JPH09246668A - 面発光型半導体レーザ装置及びその製造方法 - Google Patents

面発光型半導体レーザ装置及びその製造方法

Info

Publication number
JPH09246668A
JPH09246668A JP5490396A JP5490396A JPH09246668A JP H09246668 A JPH09246668 A JP H09246668A JP 5490396 A JP5490396 A JP 5490396A JP 5490396 A JP5490396 A JP 5490396A JP H09246668 A JPH09246668 A JP H09246668A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
metal electrode
mirror
laser device
semiconductor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP5490396A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Nakao
宏 中尾
Yuji Nishikawa
祐司 西川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP5490396A priority Critical patent/JPH09246668A/ja
Publication of JPH09246668A publication Critical patent/JPH09246668A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Physical Deposition Of Substances That Are Components Of Semiconductor Devices (AREA)
  • Semiconductor Lasers (AREA)
  • Electrodes Of Semiconductors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 面発光型半導体レーザ装置及びその製造方法
に関し、面発光型半導体レーザ装置に於ける活性層及び
該活性層を挟むクラッド層にのみ電流が流れるように、
そして、例えば半導体積層構造からなるミラーを用いた
場合であっても、その抵抗は電流に無関係となるように
して消費電力を低減し、面発光型半導体レーザ装置の実
用化を促進しようとする。 【解決手段】 例えばGaAsなどの半導体と略格子整
合する例えばNi過剰組成のNiAlなどの単結晶金属
からなり且つレーザ発振させる為のキャビティを構成す
るn+ コンタクト層27、n側クラッド層28、量子井
戸活性層29、p側クラッド層30、p+ コンタクト層
31などの積層半導体層に連なってレーザ発振に於ける
ミラーの作用をするn側金属電極26及びp側金属電極
32が形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、消費電力を低減し
た面発光型半導体レーザ装置及びそれを製造する方法に
関する。
【0002】面発光型半導体レーザ装置は、光集積回路
装置に組み込むのに好適な構造になっている為、多くの
研究・開発が行われているところであるが、消費電力を
小さくすることができない旨の難点があるので、本発明
では、その問題を解決する為の一手段を与える。
【0003】
【従来の技術】図17は従来の技術を解説する為の面発
光型半導体レーザ装置を表す要部切断側面図である。
【0004】図に於いて、1は半導体基板、2は半導体
積層構造からなる第一のミラー(n側ミラー)、3は第
一のクラッド層、4は活性層、5は第二のクラッド層、
6は半導体積層構造からなる第二のミラー(p側ミラ
ー)、7は絶縁領域、8は基板側電極、9は反対側電極
をそれぞれ示し、そして、楕円はレーザ光を発生する為
の必須部分を、また、矢印はレーザ光の出射方向を表
し、R1,R2,R3は抵抗を表している。
【0005】図示の面発光型半導体レーザ装置を作成す
るには、分子線エピタキシャル成長(molecula
r beam epitaxy:MBE)法や有機金属
化学気相堆積(metalorganic chemi
cal vapour deposition:MOC
VD)法などの結晶成長技術を適用し、基板1上に前記
したような所要の各半導体層を成長させ、その後、リソ
グラフィ技術、結晶再成長技術、電極形成技術などを適
切に組み合わせて実施することで完成させることができ
る。
【0006】この面発光型半導体レーザ装置では、電極
8と電極9との間に電圧を印加することで、構造全体に
電流が流れてレーザ光を発生するものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前記したように、従来
の面発光型半導体レーザ装置では、動作中、その構造全
体に電流が流れる為、消費電力は、かなり大きいものと
なる。
【0008】通常、レーザ光を発生させる為に電流を流
すことが必要とされる部分は、活性層4及び活性層4を
挟む第一のクラッド層3と第二のクラッド層5であっ
て、図11では、楕円で指示した必須部分のみである。
【0009】前記必須部分に於ける抵抗は、10〔μ
m〕φで5〜10〔Ω〕程度なのであるが、その抵抗と
直列に入っているp側ミラー6及びn側ミラー2、更に
は、基板1などに起因する抵抗にも電流が流れ、特に、
p側ミラー2に於ける抵抗は大きく、10〔μm〕φで
例えば100〜300〔Ω〕程度にもなっているので、
当然、消費電力は大きくなってしまう。
【0010】本発明は、面発光型半導体レーザ装置に於
ける活性層及び該活性層を挟むクラッド層にのみ電流が
流れるように、そして、例えば半導体積層構造からなる
ミラーを用いた場合であっても、その抵抗は電流に無関
係となるようにして消費電力を低減し、面発光型半導体
レーザ装置の実用化を促進しようとする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明では、面発光型半
導体レーザ装置に於いて、金属電極上にクラッド層を成
長させたり、或いは、クラッド層上に金属電極を成長す
ることで、活性層及び該活性層を挟むクラッド層にのみ
電流が流れる構成とすることが基本になっている。
【0012】また、レーザ発振させる為に必要なキャビ
ティを構成するミラーとして、一方では、半導体積層構
造からなるミラー及び該ミラーに直接成長させた金属電
極を併用し、そして、他方では、半導体層に直接成長さ
せた金属電極及び該金属電極に直接成長させた半導体積
層構造からなるミラーを併用することができ、また、少
なくとも一方の半導体積層構造からなるミラーを省略し
て金属電極のみでミラーの作用をさせることが可能であ
る。
【0013】現在、好都合なことには、前記した本発明
の面発光型半導体レーザ装置を実現させるのに眞に有用
な基本技術が提供され、且つ、実現しつつある。
【0014】即ち、半導体基板或いは半導体層上に格子
整合して成長させることができる金属の研究が盛んに行
われ、例えばSc1-x Erx As/GaAs系(要すれ
ば、C.J.Palmstromらの論文「Appl.
