JPH09247835A - 絶縁キャップ - Google Patents

絶縁キャップ

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Publication number
JPH09247835A
JPH09247835A JP8088711A JP8871196A JPH09247835A JP H09247835 A JPH09247835 A JP H09247835A JP 8088711 A JP8088711 A JP 8088711A JP 8871196 A JP8871196 A JP 8871196A JP H09247835 A JPH09247835 A JP H09247835A
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JP
Japan
Prior art keywords
cap
projections
projection
connection sleeve
insulating cap
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP8088711A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeo Kawaguchi
竹夫 川口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KAWAGUCHI KK
Kawaguchi KK
Original Assignee
KAWAGUCHI KK
Kawaguchi KK
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Publication date
Application filed by KAWAGUCHI KK, Kawaguchi KK filed Critical KAWAGUCHI KK
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Publication of JPH09247835A publication Critical patent/JPH09247835A/ja
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Abstract

(57)【要約】 絶縁キャップ内に複数の突起を設け、それに結線スリー
ブを挿入し又は抜き取る場合は突起が受ける押し圧力を
その付け根の周囲が変形拡張し突起の方向を変化変身さ
せることにより抜き差し自在で再使用できる絶縁キャッ
プを提供する。 【課題】 弾力性柔軟性を有する絶縁キャップにおい
て、キャップ口開部の奥の内周に複数を一組とする突起
を奥部中央部に向けて斜めに、絶縁キャップと一体成型
し、結線スリーブを挿入する場合は、突起の付け根に当
る変形拡張部分が作用して突起を拡大穴の壁面に寄せて
挿入を許し、一旦正常に挿入した結線スリーブを引き抜
く場合は、変形拡張部分が作用して突起をキャップ口開
部の方向に反転変身させて通過を許し離脱する。 【解決手段】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願は電気配線工事において
分岐結線した結線スリーブを絶縁包皮する絶縁キャップ
に関する。
【0002】
【従来の技術】配線工事において、分岐結線した結線ス
リーブの絶縁処理は、主としてビニールテープを手巻き
するか、あるいは、絶縁キャップの口開部の奥部に弁を
設け、結線スリーブを差し込むと弁のみ押し開かれ挿入
するが、一旦挿入した結線スリーブを引っ張ると弁はま
すます閉じ、再び抜き取ることは不可能な構造であっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】分岐結線作業は主とし
て天井裏など作業条件の悪い場所が多く、従ってビニー
ルテーブ等では規程どおり正確に巻けない場合が多く、
しかも、早期に粘着材が劣化して巻き締めてあるテープ
が緩み絶縁効果を失い脱落するなど事故発生原因になる
恐れがあった。絶縁キャップ内部に弁を設けた場合は、
古来から用いられているネズミ捕り又はウナギ捕り篭と
同様、一旦入ったら再び出ることはできない構造を応用
したものであって、差し込んだ結線スリーブを引けば引
くほど弁は締まる構造であり結線部分の修復及び再使用
は不可能であった。
【0004】
【課題を決するための手段】弾力性、柔軟性を有する樹
脂材を用いて製造するキャップ口開部の奥部に複数を一
組とする突起をそれぞれ奥部中央に向けて斜めに設ける
ことにより外周は斜壁部を成し、挿入し易く抜け難く、
結線スリーブを挿入する場合及び一旦挿入後抜き取る場
合は突起が受ける押し圧力をその付け根を通じて周囲の
変形拡張部分におよび、ぞれぞれの場合の圧力に対応し
た変形及び拡張することにより突起の向きが変化変身し
て挿入又は離脱を可能にしたものである。
【0005】
【発明の実施の形態】弾力性、柔軟性を有する絶縁キャ
ップのキャップ口開部の奥部に、複数を一組とする突起
を一体成型し、そのキャップ口開部から結線スリーブを
挿入すると突起が押し圧されその圧力が付け根の周囲に
および変形拡張して対応し、突起は押し開かれ結線スリ
