JPH09247657A - 車両事故検証装置 - Google Patents
車両事故検証装置Info
- Publication number
- JPH09247657A JPH09247657A JP5744596A JP5744596A JPH09247657A JP H09247657 A JPH09247657 A JP H09247657A JP 5744596 A JP5744596 A JP 5744596A JP 5744596 A JP5744596 A JP 5744596A JP H09247657 A JPH09247657 A JP H09247657A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle
- accident
- recording
- camera
- oncoming
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G07—CHECKING-DEVICES
- G07C—TIME OR ATTENDANCE REGISTERS; REGISTERING OR INDICATING THE WORKING OF MACHINES; GENERATING RANDOM NUMBERS; VOTING OR LOTTERY APPARATUS; ARRANGEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS FOR CHECKING NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
- G07C5/00—Registering or indicating the working of vehicles
- G07C5/08—Registering or indicating performance data other than driving, working, idle, or waiting time, with or without registering driving, working, idle or waiting time
- G07C5/0841—Registering performance data
- G07C5/0875—Registering performance data using magnetic data carriers
- G07C5/0891—Video recorder in combination with video camera
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Closed-Circuit Television Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 例えば対向車3が原因で起こる車両事故にお
いて、対向車3の状況を記録し、事故状況並びに事故原
因を明らかにする車両事故検証装置を提供すること。 【解決手段】 車両1の前方部に対向車線を走行する対
向車3をとらえるカメラ装置4を設け、このカメラ装置
4でとらえた画像を録画する録画装置5をこの車両1が
衝突事故を起こした際破損しにくい位置に設けた車両事
故検証装置。
いて、対向車3の状況を記録し、事故状況並びに事故原
因を明らかにする車両事故検証装置を提供すること。 【解決手段】 車両1の前方部に対向車線を走行する対
向車3をとらえるカメラ装置4を設け、このカメラ装置
4でとらえた画像を録画する録画装置5をこの車両1が
衝突事故を起こした際破損しにくい位置に設けた車両事
故検証装置。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両事故を検証す
るための車両に取り付けるカメラ装置と録画装置とから
成る車両事故検証装置に関するものである。
るための車両に取り付けるカメラ装置と録画装置とから
成る車両事故検証装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】車社会
の現在において、交通事故は社会的問題である。
の現在において、交通事故は社会的問題である。
【0003】その交通事故において、例えば図1のよう
に車両1が走行中、その車線に居眠り運転などが原因で
対向車3が中央ライン8を越えて侵入して来ると、運転
者は対向車3との衝突を避けるため左へハンドルを切ら
ざるを得なく、その際に勢い余って左側にある壁や建物
に衝突したり歩行中の人を轢いてしまうケースがある。
に車両1が走行中、その車線に居眠り運転などが原因で
対向車3が中央ライン8を越えて侵入して来ると、運転
者は対向車3との衝突を避けるため左へハンドルを切ら
ざるを得なく、その際に勢い余って左側にある壁や建物
に衝突したり歩行中の人を轢いてしまうケースがある。
