JPH09245570A - スライドスイッチ - Google Patents
スライドスイッチInfo
- Publication number
- JPH09245570A JPH09245570A JP8079474A JP7947496A JPH09245570A JP H09245570 A JPH09245570 A JP H09245570A JP 8079474 A JP8079474 A JP 8079474A JP 7947496 A JP7947496 A JP 7947496A JP H09245570 A JPH09245570 A JP H09245570A
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- JP
- Japan
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- slider
- contact piece
- slide switch
- hole
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 スライドスイッチのスライダに明けた孔に備
えたコイルばねを挟んで、その両側にそれぞれクリック
突子と可動接片とを直列配置して組立てることで、只1
個のコイルばねをクリック用と可動接片の固定接片に対
する弾接用とに兼用し、切換え節度感を有し、ばねに
「ヘタリ」を生じない平面的に小型のスライドスイッチ
を作業性よく安価に提供することに有る。 【構成】 スライダに可動接片とクリック突子とを備え
たスライドスイッチを構成するに当り、枠状の絶縁基体
1の凹所2内にその長孔2aからつまみ3aを外部に向
けて移動可能に配設したスライダ3にそのスライド方向
にほぼ直交する孔4を形成し、この孔4内に挿入したコ
イルばね5を挟み突出傾向に直列配置したクリック突子
6と可動接片7のうち、可動接片7を前記凹所2内に設
けた複数の固定接片9に弾接させて前記スライダ3を前
記凹所2内に配設し、かつ、この凹所2の開口縁に被せ
る蓋板10に突片10Aを突設し、そのクリック用凹部
8を前記クリック突子6に弾接させて蓋板10を前記開
口縁に被せた。
えたコイルばねを挟んで、その両側にそれぞれクリック
突子と可動接片とを直列配置して組立てることで、只1
個のコイルばねをクリック用と可動接片の固定接片に対
する弾接用とに兼用し、切換え節度感を有し、ばねに
「ヘタリ」を生じない平面的に小型のスライドスイッチ
を作業性よく安価に提供することに有る。 【構成】 スライダに可動接片とクリック突子とを備え
たスライドスイッチを構成するに当り、枠状の絶縁基体
1の凹所2内にその長孔2aからつまみ3aを外部に向
けて移動可能に配設したスライダ3にそのスライド方向
にほぼ直交する孔4を形成し、この孔4内に挿入したコ
イルばね5を挟み突出傾向に直列配置したクリック突子
6と可動接片7のうち、可動接片7を前記凹所2内に設
けた複数の固定接片9に弾接させて前記スライダ3を前
記凹所2内に配設し、かつ、この凹所2の開口縁に被せ
る蓋板10に突片10Aを突設し、そのクリック用凹部
8を前記クリック突子6に弾接させて蓋板10を前記開
口縁に被せた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車内灯などの点
滅や切換え用スイッチとして用いて好適なスライドスイ
ッチに関する。
滅や切換え用スイッチとして用いて好適なスライドスイ
ッチに関する。
【0002】
【従来の技術】この種のスライドスイッチとしては、従
来、例えば本出願人が先に提案した実開平3−8833
号公報記載のものが有る。この従来の技術は、摺動体に
可動接片を備えたスライドスイッチにおいて、断面ほぼ
逆U字形に成形した絶縁基体と、この絶縁基体の凹所に
連接した長孔と、この長孔から外部にツマミを突出させ
て前記絶縁基体の凹所内に移動可能に備えた絶縁性の摺
動体と、この摺動体の下部に削設した対をなす孔に連通
した係止孔(凹所)と、この係止孔(凹所)に前記孔を
経て挿入係止された係止部を有する断面ほぼU形の可動
接片と、この可動接片の上面と前記摺動体との間に介在
させた弾撥バネと、前記可動接片に跨がって摺接する複
