JPH09245934A - 負イオン発生ユニットを添装した空調機器及びoa機器 - Google Patents

負イオン発生ユニットを添装した空調機器及びoa機器

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JPH09245934A
JPH09245934A JP8050495A JP5049596A JPH09245934A JP H09245934 A JPH09245934 A JP H09245934A JP 8050495 A JP8050495 A JP 8050495A JP 5049596 A JP5049596 A JP 5049596A JP H09245934 A JPH09245934 A JP H09245934A
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negative ion
air conditioner
outlet
generation unit
air
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Kazumasa Suzaki
和正 須崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 格別な負イオンの送出装置を設けることなし
に、有益な生理学的効果をもたらす負イオンを空中に拡
散放出することができる、負イオン発生ユニットを添装
した空調機器又はOA機器を提供する。 【解決手段】正負の電極に高電圧を印加して電極間に無
声放電を行い負イオンを発生させる負イオン発生ユニッ
トを、空調機器又はOA機器の吹出し口に着脱自在に取
り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は空調機器又はOA機
器に係わり、特に負イオン発生ユニットを添装した空調
機器、OA機器等に関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決するための手段】従来、単体
として負イオン発生器があるが、負イオンを空中に放出
することのできる簡便な負イオン発生ユニッを添装した
空調機器やOA機器は提供されていなかった。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明者は、種々検討の
結果、下記の構成により上記課題を解決した。 (1)正負の電極に高電圧を印加して電極間に無声放電
を行い負イオンを発生させる負イオン発生ユニットを、
空調機器の吹出し口に着脱自在に設けてなることを特徴
とする負イオン発生ユニット添装した空調機器。 (2)正負の電極に高電圧を印加して電極間に無声放電
を行い負イオンを発生させる負イオン発生ユニットを、
OA機器の吹出し口に着脱自在に設けてなることを特徴
とする負イオン発生ユニット添装したOA機器。 (3)負イオン発生部と高圧発生部を離隔して設け、そ
の間を高耐圧線で接続し、かつ負イオン発生部を空調機
器の吹出し口に着脱自在に配設し、また高圧発生部を前
記空調機器の吹出し口より離れた箇所に配設してなるこ
とを特徴とする負イオン発生ユニットを添装した空調機
器。 (4)負イオン発生部と高圧発生部を離隔して設け、そ
の間を高耐圧線で接続し、かつ負イオン発生部をOA機
器の吹出し口に着脱自在に配設し、また高圧発生部を前
記OA機器の吹出し口より離れた箇所に配設してなるこ
とを特徴とする負イオン発生ユニットを添装したOA機
器。 (5)負イオン発生ユニットを収納する筺体にダクトを
接続し、ダクトの先方部を空調機器の吹出し口に設け、
かつ負イオン発生ユニットを、前記吹出し口の空気に混
入させることができる構造とし、また負イオン発生ユニ
ットを前記空調機器の吹出口より離れた箇所に配設して
なることを特徴とする負イオン発生ユニットを添装した
空調機器。 (6)負イオン発生ユニットを収納する筺体にダクトを
接続し、ダクトの先方部をOA機器の吹出し口に設け、
かつ負イオン発生ユニットを、前記吹出し口の空気に混
入させることができる構造とし、また負イオン発生ユニ
ットを前記OA機器の吹出口より離れた箇所に配設して
なることを特徴とする負イオン発生ユニットを添装した
OA機器。 (7)負イオン発生ユニットに接続される電源供給コー
ドの先端部に商用交流電源を直流に変換する変換器を有
し、該変換器のプラグは直接商用交流電源のコンセント
に挿入できることを特徴とする(1)、(3)、(5)
項いずれかに記載の負イオン発生ユニットを添装した空
調機器。 (8)負イオン発生ユニットに接続される電源供給コー
ドの先端部に商用交流電源を直流に変換する変換器を有
し、該変換器のプラグは直接商用交流電源のコンセント
に挿入できることを特徴とする(2)、(2)、
(4)、(6)項のいずれかに記載の負イオン発生ユニ
ットを添装したOA機器。 (9)負イオン発生ユニットに接続される電源が、直流
電源であることを特徴とする(1)、(3)、(5)、
(7)項のいずれかに記載の負イオン発生ユニットを添
装した空調機器。 (10)負イオン発生ユニットに接続される電源が、直
流電源であることを特徴とする(2)、(4)、
(6)、(8)項のいずれかに記載の負イオン発生ユニ
ットを添装したOA機器。 (11)負イオン発生ユニットに風圧検知スイッチを接
続し、かつ前記風圧検知スイッチを空調機器の吹出し口
に取付け、空調機器等が作動し吹出し口に風圧があると
きは前記ユニットの電源をオンにし、空調機器等が停止
し風圧がなくなると電源をオフにして、常に空調機器に
同期して作動させるようにしたことを特徴とする
(1)、(3)、(5)、(7)、(9)項のいずれか
に記載の負イオン発生ユニットを添装した空調機器。 (12)負イオン発生ユニットに風圧検知スイッチを接
続し、かつ前記風圧検知スイッチを空調機器の吹出し口