ーブが通過すると同時に突起及び変形拡張部分は復元
し、突起の外側の斜壁部分が結線スリーブの拡大縁部を
阻止しするとともに、スリーブ口開部に入って抜け止
め、内包穴に軽く入り絶縁包皮される。一旦挿入した結
線スリーブを抜き取る場合は、電線か絶縁キャップの何
れかを強く引っ張ると、突起が受けた圧力を変形拡張部
分におよび、それに対応して変形し拡張することにより
突起はスリーブ口開部に向けて反転変身し結線スリーブ
の通過を許し、結線スリーブが離脱すると同時に突起と
変形拡張部分は復元し再使用に供する。
【0006】
【実施例】以下、本願の実施例を示す図面について説明
すると、矢印Aは絶縁キャップ1のキャップ口開部2か
ら結線スリーブ7を挿入すると、変形拡張部分12が対
応して変形拡張し、突起3の向きは拡大穴5の内壁側に
寄り通過を可能とする状態を示す。矢印Bは一旦正常に
挿入した結線スリーブ7を引き抜く場合の突起3及び変
形拡張部分12の状態を示す。1は絶縁キャップであ
り、絶縁性、弾力性、難燃性、柔軟性を有する樹脂材を
用いて製造したキャップであり、内部には複数を一組と
する突起3を奥部中央に向けて一体成型する。2はキャ
ップ口開部であり、結線スリーブ7を挿入する入口。突
起3はキャップ口開部2の奥部内周に複数を一組として
設けたもので、それぞれ奥部中央に向けて斜めに絶縁キ
ャップ1と一体成型し弾力性を有し、結線スリーブ7を
挿入すると、それに押し圧されその圧力が付け根周囲に
および変形拡張部分12がその圧力に対応して変形し拡
張して各々の突起3を拡大穴5の内壁側に寄り挿入を許
し、一旦正常に差し込んだ結線スリーブ7を抜き取る場
合は、電線10と絶縁キャップ1を握って強く引っ張る
と突起3が押し圧され、その圧力が付け根の変形拡張部
分12におよび、それに対応した形状に変形し拡張して
突起3はキャップ口開部2に向けて方向転換し結線スリ
ーブ7の抜き取りを許し、離脱と同時に突起3及び変形
拡張部分12は復元し再使用に備え、何回でも再使用で
きる。さらに、各々の突起3を奥部中央に向けて斜めに
形成することにより、スリーブ口開部9に入り抜け止め
力を増大する。4は斜壁部であり、突起3を奥部中央に
向けて成型した結果、その外面が斜壁を成すもので、表
側に当る斜壁4は結線スリーブ7が滑って挿入し易く、
拡大縁部8が裏側に当る斜壁部4に阻止され抜け止め力
を増大する。5は拡大穴であり、拡大縁部8が収まる内
径を有する空間。6は内包穴であり、結線スリーブ7を
軽く内包する穴。拡大縁部8はスリーブ口開部2の縁に
当り、斜壁部4に阻止され抜け止め作用を成す。スリー
ブ口開部9はラッパ状に拡大し電線端末を案内する入り
口であり、突起3の先方部分が入り抜け止め力が増大す
るものである。変形拡張部分12は結線スリーブ7の挿
入及び抜き取り作用による押し圧力を突起3が受け、そ
れが付け根の周囲におよび、変形し拡張して対応し、突
起3が付け根あたりから方向を変え、結線スリーブ7が
通過し得るよう変身する最大要素を成す部分である。1
3は圧縮部分であり、結線スリーブ7に複数の電線端末
11を差し込み圧縮した跡。
【0007】
【発明の効果】絶縁性、弾力性、難燃性、柔軟性を有す
る絶縁キャップ1の奥部内周に、奥部中央に向けて突起
3を一体成型し、結線スリーブ7を挿入する場合は、突
起3が受ける押し圧力を付け根周囲の変形拡張部分12
におよび、それに対応する変形と拡張作用により突起3
を拡大穴5の内壁に寄せて通過させ、一旦、完全に挿入
した結線スリーブ7を抜き取る場合は、電線10と絶縁
キャップ1を握って強く引っ張ると、突起3が受ける押
し圧力が変形拡張部分12におよび、それに対応する必
要な形状に変形し拡張作用することにより突起3はキャ
ップ口開部2に向けて反転し通路を広げ抜き取り得ると
同時に突起3と変形拡張部分12が復元する。しかも、
突起3は絶縁キャップ1と一体成型であるとともに弾力
性を備え強力な形状を成し再使用を繰り返しても劣化す
ること無く長期的に電気的信頼性を保つとともに、再使
用を繰り返すことができるなど経済的にも優れている。
【0008】突起3は付け根が太く、これを絶縁キャツ
プ1の奥部中央に向けて斜めに一体成型したため、突起
3の外面が斜壁部4を成し、結線スリーブ7が滑って挿
入し易く、しかもスリーブ口開部9に先端部分が入り込
み抵抗力を増し抜け難くした。
【0009】突起3の数は4個に限らず、一個でも多数
でも応用可能であり、突起3の形状は四角、六角、板状
でも応用可能である。
【0010】絶縁キャップ1の形状は円形に限らず、四
角、六角等様々の形状に形成しても、その機能に変化な
く応用可能である。
【0011】
【図面の簡単な説明】
【図1】絶縁キャップ1に結線スリーブ7を挿入する状
態を示す一部A−A断面図。
【図2】絶縁キャップ1に結線スリーブ7を正常に挿入
した状態を示す一部A−A断面図。
【図3】絶縁キャップ1に差し込んだ結線スリーブ7を
抜き取る状態を示す一部A−A断面図。
【図4】平面図。
【符号の説明】
矢印A 結線スリーブ挿入方向 矢印B 結線スリーブ引き抜き方向 1 絶縁キャップ 2 キャップ口開部 3 突起 4 斜壁部 5 拡大穴 6 内包穴 7 結線スリーブ 8 拡大縁部 9 スリーブ口開部 10 電線 11 電線端末 12 変形拡張部分 13 圧縮跡

