JPH09244887A - 情報記録媒体および情報処理装置 - Google Patents

情報記録媒体および情報処理装置

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JPH09244887A
JPH09244887A JP8046523A JP4652396A JPH09244887A JP H09244887 A JPH09244887 A JP H09244887A JP 8046523 A JP8046523 A JP 8046523A JP 4652396 A JP4652396 A JP 4652396A JP H09244887 A JPH09244887 A JP H09244887A
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JP
Japan
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processing
recorded
data
program
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Pending
Application number
JP8046523A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Obata
宏 小畠
Kuniyoshi Takano
邦良 高野
Takeo Morikawa
健夫 守川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba AVE Co Ltd filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プロテクトキー等の部品や暗証コードなどを
余分に添付せずに複製された可能性のある情報の処理を
不可能とする情報記録媒体を提供する。 【解決手段】 本発明の情報記録媒体は、処理されるデ
ータが記録されたデータ記録領域23と、データを処理
するデータ処理プログラムが記録されたデータ処理プロ
グラム記録領域22と、情報記録媒体に記録された情報
が加工可能かどうか判断し、不可能の場合に限りデータ
処理プログラムの起動を行う起動プログラムが記録され
た起動プログラム記録領域21と、を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コピープロテクト
機能を有する情報記録媒体及び情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、光ROMディスクなどの情報
記録媒体に記録されているデータやプログラム等のソフ
トウェアの著作権を保護するために、不正に複製された
ソフトウェアの使用を防止するコピープロテクトの方法
が考えられ、使用されてきた。
【0003】図16にコンピュータにより、情報記録媒
体からソフトウェアを複製し使用する場合のコピープロ
テクトの一例を示す。図において情報記録媒体である光
ROMディスク1は、データ(情報性を有するファイ
ル)、データ再生プログラム(データを取り扱うファイ
ル)及びインストールプログラム(インストールに用い
る実行形式のファイル)の各ファイルによる情報が記録
されている。またコンピュータ7は、ハードディスクを
有するハードディスクドライブ2、プロテクトキー6が
接続されるプリンタポート8及び暗証コード5を入力す
る図示しないキーボードを備える。
【0004】コンピュータ7によって光ROMディスク
1に記録されたデータの再生を行う際にはインストール
処理が予め実行される。インストール処理とは、コンピ
ュータ7からファイル指定して所定のインストールプロ
グラムが実行されることにより、ハードディスクドライ
ブ2を介して、光ROMディスク1に記録されているデ
ータ及びデータ再生プログラムをハードディスクへ書き
込むことを行う処理のことである。
【0005】コンピュータ7において、データの再生
は、ハードディスクドライブ2の中のハードディスクに
書き込まれたデータ再生プログラム3を起動することに
よって行われる。ただしデータ再生プログラム3の初期
化時にはデータ4の再生が実際に実行されるのに先立っ
て、光ROMディスク1、プロテクトキー6及び暗証コ
ード5の照合が以下のように行われる。なおプロテクト
キー6及び暗証コード5は光ROMディスク1と1対1
に対応した関係を予め有している。
【0006】暗証コード5は図示しないキーボードなど
を介してコンピュータ7に入力され、コードデータファ
イル9としてハードディスクドライブ2の中のハードデ
ィスクに書き込まれる。コンピュータ7は、データ再生
プログラム3に従って、プロテクトキー6及びコードデ
ータファイル9のそれぞれが対応しているかどうかの照
合を行う。ここで照合が合った場合には、引き続いてコ
ンピュータ7は、データ再生プログラム3に従ってデー
タ4の再生を実行する。
【0007】データ再生プログラム3の初期化が既に行
われている場合において、データ再生プログラム3を起
動してデータの再生を実行する際には、プロテクトキー
6とコードデータファイル9の照合がまず行われる。そ
して照合が合ったときに限り、データ再生プログラム3
はデータの再生を実行する。
【0008】以上のように、データを再生するために
は、そのデータ及びデータ再生プログラムに対応するプ
ロテクトキー及び暗証コードが必要である。したがって
光ROMディスクの内容を不正に複製した記録媒体にお
いては、対応するプロテクトキーや暗証コードが無いこ
とによってデータの再生を防止し、コピープロテクトが
可能となる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記した
ような従来例においては、以下のような問題を生ずる。
まず、正規にソフトウェアを使用する者であっても、そ
のソフトウェアを使用するコンピュータの変更をする場
合にはその変更の度にプロテクトキーの付け替えを行わ
なければならないという煩わしさがあった。
【0010】また多数のソフトウェアを同時に使おうと
する場合にはそれぞれのソフトウェアについて異なる多
数のプロテクトキーを使用しなければならない。プリン
タポートに複数のプロテクトキーを接続することは可能
ではある。しかしその数が多数になるとプリンタポート
に接続された複数のプロテクトキーの占める空間が快適
なコンピュータの使用を阻害するような大きさとなるた
め、多数のソフトウェアを同時に使用することは困難と
なる。
【0011】さらにソフトウェアのメーカーにとって
は、ディスク毎にプロテクトキーを製造し、対応する暗
証コードを作成することは高コスト化の要因となる。本
発明は、従来の技術において問題となっている上記した
ような課題を解決するためになされたものである。その
目的とするところは、プロテクトキー等の部品や暗証コ
ードなどを必要としない状態で、複製された情報を有す
る情報記録媒体からのデータ再生の防止を可能とする、
コピープロテクト機能を有した情報記録媒体および情報
処理装置を提供しようとするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明による第一の情報記録媒体は、処理すべきデ
ータ(例えば、そのままの形で処理可能なデータ、その
データが圧縮されている圧縮データ、若しくは暗号化さ
れている暗号化データなど)に関する情報が記録される
データ記録領域と、このデータ記録領域に記録されたデ
ータの処理を行うデータ処理プログラムに関する情報が
記録されるデータ処理プログラム記録領域と、このデー
タ処理プログラム記録領域からのデータ処理プログラム
の読み出しに先立って読み出され、前記データ記録領域
及びデータ処理プログラム記録領域の少なくとも何れか
に記録されている情報の加工を行うことが可能か不可能
かを判断し、加工は不可能であると判断した場合には前
記データ処理プログラム記録領域からデータ処理プログ
ラムに関する情報を読み出してデータ処理プログラムの
起動を行い、加工が可能であると判断した場合には前記
データ処理プログラムの起動を禁止して情報の処理を終
了する起動プログラムに関する情報が記録されることを
特徴とする。
【0013】なお情報の加工とは、情報記録媒体に記録
されている情報を消去することや、その情報記録媒体に
他の情報を新たに書き込むことなどを意味する。すなわ
ち、この情報の加工が行われる前と行われた後で、情報
記録媒体に記録されている情報の内容が変化していれば
よい。
【0014】この情報記録媒体に記録されたデータの処
理が行われる場合には、そのデータの処理に先立って、
起動プログラム記録領域に記録されている起動プログラ
ムの実行が行われる。
【0015】この起動プログラムの実行によって、情報
記録媒体に記録された情報(データ、データ処理プログ
ラムあるいは起動プログラムなどの情報)の加工を行う
ことができるかどうかの判断が行われる。その結果、情
報の加工は不可能であると判断がなされた場合には、起
動プログラムはデータ処理プログラム記録領域に記録さ
れているデータ処理プログラムの起動を行う。そしてこ
のデータ処理プログラムが、データ記録領域に記録され
ているデータの処理を開始する。一方、情報の加工が可
能であると判断された場合には、起動プログラムはデー
タ処理プログラムの起動を行わずに、全ての処理を終了
する。
【0016】また本発明による第二の情報記録媒体は、
処理すべきデータに関する情報が記録されるデータ記録
領域と、このデータ記録領域に記録されたデータの処理
を行うデータ処理プログラムに関する情報が記録される
データ処理プログラム記録領域と、このデータ処理プロ
グラム記録領域からのデータ処理プログラムの読み出し
に先立って読み出され、前記データ記録領域及びデータ
処理プログラム記録領域の少なくとも何れかに記録され
ている情報の加工を試み、情報の加工は可能か不可能か
を判断し、加工が不可能であったと判断した場合には前
記データ処理プログラム記録領域からデータ処理プログ
ラムに関する情報を読み出してデータ処理プログラムの
起動を行い、加工が可能であったと判断した場合には前
記データ処理プログラムの起動を禁止して情報の処理を
終了する起動プログラムに関する情報が記録されること
を特徴とする。
【0017】この情報記録媒体に記録されたデータの処
理が行われる場合には、そのデータの処理に先立って、