に取付け、OA機器等が作動し吹出し口に風圧があると
きは前記ユニットの電源をオンにし、空調機器等が停止
し風圧がなくなると電源をオフにして、常にOA機器に
同期して作動させるようにしたことを特徴とする
(2)、(4)、(6)、(8)、(10)項のいずれ
かに記載の負イオン発生ユニットを添装したOA機器。
【0004】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は空調機器に添装する負イオ
ン発生ユニットの外観図である。図において、1は負イ
オン発生ユニット、2は高圧発生部、3は負イオン発生
部、4は正電極、5は負電極、6は接続コード、7は交
流ー直流変換器、8はACプラグである。図2は図1の
背面図である。図において、9は取付用粘着部、10は
保護カバーである。図3は空調機器の吹出し口に負イオ
ン発生ユニットを添装した外観図である。図において、
11はACテーブルタップ、12は空調機器、13は吸
気口、14は吹出し口、15は風向を示す矢印、16は
風向を示す矢印である。
【0005】次に、本発明の添装型の負イオン発生ユニ
ットの構造について説明する。図1に示すように、負イ
オン発生ユニット1は、高圧発生部2と、負イオン発生
部3及び保護カバー10によって構成され、高圧発生部
2は、接続コード6によって交流ー直流変換器7に接続
されている。また、負イオン発生ユニット1の筺体の背
面は、図2に示すように上部に取付け用粘着部を有し、
前記空調機器(12)の吹出口(14)に付着できるよ
うになっている。上記、高圧発生部2に接続される交流
ー直流変換器7は、筺体の内部に後述する電気回路ブロ
ック(図8の交流ー直流変換部21)が収納されてい
る。そして、筺体に配設されたACプラグ8によって商
用電源用テーブルタップ(11)に直接挿入できるよう
になっている。
【0006】図3は、負イオン発生ユニットを添装した
空調機器の事例である。負イオン発生ユニット1は図3
に示すように、空調機器12の吹出し口14の左上に、
前記取付用粘着部9によって付着されている。前記ユニ
ット1は、接続コード6は交流ー直流変換器7に接続さ
れており、また交流ー直流変換器7はACプラグ8によ
り、ACテーブルタップ11に接続される。
【0007】図4はセパレート型の添装用負イオン発生
ユニットである。図において、2は高圧発生部、3は負
イオン発生部、32は高耐圧線、35は筺体止め具であ
る。図5は、セパレート型の負イオン発生ユニットを添
装した空調機器の事例である。図5の(イ)図は空調機
器の吹出し口にセパレート型の負イオン発生ユニットを
添装した外観図であり、(ロ)図は(イ)図のA−A′
の断面図である。図において、37は吹出し口、40は
空調機器、41は吹出し口風向の矢印、42は負イオン
発生ユニットの放出風向の矢印、45は空調機器内のフ
ァン、46は吸気口である。以下、図に基づいてその構
造を説明する。図5の(イ)図に示すように、高圧発生
部2と、負イオン発生部3とをそれぞれ別個の筺体に収
納し、その間を高耐圧線32で接続して、負イオン発生
部3を空調機器40の吹出し口37に筺体止め具35に
よって付着し、高圧発生部2は空調機器40左側面に筺
体止め具35によって付着している。また、高圧発生器
2は接続コード6により交流ー直流変換7に接続され、
さらに、ACテーブルタップ(18)に接続されること
は、前事例と同様である。上記セパレート型の添装用負
イオン発生ユニットは、例えば暖房機の吹出し口のよう
に高温の空気を吹出している場合でも、負イオン発生部
3は正負の電極針(正電極4、負電極5)のみを筺体内
に配設しているので、不具合が生じない構造になってい
る。
【0008】図6は、ダクト型の添装用負イオン発生ユ
ニットである。図において、33はダクト、34はダク
ト側面穿孔部、36は負イオン発生器の止め具である。
図7は、空調機器の吹出し口にダクト型の添装用負イオ
ン発生ユニットを添装した事例である。図7の(イ)図
は、上記事例の斜視図で、構成を示し、(ロ)図は、
(イ)図のB−B′の断面図であり、負イオンの放出方
向を示している。以下、図に基づいてその構造を説明す
る。図6に示すように、負イオン発生部3と高圧発生部
2とを一体として収納する負イオン発生ユニット1の筺
体にダクト33を接続し、ダクトの先方部の側面を吹出
し口の方向に沿って穿孔部34のように穿孔する。ダク
ト中間の穿孔部34は吸気用である。なお、ダクト吹出
し口の背面は中空(図示せず)である。上記のダクトは
図7の(ロ)図に示すように、前記吹出口から吹出され
る矢印41方向の空気の流れは、ダクト33内部の空気
を前方に引出す作用があり、ダクト内に発生している負
イオンは、矢印42の方向に空調機器40からの前記吹
出し風向の矢印41の空気の流れに混入し、吹出され
る。また、図7の(イ)図に示すように、前記ダクト3
3の先端部分を、空調機器40の吹出し口37に設定
し、負イオン発生ユニット1は、空調機器40の吹出し
口37より離れた箇所の側面に止め具36によって付着
すると、例えば暖房器機の吹出し口のように、高温の空
気を吹出している場合でも、吹き出し口にはダクト33
の先端部だけが配設されているので不具合は生じない構
造になっている。
【0009】なお、以上に述べた各種の負イオン発生ユ
ニットを添装する方法として、前記の粘着方式や、止め
具(エル字型のもので上下左右の空いている所に付着。
あるいは、可撓性のある2本の紐の先端に、筺体に比し
て重量のある細長い平板状の器具をつけた吊り下げ具
を、負イオン発生ユニットに付着し、空調機器の風向板
の間に上記釣吊り下げ具を挿入してユニットを吊り下げ
る:図示せず)を用いて添装する等の諸方式がある。
【0010】図8は本発明の空調機器及びOA機器に添
装した負イオン発生ユニットの電気回路ブロック図であ
る。図9は空調機器の吹出し口に添装する風圧検知スイ
ッチの説明図である。図9の(イ)図は上記の立体斜視