【0004】その場合、対向車3にも過失があるわけだ
が、対向車3が現場を素通りし、しかもブレーキ痕など
の状況証拠も残されていなければ対向車3の存在は証明
されず、事故の責任は衝突若しくは歩行者を轢いてしま
った車両1側のみに課せられ、この車両1側のみが莫大
な損害賠償に応じなければならない。
が、対向車3が現場を素通りし、しかもブレーキ痕など
の状況証拠も残されていなければ対向車3の存在は証明
されず、事故の責任は衝突若しくは歩行者を轢いてしま
った車両1側のみに課せられ、この車両1側のみが莫大
な損害賠償に応じなければならない。
【0005】本発明は、上述のような車両事故におい
て、対向車の状況を記録し、事故の状況を明らかにする
車両事故検証装置を提供するものである。
て、対向車の状況を記録し、事故の状況を明らかにする
車両事故検証装置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本発
明の要旨を説明する。
明の要旨を説明する。
【0007】車両1の前方部に対向車線を走行する対向
車3をとらえるカメラ装置4を設け、このカメラ装置4
でとらえた画像を録画する録画装置5をこの車両1が衝
突事故を起こした際破損しにくい位置に設けたことを特
徴とする車両事故検証装置に係るものである。
車3をとらえるカメラ装置4を設け、このカメラ装置4
でとらえた画像を録画する録画装置5をこの車両1が衝
突事故を起こした際破損しにくい位置に設けたことを特
徴とする車両事故検証装置に係るものである。
【0008】また、前記カメラ装置4を前記車両1の運
転席側の前方部に設け、このカメラ装置4を少なくとも
前記対向車3並びに前記対向車線位置をとらえ得るよう
に配置並びに構成したことを特徴とする請求項1記載の
車両事故検証装置に係るものである。
転席側の前方部に設け、このカメラ装置4を少なくとも
前記対向車3並びに前記対向車線位置をとらえ得るよう
に配置並びに構成したことを特徴とする請求項1記載の
車両事故検証装置に係るものである。
【0009】また、前記車両1の前部バンパー部2にカ
メラ覗き孔6を開口し、このカメラ覗き孔6に向けて前
記カメラ装置4をこの前部バンパー部2内若しくは前部
バンパー部2内側に設けたことを特徴とする請求項1,
2のいずれか1項に記載の車両事故検証装置に係るもの
である。
メラ覗き孔6を開口し、このカメラ覗き孔6に向けて前
記カメラ装置4をこの前部バンパー部2内若しくは前部
バンパー部2内側に設けたことを特徴とする請求項1,
2のいずれか1項に記載の車両事故検証装置に係るもの
である。
【0010】また、前記録画装置5を前記車両1が衝突
事故を起こした際、破損しにくい車両後部位置に設けた
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の
車両事故検証装置に係るものである。
事故を起こした際、破損しにくい車両後部位置に設けた
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の
車両事故検証装置に係るものである。
【0011】また、前記録画装置5を定時間録画用記録
媒体に自動重ね録画し得るように構成して長時間自動継
続録画作動し得るように構成したことを特徴とする請求
項1〜4のいずれか1項に記載の車両事故検証装置に係
るものである。
媒体に自動重ね録画し得るように構成して長時間自動継
続録画作動し得るように構成したことを特徴とする請求
項1〜4のいずれか1項に記載の車両事故検証装置に係
るものである。
【0012】また、前記録画装置5を前記車両1が衝突
事故を起こすと、録画作動を停止するように構成したこ
とを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の車
両事故検証装置に係るものである。
事故を起こすと、録画作動を停止するように構成したこ
とを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の車
両事故検証装置に係るものである。
【0013】
【発明の実施の形態】好適な本発明の実施の形態(発明
をどのように実施するか)を、図面に基づいてその作用
効果を示して簡単に説明する。
をどのように実施するか)を、図面に基づいてその作用
効果を示して簡単に説明する。
【0014】車両1の運転席側の前方部の前部バンパー
部2にカメラ覗き孔6を開口し、この前部バンパー部2
内若しくは前部バンパー部2内側に前記カメラ覗き孔6
に向けてカメラ装置4を少なくとも対向車線を走行する
対向車3並びに前記対向車線位置をとらえ得るように配
置並びに構成して設ける。
部2にカメラ覗き孔6を開口し、この前部バンパー部2
内若しくは前部バンパー部2内側に前記カメラ覗き孔6
に向けてカメラ装置4を少なくとも対向車線を走行する
対向車3並びに前記対向車線位置をとらえ得るように配
置並びに構成して設ける。
【0015】この際、前記カメラ装置4でとらえた画像
