JPH09244376A - 現像剤カートリッジ、現像装置、現像ユニット、および現像装置の現像剤交換方法 - Google Patents

現像剤カートリッジ、現像装置、現像ユニット、および現像装置の現像剤交換方法

Info

Publication number
JPH09244376A
JPH09244376A JP8051701A JP5170196A JPH09244376A JP H09244376 A JPH09244376 A JP H09244376A JP 8051701 A JP8051701 A JP 8051701A JP 5170196 A JP5170196 A JP 5170196A JP H09244376 A JPH09244376 A JP H09244376A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
developer
toner
cartridge
developing
developing container
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8051701A
Other languages
English (en)
Inventor
Ikutaro Nagatsuka
育太郎 長束
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP8051701A priority Critical patent/JPH09244376A/ja
Publication of JPH09244376A publication Critical patent/JPH09244376A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Magnetic Brush Developing In Electrophotography (AREA)
  • Dry Development In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 2成分現像剤を使用する現像装置の2成分現
像剤の劣化を、面倒な保守作業を行うこと無く、防止で
きるようにすること。 【解決手段】 2成分現像剤収容室、トナー収容室、カ
ートリッジ側現像剤交換口、およびカートリッジ側トナ
ー補給口を有する円筒状の現像剤カートリッジBと、前
記現像剤カートリッジBが着脱自在に装着可能なカート
リッジ装着部62、前記カートリッジ側現像剤交換口に
接続する現像容器側現像剤交換口65、および前記カー
トリッジ側トナー補給口に接続する現像容器側トナー補
給口66を有する現像容器Aとを備え、現像剤カートリ
ッジBを交換する際に劣化した現像剤の一部を古い現像
剤カートリッジBに回収し、新しい現像剤カートリッジ
Bの現像剤を現像容器に補給するように構成した現像装
置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真複写機や
プリンタ等の画像形成装置で使用される現像剤カートリ
ッジ、現像装置および現像装置の現像剤交換方法に関
し、特に、トナー及びキャリアからなる二成分系の現像
剤を用いる現像剤カートリッジ、現像装置および現像装
置の現像剤交換方法に関する。前記現像剤カートリッジ
は、現像装置に着脱可能に装着されて、新しい現像剤を
補給したり、古くなった現像剤を回収するために使用さ
れる。
【0002】
【従来の技術】この種の現像装置として、従来、下記
(J01)の技術が知られている。 (J01)(特公平2−21591号公報記載の技術) この公報に記載には、複写機またはプリンター等の画像
形成装置において、トナーとキャリアから成る2成分現
像剤を用いる現像装置が記載されている。2成分現像剤
を用いた現像装置では、トナーは現像動作により消費さ
れるー方、キャリアは消費されずに現像装置内に残る。
従って、現像装置内でトナーと共に攪拌されるキャリア
は攪拌頻度が多くなるにつれて劣化する。そこでこの公
報では、現像剤の劣化を抑制するため、現像動作により
消費されるトナーを補給することとは別に、現像容器内
に新しい現像剤(トナーおよびキャリアにより構成され
る現像剤)またはキャリアを補給する装置を設け、補給
により過剰になった現像容器内の現像剤を排出し、この
ように補給・排出が逐次繰り返されることによって、現
像槽内の劣化現像剤は、新たに供給されるトナー及びキ
ャリアに置換されていき、現像槽内の現像剤の現像特性
をー定に維持する方法,いわゆるトリックル現像方式が
提案されている。この方式により、現像剤の帯電性能を
維持し、複写画質の低下を押さえることができる。
【0003】一方、近年複写機およびプリンターに対し
てカラー化の要求が強まってきている。複写機またはプ
リンター等の画像形成装置において、力ラー画像を得る
ためには、複数色のトナーを現像させるために複数の現
像容器を設置し、複数色のトナーを記録媒体上に重ね合
わせる方法がー般的である。これらの実現のために、感
光体周囲に複数の現像容器を配置し、現像する現像容器
のみを感光体に接触させ、他を離間させるいわゆるリト
ラクト方式、回転体上に現像容器を保持し、回転動作に
より必要色の現像容器を感光体に対向させるいわゆるロ
ータリー方式、少なくとも感光体および現像容器からな
る現像主要部を複数並列に並べるいわゆるタンデム方式
等、様々な方法が提案、実用化されている。
【0004】しかしこれらの力ラー画像形成装置では、
感光体周辺のスペース、あるいは機械の大きさ上の制限
より、1個あたりの現像容器の大きさが制限され、スペ
ース上、各現像容器内部に十分な現像剤量を確保できな
い。そのため、現像剤もしくは現像容器の交換インター
バルが短くなり、現像剤交換のためのサービスコストが
上昇する、あるいは現像カートリッジ等の頻繁な交換に
より1枚あたりの単価が上昇する等の問題点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の技術(J0
1)は下記の問題点がある。 (前記(J01)の問題点)前記複数の現像容器を備えた
画像形成装置において、前記(J01)で提案されたよう
なトリックル方式の適用を考えた場合、各現像容器にさ
らにキャリアもしくは現像剤を補給および回収する装置
が必要となり、現像容器自体が非常に大型化してしま
い、複数の現像容器を有する画像形成装置にトリックル
方式を適用する事は非常に困難であった。またトリック
ル現像においては、現像容器内の現像剤量を常にー定体
積に保つために、複雑な現像剤量制御機構が必要であ
り、装置の複雑化を招いていた。さらにトリックル方式
においても、最終的には機内に蓄積された現像剤を、回
収する必要があり、トナーのみを補給する一成分現像方
式に比較して余分なメンテナンスが必要であった。
【0006】本発明は前述の事情(及び検討結果)に鑑
み、下記(O01)の記載内容を課題とする。 (O01)2成分現像剤を使用する現像装置の2成分現像
剤の劣化を、面倒な保守作業を行うこと無く、防止でき
るようにすること。
【0007】
【課題を解決するための手段】次に、前記課題を解決す
るために案出した本発明を説明するが、本発明の要素に
は、後述の実施例の要素との対応を容易にするため、実
施例の要素の符号をカッコで囲んだものを付記する。な
お、本発明を後述の実施例の符号と対応させて説明する
理由は、本発明の理解を容易にするためであり、本発明
の範囲を実施例に限定するためではない。
【0008】(第1発明)前記課題を解決するために、
本出願の第1発明の現像剤カートリッジ(B)は、下記
の要件を備えたことを特徴とする、(A01)像担持体
(11)表面の潜像をトナー像に現像するトナーおよび
キャリアにより構成される2成分現像剤を収容した現像
容器(A)に着脱自在なカートリッジケース(41)、
(A02)前記カートリッジケース(41)の内容積を軸
方向に分割して2成分現像剤収容室(41a)およびト
ナー収容室(41b)を形成する隔壁(44)、(A0
3)前記カートリッジケース(41)が現像容器(A)
に装着されたときに現像容器(A)のトナー補給口(6
6)と接続する前記トナー収容室(41b)に設けられ
たカートリッジ側トナー補給口(46a)、(A04)前
記カートリッジケース(41)が現像容器(A)に装着
されたときに現像容器(A)の現像剤交換口(65)と
接続する前記2成分現像剤収容室(41a)に設けられ
たカートリッジ側現像剤交換口(45a)、(A05)前
記カートリッジケース(41)の端壁外側に回転自在に
支持されて、カートリッジケース(41)が現像容器
(A)に装着された時に現像容器(A)の回転力伝達部
材(77)と自動的に連結される回転力被伝達部材(5
3)、(A06)前記カートリッジケース(41)の端壁
および前記隔壁(44)に回転自在に支持されるととも
に前記回転力被伝達部材(53)の回転に連動して回転
するトナー搬送用回転軸(51)、(A07)前記トナー
収容室(41b)内のトナー搬送用回転軸(51)に装
着され、トナー搬送用回転軸(51)が回転したときに
トナー収容室(41b)内のトナーを前記カートリッジ
側トナー補給口(46a)に搬送する補給トナー搬送部
材(52)。
【0009】(第2発明)また、本出願の第2発明の現
像装置は、下記の要件を備えたことを特徴とする、(B
01)隔壁(44)により分割された2成分現像剤収容室
(41a)およびトナー収容室(41b)と前記2成分現
像剤収容室(41a)に形成されたカートリッジ側現像
剤交換口(45a)および前記トナー収容室(41b)に