数の固定接片を前記絶縁基体の下部に配設するための絶
縁板とをそれぞれ具備してなるスライドスイッチであ
る。
来、例えば本出願人が先に提案した実開平3−8833
号公報記載のものが有る。この従来の技術は、摺動体に
可動接片を備えたスライドスイッチにおいて、断面ほぼ
逆U字形に成形した絶縁基体と、この絶縁基体の凹所に
連接した長孔と、この長孔から外部にツマミを突出させ
て前記絶縁基体の凹所内に移動可能に備えた絶縁性の摺
動体と、この摺動体の下部に削設した対をなす孔に連通
した係止孔(凹所)と、この係止孔(凹所)に前記孔を
経て挿入係止された係止部を有する断面ほぼU形の可動
接片と、この可動接片の上面と前記摺動体との間に介在
させた弾撥バネと、前記可動接片に跨がって摺接する複
数の固定接片を前記絶縁基体の下部に配設するための絶
縁板とをそれぞれ具備してなるスライドスイッチであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この従来例
を初めとして、実公昭57−10032号公報や実公昭
55−55469号公報等記載の従来のスライドスイッ
チは、可動接片を固定接片に摺動弾接させるためのスプ
リングと、スイッチ操作のクリックアクションつまり切
換え節度感を手指に付与するクリック用スプリングと
が、それぞれ個別に1個ずつ計2個のコイルスプリング
や板ばね接片を必要としていたので、部品管理や組立性
の面で切換節度感がない単一スプリングのものよりも著
しく不利で、コストアップにつながるという問題点が有
った。
を初めとして、実公昭57−10032号公報や実公昭
55−55469号公報等記載の従来のスライドスイッ
チは、可動接片を固定接片に摺動弾接させるためのスプ
リングと、スイッチ操作のクリックアクションつまり切
換え節度感を手指に付与するクリック用スプリングと
が、それぞれ個別に1個ずつ計2個のコイルスプリング
や板ばね接片を必要としていたので、部品管理や組立性
の面で切換節度感がない単一スプリングのものよりも著
しく不利で、コストアップにつながるという問題点が有
った。
【0004】また、上記とは別に、実開昭63−137
421号公報記載のもの、すなわち、平面エ字形の板ば
ね材の端部4個所のうちの対向する長短2対の端部を各
対ごとにクリック用と可動接片用とした単一板ばね材に
よるクリック付スライドスイッチも有るが、このもので
は、板ばね固有の「ヘタリ」により、板ばね弾力が劣化
して接触不良・節度不良になり易いという欠点のほか
に、平面的に大形になるため、スイッチの小形化を阻害
するという問題点が有った。
421号公報記載のもの、すなわち、平面エ字形の板ば
ね材の端部4個所のうちの対向する長短2対の端部を各
対ごとにクリック用と可動接片用とした単一板ばね材に
よるクリック付スライドスイッチも有るが、このもので
は、板ばね固有の「ヘタリ」により、板ばね弾力が劣化
して接触不良・節度不良になり易いという欠点のほか
に、平面的に大形になるため、スイッチの小形化を阻害
するという問題点が有った。
【0005】この発明は、上記した問題点をすべて解消
するためになされたもので、その目的とするところは、
スライドスイッチのスライダに明けた孔に備えたコイル
ばねを挟んで、その両側にそれぞれクリック用突子と可
動接片とを直列配置して組立てることで、只1個のコイ
ルばねをクリック用と可動接片の固定接片に対する弾接
用とに兼用し、切換え節度感を有し、ばねに「ヘタリ」
を生じない平面的に小型のスライドスイッチを作業性よ
く安価に提供することに有る。
するためになされたもので、その目的とするところは、
スライドスイッチのスライダに明けた孔に備えたコイル
ばねを挟んで、その両側にそれぞれクリック用突子と可
動接片とを直列配置して組立てることで、只1個のコイ
ルばねをクリック用と可動接片の固定接片に対する弾接
用とに兼用し、切換え節度感を有し、ばねに「ヘタリ」
を生じない平面的に小型のスライドスイッチを作業性よ
く安価に提供することに有る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記したこの発明の目的
は、スライダに可動接片とクリック突子とを備えたスラ
