JPH09247780A - スピーカ装置 - Google Patents
スピーカ装置Info
- Publication number
- JPH09247780A JPH09247780A JP4858796A JP4858796A JPH09247780A JP H09247780 A JPH09247780 A JP H09247780A JP 4858796 A JP4858796 A JP 4858796A JP 4858796 A JP4858796 A JP 4858796A JP H09247780 A JPH09247780 A JP H09247780A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bottom plate
- speaker unit
- voice coil
- magnetic circuit
- metal elastic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04R—LOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
- H04R2209/00—Details of transducers of the moving-coil, moving-strip, or moving-wire type covered by H04R9/00 but not provided for in any of its subgroups
- H04R2209/027—Electrical or mechanical reduction of yoke vibration
Landscapes
- Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
Abstract
するものであり、ボイスコイルで発生したジュール熱の
放熱の改善による耐入力の向上またボックス内の取り付
け強度の向上を目的とするものである。 【解決手段】 スピーカユニットAのボトムプレート2
bと背面キャビネット8aの間に、熱伝導性がよく弾性
に優れた金属弾性板10を設けることにより、ボイスコ
イル1に発生した熱はボトムプレート2b、金属弾性板
10、背面キャビネット8aへと伝わり、密閉ボックス
9内にこもることなく密閉ボックス9外に放熱され耐入
力性が向上する。また、金属弾性板10によってボトム
プレート2b及び背面キャビネット8aを押さえつける
ので、密閉ボックス9内の取り付け強度の向上・箱鳴き
等の異常音防止を図ることができる。
Description
されるスピーカ装置に関するものである。
説明する。
ものであり、同図によると、1はボイスコイルであり、
2は環状のトッププレート2a、ボトムプレート2b、
環状のマグネット2cよりなる磁気回路であり、コーン
4、フレーム5とでスピーカユニットAを形成してい
る。6はタッピンビスであり、バフル7、背面キャビネ
ット8で形成される密閉ボックス9内にスピーカユニッ
トAを固着するものである。
トムプレート2bからトッププレート2aに発生した磁
界中で、ボイスコイル1のリード線に電流を流すと駆動
力が発生し、その動きがコーン4を前後方向に振幅させ
音波として放出するものである。
らの干渉波はフレーム5のフランジ部の取付孔にタッピ
ンビス6を挿入しバフル7にスピーカユニットAをネジ
止めし、吊り下げ、背面キャビネット8にてバフル7を
密閉して防いでいる。
装置において、大入力印加時にはボイスコイル1に印加
された電流が抵抗によりジュール熱を発生し、熱伝導性
のよい鉄鋼よりなるトッププレート2aおよびボトムプ
レート2bには放熱されるが、背面キャビネット8とボ
トムプレート2b間に隙間があるため熱は伝わりにく
く、密閉ボックス9内に熱は蓄熱されることになる。発
生するジュール熱が密閉ボックス9より放熱される熱量
より高いとボックス内に蓄熱され、ボイスコイルワイヤ
ーが焼損するので、耐えうる入力値には限界があり、更
なる放熱性の改善が要求されている。
フル7に吊り下げられているので熱衝撃・振動等の影響
を受け易く、更なる取付強度の改善が要求されている。
善、取付強度の改善を図り耐高入力のスピーカ装置を提
供することを目的とするものである。
に本発明のスピーカ装置は、磁気回路と、この磁気回路
の磁気ギャップに一部が挿入されたボイスコイルと、上
記磁気回路に装着されたフレームと、このフレームと上
記ボイスコイル間に外周端及び内周端が接着されたコー
ンからなるスピーカユニットと、このスピーカユニット
が装着されたバフルと、このバフルとで上記スピーカユ
ニットを収納する密閉ボックスを形成する背面キャビネ
ットと、上記磁気回路を構成するボトムプレートと上記
背面キャビネット間に挿入され両者を圧接する金属弾性
体とで構成されるものであり、ボトムプレートと上記背
面キャビネット間に両者に夫々圧接する金属弾性体を設
けたことによって、上記背面キャビネットにボトムプレ
ートからの熱を伝導して密閉ボックスからの放熱性を高
め高入力に耐えるスピーカ装置とするとともに、金属弾
性体をボトムプレートと背面キャビネット間に挿入して
両者を圧接しスピーカユニットの取り付け強度の向上を
図るものである。
は、磁気回路と、この磁気回路の磁気ギャップに一部が
挿入されたボイスコイルと、上記磁気回路に装着された
フレームと、このフレームと上記ボイスコイル間に外周
端及び内周端が接着されたコーンからなるスピーカユニ
ットと、このスピーカユニットが装着されたバフルと、
このバフルとで上記スピーカユニットを収納する密閉ボ
ックスを形成する背面キャビネットと、上記磁気回路を
構成するボトムプレートと上記背面キャビネット間に挿
入され上記ボトムプレートと上記背面キャビネットに夫
々圧接する金属弾性体とで構成したため、密閉ボックス
からの放熱性を高め高入力に耐えるスピーカ装置とする
とともに、金属弾性体をボトムプレートと背面キャビネ