外観図である。(ロ)図は(イ)図の側面図でリードス
イッチがオフの状態図で(ハ)図は(イ)図の側面図で
リードスイッチがオンの状態図である。図において、5
0はリードスイッチ、51は磁石板、52は風圧検知ス
イッチの筺体、53は筺体止め具、54は吹出し口の風
向矢印、56はリードスイッチ接続ケーブル、57は風
向板、58は風圧検知スイッチ、59はヒンジである。
以下図に基づいてその構造を説明する。図9の(イ)図
に示すように、リードスイッチ50は風圧検知スイッチ
の筺体52の前面板(透明板)の裏側に垂直に固定され
ており、リードスイッチ接続ケーブル56により交流ー
直流変換器7に接続(図示せず)されている。また、磁
石板51の上部は筺体52の上面板(透明板)にヒンジ
59で支承されており、筺体52は筺体止め具53によ
り空調機器の吹出し口の風向板57の上方に接着、固定
されている。図9の(ハ)図に示すように、風向板57
を通して吹出し口の矢印54の方向に空気が吹出される
と、風圧により前記磁石板51はヒンジ59を支点とし
てその下側が前方に動き、前記リードスイッチ50に近
接するため、磁石板51の磁界によりリードスイッチ5
0の接点はオンになる。そして、(ロ)図に示すよう
に、空調機器が停止し前記風圧が無くなると、磁石板5
1は、自重によりヒンジ59を支点として下側先端が下
垂した元の位置に戻り、リードスイッチ50から離れる
ため、リードスイッチ50の接点はオフになる。図10
は、空調機器12の吹出し口に風圧検知スイッチ58を
付着した場合で、図に示すように風圧検知スイッチ58
は、負イオン発生器1に隣接して付着されている。図1
1は風圧検知スイッチ58を使用した場合の前記負イオ
ン発生ユニットの電気回路ブロック図である。
【0011】図12は、空調機器の吹出し口に添装用負
イオン発生ユニットを付着し、その電源を電池から直接
供給した場合の外観図である。図において、60は空調
機器、61は直流電源、62は電池、63は吹出し口、
64は風向板、65は吹出し風向の矢印である。以下図
に基づいて構造を説明する。空調機器60の吹出し口6
2の上部に前記添装用負イオン発生ユニット1を付着
し、電源は接続コード6により電池62に接続されてい
る。なお、上記電池62は空調機器に使用されている既
存のものでもよい。図13は、図12の直流電源を使用
した場合の前記ユニットの電気回路ブロック図である。
【0012】次に本発明の添装型負イオン発生ユニット
の作用を説明する。 、先ず、負イオン発生に至る流れを電気回路ブロック
図8によって説明する。図8の交流ー直流変換部は21
は商用電源入力端と降圧トランスと整流器からなり、そ
の直流出力は高圧発生部22の発振回路23に電源とし
て供給され、高い周波数に変換された発振回路23の出
力は、次段の例えば昇圧トランスと倍圧整流を用いた昇
圧回路24に供給され、その直流高圧出力は負イオン発
生部30の正負の各電極に供給される。 、負イオン発生の作用 周知のように、一定間隔で相対する正負の電極に調整さ
れた高圧を印可し、電極間に無声放電を行わせると、周
囲の空中に負極性の電子を放出し負イオンが発生する。
電極の形は針状のものを負極に用いることが多いが特に
形状は問わない。前述したように本発明の付加型負イオ
ン発生ユニットは、各種の空調機器例えば、空調機器1
2、40、60等に添装できる構造になっている。
【0013】次に、図3によって負イオン発生ユニット
を添装した空調機器の作用を説明する。図3は、吸気口
13より吸気矢印15のように吸込んだ空気は空調機器
12内を通過して吹出し口14より吹出し、矢印16の
方向に流れる空気とともに、負イオン発生ユニット1に
よって発生した負イオンを、空中に放出する状態を示し
ている。
【0014】次に、図5によって、セパレート型の負イ
オン発生ユニットを添装した空調機器40の作用を説明
する。図において、吸気口46より吸込まれた空気は空
調機器40の内部を通過し、ファン45により矢印41
の方向に吹出されるが、その際に負イオン発生器3で発
生した負イオンを混入させ、矢印42の方向に同時に吹
出し、空中に放出する。前述したように、吹出し口37
から高温の空気が吹出す場合でも、吹出し口に付着され
ている負イオン発生部3には、電極針のみが配設されて
いるので影響はなく、また、半導体回路を含む高圧発生
部2は空調機器40の側面に付着されており、高温の空
気に触れることはないので不具合は生じない。
【0015】図7によって、ダクト型の負イオン発生ユ
ニットを添装した空調機器40の作用を説明する。図に
おいて、吸気口46より吸込まれた空気は空調機器40
の内部を通過し、ファン45により吹出し矢印41の方
向に吹出されるが、その空気の流れにより負イオンが発
生しているダクト内の空気を(ロ)図に示したように前
方に引き出し、負イオン吹出し矢印42の方向に、前記
吹出し矢印41の方向の空気と混合させて同時に吹出
し、空中に放出する。また、前述したように、吹出し口
37より高温の空気が吹出す場合でも、吹出し口にはダ
クト33の先端のみが配設されているので影響はなく、
また、前記半導体回路を含む高圧発生部2及び負イオン
発生部3を一体とした負イオン発生器1は、空調機器4
0の側面に付着されているため、高温の空気に触れるこ
とはないので不具合は生じない。
【0016】図10は、空調機器の吹出し口に風圧検知
スイッチを添装した場合で、その作用を説明する。前述
したように、風圧検知スイッチ58は、吹出し口からの
風圧の有無によってオン、オフする。図において、空調
機器の作動時には、吸気矢印15のように吸込まれた空
気は機器を通過して吹出し矢印16の方向に吹出され、
また、停止時には空気の流れはない(図示せず)。この
作用は、風圧の有無に置き換えることがでので、図9に
示す風圧検知スイッチ58のリードスイッチ50のオ
ン、オフ、すなわち、負イオンの発生及び停止を、空調