イドスイッチを構成するに当り、枠状の絶縁基体の凹所
内にその長孔からつまみを外部に向けて移動可能に配設
したスライダにそのスライド方向にほぼ直交する孔を形
成し、この孔内に挿入したコイルばねを挟み突出傾向に
直列配置したクリック突子と可動接片のうち、可動接片
を前記凹所内に設けた複数の固定接片に弾接させて前記
スライダを前記凹所内に配設し、かつ、この凹所の開口
縁に被せる蓋板に突片を突設し、そのクリック用凹部を
前記クリック突子に弾接させて蓋板を前記開口縁に被せ
たことで達成できた。
は、スライダに可動接片とクリック突子とを備えたスラ
イドスイッチを構成するに当り、枠状の絶縁基体の凹所
内にその長孔からつまみを外部に向けて移動可能に配設
したスライダにそのスライド方向にほぼ直交する孔を形
成し、この孔内に挿入したコイルばねを挟み突出傾向に
直列配置したクリック突子と可動接片のうち、可動接片
を前記凹所内に設けた複数の固定接片に弾接させて前記
スライダを前記凹所内に配設し、かつ、この凹所の開口
縁に被せる蓋板に突片を突設し、そのクリック用凹部を
前記クリック突子に弾接させて蓋板を前記開口縁に被せ
たことで達成できた。
【0007】
【発明の実施の形態】先ず、この発明の基本形態は、図
1、図2に示すように、スライダに可動接片とクリック
突子とを備えたスライドスイッチを構成するに当り、プ
ラスチックを角枠状に成形して作った絶縁基体1の凹所
2内にその長孔2aからつまみ3aを外部に向けて図2
のように移動可能に配設するべきスライダ3に予じめ図
1、図3のようにそのスライド方向にほぼ直交する比較
的小さな孔4を形成する。そして、この孔4内に図1の
状態を経て図2のように挿入したコイルばね5を挟んで
その両側にそれぞれスチールボールなどからなるクリッ
ク突子6と金属片をコ字形に折曲した可動接片7とをそ
れぞれ図3のように突出傾向にあるように配置する。
1、図2に示すように、スライダに可動接片とクリック
突子とを備えたスライドスイッチを構成するに当り、プ
ラスチックを角枠状に成形して作った絶縁基体1の凹所
2内にその長孔2aからつまみ3aを外部に向けて図2
のように移動可能に配設するべきスライダ3に予じめ図
1、図3のようにそのスライド方向にほぼ直交する比較
的小さな孔4を形成する。そして、この孔4内に図1の
状態を経て図2のように挿入したコイルばね5を挟んで
その両側にそれぞれスチールボールなどからなるクリッ
ク突子6と金属片をコ字形に折曲した可動接片7とをそ
れぞれ図3のように突出傾向にあるように配置する。
【0008】次いで、これら突子6と可動接片7のう
ち、可動接片7を前記凹所2内に設けた複数の小幅導電
板からなる固定接片9に弾接させて前記スライダ3を図
2、図3のように前記凹所2内に移動可能に配設し、か
つ、この凹所2の開口縁に被せるプラスチック製蓋板1
0に突片10Aを図1のように突設し、そのクリック用
凹部8を前記クリック突子6に弾接させて蓋板10をそ
の係止鉤片10aなどで前記開口縁に図2のように係止
孔1aを介し被せることで、本発明によるスライドスイ
ッチの基本形態を構成できる。
ち、可動接片7を前記凹所2内に設けた複数の小幅導電
板からなる固定接片9に弾接させて前記スライダ3を図
2、図3のように前記凹所2内に移動可能に配設し、か
つ、この凹所2の開口縁に被せるプラスチック製蓋板1
0に突片10Aを図1のように突設し、そのクリック用
凹部8を前記クリック突子6に弾接させて蓋板10をそ
の係止鉤片10aなどで前記開口縁に図2のように係止
孔1aを介し被せることで、本発明によるスライドスイ
ッチの基本形態を構成できる。
【0009】なお、このスライドスイッチを自動組立て
するには、スライダ3の孔4の一端は、突子6よりも図
3のように小さく絞って先細となし、突子6が部分的に
突出し、同図3のように抜け出ないようにすると共に、
可動接片7に図1のように係止孔7aを形成しておき、
この係止孔7aを図3のようにスライダ3の孔4の外側
に対設した係止弾片4aの先端鉤部に同図3のようにコ
イルばね5の弾力に抗しパチンと係入して抜け止めを施
すことで、スライドスイッチの組立の自動化を促進でき
る。
するには、スライダ3の孔4の一端は、突子6よりも図
