JPH09247153A - Atm交換機 - Google Patents

Atm交換機

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JPH09247153A
JPH09247153A JP4633596A JP4633596A JPH09247153A JP H09247153 A JPH09247153 A JP H09247153A JP 4633596 A JP4633596 A JP 4633596A JP 4633596 A JP4633596 A JP 4633596A JP H09247153 A JPH09247153 A JP H09247153A
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JP
Japan
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call
trunk line
atm
vpi
vci
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Withdrawn
Application number
JP4633596A
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English (en)
Inventor
Shinichi Yamatani
信一 山谷
Masaru Murakami
勝 村上
Junichiro Nomura
淳一郎 野村
Naoichi Kawamura
直一 川村
Takehiro Nanbae
健裕 難波江
Kazuhiko Matsumoto
一彦 松本
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 SVC接続の端末は、中継回線が障害になっ
た時に、再度発呼する事でATMネットワーク内に別の
VPCやVCCを確保できれば、端末からの通信が可能
である。しかし、PVC接続は発呼端末〜ATM交換網
〜着呼端末相互間が固定接続のため、中継回線の障害時
にVPCやVCCのバス再発呼ができなく、端末間の通
信が途絶し、中継回線が復旧するまで端末間の通信が出
来ないという問題がある。 【解決手段】 中継回線を監視して障害やトラヒックの
輻輳を検出する監視手段と、障害や輻輳の検出時に、そ
の中継回線の呼を別の中継回線に迂回させる迂回手段と
を有する。このため、中継回線に障害やトラヒックの輻
輳が発生したとき、その中継回線で接続されている呼が
別の中継回線で接続され、端末間の通信が切断されるこ
とを防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はATM交換機に関
し、ATMネットワークを構成するATM交換機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ATM(非同期転送モード)ネットワー
クにおける端末のコネクション接続にはSVC(Switch
ed Virtual Channel):交換型仮想チャネル) 接続と、P
VC(Permanent Virtual Channel:固定型仮想チャネ
ル) 接続とがある。
【0003】SVC接続は発呼端末とATMネットワー
ク間、及びATMネットワークと着呼端末間をVPC
(Virtual Path Connection)やVCC(Virtual Channe
l Connection) を用いて接続する。PVC接続は発呼端
末とATMネットワーク間及びATMネットワークと着
呼端末間が固定接続である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】SVC接続の端末は、
中継回線が障害になった時に、再度発呼する事でATM
ネットワーク内に別のVPCやVCCを確保できれば、
端末からの通信が可能である。しかし、PVC接続は発
呼端末〜ATM交換網〜着呼端末相互間が固定接続のた
め、中継回線の障害時にVPCやVCCのパス再発呼が
できなく、端末間の通信が途絶し、中継回線が復旧する
まで端末間の通信が出来ないという問題がある。また、
トラヒックの輻輳を検出した時に、ATM交換機がオー
バーした分のセルを廃棄したり、呼を切断する処理を行
っているため、セルの再送信や通信の途絶が発生する。
【0005】本発明は上記の点に鑑みなされたもので、
中継回線の障害時やトラヒックの輻輳時に通信を切断す
ることなく別の中継回線に迂回して端末間の通信を確保
するATM交換機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、複数の中継回線により他のATM交換機と接続され
ATMネットワークを構成するATM交換機において、
中継回線を監視して障害やトラヒックの輻輳を検出する
監視手段と、上記障害や輻輳の検出時に、その中継回線
の呼を別の中継回線に迂回させる迂回手段とを有する。
【0007】このため、中継回線に障害やトラヒックの
輻輳が発生したとき、その中継回線で接続されている呼
が別の中継回線で接続され、端末間の通信が切断される
ことを防止できる。請求項2に記載の発明は、請求項1
記載のATM交換機において、呼毎に通常用のVPI及
びVCIと、迂回用のVPI及びVCIを登録して管理