形成されたカートリッジ側トナー補給口(46a)とを
有するカートリッジケース(41)と、回転可能に支持
されたトナー搬送用回転軸(51)を有し回転したとき
に前記トナー収容室(41b)内のトナーをカートリッ
ジ側トナー補給口(46a)に搬送可能な補給トナー搬
送部材(52)と、前記トナー搬送用回転軸(51)に
装着された回転力被伝達部材(53)とを有する円筒状
の現像剤カートリッジ(B)が着脱自在に装着可能なカ
ートリッジ装着部(62)を備えた現像容器(A)、
(B02)像担持体(11)表面の潜像をトナー像に現像
するトナーおよびキャリアにより構成される2成分現像
剤を収容するとともに前記カートリッジ装着部(62)
にカートリッジケース(41)が装着されたときに前記
カートリッジ側現像剤交換口(45a)に接続する現像
容器側現像剤交換口(65)と、前記カートリッジ側ト
ナー補給口(46a)に接続する現像容器側トナー補給
口(66)と、前記回転力被伝達部材(53)と自動的
に連結される回転力伝達部材(77)とを備えた前記現
像容器(A)、
【0010】(第3発明)また、本出願の第3発明の現
像ユニットは、下記の要件を備えたことを特徴とする、
(B01)隔壁(44)により分割された2成分現像剤収
容室(41a)およびトナー収容室(41b)と前記2成
分現像剤収容室(41a)に形成されたカートリッジ側
現像剤交換口(45a)および前記トナー収容室(41
b)に形成されたカートリッジ側トナー補給口(46a)
とを有するカートリッジケース(41)と、回転可能に
支持されたトナー搬送用回転軸(51)を有し回転した
ときに前記トナー収容室(41b)内のトナーをカート
リッジ側トナー補給口(46a)に搬送可能な補給トナ
ー搬送部材(52)と、前記トナー搬送用回転軸(5
1)に装着された回転力被伝達部材(53)とを有する
円筒状の現像剤カートリッジ(B)が着脱自在に装着可
能なカートリッジ装着部(62)を備えた現像容器
(A)、(B02)像担持体(11)表面の潜像をトナー
像に現像するトナーおよびキャリアにより構成される2
成分現像剤を収容するとともに前記カートリッジ装着部
(62)にカートリッジケース(41)が装着されたと
きに前記カートリッジ側現像剤交換口(45a)に接続
する現像容器側現像剤交換口(65)と、前記カートリ
ッジ側トナー補給口(46a)に接続する現像容器側ト
ナー補給口(66)と、前記回転力被伝達部材(53)
と自動的に連結される回転力伝達部材(77)とを備え
た前記現像容器(A)、(B03)画像書込装置(9)に
より画像情報に応じた潜像が書き込まれる回転移動する
像担持体(11)表面に隣接して配置され且つ固定フレ
ーム(F1,F2)により回転可能に支持された現像装置
支持部材(35)、(B04)前記現像装置支持部材(3
5)に支持され、前記現像装置支持部材(35)の回転
および停止に伴って前記像担持体(11)表面の潜像を
現像する現像位置(P1)に順次移動および停止する複
数の現像容器(A)。
【0011】(第4発明)また、本出願の第4発明の現
像装置の現像剤交換方法は、下記の要件を備えたことを
特徴とする、(C01)隔壁(44)により分割された2
成分現像剤収容室(41a)およびトナー収容室(41
b)とを有する現像剤カートリッジ(B)を現像容器
(A)に設けられたカートリッジ装着部(62)に装着
する工程、すなわち、カートリッジ装着工程、(C02)
前記2成分現像剤収容室(41a)内の2成分現像剤を
現像容器(A)内に充填する工程、すなわち、2成分現
像剤充填工程、(C03)現像装置(Dk,Dy,Dm,D
c)を使用して現像を行う際に前記トナー収容室(41
b)内のトナーを現像容器(A)に補給する補給工程、
(C04)前記トナー収容室(41b)内のトナーが無く
なってから現像容器(A)内の一部の現像剤を前記現像
剤カートリッジ(B)の2成分現像剤収容室(41a)
内に排出する2成分現像剤回収工程、(C05)前記2成
分現像剤を回収した現像剤カートリッジ(B)を前記カ
ートリッジ装着部(62)から離脱させる工程、すなわ
ち、カートリッジ離脱工程。
【0012】
【作用】
(第1発明の作用)次に、前述の特徴を備えた本発明の
作用を説明する。前述の特徴を備えた本出願の第1発明
の現像剤カートリッジ(B)のカートリッジケース(4
1)は、像担持体(11)表面の潜像をトナー像に現像
するトナーおよびキャリアにより構成される2成分現像
剤を収容した現像容器(A)に着脱自在に装着される。
前記カートリッジケース(41)の隔壁(44)は、カ
ートリッジケース(41)の内容積を軸方向に分割し
て、2成分現像剤収容室(41a)およびトナー収容室
(41b)を形成する。前記トナー収容室(41b)に設
けられたカートリッジ側トナー補給口(46a)は、前
記カートリッジケース(41)が現像容器(A)に装着
されたときに現像容器(A)のトナー補給口(66)と
接続する。前記カートリッジケース(41)の端壁外側
に回転自在に支持された回転力被伝達部材(53)は、
カートリッジケース(41)が現像容器(A)に装着さ
れた時に現像容器(A)の回転力伝達部材(77)と自
動的に連結される。前記回転力伝達部材(77)および
これに連結した前記回転力被伝達部材(53)が回転す
ると、その回転に連動して、トナー搬送用回転軸(5
1)が回転する。前記カートリッジケース(41)の端
壁および前記隔壁(44)に回転自在に支持された前記
トナー搬送用回転軸(51)には、前記トナー収容室
(41b)内において補給トナー搬送部材(52)が装
着されている。この補給トナー搬送部材(52)は、ト
ナー搬送用回転軸(51)が回転したときにトナー収容
室(41b)内のトナーを前記カートリッジ側トナー補
給口(46a)に搬送する。したがって、カートリッジ
ケース(41)のトナー収容室(41b)に収容された
トナーは、カートリッジ側トナー補給口(46a)およ
び現像容器(A)のトナー補給口(66)から現像容器
(A)に補給される。
【0013】前記2成分現像剤収容室(41a)に設け
られたカートリッジ側現像剤交換口(45a)は、前記
カートリッジケース(41)が現像容器(A)に装着さ
れたときに現像容器(A)の現像剤交換口(65)と接
続する。したがって現像剤カートリッジ(B)を装着し
た時点で、カートリッジケース(41)の2成分現像剤
収容室(41a)に収容された2成分現像剤は、カート
リッジ側現像剤交換口(45a)および現像容器(A)
の現像剤交換口(65)から現像容器(A)に補充する
ことができる。また、現像剤カートリッジ(B)の前記
トナー収容室(41b)内のトナーが全部消費されたと
き、新しい現像剤カートリッジ(B)と交換するために
古い現像剤カートリッジ(B)を現像容器(A)から離
脱させる必要がある。前記古い現像剤カートリッジ
(B)を離脱される際に、現像容器(A)内の劣化した
2成分現像剤を、前記現像容器(A)の現像剤交換口
(65)およびこれに接続するカートリッジ側現像剤交
換口(45a)から現像剤カートリッジ(B)の現像剤
収容室内に取り出すことができる。そしてここで取り出
した分量の2成分現像剤は、新しい現像剤カートリッジ
(B)の現像剤収容室内に収容された2成分現像剤によ
り補充することができる。
【0014】(第2発明の作用)前述の特徴を備えた本
出願の第2発明の現像装置では、現像容器(A)は、像
担持体(11)表面の潜像をトナー像に現像するトナー
およびキャリアにより構成される2成分現像剤を収容す
る。カートリッジケース(41)の隔壁(44)は、カ
ートリッジケース(41)の内容積を分割して、2成分
現像剤収容室(41a)およびトナー収容室(41b)を
形成する。前記トナー収容室(41b)に設けられたカ
ートリッジ側トナー補給口(46a)は、前記カートリ
ッジケース(41)が現像容器(A)に装着されたとき
に現像容器(A)のトナー補給口(66)と接続する。
前記カートリッジケース(41)に回転自在に支持され
た回転力被伝達部材(53)は、カートリッジケース
(41)が現像容器(A)に装着された時に現像容器
(A)の回転力伝達部材(77)と自動的に連結され
る。前記回転力伝達部材(77)およびこれに連結した
前記回転力被伝達部材(53)が回転すると、その回転
に連動して、補給トナー搬送部材(52)のトナー搬送
用回転軸(51)が回転する。この補給トナー搬送部材
(52)は、トナー搬送用回転軸(51)が回転したと
きにトナー収容室(41b)内のトナーを前記カートリ
ッジ側トナー補給口(46a)に搬送する。したがっ
て、カートリッジケース(41)のトナー収容室(41
b)に収容されたトナーは、カートリッジ側トナー補給
口(46a)および現像容器(A)のトナー補給口(6
6)から現像容器(A)に補給される。
【0015】前記2成分現像剤収容室(41a)に設け
られたカートリッジ側現像剤交換口(45a)は、前記
カートリッジケース(41)が現像容器(A)に装着さ
れたときに現像容器側現像剤交換口(65)と接続す
る。したがって現像剤カートリッジ(B)を装着した時
点で、カートリッジケース(41)の2成分現像剤収容
室(41a)に収容された2成分現像剤は、カートリッ
ジ側現像剤交換口(45a)および現像容器側現像剤交
換口(65)から現像容器(A)に補充することができ
る。また、現像剤カートリッジ(B)の前記トナー収容
室(41b)内のトナーが全部消費されたとき、新しい
現像剤カートリッジ(B)と交換するために古い現像剤
カートリッジ(B)を現像容器(A)から離脱させる必
要がある。前記古い現像剤カートリッジ(B)を離脱さ
れる際に、現像容器(A)内の劣化した2成分現像剤