3のように小さく絞って先細となし、突子6が部分的に
突出し、同図3のように抜け出ないようにすると共に、
可動接片7に図1のように係止孔7aを形成しておき、
この係止孔7aを図3のようにスライダ3の孔4の外側
に対設した係止弾片4aの先端鉤部に同図3のようにコ
イルばね5の弾力に抗しパチンと係入して抜け止めを施
すことで、スライドスイッチの組立の自動化を促進でき
る。
【0010】そして、クリック突子6と可動接片7と
は、コイルばね5の弾力で常には突出傾向にあり、スラ
イダ3の外面までコイルばね5の弾撥力に抗し押し込め
るように接片係止孔7aの寸法等を設定しておく。
は、コイルばね5の弾力で常には突出傾向にあり、スラ
イダ3の外面までコイルばね5の弾撥力に抗し押し込め
るように接片係止孔7aの寸法等を設定しておく。
【0011】本発明によるスライドスイッチは、以上の
ような構成となしたので、これを使用するに当り、図3
のスライダ位置では、隣設した二つの固定接片9,9に
可動接片7が跨がりコイルばね5の弾撥力で弾接してい
て、これら両固定接片9,9間は導通状態にあり、クリ
ック突子6は、蓋板10の突片10Aに設けたクリック
用凹部8にコイルばね5の弾撥力で落ち込んでいて、ス
ライダ3は妄りに動くことなく、上記導通状態を安定に
維持できる。
ような構成となしたので、これを使用するに当り、図3
のスライダ位置では、隣設した二つの固定接片9,9に
可動接片7が跨がりコイルばね5の弾撥力で弾接してい
て、これら両固定接片9,9間は導通状態にあり、クリ
ック突子6は、蓋板10の突片10Aに設けたクリック
用凹部8にコイルばね5の弾撥力で落ち込んでいて、ス
ライダ3は妄りに動くことなく、上記導通状態を安定に
維持できる。
【0012】次いで、スライダ3を長孔2aに沿わせて
手指などで図4の状態を経て図5のように移動させる
と、今度は、前記と異なる他の隣設した二つの固定接片
9,9に可動接片7が跨がり弾接して、図3と異なる図
5における二つの固定接片9,9間が導通状態となり、
クリック突子6は、蓋板突片10Aの図3と異なる図5
に示すクリック用凹部8にコイルばね5の弾撥力でパチ
ンと落ち込んで、切換え節度感すなわちクリックアクシ
ョンを手指等に付与できるとともに、この落ち込み後に
は、スライダ3は妄りに動くことなく、上記図5による
導通状態を安定に維持できる。
手指などで図4の状態を経て図5のように移動させる
と、今度は、前記と異なる他の隣設した二つの固定接片
9,9に可動接片7が跨がり弾接して、図3と異なる図
5における二つの固定接片9,9間が導通状態となり、
クリック突子6は、蓋板突片10Aの図3と異なる図5
に示すクリック用凹部8にコイルばね5の弾撥力でパチ
ンと落ち込んで、切換え節度感すなわちクリックアクシ
ョンを手指等に付与できるとともに、この落ち込み後に
は、スライダ3は妄りに動くことなく、上記図5による
導通状態を安定に維持できる。
【0013】
【実施例】可動接片7をスライダ3に対し抜け止め実装
する例としては、前例以外に図6に示すように、可動接
片7の係止段縁7Aをスライダ3の孔4に突設した係止
突片4Aに接片固有の弾力によりパチンと係合係止させ
て実装してもよい。
する例としては、前例以外に図6に示すように、可動接
片7の係止段縁7Aをスライダ3の孔4に突設した係止
突片4Aに接片固有の弾力によりパチンと係合係止させ
て実装してもよい。
【0014】また、クリック突子6は、スチールボール
以外に単なる硬質の球体・半球体や椀状の突体をも用い
ることができ、また固定接片9は、前記凹所2の内面に
設けた位置決め溝9aで整列配置する代りに、ネジ止め
や接着等の周知の固定手段で整列固定してもよく、さら
に、蓋板10は、その係止鉤片10aによる基体係止孔
1aの縁辺に対する係合による前記のような取付実装の
代りに、ネジ止めなどの周知手段で基体凹所1aの開口
縁に被せることができる。
以外に単なる硬質の球体・半球体や椀状の突体をも用い
ることができ、また固定接片9は、前記凹所2の内面に
設けた位置決め溝9aで整列配置する代りに、ネジ止め
や接着等の周知の固定手段で整列固定してもよく、さら
に、蓋板10は、その係止鉤片10aによる基体係止孔
1aの縁辺に対する係合による前記のような取付実装の