機器の作動、停止に同期させることができる。図11は
上記図10における電気回路ブロック図であり、前記リ
ードスイッチ50の接点は、リードスイッチ接続ケーブ
ル56により図のように交流ー直流変換部21の交流電
源入力端に風圧検出スイッチ58として接続されてい
る。
【0017】図12は、負イオン発生ユニット1を添装
した空調機器において、その電源を電池から直接供給し
た場合である。以下にその作用を説明する。図におい
て、空調機器60の吹出し口63から吹出される空気
は、負イオン発生ユニット1の負イオン発生部を通過し
て、吹出し方向矢印65のように発生している負イオン
とともに空中に放出される。負イオン発生ユニット1の
直流電源61は、接続コード6により電池62に接続さ
れ直接供給される。また、直流電源61は、空調機器で
使用している既存の電池出力端から取り出してもよい。
図13は、図12に示す直流電源を使用した場合の本発
明前記ユニットの電気回路ブロック図で、電池を使用し
た場合を示す。
【0018】上記における空調機器は、家庭用並びに業
務用冷房機、暖房機、空気清浄機等であってよく、また
OA機器は電子計算機等の情報処理機、ディスプレイ装
置・ワープロ、フアックス、コピー機等の事務機、放送
用テレビ等であってよい。
【0019】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明の負イオン
発生ユニットを添装した空調機器やOA機器は次ような
優れた効果を発揮する。 、別途に負イオンの送出装置を設けることなしに、有
益な生理学的効果をもたらす負イオンを空中に拡散放出
することができる。 、負イオン発生ユニット添装した家庭用及び業務用の
各種の空調機器又は各種のOA機器を簡単に製作するこ
とができる。 、電池等の直流電源を使用している自動車、船舶、航
空機等に、負イオン発生ユニットを添装した空調機器ま
たはOA機器を、簡単に取付け搭載することができる。 、風圧検知スイッチを設けたものにあっては、負イオ
ンの発生と停止を、添装した空調機器やOA機器の作動
と停止に同期して行うことができるので効率良く使用で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の負イオン発生ユニットの外観
図。
【図2】図1の負イオン発生ユニットの背面図。
【図3】負イオン発生ユニットを添装した空調機器の外
観図。
【図4】セパレート型の負イオン発生ユニット外観図。
【図5】セパレート型の負イオン発生ユニットを添装し
た空調機器の外観図。
【図6】ダクト型の負イオン発生ユニット外観図。
【図7】ダクト型の負イオン発生ユニットを添装した空
調機器の外観図。
【図8】負イオン発生ユニットの電気回路ブロック図。
【図9】風圧検知スイッチの説明図。
【図10】空調機器に風圧検知スイッチを付加した外観
図。
【図11】空調機器に風圧検知スイッチを付加した場合
の負イオン発生ユニットの電気回路ブロック図。
【図12】空調機器に添装した負イオンユニットの電源
を電池から直接供給した場合の外観図。
【図13】空調機器に添装した負イオン発生ユニットの
電源を電池から直接供給した場合の電気回路ブロック
図。
【符号の説明】
1:負イオン発生ユニット 2:高圧発生
部 3:負イオン発生部 4:正電極 5:負電極 6:接続コー
ド 7:交流ー直流変換器 8:ACプラ
グ 9:取付け用粘着部 10:保護カバ
ー 11:ACコンセント 12:空調機
器 13:吸気口 14:吹出し
口 15:風向を示す矢印 16:風向を
示す矢印 21:交流ー直流変換部 22:高圧発
生部 23:発振回路 24:昇圧回
路 30:負イオン発生部 32:高耐圧
線 33:ダクト 34:穿孔部 35:止め具 36:止め具 37:吹出し口 40:空調機
器 41:風向を示す矢印 42:風向を
示す矢印 45:ファン 46:吸気口 50:リードスイッチ 51:磁石板 52:筺体 53:筺体止
め具 54:風向を示す矢印 56:リード
スイッチ接続ケーブル 57:風向板 58:風圧検
知スイッチ 60:空調機器 61:直流電
源 62:電池 63:吹出し
口 64:風向板 65:風向を
示す矢印
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年3月11日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 負イオン発生ユニットを添装した空調
機器及びOA機器
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は空調機器又はOA機
器に係わり、特に負イオン発生ユニットを添装した空調
機器、OA機器等に関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決するための手段】従来、単体
として負イオン発生器があるが、負イオンを空中に放出
することのできる簡便な負イオン発生ユニッを添装した
空調機器やOA機器は提供されていなかった。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明者は、種々検討の
結果、下記の構成により上記課題を解決した。 (1)正負の電極に高電圧を印加して電極間問に無声放
電を行い負イオンを発生させる負イオン発生ユニット
を、空調機器の吹出し口に着脱自在に設けてなることを
特徴とする負イオン発生ユニット添装した空調機器。 (2)正負の電極に高電圧を印加して電極間に無声放電
を行い負イオンを発生させる負イオン発生ユニットを、
OA機器の吹出し口に着脱自在に設けてなることを特徴
とする負イオン発生ユニット添装したOA機器。 (3)負イオン発生部と高圧発生部を離隔して設け、そ
の間を高耐圧線で接続し、かつ負イオン発生部を空調機
器の吹出し口に着脱自在に配設し、また高圧発生部を前