するVPI/VCI変換テーブルを有する。
【0008】このため、通常使用している現用中継回線
の障害時やトラヒックの輻輳時に、現用中継回線で伝送
されている呼を迂回用の中継回線に切換えて伝送でき
る。請求項3に記載の発明は、請求項2記載のATM交
換機において、通信中の呼に関する接続情報を管理する
CALL接続状況管理テーブルを有する。
【0009】このため、中継回線に障害又はトラヒック
の輻輳が発生したとき、この中継回線で伝送されている
呼をCALL接続状況管理テーブルを用いて抽出するこ
とができる。請求項4に記載の発明は、請求項3記載の
ATM交換機において、通信中の呼を現用の中継回線か
ら別の中継回線に迂回する際の優先順位を決める条件を
登録した優先順位条件管理テーブルを有する。
【0010】このため、障害やトラヒックの輻輳が発生
した中継回線から他の中継回線に切換える際の優先順位
を優先順位条件管理テーブルを用いて決めることができ
る。請求項5に記載の発明は、請求項2記載のATM交
換機において、前記迂回用のVPI及びVCIを発呼時
に割り当てて前記VPI/VCIテーブルに登録する。
【0011】このため、中継回線の障害やトラヒックの
輻輳の発生時に、その中継回線の呼を早急に別の中継回
線に迂回することができる。請求項6に記載の発明は、
請求項1記載のATM交換機において、前記監視手段
は、中継回線のコネクション帯域の伝送量が、その帯域
の最大値の所定割り合いに達したときトラヒックの輻輳
を検出する。
【0012】このため、中継回線のコネクション帯域の
伝送量がその帯域の最大値の所定割り合いとなったと
き、その中継回線の呼が別の中継回線に迂回されて最大
値の所定割り合い未満となり、輻輳による端末間の通信
の中断を防止できる。請求項7に記載の発明は、請求項
1記載のATM交換機において、前記迂回手段は、障害
や輻輳の検出された中継回線の呼を、迂回用の中継回線
に迂回させる。
【0013】これによって障害や輻輳の発生した中継回
線の呼を確実に迂回させることができる。請求項8に記
載の発明は、請求項1記載のATM交換機において、前
記迂回手段は、障害や輻輳の検出された中継回線の呼
を、別の現用の中継回線に迂回させる。
【0014】このため、迂回用の中継回線が設定されて
ない場合も、別の現用の中継回線を用いた迂回が可能と
なる。請求項9に記載の発明は、請求項1記載のATM
交換機において、前記障害や輻輳の検出時に、その中継
回線の呼を上位のATM交換機で別の中継回線に迂回さ
せるよう上位のATM交換機に通知する通知手段を有す
る。
【0015】このため、障害や輻輳の発生時に自交換機
で別の中継回線に迂回できない場合に、上位のATM交
換機で迂回を行うことができる。請求項10に記載の発
明は、請求項1記載のATM交換機において、中継回線
が障害やトラヒックの輻輳から復旧したとき、迂回させ
た呼を元の中継回線に戻す。
【0016】このため、中継回線の復旧時に元の中継回
線に戻し、通常状態に戻すことができる。請求項11に
記載の発明は、請求項9記載のATM交換機において、
前記通知手段は、中継回線が障害やトラヒックの輻輳か
ら復旧したとき、迂回させた呼を元の中継回線に戻すよ
う上位のATM交換機に通知する。
【0017】このため、中継回線の復旧時に上位のAT
M交換機での迂回を元の中継回線に戻し、通常状態に戻
すことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は本発明のATM交換機のブ
ロック図を示す。同図中、端末回線インタフェース部1
1は端末25との回線を接続(収容)する。UPC部1
2は各呼が設定したときの帯域を守っているかどうかを
モニタする。HCV部13は受信したセルのVPI(Vi
rtual Path Identifier:仮想パス識別子)とVCI(Vi
rtualChannel Identifier: 仮想チャネル識別子)を変
換する。
【0019】スイッチ部14は変換したVPIとVCI
で中継回線へ出力するためにセルのルーティングを行
う。現用中継回線インタフェース部15は通常使用する
中継回線26を接続する。迂回中継回線インタフェース
部16は迂回時に使用する中継回線27を接続する。障
害検出部17は中継回線26,27の障害を検出する。
【0020】コネクション管理制御部18は、端末の接
続要求に対する受付可否を判断する。また、VPI/V
CI変換テーブルと優先順位条件管理テーブルとCAL
L接続状況管理テーブルとの整合性を取る。また、迂回
要求のOAMセル(制御用セル)を他のATM交換機へ
送信したり、端末へ迂回不可通知のセルを送信する。
【0021】VPI/VCI変換テーブル19は、呼が
通常使用するVPIとVCI及び迂回時に使用するVP
IとVCIを管理する。上記のUPC部12及び障害検
出部16が監視手段に対応し、HCV部13及びコネク
ション管理制御部18が迂回手段及び通知手段に対応す
る。
【0022】優先順位条件管理テーブル20は、セルの
迂回時及び切り戻し時の優先順位を決定する条件を管理
する。CALL接続状況管理テーブル21は、通信中の
呼(CALL)設定帯域,通信相手,トラヒックタイ
プ,サービスクラス,セル出力先中継回線を管理する。
【0023】図2はCALL接続状況管理テーブル21
の一実施例を示す。このテーブルは呼(CALL)単位