Phys.Lett.56,382(1990)」を参
照)、Niリッチ組成のNiAl/AlAs系(要すれ
ば、M.V.Weckwerthらの論文「J.of
Cryst.Growth 150,1150(199
5)」を参照)でそれぞれ実現され、また、本発明者ら
もNiIn1-x Alx /InP系(要すれば、特願平6
−200726号、を参照)を実現させている。
【0015】本発明では、下地の半導体に格子整合して
金属を成長させる技術を応用して優れた特性の面発光型
半導体レーザ装置を得ることができた。
【0016】図1は本発明の原理を説明する為の面発光
型半導体レーザ装置を表す要部切断側面図である。
【0017】図に於いて、11は半導体基板、12は半
導体積層構造からなるn側ミラー、13はn側金属電
極、14はn側クラッド層、15は活性層、16はp側
クラッド層、17はp側金属電極、18は半導体積層構
造からなるp側ミラー、19は絶縁領域、20は埋め込
み層をそれぞれ示している。
【0018】図示の面発光型半導体レーザ装置では、p
側金属電極17とn側金属電極13との間に電圧が印加
されるので、p側クラッド層16、活性層15、n側ク
ラッド層14のみに電流が流れ、その電流路には、順方
向にpn接合ダイオードが存在するのみであって、図1
7に見られる従来の面発光型半導体レーザに於ける抵抗
R1、R2、R3は存在しないから、そこで消費される
電力は無くなる。
【0019】図示の面発光型半導体レーザ装置に於ける
n側金属電極13及びp側金属電極17は、半導体積層
構造からなるn側ミラー12上、又は、p側クラッド層
16上にエピタキシャル成長させるものであり、その格
子定数は、半導体基板11と略整合している為、格子不
整合に起因する転移などは発生せず、その上に所要の半
導体層をエピタキシャル成長させることができる。
【0020】ところで、金属電極を構成する金属電極材
料層が格子不整合に起因して転移を発生する層厚、即
ち、臨界層厚に達する範囲内に於いて、キャビティ用ミ
ラーに必要な反射率(例えば90〔%〕以上)が得られ
る層厚、或いは、それを越える層厚を実現することが可
能であれば、半導体積層構造のミラーを省略し、金属電
極単体をミラーとして用いることができる。
【0021】図2は本発明の原理を説明する為の面発光
型半導体レーザ装置を表す要部切断側面図であり、図1
に於いて用いた記号と同記号は同部分を表すか或いは同
じ意味を持つものとする。
【0022】図2に見られる面発光型半導体レーザ装置
に於いては、n側金属電極13及びp側金属電極17の
何れもがキャビティ用ミラーとして作用するのに充分な
反射率が得られる層厚をもつので、図1に見られる半導
体積層構造からなるn側ミラー12及びp側ミラー18
を省略し、キャビティ用ミラーを兼ねる役割を果たすよ
うにしている。
【0023】尚、n側金属電極13及びp側金属電極1
7の何れもがキャビティ用ミラーとして作用するのに充
分な反射率が得られる層厚を有していても、半導体積層
構造からなるミラーを併用すれば、更に良い結果が得ら
れる。
【0024】図1及び図2に示された何れの面発光型半
導体レーザ装置に於いても、p側金属電極17及びn側
金属電極13を利用してp側クラッド層16やn側クラ
ッド層14に電流を注入するには、金属電極17及び1
3とクラッド層16及び14とオーミック・コンタクト
させなければならない。
【0025】従って、クラッド層16並びに14に高濃
度の不純物導入層を設けることが必要であり、その場
合、不純物導入層をレーザ発振時に於ける光の定在波の
節に対応する部分に形成することで、その不純物導入層
と金属電極を構成する金属薄膜とに於けるフリー・キャ
リヤに依る光吸収を回避することができる。
【0026】また、各図に見られる面発光型半導体レー
ザ装置では、n側金属電極13或いはp側金属電極17
から配線を導出する為には、半導体をエッチングしてコ
ンタクト・ホールを開けることが必要である。
【0027】その際、反応性イオン・エッチング(re
active ion etching:RIE)法を
適用したり、或いは、ウエット・エッチング法を適用し
て実施するのであるが、何れに於いても、半導体と金属
とでは、エッチング・レートが著しく異なるから、金属
電極13或いは17をエッチング停止層として利用する
ことで、容易且つ正確にコンタクト・ホールを形成する
ことができる。
【0028】前記したところから、本発明に依る面発光
型半導体レーザ装置及びその製造方法に於いては、
【0029】(1)半導体(例えばGaAs又はIn
P)と略格子整合した単結晶金属(例えば基板材料がG
aAsである場合、金属電極の材料がNi過剰組成のN
iAl或いは希土類元素とAsとの化合物から選択し、
また、基板材料がInPである場合、Ni(InA
l)、Ni(InGa)、Fe(InAl)、Fe(I
nGa)、Co(InGa)、Co(InAl)或いは
希土類元素とAsとの化合物から選択する)からなり且
つレーザ発振させる為のキャビティを構成する活性層を
含んで積層された半導体層(例えばn+ コンタクト層2