を録画する録画装置5は衝突事故を起こした際、破損し
にくいように車両後部位置に設ける。
を録画する録画装置5は衝突事故を起こした際、破損し
にくいように車両後部位置に設ける。
【0016】また、前記録画装置5をテープやディスク
などの定時間録画用記録媒体に、自動重ね録画し得るよ
うに構成して長時間自動継続録画作動し得るように構成
する。
などの定時間録画用記録媒体に、自動重ね録画し得るよ
うに構成して長時間自動継続録画作動し得るように構成
する。
【0017】また、前記録画装置5を前記車両1が衝突
事故を起こすと、録画作動を停止するように構成する。
事故を起こすと、録画作動を停止するように構成する。
【0018】従って、例えば図1のように車両1が走行
中、その走行車線に対向車3が居眠り運転などにより対
向車線を越えて侵入し、この対向車3との衝突を避ける
ため左へハンドルを切り、勢い余って左側にある壁や建
物に衝突したり、歩行中の人を轢いてしまった交通事故
の場合、たとえ車両1の前方が大破し、不幸にして運転
者が死亡しても、前記カメラ装置4が少なくとも対向車
線を走行する対向車3並びに前記対向車線位置をとらえ
得るように配置並びに構成して設けてあり、このカメラ
装置4でとらえた画像を録画しているので、その事故の
状況が記録されることとなり、また、前記録画装置5は
衝突事故を起こした際破損しにくいように車両後部位置
に設けているため、その事故の記録は事故時の衝撃より
保護されて事故時に録画記録が破損してしまうこともな
く、よってその録画記録により事故後に対向車3の過失
を証明することができ、また対向車3が事故現場から逃
走したとしても、この録画装置5の記録から逃走した対
向車を特定することもできることとなる。
中、その走行車線に対向車3が居眠り運転などにより対
向車線を越えて侵入し、この対向車3との衝突を避ける
ため左へハンドルを切り、勢い余って左側にある壁や建
物に衝突したり、歩行中の人を轢いてしまった交通事故
の場合、たとえ車両1の前方が大破し、不幸にして運転
者が死亡しても、前記カメラ装置4が少なくとも対向車
線を走行する対向車3並びに前記対向車線位置をとらえ
得るように配置並びに構成して設けてあり、このカメラ
装置4でとらえた画像を録画しているので、その事故の
状況が記録されることとなり、また、前記録画装置5は
衝突事故を起こした際破損しにくいように車両後部位置
に設けているため、その事故の記録は事故時の衝撃より
保護されて事故時に録画記録が破損してしまうこともな
く、よってその録画記録により事故後に対向車3の過失
を証明することができ、また対向車3が事故現場から逃
走したとしても、この録画装置5の記録から逃走した対
向車を特定することもできることとなる。
【0019】また、カメラ装置4を前部バンパー部2内
若しくは前部バンパー部2内側に設けているので、車両
1の外視的美感を損なうことがなく、またカメラ装置4
も良好に保護されることとなる。
若しくは前部バンパー部2内側に設けているので、車両
1の外視的美感を損なうことがなく、またカメラ装置4
も良好に保護されることとなる。
【0020】また、前記録画装置5をテープやディスク
などの定時間録画用記録媒体に自動重ね録画し得るよう
に構成して長時間自動継続録画作動し得るように構成し
ているので、いつ発生するかわからない事故に常に対応
可能となる。
などの定時間録画用記録媒体に自動重ね録画し得るよう
に構成して長時間自動継続録画作動し得るように構成し
ているので、いつ発生するかわからない事故に常に対応
可能となる。
【0021】また、前記録画装置5を前記車両1が衝突
事故を起こすと、録画作動を停止するように構成してい
るので、事故後も重ね録画作動を自動継続することによ
って事故記録が消去されてしまうことがないこととな
る。
事故を起こすと、録画作動を停止するように構成してい
るので、事故後も重ね録画作動を自動継続することによ
って事故記録が消去されてしまうことがないこととな
る。
【0022】
【実施例】本発明の具体的な実施例について図面に基づ
いて説明する。
いて説明する。
【0023】車両1の運転席側の前方部の前部バンパー
部2の内部若しくは内側にカメラ装置4を設けている。
部2の内部若しくは内側にカメラ装置4を設けている。
【0024】このカメラ装置4は、対向車3並びに対向
車線位置がわかる中央ライン8をとらえ得るように配置
並びに構成している。
車線位置がわかる中央ライン8をとらえ得るように配置
並びに構成している。
【0025】従って、このカメラ装置4が、例えば車両
1の走行車線に対向車3が対向車線位置がわかる中央ラ
イン8を越えて進入してきた場合に、その様子を確実に
とらえることができることとなる。
1の走行車線に対向車3が対向車線位置がわかる中央ラ
イン8を越えて進入してきた場合に、その様子を確実に
とらえることができることとなる。
【0026】よって、このように対向車3が車両1の走