起動プログラム記録領域に記録されている起動プログラ
ムの実行が行われる。
【0018】この起動プログラムの実行によって、情報
記録媒体に記録された情報の加工が試みられる。その結
果、情報の加工が不可能であった場合には、起動プログ
ラムはデータ処理プログラム記録領域に記録されている
データ処理プログラムの起動を行う。そしてこのデータ
処理プログラムが、データ記録領域に記録されているデ
ータの処理を開始する。一方、情報の加工が可能であっ
た場合には、起動プログラムはデータ処理プログラムの
起動を行わずに、全ての処理を終了する。
【0019】次に本発明による第一の情報処理装置は、
処理される情報が記録されている情報記録媒体(光ディ
スク、フロッピーディスクあるいは半導体メモリ等を意
味する)と情報の授受を行い、得られた情報を処理する
情報処理部を有する情報処理装置であって、前記情報処
理部は、前記情報記録媒体に記録されている情報の加工
が可能か不可能かを判断する判断手段と、この判断手段
により加工は不可能であると判断された場合には前記情
報記録媒体に記録されている情報の処理を行う処理手段
と、前記判断手段により加工が可能であると判断された
場合には前記処理手段による情報の処理を禁止して終了
する終了手段と、を有することを特徴とする。
【0020】この情報処理装置によって情報記録媒体に
記録されている情報の処理が行われる場合には、その情
報の処理に先だって、情報記録媒体に記録されている情
報が加工できる情報であるかどうかの判断を判断手段に
よって行う。
【0021】この判断手段によって情報の加工は不可能
であると判断された場合には、引き続いて処理手段によ
り情報の処理を開始する。しかし判断手段によって情報
の加工が可能であると判断された場合には、終了手段に
より情報の処理が禁止され、全ての処理が終了される。
【0022】また本発明による第二の情報処理装置は、
処理される情報が記録されている情報記録媒体と情報の
授受を行い、得られた情報を処理する情報処理部を有す
る情報処理装置であって、前記情報処理部は、前記情報
記録媒体に記録されている情報の加工を試み、情報の加
工は可能か不可能かを判断する判断手段と、この判断手
段により加工が不可能であったと判断された場合には前
記情報記録媒体に記録されている情報の処理を行う処理
手段と、前記判断手段により加工が可能であったと判断
された場合には前記処理手段による情報の処理を禁止し
て終了する終了手段と、を有することを特徴とする。
【0023】この情報処理装置によって情報記録媒体に
記録されている情報の処理が行われる場合には、その情
報の処理に先だって、前記判断手段により情報記録媒体
に記録されている情報の加工が試みられ、加工は可能か
不可能かが判断される。
【0024】ここで判断手段により情報の加工が不可能
であったと判断された場合には、引き続いて処理手段に
よって情報の処理を開始する。しかし判断手段によって
情報の加工が可能であったと判断された場合には、終了
手段によって情報の処理を禁止し、全ての処理を終了す
る。
【0025】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照しながら説明を行う。図1に本発明の第一及び第
二の実施の形態における情報処理装置の構成を示す。こ
の情報処理装置は情報の処理を行う情報処理部11を有
し、この情報処理部11は、CPU12、メモリ13、
キーボード14、光ROMディスクドライブ15、フロ
ッピーディスクドライブ16から成る。
【0026】CPU12は、バス20を介して、メモリ
13、キーボード14、光ROMディスクドライブ1
5、フロッピーディスクドライブ16と接続され、情報
処理部11を統括制御する。メモリ13は情報を処理す
るにあたって一時的に情報を蓄える。キーボード14は
情報処理部11の外部からの指示等を入力する。光RO
Mディスクドライブ15は情報記録媒体である光ROM
ディスク18に記録されている情報を読み出してメモリ
13に伝送する。フロッピーディスクドライブ16は情
報記録媒体であるフロッピーディスク19に記録されて
いる情報を読み出してメモリ13に伝送するとともに、
メモリ13から伝送された情報をフロッピーディスク1
9に記録する。
【0027】図2に本発明の第一の実施の形態における
情報記録媒体18、19の記録領域を示す。この記録領
域は、起動プログラム記録領域21、データ処理プログ
ラム記録領域22及びデータ記録領域23から成る。起
動プログラム記録領域21には、後述する処理を情報処
理部11に行わせる起動プログラムの情報が記録されて
いる。データ記録領域23には、処理されるデータに関
する情報が記録されている。データ処理プログラム記録
領域22には、データ記録領域23に記録されているデ
ータに関する情報の処理を情報処理部11に行わせ、起
動プログラム記録領域21に記録されている起動プログ
ラムによってのみ起動可能なデータ処理プログラムに関
する情報が記録されている。
【0028】以上の構成において、情報処理部11は上
記起動プログラムに従って、すなわち起動プログラムを
実行することにより、次のような処理を行う。まず上記
情報記録媒体に記録されている情報の加工(書き換え、
書き込み、消去など)が可能であるか不可能であるか
(情報の加工性)を判断する。その結果、その情報の加
工は不可能であると判断した場合には上記データ処理プ
ログラムの起動を行う。もしもその情報の加工が可能で
あると判断した場合には上記データ処理プログラムの起
動を行わずに全ての処理を終了する。
【0029】図3のフローチャートに沿って、情報記録
媒体として光ROMディスク18を使用する場合の情報
処理部11の上記処理を、より具体的に説明する。なお
光ROMディスクは読み出し専用の情報記録媒体であ
り、情報の書き込みは出来ない。したがって光ROMデ
ィスクに記録されている情報は、他の情報記録媒体に記
録されていた情報が書き込まれることにより複製された
ものではなく、正規の情報である。
【0030】図3のフローチャートのスタートにおい
て、まず光ROMディスク18に記録されている情報に
基づくデータ処理を実行する指示がキーボード14によ
り入力される。キーボード14によりデータ処理の実行
指示が入力されると、ステップ30において、この実行
指示を起動プログラム記録領域21に記録されている起
動プログラムのファイル指定としてCPU12が受け
る。CPU12は光ROMディスクドライブ15に伝送
蓄積指示を行うことによって起動プログラムに関する情
報を光ROMディスク18からメモリ13に伝送及び蓄
積(ロード)させる。CPU12とメモリ13との間
で、メモリ13にロードされた起動プログラムの情報が
やり取りされながら、CPU12において情報の処理が
行われ、起動プログラムが実行される。
【0031】起動プログラムが実行されると、ステップ
31において、起動プログラムに従って、光ROMディ
スク18に記録されている情報は加工可能か不可能かが
CPU12によって判断される。
【0032】すなわち、CPU12は、例えば光ROM
ディスクドライブ15に対し、情報加工指示を行うが、
ここで使用している情報記録媒体は読み出すことのみ可
能な光ROMディスクである。ゆえに光ROMディスク
ドライブ15は、CPU12からの情報加工指示に対
し、情報の加工が不可能であることの応答をCPU12
へ行う。ステップ32において、CPU12は光ROM
ディスクドライブ15からの応答に基づき光ROMディ
スク18に記録されている情報は加工不可能であると判
断する。
【0033】ステップ32において情報の加工が不可能
であると判断した場合、ステップ33においてCPU1
2は起動プログラムに従って、光ROMディスク18の
データ処理プログラム記録領域22に記録されているデ
ータ処理プログラムに関する情報を、光ROMディスク
18から光ROMディスクドライブ15を介してメモリ
13にロードする。メモリ13にロードされたデータ処
理プログラムはCPU12により起動プログラムに従っ
て起動され、情報処理部11の制御権が起動プログラム
からデータ処理プログラムに移される。
【0034】ステップ33におけるデータ処理プログラ
ムの起動に関しては、光ROMディスク18の起動プロ
グラム記録領域21に記録された起動プログラムとデー
タ処理プログラム記録領域22に記録されたデータ処理
プログラムとの間で特定の関係をもたせることによっ
て、そのデータ処理プログラムはその起動プログラムに
よってのみ起動可能としておく。
【0035】例えばその起動プログラムに暗証コードを
もたせ、CPU12によりその暗証コードの照合を行
い、照合の結果、両プログラムの間に特定の関係がある
ことが判断された場合に限ってそのデータ処理プログラ
ムが起動可能となるようにプログラムを作成しておく。
あるいはそのデータ処理プログラムを暗号化しておき、
その起動プログラムに従ってのみCPU12がデータ処
理プログラムを解読できるようにプログラムを作成して
おく。
【0036】ここでもしもデータ処理プログラムの起動
が正常に行われず何らかの異常があった場合には、ステ
ップ34においてそのデータ処理プログラムと起動を行
おうとした起動プログラムとは上記のような関係を有し
ていないものであるとして、即時に全ての処理を終了す
る。
【0037】ステップ33において起動されたデータ処
理プログラムに従い、ステップ35において光ROMデ
ィスク18のデータ記録領域23に記録されているデー
タに関する情報のうち、処理すべきデータに関する情報
がCPU12の指示によってメモリ13にロードされ
る。CPU12とメモリ13との間でメモリ13にロー
ドされたデータの情報がやり取りされながら、CPU1
2によってデータの処理が行われる。
【0038】このように、他の情報記録媒体から情報が
複製されていない光ROMディスクのような情報記録媒
体を使用するにあたって本発明の第一の実施の形態は何
ら支障を来さず、正常に情報の処理を行うことができ
る。
【0039】次に、情報記録媒体としてフロッピーディ
スク19を使用する場合の処理を、図3のフローチャー
トに沿って説明する。フロッピーディスクは記録してい
る情報を読み出すことのほかに情報を書き込むことも可
能な情報記録媒体である。したがってその情報は他の情
報記録媒体に記録されていた情報が書き込まれることに
より複製された可能性を有しているため、フロッピーデ
ィスクに記録されている情報は複製された情報であるも
のとみなす。