7、n側クラッド層28、量子井戸活性層29、p側ク
ラッド層30、p+ コンタクト層31)に連なってミラ
ーの作用をする金属電極(例えばn側金属電極26、p
側金属電極32)を備えてなることを特徴とするか、又
は、
【0030】(2)前記(1)に於いて、金属電極の層
厚が格子不整合に起因する転位が発生する臨界層厚より
小さいことを特徴とするか、又は、
【0031】(3)前記(1)或いは(2)に於いて、
レーザ発振させる為のキャビティを構成する積層半導体
層に接する金属電極の反対側に接して設けられた半導体
積層構造のミラー(例えばDBR構造層23、DBR構
造層35)を備えてなることを特徴とするか、又は、
【0032】(4)前記(1)乃至(3)の何れか1に
於いて、基板材料がGaAsである場合、金属電極の材
料がNi過剰組成のNiAl或いは希土類元素とAsと
の化合物からなる群から選択されたものであることを特
徴とするか、又は、
【0033】(5)前記(1)乃至(3)の何れか1に
於いて、基板材料がInPである場合、金属電極の材料
がNi(InAl)、Ni(InGa)、Fe(InA
l)、Fe(InGa)、Co(InGa)、Co(I
nAl)或いは希土類元素とAsとの化合物からなる群
から選択されたものであることを特徴とするか、又は、
【0034】(6)前記(1)乃至(5)の何れか1に
於いて、キャビティ長がレーザ発振波長λの(n+1/
2)倍の光路長と等しく且つ活性層が発振時に生成され
る光の定在波の電磁場振幅の腹又はその近傍に位置する
と共に節又はその近傍にミラーを兼ねた金属電極及びオ
ーミック・コンタクト性を補償する高不純物濃度コンタ
クト層が位置することを特徴とするか、又は、
【0035】(7)半導体基板(例えば基板21)上に
半導体(例えばGaAs或いはInP)と略格子整合し
た単結晶金属(例えば基板材料がGaAsである場合、
金属電極の材料がNi過剰組成のNiAl或いは希土類
元素とAsとの化合物から選択し、また、基板材料がI
nPである場合、Ni(InAl)、Ni(InG
a)、Fe(InAl)、Fe(InGa)、Co(I
nGa)、Co(InAl)或いは希土類元素とAsと
の化合物から選択する)からなり且つレーザ発振させる
為の一方のミラーの作用をする金属電極(例えばn側金
属電極26)を形成する工程と、次いで、少なくともレ
ーザ発振させる為のキャビティを構成する活性層及びク
ラッド層を含む積層半導体層(例えばn+ コンタクト層
27、n側クラッド層28、量子井戸活性層29、p側
クラッド層30、p+ コンタクト層31)を形成する工
程と、次いで、該積層半導体層上に該一方のミラーと同
じく他方のミラーの作用をする金属電極(例えばn側金
属電極26、p側金属電極32)を形成する工程と、そ
の後、該金属電極をエッチング停止層として半導体のメ
サ・エッチングを行う工程とが含まれてなることを特徴
とするか、又は、
【0036】(8)前記(7)に於いて、ミラーの作用
をする金属電極のキャビティと接する側と反対側にミラ
ーの作用を補う半導体積層構造のミラー(例えばDBR
構造層23及び35)を成長させる工程が含まれてなる
ことを特徴とするか、又は、
【0037】(9)前記(7)に於いて、金属電極の何
れか一方、好ましくは、n側の金属電極に於けるミラー
作用を完全に代替する半導体積層構造のミラーをキャビ
ティと接し得る位置に形成する工程が含まれてなること
を特徴とする。
【0038】前記手段を採ることに依り、本発明では、
半導体中に埋め込まれた金属電極を介して活性層及び該
活性層を上下から挟むクラッド層のみに電流を流すこと
が可能となって、その電流路の抵抗は無いに等しいほど
小さい。従って、抵抗が大きいキャビティ用ミラーや厚
い半導体基板にも電流を流している従来の面発光型半導
体レーザ装置と比較すると、その消費電力は格段に少な
くすることができる。
【0039】また、金属電極を構成する金属材料層は、
半導体基板と格子整合させてエピタキシャル成長で形成
することができるので、各クラッド層に接し且つ半導体
中に埋め込んだ状態で形成することは容易である。
【0040】
【発明の実施の形態】図3乃至図14は本発明に於ける
実施の形態を説明する為の工程要所に於ける面発光型半
導体レーザ装置を表す要部切断側面図及び要部平面図
(図14のみ)であり、以下、これ等の図を参照しつつ
解説する。尚、各図に於いては、簡明にする為、積層構
造の一部を省略して描いてあり、その図示していない部
分については、後に図15を参照しつつ詳細に説明す
る。
【0041】図3参照 3−(1) MBE法を適用することに依り、基板21上にバッファ
層(図示せず)、ブラッグ反射器(distribut
ed Bragg reflector:DBR)構造
層23、低屈折率層(図示せず)、高屈折率層(図示せ
ず)、n側金属電極26、n+ コンタクト層(図示せ
ず)、n側クラッド層28、量子井戸活性層29、p側
クラッド層30、p+ コンタクト層(図示せず)、p側
金属電極32、高屈折率層(図示せず)、低屈折率層
(図示せず)、DBR構造層35を順に成長させる。
