JP H09248408A JP 8059199 A JP8059199 A JP 8059199A JP 5919996 A JP5919996 A JP 5919996A JP H09248408 A JPH09248408 A JP H09248408A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- strainer
- strainer element
- flow
- net
- possibility
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Compressor (AREA)
- Filtering Materials (AREA)
- Filtration Of Liquid (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 逆流や乱流の可能性がある流域においても、
剛性が大きく破損のおそれのないストレーナエレメント
を提供する。 【解決手段】 ストレーナ網１の両面を通孔２ａを有す
るパンチングメタル２，２で挟んでストレーナエレメン
トを形成し、正常な流れに対しても逆方向の流れに対し
てもストレーナエレメントの剛性を大きくした。
剛性が大きく破損のおそれのないストレーナエレメント
を提供する。 【解決手段】 ストレーナ網１の両面を通孔２ａを有す
るパンチングメタル２，２で挟んでストレーナエレメン
トを形成し、正常な流れに対しても逆方向の流れに対し
てもストレーナエレメントの剛性を大きくした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、流体中に設置され
るストレーナのエレメント、特に乱流域や逆流の可能性
のある流域に使用するのに適したストレーナのエレメン
トに関する。
るストレーナのエレメント、特に乱流域や逆流の可能性
のある流域に使用するのに適したストレーナのエレメン
トに関する。
【０００２】
【従来の技術】図３に、Ｔ型接手とストレーナエレメン
トを備えた従来のストレーナアセンブリの１例を示す。
ストレーナアセンブリ８は、流体の入口６Ａと流体の出
口ノズル６Ｂを有するＴ型接手６と同Ｔ型接手６内に装
着された通液性のストレーナエレメント１０とを備え、
ストレーナエレメント１０の１端はＴ型接手６の入口６
Ａ側でＴ型接手６に取付けられている。ストレーナエレ
メント１０の他端は、Ｔ型接手６の前記入口６Ａと反対
側のフランジ７によって閉鎖された端部にサポート９を
介して取付けられている。
トを備えた従来のストレーナアセンブリの１例を示す。
ストレーナアセンブリ８は、流体の入口６Ａと流体の出
口ノズル６Ｂを有するＴ型接手６と同Ｔ型接手６内に装
着された通液性のストレーナエレメント１０とを備え、
ストレーナエレメント１０の１端はＴ型接手６の入口６
Ａ側でＴ型接手６に取付けられている。ストレーナエレ
メント１０の他端は、Ｔ型接手６の前記入口６Ａと反対
側のフランジ７によって閉鎖された端部にサポート９を
介して取付けられている。
【０００３】ストレーナエレメント１０は、図４に示す
ように、ストレーナ網２の外面に多数の通孔２ａを持つ
パンチングメタル２がストレーナ網２に接するように配
置され、ストレーナ網２の内側に補強バンド５が設けら
れている。
ように、ストレーナ網２の外面に多数の通孔２ａを持つ
パンチングメタル２がストレーナ網２に接するように配
置され、ストレーナ網２の内側に補強バンド５が設けら
れている。
【０００４】矢印Ｆで示すようにＴ型接手６の入口６Ａ
より流入した流体は、方向をほぼ直角に変えて矢印Ｆ″
で示すようにストレーナエレメント１０を内方から外方
へ向って通った上、矢印Ｆ′で示すようにＴ型接手６の
出口ノズル６Ｂから流体の流入方向Ｆとはほぼ直角をな
す方向へ向って排出される。
より流入した流体は、方向をほぼ直角に変えて矢印Ｆ″
で示すようにストレーナエレメント１０を内方から外方
へ向って通った上、矢印Ｆ′で示すようにＴ型接手６の
出口ノズル６Ｂから流体の流入方向Ｆとはほぼ直角をな
す方向へ向って排出される。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】前記の従来のストレー
ナエレメント１０においては、ストレーナ網１の外面に
パンチングメタル２が配置されているので、矢印Ｆ″に
示すようにストレーナエレメント１０の内方から外方へ
向う正常な流れに対しては剛性が大きく問題は少い。
ナエレメント１０においては、ストレーナ網１の外面に
パンチングメタル２が配置されているので、矢印Ｆ″に
示すようにストレーナエレメント１０の内方から外方へ
向う正常な流れに対しては剛性が大きく問題は少い。
【０００６】しかし、流入する流体の流入方向Ｆにおい
てＴ型接手６の出口ノズル６Ｂより下流側のストレーナ
エレメント１０の部分（図３で出口ノズル６Ｂより左側
の部分）では、流体は死水域となり、流れが乱れ、矢印
Ｅで示すように渦や循環流が生じて乱流や逆流が発生
し、流体は、ストレーナエレメント１０を外方から内方
へ向って通ることになる。前記のように、ストレーナ網