で構成されており、各呼に対して、呼識別番号、発呼端
末(発DTE)のアドレス、着呼端末(着DTE)のア
ドレス、自装置(ATM交換機)の上位ノード、PVC
又はSVCの区別や、CBR(固定ビットレート)又は
VBR(可変ビットレート)の区別を行うためのコネク
ション接続方式、通信速度を表わす設定帯域、音声又は
データの区別を行うサービス内容、呼設定時の出力ポー
ト、迂回時の出力ポート夫々が登録されている。
【0024】図3は優先順位条件管理テーブル20の一
実施例を示す。このテーブルは優先順位毎に、その順位
の条件となる、例えばコネクションの種類とサービスが
登録されている。図4はVPI/VCI変換テーブル1
9の一実施例を示す。このテーブルは呼単位で構成され
ており、各呼に対して呼識別番号、発呼端末のアドレ
ス、着呼端末のアドレス、呼接続時の出力ポートとVP
IとVCIの設定値、迂回路の出力ポートとVPIとV
CIの設定値が登録されている。
【0025】図5は本発明のATM交換機を用いたAT
Mネットワークの一実施例の構成図を示す。同図中、端
末30はATM交換機31と接続されている。ATM交
換機31の出力ポート#4は現用の中継回線32を介し
てATM交換機33の出力ポート#3と接続されてい
る。ATM交換機33には端末34,35が接続され、
その出力ポート#1,#2夫々は現用、予備夫々の中継
回線36,37夫々を介してATM交換機38の出力ポ
ート#6,#7夫々に接続されている。また、ATM交
換機31の出力ポート#5は現用の中継回線39を介し
てATM交換機41の出力ポート#9に接続され、AT
M交換機41の出力ポート#10は現用の中継回線42
を介してATM交換機38の出力ポート#8と接続され
ている。更にATM交換機38には端末44,45,4
6が接続されている。
【0026】図6乃至図10はATM交換機及びこれに
収容される端末が実行する処理のフローチャートを示
す。図6において、ステップS100でSVC接続の端
末(DTE)が要求帯域,通信相手,トラヒックタイ
プ,サービスクラス等を指定する接続要求セルを送出す
ると、ATM交換機はステップS300で接続要求セル
を受信する。そしてステップS302で通信相手が接続
されたATM交換機に対してコネクション接続要求セル
を送信して、接続要求に応じたコネクションを確立でき
るか否かを判別する。
【0027】ここで確立できないときはステップS30
4でコネクション接続不可を通知するセルを端末へ送信
する。これにより端末はステップS102でコネクショ
ン接続不可を通知するセルを受信し、ステップS104
で通信を行いたい場合はリトライする。また、ステップ
S302でコネクションを確立できる場合はステップS
306に進み、ATM交換機はVPI/VCI変換テー
ブル19を参照して、空いているVPIとVCI、及び
迂回中継回線に迂回するときに使用するVPIとVCI
を上記テーブル19に登録する。そして図7のステップ
S308に進む。また、PVC接続の端末がステップS
200でユーザセルを送信した場合もステップS308
に進む。
【0028】図7のステップS308で通信中において
次のステップS310でATM交換機の障害検出部17
が障害を検出すると、ステップS312に進んでCAL
L接続状況管理テーブル21を参照し、中継回線の障害
によって通信断となった呼(CALL)を抽出する。次
にステップS314でこの抽出した呼が迂回のためのV
PI/VCIを登録しているか否かをテーブル21によ
り判別し、登録していればステップS316に進み、登
録していなければステップS320に進む。
【0029】ステップS316では迂回優先順位管理テ
ーブル20を参照して、迂回させる呼の優先順位を決定
し、ステップS318でVPI/VCI変換テーブル1
9を参照して優先順位が高い順にHCV部13で各呼の
迂回用のVPIとVCIに変換し、図8のステップS3
30に進む。
【0030】一方、ステップS320では迂回優先順位
条件管理テーブル20を参照して、別の中継回線に迂回
させる呼の優先順位を決定し、ステップS322で迂回
する優先順位が高い呼の順に、別の中継回線へコネクシ
ョンを設定する。次にステップS324でコネクション
接続要求セルを相手のATM交換機に送信し、別の中継
回線へ迂回できるか否かを判別する。迂回できるときは
ステップS326でVPI/VCI変換テーブル19を
参照して、優先順位が高い順にHCV部13で各呼を迂
回用のVPIとVCIに変換する。この後、ステップS
328で全ての呼が迂回できたか否かを判別し、全てで
ないときはステップS322に進んで上記の処理を繰り
返し、全て迂回できたときはステップS330に進む。
また、ステップS324で迂回できないときは図8のス
テップS340に進む。
【0031】図8のステップS330で通信中において
次のステップS332で迂回元の中継回線が復旧したか
どうかを障害検出部17で検出し、復旧してなければス
テップS330に進み、復旧したときはステップS33
4に進む。ステップS334ではCALL接続状況管理
テーブル21を参照して迂回している呼を抽出し、ステ
ップS336で優先順位条件管理テーブル20を参照し
て優先順位の高い呼から順に元の中継回線へ切り戻す。
そしてステップS338で通信を継続する。
【0032】一方、ステップS340では、自ATM交