【0042】図4参照 4−(1) プラズマ気相堆積(plasma chemical
vapour deposition:プラズマCV
D)法を適用することに依り、DBR構造層35上に厚
さが例えば500〔nm〕程度のSiO2 膜36を形成
する。
【0043】4−(2) リソグラフィ技術に於けるレジスト・プロセス、及び、
エッチャントを緩衝フッ酸とするウエット・エッチング
法を適用することに依り、SiO2 膜36をメサ・エッ
チング・マスクのパターンとなるようにエッチングす
る。
【0044】図5参照 5−(1) エッチング・ガスをCl系ガスとするRIE法を適用す
ることに依り、SiO2 膜36をマスクとしてDBR構
造層35の表面からp側金属電極32に達するエッチン
グを行う。
【0045】この場合、p側金属電極32の材料として
NiAlを用いれば、Cl系ガスに対するエッチング・
レートが極めて小さい為、エッチング停止層として作用
させることができる。
【0046】図6参照 6−(1) Arイオンを用いるイオン・エッチング法を適用するこ
とに依り、SiO2膜36をマスクとしてp側金属電極
32のエッチングを行う。
【0047】これに依って、p側金属電極32の下地に
なっているp+ コンタクト層(図示せず)が部分的に表
出される。
【0048】図7参照 7−(1) エッチング・ガスをCl系ガスとするRIE法を適用す
ることに依り、SiO2 膜36をマスクとしてp+ コン
タクト層の表面からn側金属電極26に達するエッチン
グを行う。尚、この場合も、n側金属電極26をエッチ
ング停止層として作用させることができる。
【0049】図8参照 8−(1) SiO2 膜36を除去してから、前記工程4−(1)及
び4−(2)と同様な工程を経て、メサ・エッチング・
マスクであるSiO2 膜37を形成する。
【0050】ここで形成したSiO2 膜37は、メサ・
エッチング・マスクとして用いたSiO2 膜36と平面
で比較すると小さく形成され、従って、その周囲には、
DBR構造層35がはみ出るように表出される。
【0051】図9参照 9−(1) エッチング・ガスをCl系ガスとするRIE法を適用す
ることに依り、SiO2 膜37をマスクとしてDBR構
造層35の表面からp側金属電極32に達するエッチン
グを行う。尚、この場合も、p側金属電極32をエッチ
ング停止層として作用させることができる。
【0052】図10参照 10−(1) イオン注入法を適用することに依り、SiO2 膜37を
マスクとしてB或いはH或いはOイオンの打ち込みを行
い、メサの周囲に電流狭窄を行う絶縁領域38を形成す
る。
【0053】尚、この場合、ドーズ量は例えば1×10
13〔cm-2〕、また、イオン加速エネルギは例えば100
〔keV〕に選択することができる。
【0054】図11参照 11−(1) メサ・エッチング・マスクとして用いたSiO2 膜37
を除去してから、プラズマCVD法を適用することに依
り、全体を覆うように厚さが例えば500〔nm〕程度
のSiO2 膜39を形成する。
【0055】図12参照 12−(1) リソグラフィ技術に於けるレジスト・プロセスを適用す
ることに依り、電極コンタクト・ホールを形成する為の
開口をもつレジスト膜40を形成する。
【0056】図13参照 13−(1) エッチャントを緩衝フッ酸とするウエット・エッチング
法を適用することに依り、レジスト膜40をマスクとし
てSiO2 膜39をエッチングして電極コンタクト・ホ
ールを形成する。 13−(2) 真空蒸着法を適用することに依るAu膜の形成、レジス
ト膜40を溶解除去するリフト・オフ法を適用すること
に依るAu膜の選択的除去を行って、引き出し線42及
び43を形成する。
【0057】図14参照 14−(1) リソグラフィ技術に於けるレジスト・プロセス、真空蒸
着法、リフト・オフ法を適用することに依り、引き出し
線42或いは43と接続された電極パッド44を形成す
る。
【0058】14−(2) リソグラフィ技術に於けるレジスト・プロセス、エッチ
ャントを緩衝フッ酸とするウエット・エッチング法を適
用することに依り、DBR構造層35に対向する開口を
有するレジスト膜をマスクとしてSiO2 膜39のエッ
チング除去を行って、DBR構造層35、即ち、光出射
部分を表出させる。
【0059】前記のようにして作成した面発光型半導体
レーザ装置は、量子井戸活性層29に於ける直径が10
〔μm〕φとした場合、p側金属電極32並びにn側金
属電極26間の抵抗が80〔Ω〕であった。因みに、従
来の面発光型半導体レーザ装置では、200〔Ω〕程度
である。
【0060】図15は図3乃至図14について説明した
面発光型半導体レーザ装置に於ける半導体積層構造を省
略することなく具体的に表した要部切断側面図であり、
図3乃至図14に於いて用いた記号と同記号は同部分を
表すか或いは同じ意味を持つものとする。
【0061】図に於いて、21は基板、22はバッファ
層、23はDBR構造層、23AはDBRを構成する低
屈折率層、23BはDBRを構成する高屈折率層、24
は低屈折率層、25は高屈折率層、26はn側金属電