を、前記現像容器側現像剤交換口(65)およびこれに
接続するカートリッジ側現像剤交換口(45a)から現
像剤カートリッジ(B)の現像剤収容室内に取り出すこ
とができる。そしてここで取り出した分量の2成分現像
剤は、新しい現像剤カートリッジ(B)の現像剤収容室
内に収容された2成分現像剤により補充することができ
る。
【0016】(第3発明の作用)前述の特徴を備えた本
出願の第3発明の現像ユニットでは、現像容器(A)
は、像担持体(11)表面の潜像をトナー像に現像する
トナーおよびキャリアにより構成される2成分現像剤を
収容する。カートリッジケース(41)の隔壁(44)
は、カートリッジケース(41)の内容積を分割して、
2成分現像剤収容室(41a)およびトナー収容室(4
1b)を形成する。前記トナー収容室(41b)に設けら
れたカートリッジ側トナー補給口(46a)は、前記カ
ートリッジケース(41)が現像容器(A)に装着され
たときに現像容器(A)のトナー補給口(66)と接続
する。前記カートリッジケース(41)に回転自在に支
持された回転力被伝達部材(53)は、カートリッジケ
ース(41)が現像容器(A)に装着された時に現像容
器(A)の回転力伝達部材(77)と自動的に連結され
る。前記回転力伝達部材(77)およびこれに連結した
前記回転力被伝達部材(53)が回転すると、その回転
に連動して、補給トナー搬送部材(52)のトナー搬送
用回転軸(51)が回転する。この補給トナー搬送部材
(52)は、トナー搬送用回転軸(51)が回転したと
きにトナー収容室(41b)内のトナーを前記カートリ
ッジ側トナー補給口(46a)に搬送する。したがっ
て、カートリッジケース(41)のトナー収容室(41
b)に収容されたトナーは、カートリッジ側トナー補給
口(46a)および現像容器(A)のトナー補給口(6
6)から現像容器(A)に補給される。
【0017】前記2成分現像剤収容室(41a)に設け
られたカートリッジ側現像剤交換口(45a)は、前記
カートリッジケース(41)が現像容器(A)に装着さ
れたときに現像容器側現像剤交換口(65)と接続す
る。したがって現像剤カートリッジ(B)を装着した時
点で、カートリッジケース(41)の2成分現像剤収容
室(41a)に収容された2成分現像剤は、カートリッ
ジ側現像剤交換口(45a)および現像容器側現像剤交
換口(65)から現像容器(A)に補充することができ
る。また、現像剤カートリッジ(B)の前記トナー収容
室(41b)内のトナーが全部消費されたとき、新しい
現像剤カートリッジ(B)と交換するために古い現像剤
カートリッジ(B)を現像容器(A)から離脱させる必
要がある。前記古い現像剤カートリッジ(B)を離脱さ
れる際に、現像容器(A)内の劣化した2成分現像剤
を、前記現像容器側現像剤交換口(65)およびこれに
接続するカートリッジ側現像剤交換口(45a)から現
像剤カートリッジ(B)の現像剤収容室内に取り出すこ
とができる。そしてここで取り出した分量の2成分現像
剤は、新しい現像剤カートリッジ(B)の現像剤収容室
内に収容された2成分現像剤により補充することができ
る。画像書込装置(9)により画像情報に応じた潜像が
書き込まれる回転移動する像担持体(11)表面に隣接
して配置された固定フレーム(F1,F2)は、現像装置
支持部材(35)を回転可能に支持する。前記現像装置
支持部材(35)に支持された複数の現像容器(A)
は、前記現像装置支持部材(35)の回転および停止に
伴って前記像担持体(11)表面の潜像を現像する現像
位置(P1)に順次移動および停止する。したがって、
複数の現像容器(A)内にそれぞれ異なる色のトナーを
収容することにより、カラー画像を形成することができ
るようになる。
【0018】(第4発明の作用)前述の特徴を備えた本
出願の第4発明の現像装置の現像剤交換方法では、カー
トリッジ装着工程において、隔壁(44)により分割さ
れた2成分現像剤収容室(41a)およびトナー収容室
(41b)とを有する現像剤カートリッジ(B)を現像
容器(A)に設けられたカートリッジ装着部(62)に
装着する。次に、2成分現像剤充填工程において、前記
2成分現像剤収容室(41a)内の2成分現像剤を現像
容器(A)内に充填する。次に補給工程において、現像
装置(Dk,Dy,Dm,Dc)を使用して現像を行う際に
前記トナー収容室(41b)内のトナーを現像容器
(A)に補給する。次に前記トナー収容室(41b)内
のトナーが無くなってから、2成分現像剤回収工程にお
いて、現像容器(A)内の一部の現像剤を前記現像剤カ
ートリッジ(B)の2成分現像剤収容室(41a)内に
排出する。このとき、現像容器(A)内の劣化した2成
分現像剤が、現像剤カートリッジ(B)の2成分現像剤
収容室(41a)内に回収される。次にカートリッジ離
脱工程において、前記2成分現像剤を回収した現像剤カ
ートリッジ(B)を前記現像容器(A)のカートリッジ
装着部(62)から離脱させる。
【0019】
【発明の実施の形態】次に図面を参照しながら、本発明
の現像装置の実施の形態の具体例(すなわち、実施例)
を説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるもの
ではない。なお、以後の説明の理解を容易にするため
に、図面において互いに直交する矢印X,Y,Zの方向
に直交座標軸X軸、Y軸、Z軸を定義し、矢印X方向を
前方、矢印Y方向を左方、 矢印Z方向を上方とする。
この場合、X方向(前方)と逆向き(−X方向)は後
方、Y方向(左方)と逆向き(−Y方向)は右方、Z方
向(上方)と逆向き(−Z方向)は下方となる。また、
前方(X方向)及び後方(−X方向)を含めて前後方向
又はX軸方向といい、左方(B方向)及び右方(−Y方
向)を含めて左右方向又はY軸方向といい、上方(Z方
向)及び下方(−Z方向)を含めて上下方向又はZ軸方
向ということにする。さらに図中、「○」の中に「・」
が記載されたものは紙面の裏から表に向かう矢印を意味
し、「○」の中に「×」が記載されたものは紙面の表か
ら裏に向かう矢印を意味するものとする。
【0020】(実施例1)図1は本発明の現像装置の実
施例1を備えた画像形成装置Uの全体説明図である。図
1において、画像形成装置Uは、上面にプラテンガラス
(透明な原稿台)U1aを有する画像形成装置本体として
のデジタル式の複写機U1、前記プラテンガラスU1a上
に着脱自在に装着される自動原稿搬送装置U2を備えて
いる。前記自動原稿搬送装置U2は、原稿給紙トレイT
R1に収容された原稿を順次取出して、前記プラテンガ
ラスU1a上の複写位置に搬送し、複写済みの原稿を原稿
排紙トレイTR2に排出するように構成されている。
【0021】次に前記複写機U1について説明する。前
記複写機U1は、前記プラテンガラスU1aの下方に順次
配置された画像読取部としてのイメージインプットター
ミナルIIT(以下、単に「IIT」ともいう)、及び
画像記録用作動部としてのイメージアウトプットターミ
ナルIOT(以下、単に「IOT」ともいう)を有して
いる。
【0022】前記画像読取部としてのIIT(イメージ
インプットターミナル)は前記プラテンガラスU1aの下
方に、露光走査光学系1を有している。露光走査光学系
1は、フルレートキャリッジに搭載された原稿照明用の
露光ランプ2および第1ミラー3を有している。また露
光走査光学系1は、前記フルレートキャリッジの移動速
度の1/2の速度で移動するハーフレートキャリッジに
搭載された第2ミラー4および第3ミラー5を有してい
る。また、露光走査光学系1は、IITのフレームに支
持された結像レンズ6を有している。結像レンズ6は、
プラテンガラスU1a上の原稿から反射してさらに順次、
前記第1,2,3ミラーで反射した原稿反射光をCCD
(固体撮像装置)に収束させる機能を有している。CC
Dは、その撮像面上に収束された原稿反射光を電気信号
に変換する機能を有している。また、IITは、前記C
CDで得られる電気信号を読出し、デジタルな画像デー
タとして出力する画像データ出力部7、および画像形成
装置Uのユーザーがコピースタート等の作動指令信号を
入力操作するユーザインターフェースUIとを有してい
る。なお、ユーザインターフェースUIは表示部(図示
せず)を有しており、その表示部には画像形成装置Uの
現在の設定状態に関する情報の表示等が行われるように
構成されている。
【0023】前記画像記録用作動部としてのIOT(イ
メージアウトプットターミナル)は、前記画像データ出
力部7から出力される画像データをレーザ駆動信号に変
換する信号処理部8、前記信号処理部8から出力される
レーザ駆動信号に応じて画像書込用のレーザビームLを
出射するレーザ書込装置(画像書込装置)9を有してい
る。レーザ書込装置9から出射するレーザビームLは、
回転する像担持体11表面の移動経路に設定された潜像
書込位置Q1において、前記像担持体11表面に入射す
る。前記回転する像担持体11表面に沿って、像担持体
11表面の移動方向で前記潜像書込位置Q1の上流側
に、像担持体11表面を一様に帯電させる帯電器12が
配置されている。像担持体11表面は、前記帯電器12
により一様に帯電された後、前記潜像書込位置Q1にお
いて、前記レーザビームLにより静電潜像が書き込まれ
る。
【0024】前記像担持体11表面の移動方向に沿っ
て、前記潜像書込位置Q1の下流側の現像領域Q2には、
前記静電潜像をトナー像に現像する現像ユニットDが配
置され、その下流側に設定された転写位置Q3には、転
写ドラム13および転写器14が配置されている。ま
た、回転する像担持体11表面に沿って、転写位置Q3
の下流側には除電器15およびクリーナユニット16が