換機に上位のATM交換機があるか否かを判別し、ある
場合にはステップS342で上位のATM交換機に迂回
してほしい呼を通知するOAM(オペレーション・アン
ド・メンテナンス)セルを送信し、図9のステップS3
50に進む。上位のATM交換機がない場合はステップ
S344で迂回できなかった呼はSVC接続か否かをC
ALL接続状況管理テーブル21から判別し、SVC接
続の場合はステップS346で中継回線障害に対して迂
回が不可能であることを通知するOAMセルをSVC接
続の端末に送信する。これによりSVC接続の端末はス
テップS106で上記のOAMセルを受信し、ステップ
S108で再度通信するならば接続要求セルを送信す
る。
【0033】一方、PVC接続の場合はステップS34
8で中継回線障害に対して迂回が不可能であることを通
知するOAMセルをPVC接続の端末に送信する。これ
によりPVC接続の端末はステップS206で上記のO
AMセルを受信し、ステップS208で再度通信するな
らば接続要求セルを送信する。
【0034】上記の図6乃至図8ではATM交換機の処
理は現用中継回線の障害を検出したATM交換機が実行
するが、次の図9,図10では迂回要求された上位のA
TM交換機が実行する処理である。図9において、ステ
ップS350で迂回要求のOAMセルを受信すると、A
TM交換機は次のステップS352で迂回優先順位条件
テーブル20を参照して迂回できなかった呼の中で優先
順位が高い呼から順に、別の中継回線へコネクションを
設定する。次にステップS354でコネクション接続要
求セルを相手のATM交換機に送信し、別の中継回線へ
迂回できるか否かを判別する。迂回できるときはステッ
プS356でVPI/VCI変換テーブル19を参照し
て、優先順位が高い順にHCV部13で各呼を迂回用の
VPIとVCIに変換する。この後、ステップS358
で全ての呼が迂回できたかを判別し、全てでないときは
ステップS352に進んで上記の処理を繰り返し、全て
迂回できたときはステップS360に進む。
【0035】ステップS360で通信中において次のス
テップS362で迂回元の中継回線が復旧したかどうか
を障害検出部17で検出し、復旧してなければステップ
S360に進み、復旧したときは図10のステップS3
70に進む。ステップS370ではCALL接続状況管
理テーブル21を参照して迂回している呼を抽出し、ス
テップS372で優先順位条件管理テーブル20を参照
して優先順位の高い呼から順に元の中継回線へ切り戻
す。そしてステップS374で通信を継続する。
【0036】一方、図9のステップS354で迂回でき
ないときはステップS364に進む。ステップS364
では、自ATM交換機に上位のATM交換機があるか否
かを判別し、ある場合にはステップS366で上位のA
TM交換機に迂回してほしい呼を通知するOAMセル
(制御用セル)を送信し、S350に進む。上位のAT
M交換機がない場合は図10のステップS376で迂回
できなかった呼はSVC接続か否かをCALL接続状況
管理テーブル21から判別し、SVC接続の場合はステ
ップS378で中継回線障害に対して迂回が不可能であ
ることを通知するOAMセルをSVC接続の端末に送信
する。これによりSVC接続の端末はステップS110
で上記のOAMセルを受信し、ステップS112で再度
通信するならば接続要求セルを送信する。
【0037】一方、PVC接続の場合はステップS38
0で中継回線障害に対して迂回が不可能であることを通
知するOAMセルをPVC接続の端末に送信する。これ
によりPVC接続の端末はステップS210で上記のO
AMセルを受信し、ステップS212で再度通信するな
らば接続要求セルを送信する。
【0038】次に図5に示すATMネットワーク構成を
例にとり、ATM交換機33が中継回線障害やトラヒッ
クの輻輳を検出した時のセル迂回について説明する。A
TM交換機31,33,38,41は、呼を管理するた
めのVPI/VCI変換テーブル19とCALL接続状
況管理テーブル21と優先順位条件管理テーブル20を
有したネットワーク構成となっており、迂回中継回線は
ATM交換機33とATM交換機38間にのみ接続され
ている。
【0039】現在、端末34は現用中継回線を経由して
端末44と通信を行っており、端末35も現用中継回線
を経由して端末45と通信を行っている。ATM交換機
33におけるVPI/VCI変換テーブル19を図11
に、CALL接続状況管理テーブル21を図12に、優
先順位条件管理テーブル20を図13にそれぞれ示す。
【0040】上記の状況下で、端末30が端末46と通
信を行う時の呼の設定例について述べる。端末30は端
末46と通信を行うために、ATM交換機31に対して
要求帯域(384Kbps),通信相手(端末46のア
ドレス),トラヒックタイプ(SVC/VBR)及びサ
ービスクラス(映像/メッセージ型)等の情報を含む接
続要求セルを送信する。
【0041】接続要求セルを受信したATM交換機31
は、接続要求に応じたコネクションをATMネットワー
ク内に確立出来るかどうかを確認する。SVC接続時に
コネクションを確立できる時はATM交換機31,3
3,38が各々のVPI/VCI変換テーブルに端末3
0のCALLに対する出力ポート,VPI,VCIを登
録する。PVC接続時は通常通信時の出力ポート,VP
I,VCIと、更に迂回中継回線用の出力ポート,VP