行車線に対向車線位置がわかる中央ライン8を越えて進
入してくることを原因とした事故が起こった場合には、
その状況を確実にとらえて後述する録画装置5に記録で
きるように構成している。
行車線に対向車線位置がわかる中央ライン8を越えて進
入してくることを原因とした事故が起こった場合には、
その状況を確実にとらえて後述する録画装置5に記録で
きるように構成している。
【0027】また、このカメラ装置4は、前記前部バン
パー部2の前面にカメラ覗き孔6を開口形成し、このカ
メラ覗き孔6にカメラレンズを向けた状態にして前記前
部バンパー部2内に隠蔽状態に配設固定してある。この
カメラ装置4の前部バンパー部2内への設置位置や、カ
メラ覗き孔6の前部バンパー部2への形成位置について
は適宜設計変更可能である。
パー部2の前面にカメラ覗き孔6を開口形成し、このカ
メラ覗き孔6にカメラレンズを向けた状態にして前記前
部バンパー部2内に隠蔽状態に配設固定してある。この
カメラ装置4の前部バンパー部2内への設置位置や、カ
メラ覗き孔6の前部バンパー部2への形成位置について
は適宜設計変更可能である。
【0028】従って、このカメラ装置4を車両1の外か
ら見えないように設けているから、車両1の外視的美感
が良好に保持されることとなる。
ら見えないように設けているから、車両1の外視的美感
が良好に保持されることとなる。
【0029】また、このカメラ装置4自体を小型化すれ
ば、その分カメラ覗き孔6の形成範囲が縮小されて一層
視認しにくくなるから、車両1の外視的美感が一層良好
に保持されることとなる。
ば、その分カメラ覗き孔6の形成範囲が縮小されて一層
視認しにくくなるから、車両1の外視的美感が一層良好
に保持されることとなる。
【0030】また、カメラ装置4のレンズが泥水やほこ
りなどにより汚れたり、前走車がはね上げた小石などに
より破損するのを防ぐため、カメラ覗き孔6を例えば透
明な板や膜などで開塞して、カメラ装置4が常に鮮明な
画像を得られるようにする。従って、カメラ装置4が、
例えば車両1の走行車線に対向車3が対向車線位置がわ
かる中央ライン8を越えて進入する様子を明確にとらえ
ることができるように構成している。
りなどにより汚れたり、前走車がはね上げた小石などに
より破損するのを防ぐため、カメラ覗き孔6を例えば透
明な板や膜などで開塞して、カメラ装置4が常に鮮明な
画像を得られるようにする。従って、カメラ装置4が、
例えば車両1の走行車線に対向車3が対向車線位置がわ
かる中央ライン8を越えて進入する様子を明確にとらえ
ることができるように構成している。
【0031】前記カメラ装置4でとらえた画像を録画す
る録画装置5を前記車両1が衝突事故を起こした際、破
損しにくい車両後部位置に設け、この録画装置5を前記
カメラ装置4とケーブル7を介して接続する。
る録画装置5を前記車両1が衝突事故を起こした際、破
損しにくい車両後部位置に設け、この録画装置5を前記
カメラ装置4とケーブル7を介して接続する。
【0032】この録画装置5は、例えばテープやディス
クなどの定時間録画用記録媒体に自動重ね録画し得るよ
うに構成して長時間自動継続録画作動し得るように構成
している。
クなどの定時間録画用記録媒体に自動重ね録画し得るよ
うに構成して長時間自動継続録画作動し得るように構成
している。
【0033】また、この録画装置5を、カメラ装置4が
事故により破損すると同時に停止するように構成し、事
故後も自動重ね録画を継続することによる事故記録の消
滅を防止している。
事故により破損すると同時に停止するように構成し、事
故後も自動重ね録画を継続することによる事故記録の消
滅を防止している。
【0034】また、定時間録画用記録媒体としてテープ
を使用した場合には、例えば5分程度の短い時間の容量
のものを使用することが望ましく、このような短時間容
量のテープを使用することにより、テープの伸びや絡ま
りなどのトラブルが少なくり、また巻き戻し時間も短縮
してこの巻き戻し中の録画の欠落部分が減少することに
なる。
を使用した場合には、例えば5分程度の短い時間の容量
のものを使用することが望ましく、このような短時間容
量のテープを使用することにより、テープの伸びや絡ま
りなどのトラブルが少なくり、また巻き戻し時間も短縮
してこの巻き戻し中の録画の欠落部分が減少することに
なる。
【0035】また、この録画装置5の設置位置について
は適宣設計変更可能であるが、車内の後部座席やトラン
クルーム内などに設けて構成すると、設置作業が容易と
なる上に定時間録画用記録媒体の交換や録画装置5のメ
ンテナンスが容易になり、また、車両1の外からはこの
録画装置5が隠蔽されて見えなくなるから車両1の外視
的美感が損なわれないこととなる。
は適宣設計変更可能であるが、車内の後部座席やトラン
クルーム内などに設けて構成すると、設置作業が容易と
なる上に定時間録画用記録媒体の交換や録画装置5のメ
ンテナンスが容易になり、また、車両1の外からはこの