配置されている。前記転写ドラム13の回転方向に沿っ
て前記転写器14の下流側には、除電器17、クリーナ
18、および吸着コロトロン19が順次配置されてい
る。前記吸着コロトロン19は吸着位置Q4に配置され
ている。前記転写ドラム13の下方には、給紙トレイ2
1〜25が多段に配置されている。給紙トレイ23は両
面コピーまたは多重コピー等の際に1回目のコピーが行
われたシートSを循環させて前記転写位置Q3に再送す
る時に使用される中間トレイである。
【0025】前記各給紙トレイ21〜25のシートSを
搬送する第1シート搬送路26には、前記吸着位置Q4
に吸着用ロール27が配置され、そのシート搬送方向で
上流側にレジロール28が配置されている。第1シート
搬送路を搬送されるシートSは前記レジロール28で一
旦停止してから、所定のタイミングで前記吸着位置Q4
に搬送される。吸着位置Q4で転写ドラム13に吸着さ
れたシートSは、前記転写位置Q3に搬送される。前記
転写器14は、前記転写位置Q3を通過するシートに像
担持体11表面のトナー像を転写させる。前記転写位置
Q3を通過した像担持体11表面は、表面に残留した現
像剤が前記クリーナユニット16により回収された後、
再び、前記帯電器12により一様に帯電されるようにな
っている。
【0026】前記吸着位置Q4で転写ドラム13に吸着
されたシートSはフルカラーの場合は4回転し、前記転
写器14を通る毎にK(黒),Y(イエロー)、マゼン
タ(M)およびC(シアン)のトナー像が転写される。
4色のフルカラー画像が形成されたシートSは剥離コロ
トロン29で転写ドラム13から剥離されて、第2シー
ト搬送路30を通って定着位置Q5に搬送される。定着
位置Q5には定着装置31が配置されており、定着装置
31は、定着位置Q5を通過するシートS上の未定着ト
ナー像を加熱定着する。シート搬送方向で前記定着位置
Q5の下流側にはシート排出路32が設けられ、シート
排出路32には排出ローラ33が設けられている。そし
て、トナー像が定着されたシートSは排出ローラ33か
らシート排出トレイ34に排出される。
【0027】次に、図2〜9により、前記現像ユニット
Dについて説明する。図2は前記図1に示す現像ユニッ
トの実施例1の拡大説明図で、正面断面図である。図3
は同実施例1の現像ユニットの平面図である。図4は同
実施例1で使用する現像装置の分解斜視図であり、現像
容器とその現像容器に着脱自在に装着される現像剤カー
トリッジを示す図である。図5は現像剤カートリッジの
端面図である。図6は現像容器に設けた現像剤カートリ
ッジ装着部の要部説明図である。図7は現像剤カートリ
ッジを現像容器の現像剤カートリッジ装着部に装着する
状態の説明図である。図8は現像装置Dkの説明図で、
図8Aは前記図4のVIIIA−VIIIA線断面図、図8B
は図3のVIIIB−VIIIB線断面図である。図9は前記
図4のIX−IX線断面図であり、図9Aは現像剤カート
リッジを現像容器の現像剤カートリッジ装着部に挿入し
たときの現像剤交換口部分の断面図、図9Bは図9Aの
現像剤カートリッジを時計方向に回転させた状態を示す
図である。図10は前記図4のX−X線断面図であり、
図10Aは現像剤カートリッジを現像容器の現像剤カー
トリッジ装着部に挿入したときのトナー補給口部分の断
面図、図10Bは図10Aの現像剤カートリッジを時計
方向に回転させた状態を示す図である。図11は前記図
8のXI−XI線断面図である。
【0028】図2において、現像領域Q2において像担
持体11に対向して配置された現像ユニットDは、K
(黒)、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シア
ン)の各トナーおよびキャリアを有する現像装置Dk,
Dm,Dc,Dyを有している。前記各現像装置Dk,D
m,Dc,Dyは、図4に示すように、トナーおよびキャ
リアから成る2成分現像剤を収容する現像容器Aおよび
前記現像容器Aに着脱自在に装着される略円筒状の現像
剤カートリッジBを有している。各現像装置Dk,Dm,
Dc,Dyは、回転移動して、順次、図2に示す現像位置
(第1停止位置)P1、第2停止位置P2、第3停止位置
P3、および第4停止位置P4に停止するように構成され
ている。なお、本実施例1では、前記第1停止位置P1
において現像剤カートリッジBを現像容器Aに装着し、
第3停止位置P3において現像容器A内の劣化現像剤の
一部を現像剤カートリッジB内に回収してから、現像剤
カートリッジBを前記現像容器Aから離脱させるように
構成されている。そして、詳細は後述するが、各現像装
置Dk,Dm,Dc,Dyは、現像位置P1において現像動
作を行うとともに現像剤の補給が行われるように構成さ
れている。
【0029】図2〜4において、現像装置支持部材35
は、後側固定フレームF1および前側固定フレームF2に
回転自在に支持された回転軸36、この回転軸36の前
後方向両端部に固定された後側回転プレート37、前側
回転プレート38、および前記回転軸36の前後方向中
間部の外周を被覆するプラスチック製の外筒部材39を
有している。図4において、前記前側固定フレームF2
には、左右一対のカートリッジ装着用開口F2aおよびF
2bが設けられている。左側(Y側)のカートリッジ装着
用開口F2aは、前記第1停止位置P1に移動した現像装
置Dk,Dm,Dc,Dyの現像容器Aに現像剤カートリッ
ジBを装着する際に使用される孔である。右側(−Y
側)のカートリッジ装着用開口F2bは、前記第3停止位
置P3に移動した現像装置Dk,Dm,Dc,Dyの現像容
器Aから現像剤カートリッジBを離脱させる際に使用さ
れる孔である。
【0030】また、前側回転プレート38には、前記各
現像装置Dk,Dm,Dc,Dyに対応した4個のカートリ
ッジ着脱用開口38aが形成されている。また、前記外
筒部材39は断面略方形(図2参照)であり、軸方向に
延びる4つの側面を有している。そして、各側面にはそ
れぞれ前後一対のピン挿入孔39a,39aが形成されて
いる。前記ピン挿入孔39a,39aは、後述の現像容器
の突出ピンが挿入される孔であり、後述の現像容器を位
置決め固定するために使用される孔である。
【0031】前記各現像装置Dk,Dm,Dc,Dyはそれ
ぞれ同様の構成を有しているので、それらを代表して現
像装置Dkについて説明する。図4において、現像装置
Dkは、トナーおよびキャリアから成る2成分現像剤を
収容する現像容器Aおよび前記現像容器Aに着脱自在に
装着される略円筒状の現像剤カートリッジBを有してい
る。
【0032】図4、図5、図7において現像剤カートリ
ッジBは円筒状のカートリッジケース41を有してい
る。カートリッジケース41は、後端壁42、前端壁4
3、隔壁44、後側円筒部材45および前側円筒部材4
6を有している。そして、前記後端壁42、隔壁44お
よび後側円筒部材45により2成分現像剤収容室41a
が形成され、前記前端壁43、隔壁44および前側円筒
部材46によりトナー収容室41bが形成されている。
なお、前端壁43の外周部には弾性変形可能な小さな被
係止用突出部43aが設けられている。この被係止用突
出部43aは現像剤カートリッジBを現像容器Aに装着
したとき、現像容器Aに対する装着位置を位置決め固定
するために使用される。前記2成分現像剤収容室41a
を形成する後側円筒部材45には、カートリッジ側現像
剤交換口45aが形成されている。また、前側円筒部材
46にはカートリッジ側トナー補給口46aが形成され
ている。
【0033】前記後側円筒部材45の外側面には前記カ
ートリッジ側現像剤交換口45aを被覆する位置に、円
周方向に沿う板状のレール部材47が固着されている。
板状のレール部材47には前記カートリッジ側現像剤交
換口45aと重なる位置に孔47aが形成されており、ま
た、前後の両側辺には開閉蓋48をガイドするためのガ
イド溝が形成されている。この板状のレール部材47に
は、開閉蓋48が円周方向にスライド可能に支持されて
いる。図4において、前記前側円筒部材46の外側面に
は前記カートリッジ側トナー補給口46aを被覆する位
置に、前記孔47aを有するレール部材47および開閉
蓋48と同様の孔49a(図示せず)を有するレール部
材49および開閉蓋50が設けられている。
【0034】前記後端壁42、隔壁44、および前端壁
43には回転軸(トナー搬送用回転軸)51が回転自在
に支持されている。前記前記トナー収容室41b内の前
記回転軸51にはトナー搬送部材52が装着されてい
る。前記回転軸51の後端には回転力被伝達部材53が
装着されている。また前記前端壁43の前面には取っ手
54が固着されている。
【0035】図4において、前記現像容器Aは、外側面
に前後一対の突出ピン61を有している。前記一対の突
出ピン61,61は、前記現像装置支持部材35のピン
挿入孔39a,39aに挿入され、現像容器Aを位置決め
固定するために使用される。また、前記現像容器Aは、
前記円筒状の現像剤カートリッジBを着脱自在に装着す
るためのカートリッジ装着部62を有している。図4〜
図7において、カートリッジ装着部62は、前記円筒状
の現像剤カートリッジBが軸方向に挿入されたときに嵌
合状態で挿入される形状を有している。図5において、
カートリッジ装着部62は、現像剤カートリッジBの前
後の円筒部材46および45の外側面に突出するレール
部材47および49と開閉蓋48および50が挿入可能
となるように、溝63を有している。
【0036】また、カートリッジ装着部62は前後両端
部は円筒状内側面を有しているが、前後方向(X軸方
向)の中間部に切除部64が形成されている。前記切除