極、27はn+ コンタクト層、28はn側クラッド層、
29は量子井戸活性層、29Bは量子井戸活性層を構成
するバリヤ層、29Wは量子井戸活性層を構成する井戸
層、30はp側クラッド層、31はp+ コンタクト層、
32はp側金属電極、33は高屈折率層、34は低屈折
率層、35はDBR構造層、35AはDBRを構成する
低屈折率層、35BはDBRを構成する高屈折率層をそ
れぞれ示している。
【0062】ここで、n側金属電極26とp側金属電極
32の間に介在するn+ コンタクト層27、n側クラッ
ド層28、量子井戸活性層29、p側クラッド層30、
+コンタクト層31は1/2λのキャビティを構成し
ている。
【0063】図15の積層構造の左側には、レーザ発振
時に生成される光の定在波に依る電磁場振幅が表され、
矢印は電場ベクトルの二乗であるエネルギを示してい
る。
【0064】図から明らかなように、図示の半導体積層
構造では、キャビティ長がレーザ発振波長λの(n+1
/2)倍の光路長と等しくしてあること、活性層が電磁
場振幅の腹の位置又はその近傍に在ること、ミラーを兼
ねた金属電極26とn+ コンタクト層27或いはミラー
を兼ねた金属電極32とp+ コンタクト層31は電磁場
振幅の節の位置又はその近傍にあることが看取されよ
う。
【0065】このようにすると、n+ コンタクト層27
と金属電極26、或いは、p+ コンタクト層31と金属
電極32に於けるフリー・キャリヤに依る光吸収を回避
することができる。
【0066】前掲の各部分に関する主要なデータを例示
すると次の通りである。 (1) 基板21について 材料:n+ −GaAs 面指数:(001) 不純物濃度:1×1018〔cm-3
【0067】尚、基板21には電流が流れないので半絶
縁性GaAsでも良いが、前記のようにドーピングして
おくと、熱伝導の向上に有効である。
【0068】(2) バッファ層22について 材料:ノンドープGaAs 厚さ:500〔nm〕
【0069】(3) DBR構造層23について 構造:低屈折率層23Aと高屈折率層23Bの積層 周期数:10(必要に応じて選択可)
【0070】○ 低屈折率層23A 材料:AlAs 厚さ:117.7〔nm〕
【0071】○ 高屈折率層23B 材料:GaAs 厚さ:97.4〔nm〕
【0072】尚、低屈折率層23A及び高屈折率層23
Bには、電流が流れないので、ノンドープで良いのであ
るが、例えば1×1016〔cm-3〕乃至1×1017〔c
m-3〕程度にドーピングしておくことは、熱伝導の向
上、及び、抵抗の更なる低減に有効である。
【0073】(4) 低屈折率層24について 材料:AlAs 厚さ:117.7〔nm〕
【0074】(5) 高屈折率層25について 材料:GaAs 厚さ:88.5〔nm〕
【0075】(6) n側金属電極26について 材料:Ni0.6 Al0.4 厚さ:20〔nm〕
【0076】尚、n側金属電極26と高屈折率層25と
を合わせて1/4波長にしてあり、n側金属電極26の
層厚が20〔nm〕の場合、反射率は70〔%〕程度で
ある為、DBR構造層23は、前記したように、低屈折
率層23Aと高屈折率層23Bの組み合わせを10周期
とすることで、 反射率=70〔%〕+30〔%〕×98〔%〕>99
〔%〕 70〔%〕:n側金属電極26に依る分 98〔%〕:DBR構造層23に依る分 としてある。
【0077】(7) n+ コンタクト層27について 材料:n+ −Al0.5 Ga0.5 As 不純物:Si 不純物濃度:5×1019〔cm-3〕 厚さ:30〔nm〕
【0078】(8) n側クラッド層28について 材料:n−Al0.5 Ga0.5 As 不純物:Si 不純物濃度:5×1017〔cm-3〕 厚さ:82〔nm〕
【0079】(9) 量子井戸活性層29について 構造:バリヤ層29Bと井戸層29Wの積層 井戸数:2(必要に応じて選択可) 従って、バリヤ層29B×3、井戸層29W×2 全厚:46〔nm〕 発振波長:1.39〔μm〕
【0080】○ バリヤ層29B 材料:p−GaAs 不純物:Be 不純物濃度:5×1016〔cm-3〕 厚さ:10〔nm〕
【0081】○ 井戸層29W 材料:p−In0.2 Ga0.8 As 不純物:Be 不純物濃度:5×1016〔cm-3〕 厚さ:8〔nm〕
【0082】(10) p側クラッド層30について 材料:p−Al0.5 Ga0.5 As 不純物:Be 不純物濃度:5×1017〔cm-3〕 厚さ:82〔nm〕
【0083】(11) p+ コンタクト層31について 材料:p+ −Al0.5 Ga0.5 As 不純物:Be 不純物濃度:5×1019〔cm-3〕 厚さ:30〔nm〕
【0084】(12) p側金属電極32について 材料:Ni0.6 Al0.4 厚さ:20〔nm〕
【0085】尚、p側金属電極32と高屈折率層33と
を合わせて1/4波長にしてあり、p側金属電極32の
層厚が20〔nm〕の場合、反射率は70〔%〕程度で
ある為、DBR構造層35は、後記するように、低屈折
率層35Aと高屈折率層35Bの組み合わせを9周期と
することで、 反射率=70〔%〕+30〔%〕×95〔%〕〜98.