代りに、ネジ止めなどの周知手段で基体凹所1aの開口
縁に被せることができる。
【0015】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成したの
で、以下に記載の効果を奏する。枠状の絶縁基体1の凹
所2内にその長孔2aからつまみ3aを外部に向けて移
動可能に配設したスライダ3にそのスライド方向にほぼ
直交する孔4を形成し、この孔4内に挿入したコイルば
ね5を挟み突出傾向に直列配置したクリック突子6と可
動接片7とをそれぞれ蓋板突片10Aのクリック用凹部
8と前記凹所2の内面に設けた複数の固定接片9とにそ
れぞれ各別に弾接させて前記スライダ3を前記凹所2内
に配設したので、只1個のコイルばねを用いるだけで、
このコイネばねをクリック用と可動接片の固定接片に対
する弾接用とに兼用し、切換え節度感を有し、ばねに
「ヘタリ」を生じない平面的に小型のスライドスイッチ
を作業性よく安価に提供することができたという工業的
効果が有る。
で、以下に記載の効果を奏する。枠状の絶縁基体1の凹
所2内にその長孔2aからつまみ3aを外部に向けて移
動可能に配設したスライダ3にそのスライド方向にほぼ
直交する孔4を形成し、この孔4内に挿入したコイルば
ね5を挟み突出傾向に直列配置したクリック突子6と可
動接片7とをそれぞれ蓋板突片10Aのクリック用凹部
8と前記凹所2の内面に設けた複数の固定接片9とにそ
れぞれ各別に弾接させて前記スライダ3を前記凹所2内
に配設したので、只1個のコイルばねを用いるだけで、
このコイネばねをクリック用と可動接片の固定接片に対
する弾接用とに兼用し、切換え節度感を有し、ばねに
「ヘタリ」を生じない平面的に小型のスライドスイッチ
を作業性よく安価に提供することができたという工業的
効果が有る。
【0016】また、特に本発明では、凹所2内に寸法的
に余裕を持たせてスライダ3をラフに収納でき、後から
蓋板突片10Aを凹所2内に挿入して組立てることがで
きるので、自動組立ロボットなどを多小ラフに作っても
良く、経済的であるという効果も有る。
に余裕を持たせてスライダ3をラフに収納でき、後から
蓋板突片10Aを凹所2内に挿入して組立てることがで
きるので、自動組立ロボットなどを多小ラフに作っても
良く、経済的であるという効果も有る。
【0017】請求項2、3によれば、スライダ3からク
リック突子6や可動接片7が妄りに脱出しないので、基
体凹所2に対するスライダ3の実装が確実容易となり、
スライドスイッチの組立作業性を向上してその自動組立
を促進できるという効果を付加できた。
リック突子6や可動接片7が妄りに脱出しないので、基
体凹所2に対するスライダ3の実装が確実容易となり、
スライドスイッチの組立作業性を向上してその自動組立
を促進できるという効果を付加できた。
【図1】本発明によるスライドスイッチの組立前の分解
斜視図
斜視図
【図2】本発明によるスライドスイッチの組立後の横断
立面図
立面図
【図3】本発明によるスライドスイッチの組立後の要部
拡大切断平面図
拡大切断平面図
【図4】図3と状態を異にした切断平面図
【図5】図4と状態を異にした切断平面図
【図6】図3に示すものの他の例を示す切断平面図
1 絶縁基体 2 凹所 2a 長孔 3 スライダ 3a つまみ 4 孔 5 コイルばね 6 クリック突子 7 可動接片 8 クリック用凹部 9 固定接片 10 蓋板 10A 蓋板突片
Claims (3)
- 【請求項1】 スライダに可動接片とクリック突子とを
備えたスライドスイッチにおいて、枠状の絶縁基体1の
凹所2内にその長孔2aからつまみ3aを外部に向けて
移動可能に配設したスライダ3にそのスライド方向にほ
ぼ直交する孔4を形成し、この孔4内に挿入したコイル
ばね5を挟み突出傾向に直列配置したクリック突子6と
可動接片7のうち、可動接片7を前記凹所2内に設けた
複数の固定接片9に弾接させて前記スライダ3を前記凹
所2内に配設し、かつ、この凹所2の開口縁に被せる蓋
板10に突片10Aを突設し、そのクリック用凹部8を
前記クリック突子6に弾接させて蓋板10を前記開口縁
に被せたスライドスイッチ。 - 【請求項2】 スライダ3の孔4の1端を先細にするこ
とで、クリック突子6の脱出を阻止してなる請求項1記