１の外側にパンチングメタル２を配置した従来のストレ
ーナエレメント１０では、同ストレーナエレメント１０
を外方から内方へ向って流れる流れに対しては剛性が小
さく破損を来すおそれがある。
てＴ型接手６の出口ノズル６Ｂより下流側のストレーナ
エレメント１０の部分（図３で出口ノズル６Ｂより左側
の部分）では、流体は死水域となり、流れが乱れ、矢印
Ｅで示すように渦や循環流が生じて乱流や逆流が発生
し、流体は、ストレーナエレメント１０を外方から内方
へ向って通ることになる。前記のように、ストレーナ網
１の外側にパンチングメタル２を配置した従来のストレ
ーナエレメント１０では、同ストレーナエレメント１０
を外方から内方へ向って流れる流れに対しては剛性が小
さく破損を来すおそれがある。
【０００７】本発明は、以上の問題点を解決することが
できるストレーナエレメントを提供しようとするもので
ある。
できるストレーナエレメントを提供しようとするもので
ある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明のストレーナエレ
メントは、ストレーナ網の両面をパンチングメタル又は
線径の太い網で挟んで形成したことを特徴とする。
メントは、ストレーナ網の両面をパンチングメタル又は
線径の太い網で挟んで形成したことを特徴とする。
【０００９】本発明では、前記のように、ストレーナ網
の両面をパンチングメタル又は線径の太い網で挟んでい
るので、ストレーナエレメントを通る正常な流れに対し
ても、逆流又は乱流が生じてストレーナエレメントを前
記正常な流れとは逆方向に通る流れに対しても、剛性が
大きく、その破損を防止することができる。
の両面をパンチングメタル又は線径の太い網で挟んでい
るので、ストレーナエレメントを通る正常な流れに対し
ても、逆流又は乱流が生じてストレーナエレメントを前
記正常な流れとは逆方向に通る流れに対しても、剛性が
大きく、その破損を防止することができる。
【００１０】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態を、図１及
び図２によって説明する。本実施の形態は、図３に示さ
れるＴ型接手を備えたストレーナアセンブリに用いられ
るストレーナエレメントに係るものであり、図１では図
３とは左右が逆方向に配置されたものとして示されてい
る。
び図２によって説明する。本実施の形態は、図３に示さ
れるＴ型接手を備えたストレーナアセンブリに用いられ
るストレーナエレメントに係るものであり、図１では図
３とは左右が逆方向に配置されたものとして示されてい
る。
【００１１】本実施の形態において、ストレーナエレメ
ント１０は、入口側（図１の左側）の断面が大きく反対
側の断面が小さい截頭円錐形の形状を有しており、ステ
ンレス鋼製のストレーナ網１の内外両面を多数の通孔２
ａをもつステンレス鋼製のパンチングメタル２，２で挟
み、ストレーナエレメント１０の円周上の配置された複
数のねじ３とナット４よりなる複数の組によって、スト
レーナ網１とパンチングメタル２，２とを接触させ、ス
トレーナエレメント１０を三重構造にしている。
ント１０は、入口側（図１の左側）の断面が大きく反対
側の断面が小さい截頭円錐形の形状を有しており、ステ
ンレス鋼製のストレーナ網１の内外両面を多数の通孔２
ａをもつステンレス鋼製のパンチングメタル２，２で挟
み、ストレーナエレメント１０の円周上の配置された複
数のねじ３とナット４よりなる複数の組によって、スト
レーナ網１とパンチングメタル２，２とを接触させ、ス
トレーナエレメント１０を三重構造にしている。
【００１２】なお、１１は、図３におけるＴ型接手６の
フランジ７を設けた入口側とは反対側のストレーナエレ
メント１０の端部を閉鎖する端板であり、９はストレー
ナエレメント１０をＴ型接手に取付けるサポートであ
る。
フランジ７を設けた入口側とは反対側のストレーナエレ
メント１０の端部を閉鎖する端板であり、９はストレー
ナエレメント１０をＴ型接手に取付けるサポートであ
る。
【００１３】以上のように構成された本実施例において
は、ストレーナ網１の内外両面を挟んでパンチングメタ
ル２，２が配置された三重構造となっているので、図４
中矢印Ｆ″に示されるように流体がストレーナエレメン
ト１０の内方から外方へ通過する正常な流れに対して
も、また、図４中矢印Ｅで示されるように流体に渦や循
環流が生じて乱流や逆流が発生してストレーナエレメン
ト１０の外方から内方へ通過する逆方向の流れに対して
も、ストレーナエレメント１０は十分な剛性を有するこ
ととなり、その破損を防止することができる。
は、ストレーナ網１の内外両面を挟んでパンチングメタ
ル２，２が配置された三重構造となっているので、図４
中矢印Ｆ″に示されるように流体がストレーナエレメン
ト１０の内方から外方へ通過する正常な流れに対して
も、また、図４中矢印Ｅで示されるように流体に渦や循
環流が生じて乱流や逆流が発生してストレーナエレメン
ト１０の外方から内方へ通過する逆方向の流れに対して
も、ストレーナエレメント１０は十分な剛性を有するこ
ととなり、その破損を防止することができる。
【００１４】なお、前記本発明の実施の形態では、スト