記空調機器の吹出し口より離れた箇所に配設してなるこ
とを特徴とする負イオン発生ユニットを添装した空調機
器。 (4)負イオン発生部と高圧発生部を離隔して設け、そ
の間を高耐圧線で接続し、かつ負イオン発生部をOA機
器の吹出し口に着脱自在に配設し、また高圧発生部を前
記OA機器の吹出し口より離れた箇所に配設してなるこ
とを特徴とする負イオン発生ユニットを添装したOA機
器。 (5)負イオン発生ユニットを収納する筐体にダクトを
接続し、ダクトの先方部を空調機器の吹出し口に設け、
かつ負イオンを、前記吹出し口の空気に混入させること
ができる構造とし、また負イオン発生ユニットを前記空
調機器の吹出口より離れた箇所に配設してなることを特
徴とする負イオン発生ユニットを添装した空調機器。 (6)負イオン発生ユニットを収納する筺体にダクトを
接続し、ダクトの先方部をOA機器の吹出し口に設け、
かつ負イオンを、前記吹出し口の空気に混入させること
ができる構造とし、また負イオン発生ユニットを前記O
A機器の吹出口より離れた箇所に配設してなることを特
徴とする負イオン発生ユニットを添装したOA機器。 (7)負イオン発生ユニットに接続される電源供給コー
ドの先端部に商用交流電源を直流に変換する変換器を有
し、該変換器のプラグは直接商用交流電源のコンセント
に挿入できることを特徴とする(1)、(3)、(5)
項いずれかに記載の負イオン発生ユニットを添装した空
調機器。 (8)負イオン発生ユニットに接続される電源供給コー
ドの先端部に商用交流電源を直流に変換する変換器を有
し、該変換器のプラグは直接商用交流電源のコンセント
に挿入できることを特徴とする(2)、(2)、
(4)、(6)項のいずれかに記載の負イオン発生ユニ
ットを添装したOA機器。 (9)負イオン発生ユニットに接続される電源が、直流
電源であることを特徴とする(1)、(3)、(5)、
(7)項のいずれかに記載の負イオン発生ユニットを添
装した空調機器。 (10)負イオン発生ユニットに接続される電源が、直
流電源であることを特徴とする(2)、(4)、
(6)、(8)項のいずれかに記載の負イオン発生ユニ
ットを添装したOA機器。 (11)負イオン発生ユニットに風圧検知スイッチを接
続し、かつ前記風圧検知スイッチを空調機器の吹出し口
に取付け、空調機器等が作動し吹出し口に風圧があると
きは前記ユニットの電源をオンにし、空調機器等が停止
し風圧がなくなると電源をオフにして、常に空調機器に
同期して作動させるようにしたことを特徴とする
(1)、(3)、(5)、(7)、(9)項のいずれか
に記載の負イオン発生ユニットを添装した空調機器。 (12)負イオン発生ユニットに風圧検知スイッチを接
続し、かつ前記風圧検知スイッチを空調機器の吹出し口
に取付け、OA機器等が作動し吹出し口に風圧があると
きは前記ユニットの電源をオンにし、空調機器等が停止
し風圧がなくなると電源をオフにして、常にOA機器に
同期して作動させるようにしたことを特徴とする
(2)、(4)、(6)、(8)、(10)項のいずれ
かに記載の負イオン発生ユニットを添装したOA機器。
【0004】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は空調機器に添装する負イオ
ン発生ユニットの外観図である。図において、1は負イ
オン発生ユニット、2は高圧発生部、3は負イオン発生
部、4は正電極、5は負電極、6は接続コード、7は交
流−直流変換器、8はACプラグである。図2は図1の
背面図である。図において、9は取付用粘着部、10は
保護カバーである。図3は空調機器の吹出し口に負イオ
ン発生ユニットを添装した外観図である。図において、
11はACテーブルタップ、12は空調機器、13は吸
気口、14は吹出し口、15は風向を示す矢印、16は
風向を示す矢印である。
【0005】次に、本発明の添装型の負イオン発生ユニ
ットの構造について説明する。図1に示すように、負イ
オン発生ユニット1は、高圧発生部2と、負イオン発生
部3及び保護カバー10によって構成され、高圧発生部
2は、接続コード6によって交流−直流変換器7に接続
されている。また、負イオン発生ユニット1の筺体の背
面は、図2に示すように上部に取付け用粘着部を有し、
前記空調機器(12)の吹出口(14)に付着できるよ
うになっている。上記、高圧発生部2に接続される交流
−直流変換器7は、筺体の内部に後述する電気回路ブロ
ック(図8の交流−直流変換部21)が収納されてい
る。そして、筺体に配設されたACプラグ8によって商
用電源用テーブルタップ(11)に直接挿入できるよう
になっている。
【0006】図3は、負イオン発生ユニットを添装した
空調機器の事例である。負イオン発生ユニット1は図3
に示すように、空調機器12の吹出し口14の左上に、
前記取付用粘着部9によって付着されている。前記ユニ
ット1は、接続コード6は交流−直流変換器7に接続さ
れており、また交流一直流変換器7はACプラグ8によ
り、ACテーブルタップ11に接続される。
【0007】図4はセパレート型の添装用負イオン発生
ユニットである。図において、2は高圧発生部、3は負
イオン発生部、32は高耐圧線、35は筺体止め具であ
る。図5は、セパレート型の負イオン発生ユニットを添
装した空調機器の事例である。図5の(イ)図は空調機
器の吹出し口にセパレート型の負イオン発生ユニットを
添装した外観図であり、(ロ)図は(イ)図のA−A′
の断面図である。図において、37は吹出し口、40は
空調機器、41は吹出し口の風向を示す矢印、42は負
イオン発生ユニットの負イオン放出の風向を示す矢印、
45は空調機器内のファン、46は吸気口である。以
下、図に基づいてその構造を説明する。図5の(イ)図
に示すように、高圧発生部2と、負イオン発生部3とを
それぞれ別個の筺体に収納し、その間を高耐圧線32で
接続して、負イオン発生部3を空調機器40の吹出し口