5〔%〕 70〔%〕:n側金属電極26に依る分 98〔%〕〜98.5〔%〕:DBR構造層35に依る
分 としてある。
【0086】(13) 高屈折率層33について 材料:GaAs厚さ:88.5〔nm〕
【0087】(14) 低屈折率層34について
【0088】材料:AlAs 厚さ:117.7〔nm〕
【0089】(15) DBR構造層35について 構造:低屈折率層35Aと高屈折率層35Bの積層 周期数:9(必要に応じて選択可)
【0090】○ 低屈折率層35A 材料:AlAs 厚さ:117.7〔nm〕
【0091】○ 高屈折率層35B 材料:GaAs 厚さ:97.4〔nm〕
【0092】尚、この場合の低屈折率層35A及び高屈
折率層35Bにも、電流が流れないので、ノンドープで
良いのであるが、例えば1×1016〔cm-3〕乃至1×1
17〔cm-3〕程度にドーピングしておくことは、熱伝導
の向上、及び、抵抗の更なる低減に有効である。
【0093】本発明では、前記説明した発明の実施の形
態に限られず、他に多くの改変を実現することが可能で
ある。
【0094】図16は本発明に於ける一実施の形態を説
明する為の面発光型半導体レーザ装置を表す要部切断側
面図であり、図3乃至図15に於いて用いた記号と同記
号は同部分を表すか或いは同じ意味を持つものとする。
【0095】図16に見られる面発光型半導体レーザ装
置に於いては、p側にのみ、p側金属電極32を埋め込
んだ構成になっている。従って、例えば図3乃至図15
に見られるn側金属電極26は省略され、それに代え
て、基板21の底面にn側金属電極50が形成されてい
る。
【0096】このような構造にすると、当然のことなが
ら、電流路には、n側ミラーであるDBR構造層23な
どの抵抗R2と基板21の抵抗R3が直列に介挿され、
消費電力の面から見れば好ましくないが、抵抗が大きい
とされているp側ミラーが入らないので、その分だけで
も、かなり有効であり、そして、製造が簡単になること
は云うまでもない。
【0097】また、n側金属電極26及びp側金属電極
32の何れもがキャビティ用ミラーとして作用するのに
充分な反射率が得られる層厚をもたせ、DBR構造層2
3及び35を省略することができる。
【0098】また、基板材料としてGaAsを用いた場
合、前記説明した通り、金属電極の材料をNiが過剰な
組成になっているNiAlを用いることができるのは勿
論であるが、この他、希土類元素とAsとの化合物から
なる群から選択することもできる。
【0099】更にまた、基板材料としてInPを用いた
場合、金属電極の材料をNi(InAl)、Ni(In
Ga)、Fe(InAl)、Fe(InGa)、Co
(InGa)、Co(InAl)或いは希土類元素とA
sとの化合物からなる群から選択することができる。
【0100】
【発明の効果】本発明に依る面発光型半導体レーザ装置
及びその製造方法に於いては、半導体と略格子整合した
単結晶金属が材料になっている金属電極がレーザ発振さ
せる為のキャビティを構成する活性層を含んで積層され
た半導体層に連なるように形成され、その金属電極がレ
ーザ発振に於けるミラーの作用の少なくとも一部を分担
している。
【0101】前記構成を採ることに依り、本発明では、
半導体中に埋め込まれた金属電極を介して活性層及び該
活性層を上下から挟むクラッド層に電流を流すことが可
能となって、その電流路の抵抗は無いに等しいほど小さ
くすることができ、従って、抵抗が大きいキャビティ用
ミラーや厚い半導体基板にも電流を流している従来の面
発光型半導体レーザ装置と比較すると、その消費電力は
格段に少なくすることができる。
【0102】また、金属電極を構成する金属材料層は、
半導体基板と格子整合させてエピタキシャル成長で形成
することができるので、各クラッド層に接し且つ半導体
中に埋め込んだ状態で形成することは容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理を説明する為の面発光型半導体レ
ーザ装置を表す要部切断側面図である。
【図2】本発明の原理を説明する為の面発光型半導体レ
ーザ装置を表す要部切断側面図である。
【図3】本発明に於ける実施の形態を説明する為の工程
要所に於ける面発光型半導体レーザ装置を表す要部切断
側面図である。
【図4】本発明に於ける実施の形態を説明する為の工程
要所に於ける面発光型半導体レーザ装置を表す要部切断
側面図である。
【図5】本発明に於ける実施の形態を説明する為の工程
要所に於ける面発光型半導体レーザ装置を表す要部切断
側面図である。
【図6】本発明に於ける実施の形態を説明する為の工程
要所に於ける面発光型半導体レーザ装置を表す要部切断
側面図である。
【図7】本発明に於ける実施の形態を説明する為の工程
要所に於ける面発光型半導体レーザ装置を表す要部切断
側面図である。
【図8】本発明に於ける実施の形態を説明する為の工程
要所に於ける面発光型半導体レーザ装置を表す要部切断
側面図である。
【図9】本発明に於ける実施の形態を説明する為の工程
要所に於ける面発光型半導体レーザ装置を表す要部切断
側面図である。
【図10】本発明に於ける実施の形態を説明する為の工
程要所に於ける面発光型半導体レーザ装置を表す要部切
断側面図である。
【図11】本発明に於ける実施の形態を説明する為の工
程要所に於ける面発光型半導体レーザ装置を表す要部切
断側面図である。
【図12】本発明に於ける実施の形態を説明する為の工
程要所に於ける面発光型半導体レーザ装置を表す要部切
断側面図である。
【図13】本発明に於ける実施の形態を説明する為の工
程要所に於ける面発光型半導体レーザ装置を表す要部切
断側面図である。
【図14】本発明に於ける実施の形態を説明する為の工
程要所に於ける面発光型半導体レーザ装置を表す要部平
面図である。
【図15】図3乃至図14について説明した面発光型半
導体レーザ装置に於ける半導体積層構造を省略すること
なく具体的に表した要部切断側面図である。
【図16】本発明に於ける一実施の形態を説明する為の
面発光型半導体レーザ装置を表す要部切断側面図であ
る。
【図17】従来の技術を解説する為の面発光型半導体レ
ーザ装置を表す要部切断側面図である。
【符号の説明】
21 基板 22 バッファ層 23 DBR構造層 23A DBRを構成する低屈折率層 23B DBRを構成する高屈折率層 24 低屈折率層 25 高屈折率層 26 n側金属電極 27 n+ コンタクト層 28 n側クラッド層 29 量子井戸活性層 29B 量子井戸活性層を構成するバリヤ層 29W 量子井戸活性層を構成する井戸層 30 p側クラッド層 31 p+ コンタクト層 32 p側金属電極 33 高屈折率層 34 低屈折率層 35 DBR構造層 35A DBRを構成する低屈折率層 35B DBRを構成する高屈折率層

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体と略格子整合した単結晶金属からな
    り且つレーザ発振させる為のキャビティを構成する活性
    層を含んで積層された半導体層に連なってミラーの作用
    をする金属電極を備えてなることを特徴とする面発光型
    半導体レーザ装置。
  2. 【請求項2】金属電極の層厚が格子不整合に起因する転
    位が発生する臨界層厚より小さいことを特徴とする請求
    項1記載の面発光型半導体レーザ装置。
  3. 【請求項3】レーザ発振させる為のキャビティを構成す
    る積層半導体層に接する金属電極の反対側に接して設け
    られた半導体積層構造のミラーを備えてなることを特徴
    とする請求項1或いは2記載の面発光型半導体レーザ装
    置。
  4. 【請求項4】基板材料がGaAsである場合、金属電極
    の材料がNi過剰組成のNiAl或いは希土類元素とA
    sとの化合物からなる群から選択されたものであること
    を特徴とする請求項1乃至3の何れか1記載の面発光型
    半導体レーザ装置。
  5. 【請求項5】基板材料がInPである場合、金属電極の
    材料がNi(InAl)、Ni(InGa)、Fe(I
    nAl)、Fe(InGa)、Co(InGa)、Co
    (InAl)或いは希土類元素とAsとの化合物からな
    る群から選択されたものであることを特徴とする請求項
    1乃至3の何れか1記載の面発光型半導体レーザ装置。
  6. 【請求項6】キャビティ長がレーザ発振波長λの(n+
    1/2)倍の光路長と等しく且つ活性層が発振時に生成
    される光の定在波の電磁場振幅の腹又はその近傍に位置
    すると共に節又はその近傍にミラーを兼ねた金属電極及
    びオーミック・コンタクト性を補償する高不純物濃度コ
    ンタクト層が位置することを特徴とする請求項1乃至5
    の何れか1記載の面発光型半導体レーザ装置。
  7. 【請求項7】半導体基板上に半導体と略格子整合した単
    結晶金属からなり且つレーザ発振させる為の一方のミラ
    ーの作用をする金属電極を形成する工程と、 次いで、少なくともレーザ発振させる為のキャビティを
    構成する活性層及びクラッド層を含む積層半導体層を形
    成する工程と、 次いで、該積層半導体層上に該一方のミラーと同じく他
    方のミラーの作用をする金属電極を形成する工程と、 その後、該金属電極をエッチング停止層として半導体の
    メサ・エッチングを行う工程とが含まれてなることを特
    徴とする面発光型半導体レーザ装置の製造方法。
  8. 【請求項8】ミラーの作用をする金属電極のキャビティ
    と接する側と反対側にミラーの作用を補う半導体積層構
    造のミラーを成長させる工程が含まれてなることを特徴
    とする請求項7記載の面発光型半導体レーザ装置の製造
    方法。
  9. 【請求項9】金属電極の何れか一方、好ましくは、n側
    の金属電極に於けるミラー作用を完全に代替する半導体
    積層構造のミラーをキャビティと接し得る位置に形成す
    る工程が含まれてなることを特徴とする請求項7記載の
    面発光型半導体レーザ装置の製造方法。
JP5490396A 1996-03-12 1996-03-12 面発光型半導体レーザ装置及びその製造方法 Withdrawn JPH09246668A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5490396A JPH09246668A (ja) 1996-03-12 1996-03-12 面発光型半導体レーザ装置及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5490396A JPH09246668A (ja) 1996-03-12 1996-03-12 面発光型半導体レーザ装置及びその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09246668A true JPH09246668A (ja) 1997-09-19

Family

ID=12983575

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5490396A Withdrawn JPH09246668A (ja) 1996-03-12 1996-03-12 面発光型半導体レーザ装置及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09246668A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000252584A (ja) * 1999-02-02 2000-09-14 Agilent Technol Inc 半導体レーザ及びその製造方法