【0040】図3のフローチャートのスタートにおい
て、まずフロッピーディスク19に記録されている情報
に基づくデータ処理を実行する指示がキーボード14に
より入力される。キーボード14によりデータ処理の実
行指示が入力されると、ステップ30において、この実
行指示を起動プログラム記録領域21に記録されている
起動プログラムのファイル指定としてCPU12が受け
る。CPU12はフロッピーディスクドライブ16に伝
送蓄積指示を行うことによって起動プログラムに関する
情報をフロッピーディスク19からメモリ13にロード
させる。CPU12とメモリ13との間で、メモリ13
にロードされた起動プログラムの情報がやり取りされな
がら、CPU12において情報の処理が行われ、起動プ
ログラムが実行される。
【0041】起動プログラムが実行されると、ステップ
31において起動プログラムに従って、フロッピーディ
スク19に記録されている情報は加工できるかどうかが
CPU12によって判断される。
【0042】すなわち、CPU12は、例えばフロッピ
ーディスクドライブ16に対し、情報加工指示を行う。
ここで使用している情報記録媒体は情報を読み出すこと
のほかに書き込むことも可能なフロッピーディスクであ
るため、フロッピーディスクドライブ16は、CPU1
2からの情報加工指示に対し、情報加工可能であること
の応答をCPU12へ行う。ステップ32において、C
PU12はフロッピーディスクドライブ16からの応答
に基づき、フロッピーディスク19に記録されている情
報は加工可能であると判断する。
【0043】ステップ32において情報の加工が可能で
あると判断した場合、ステップ33においてCPU12
が起動プログラムに従ってフロッピーディスク19のデ
ータ処理プログラム記録領域22に記録されているデー
タ処理プログラムを起動することなく、即時に全ての処
理を終了する。
【0044】このように、他の情報記録媒体から情報が
複製された可能性を有するフロッピーディスクのような
情報記録媒体を使用した場合には、本発明の第一の実施
の形態によってその情報記録媒体に記録された情報の処
理を行わないようにすることができる。
【0045】以上説明したように、本発明の第一の実施
の形態を用いた情報記録媒体によると、従来の技術にお
いて必要とされたプロテクトキーのようなコピープロテ
クトに関する部品を何ら必要としない状態で、情報が複
製された可能性のある情報記録媒体に記録されている情
報の処理を行わないようにすることが可能である。また
情報が複製された可能性を有しない情報記録媒体に記録
されている情報の処理は支障無く行うことができる。し
たがって本発明の第一の実施の形態は従来の技術におけ
る問題点を解決するとともに、効果的なコピープロテク
トを行うものである。なお本発明の使用に際して用いた
情報処理部は従来と同様のものであって良いことは言う
までもない。
【0046】図4に本発明の第二の実施の形態における
情報記録媒体18、19の記録領域を示す。この記録領
域は、起動プログラム記録領域24、データ処理プログ
ラム記録領域25及びデータ記録領域26から成る。起
動プログラム記録領域24には、後述する処理を情報処
理部11に行わせる起動プログラムの情報が記録されて
いる。データ記録領域26には、処理されるデータに関
する情報が記録されている。データ処理プログラム記録
領域25には、データ記録領域26に記録されているデ
ータに関する情報の処理を情報処理部11に行わせ、起
動プログラム記録領域24に記録されている起動プログ
ラムによってのみ起動可能なデータ処理プログラムに関
する情報が記録されている。
【0047】以上の構成において、情報処理部11は上
記起動プログラムに従って、すなわち起動プログラムを
実行することにより、次のような処理を行う。まず情報
記録媒体に記録されている情報の加工を試みて、実際に
情報の加工が可能かどうかを判断する。その結果、その
情報の加工は不可能であったと判断された場合にはデー
タ処理プログラムの起動を行う。もしもその情報の加工
が可能であったと判断された場合にはデータ処理プログ
ラムの起動を行わずに全ての処理を終了する。
【0048】図5のフローチャートに沿って、情報記録
媒体として光ROMディスク18を使用する場合の情報
処理部11の上記処理を、より具体的に説明する。なお
光ROMディスクは読み出し専用の情報記録媒体であ
り、情報の書き込みは出来ない。したがって光ROMデ
ィスクに記録されている情報は、他の情報記録媒体に記
録されていた情報が書き込まれることにより複製された
ものではなく、正規の情報である。
【0049】図5のフローチャートのスタートにおい
て、まず光ROMディスク18に記録されている情報に
基づくデータ処理を実行する指示がキーボード14によ
り入力される。キーボード14によりデータ処理の実行
指示が入力されると、ステップ40において、この実行
指示を起動プログラム記録領域24に記録されている起
動プログラムのファイル指定としてCPU12が受け
る。CPU12は光ROMディスクドライブ15に伝送
蓄積指示を行うことによって起動プログラムに関する情
報を光ROMディスク18からメモリ13にロードさせ
る。CPU12とメモリ13との間で、メモリ13にロ
ードされた起動プログラムの情報がやり取りされなが
ら、CPU12において情報の処理が行われ、起動プロ
グラムが実行される。
【0050】起動プログラムが実行されると、ステップ
41において、起動プログラムに従い、光ROMディス
ク18に記録されている情報の加工が試みられ、情報の
加工ができたかどうかがCPU12によって判断され
る。情報の加工を行う対象は、その情報記録媒体に記録
されている情報であれば、起動プログラムの情報、デー
タ処理プログラムの情報あるいはデータの情報の何れで
あってもよい。
【0051】CPU12は、例えば光ROMディスクド
ライブ15に対し、情報加工指示を行う。ここで使用し
ている情報記録媒体は読み出すことのみ可能な光ROM
ディスクである。ゆえに光ROMディスクドライブ15
は、CPU12からの情報加工指示に対し、情報加工不
可能であることの応答をCPU12へ行う。ステップ4
2において、CPU12は光ROMディスクドライブ1
5からの応答に基づき、光ROMディスク18に記録さ
れている情報は加工不可能であったと判断する。
【0052】ステップ42において情報の加工が不可能
であったと判断した場合、ステップ43においてCPU
12は起動プログラムに従って、光ROMディスク18
のデータ処理プログラム記録領域25に記録されている
データ処理プログラムに関する情報を、光ROMディス
ク18から光ROMディスクドライブ15を介してメモ
リ13にロードする。メモリ13にロードされたデータ
処理プログラムはCPU12により起動プログラムに従
って起動され、情報処理部11の制御権が起動プログラ
ムからデータ処理プログラムに移される。
【0053】ステップ43におけるデータ処理プログラ
ムの起動に関しては、光ROMディスク18の起動プロ
グラム記録領域24に記録された起動プログラムとデー
タ処理プログラム記録領域25に記録されたデータ処理
プログラムとの間で、第一の実施の形態の場合と同様な
特定の関係をもたせることによって、そのデータ処理プ
ログラムはその起動プログラムによってのみ起動可能と
しておく。
【0054】ここでもしもデータ処理プログラムの起動
が正常に行われず何らかの異常があった場合には、ステ
ップ44において、そのデータ処理プログラムと起動を
行おうとした起動プログラムとは上記のような関係を有
していないものであるとして、即時に全ての処理を終了
する。
【0055】ステップ43において起動されたデータ処
理プログラムに従い、ステップ45において光ROMデ
ィスク18のデータ記録領域26に記録されているデー
タに関する情報のうち、処理すべきデータに関する情報
がCPU12の指示によってメモリ13にロードされ
る。CPU12とメモリ13との間でメモリ13にロー
ドされたデータの情報がやり取りされながら、CPU1
2によってデータの処理が行われる。
【0056】このように、他の情報記録媒体から情報が
複製されていない光ROMディスクのような情報記録媒
体を使用するにあたって本発明の第二の実施の形態は何
ら支障を来さず、正常に情報の処理を行うことができ
る。
【0057】次に情報記録媒体としてフロッピーディス
ク19を使用する場合の処理を、図5のフローチャート
に沿って説明する。フロッピーディスクは記録している
情報を読み出すことのほかに情報を書き込むことも可能
な情報記録媒体である。したがってフロッピーディスク
に記録されている情報は他の情報記録媒体に記録されて
いた情報が書き込まれることにより複製された情報であ
るものとみなす。
【0058】図5のフローチャートのスタートにおい
て、まずフロッピーディスク19に記録されている情報
に基づくデータ処理を実行する指示がキーボード14に
より入力される。キーボード14によりデータ処理の実
行指示が入力されると、ステップ40において、この実
行指示を、起動プログラム記録領域24に記録されてい
る起動プログラムのファイル指定としてCPU12が受
ける。CPU12はフロッピーディスクドライブ16に
伝送蓄積指示を行うことによって起動プログラムに関す
る情報をフロッピーディスク19からメモリ13にロー
ドされる。CPU12とメモリ13との間で、メモリ1
3にロードされた起動プログラムの情報がやり取りされ
ながら、CPU12において情報の処理が行われ、起動
プログラムが実行される。
【0059】起動プログラムが実行されると、ステップ
41において、起動プログラムに従って、フロッピーデ
ィスク19に記録されている情報の加工が試みられ、実
際に情報の加工ができたかどうかがCPU12によって
判断される。
【0060】CPU12は、例えばフロッピーディスク
ドライブ16に対し、情報加工指示を行う。ここで使用
している情報記録媒体は情報を読み出すことのほかに書
き込むことも可能なフロッピーディスクである。ゆえに
フロッピーディスクドライブ16は、CPU12からの
情報加工指示を受けて、フロッピーディスク19に記録
されている情報の加工を行い、この情報の加工の前後に
おいて、情報の内容が変化していることを確認し、情報
加工可能であったことの応答をCPU12に行う。ステ
ップ42において、CPU12はフロッピーディスクド
ライブ16からの応答に基づき、フロッピーディスク1
9に記録されている情報は加工可能であったと判断す