録画装置5が隠蔽されて見えなくなるから車両1の外視
的美感が損なわれないこととなる。
【0036】従って、本実施例では、カメラ装置4が対
向車3並びに対向車線位置がわかる中央ライン8をとら
え得るように構成しているから、車両1の走行車線に対
向車3が対向車線位置がわかる中央ライン8を越えて進
入してきた場合に、その様子をカメラ装置4がとらえて
録画装置5に記録することができ、この録画記録により
対向車3の過失を証明できることとなる。
向車3並びに対向車線位置がわかる中央ライン8をとら
え得るように構成しているから、車両1の走行車線に対
向車3が対向車線位置がわかる中央ライン8を越えて進
入してきた場合に、その様子をカメラ装置4がとらえて
録画装置5に記録することができ、この録画記録により
対向車3の過失を証明できることとなる。
【0037】従って、例えば図1のように車両1が走行
中、その走行車線に対向車3が居眠り運転などにより対
向車線位置がわかる中央ライン8を越えて侵入し、この
対向車3との衝突を避けるため左へハンドルを切り、勢
い余って左側にある壁や建物に衝突したり、歩行中の人
を轢いてしまった交通事故の場合、たとえ車両1の前方
が大破し、不幸にして運転者が死亡しても、前記カメラ
装置4が少なくとも対向車線を走行する対向車3並びに
前記対向車線位置がわかる中央ライン8をとらえ得るよ
うに配置並びに構成して設けてあり、このカメラ装置4
でとらえた画像を録画しているので、その事故の状況が
記録されることとなり、また、前記録画装置5は衝突事
故を起こした際破損しにくいように車両後部位置に設け
ているため、その事故の記録は事故時の衝撃より保護さ
れて事故時に録画記録が破損してしまうこともなく、よ
ってその録画記録により事故後に対向車3の過失を証明
することができ、また対向車3が事故現場から逃走した
としても、この録画装置5の記録から逃走した対向車3
を特定することもできることとなる。
中、その走行車線に対向車3が居眠り運転などにより対
向車線位置がわかる中央ライン8を越えて侵入し、この
対向車3との衝突を避けるため左へハンドルを切り、勢
い余って左側にある壁や建物に衝突したり、歩行中の人
を轢いてしまった交通事故の場合、たとえ車両1の前方
が大破し、不幸にして運転者が死亡しても、前記カメラ
装置4が少なくとも対向車線を走行する対向車3並びに
前記対向車線位置がわかる中央ライン8をとらえ得るよ
うに配置並びに構成して設けてあり、このカメラ装置4
でとらえた画像を録画しているので、その事故の状況が
記録されることとなり、また、前記録画装置5は衝突事
故を起こした際破損しにくいように車両後部位置に設け
ているため、その事故の記録は事故時の衝撃より保護さ
れて事故時に録画記録が破損してしまうこともなく、よ
ってその録画記録により事故後に対向車3の過失を証明
することができ、また対向車3が事故現場から逃走した
としても、この録画装置5の記録から逃走した対向車3
を特定することもできることとなる。
【0038】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したから、例
えば図1のように車両が走行中、その走行車線に対向車
が居眠り運転などにより対向車線を越えて進入し、この
対向車との衝突を避けるため左へハンドルを切り、勢い
余って左側にある壁や建物に衝突したり、歩行中の人を
轢いてしまった交通事故の場合、たとえ衝突により車両
の前方が大破し、不幸にして運転者が死亡しても、カメ
ラ装置が対向車線を走行する対向車をとらえ得るように
配置並びに構成して設けてあり、このカメラ装置でとら
えた画像を録画装置で録画しているので、その事故の状
況が記録されることとなり、しかも前記録画装置は衝突
事故を起こした際破損しにくい位置に設けているため、
その事故の記録は事故時の衝撃より保護されて事故時に
この録画記録が破損してしまうようなこともなく、よっ
て事故後にこの録画記録から対向車の過失を証明するこ
とができ、また対向車が事故現場から逃走したとして
も、この録画記録から逃走した対向車を特定することも
できるなどの極めて秀れた実用上の効果を発揮する画期
的な車両事故検証装置となる。
えば図1のように車両が走行中、その走行車線に対向車
が居眠り運転などにより対向車線を越えて進入し、この
対向車との衝突を避けるため左へハンドルを切り、勢い
余って左側にある壁や建物に衝突したり、歩行中の人を
轢いてしまった交通事故の場合、たとえ衝突により車両
の前方が大破し、不幸にして運転者が死亡しても、カメ
ラ装置が対向車線を走行する対向車をとらえ得るように
配置並びに構成して設けてあり、このカメラ装置でとら
えた画像を録画装置で録画しているので、その事故の状
況が記録されることとなり、しかも前記録画装置は衝突
事故を起こした際破損しにくい位置に設けているため、
その事故の記録は事故時の衝撃より保護されて事故時に
この録画記録が破損してしまうようなこともなく、よっ