ット間に挿入して両者を圧接し、スピーカユニットの取
り付け強度の向上を図るものである。
の金属弾性体に代えて良好な熱伝導性を有するクッショ
ン材をボトムプレートと背面キャビネット間に挿入する
構成としたため、請求項1の構成と同様の効果をより軽
量化して得られるものである。
ション材をシリコン系ラバーとしたものであり、磁気漏
洩がないので磁気損失も防止できるものである。
2により説明する。なお、説明にあたっては従来技術と
同一部分は同一番号を付し、説明を省略して説明する。
ピーカ装置の一実施の形態の側断面図、図1(b)は要
部である金属弾性板の斜視図であり、従来技術との相違
点のみ説明すると、8aは鋼板からなる背面キャビネッ
トで、10は十字状のバネからなる金属弾性板であり、
ボトムプレート2bと背面キャビネット8a間に挿入・
弾圧接されるとともに、中央上部が凸状に形成されてお
り、この凸状部分がボトムプレート2bの凹部2dと係
合して位置ずれを防ぐ構成となっている。
高いステンレスを用いることが磁気漏洩も少なく良好な
選択と言えるが、弾性を有する金属板を適宜選択するこ
とによって、ボトムプレート2bに蓄熱されていた熱は
金属弾性板10を経て背面キャビネット8aに伝導し、
密閉ボックス9からも放熱してより高い入力に耐えるス
ピーカ装置とすることができる。
bと背面キャビネット8aを押圧しているので、スピー
カユニットAのフレーム5をバフル7に押しつける力が
働き、熱衝撃や振動等の影響をスピーカユニットAは受
けにくく、スピーカユニットAの取り付け強度の向上が
図れるとともに、この金属弾性板10によってバフル7
と背面キャビネット8aを押さえることになるので、密
閉ボックスの異常音(箱鳴き等)の防止も図れるもので
ある。
板10を用いたが、ボトムプレート2bと背面キャビネ
ット8aを押圧するものであれば、金属弾性板に限るも
のではなくコイルばねなども含む上記押圧が可能な金属
弾性体であれば何でもよいものである。
るものと説明したが、熱伝導(熱放熱)のよいものであ
れば金属でも樹脂でも良いものである。
スピーカ装置の側断面図であり、実施の形態1との相違
点のみ説明すると、実施の形態1の金属弾性板10に換
えて熱伝導性の良いシリコン系ラバーのクッションから
なる弾性体11を用いたものである。即ち、弾性体11
をボトムプレート2bと背面キャビネット8a間に圧縮
して挿入固定することにより、上記実施の形態1と同様
の効果を軽い材料で実現できるものである。
弾性体11を両面テープなどでボトムプレート2bまた
は背面キャビネット8aのいずれかに予め貼り付けてお
けば、ずれることなく極めて容易にかつ確実に組み込み
できるものである。
ことができるものであるが、磁気漏洩を考慮する必要が
ないのであれば、熱伝導性の良好なクッション材を適宜
選択すれば良いものである。
ボトムプレートと背面キャビネット間に金属弾性体を挿
入し上記両者を圧接させることによって密閉ボックスか
らの放熱性を高め高入力に耐えるスピーカ装置とすると
ともに、スピーカユニットの取り付け強度の向上を図る
ことができるものである。
断面図 (b)同要部である金属弾性板の斜視図
系ラバーを用いたが、熱伝導性の良好なクッション材を
適宜選択しても良いものである。
Claims (3)
- 【請求項1】 磁気回路と、この磁気回路の磁気ギャッ
プに一部が挿入されたボイスコイルと、上記磁気回路に
装着されたフレームとこのフレームと上記ボイスコイル
間に外周端及び内周端が接着されたコーンからなるスピ
ーカユニットと、このスピーカユニットが装着されたバ
フルと、このバフルとで上記スピーカユニットを収納す
る密閉ボックスを形成する背面キャビネットと、上記磁
気回路を構成するボトムプレートと上記背面キャビネッ
ト間に挿入され上記ボトムプレートと上記背面キャビネ
ットに夫々圧接する金属弾性体とで構成されるスピーカ
装置。 - 【請求項2】 金属弾性体に代えて良好な熱伝導性を有
するクッション材を用いてなる請求項1記載のスピーカ
装置。 - 【請求項3】 良好な熱伝導性を有するクッション材と
してシリコン系ラバーを用いてなる請求項2記載のスピ
ーカ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04858796A JP3769805B2 (ja) | 1996-03-06 | 1996-03-06 | スピーカ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04858796A JP3769805B2 (ja) | 1996-03-06 | 1996-03-06 | スピーカ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09247780A true JPH09247780A (ja) | 1997-09-19 |
JP3769805B2 JP3769805B2 (ja) | 2006-04-26 |
Family
ID=12807542
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04858796A Expired - Fee Related JP3769805B2 (ja) | 1996-03-06 | 1996-03-06 | スピーカ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3769805B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013085253A (ja) * | 2011-10-05 | 2013-05-09 | Apple Inc | スピーカ磁石の温度管理 |
JP2013138394A (ja) * | 2011-12-27 | 2013-07-11 | Joichi Saito | スピーカ装置 |