る。
【0061】ステップ42において情報の加工が可能で
あったと判断した場合、ステップ43においてCPU1
2が起動プログラムに従ってフロッピーディスク19の
データ処理プログラム記録領域25に記録されているデ
ータ処理プログラムを起動することなく、即時に全ての
処理を終了する。
【0062】このように、他の情報記録媒体から情報が
複製された可能性を有するフロッピーディスクのような
情報記録媒体を使用した場合には、本発明の第二の実施
の形態によってその情報記録媒体に記録された情報の処
理を行わないようにすることができる。
【0063】以上説明したように、本発明の第二の実施
の形態を用いた情報記録媒体によると、従来の技術にお
いて必要とされたプロテクトキーのようなコピープロテ
クトに関する部品を何ら必要としない状態で、他の情報
記録媒体から情報が複製された可能性のある情報記録媒
体に記録されている情報の処理を行わないようにするこ
とが可能である。また情報が複製された可能性を有しな
い情報記録媒体に記録されている情報の処理は支障無く
行うことができる。したがって本発明の第二の実施の形
態は従来の技術における問題点を解決するとともに、効
果的なコピープロテクトを行うものである。さらに本発
明の第二の実施の形態によると他の情報記録媒体から情
報が複製された可能性のあるフロッピーディスクなどの
情報記録媒体においては記録されている情報の加工が実
際に行われる。よってそのような場合には、記録されて
いた情報の次回からの使用をも防止することが可能とな
る。
【0064】次に本発明の第三の実施の形態の情報処理
装置を、図6に説明する。この情報処理装置は以下に記
載するような情報処理部111を有する。情報処理部1
11は、CPU112、メモリ113、キーボード11
4、光ROMディスクドライブ115、フロッピーディ
スクドライブ116から成り、情報記録媒体117と情
報の授受を行い、得られた情報の処理を行う。
【0065】CPU112はバス120を介して、メモ
リ113、キーボード114、光ROMディスクドライ
ブ115、フロッピーディスクドライブ116と接続
し、情報処理部111を統括制御する。メモリ113は
情報を処理するにあたって一時的に情報を蓄える。キー
ボード114は情報処理部111の外部からの指示等を
入力する。光ROMディスクドライブ115は光ROM
ディスク118に記録されている情報を読み出してメモ
リ113に伝送する。フロッピーディスクドライブ11
6はフロッピーディスク119に記録されている情報を
読み出してメモリ113に伝送するとともに、メモリ1
13等から伝送された情報をフロッピーディスク119
に記録する。
【0066】情報記録媒体117における情報の記録領
域は、図7に示すように、データ記録領域123及びデ
ータ処理プログラム記録領域122から成る。データ記
録領域123には処理すべきデータに関する情報が記録
されている。データ処理プログラム記録領域122には
データ記録領域123に記録されているデータの処理を
情報処理部111に行わせるデータ処理プログラムに関
する情報が記録されている。したがって情報記録媒体1
17としては、コンピュータソフトやゲームソフトが記
録された、従来より使用されているCD−ROM等の情
報記録媒体をそのままの状態で用いることが可能であ
る。
【0067】第三の実施の形態は、情報処理部111
が、情報記録媒体117に記録されている情報を加工で
きるかどうかを判断する判断手段と、この判断手段によ
って加工は不可能であると判断した場合には情報記録媒
体117に記録されている情報の処理を行う処理手段
と、判断手段によって加工が可能であると判断した場合
には処理手段による情報の処理を行わずに終了する終了
手段と、を有することを特徴とする。
【0068】これらの手段によって行われる一連の処理
は、例えば、それらの処理を情報処理部111に行わせ
るプログラムを、情報処理部111におけるメモリ11
3に予め記録しておくことによって実行される。この第
三の実施の形態において、上記の処理を行うプログラム
を起動プログラム103とする。なお起動プログラム1
03を予め記録しておくメモリ113の一例としては、
ハードディスクや不揮発性半導体メモリなどが挙げられ
る。
【0069】図8のフローチャートに沿って、情報記録
媒体117として光ROMディスク118を使用した場
合の処理について説明を行う。なお光ROMディスクは
読み出し専用の情報記録媒体であり、情報を書き込むこ
とは出来ない。したがって光ROMディスクに記録され
ている情報は他の情報記録媒体に記録されていた情報を
書き込むことによって複製されたものではなく、正規の
情報である。
【0070】図8のフローチャートのスタートにおい
て、まず光ROMディスク118に記録されている情報
に基づくデータの処理を実行する指示がキーボード11
4により入力される。キーボード114によりデータ処
理の実行指示が入力されると、ステップ50において、
情報処理部111におけるメモリ113に予め記録され
た上記起動プログラム103のファイル指定としてCP
U112が受ける。CPU112とメモリ113との間
で、メモリ113に記録されている起動プログラムの情
報がやり取りされながら、CPU112において情報の
処理が行われ、起動プログラム103が実行される。
【0071】起動プログラム103が実行されると、ス
テップ51において、起動プログラム103に従って、
情報記録媒体117である光ROMディスク118に記
録されている情報は加工できるかどうかをCPU112
が判断する。
【0072】すなわち、CPU112は、例えば光RO
Mディスクドライブ115に対し、情報加工指示を行う
が、ここで情報記録媒体117として使用しているのは
読み出すことのみ可能な光ROMディスクである。ゆえ
に光ROMディスクドライブ115は、CPU112か
らの情報加工指示に対し、情報加工不可能であることの
応答をCPU112へ行う。ステップ52において、C
PU112は、光ROMディスクドライブ115からの
応答に基づき、光ROMディスク118に記録されてい
る情報は加工不可能であると判断する。
【0073】ステップ52において情報の加工が不可能
であると判断した場合、ステップ53においてCPU1
12は起動プログラム103に従って、光ROMディス
ク118のデータ処理プログラム記録領域122に記録
されているデータ処理プログラムに関する情報を、光R
OMディスク118からメモリ113にロードする。メ
モリ113にロードされたデータ処理プログラムはCP
U112により起動プログラム103に従って起動さ
れ、情報処理部111の制御権が起動プログラム103
からデータ処理プログラムに移される。
【0074】ステップ53において起動されたデータ処
理プログラムに従い、ステップ54において光ROMデ
ィスク118のデータ記録領域123に記録されている
データに関する情報のうち、処理すべきデータに関する
情報がCPU112の指示によってメモリ113にロー
ドされる。CPU112とメモリ113との間でメモリ
113にロードされたデータの情報がやり取りされなが
ら、CPU112によってデータの処理が行われる。
【0075】このように、他の情報記録媒体から情報が
複製されていない光ROMディスクのような情報記録媒
体を使用するにあたって本発明の第三の実施の形態は何
ら支障を来さず、正常に情報の処理を行うことができ
る。
【0076】次に図8のフローチャートに沿って、情報
記録媒体117としてフロッピーディスク119を使用
する場合の本発明の第三の実施の形態における情報の処
理について説明を行う。
【0077】なおフロッピーディスクは記録している情
報を読み出すことのほかに情報を書き込むことも可能な
情報記録媒体である。したがってフロッピーディスクに
記録されている情報は他の情報記録媒体に記録されてい
た情報を書き込むことによって複製された情報であるも
のとみなす。
【0078】図8のフローチャートのスタートにおい
て、まずフロッピーディスク119に記録されている情
報に基づくデータ処理を実行する指示がキーボード11
4によって入力される。キーボード114によりデータ
処理の実行指示が入力されると、ステップ50におい
て、この実行指示を情報処理部111におけるメモリ1
13に記録されている起動プログラム103のファイル
指定としてCPU112が受ける。CPU112とメモ
リ113との間で、メモリ113に記録されている起動
プログラム103の情報がやり取りされながら、CPU
112において情報の処理が行われ、起動プログラム1
03が実行される。
【0079】起動プログラム103が実行されると、ス
テップ51において、起動プログラムに従って、フロッ
ピーディスク119に記録されている情報は加工できる
かどうかがCPU112によって判断される。
【0080】すなわち、CPU112は、例えば、フロ
ッピーディスクドライブ116に対し、情報加工指示を
行う。ここで使用している情報記録媒体117は情報を
読み出すことのほかに書き込むことも可能なフロッピー
ディスクである。ゆえにフロッピーディスクドライブ1
16は、CPU112からの情報加工指示に対し、情報
加工可能であることの応答をCPU112へ行う。ステ
ップ52において、CPU112はフロッピーディスク
ドライブ116からの応答に基づき、フロッピーディス
ク119に記録されている情報は加工可能であると判断
する。
【0081】ステップ52において情報の加工が可能で
あると判断した場合、CPU112が起動プログラム1
03に従ってフロッピーディスク119のデータ処理プ
ログラム記録領域に記録されているデータ処理プログラ
ムを起動することなく、即時に全ての処理を終了する。
【0082】このように、他の情報記録媒体に記録され
ていた情報を複製した可能性を有するフロッピーディス
クのような情報記録媒体を情報記録媒体117として使
用した場合には、本発明の第三の実施の形態によってそ
の情報記録媒体117に記録された情報の処理を行わな
いようにすることができる。
【0083】以上説明したように、本発明の第三の実施
の形態を用いた情報処理装置によると、従来の技術にお
いて必要とされたプロテクトキーなどのコピープロテク
トに関する部品を何ら必要としない状態で、情報が複製
された可能性のある情報記録媒体に記録されている情報
の処理を行わないようにすることが可能である。また情
報が複製された可能性を有しない情報記録媒体に記録さ