て事故後にこの録画記録から対向車の過失を証明するこ
とができ、また対向車が事故現場から逃走したとして
も、この録画記録から逃走した対向車を特定することも
できるなどの極めて秀れた実用上の効果を発揮する画期
的な車両事故検証装置となる。
【0039】また、請求項2記載の発明においては、前
記カメラ装置が事故時に対向車が対向車線を越えて進入
してくる様子をとらえることができるので、このような
対向車が対向車線を越えて進入してくることが原因で起
こった事故の場合、録画装置の録画記録から対向車の過
失を確実に証明できることとなる。
記カメラ装置が事故時に対向車が対向車線を越えて進入
してくる様子をとらえることができるので、このような
対向車が対向車線を越えて進入してくることが原因で起
こった事故の場合、録画装置の録画記録から対向車の過
失を確実に証明できることとなる。
【0040】また、請求項3記載の発明においては、前
記カメラ装置を前部バンパー部内若しくは前部バンパー
部内側に設けているので、車両の外視的美感を損なうこ
とがなく、またカメラ装置も良好に保護されることとな
る。
記カメラ装置を前部バンパー部内若しくは前部バンパー
部内側に設けているので、車両の外視的美感を損なうこ
とがなく、またカメラ装置も良好に保護されることとな
る。
【0041】また、請求項4記載の発明においては、前
記録画装置を前記車両が衝突事故を起こした際、破損し
にくい車両後部位置に設けているので、この録画装置が
衝突による被害の影響を受けにくく、一層秀れた録画装
置並びに録画記録の保護効果を発揮することとなる。
記録画装置を前記車両が衝突事故を起こした際、破損し
にくい車両後部位置に設けているので、この録画装置が
衝突による被害の影響を受けにくく、一層秀れた録画装
置並びに録画記録の保護効果を発揮することとなる。
【0042】また、請求項5記載の発明においては、前
記録画装置を定時間録画用記録媒体に自動重ね録画し得
るように構成して長時間自動継続録画作動し得るように
構成しているので、いつ発生するかわからない事故に常
に対応可能となる。
記録画装置を定時間録画用記録媒体に自動重ね録画し得
るように構成して長時間自動継続録画作動し得るように
構成しているので、いつ発生するかわからない事故に常
に対応可能となる。
【0043】また、請求項6記載の発明においては、前
記録画装置を前記車両が衝突事故を起こすと、録画作動
を停止するように構成しているので、事故後も重ね録画
作動を自動継続することによって事故記録が消去されて
しまうことがないこととなる。
記録画装置を前記車両が衝突事故を起こすと、録画作動
を停止するように構成しているので、事故後も重ね録画
作動を自動継続することによって事故記録が消去されて
しまうことがないこととなる。
【図1】本実施例の説明図である。
【図2】本実施例の構成説明斜視図である。
【図3】本実施例の前部バンパー部内へのカメラ装置の
配設構造を示す側断面図である。
配設構造を示す側断面図である。
1 車両 2 前部バンパー部 3 対向車 4 カメラ装置 5 録画装置 6 カメラ覗き孔
Claims (6)
- 【請求項1】 車両の前方部に対向車線を走行する対向
車をとらえるカメラ装置を設け、このカメラ装置でとら
えた画像を録画する録画装置をこの車両が衝突事故を起
こした際破損しにくい位置に設けたことを特徴とする車
両事故検証装置。 - 【請求項2】 前記カメラ装置を前記車両の運転席側の
前方部に設け、このカメラ装置を少なくとも前記対向車
並びに前記対向車線位置をとらえ得るように配置並びに
構成したことを特徴とする請求項1記載の車両事故検証
装置。 - 【請求項3】 前記車両の前部バンパー部にカメラ覗き
孔を開口し、このカメラ覗き孔に向けて前記カメラ装置
をこの前部バンパー部内若しくは前部バンパー部内側に
設けたことを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に
記載の車両事故検証装置。 - 【請求項4】 前記録画装置を前記車両が衝突事故を起
こした際、破損しにくい車両後部位置に設けたことを特
徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両事故
検証装置。 - 【請求項5】 前記録画装置を定時間録画用記録媒体に
自動重ね録画し得るように構成して長時間自動継続録画
作動し得るように構成したことを特徴とする請求項1〜
4のいずれか1項に記載の車両事故検証装置。 - 【請求項6】 前記録画装置を前記車両1が衝突事故を
起こすと、録画作動を停止するように構成したことを特
徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の車両事故