37に筺体止め具35によって付着し、高圧発生部2は
空調機器40左側面に筺体止め具35によって付着して
いる。また、高圧発生器2は接続コード6により交流一
直流変換7に接続され、さらに、ACテーブルタップ
(18)に接続されることは、前事例と同様である。上
記セパレート型の添装用負イオン発生ユニットは、例え
ば暖房機の吹出し口のように高温の空気を吹出している
場合でも、負イオン発生部3は正負の電極針(正電極
4、負電極5)のみを筺体内に配設しているので、不具
合が生じない構造になっている。
【0008】図6は、ダクト型の添装用負イオン発生ユ
ニットである。図において、33はダクト、34はダク
ト側面穿孔部、36は負イオン発生器の止め具である。
図7は、空調機器の吹出し口にダクト型の添装用負イオ
ン発生ユニットを添装した事例である。図7の(イ)図
は、上記事例の斜視図で、構成を示し、(ロ)図は、
(イ)図のB−B′の断面図であり、負イオンの放出方
向を示している。以下、図に基づいてその構造を説明す
る。図6に示すように、負イオン発生部3と高圧発生部
2とを一体として収納する負イオン発生ユニット1の筺
体にダクト33を接続し、ダクトの先方部の側面を吹出
し口の方向に沿って穿孔部34のように穿孔する。ダク
ト中間の穿孔部34は吸気用である。なお、ダクト吹出
し口の背面は中空(図示せず)である。上記のダクトは
図7の(ロ)図に示すように、前記吹出口から吹出され
る風向を示す矢印41方向の空気の流れは、ダクト33
内部の空気を前方に引出す作用があり、ダクト内に発生
している負イオンは、風向を示す矢印42の方向に空調
機器40からの前記吹出し風向を示す矢印41の空気の
流れに混入し、吹出される。また、図7の(イ)図に示
すように、前記ダクト33の先端部分を、空調機器40
の吹出し口37に設定し、負イオン発生ユニット1は、
空調機器40の吹出し口37より離れた箇所の側面に止
め具36によって付着すると、例えば暖房器機の吹出し
口のように、高温の空気を吹出している場合でも、吹き
出し口にはダクト33の先端部だけが配設されているの
で不具合は生じない構造になっている。
【0009】なお、以上に述べた各種の負イオン発生ユ
ニットを添装する方法として、前記の粘着方式や、止め
具(エル字型のもので上下左右の空いている所に付着。
あるいは、可撓性のある2本の紐の先端に、筺体に比し
て重量のある細長い平板状の器具をつけた吊り下げ具
を、負イオン発生ユニットに付着し、空調機器の風向板
の間に上記釣吊り下げ具を挿入してユニットを吊り下げ
る:図示せず)を用いて添装する等の諸方式がある。
【0010】図8は本発明の空調機器及びOA機器に添
装した負イオン発生ユニットの電気回路ブロック図であ
る。図9は空調機器の吹出し口に添装する風圧検知スイ
ッチの説明図である。図9の(イ)図は上記の立体斜視
外観図である。(ロ)図は(イ)図の側面図でリードス
イッチがオフの状態図で(ハ)図は(イ)図の側面図で
リードスイッチがオンの状態図である。図において、5
0はリードスイッチ、51は磁石板、52は風圧検知ス
イッチの筺体、53は筺体止め具、54は吹出し口の風
向を示す矢印、56はリードスイッチ接続ケーブル、5
7は風向板、58は風圧検知スイッチ、59はヒンジで
ある。以下図に基づいてその構造を説明する。図9の
(イ)図に示すように、リードスイッチ50は風圧検知
スイッチの筺体52の前面板(透明板)の裏側に垂直に
固定されており、リードスイッチ接続ケーブル56によ
り交流−直流変換器7に接続(図示せず)されている。
また、磁石板51の上部は筺体52の上面板(透明板)
にヒンジ59で支承されており、筺体52は筺体止め具
53により空調機器の吹出し口の風向板57の上方に接
着、固定されている。図9の(ハ)図に示すように、風
向板57を通して吹出し口の風向を示す矢印54の方向
に空気が吹出されると、風圧により前記磁石板51はヒ
ンジ59を支点としてその下側が前方に動き、前記リー
ドスイッチ50に近接するため、磁石板51の磁界によ
りリードスイッチ50の接点はオンになる。そして、
(ロ)図に示すように、空調機器が停止し前記風圧が無
くなると、磁石板51は、自重によりヒンジ59を支点
として下側先端が下垂した元の位置に戻り、リードスイ
ッチ50から離れるため、リードスイッチ50の接点は
オフになる。図10は、空調機器12の吹出し口に風圧
検知スイッチ58を付着した場合で、図に示すように風
圧検知スイッチ58は、負イオン発生器1に隣接して付
着されている。図11は風圧検知スイッチ58を使用し
た場合の前記負イオン発生ユニットの電気回路ブロック
図である。
【0011】図12は、空調機器の吹出し口に添装用負
イオン発生ユニットを付着し、その電源を電池から直接
供給した場合の外観図である。図において、60は空調
機器、61は直流電源、62は電池、63は吹出し口、
64は風向板、65は吹出し風向を示す矢印である。以
下図に基づいて構造を説明する。空調機器60の吹出し
口62の上部に前記添装用負イオン発生ユニット1を付
着し、電源は接続コード6により電池62に接続されて
いる。なお、上記電地62は空調機器に使用されている
既存のものでもよい。図13は、図12の直流電源を使
用した場合の前記ユニットの電気回路ブロック図であ
る。
【0012】次に本発明の添装型負イオン発生ユニット
の作用を説明する。 、先ず、負イオン発生に至る流れを電気回路ブロック
図8によって説明する。図8の交流−直流変換部は21
は商用電源入力端と降圧トランスと整流器からなり、そ
の直流出力は高圧発生部22の発振回路23に電源とし
て供給され、高い周波数に変換された発振回路23の出
力は、次段の例えば昇圧トランスと倍圧整流を用いた昇
圧回路24に供給され、その直流高圧出力は負イオン発
生部30の正負の各電極に供給される。 、負イオン発生の作用 周知のように、一定間隔で相対する正負の電極に調整さ