IとVCIについてもVPI/VCI変換テーブルに登
録する。
【0042】図14にATM交換機33が端末30にV
PIとVCI割り当てた時のVPI/VCI変換テーブ
ルを示す。網かけ部分が登録部分である。また同時に、
接続要求セルに含まれている情報を、CALL接続状況
管理テーブルに登録する。図15に端末30の呼を登録
したATM交換機31のCALL接続状況管理テーブル
を示す。端末30の呼が経由する全てのATM交換機の
CALL接続状況管理テーブルに登録を完了した後に、
端末30から端末46への通信が開始する。
【0043】端末30と端末46間の通信が開始された
後に、ATM交換機33の出力回線ポート#1に接続し
た現用中継回線の障害を検出した場合、コネクション管
理制御部は、図15のCALL接続状況管理テーブルを
参照して、中継回線障害により通信不可能となった呼を
抽出し、図13の優先順位条件管理テーブルに基づいて
順番に迂回させる。図13に従えば、先ずCALL10
01を迂回させる。CALL1001はPVCのため、
登録時に迂回中継回線へ迂回させるためのVPIとVC
Iが登録されているので、これに基づきHCV部13で
迂回用のVPIとVCIに変換してセルを迂回させる。
PVCの迂回が終了するとSVCの迂回となる。これに
ついても、図13の優先順位を参照しながら迂回させる
呼を決定する。決定後VPI/VCI変換テーブルCA
LL接続状況管理テーブルに図16,図17に示す如く
迂回時のVPI/VCI及び出力回線ポートを書き込
む。
【0044】それ以後に到着するセルは、迂回中継回線
の残り容量の許す範囲でVPI/VCIの変換を行い、
迂回中継回線へ迂回させる。本実施例ではCALL10
08,CALL1009について迂回させる空き容量が
迂回中継回線になかったものとする。CALL100
8,CALL1009は迂回中継回線へ迂回できなかっ
たため、別の現用中継回線への迂回を試みる。まず、C
ALL1008(端末35〜端末45間通信)の場合
は、自分の通信経路途中に迂回可能な経路(上位ノー
ド)が有るか確認し、この場合は無いので、隣接した他
ノードであるATM交換機31へコネクション接続要求
セルを送信して、コネクションを確立する。
【0045】コネクションを確立できた場合は、図18
に示す如くVPI/VCI変換テーブル及び図19に示
す如くCALL接続状況管理テーブルを書換えて、呼の
迂回を開始する。また、ATM交換機33ではATM交
換機31から迂回する呼をCALL2008として追加
し、図20,図21夫々に示す如くVPI/VCI変換
テーブル,CALL接続状況管理テーブルに迂回した呼
(CALL2008)に関する情報を登録する。もし、
この時に他の現用中継回線に空きがなかった場合、この
呼はSVCであるため、ATM交換機31は端末35に
対して、中継回線障害を通知するためのOAMセルを送
信する。
【0046】中継回線障害の通知を受けた端末35はA
TM交換機33に対して再発呼する。CALL1009
(端末30,46間通信)の場合は、ATM交換機33
を経由した通信であるため下記の動作となる。CALL
1009の上位ノードはATM交換機31であるため、
ATM交換機33はOAMセルをATM交換機31へ送
信する。これを受けたATM交換機31は、他の現用中
継回路に空きを探し、ATM交換機41に対してコネク
ションを確立した後自分のVPI/VCI変換テーブル
(図22)及びCALL接続状況管理テーブル(図2
3)を更新する。
【0047】このようにテーブルを更新後、ATM交換
機31は呼の迂回を開始し、ATM交換機33に対して
迂回可能の旨を知らせるOAMセルを送信する。これを
受けたATM交換機33は、自分のVPI/VCI変換
テーブル(図24)及びCALL接続状況管理テーブル
(図25)を更新する。
【0048】障害中となっていた現用中継回線#1が復
旧した場合の呼の切り戻しを行う場合について説明す
る。まず、ATM交換機33が障害復旧を検出した時に
現在迂回している呼をCALL接続状況管理テーブル2
1を参照して抽出する。抽出した呼は優先順位条件管理
テーブル20に基づいて、切り戻す優先順位を決定した
後に、呼接続時に設定したVPI/VCIの値に付け換
えて現用中継回線#1へ呼を切り戻す。ATM交換機3
3はVPI/VCI変換テーブル(図26)及びCAL
L接続状況管理テーブル(図27)を更新する。その
後、ATM交換機33に到着するセルは、呼接続時に設
定したVPI/VCIを使用して通信を継続する。
【0049】次に、迂回用に他経路を設定した呼(CA
LL1008)が迂回中に経由していたノード(ATM
交換機31)及び上位ノードで迂回を行っている呼(C
ALL1009)が迂回中に経由していた上位ノード
(ATM交換機31)に対して迂回が復旧し、切り戻し
設定が完了した旨をOAMセルで通知する。
【0050】OAMセルを受信したATM交換機31
は、VPI/VCIテーブル(図28)及びCALL接
続状況管理テーブル(図29)上でCALL2008
(CALL1008)及びCALL2009(CALL
1009)の情報を更新する。CALL2008は切り
戻したことによってテーブルから削除される。
【0051】次にトラヒックが輻輳した時のセルの迂回
について説明する。端末30と端末46間の通信が開始
された後に、ATM交換機33の出力回線ポート#1に