JP2013223123A (ja) * | 2012-04-17 | 2013-10-28 | Alpine Electronics Inc | スピーカ |
WO2022019091A1 (ja) * | 2020-07-20 | 2022-01-27 | アイン興産株式会社 | 音響装置及び音響システム |
WO2022208743A1 (ja) * | 2021-03-31 | 2022-10-06 | ソニーグループ株式会社 | スピーカ装置及び電子機器 |
-
1996
- 1996-03-06 JP JP04858796A patent/JP3769805B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013085253A (ja) * | 2011-10-05 | 2013-05-09 | Apple Inc | スピーカ磁石の温度管理 |
JP2013138394A (ja) * | 2011-12-27 | 2013-07-11 | Joichi Saito | スピーカ装置 |
JP2013223123A (ja) * | 2012-04-17 | 2013-10-28 | Alpine Electronics Inc | スピーカ |
WO2022019091A1 (ja) * | 2020-07-20 | 2022-01-27 | アイン興産株式会社 | 音響装置及び音響システム |
WO2022208743A1 (ja) * | 2021-03-31 | 2022-10-06 | ソニーグループ株式会社 | スピーカ装置及び電子機器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3769805B2 (ja) | 2006-04-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4163231B2 (ja) | 骨伝導デバイス | |
KR100791494B1 (ko) | 스피커 | |
US8724844B2 (en) | Heat dissipating acoustic transducer with mounting means | |
KR100989868B1 (ko) | 진동 방지구조를 갖는 골전도 스피커 | |
JP2006332715A (ja) | 骨伝導スピーカ | |
JP2015126339A (ja) | 骨伝導スピーカー | |
CN109032257B (zh) | 电子显示设备以及电子设备 | |
US7372968B2 (en) | Loudspeaker driver | |
KR102254698B1 (ko) | 익사이터 드라이버 | |
CN108810770A (zh) | 一种发声器 | |
CN216122887U (zh) | 发声装置和电子设备 | |
EP0496802B1 (en) | Improvements in or relating to loudspeakers | |
JPH09247780A (ja) | スピーカ装置 | |
US6754362B2 (en) | Speaker and speaker system | |
CN113993043B (zh) | 发声装置和电子设备 | |
KR101634755B1 (ko) | 난청 방지 이어폰 | |
KR20190139497A (ko) | 서스펜션 및 이를 포함하는 스피커 장치 | |
KR20190139496A (ko) | 서스펜션 및 이를 포함하는 스피커 조립체 | |
JPH11178085A (ja) | スピーカ装置 | |
JPH05215183A (ja) | 防振支持装置 | |
KR101972002B1 (ko) | 디스플레이패널용 슬림형 진동변환기 | |
WO2024034250A1 (ja) | 表示装置 | |
KR101394905B1 (ko) | 시스템 스피커 | |
JP3942870B2 (ja) | スピーカ | |
JPS6331399Y2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20041220 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050105 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050217 |
|
RD01 | Notification of change of attorney |
Effective date: 20050622 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Effective date: 20060117 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Effective date: 20060130 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 4 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100217 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 4 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100217 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110217 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120217 Year of fee payment: 6 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |