JPH09243265A - 乾燥ブロワー装置 - Google Patents

乾燥ブロワー装置

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Publication number
JPH09243265A
JPH09243265A JP4711496A JP4711496A JPH09243265A JP H09243265 A JPH09243265 A JP H09243265A JP 4711496 A JP4711496 A JP 4711496A JP 4711496 A JP4711496 A JP 4711496A JP H09243265 A JPH09243265 A JP H09243265A
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JP
Japan
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hot air
pipe
blower device
sensor
blower
Prior art date
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Pending
Application number
JP4711496A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuo Tsukamoto
保夫 塚本
Hideki Ito
英樹 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Cable Ltd filed Critical Hitachi Cable Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の課題は、熱風温度、熱風量、熱風圧力
等を容易に一定範囲に収めることができ、しかも洗浄物
品の乾燥生産性を顕著に高めることができる乾燥ブロワ
ー装置を提供することにある。 【解決手段】本発明は、次の2点にある。第1発明は、
噴出パイプ内に熱風センサーを内蔵させると共にバイパ
スパイプに自動制御バルブを設置し、しかもその自動制
御バルブは熱風センサーの検出信号により自動制御でき
るように構成して成ることを特徴とする乾燥ブロワー装
置にある。また、第2発明は、噴出パイプ内に熱風セン
サーが内蔵させ且つブロワーに駆動源としてインバータ
ー制御モーターを設置し、しかもそのインバーター制御
モーターの回転数を熱風センサーの検出信号により自動
制御できるように構成して成ることを特徴とする乾燥ブ
ロワー装置にある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は乾燥ブロワー装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、ブロワー装置は作業室等の有害
ガスや悪臭ガスを外気中に排気させるための排気ブロワ
ー用途が最も多く使用されている。
【0003】近年、これらに対して乾燥ブロワー装置の
需要が増大している。
【0004】これらの乾燥ブロワー装置が多用されてい
る分野は精密部品製造業、例えば電子部品製造業等であ
る。
【0005】ところで電子部品の洗浄作業では、まず電
子部品を洗浄液、例えば有機溶剤、超純水等へ浸漬、洗
浄し、次にその洗浄液より電子部品を取り出し、それか
ら取り出した電子部品を乾燥するようになっている。
【0006】当然ながら電子部品の乾燥時間は熱風温度
が高い程、また熱風量が大きい程、そして熱風圧力が高
い程早くなる。
【0007】しかしながら電子部品は高温劣化性が大き
いことから、実際の乾燥作業では熱風温度、熱風量、熱
風圧力等を電子部品が熱劣化する程に上げて乾燥時間を
短縮する事が困難であった。
【0008】図2は従来の電子部品の洗浄作業等に用い
られている乾燥ブロワー装置の系統図を示したものであ
る。
【0009】図2において1はブロワー、2は噴出パイ
プ、3は吸気パイプ、4は噴出口、4aは熱風、5はバ
イパスパイプ、6は手動バイパスバルブである。
【0010】即ち、従来の電子部品の洗浄作業等に用い
られている乾燥ブロワー装置における熱風4aの熱風温
度、熱風量、熱風圧力等の調節は、作業者が手動バイパ
スバルブ6の開閉度を適宜調節することにより行ってい
た。
【0011】このため従来の電子部品の洗浄作業等に用
いられている乾燥ブロワー装置では作業者の判断ミスに
より熱風温度、熱風量、熱風圧力等が大きく変動し、そ
の結果洗浄電子部品の乾燥度が大きなばらつきや電子部
品の熱劣化を引き起こすという難点があった。
【0012】逆に、熱風温度、熱風量、熱風圧力等を一
定範囲に収めようとすると、必然的に作業者が手動バイ
パスバルブ6の開閉度をこまめに行う必要が生じ、その
結果本来の乾燥作業能率が低下するという難点があっ
た。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる点に立
って為されたものであって、その目的とするところは前
記した従来技術の欠点を解消し、熱風温度、熱風量、熱
風圧力等を容易に一定範囲に収めることができ、しかも
洗浄物品の乾燥生産性を顕著に高めることができる乾燥
ブロワー装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨とするとこ
ろは、次の2点にある。
【0015】第1発明は、噴出パイプ内に熱風センサー
を内蔵させると共にバイパスパイプに自動制御バルブを
設置し、しかもその自動制御バルブは熱風センサーの検
出信号により自動制御できるように構成して成ることを
特徴とする乾燥ブロワー装置にある。
【0016】また、第2発明は、噴出パイプ内に熱風セ
ンサーが内蔵させ且つブロワーに駆動源としてインバー
ター制御モーターを設置し、しかもそのインバーター制
御モーターの回転数を熱風センサーの検出信号により自
動制御できるように構成して成ることを特徴とする乾燥
ブロワー装置にある。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、本発明の乾燥ブロワー装置
の実施例を図面により説明する。
【0018】図1は本発明の乾燥ブロワー装置の第1実
施例を示した系統図である。
【0019】図1において1はブロワー、2は噴出パイ
プ、3は吸気パイプ、4は噴出口、4aは熱風、5はバ
イパスパイプ、7はセンサー、8は自動制御バルブ、9
はフィードバック回路である。
【0020】即ち、本発明の第1実施例の乾燥ブロワー
装置は外気から大気を吸引できる吸気パイプ3と、該吸
気パイプ3で吸引した大気を加熱して熱風として送り出
せることができるブロワー1と、該ブロワー1からの熱
風4aを噴出できる噴出口4がある噴出パイプ2と、該
噴出パイプ2の中間位置に分岐して設置されているバイ
パスパイプ5とから成る乾燥ブロワー装置において、前
記噴出パイプ2内には熱風センサー7を内蔵させると共
に前記バイパスパイプ5には自動制御バルブ8を設置
し、しかも該自動制御バルブ8は前記熱風センサー7の
検出信号により自動制御できるように構成して成ること
を特徴とする乾燥ブロワー装置にある。
【0021】図1に示した本発明の第1実施例の乾燥ブ
ロワー装置では熱風センサー7の検知信号によりフィー
ドバック回路9を介して自動制御バルブ8を自動制御
し、それらにより熱風温度、熱風量、熱風圧力等を正確
に一定範囲に収めることができ、その上手動調節作用が
不要であることから物品の乾燥生産性を顕著に高めるこ
とができると共に物品の乾燥品質をも顕著に向上するこ
とができる。
【0022】さて図3は一般の乾燥ブロワー装置の吸気
量と熱風温度との関係を示したグラフである。
【0023】即ち、一般に乾燥ブロワー装置ではブロワ
ー内蔵ヒーターが一定熱容量であることから吸気量を絞
って行くと熱風温度が上昇し、逆に吸気量を大きくする
と熱風温度が低下する。
【0024】そこで吸気量を調節することにより熱風温
度、熱風量、熱風圧力等を迅速且つ容易に調節するよう
にした発明が本発明の第2発明である。
【0025】図4は本発明の乾燥ブロワー装置の第2実
施例を示した系統図である。
【0026】図4において10はインバーター、11は
インバーター制御モーターである、即ち、本発明の第2
実施例の乾燥ブロワー装置では、外気から大気を吸引で
きる吸気パイプ3と、該吸気パイプ3で吸引した大気を
加熱して熱風として送り出せることができるブロワー1
と、該ブロワー1からの熱風を噴出できる噴出口4があ
る噴出パイプ2とから成る乾燥ブロワー装置において、
前記噴出パイプ2内には熱風センサー7が内蔵してあり
且つ前記ブロワー1には駆動源としてインバーター制御
モーター11が設置されており、しかも該インバーター
制御モーター11の回転数は前記熱風センサー7の検出
信号によりインバーター10を介して吸気パイプ3から
吸引する吸気量を自動制御できるように構成してある。
【0027】つまり本発明の第2実施例の乾燥ブロワー
装置では、吸気量を調節することにより熱風温度、熱風
量、熱風圧力等を迅速且つ容易に調節するようにしたも
のである。
【0028】
【発明の効果】本発明の乾燥ブロワー装置は熱風センサ
ーの検知信号に基づいて熱風温度、熱風量、熱風圧力等
を正確に一定範囲に収めることができ、その上手動調節
作用が不要であることから物品の乾燥生産性を顕著に高
めることができると共に物品の乾燥品質をも顕著に向上
することができるものであり、工業上有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の乾燥ブロワー装置の第1実施例を示し
た系統図である。
【図2】従来の電子部品の洗浄作業等に用いられている
乾燥ブロワー装置の系統図を示したものである。
【図3】一般の乾燥ブロワー装置における吸気量と熱風
温度との関係を示したグラフである。
【図4】本発明の乾燥ブロワー装置の第2実施例を示し
た系統図である。
【符号の説明】
1 ブロワー 2 噴出パイプ 3 吸気パイプ 4 噴出口 4a 熱風 5 バイパスパイプ 6 手動バイパスバルブ 7 センサー 8 自動制御バルブ 9 フィードバック回路 10 インバーター 11 インバーター制御モーター