部64は、前記カートリッジ側現像剤交換口45aに接
続する現像容器側現像材交換口65および前記カートリ
ッジ側トナー補給口46aに接続する現像容器側トナー
補給口66の形成作業、および前記溝63の形成作業等
を容易に行えるようにするために設けられている。図6
において、溝63は、現像容器Aの前端から後方に延び
て、前記カートリッジ側現像剤交換口45aの後側部分
で終わっている。図6、図7において、溝63は、深い
溝部分63aおよび浅い溝部分63bを有している。前記
深い溝部分63aは前記カートリッジ装着部62に前記
現像剤カートリッジBを挿入したり抜き出したりする際
に、前記開閉蓋48が通過する溝であり、浅い溝部分6
3bは前記レール部材47が通過する溝である。
【0037】図6において、現像容器側現像剤交換口6
5の外周部には前記浅い溝部分63bと同じ深さの溝6
5bが形成されている。したがって、現像剤カートリッ
ジBをカートリッジ装着部62に挿入した状態(図9A
参照)で、現像剤カートリッジBを時計方向に回転させ
ると、前記カートリッジケースケース41およびレール
部材47は、回転して図9Bの位置に移動するが、開閉
蓋48は回転せずに元の位置に停止したままである。こ
のため、図9Bに示すように、カートリッジ側現像剤交
換口45aの位置が現像容器側現像剤交換口65の位置
に移動し、前記両現像剤交換口45aおよび65は接続
されるように構成されている。
【0038】前記現像容器側トナー補給口66の外周部
も前記現像容器側現像剤交換口65の外周部と同様に構
成されており、現像剤カートリッジBをカートリッジ装
着部62に挿入した状態(図10A参照)で、現像剤カ
ートリッジBを時計方向に回転させると、前記カートリ
ッジケースケース41およびレール部材49は、回転し
て図10Bの位置に移動するが、開閉蓋50は回転せず
に元の位置に停止したままである。このため、図10B
に示すように、カートリッジ側トナー補給口46aの位
置が現像容器側トナー補給口66の位置に移動し、前記
両トナー補給口46aおよび66は接続されるように構
成されている。
【0039】図7において、前記カートリッジ装着部6
2には、係止用凹部62aがカートリッジ装着部62の
円周方向に離れた2箇所に設けられている(1か所のみ
図示)。前記2箇所に設けた各係止用凹部62aは、現
像剤カートリッジBの前端壁43の外周部に設けられた
前記被係止用突出部43aを係止する部材であり、前記
現像剤カートリッジBがカートリッジ装着部62に挿入
された状態(図10A参照)およびその状態から時計方
向に回転された状態(図10B参照)でそれぞれ前記被
係止用突出部43aを係止して、現像容器Aに対する現
像剤カートリッジBの装着位置を位置決め係止する。
【0040】図4、図8A、図11において現像容器A
は、現像ロールR0を収容する現像ロール収容室70、
前記現像ロール収容室70に隣接する第1の現像剤溜ま
り71、前記第1の現像剤溜まり71に隣接する第2の
現像剤溜まり72、および補給トナー搬送孔73を有し
ている。図8A、図11に示す前記補給トナー搬送孔7
3は、図11から分かるように、現像容器Aの前側部分
にのみ形成されている。前記第1の現像剤溜まり71に
は第1の現像剤搬送部材R1が配置され、前記第2の現
像剤溜まり72には第2の現像剤搬送部材R2が配置さ
れ、補給トナー搬送孔73には補給トナー搬送部材R3
(図8A参照)が配置されている。前記第1および第2
の現像剤搬送部材R1およびR2は回転軸回りに搬送用羽
根が装着された従来公知の搬送部材が使用されている。
前記第1および第2の現像剤搬送部材R1,R2により現
像剤供給部材(R1+R2)が構成されている。
【0041】図8A、図11において、前記第1の現像
剤溜まり71および第2の現像剤溜まり72の間にはそ
れらの両端部の接続部F以外の部分に仕切壁74が設け
られている。したがって図11に示すように、第1の現
像剤溜まり71および第2の現像剤溜まり72はその両
端部において接続している。前記第2現像材溜まり72
には、前記仕切壁74により第1の現像材溜まり71と
隔てられている部分に、前記現像容器側現像材交換口6
5が接続されている。
【0042】また、前記補給トナー搬送孔73には、前
記現像容器側トナー補給口66(図10、図11参照)
が連通している。また前記補給トナー搬送孔73には、
前記第1および第2の現像剤溜まり71および72の前
側の接続部(仕切壁74の無い部分)に連通する連通口
76が設けられている。そして、現像容器側トナー補給
口66から前記補給トナー搬送孔73に補給されたトナ
ーは補給トナー搬送部材R3により搬送されて前記連通
口76から前記第1および第2現像材溜まり71,72
の接続部Fに供給されるようになっている。
【0043】そして、図3、図8B、図11に示すよう
に前記第1および第2の現像剤搬送部材R1およびR2の
軸にはその後端部(−X側端部)に互いに噛み合う被駆
動用のギヤG1,G2が固着されている。また、前記現像
ロールR0の軸は、前記後側回転プレート37および前
側回転プレート38によって回転自在に支持されてお
り、またその軸にはその後端部(−X側端部)に前記ギ
ヤG1と噛み合う被駆動用のギヤG0が固着されている。
【0044】前記補給トナー搬送部材R3の軸には被駆
動用のギヤG3が固着されている。また図7において、
前記カートリッジ装着部62の後端(−X側の端)には
回転力伝達部材77が回転可能に支持されており、回転
力伝達部材77の軸77aには前記ギヤG3と噛み合うギ
ヤG4が支持されている。前記回転力伝達部材77はギ
ヤG4と一体的に回転するように構成されている。前記
回転力伝達部材77は、現像剤カートリッジBが前記カ
ートリッジ装着部62に挿入された時に前記現像剤カー
トリッジBの回転軸51後端の回転力被伝達部材53と
自動的に連結される部材である。
【0045】詳細は後述するが、現像装置Dkが現像位
置P1(図2参照)に移動すると、前記ギヤG0に回転駆
動力が伝達されてギヤG0が回転すると同時に、ギヤG
1,G2が互いに逆方向に回転するように構成されてい
る。そして、前記ギヤG1,G2と一体的に回転する前記
第1および第2の現像剤搬送部材R1,R2により前記第
1および第2の現像剤溜まり71および72内で現像剤
が循環するようになっている。また、図8Aにおいて、
現像ロール収容室70内には前記現像ロールR0上の現
像剤の層厚を規制するための層厚規制部材78が配置さ
れている。
【0046】図4において、後側回転プレート37に回
転自在に支持された回転プレート側回転軸81には中間
ギヤG5およびG6が固着されている。また、後側フレー
ムF1に支持されたフレーム側回転軸82には中間ギヤ
G7およびG8が固着されている。前記ギヤG8は、駆動
モータ(図示せず)によって回転駆動される第1の動力
伝達ギヤG9と噛み合っている。したがって、動力伝達
ギヤG9の回転は前記フレーム側回転軸82に支持され
た中間ギヤG8およびG7に伝達される。前記ギヤG7と
前記回転プレート側回転軸81に固着されたギヤG6と
は、現像器Dkが現像位置P1(図2参照)に回転移動し
た時のみ噛み合うように構成されている。
【0047】前記ギヤG7およびG6が噛み合った状態で
は、回転力伝達ギヤG9の回転力は、ギヤG8,G7,G
6,G5を介して現像ロールR0の軸に装着されたギヤG0
に伝達され、さらに、前記第1および第2の現像剤搬送
部材R1,R2の軸に装着されたギヤG1,G2に伝達され
るように構成されている。前記補給トナー搬送部材R3
の軸に装着されたギヤG3およびこのギヤG3に噛み合う
ギヤG4に伝達されるるように構成されている。
【0048】図3において前記ギヤG4と一体的に回転
するギヤG11は固定フレームF2に支持された第2の動
力伝達ギヤG12と噛み合っている。ギヤG12は図示しな
いモータ、クラッチを有する伝動機構を介して回転駆動
されるように構成されている。そして、前記図示しない
モータの回転力は前記図示しない伝動機構のクラッチを
ON(オン)、OFF(オフ)することにより前記ギヤ
G12に伝達あるいは遮断されるように構成されている。
前記クラッチは、前記現像容器A内のトナー濃度(キャ
リアに対するトナーの比率)が小さくなった時に、オン
にされ、その時、ギヤG12の回転に伴って前記ギヤG1
1、G4、G3が回転し、現像容器A内のトナー搬送部材
R3および現像剤カートリッジB内のトナー搬送部材5
2が駆動されるように構成されている。
【0049】(実施例1の作用)次に前述の構成を備え
た本発明の実施例1の作用を説明する。画像形成装置U
のユーザインターフェースUIから入力されたコピー指
令信号に応じて、前記自動原稿搬送装置Bは、原稿給紙
トレイTR1に収容された原稿を順次取出して、前記プ
ラテンガラスA1上の複写位置に搬入する。前記IIT
においては、その原稿を前記プラテンガラスU1aの下方
に配置された前記露光走査光学系1の原稿照明用の露光
ランプ2で露光走査し、その反射光を第1ミラー3、第
2ミラー4および第3ミラー5で反射し、結像レンズ6
を通してCCD(固体撮像装置) に収束させる。前記
CCDは、その撮像面上に収束された原稿反射光をR,
G,Bの3色の光量に応じた電気信号に変換して出力
し、その出力信号は前記画像データ出力部7に入力され
る。画像データ出力部7は、R,G,Bの入力信号をデ
ジタル信号に変換し、さらに、K,Y,M,Cの画像デ
ータ(濃度データ)に変換する。画像データ出力部7
は、前記K,Y,M,C,の画像データに応じた静電潜
像を前記像担持体11上に形成するために、例えば、先