接続した現用中継回線のコネクション帯域のトータルが
例えば80%に達したことを検出した時に、コネクショ
ン管理制御部18は、優先順位条件管理テーブル20に
基づき、優先順位の低いものから迂回させる呼を決定す
る。
【0052】例えば、優先順位条件管理テーブル20に
基づき、CALL1009が迂回対象に決定したものと
して説明する。CALL1009のコネクションが#2
へ確立できると、VPI/VCI変換テーブル19及び
CALL接続状況管理テーブル21に迂回時のVPI/
VCI及び出力回線ポートを書き込む。ATM交換機3
3におけるVPI/VCI変換テーブル19を図30
に、CALL接続状況管理テーブル21を図31に示
す。それ以後に到着するセルは、迂回用のVPIとVC
Iに従い、HCV部13でVPI/VCI変換を行い、
迂回中継回線へセルを出力する。
【0053】図5における迂回中継回線37が現用中継
回線であったと仮定し、ATM交換機33の出力回線ポ
ート#1に接続している現用中継回線が、輻輳した場合
の説明を以下に示す。ATM交換機33の出力回線ポー
ト#1に接続した現用中継回線のコネクション帯域のト
ータルが80%に達したことをUPC部12で検出する
と、コネクション管理制御部18は、優先順位条件管理
テーブルに基づき、優先順位の低いものから迂回させる
呼を決定する。
【0054】例えばCALL1009が迂回対象に決定
したものとして説明する。ATM交換機33に迂回中継
回線があれば迂回中継回線へ迂回するが、この場合は迂
回中継回線が無いので回線ポート#2に接続している現
用中継回線37へ迂回を試みる。迂回用帯域を確保する
場合の前提条件として、出力回線ポート#2に接続した
現用中継回線のコネクション帯域のトータルが80%に
達していないこと、迂回後コネクション帯域のトータル
が80%に達していないこととする。
【0055】前提条件を満たし、迂回用の帯域が確保で
きる場合にコネクション管理制御部18は、VPI/V
CI変換テーブル(図32)及びCALL接続状況管理
テーブル(図33)に迂回用のVPI/VCI及び出力
回線ポートを書き込む。それ以後に到着するセルは、迂
回用のVPIとVCIに従い、HCV部13でVPI/
VCI変換を行い、現用中継回線#2へセルを出力す
る。
【0056】ところで、もし、CALL1009を迂回
させるために、ATM交換機33の出力回線ポート#2
に接続した現用中継回線のコネクション帯域を確認した
時に80%に達する直前で、CALL1009の帯域を
確保しようとすると80%に達してしまう場合、上位ノ
ードの有無を確認する。この呼の場合は上位ノードがあ
るので、迂回させたい呼を上位ノード(ATM交換機3
1)へOAMセルで通知する。上位ノードがなかった場
合はUPCを実施する。
【0057】ATM交換機33よりOAMセルを受信し
たATM受信機31は、他の中継回線に空きを探し、A
TM交換機41に対してコネクションを確立した後、自
分のVPI/VCI変換テーブル(図34)及びCAL
L接続状況管理テーブル(図35)を更新する。このと
きCALL1009はATM交換機31の中で、CAL
L2009として認識する。この様にテーブルを更新
後、呼の迂回を開始し、ATM交換機33に対して迂回
可能の旨を知らせるOAMセルを送信する。
【0058】これを受けたATM交換機33は、自分の
VPI/VCI変換テーブル(図36)及びCALL接
続状況管理テーブル(図37)を更新する。次に、トラ
ヒックの輻輳が収縮し、呼の切り戻しを行う場合につい
て説明する。まず、ATM交換機33が輻輳の収縮を検
出した時に、現在迂回している呼をCALL接続状況管
理テーブル21を参照して抽出する。抽出した呼は優先
順位条件管理テーブル20に基づき、優先順位の低い呼
の順に接続時に設定したVPI/VCIの値に付け替え
て現用中継回線に呼を切り戻す。VPI/VCI変換テ
ーブル(図38)及びCALL接続状況管理テーブル
(図39)を更新する。
【0059】その後、到着するセルは接続時に設定した
VPIとVCIを使用して通信を継続する。次に、上位
ノードで迂回を行っている呼(CALL1009)が迂
回中に経由していた上位ノード(ATM交換機31)に
対して輻輳が収縮し、切り戻し設定が完了した旨をOA
Mセルで通知する。
【0060】OAMセルを受信したATM交換機31
は、VPI/VCI変換テーブル(図40)及びCAL
L接続状況管理テーブル(図41)上でCALL200
9(CALL1009)の情報を更新する。その後の通
信は、接続時のVPIとVCIを使用して継続する。
【0061】このようにして、現用の中継回線に障害が
発生したり、トラヒックの輻輳が発生した場合に、端末
のコネクション接続がSVC,PVCに拘らず、その呼
を別の中継回線に迂回して端末間の通信を中断すること
なく確保でき、従来のSVC接続のように再度発呼する
必要もない。
【0062】なお、上記の実施例では優先順位条件管理
テーブル20を参照して迂回する呼の優先順位を決定し
ているが、テーブル20を用いる代りにラウンドロビン
方式によって優先順位を決定しても良く、また、呼を迂
回させる中継回線として例えばブロードバンドISDN
等の公衆回線を用いても良く、上記実施例に限定されな
い。
【0063】
【発明の効果】上述の如く、請求項1に記載の発明は、
複数の中継回線により他のATM交換機と接続されAT