載のスライドスイッチ。 - 【請求項3】 可動接片7をスライダ3に対し抜け止め
実装することで、可動接片7の脱落を阻止してなる請求
項1または2記載のスライドスイッチ。
Priority Applications (13)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8079474A JPH09245570A (ja) | 1996-03-07 | 1996-03-07 | スライドスイッチ |
US08/798,908 US5824977A (en) | 1995-09-04 | 1997-02-12 | Slide switch |
GB9703140A GB2310957B (en) | 1996-03-04 | 1997-02-14 | Electric switch |
IN290CA1997 IN191975B (ja) | 1996-03-04 | 1997-02-18 | |
HU9700519A HU220817B1 (hu) | 1996-03-04 | 1997-02-26 | Csúszóelemes kapcsoló, különösen gépjármű belső terének világítási rendszeréhez |
SG1997000601A SG77131A1 (en) | 1996-03-04 | 1997-02-28 | Slide switch |
CA002198970A CA2198970C (en) | 1996-03-04 | 1997-03-03 | Slide switch with a clicking thruster |
DE19708609A DE19708609C2 (de) | 1996-03-04 | 1997-03-03 | Schiebeschalter |
MYPI97000833A MY130791A (en) | 1996-03-04 | 1997-03-03 | Electric switch |
IDP970655A ID16110A (id) | 1996-03-04 | 1997-03-03 | Sakelar geser |
KR1019970007015A KR100253604B1 (ko) | 1996-03-04 | 1997-03-04 | 슬라이드 스위치 |
CN97110087A CN1100333C (zh) | 1996-03-04 | 1997-03-04 | 滑动开关 |
HK98105026A HK1005815A1 (en) | 1996-03-04 | 1998-06-08 | Slide switch |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8079474A JPH09245570A (ja) | 1996-03-07 | 1996-03-07 | スライドスイッチ |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1421599A Division JP2934963B1 (ja) | 1999-01-22 | 1999-01-22 | スライドスイッチ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09245570A true JPH09245570A (ja) | 1997-09-19 |
Family
ID=13690897
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8079474A Pending JPH09245570A (ja) | 1995-09-04 | 1996-03-07 | スライドスイッチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09245570A (ja) |
-
1996
- 1996-03-07 JP JP8079474A patent/JPH09245570A/ja active Pending
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