ずK(黒)の画像データをIOTのレーザ駆動回路8に
出力する。なお、前記自動原稿搬送装置Bは、読取済の
原稿をプラテンガラスU1a上の前記複写位置から前記原
稿排紙トレイTR2に搬送する。
【0050】前記IOTのレーザ駆動回路8は画像デー
タ出力部7からの入力データに応じたレーザ駆動信号
を、前記レーザ書込装置9に出力する。レーザ書込装置
9はこの信号に応じて画像書込用のレーザビームLを、
図1中矢印の方向に回転している前記像担持体11表面
上の前記潜像書込位置Q1に入射する。この像担持体1
1の表面は、前記帯電器12により予め一様に帯電され
ているが、前記レーザビームLの照射によりKの画像デ
ータに対応する静電潜像が書き込まれる。前記像担持体
11上にKの静電潜像が形成される場合には、前記回転
する現像装置支持部材35によりK(黒)のトナーおよ
び磁性キャリアを有する現像装置Dkが前記現像位置
(現像領域Q2に対向する位置)P1に移動している。そ
して前記Kの静電潜像は現像領域Q2で、K(黒)の現
像装置DkによりKのトナー像に現像される。なお、現
像装置Dk,Dm,Dc,Dyの作用については後述する。
【0051】像担持体11上に前記Kの静電潜像を形成
するのにタイミングを合わせて給紙トレイ21,22,
24,25から取り出されたシートSは、吸着コロトロ
ン19および吸着用ロール27により転写ドラム13に
静電吸着されて転写位置Q3に搬送される。そして、転
写位置Q3において転写器14により、像担持体11上
のKのトナー像がシートSに転写される。転写ドラム1
3が1回転して前記Kのトナー像が転写されたシートが
再び前記転写位置Q3に移動するのにタイミングを合わ
せて、2色目のY(イエロー)のトナー像が像担持体1
1上に形成されて転写位置に移動する。そして、前記シ
ートSのKのトナー像の上にY(イエロー)のトナー像
が転写される。同様にしてM(マゼンタ)、C(シア
ン)のトナー像がシートSの上に多重転写される。
【0052】K(黒)、Y(イエロー)、M(マゼン
タ)、C(シアン)の4色のフルカラー画像が形成され
たシートSは剥離コロトロン29で転写ドラム13から
剥離されて、第2シート搬送路30を通って定着位置Q
5に搬送される。前記シートS上の未定着トナー像は、
定着位置Q5において定着装置31により加熱定着され
る。定着トナー像が形成されたシートSは、シート排出
路32の排出ローラ33からシート排出トレイ34に排
出される。
【0053】前記転写位置Q3を通過した像担持体11
は、除電器15により除電され、クリーナユニット16
により残留トナーが除去される。また、転写ドラム13
は、前記シートSが剥離コロトロン29により剥離され
た後、除電器17で除電された後、クリーナ18でクリ
ーニングされる。
【0054】次に前記現像装置Dy,Dm,Dc,Dkを備
えた現像剤ユニットDの作用について説明する。前述の
特徴を備えた画像形成装置では、前後の固定フレームF
1,F2により回転可能に支持された現像装置支持部材3
5は、画像書込装置9により画像情報に応じた潜像が書
き込まれる回転移動する像担持体11表面に隣接して配
置される。前記現像装置支持部材35に支持された複数
の各現像器Dk,Dm,Dc,Dyは、前記現像装置支持部
材35の回転および停止に伴って前記像担持体11表面
の潜像を現像する現像位置P1(現像領域Q2に対向する
位置)に順次移動および停止する。また、前記各現像器
Dk,Dm,Dc,Dyは、前記現像装置支持部材35の移
動および停止に伴って前記現像位置と同じ位置に設定さ
れた現像剤補給位置(カートリッジ装着位置)P1、第
2停止位置P2、第3停止位置(カートリッジ離脱位
置)P3、および第4停止位置P4に順次移動および停止
する。
【0055】前記複数の各現像器Dk,Dm,Dc,Dy
は、それぞれ現像容器Aを有し、各現像容器A内には異
なる色で現像を行う2成分現像剤が収容されている。現
像容器Aは、現像ロールR0に隣接して軸方向に延びる
第1の現像剤溜まり71および前記第1の現像剤溜まり
71に隣接して前記現像ロールR0と反対側に配置され
る第2の現像剤溜まり72を有している。そして、前記
第1および第2の現像剤溜まり71,72は、軸方向両
端部を除いた部分が仕切壁74により仕切られ且つ軸方
向両端部が互いに接続している。現像剤供給部材(R1
+R2)を構成する第1および第2の現像剤搬送部材R1
およびR2は、前記第1の現像剤溜まり71および第2
の現像剤溜まり72の現像剤を循環させる。
【0056】前記現像容器A内へのトナーの補給およ
び、現像容器A内の劣化した2成分現像剤の交換は、現
像容器Aのカートリッジ装着部62に着脱自在に装着さ
れる現像剤カートリッジBを用いて行われる。現像剤カ
ートリッジBは、現像容器Aが第1停止位置P1に有る
ときに行われる。すなわち、図4に示す現像剤カートリ
ッジBを、開閉蓋48,50によりカートリッジ側現像
剤交換口45aおよびカートリッジ側トナー補給口46a
を閉塞した状態で、図3のカートリッジ装着用開口F2a
およびカートリッジ着脱用開口38aから現像容器Aの
カートリッジ装着部62(図4参照)に挿入する。現像
容器Aをカートリッジ装着部62(図4参照)に挿入し
た時の現像容器側現像剤交換口65とカートリッジ側現
像剤交換口45aとの位置関係は図9Aで示されてお
り、また、現像容器側トナー補給口66とカートリッジ
側トナー補給口46aとの位置関係は図10Aで示され
ている。
【0057】次に図9Aおよび図10Aの状態で現像剤
カートリッジBを時計方向に回転すると、開閉蓋48,
50は回転しないが、カートリッジケース41およびレ
ール部材47,49(図4参照)はカートリッジ装着部
62内で回転する。カートリッジ側現像剤交換口45a
は現像容器側現像剤交換口65に接続し、カートリッジ
側トナー補給口46aは現像容器側トナー補給口66に
接続する。このとき、現像剤カートリッジBの2成分現
像剤収容室41a内に収容されていた2成分現像剤は、
現像容器側現像剤交換口65およびカートリッジ側現像
剤交換口45a通って現像容器Aの第2の現像剤溜まり
72内に補充される。本実施例1では、前記現像容器側
現像剤交換口65およびカートリッジ側現像剤交換口4
5aが接続した状態のまま、前記現像装置支持部材35
が回転するので、現像容器Aが第2停止位置(図2参
照)に回転移動すると、前記第2の現像剤溜まり72内
の2成分現像剤が現像剤カートリッジBの2成分現像剤
収容室41a内に逆流する。この2成分現像剤の逆流を
利用して、劣化した2成分現像剤を回収することが可能
である。
【0058】前記現像剤カートリッジBの2成分現像剤
収容室41a内から現像容器Aの第2の現像剤溜まり7
2内に補充される現像剤量は、補給されるトナーにより
現像容器A内の現像剤が劣化する分を補う量で十分であ
り、現像容器A内の現像剤のすべてを入れ替える必要は
無い。したがって通常は、2成分現像剤収容室41aに
収容される補充用の2成分現像剤の量は、トナー収容室
41bに収容されたトナーの量に比べて少ない量で十分
である。
【0059】前記現像容器側現像剤交換口65およびカ
ートリッジ側現像剤交換口45aの形状ならびに前記2
成分現像剤収容室41a内の2成分現像剤の収容量は、
前記現像剤カートリッジBから現像容器Aに補充される
2成分現像剤の量が、前記逆流する2成分現像剤量と同
じ量となるように設定されている。
【0060】前記2成分現像剤収容室41aから現像容
器Aの第2現像剤溜まり72に2成分現像剤を補充した
後、現像が行われる。前記現像剤カートリッジBが現像
容器Aのカートリッジ装着部62に装着された状態では
現像剤カートリッジBの回転51の回転力被伝達部材5
3は現像容器Aの回転力伝達部材77と自動的に連結し
ている。現像動作中(すなわち、複写動作中)は、現像
容器A内の現像ロール収容室70内の2成分現像剤中の
トナーは徐々に消費され、キャリアに対するトナーの比
率、すなわちトナー濃度が低下していく。
【0061】前記トナー膿度の変化は、現像ロール収容
室70内に配置された図示しないトナー濃度センサによ
り検出されている。トナー濃度が現像に必要な適正範囲
内より低下すると、前記ギヤG12への図示しないモータ
からの回転力を伝達するクラッチ(図示せず)がON
(オン)となる。このとき、ギヤG12,G11,G4,G3
が回転し、現像剤カートリッジBの前記回転力伝達部材
77および回転力被伝達部材53により回転軸51およ
びトナー搬送部材52が回転する。そして、トナー収容
室41bのトナーはカートリッジ側トナー補給口46a、
現像容器側トナー補給口66を通って、補給トナー搬送
孔73に補給される。このトナーは、補給トナー搬送孔
73内の補給トナー搬送部材R3により連通口76から
第1および第2の現像剤溜まり71および72の前側の
接続部F(図11参照)から現像容器A内に補給され
る。
【0062】現像動作の実行中、現像容器Aが前記第3
停止位置P3(図2参照)に停止する度に、現像容器A
の第2の現像剤溜まり72内の2成分現像剤の一定量
が、前記現像容器側現像剤交換口65(図9参照)およ
びカートリッジ側現像剤交換口45aを通って現像剤カ
ートリッジBの2成分現像剤収容室41a内に移動す
る。そして、現像容器Aが前記第1の停止位置P1に停
止する度に、現像剤カートリッジBの2成分現像剤収容
室41a内の2成分現像剤が現像容器Aの第2の現像剤
溜まり72内に逆流する。前述したように、前記2成分
現像剤収容室41aから第2の現像剤溜まり72への現
像剤の移動量は、前記逆流による移動量と等しくなるよ