Mネットワークを構成するATM交換機において、中継
回線を監視して障害やトラヒックの輻輳を検出する監視
手段と、上記障害や輻輳の検出時に、その中継回線の呼
を別の中継回線に迂回させる迂回手段とを有する。
【0064】このため、中継回線に障害やトラヒックの
輻輳が発生したとき、その中継回線で接続されている呼
が別の中継回線で接続され、端末間の通信が切断される
ことを防止できる。また、請求項2に記載の発明は、請
求項1記載のATM交換機において、呼毎に通常用のV
PI及びVCIと、迂回用のVPI及びVCIを登録し
て管理するVPI/VCI変換テーブルを有する。
【0065】このため、通常使用している現用中継回線
の障害時やトラヒックの輻輳時に、現用中継回線で伝送
されている呼を迂回用の中継回線に切換えて伝送でき
る。また、請求項3に記載の発明は、請求項2記載のA
TM交換機において、通信中の呼に関する接続情報を管
理するCALL接続状況管理テーブルを有する。
【0066】このため、中継回線に障害が発生又はトラ
ヒックの輻輳か発生したとき、この中継回線により伝送
されている呼をCALL接続状況管理テーブルを用いて
抽出することができる。また、請求項4に記載の発明
は、請求項3記載のATM交換機において、通信中の呼
を現用の中継回線から別の中継回線に迂回する際の優先
順位を決める条件を登録した優先順位条件管理テーブル
を有する。
【0067】このため、障害やトラヒックの輻輳が発生
した中継回線から他の中継回線に切換える際の優先順位
を優先順位条件管理テーブルを用いて決めることができ
る。また、請求項5に記載の発明は、請求項2記載のA
TM交換機において、前記迂回用のVPI及びVCIを
発呼時に割り当てて前記VPI/VCIテーブルに登録
する。
【0068】このため、中継回線の障害やトラヒックの
輻輳の発生時に、その中継回線の呼を早急に別の中継回
線に迂回することができる。また、請求項6に記載の発
明は、請求項1記載のATM交換機において、前記監視
手段は、中継回線のコネクション帯域の伝送量が、その
帯域の最大値の所定割り合いに達したときトラヒックの
輻輳を検出する。
【0069】このため、中継回線のコネクション帯域の
伝送量がその帯域の最大値の所定割り合いとなったと
き、その中継回線の呼が別の中継回線に迂回されて最大
値の所定割り合い未満となり、輻輳による端末間の通信
の中断を防止できる。また、請求項7に記載の発明は、
請求項1記載のATM交換機において、前記迂回手段
は、障害や輻輳の検出された中継回線の呼を、迂回用の
中継回線に迂回させる。
【0070】これによって障害や輻輳の発生した中継回
線の呼を確実に迂回させることができる。また、請求項
8に記載の発明は、請求項1記載のATM交換機におい
て、前記迂回手段は、障害や輻輳の検出された中継回線
の呼を、別の現用の中継回線に迂回させる。
【0071】このため、迂回用の中継回線が設定されて
ない場合も、別の現用の中継回線を用いた迂回が可能と
なる。また、請求項9に記載の発明は、請求項1記載の
ATM交換機において、前記障害や輻輳の検出時に、そ
の中継回線の呼を上位のATM交換機で別の中継回線に
迂回させるよう上位のATM交換機に通知する通知手段
を有する。
【0072】このため、障害や輻輳の発生時に自交換機
で別の中継回線に迂回できない場合に、上位のATM交
換機で迂回を行うことができる。また、請求項10に記
載の発明は、請求項1記載のATM交換機において、中
継回線が障害やトラヒックの輻輳から復旧したとき、迂
回させた呼を元の中継回線に戻す。
【0073】このため、中継回線の復旧時に元の中継回
線に戻し、通常状態に戻すことができる。また、請求項
11に記載の発明は、請求項9記載のATM交換機にお
いて、前記通知手段は、中継回線が障害やトラヒックの
輻輳から復旧したとき、迂回させた呼を元の中継回線に
戻すよう上位のATM交換機に通知する。
【0074】このため、中継回線の復旧時に上位のAT
M交換機での迂回を元の中継回線に戻し、通常状態に戻
すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のATM交換機のブロック図である。
【図2】CALL接続状況管理テーブルを示す図であ
る。
【図3】優先順位条件管理テーブルを示す図である。
【図4】VPI/VCI変換テーブルを示す図である。
【図5】ATMネットワークの構成図である。
【図6】本発明の処理のフローチャートである。
【図7】本発明の処理のフローチャートである。
【図8】本発明の処理のフローチャートである。
【図9】本発明の処理のフローチャートである。
【図10】本発明の処理のフローチャートである。
【図11】本発明を説明するための図である。
【図12】本発明を説明するための図である。
【図13】本発明を説明するための図である。
【図14】本発明を説明するための図である。
【図15】本発明を説明するための図である。
【図16】本発明を説明するための図である。
【図17】本発明を説明するための図である。
【図18】本発明を説明するための図である。
【図19】本発明を説明するための図である。
【図20】本発明を説明するための図である。
【図21】本発明を説明するための図である。
【図22】本発明を説明するための図である。
【図23】本発明を説明するための図である。