れた高圧を印可し、電極間に無声放電を行わせると、周
囲の空中に負極性の電子を放出し負イオンが発生する。
電極の形は針状のものを負極に用いることが多いが特に
形状は問わない。前述したように本発明の付加型負イオ
ン発生ユニットは、各種の空調機器例えば、空調機器1
2、40、60等に添装できる構造になっている。
【0013】次に、図3によって負イオン発生ユニット
を添装した空調機器の作用を説明する。図3は、吸気口
13より吸気の風向を示す矢印15のように吸込んだ空
気は空調機器12内を通過して吹出し口14より吹出
し、風向を示す矢印16の方向に流れる空気とともに、
負イオン発生ユニット1によって発生した負イオンを、
空中に放出する状態を示している。
【0014】次に、図5によって、セパレート型の負イ
オン発生ユニットを添装した空調機器40の作用を説明
する。図において、吸気口46より吸込まれた空気は空
調機器40の内部を通過し、ファン45により風向を示
す矢印41の方向に吹出されるが、その際に負イオン発
生器3で発生した負イオンを混入させ、風向を示す矢印
42の方向に同時に吹出し、空中に放出する。 前述し
たように、吹出し口37から高温の空気が吹出す場合で
も、吹出し口に付着されている負イオン発生部3には、
電極針のみが配設されているので影響はなく、また、半
導体回路を含む高圧発生部2は空調機器40の側面に付
着されており、高温の空気に触れることはないので不具
合は生じない。
【0015】図7によって、ダクト型の負イオン発生ユ
ニットを添装した空調機器40の作用を説明する。図に
おいて、吸気口46より吸込まれた空気は空調機器40
の内部を通過し、ファン45により吹出し風向を示す矢
印41の方向に吹出されるが、その空気の流れにより負
イオンが発生しているダクト内の空気を(ロ)図に示し
たように前方に引き出し、負イオン吹出し風向を示す矢
印42の方向に、前記吹出し風向を示す矢印41の方向
の空気と混合させて同時に吹出し、空中に放出する。ま
た、前述したように、吹出し口37より高温の空気が吹
出す場合でも、吹出し口にはダクト33の先端のみが配
設されているので影響はなく、また、前記半導体回路を
含む高圧発生部2及び負イオン発生部3を一体とした負
イオン発生器1は、空調機器40の側面に付着されてい
るため、高温の空気に触れることはないので不具合は生
じない。
【0016】図10は、空調機器の吹出し口に風圧検知
スイッチを添装した場合で、その作用を説明する。前述
したように、風圧検知スイッチ58は、吹出し口からの
風圧の有無によってオン、オフする。図において、空調
機器の作動時には、吸気の風向を示す矢印15のように
吸込まれた空気は機器を通過して吹出し風向を示す矢印
16の方向に吹出され、また、停止時には空気の流れは
ない(図示せず)。この作用は、風圧の有無に置き換え
ることがでので、図9に示す風圧検知スイッチ58のリ
ードスイッチ50のオン、オフ、すなわち、負イオンの
発生及び停止を、空調機器の作動、停止に同期させるこ
とができる。図11は上記図10における電気回路ブロ
ック図であり、前記リードスイッチ50の接点は、リー
ドスイッチ接続ケーブル56により図のように交流−直
流変換部21の交流電源入力端に風圧検出スイッチ58
として接続されている。
【0017】図12は、負イオン発生ユニット1を添装
した空調機器において、その電源を電池から直接供給し
た場合である。以下にその作用を説明する。図におい
て、空調機器60の吹出し口63から吹出される空気
は、負イオン発生ユニット1の負イオン発生部を通過し
て、吹出し風向を示す矢印65のように発生している負
イオンとともに空中に放出される。負イオン発生ユニッ
ト1の直流電源61は、接続コード6により電池62に
接続され直接供給される。また、直流電源61は、空調
機器で使用している既存の電池出力端から取り出しても
よい。図13は、図12に示す直流電源を使用した場合
の本発明前記ユニットの電気回路ブロック図で、電池を
使用した場合を示す。
【0018】上記における空調機器は、家庭用並びに業
務用冷房機、暖房機、空気清浄機等であってよく、また
OA機器は電子計算機等の情報処理機、ディスプレイ装
置・ワープロ、フアックス、コピー機等の事務機、放送
用テレビ等であってよい。
【0019】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明の負イオン
発生ユニットを添装した空調機器やOA機器は次ような
優れた効果を発揮する。 、別途に負イオンの送出装置を設けることなしに、有
益な生理学的効果をもたらす負イオンを空中に拡散放出
することができる。 、負イオン発生ユニット添装した家庭用及び業務用の
各種の空調機器又は各種のOA機器を簡単に製作するこ
とができる。 、電池等の直流電源を使用している自動車、船舶、航
空機等に、負イオン発生ユニットを添装した空調機器ま
たはOA機器を、簡単に取付け搭載することができる。 、風圧検知スイッチを設けたものにあっては、負イオ
ンの発生と停止を、添装した空調機器やOA機器の作動
と停止に同期して行うことができるので効率良く使用で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の負イオン発生ユニットの外観
図。
【図2】図1の負イオン発生ユニットの背面図。
【図3】負イオン発生ユニットを添装した空調機器の外
観図。
【図4】セパレート型の負イオン発生ユニット外観図。
【図5】セパレート型の負イオン発生ユニットを添装し
た空調機器の外観図。
【図6】ダクト型の負イオン発生ユニット外観図。
【図7】ダクト型の負イオン発生ユニットを添装した空
調機器の外観図。
【図8】負イオン発生ユニットの電気回路ブロック図。
【図9】風圧検知スイッチの説明図。
【図10】空調機器に風圧検知スイッチを付加した外観
図。
【図11】空調機器に風圧検知スイッチを付加した場合