レーナ網の両面をパンチングメタルで挟んでいるが、本
発明では、パンチングメタルに代えて線径の太い網を用
いることもできる。
レーナ網の両面をパンチングメタルで挟んでいるが、本
発明では、パンチングメタルに代えて線径の太い網を用
いることもできる。
【００１５】
【発明の効果】本発明に係るストレーナエレメントは、
ストレーナ網の両面をパンチングメタル又は線径の太い
網で挟んで形成されているので、ストレーナエレメント
を通る流れが逆方向になっても十分な剛性を有し、逆流
の可能性ある流域にも、また、乱流域でも安心して使用
できるストレーナエレメントを提供することができる。
ストレーナ網の両面をパンチングメタル又は線径の太い
網で挟んで形成されているので、ストレーナエレメント
を通る流れが逆方向になっても十分な剛性を有し、逆流
の可能性ある流域にも、また、乱流域でも安心して使用
できるストレーナエレメントを提供することができる。
【図１】本発明の実施の一形態の全体断面図である。
【図２】前記本発明の実施の一形態の部分拡大断面図で
ある。
ある。
【図３】従来のＴ型接手とストレーナエレメントを備え
たストレーナアセンブリの１例の断面図である。
たストレーナアセンブリの１例の断面図である。
【図４】図３のＡ部拡大断面図である。
１ ストレーナ網 ２ パンチングメタル ２ａ パンチングメタルの通孔 ３ ねじ ４ ナット ５ 補強バンド ６ Ｔ型接手 ６Ａ Ｔ型接手の入口 ６Ｂ Ｔ型接手の出口ノズル ７ フランジ ８ ストレーナアセンブリ ９ サポート １０ ストレーナエレメント
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｂ０１Ｄ 35/02 Ｚ
Claims (1)
- 【請求項１】 ストレーナ網の両面をパンチングメタル
又は線径の太い網で挟んで形成したことを特徴とするス
トレーナエレメント。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8059199A JPH09248408A (ja) | 1996-03-15 | 1996-03-15 | ストレーナエレメント |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8059199A JPH09248408A (ja) | 1996-03-15 | 1996-03-15 | ストレーナエレメント |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09248408A true JPH09248408A (ja) | 1997-09-22 |
Family
ID=13106527
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8059199A Withdrawn JPH09248408A (ja) | 1996-03-15 | 1996-03-15 | ストレーナエレメント |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09248408A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009285570A (ja) * | 2008-05-29 | 2009-12-10 | Nippon Yusen Kk | ストレーナー |
| JP2011005419A (ja) * | 2009-06-25 | 2011-01-13 | Hitachi Metals Ltd | Ｙ型ストレーナ及び圧力タンク |
| JP2013244446A (ja) * | 2012-05-25 | 2013-12-09 | Niikura Kogyo Kk | ストレーナ |
| CN115040907A (zh) * | 2022-04-26 | 2022-09-13 | 帕克(无锡)阀门有限公司 | 一种流量调节阀的过滤设备及使用方法 |
-
1996
- 1996-03-15 JP JP8059199A patent/JPH09248408A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009285570A (ja) * | 2008-05-29 | 2009-12-10 | Nippon Yusen Kk | ストレーナー |
| JP2011005419A (ja) * | 2009-06-25 | 2011-01-13 | Hitachi Metals Ltd | Ｙ型ストレーナ及び圧力タンク |
| JP2013244446A (ja) * | 2012-05-25 | 2013-12-09 | Niikura Kogyo Kk | ストレーナ |
| CN115040907A (zh) * | 2022-04-26 | 2022-09-13 | 帕克(无锡)阀门有限公司 | 一种流量调节阀的过滤设备及使用方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030603 |