れている情報の処理は支障無く行うことができる。した
がって本発明の第三の実施の形態は従来の技術における
問題点を解決するとともに、効果的なコピープロテクト
を行うものである。さらに本発明の第三の実施の形態に
おいては、情報記録媒体として、コンピュータソフトや
ゲームソフトが記録された従来より使用されているCD
−ROM等の情報記録媒体をそのままの状態で使用する
ことが可能である。
【0084】次に、図9に本発明の第四の実施の形態の
情報処理装置について説明を行う。第四の実施の形態の
情報処理装置における情報処理部211は、情報記録媒
体117に記録されている情報の加工を試み、情報の加
工が可能かどうかを判断する判断手段と、この判断手段
によって加工が不可能であったと判断した場合には情報
記録媒体117に記録されている情報の処理を行う処理
手段と、判断手段によって加工が可能であったと判断し
た場合には情報記録媒体117に記録されている情報の
処理を行わずに終了する終了手段と、を有することを特
徴とする。
【0085】これら一連の処理を行う手段は、例えば、
上記の処理が情報処理部211によって行われるような
プログラムを、情報処理部211におけるメモリ213
に予め記録しておくことによって実行される。この第四
の実施の形態において、上記の処理を行うプログラムを
起動プログラム104とする。
【0086】第四の実施の形態における他の構成要素に
ついては、前記の第三の実施の形態の構成要素と同じで
あり、同様の動作を行う。図10のフローチャートに沿
って、情報記録媒体117として光ROMディスク11
8を使用する場合の処理について説明を行う。なお光R
OMディスクは読み出し専用の情報記録媒体であり、他
の情報記録媒体に記録されている情報を複製することは
出来ない。したがって光ROMディスクに記録されてい
る情報は複製されたものではなく、正規の情報である。
【0087】図10のフローチャートのスタートにおい
て、まず情報記録媒体117である光ROMディスク1
18に記録されている情報に基づくデータ処理を実行す
る指示がキーボード114から入力される。キーボード
114によりデータ処理の実行指示が入力されると、ス
テップ60において、この実行指示を情報処理部211
におけるメモリ213に予め記録された上記起動プログ
ラム104のファイル指定としてCPU112が受け
る。CPU112とメモリ213との間で、メモリ21
3に記録されている起動プログラム104の情報がやり
取りされながら、CPU112において情報の処理が行
われ、起動プログラム104が実行される。
【0088】ステップ60において起動プログラム10
4が実行されると、ステップ61において起動プログラ
ム104に従って、情報記録媒体117である光ROM
ディスク118に記録されている情報の加工が試みら
れ、その加工ができたかどうかがCPU112によって
判断される。
【0089】すなわち、CPU112は、例えば、光R
OMディスクドライブ115に対し、情報加工指示を行
うが、ここで情報記録媒体117として使用しているの
は読み出すことのみ可能な光ROMディスクである。ゆ
えに光ROMディスクドライブ115は、CPU112
からの情報加工指示に対し、情報加工不可能であること
の応答をCPU112へ行う。ステップ62において、
CPU112は光ROMディスクドライブ115からの
応答に基づき、光ROMディスク118に記録されてい
る情報は加工不可能であったと判断する。
【0090】ステップ62において情報の加工が不可能
であったと判断した場合、ステップ63においてCPU
112は起動プログラム104に従って、光ROMディ
スク118のデータ処理プログラム記録領域122に記
録されているデータ処理プログラムに関する情報を、光
ROMディスク118から光ROMディスクドライブ1
15を介してメモリ213にロードする。メモリ213
にロードされたデータ処理プログラムはCPU112に
よって起動プログラム104に従って起動され、情報処
理部211の制御権が起動プログラム104からデータ
処理プログラムに移される。
【0091】ステップ63において起動されたデータ処
理プログラムに従い、ステップ64において光ROMデ
ィスク118のデータ記録領域123に記録されている
データに関する情報のうち、処理すべきデータに関する
情報がCPU112の指示によってメモリ213にロー
ドされる。CPU112とメモリ213との間でメモリ
213にロードされたデータの情報がやり取りされなが
ら、CPU112によってデータの処理が行われる。
【0092】このように、他の情報記録媒体から情報が
複製されていない光ROMディスクのような情報記録媒
体を使用するにあたって本発明の第四の実施の形態は何
ら支障を来さず、正常に情報の処理を行うことができ
る。
【0093】次に、図10のフローチャートに沿って、
情報記録媒体117としてフロッピーディスク119を
使用した場合の処理について説明を行う。フロッピーデ
ィスクは記録している情報を読み出すことのほかに情報
を書き込むことも可能な情報記録媒体である。したがっ
てその情報は他の情報記録媒体から複製された可能性を
有しているため、フロッピーディスクに記録されている
情報は複製された情報であるものとみなす。
【0094】図10のフローチャートのスタートにおい
て、まず情報記録媒体117であるフロッピーディスク
119に記録されている情報に基づいてデータ処理を実
行する指示がキーボード114から入力される。キーボ
ード114からデータ処理の実行指示が入力されると、
ステップ60において情報処理部211におけるメモリ
213に記録されている起動プログラム104のファイ
ル指定としてCPU112が受け、CPU112とメモ
リ213との間で、メモリ213に記録されている起動
プログラム104の情報がやり取りされながら、CPU
112において情報の処理が行われ、起動プログラム1
04が実行される。
【0095】ステップ60において起動プログラム10
4が実行されると、ステップ61においてフロッピーデ
ィスク119に記録されている情報の加工が試みられ、
この情報の加工ができたかどうかが判断される。
【0096】すなわち、CPU112は、例えば、フロ
ッピーディスクドライブ116に対し、情報加工指示を
行う。ここで情報記録媒体117として使用しているの
は情報を書き込むことが可能なフロッピーディスクであ
る。ゆえにフロッピーディスクドライブ116は、CP
U112からの情報加工指示に対し、情報の加工が可能
であることの応答をCPU112へ行う。ステップ62
において、CPU112はフロッピーディスクドライブ
119からの応答に基づき、フロッピーディスク119
に記録されている情報は加工可能であったと判断する。
【0097】ステップ62において情報の加工が可能で
あったと判断した場合、ステップ63においてCPU1
12が起動プログラム104に従ってフロッピーディス
ク119のデータ処理プログラム記録領域122に記録
されているデータ処理プログラムを起動することなく、
即時に全ての処理を終了する。
【0098】このように、他の情報記録媒体に記録され
ていた情報が複製された可能性を有するフロッピーディ
スクのような情報記録媒体を情報記録媒体117として
使用した場合には、本発明の第四の実施の形態によって
その情報記録媒体117に記録された情報の処理を行わ
ないようにすることができる。
【0099】以上説明したように、本発明の第四の実施
の形態を用いた情報処理装置によると、従来の技術にお
いて必要とされたプロテクトキーなどのコピープロテク
トに関する部品を何ら必要としない状態で、情報が複製
された可能性のある情報記録媒体に記録されている情報
の処理を行わないようにすることが可能である。また情
報が複製された可能性を有しない情報記録媒体に記録さ
れている情報の処理は支障無く行うことができる。した
がって本発明の第四の実施の形態は従来の技術における
問題点を解決するとともに、効果的なコピープロテクト
を行うものである。さらに本発明の第四の実施の形態に
おいては、情報記録媒体として、コンピュータソフトや
ゲームソフトが記録された従来より使用されているCD
−ROM等の情報記録媒体をそのままの状態で使用する
ことが可能である。またこの第四の実施の形態によると
フロッピーディスクのような情報が複製された可能性の
ある情報記録媒体においては記録されている情報の加工
が実際に行われる。よってそのような場合には、記録さ
れていた情報の次回からの使用をも防止することが可能
となる。
【0100】次に、図11に本発明の第五の実施の形態
について説明を行う。この第五の実施の形態では、上記
した第一から第四までの本発明の実施の形態における情
報加工性の判断を行うステップに先立って、例えば図3
のステップ31に先立って、図11のフローチャートに
よって新たに示す処理を予め最初に行う。この処理は、
上記した第一から第四までの実施の形態における起動プ
ログラムに替えて、図11のフローチャートに示す処理
を行うプログラム内容の起動プログラムを用いることに
よって行われる。
【0101】なお第五の実施の形態では、以下に記載す
るハード的な書き込み禁止手段(例えば、フロッピーデ
ィスクなどに用いられているカートリッジあるいはキャ
ディに設けられている、媒体への情報の書き込みを可あ
るいは不可の状態の設定をハード的に行うつめ)、及び
ソフト的な書き込み禁止手段(例えば、情報の1つとし
てデータなどと伴に記録されている、媒体への情報の書
き込みを可あるいは不可の状態の設定をソフト的に行う
アーカイブ)を有した情報記録媒体が使用されるものと
する。
【0102】図12に、ハード的な書き込み禁止手段に
ついて示す。ハード的な書き込み禁止手段とは、ハード
ウェアによって情報の書き換えを禁止する手段であり、
それによる書き込み禁止状態とはハードウェアによっ
て、情報の書き換えが禁止され、書き換え不可能と設定
されている状態を言う。この設定は、情報記録媒体に記
録されている情報の書き換えを可能あるいは不可能な状
態に設定すると伴に、記録されている情報の保護のため
にその設定を情報処理部によって行うことはできないよ
うになっている。
【0103】例えば、図12に示すカートリッジ217
における書き込み禁止用のつめ105は、上記ハード的
な書き込み禁止の設定を行うものと言える。この書き込
み禁止用のつめ105は、カートリッジ217に入れて
使用する情報記録媒体17に記録されている情報の加工