うに設定されているので、現像容器A内の2成分現像剤
量は一定に保持される。
【0063】前記現像容器A内の2成分現像剤中のキャ
リアは、現像により消費されることはなく、現像剤搬送
部材R1,R2によりトナーといっしょに攪拌されたり、
現像ロールR0の磁力、および像担持体11との接触な
どの影響により、徐々に表面等が汚染されて、劣化して
いく。このようにキャリアが劣化していくと、トナーに
所定の帯電量を付与し得なくなり、画質の低下を生じる
こととなる。そこで、上記の現像容器A内の消費されな
い劣化したキャリアを新しいキャリアと置換する必要が
ある。
【0064】現像剤カートリッジB内のトナーが無くな
った場合には、その現像剤カートリッジBが装着されて
いる現像容器Aを前記第3の停止位置P3に移動させ
る。そうすると、現像容器Aの第2の現像剤溜まり72
の2成分現像剤(劣化した2成分現像剤)が、カートリ
ッジ側現像剤交換口45a、孔47a、現像容器側現像剤
交換口65(図9参照)を通って現像剤カートリッジB
の2成分現像剤収容室41a内に逆流する。この逆流に
より劣化した2成分現像剤を現像剤カートリッジBの2
成分現像剤収容室41a内に回収した状態において、前
記開閉蓋48,50は開放状態である。この状態で、現
像剤カートリッジBをその軸回りに反時計方向に回転さ
せると、図9Aおよび図10Aの状態となって、前記開
閉蓋48および50が閉塞される。
【0065】この第3停止位置P3において図9Aおよ
び図10Aの状態では、前記現像容器側現像剤交換口6
5および現像容器側トナー補給口66が下方を向いてい
る。この第3停止位置P3において、現像剤カートリッ
ジBを現像容器Aのカートリッジ装着部62から離脱さ
せると、現像容器A内の2成分現像剤が前記現像容器側
現像剤交換口65および現像容器側トナー補給口66か
ら流出するおそれが有る。そこで、前記現像剤支持部材
Sを回転させて、現像装置を前記第3停止位置から第1
停止位置P1(図2参照)に移動させる。そうすると、
現像容器Aの現像容器側現像剤交換口65および現像容
器側トナー補給口66は上方を向く。この状態では、現
像剤カートリッジBを現像容器Aのカートリッジ装着部
62から離脱させても、現像容器A内の2成分現像剤が
現像容器側現像剤交換口65および現像容器側トナー補
給口66から流出しない。したがって、第1停止位置に
おいて前記現像剤カートリッジBの離脱を行う。そし
て、次の新しい現像剤カートリッジBを前述と同様に装
着する。
【0066】この作業を繰り返すことにより、現像剤カ
ートリッジB内のトナーを使いきる毎に、あるー定体積
の劣化現像剤を抜き出し、同体積の新現像剤と置換する
事が可能である。その結果、現像剤の帯電量は常に安定
に保たれ、高画質を長期に渡り安定して得る事ができ
る。またユーザーは、特別に現像剤交換作業を意識する
ことなしに、通常の現像剤カートリッジBの交換作業の
みを行うことで、画質を維持する事が可能となる。
【0067】前記固定フレームF1,F2により回転可能
に支持された前記現像装置支持部材35の回転および停
止に伴って、前記各現像装置Dk,Dm,Dc,Dyは現像
位置(第1停止位置)P1に順次移動および停止し、前
記像担持体11表面の潜像をトナー像に現像する。した
がって、複数の各現像装置Dk,Dm,Dc,Dyの現像容
器A内にそれぞれK(黒)、Y(イエロー)、M(マゼ
ンタ)、C(シアン)の異なる色のトナーを収容するこ
とにより、カラー画像を形成することができる。
【0068】(変更例)以上、本発明の実施例を詳述し
たが、本発明は、前記実施例に限定されるものではな
く、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内
で、種々の小設計変更を行うことが可能である。次に、
本発明の変更例を例示する。 (H01)前記実施例1では、現像剤カートリッジBをカ
ートリッジ装着部62に挿入してから所定の回転角度だ
け回転したときにカートリッジ側現像剤交換口45aお
よびカートリッジ側トナー補給口46aが同時に現像容
器側現像剤交換口65および現像容器側トナー補給口6
6に接続するように構成したが、角度θだけ回転したと
きにはカートリッジ側現像剤交換口45aが現像容器側
現像剤交換口65に接続し、角度2θだけ回転したとき
にカートリッジ側トナー補給口46aが現像容器側トナ
ー補給口66に接続するように構成することが可能であ
る。その場合、角度θだけ回転した状態でカートリッジ
側現像剤交換口45aおよび現像容器側現像剤交換口6
5を通して現像剤カートリッジBの2成分現像剤収容室
41a内の2成分現像剤を、現像容器Aに補充すること
ができる。そして、角度2θ回転した状態でカートリッ
ジ側トナー補給口46aおよび現像容器側トナー補給口
66を通して現像剤カートリッジBのトナー収容室41
b内のトナーを、現像容器Aに補給することができる。
この場合、角度2θ回転した状態では、前記カートリッ
ジ側現像剤交換口45aおよび現像容器側現像剤交換口
65が接続しないように構成することが可能であるの
で、現像装置支持部材35の回転時に現像剤カートリッ
ジBの2成分現像剤収容室41aと現像容器A内との間
の2成分現像剤の移動を防止することが可能である。こ
の場合、前記2成分現像剤収容室41a内の回転軸51
にもトナー搬送部材を装着して、2成分現像剤収容室4
1a内の2成分現像剤をカートリッジ側現像剤交換口4
5aから現像容器A内に全量充填することが可能とな
る。
【0069】(H02)前記2成分現像剤収容室41a内
の回転軸51にも現像剤搬送部材(オーガ)を設けるこ
とが可能である。 (H03)本発明をカラー画像形成装置に適用した場合、
複数の現像容器の配置は、一つの像坦侍体の周りに順次
配列されている場合、回転式現像容器切替え装置に配置
されている場合(前記実施例1に示した場合)、一つの
静電潜像坦持体と現像容器からなる画像形成ユニットを
複数配列してなる場合等、特に限定はされない。しか
し、特に前記実施例1のように、回転式現像容器切替え
装置に配置されている場合は、現像剤の回収に現像容器
の回転動作を利用できるために装置の簡略化が可能とな
る。
【0070】
【発明の効果】前述の本発明は、下記の効果を奏するこ
とができる。 (E01)現像剤の劣化が抑制され、長期に渡り安定した
高画質を維持することができる。また、実質的に2成分
現像において現像剤交換を不要にすることができる。 (E02)現像剤回収タンク等も不要であり、特別に現像
剤交換作業を意識することなしに、通常の現像剤カート
リッジ交換作業のみを行うことで、画質を維持すること
ができる。 (E03)実質的に現像剤カートリッジのみの交換であ
り、現像容器主要部は繰り返し使用できるために、環境
にやさしく、ランニングコストを低減することができ
る。 (E04)構造を複雑化することなく、小型で低コストの
現像装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の現像装置の実施例1を備えた
画像形成装置Uの全体説明図である。
【図2】 図2は前記図1に示す現像ユニットの実施例
1の拡大説明図で、正面断面図である。
【図3】 図3は同実施例1の現像ユニットの平面図で
ある。
【図4】 図4は同実施例1で使用する現像装置の分解
斜視図であり、現像容器とその現像容器に着脱自在に装
着される現像剤カートリッジを示す図である。
【図5】 図5は現像剤カートリッジの端面図である。
【図6】 図6は現像容器に設けた現像剤カートリッジ
装着部の要部説明図である。
【図7】 図7は現像剤カートリッジを現像容器の現像
剤カートリッジ装着部に装着する状態の説明図である。
【図8】 図8は現像装置Dkの説明図で、図8Aは前
記図4のVIIIA−VIIIA線断面図、図8Bは図3のV
IIIB−VIIIB線断面図である。
【図9】 図9は前記図4のIX−IX線断面図であり、
図9Aは現像剤カートリッジを現像容器の現像剤カート
リッジ装着部に挿入したときの現像剤交換口部分の断面
図、図9Bは図9Aの現像剤カートリッジを時計方向に
回転させた状態を示す図である。
【図10】 図10は前記図4のX−X線断面図であ
り、図10Aは現像剤カートリッジを現像容器の現像剤
カートリッジ装着部に挿入したときのトナー補給口部分
の断面図、図10Bは図10Aの現像剤カートリッジを
時計方向に回転させた状態を示す図である。
【図11】 図11は前記図8のXI−XI線断面図であ
る。
【符号の説明】
A…現像容器、B…現像剤カートリッジ、D…現像ユニ
ット、Dk,Dy,Dm,Dc…現像装置、F1,F2…固定
フレーム、9…画像書込装置、11…像担持体、35…
現像装置支持部材、41…カートリッジケース、41a
…2成分現像剤収容室、41b…トナー収容室、44…
隔壁、45a…カートリッジ側現像剤交換口、46a…カ
ートリッジ側トナー補給口、51…トナー搬送用回転
軸、52…補給トナー搬送部材、53…回転力被伝達部
材、62…カートリッジ装着部、65…(現像容器側
の)現像剤交換口、66…トナー補給口、77…回転力
伝達部材、

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の要件を備えたことを特徴とする現
    像剤カートリッジ、(A01)像担持体表面の潜像をトナ
    ー像に現像するトナーおよびキャリアにより構成される
    2成分現像剤を収容した現像容器に着脱自在なカートリ
    ッジケース、(A02)前記カートリッジケースの内容積
    を軸方向に分割して2成分現像剤収容室およびトナー収
    容室を形成する隔壁、(A03)前記カートリッジケース