の負イオン発生ユニットの電気回路ブロック図。
【図12】空調機器に添装した負イオンユニットの電源
を電池から直接供給した場合の外観図。
【図13】空調機器に添装した負イオン発生ユニットの
電源を電池から直接供給した場合の電気回路ブロック
図。
【符号の説明】 1:負イオン発生ユニット 2:高圧発生
部 3:負イオン発生部 4:正電極 5:負電極 6:接続コー
ド 7:交流−直流変換器 8:ACプラ
グ 9:取付け用粘着部 10:保護カバ
ー 11:ACコンセント 12:空調機
器 13:吸気口 14:吹出し
口 15:風向を示す矢印 16:風向を
示す矢印 21:交流−直流変換部 22:高圧発
生部 23:発振回路 24:昇圧回
路 30:負イオン発生部 32:高耐圧
線 33:ダクト 34:穿孔部 35:止め具 36:止め具 37:吹出し口 40:空調機
器 41:風向を示す矢印 42:風向を
示す矢印 45:ファン 46:吸気口 50:リードスイッチ 51:磁石板 52:筺体 53:筺体止
め具 54:風向を示す矢印 56:リード
スイッチ接続ケーブル 57:風向板 58:風圧検
知スイッチ 60:空調機器 61:直流電
源 62:電池 63:吹出し
口 64:風向板 65:風向を
示す矢印

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】正負の電極に高電圧を印加して電極間に無
    声放電を行い負イオンを発生させる負イオン発生ユニッ
    トを、空調機器の吹出し口に着脱自在に設けてなること
    を特徴とする負イオン発生ユニット添装した空調機器。
  2. 【請求項2】正負の電極に高電圧を印加して電極間に無
    声放電を行い負イオンを発生させる負イオン発生ユニッ
    トを、OA機器の吹出し口に着脱自在に設けてなること
    を特徴とする負イオン発生ユニット添装したOA機器。
  3. 【請求項3】負イオン発生部と高圧発生部を離隔して設
    け、その間を高耐圧線で接続し、かつ負イオン発生部を
    空調機器の吹出し口に着脱自在に配設し、また高圧発生
    部を前記空調機器の吹出し口より離れた箇所に配設して
    なることを特徴とする負イオン発生ユニットを添装した
    空調機器。
  4. 【請求項4】負イオン発生部と高圧発生部を離隔して設
    け、その間を高耐圧線で接続し、かつ負イオン発生部を
    OA機器の吹出し口に着脱自在に配設し、また高圧発生
    部を前記OA機器の吹出し口より離れた箇所に配設して
    なることを特徴とする負イオン発生ユニットを添装した
    OA機器。
  5. 【請求項5】負イオン発生ユニットを収納する筺体にダ
    クトを接続し、ダクトの先方部を空調機器の吹出し口に
    設け、かつ負イオン発生ユニットを、前記吹出し口の空
    気に混入させることができる構造とし、また負イオン発
    生ユニットを前記空調機器の吹出口より離れた箇所に配
    設してなることを特徴とする負イオン発生ユニットを添
    装した空調機器。
  6. 【請求項6】負イオン発生ユニットを収納する筺体にダ
    クトを接続し、ダクトの先方部をOA機器の吹出し口に
    設け、かつ負イオン発生ユニットを、前記吹出し口の空
    気に混入させることができる構造とし、また負イオン発
    生ユニットを前記OA機器の吹出口より離れた箇所に配
    設してなることを特徴とする負イオン発生ユニットを添
    装したOA機器。
  7. 【請求項7】負イオン発生ユニットに接続される電源供
    給コードの先端部に商用交流電源を直流に変換する変換
    器を有し、該変換器のプラグは直接商用交流電源のコン
    セントに挿入できることを特徴とする請求項1、3、5
    のいずれかに記載の負イオン発生ユニットを添装した空
    調機器。
  8. 【請求項8】負イオン発生ユニットに接続される電源供
    給コードの先端部に商用交流電源を直流に変換する変換
    器を有し、該変換器のプラグは直接商用交流電源のコン
    セントに挿入できることを特徴とする請求項2、4、6
    のいずれかに記載の負イオン発生ユニットを添装したO
    A機器。
  9. 【請求項9】負イオン発生ユニットに接続される電源
    が、直流電源であることを特徴とする請求項1、3、
    5、7のいずれかに記載の負イオン発生ユニットを添装
    した空調機器。
  10. 【請求項10】負イオン発生ユニットに接続される電源
    が、直流電源であることを特徴とする請求項2、4、
    6、8のいずれかに記載の負イオン発生ユニットを添装
    したOA機器。
  11. 【請求項11】負イオン発生ユニットに風圧検知スイッ
    チを接続し、かつ前記風圧検知スイッチを空調機器の吹
    出し口に取付け、空調機器等が作動し吹出し口に風圧が
    あるときは前記ユニットの電源をオンにし、空調機器等
    が停止し風圧がなくなると電源をオフにして、常に空調
    機器に同期して作動させるようにしたことを特徴とする
    請求項1、3、5、7、9のいずれかに記載の負イオン
    発生ユニットを添装した空調機器。
  12. 【請求項12】負イオン発生ユニットに風圧検知スイッ
    チを接続し、かつ前記風圧検知スイッチを空調機器の吹
    出し口に取付け、OA機器等が作動し吹出し口に風圧が
    あるときは前記ユニットの電源をオンにし、空調機器等
    が停止し風圧がなくなると電源をオフにして、常にOA
    機器に同期して作動させるようにしたことを特徴とする
    請求項2、4、6、8、10のいずれかに記載の負イオ
    ン発生ユニットを添装したOA機器。
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