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁キャップの内部に突起を設け、キャ
    ップ口開部から結線スリーブを差し込むと突起が押し圧
    され、その押し圧力が突起の付け根の周囲に当る変形拡
    張部分におよび、その圧力に対応する形状に変形し拡張
    することにより突起が押し開かれ完全に挿入すると同時
    に変形拡張部分と突起は復元して抜け止め、一旦挿入し
    た結線スリーブを抜き取る場合においては、突起が受け
    る押し圧力がその付け根周囲の変形拡張部分におよび、
    それに対応した形状に変形拡張し、突起はキャップ口開
    部に向け反転作動し、結線スリーブの通過を許す状態に
    変身し、結線スリーブが外部に離脱すると同時に変形拡
    張部分と突起は復元することを特徴とする絶縁キャッ
    プ。
JP8088711A 1996-03-06 1996-03-06 絶縁キャップ Withdrawn JPH09247835A (ja)

Priority Applications (1)

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JP8088711A JPH09247835A (ja) 1996-03-06 1996-03-06 絶縁キャップ

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JP8088711A JPH09247835A (ja) 1996-03-06 1996-03-06 絶縁キャップ

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JPH09247835A true JPH09247835A (ja) 1997-09-19

Family

ID=13950489

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8088711A Withdrawn JPH09247835A (ja) 1996-03-06 1996-03-06 絶縁キャップ

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JP (1) JPH09247835A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7232953B2 (en) 2004-02-13 2007-06-19 Yazaki Corporation Insulation cap and joined electrical wire using the same
JP2020010438A (ja) * 2018-07-03 2020-01-16 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー キャップ及び接続方法

Cited By (2)

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