【図24】本発明を説明するための図である。
【図25】本発明を説明するための図である。
【図26】本発明を説明するための図である。
【図27】本発明を説明するための図である。
【図28】本発明を説明するための図である。
【図29】本発明を説明するための図である。
【図30】本発明を説明するための図である。
【図31】本発明を説明するための図である。
【図32】本発明を説明するための図である。
【図33】本発明を説明するための図である。
【図34】本発明を説明するための図である。
【図35】本発明を説明するための図である。
【図36】本発明を説明するための図である。
【図37】本発明を説明するための図である。
【図38】本発明を説明するための図である。
【図39】本発明を説明するための図である。
【図40】本発明を説明するための図である。
【図41】本発明を説明するための図である。
【符号の説明】
11 端末回線インタフェース部 12 UPC部 13 HCV部 14 スイッチ部 15 現用中継回線インタフェース部 16 迂回中継回線インタフェース部 17 障害検出部 18 コネクション管理制御部 19 VPI/VCI変換テーブル 20 優先順位条件管理テーブル 21 CALL接続状況管理テーブル 30,34,35,44〜46 端末(DTE) 31,33,38,41 ATM交換機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野村 淳一郎 神奈川県川崎市高津区坂戸3丁目2番1号 富士通ネットワークエンジニアリング株 式会社内 (72)発明者 川村 直一 神奈川県川崎市高津区坂戸3丁目2番1号 富士通ネットワークエンジニアリング株 式会社内 (72)発明者 難波江 健裕 神奈川県川崎市高津区坂戸3丁目2番1号 富士通ネットワークエンジニアリング株 式会社内 (72)発明者 松本 一彦 神奈川県川崎市高津区坂戸3丁目2番1号 富士通ネットワークエンジニアリング株 式会社内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の中継回線により他のATM交換機
    と接続されATMネットワークを構成するATM交換機
    において、 中継回線を監視して障害やトラヒックの輻輳を検出する
    監視手段と、 上記障害や輻輳の検出時に、その中継回線の呼を別の中
    継回線に迂回させる迂回手段とを有することを特徴とす
    るATM交換機。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のATM交換機において、 呼毎に通常用のVPI及びVCIと、迂回用のVPI及
    びVCIを登録して管理するVPI/VCI変換テーブ
    ルを有することを特徴とするATM交換機。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のATM交換機において、 通信中の呼に関する接続情報を管理するCALL接続状
    況管理テーブルを有することを特徴とするATM交換
    機。
  4. 【請求項4】 請求項2記載のATM交換機において、 通信中の呼を現用の中継回線から別の中継回線に迂回す
    る際の優先順位を決める条件を登録した優先順位条件管
    理テーブルを有することを特徴とするATM交換機。
  5. 【請求項5】 請求項2記載のATM交換機において、 前記迂回用のVPI及びVCIを発呼時に割り当てて前
    記VPI/VCIテーブルに登録することを特徴とする
    ATM交換機。
  6. 【請求項6】 請求項1記載のATM交換機において、 前記監視手段は、中継回線のコネクション帯域の伝送量
    が、その帯域の最大値の所定割り合いに達したときトラ
    ヒックの輻輳を検出すること特徴とするATM交換機。
  7. 【請求項7】 請求項1記載のATM交換機において、 前記迂回手段は、障害や輻輳の検出された中継回線の呼
    を、迂回用の中継回線に迂回させることを特徴とするA
    TM交換機。
  8. 【請求項8】 請求項1記載のATM交換機において、 前記迂回手段は、障害や輻輳の検出された中継回線の呼
    を、別の現用の中継回線に迂回させることを特徴とする
    ATM交換機。
  9. 【請求項9】 請求項1記載のATM交換機において、 前記障害や輻輳の検出時に、その中継回線の呼を上位の
    ATM交換機で別の中継回線に迂回させるよう上位のA
    TM交換機に通知する通知手段を有することを特徴とす
    るATM交換機。
  10. 【請求項10】 請求項1記載のATM交換機におい
    て、 中継回線が障害やトラヒックの輻輳から復旧したとき、
    迂回させた呼を元の中継回線に戻すことを特徴とするA
    TM交換機。
  11. 【請求項11】 請求項9記載のATM交換機におい
    て、 前記通知手段は、中継回線が障害やトラヒックの輻輳か
    ら復旧したとき、迂回させた呼を元の中継回線に戻すよ
    う上位のATM交換機に通知することを特徴とするAT
    M交換機。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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