(書き換え、書き込み、消去など)をつめ(ハードウェ
ア)によって可能あるいは不可能の何れかの状態に設定
を行う。なお、通常はこの設定を情報処理部によって行
うことはできない。
【0104】また、図13を用いてソフト的な書き込み
禁止手段について説明を行う。ソフト的な書き込み禁止
手段とは、データやプログラムなどの情報によるソフト
ウエアを用いた手段によって、光ROMディスクやフロ
ッピーディスクなどの情報記録媒体への情報の書き込み
を可能あるいは不可能(禁止)とする状態を設定するも
のである。
【0105】例えば、アーカイブがその一例である。ア
ーカイブとは、記録されている情報に関する事項が集約
されたもので、その記録されている情報と伴に、情報の
1つとして情報記録媒体に記録された書誌的事項をい
う。このアーカイブに関する情報は、図13に示す情報
記録媒体の記録領域のうち、例えば各ファイルの記録領
域(起動プログラム記録領域221、データ処理プログ
ラム記録領域222、及びデータ記録領域223内の各
データにおける記録領域)の始めの方の記録領域に記録
されており、情報記録媒体に記録されているプログラム
やデータに関する情報に先立って読み出され、記録され
ているプログラムやデータに関する情報の属性を示す。
【0106】以下に、図11を用いて、本発明の第五の
実施の形態として、第一から第四までの実施の形態のう
ち、第一の実施の形態を改良したものとして説明を行
う。まず、情報記録媒体17として光ROMディスク1
8を使用した場合について説明する。図11のステップ
30までは第一の実施の形態と同様に処理が行われ、ス
テップ30において、CPU12が起動プログラムの実
行を開始する。
【0107】ステップ30において起動プログラムが実
行されると、ステップ71において光ROMディスク1
8がハード的な書き込み禁止手段によって書き込み禁止
状態にあるかどうかがCPU12によって確認される。
【0108】この確認は、例えばCPU12が起動プロ
グラムに従って光ROMディスクドライブ15に対し、
ハード的な書き込み禁止確認の指示をすることによって
行われる。しかし、ここで使用している情報記録媒体1
7は、一般にカートリッジやキャディに入れずに扱う光
ROMディスク18であるため、その媒体にはハード的
な書き込み禁止の手段を有していない。そのため、光R
OMディスクドライブ15は、CPU12からのハード
的な書き込み禁止確認の指示を受けた後、駆動する情報
記録媒体17である光ROMディスク18にハード的な
書き込み禁止手段がないことを理由に、ステップ72に
おいて書き込み可の判断を行う。
【0109】ここでもしも、情報記録媒体17として使
用した光ROMディスク18がカートリッジ217に入
った状態にある場合には、ステップ71において光RO
Mディスクドライブ15は、CPU12からのハード的
な書き込み禁止確認の指示を受けて、カートリッジ21
7に設けられた書き込み禁止設定用のつめ105が、書
き込み可と書き込み不可のどちらに設定されているかを
確認する。
【0110】書き込み禁止の設定は、例えば、書き込み
禁止設定用のつめ105をスライドさせ、カートリッジ
217に入っている情報記録媒体17への情報の書き込
みを禁止する場合にはカートリッジ217のつめ105
の部分に光が透過する状態を作り、情報の書き込みを可
能とする場合にはつめ105の部分に光が透過しない状
態を作ることによって行う。
【0111】このような方法によるつめ105の設定に
よって、情報の書き込みが可である状態が設定されてい
る場合には、光ROMディスクドライブ15はカートリ
ッジ217に設けられたつめ105の部分に光が透過し
ないことを確認し、ハード的には情報の書き込みが可能
であることをCPU12に応答する。この書き込み可の
応答を受けて、ステップ72においてCPU12はハー
ド的に情報の書き込みが可であることの判断を行う。
【0112】つめ105によって、もしも情報の書き込
みを不可とする状態が設定されていた場合には、光RO
Mディスクドライブ15はカートリッジ217に設けら
れたつめ105の部分に光が透過することを確認し、ハ
ード的には情報の書き込みが不可能であることをCPU
12に応答する。この書き込み不可の応答を受けて、ス
テップ72においてCPU12はハード的に情報の書き
込みが不可であることの判断を行う。そして、この場合
には異常終了として即時に全ての処理を終了する。
【0113】ステップ72において、情報の書き込みが
可であることの判断がなされた場合には、CPU12の
指示によって、ステップ73において光ROMディスク
ドライブ15はアーカイブの変更を試みる処理を行う。
アーカイブ変更の処理によって変更が試みられる部分
(記録領域)は記録されている情報が書き換えできる情
報であるか否かということが設定されている部分であ
る。その部分に対して、記録されている情報が書き換え
可能な情報であるように設定の変更を試みる。
【0114】ここで使用している情報記録媒体17は、
情報の書き込みが不可能な光ROMディスク18であ
る。そのため、アーカイブの変更を行うことができない
ことを光ROMディスクドライブ15が確認し、その確
認をCPU12に応答する。CPU12はこの応答を受
け、ステップ74においてアーカイブの変更は不可であ
ることの判断を行う。
【0115】ステップ74においてアーカイブの変更が
不可とされた場合には、ステップ31においてCPU1
2が光ROMディスク18に記録された情報の加工性に
ついて判断を行う。この判断以降の情報の処理について
は、第一の実施の形態における場合と同様にして行われ
る。
【0116】次に、図11に情報記録媒体17としてフ
ロッピーディスク19を使用した場合について説明を行
う。図11のステップ30までは第一の実施の形態と同
様に処理が行われ、ステップ30において、CPU12
が起動プログラムの実行を開始する。
【0117】ステップ30において起動プログラムが実
行されると、ステップ71においてフロッピーディスク
19がハード的な書き込み禁止手段によって書き込み禁
止状態にあるかどうかをCPU12が確認する。
【0118】この確認は、例えばCPU12が起動プロ
グラムに従ってフロッピーディスクドライブ16に対
し、ハード的な書き込み禁止確認の指示をすることによ
って行う。フロッピーディスクドライブ16は、CPU
12からのハード的な書き込み禁止確認の指示を受け
て、駆動する情報記録媒体17であるフロッピーディス
ク19のハード的な書き込み禁止確認を行う。
【0119】ここでもしも、情報記録媒体17として使
用したフロッピーディスク19がカートリッジ217に
入った状態にある場合には、ステップ71においてフロ
ッピーディスクドライブ16は、CPU12からのハー
ド的な書き込み禁止確認の指示を受けて、カートリッジ
217に設けられた書き込み禁止設定用のつめ105
が、書き込み可と書き込み不可のどちらに設定されてい
るかを確認する。
【0120】書き込み禁止の設定は、例えば、書き込み
禁止設定用のつめ105をスライドさせ、カートリッジ
217に入っている情報記録媒体17への情報の書き込
みを禁止する場合にはカートリッジ217のつめ105
の部分に光が透過する状態を作り、情報の書き込みを可
能とする場合にはつめ105の部分に光が透過しない状
態を作ることによって行う。
【0121】このような方法によるつめ105の設定に
よって、情報の書き込みが可である状態が設定されてい
る場合には、フロッピーディスクドライブ16はカート
リッジ217に設けられたつめ105の部分に光が透過
しないことを確認し、ハード的には情報の書き込みが可
能であることをCPU12に応答する。この書き込み可
の応答を受けて、ステップ72においてCPU12はハ
ード的に情報の書き込みが可であることの判断を行う。
【0122】つめ105によって、もしも情報の書き込
みを不可とする状態が設定されていた場合には、フロッ
ピーディスクドライブ16はカートリッジ217に設け
られたつめ105の部分に光が透過することを確認し、
ハード的には情報の書き込みが不可能であることをCP
U12に応答する。この書き込み不可の応答を受けて、
ステップ72においてCPU12はハード的に情報の書
き込みが不可であることの判断を行う。そして、この場
合には異常終了として即時に全ての処理を終了する。
【0123】ステップ72において、情報の書き込みが
可であることの判断がなされた場合には、CPU12の
指示によって、ステップ73においてフロッピーディス
クドライブ16はアーカイブの変更を試みる処理を行
う。アーカイブ変更の処理によって変更が試みられる部
分(記録領域)は記録されている情報が書き換えできる
情報であるか否かということが設定されている部分であ
る。その部分に対して、記録されている情報が書き換え
可能な情報であるように設定の変更を試みる。
【0124】ここで使用している情報記録媒体17は、
情報の書き込みが可能なフロッピーディスク19であ
る。そのため、アーカイブの変更が可能であることをフ
ロッピーディスクドライブ16が確認し、その確認をC
PU12に応答する。CPU12はこの応答を受け、ス
テップ74においてアーカイブの変更は可であることの
判断を行う。
【0125】ステップ74においてアーカイブの変更が
可とされた場合には、ステップ75においてCPU12
がフロッピーディスク19に記録された情報の加工を行
った後、異常終了として即時に全ての処理を終了する。
【0126】上記した第五の実施の形態による処理を行
うことによって、光ROMディスクなどに記録されてい
る情報を書き換えが可能な情報記録媒体などに複製し、
その後でハード的に書き込み禁止の状態にした場合、ま
たアーカイブの書き換えによってソフト的に読み出し専
用の状態と成して再生時の情報の加工を回避しようとし
た場合に対する処置を講じることができる。
【0127】また、第六の実施の形態として、本発明の
第一及び第二の実施の形態におけるデータ処理が図14
に示すようなものであってもよい。このような処理は第
一及び第二の実施の形態におけるデータ処理プログラム
に替えて、図14に示すような処理を行うデータ処理プ
ログラムを用いることによって行われる。
【0128】図14に、第六の実施の形態として、第一
の実施の形態を改良したものを示す。図14のステップ
34において、データ処理プログラムの起動が正常かど
うかの判断が行われる処理までは、前記の第一の実施の