    が現像容器に装着されたときに現像容器のトナー補給口
    と接続する前記トナー収容室に設けられたカートリッジ
    側トナー補給口、(A04)前記カートリッジケースが現
    像容器に装着されたときに現像容器の現像剤交換口と接
    続する前記2成分現像剤収容室に設けられたカートリッ
    ジ側現像剤交換口、(A05)前記カートリッジケースの
    端壁外側に回転自在に支持されて、カートリッジケース
    が現像容器に装着された時に現像容器の回転力伝達部材
    と自動的に連結される回転力被伝達部材、(A06)前記
    カートリッジケースの端壁および前記隔壁に回転自在に
    支持されるとともに前記回転力被伝達部材の回転に連動
    して回転するトナー搬送用回転軸、(A07)前記トナー
    収容室内のトナー搬送用回転軸に装着され、トナー搬送
    用回転軸が回転したときにトナー収容室内のトナーを前
    記カートリッジ側トナー補給口に搬送する補給トナー搬
    送部材。
  2. 【請求項2】 下記の要件を備えたことを特徴とする現
    像装置、(B01)隔壁により分割された2成分現像剤収
    容室およびトナー収容室と前記2成分現像剤収容室に形
    成されたカートリッジ側現像剤交換口および前記トナー
    収容室に形成されたカートリッジ側トナー補給口とを有
    するカートリッジケースと、回転可能に支持されたトナ
    ー搬送用回転軸を有し回転したときに前記トナー収容室
    内のトナーをカートリッジ側トナー補給口に搬送可能な
    補給トナー搬送部材と、前記トナー搬送用回転軸に装着
    された回転力被伝達部材とを有する円筒状の現像剤カー
    トリッジが着脱自在に装着可能なカートリッジ装着部を
    備えた現像容器、(B02)像担持体表面の潜像をトナー
    像に現像するトナーおよびキャリアにより構成される2
    成分現像剤を収容するとともに前記カートリッジ装着部
    にカートリッジケースが装着されたときに前記カートリ
    ッジ側現像剤交換口に接続する現像容器側現像剤交換口
    と、前記カートリッジ側トナー補給口に接続する現像容
    器側トナー補給口と、前記回転力被伝達部材と自動的に
    連結される回転力伝達部材とを備えた前記現像容器、
  3. 【請求項3】 下記の要件を備えたことを特徴とする現
    像ユニット、(B01)隔壁により分割された2成分現像
    剤収容室およびトナー収容室と前記2成分現像剤収容室
    に形成されたカートリッジ側現像剤交換口および前記ト
    ナー収容室に形成されたカートリッジ側トナー補給口と
    を有するカートリッジケースと、回転可能に支持された
    トナー搬送用回転軸を有し回転したときに前記トナー収
    容室内のトナーをカートリッジ側トナー補給口に搬送可
    能な補給トナー搬送部材と、前記トナー搬送用回転軸に
    装着された回転力被伝達部材とを有する円筒状の現像剤
    カートリッジが着脱自在に装着可能なカートリッジ装着
    部を備えた現像容器、(B02)像担持体表面の潜像をト
    ナー像に現像するトナーおよびキャリアにより構成され
    る2成分現像剤を収容するとともに前記カートリッジ装
    着部にカートリッジケースが装着されたときに前記カー
    トリッジ側現像剤交換口に接続する現像容器側現像剤交
    換口と、前記カートリッジ側トナー補給口に接続する現
    像容器側トナー補給口と、前記回転力被伝達部材と自動
    的に連結される回転力伝達部材とを備えた前記現像容
    器、(B03)画像書込装置により画像情報に応じた潜像
    が書き込まれる回転移動する像担持体表面に隣接して配
    置され且つ固定フレームにより回転可能に支持された現
    像装置支持部材、(B04)前記現像装置支持部材に支持
    され、前記現像装置支持部材の回転および停止に伴って
    前記像担持体表面の潜像を現像する現像位置に順次移動
    および停止する複数の前記現像容器。
  4. 【請求項4】 下記の要件を備えたことを特徴とする現
    像装置の現像剤交換方法、(C01)隔壁により分割され
    た2成分現像剤収容室およびトナー収容室とを有する現
    像剤カートリッジを現像容器に設けられたカートリッジ
    装着部に装着する工程、(C02)前記2成分現像剤収容
    室内の2成分現像剤を現像容器内に充填する工程、(C
    03)現像装置を使用して現像を行う際に前記トナー収容
    室内のトナーを現像容器に補給する補給工程、(C04)
    前記トナー収容室内のトナーが無くなってから現像容器
    内の一部の現像剤を前記現像剤カートリッジの2成分現
    像剤収容室内に排出する2成分現像剤回収工程、(C0
    5)前記2成分現像剤を回収した現像剤カートリッジを
    前記カートリッジ装着部から離脱させる工程。
JP8051701A 1996-03-08 1996-03-08 現像剤カートリッジ、現像装置、現像ユニット、および現像装置の現像剤交換方法 Pending JPH09244376A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8051701A JPH09244376A (ja) 1996-03-08 1996-03-08 現像剤カートリッジ、現像装置、現像ユニット、および現像装置の現像剤交換方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8051701A JPH09244376A (ja) 1996-03-08 1996-03-08 現像剤カートリッジ、現像装置、現像ユニット、および現像装置の現像剤交換方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09244376A true JPH09244376A (ja) 1997-09-19

Family

ID=12894211

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8051701A Pending JPH09244376A (ja) 1996-03-08 1996-03-08 現像剤カートリッジ、現像装置、現像ユニット、および現像装置の現像剤交換方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09244376A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6882812B2 (en) 2002-02-15 2005-04-19 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus including developing device and developer containing device

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6882812B2 (en) 2002-02-15 2005-04-19 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus including developing device and developer containing device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7123858B2 (en) Two-station type color image forming apparatus with separately replaceable components
JP4919014B2 (ja) 画像形成装置
EP2264547A1 (en) Image forming apparatus and developing agent cartridge
JP2007264223A (ja) トナー補給装置、画像形成装置及びトナー補給方法
JP2007328194A (ja) 着脱カートリッジおよび画像形成装置
JP4983130B2 (ja) 画像形成装置および現像剤カートリッジ
JP4679360B2 (ja) トナー補給装置およびこれを用いた現像装置
JP2004287404A (ja) 画像形成装置、及びプロセスカートリッジ
JPH11219013A (ja) 現像装置
JPH08328337A (ja) 画像形成装置
JP4983129B2 (ja) 画像形成装置
JP4086084B1 (ja) 現像剤搬送部材組み立て方法
JP4896181B2 (ja) 現像装置
JP4945980B2 (ja) トナー補給装置および画像形成装置
JP2006243515A (ja) 現像装置
JP3633153B2 (ja) 現像装置
JPH09244376A (ja) 現像剤カートリッジ、現像装置、現像ユニット、および現像装置の現像剤交換方法
JP2008197470A (ja) トナー搬送装置及びこれを用いた画像形成装置
JPH1090991A (ja) 現像装置
JP2008281769A (ja) 搬送部材、現像装置及び画像形成装置
JP2000098722A (ja) 現像剤搬送装置
JPH1165280A (ja) 現像装置
JPH10186855A (ja) 現像装置
JP3633161B2 (ja) 現像装置
JP4724082B2 (ja) 画像形成装置