検証装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5744596A JPH09247657A (ja) | 1996-03-14 | 1996-03-14 | 車両事故検証装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5744596A JPH09247657A (ja) | 1996-03-14 | 1996-03-14 | 車両事故検証装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09247657A true JPH09247657A (ja) | 1997-09-19 |
Family
ID=13055868
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5744596A Pending JPH09247657A (ja) | 1996-03-14 | 1996-03-14 | 車両事故検証装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09247657A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017532248A (ja) * | 2014-10-16 | 2017-11-02 | ヴァレオ システム デシュヤージュValeo Systemes D’Essuyage | 自動車のための道路状況の画像を記録するための装置 |
-
1996
- 1996-03-14 JP JP5744596A patent/JPH09247657A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017532248A (ja) * | 2014-10-16 | 2017-11-02 | ヴァレオ システム デシュヤージュValeo Systemes D’Essuyage | 自動車のための道路状況の画像を記録するための装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7342484B2 (en) | Exterior vehicle mirror assembly with sensors | |
US20090273673A1 (en) | Personal vehicle surveillance system | |
JPS5885110A (ja) | 走行車輌に於ける事故原因等記録装置 | |
WO2001018491A1 (en) | Electronic control apparatus for vehicle | |
JP2006352391A (ja) | 車載画像記録装置 | |
WO2010127473A1 (zh) | 一种带电子影音记录器的车内后视镜 | |
US11579633B1 (en) | Automatically deployable drone for vehicle accidents | |
KR101580567B1 (ko) | 이벤트 영상 촬영 녹화 장치, 이벤트 영상 제공 방법 | |
JPH09247657A (ja) | 車両事故検証装置 | |
US20110115911A1 (en) | On-board rear view mirror with an electronic video-audio recorder | |
JP2000247265A (ja) | 車載用画像記録システム | |
KR100383721B1 (ko) | 영상 정보를 이용한 자동차용 사고 상황 기록 시스템 | |
CN203078428U (zh) | 一种汽车停泊振动记录装置及汽车 | |
KR100765889B1 (ko) | 차량손상 모니터링 시스템 | |
CN201245116Y (zh) | 多功能后视镜 | |
CN116778371A (zh) | 异常事件检测方法、装置、设备、车辆及存储介质 | |
JPH09142339A (ja) | 車載用記録装置 | |
JP2001119687A (ja) | 自動車の車内監視装置 | |
KR200229711Y1 (ko) | 자동차 블랙박스 | |
JP2001055175A (ja) | 車両事故記録装置 | |
US11623565B1 (en) | Indestructible auto vehicle event recording box | |
KR19980048812U (ko) | 차량손상가해자 기록장치 | |
DE102013007015A1 (de) | Überwachungssystem für ein Kraftfahrzeug und ein Verfahren zur Überwachung eines Kraftfahrzeuges | |
JP2003118487A (ja) | 車載用画像記録システム | |
JP3073732U (ja) | カーナビゲーション機能を有した車両走行記録装置 |