形態と同様の処理を行う。ここで、起動が正常に行われ
た場合、ステップ81において情報記録媒体のデータ記
録領域に記録されているデータの読み出しをCPU12
がデータ処理プログラムに従って開始する。
【0129】ステップ81において処理の対象であると
して読み出されたデータ(若しくはキーボード等からの
入力により指定されて読み出されたデータ)及びすでに
呼び出し済みの起動プログラムについて、ステップ82
においてそれらの所在をCPU12が確認し、その確認
の結果によって、ステップ83においてデータが存在す
る情報記録媒体と起動プログラムを読み出した情報記録
媒体とが同一であるかどうかをCPU12が判断する。
【0130】ステップ83においてデータが存在する情
報記録媒体と起動プログラムの読み出しを行った情報記
録媒体とが異なるとCPU12が判断した場合には全て
の処理を終了する。もしもステップ83においてデータ
と起動プログラムが同一の情報記録媒体に存在すると判
断した場合には、データ処理プログラムに従ってCPU
12はデータの読み出しを続行する。
【0131】ステップ83において起動プログラムとデ
ータの所在が同一であることの判断がなされ、データの
読み出しが続行された場合、ステップ84においてCP
U12は読み出したデータのコード確認を行う。
【0132】このコードとは、そのデータ処理プログラ
ムによって対象となっているデータが処理できるかどう
か(データ処理プログラムとデータが対応するものであ
るか否か)を判断するものである。なお使用する情報記
録媒体が光ROMディスクである場合には、同一の情報
を記録した光ROMディスクには同一のコードをもたせ
るようにすることが好ましい。これは光ROMディスク
がスタンパと呼ばれる型によって大量生産を行うため、
上記のコードを光ROMディスク1枚に1つずつ割り当
てていたのでは多くの型を作らなければならずコストア
ップにつながってしまうからである。
【0133】ステップ84におけるコード確認の結果を
参照し、ステップ85においてコードが一致しなけれ
ば、CPU12は全ての処理を終了する。コードが一致
した場合には、ステップ35へ移ってデータの処理を開
始する。
【0134】上記の処理のように起動プログラムが読み
出されたのと同一の情報記録媒体から読み出されたデー
タに関してのみ処理を行うことが可能となるようにする
ことによって、またコード確認を行って対象となってい
るデータに対応したデータ処理プログラムによる場合以
外の処理を行わないようにすることによって、例えば、
起動プログラム若しくはデータ処理プログラムは光RO
Mディスク等に記録されたものを使用し、データは複製
された可能性のあるフロッピーディスク等に記録された
ものを使用した場合におけるデータの処理を不可能とす
ることができる。
【0135】また、第七の実施の形態として、本発明の
第一から第四までの実施の形態におけるデータ処理が、
図15に示すような、情報の加工性の判断を行った情報
記録媒体と読み出す対象となるデータが存在する情報記
録媒体との同一性を判断するようなものであってもよ
い。
【0136】図15に第七の実施の形態として、第一の
実施の形態を改良したものを示す。この図15のステッ
プ34において、データ処理プログラムの起動状態が正
常かどうかの確認がなされる処理までは、第一の実施の
形態と同様の処理によって行われる。
【0137】ステップ34において、データ処理プログ
ラムの起動が正常に行われた場合、ステップ91におい
て情報記録媒体のデータ記録領域に記録されているデー
タの読み出しをデータ処理プログラムに従ってCPU1
2が開始する。
【0138】ステップ91において処理の対象であると
して読み出されたデータ(若しくはキーボード等からの
入力により指定されて読み出されたデータ)の所在の確
認と、すでにステップ31において実行済みの情報の加
工性の判断を行った情報記録媒体の確認をCPU12が
行い、その確認の結果によって、ステップ93において
データが存在する情報記録媒体と起動プログラムを読み
出した情報記録媒体とが同一であるかどうかをCPU1
2が判断する。
【0139】ステップ93において処理の対象となるデ
ータが存在する情報記録媒体と情報の加工性の判断を行
った情報記録媒体とが異なる場合にはCPU12は全て
の処理を終了する。一方、情報の加工性の判断を行った
情報記録媒体と同一の情報記録媒体に対象となるデータ
が存在すると判断した場合には、CPU12はデータの
読み出しを続行し、ステップ84のコード確認の処理へ
移る。このステップ84以降の処理は第六の実施の形態
の場合の処理と同様である。
【0140】上記のように情報の加工性の判断を行った
情報記録媒体と同一の情報記録媒体から読み出されたデ
ータに関してのみ処理を行うことが可能となるようにす
ることによって、例えばフロッピーディスク等に記録さ
れた複製された可能性のあるデータの処理を不可能とす
ることができる。
【0141】以上説明した第一から第七までの実施の形
態においては、データ処理プログラムは必ずしも情報記
録媒体に記録されている必要はなく、情報処理部のメモ
リ等に予め記録しておいてもよい。それによってデータ
処理プログラムに複数の情報記録媒体に記録された情報
の処理を行うことが可能な汎用性をもたせることができ
る。またデータ処理プログラムが書き換え可能な媒体に
記録されている場合、ソフトウェアメーカー等によって
正規に行われるデータ処理プログラムの書き換えが可能
となる。例えばそのデータ処理プログラムの使用後にバ
グが発見された場合にそのバグの除去を行ったり、新し
く開発された機能を追加したり、といったようなアップ
デートなどのサービスを行うことが可能となる。もちろ
んこのような場合に使用されるデータ処理プログラムは
複数のデータが処理できるように対応がとれているもの
とする。
【0142】
【発明の効果】本発明は以上説明したような構成からな
るため、コピープロテクトに関して、プロテクトキーな
どの余分な部品を用いることなく、他の情報記録媒体か
ら情報を複製した可能性のある情報記録媒体に記録され
た情報の処理を不可能とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一及び第二の実施の形態における情
報処理装置の構成を示す図。
【図2】本発明の第一の実施の形態における情報記録媒
体の記録領域を示す図。
【図3】本発明の第一の実施の形態を示すフローチャー
ト。
【図4】本発明の第二の実施の形態における情報記録媒
体の記録領域を示す図。
【図5】本発明の第二の実施の形態を示すフローチャー
ト。
【図6】本発明の第三の実施の形態における情報処理装
置の構成を示す図。
【図7】本発明の第三及び第四の実施の形態における情
報記録媒体の記録領域を示す図。
【図8】本発明の第三の実施の形態を示すフローチャー
ト。
【図9】本発明の第四の実施の形態における情報処理装
置の構成を示す図。
【図10】本発明の第四の実施の形態を示すフローチャ
ート。
【図11】本発明の第五の実施の形態を示すフローチャ
ート。
【図12】本発明の第五の実施の形態において使用する
カートリッジを示す図。
【図13】本発明の第五の実施の形態における情報記録
媒体の記録領域を示す図。
【図14】本発明の第六の実施の形態を示すフローチャ
ート。
【図15】本発明の第七の実施の形態を示すフローチャ
ート。
【図16】従来例を示す模式図。
【符号の説明】 1 光ROMディスク 3 データ処理プログラム 4 データ 5 暗証コード 6 プロテクトキー 7 コンピュータ 8 プリンタポート 11 情報処理部 12 CPU 13 メモリ 17 情報記録媒体 18 光ROMディスク 19 フロッピーディスク 20 バス 21 起動プログラム記録領域 22 データ処理プログラム記録領域 23 データ記録領域 31 起動プログラム実行による情報加工性の判断 32 情報の加工が可か不可による分岐 33 データ処理プログラムの起動 34 起動は正常か否かによる分岐 35 データの処理
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 守川 健夫 神奈川県川崎市幸区柳町70番地 株式会社 東芝柳町工場内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理すべきデータに関する情報が記録さ
    れるデータ記録領域と、このデータ記録領域に記録され
    たデータの処理を行うデータ処理プログラムに関する情
    報が記録されるデータ処理プログラム記録領域と、この
    データ処理プログラム記録領域からのデータ処理プログ
    ラムの読み出しに先立って読み出され、前記データ記録
    領域及び前記データ処理プログラム記録領域の少なくと
    も何れかに記録されている情報の加工を行うことが可能
    か不可能かを判断し、加工は不可能であると判断した場
    合には前記データ処理プログラム記録領域からデータ処
    理プログラムに関する情報を読み出してデータ処理プロ
    グラムの起動を行い、加工が可能であると判断した場合
    には前記データ処理プログラムの起動を禁止して情報の
    処理を終了する起動プログラムに関する情報が記録され
    る起動プログラム記録領域と、から成ることを特徴とす
    る情報記録媒体。
  2. 【請求項2】 処理すべきデータに関する情報が記録さ
    れるデータ記録領域と、このデータ記録領域に記録され
    たデータの処理を行うデータ処理プログラムに関する情
    報が記録されるデータ処理プログラム記録領域と、この
    データ処理プログラム記録領域からのデータ処理プログ
    ラムの読み出しに先立って読み出され、前記データ記録
    領域及び前記データ処理プログラム記録領域の少なくと
    も何れかに記録されている情報の加工を試み、加工が不
    可能であった場合には前記データ処理プログラム記録領
    域からデータ処理プログラムに関する情報を読み出して
    データ処理プログラムの起動を行い、加工が可能であっ
    た場合には前記データ処理プログラムの起動を禁止して
    情報の処理を終了する起動プログラムに関する情報が記
    録される起動プログラム記録領域と、から成ることを特
    徴とする情報記録媒体。
  3. 【請求項3】 処理すべき情報が記録されている情報記
    録媒体と情報の授受を行い、得られた情報を処理する情