JP2009246035A (ja) * 2008-03-28 2009-10-22 Furukawa Electric Co Ltd:The 長波長帯域面発光レーザ素子
JP2010521806A (ja) * 2007-03-16 2010-06-24 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 垂直外部共振器形面発光レーザ、及び、その発光部品を製造する方法
US7974328B2 (en) 2007-03-22 2011-07-05 Nec Corporation Surface-emission type semiconductor laser

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000252584A (ja) * 1999-02-02 2000-09-14 Agilent Technol Inc 半導体レーザ及びその製造方法
JP4673951B2 (ja) * 1999-02-02 2011-04-20 アバゴ・テクノロジーズ・ファイバー・アイピー(シンガポール)プライベート・リミテッド 半導体レーザ及びその製造方法
JP2010521806A (ja) * 2007-03-16 2010-06-24 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 垂直外部共振器形面発光レーザ、及び、その発光部品を製造する方法
JP4927178B2 (ja) * 2007-03-16 2012-05-09 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 垂直外部共振器形面発光レーザ、及び、その発光部品を製造する方法
US7974328B2 (en) 2007-03-22 2011-07-05 Nec Corporation Surface-emission type semiconductor laser
JP2009246035A (ja) * 2008-03-28 2009-10-22 Furukawa Electric Co Ltd:The 長波長帯域面発光レーザ素子

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100708107B1 (ko) 전기 광학적 특성이 개선된 반도체 광 방출 장치 및 그제조방법
US6570905B1 (en) Vertical cavity surface emitting laser with reduced parasitic capacitance
US20040051113A1 (en) Material systems for semiconductor tunnel-junction structures
EP0430691B1 (en) Semiconductor heterostructures
EP1025593A1 (en) Semiconductor with tunnel hole contact sources
JP3745096B2 (ja) 面発光半導体レーザおよびその製造方法
JPH0685405A (ja) 埋込みヘテロ構造レーザ
US20080019410A1 (en) Surface emitting semiconductor device
US5271028A (en) Semiconductor laser device
JPH05283796A (ja) 面発光型半導体レーザ
WO2007135772A1 (ja) 発光素子
JP2004146527A (ja) 半導体レーザ素子とその製造方法
JP2001068783A (ja) 面発光レーザ及びその製造方法
JPH09246668A (ja) 面発光型半導体レーザ装置及びその製造方法
JP2005051124A (ja) 面発光型半導体素子
JP2004031925A (ja) n型半導体分布ブラッグ反射器および面発光半導体レーザ素子および面発光レーザアレイおよび面発光レーザモジュールおよび光インターコネクションシステムおよび光通信システム
US20070127533A1 (en) Long-wavelength vertical cavity surface emitting lasers having oxide aperture and method for manufacturing the same
US6728287B2 (en) Surface emitting semiconductor laser device capable of improving heat radiation efficiency and its manufacture method
JP2000307190A (ja) 面発光型半導体レーザの作製方法
JP5181420B2 (ja) 面発光半導体レーザ
JP4026085B2 (ja) 面発光型半導体レーザ装置およびその製造方法
JP2008283137A (ja) 面発光半導体レーザ
JP2006253340A (ja) 面発光レーザ素子およびその製造方法および面発光レーザアレイおよび電子写真システムおよび光通信システムおよび光インターコネクションシステム
JPH09205250A (ja) 横方向電流注入型面発光半導体レーザ装置およびその製造方法
JP3132445B2 (ja) 長波長帯面発光型半導体レーザ及びその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20030603