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外気から大気を吸引できる吸気パイプと、
    該吸気パイプで吸引した大気を加熱して熱風として送り
    出すことができるブロワーと、該ブロワーからの熱風を
    噴出できる噴出口がある噴出パイプと、該噴出パイプの
    中間位置に分岐して設置されているバイパスパイプとか
    ら成る乾燥ブロワー装置において、前記噴出パイプ内に
    は熱風センサーを内蔵させると共に前記バイパスパイプ
    には自動制御バルブを設置し、しかも該自動制御バルブ
    は前記熱風センサーの検出信号により自動制御できるよ
    うに構成して成ることを特徴とする乾燥ブロワー装置。
  2. 【請求項2】熱風センサーが温度センサー、風量センサ
    ー、圧力センサーの中から選ばれた1種であることを特
    徴とする請求項1記載の乾燥ブロワー装置。
  3. 【請求項3】外気から大気を吸引できる吸気パイプと、
    該吸気パイプで吸引した大気を加熱して熱風として送り
    出すことができるブロワーと、該ブロワーからの熱風を
    噴出できる噴出口がある噴出パイプとから成る乾燥ブロ
    ワー装置において、前記噴出パイプ内には熱風センサー
    が内蔵してあり且つ前記ブロワーには駆動源としてイン
    バーター制御モーターが設置されており、しかも該イン
    バーター制御モーターの回転数は前記熱風センサーの検
    出信号により自動制御できるように構成して成ることを
    特徴とする乾燥ブロワー装置。
JP4711496A 1996-03-05 1996-03-05 乾燥ブロワー装置 Pending JPH09243265A (ja)

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JP4711496A JPH09243265A (ja) 1996-03-05 1996-03-05 乾燥ブロワー装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009057759A1 (ja) * 2007-11-02 2009-05-07 Suzuyadenki Service Co., Ltd. 過熱圧縮温風の発生方法及びその発生装置並びに過熱圧縮温風による加工処理物、加工処理方法、加工処理装置
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KR20190061412A (ko) * 2017-11-28 2019-06-05 (주)동아이엔지 3차원 부직포부품 열풍성형 몰드시스템

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