    報処理部を有する情報処理装置であって、前記情報処理
    部は、前記情報記録媒体に記録されている情報の加工が
    可能か不可能かを判断する判断手段と、この判断手段に
    より加工は不可能であると判断された場合には前記情報
    記録媒体に記録されている情報の処理を行う処理手段
    と、前記判断手段により加工が可能であると判断された
    場合には前記処理手段による情報の処理を禁止して終了
    する終了手段と、を有することを特徴とする情報処理装
    置。
  4. 【請求項4】 処理すべき情報が記録されている情報記
    録媒体と情報の授受を行い、得られた情報を処理する情
    報処理部を有する情報処理装置であって、前記情報処理
    部は、前記情報記録媒体に記録されている情報の加工を
    試み、加工が可能か不可能かを判断する判断手段と、こ
    の判断手段により加工は不可能であったと判断された場
    合には前記情報記録媒体に記録されている情報の処理を
    行う処理手段と、前記判断手段により加工が可能であっ
    たと判断された場合には前記処理手段による情報の処理
    を禁止して終了する終了手段と、を有することを特徴と
    する情報処理装置。
  5. 【請求項5】 処理すべき情報が記録されている情報記
    録媒体と情報の授受を行い、得られた情報を処理する情
    報処理部を有する情報処理装置であって、前記情報記録
    媒体は、処理すべきデータに関する情報が記録されるデ
    ータ記録領域と、このデータ記録領域に記録されたデー
    タの処理を行うデータ処理プログラムに関する情報が記
    録されるデータ処理プログラム記録領域と、このデータ
    処理プログラム記録領域からのデータ処理プログラムの
    読み出しに先立って読み出され、前記データ記録領域及
    び前記データ処理プログラム記録領域の少なくとも何れ
    かに記録されている情報の加工を行うことが可能か不可
    能かを判断し、加工は不可能であると判断した場合には
    前記データ処理プログラム記録領域からデータ処理プロ
    グラムに関する情報を読み出してデータ処理プログラム
    の起動を行い、加工が可能であると判断した場合には前
    記データ処理プログラムの起動を禁止して情報の処理を
    終了する起動プログラムに関する情報が記録される起動
    プログラム記録領域と、から成る複数の記録領域を有
    し、前記情報処理部は、前記情報記録媒体に記録されて
    いる情報に基づくデータの処理を指示する指示手段と、
    この指示手段によりデータの処理が指示されることに応
    答して前記起動プログラム記録領域に記録されている起
    動プログラムに関する情報を読み出し、起動プログラム
    を実行することにより、前記データ記録領域及び前記デ
    ータ処理プログラム記録領域の少なくとも何れかに記録
    された情報の加工を行うことが可能か不可能かを判断す
    る判断手段と、この判断手段により加工は不可能である
    と判断された場合には前記データ処理プログラム記録領
    域からデータ処理プログラムに関する情報を読み出し、
    データ処理プログラムを起動する起動手段と、前記判断
    手段により加工が可能であると判断された場合には前記
    起動手段によるデータ処理プログラムの起動を禁止して
    情報の処理を終了させる終了手段と、を具備したことを
    特徴とする情報処理装置。
  6. 【請求項6】 処理すべき情報が記録されている情報記
    録媒体と情報の授受を行い、得られた情報を処理する情
    報処理部と、を有する情報処理装置であって、前記情報
    記録媒体は、処理すべきデータに関する情報が記録され
    るデータ記録領域と、このデータ記録領域に記録された
    データの処理を行うデータ処理プログラムに関する情報
    が記録されるデータ処理プログラム記録領域と、このデ
    ータ処理プログラム記録領域からのデータ処理プログラ
    ムの読み出しに先立って読み出され、前記データ記録領
    域及び前記データ処理プログラム記録領域の少なくとも
    何れかに記録されている情報の加工を試み、加工が不可
    能であった場合には前記データ処理プログラム記録領域
    からデータ処理プログラムに関する情報を読み出してデ
    ータ処理プログラムの起動を行い、加工が可能であった
    場合には前記データ処理プログラムの起動を禁止して情
    報の処理を終了する起動プログラムに関する情報が記録
    される起動プログラム記録領域と、から成る複数の記録
    領域を有し、前記情報処理部は、前記情報記録媒体に記
    録されている情報に基づくデータの処理を指示する指示
    手段と、この指示手段によりデータの処理が指示される
    ことに応答して前記起動プログラム記録領域に記録され
    ている起動プログラムに関する情報を読み出し、起動プ
    ログラムを実行することにより、前記データ記録領域及
    び前記データ処理プログラム記録領域の少なくとも何れ
    かに記録された情報の加工を試み、加工が可能か不可能
    かを判断する判断手段と、この判断手段により加工が不
    可能であったと判断された場合には前記データ処理プロ
    グラム記録領域からデータ処理プログラムに関する情報
    を読み出し、データ処理プログラムを起動する起動手段
    と、前記判断手段により加工が可能であったと判断され
    た場合には前記起動手段によるデータ処理プログラムの
    起動を禁止して情報の処理を終了させる終了手段と、を
    具備したことを特徴とする情報処理装置。
  7. 【請求項7】 情報記録媒体は記録された情報の加工を
    可能とする状態と不可能とする状態のうち、何れかの状
    態の設定を行うことができる設定手段を有し、判断手段
    は、前記設定手段によって情報の加工を可能とする状態
    と不可能とする状態のうち、何れの状態が設定されてい
    るかを判断する設定判断手段を有し、この設定判断手段
    により情報の加工を不可能とする状態が設定されている
    と判断された場合には終了手段により情報の処理を終了
    することを特徴とする請求項3及び請求項4記載の情報
    処理装置。
  8. 【請求項8】 情報記録媒体は記録された情報の加工を
    可能とする状態と不可能とする状態のうち、何れかの状
    態を設定する設定情報を記録する設定情報記録領域を有
    し、判断手段は、前記設定情報記録領域に記録された設
    定情報の加工を試み、設定情報の加工が可能であった場
    合には終了手段により情報の処理を終了することを特徴
    とする請求項3及び請求項4記載の情報処理装置。
  9. 【請求項9】 情報記録媒体は記録された情報の加工を
    可能とする状態と不可能とする状態のうち、何れかの状
    態の設定を行うことができる設定手段を有し、判断手段
    は、前記設定手段によって情報の加工を可能とする状態
    と不可能とする状態のうち、何れの状態が設定されてい
    るかを判断する設定判断手段を有し、かつこの設定判断
    手段により情報の加工を可能とする状態が設定されてい
    ると判断された場合には起動プログラムを実行すること
    により、情報の加工が可能か不可能かを判断し、終了手
    段は、前記判断手段により、情報の加工を不可能とする
    状態が設定されていると判断された場合及び情報の加工
    が可能であると判断された場合に、起動手段によるデー
    タ処理プログラムの起動を禁止して情報の処理を終了す
    ることを特徴とする請求項5または請求項6記載の情報
    処理装置。
  10. 【請求項10】 情報記録媒体は記録された情報の加工
    を可能とする状態と不可能とする状態のうち、何れかの
    状態の設定を行うことができる設定手段を有し、判断手
    段は前記設定手段によって情報の加工を可能とする状態
    と不可能とする状態のうち、何れの状態が設定されてい
    るかを判断する設定判断手段を有し、かつこの設定判断
    手段により情報の加工を可能とする状態が設定されてい
    ると判断された場合には起動プログラムを実行すること
    により、情報の加工を試み、加工が可能か不可能かを判
    断し、終了手段は、前記判断手段により、情報の加工を
    不可能とする状態が設定されていると判断された場合及
    び情報の加工が可能であったと判断された場合に、起動
    手段によるデータ処理プログラムの起動を禁止して情報
    の処理を終了することを特徴とする請求項5または請求
    項6記載の情報処理装置。
JP8046523A 1996-03-05 1996-03-05 情報記録媒体および情報処理装置 Pending JPH09244887A (ja)

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JP8046523A JPH09244887A (ja) 1996-03-05 1996-03-05 情報記録媒体および情報処理装置

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JP (1) JPH09244887A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7913258B2 (en) 2005-11-09 2011-03-22 Hitachi, Ltd. Information processing device and process control method
JP4663688B2 (ja) * 2007-06-26 2011-04-06 株式会社日立製作所 端末

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7913258B2 (en) 2005-11-09 2011-03-22 Hitachi, Ltd. Information processing device and process control method
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