JPH09243027A - 燃焼バーナ及び燃焼方法 - Google Patents

燃焼バーナ及び燃焼方法

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JPH09243027A
JPH09243027A JP5457196A JP5457196A JPH09243027A JP H09243027 A JPH09243027 A JP H09243027A JP 5457196 A JP5457196 A JP 5457196A JP 5457196 A JP5457196 A JP 5457196A JP H09243027 A JPH09243027 A JP H09243027A
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JP
Japan
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combustion
air
nozzle
powder
combustion furnace
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Application number
JP5457196A
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English (en)
Inventor
Hidehiro Kiuchi
英洋 木内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
Original Assignee
Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23GCREMATION FURNACES; CONSUMING WASTE PRODUCTS BY COMBUSTION
    • F23G5/00Incineration of waste; Incinerator constructions; Details, accessories or control therefor
    • F23G5/32Incineration of waste; Incinerator constructions; Details, accessories or control therefor the waste being subjected to a whirling movement, e.g. cyclonic incinerators

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Incineration Of Waste (AREA)
  • Pre-Mixing And Non-Premixing Gas Burner (AREA)
  • Gasification And Melting Of Waste (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 低圧力損失で熱分解ガスと燃焼用空気とを混
合して燃焼し、燃焼灰を溶融スラグとして燃焼炉の内壁
に沿って効率的に流下させる。 【解決手段】 燃焼炉9に廃棄物の熱分解ガスG1をノ
ズル入口31aより導入する熱分解ガスノズル31と、
熱分解ガスノズル31に挿着されて燃焼用空気Fを旋回
させ、かつ燃焼用空気Fと熱分解ガスG1とを混合して
燃焼炉9のほぼ中心部に噴出する頂部空気ノズル32
と、頂部空気ノズル32の先端部に内着されノズル入口
32aより供給された燃焼用空気Fを旋回させる旋回器
33と、燃焼炉9の内壁9aに沿って燃焼用空気Fを旋
回させるように噴出する複数の空気ノズル34と、燃焼
用空気Fの旋回流jに向けて粉体dを噴出する少なくと
も一つの粉体ノズル36とよりなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ボイラ及び加熱炉
等の燃焼装置に係り、特に廃棄物の熱分解ガス及び燃焼
性成分を微粉砕した粉体を燃焼するのに好適な燃焼バー
ナ及び燃焼方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の都市ごみ等の一般廃棄物や廃プラ
スチック等の可燃物を含む産業廃棄物の処理装置の一つ
として、廃棄物を熱分解反応器に入れて低酸素雰囲気で
加熱して熱分解し、乾留ガス(熱分解ガス)と、主とし
て不揮発性成分よりなる熱分解残留物とを生成し、さら
にこの熱分解残留物を冷却した後に分離装置に導き、こ
の分離装置で燃焼性成分と、例えば金属や陶器、砂利及
びコンクリート片等のがれきよりなる不燃焼性成分とに
分離し、燃焼性成分を粉砕しこの粉砕された燃焼性成分
(粉体)と乾留ガスとを燃焼炉である溶融炉(燃焼炉)
に導き、この溶融炉で燃焼させて生じた燃焼灰を溶融ス
ラグとなし、この溶融スラグを排出して冷却固化させる
ようにした廃棄物処理装置が知られている(例えば、特
開平1−49816号参照)。
【0003】そして従来の燃焼バーナにおいては、図6
に示すように、中心に油又はガス等の燃料を燃焼させる
一つの燃料噴出管51が配置され、その燃料噴出管51
の先端に燃料噴出口57が設けられ、その燃料噴出口5
7付近の外側円周上に保炎板56が配置されている。そ
して燃料噴出管51の外側に燃焼用空気供給管53が配
置されており、この燃焼用空気供給管53と燃料噴出管
51との間に形成される燃焼用空気流路53aの中に廃
プラスチック等の粉体を空気輸送して火炉内に噴出させ
る複数の粉体噴出管55が配設されている。さらに燃焼
用空気供給管53の外周に点火バーナ60が火炉の耐火
材59を貫通して配置されており、各粉体噴出管55に
粉体噴出機構として粉体用導管58が配管されている。
【0004】しかし燃焼用空気の空気ノズルのほぼ軸心
にガスノズルが挿着され、このガスノズルより燃料ガス
を噴出するため、ガス圧力が高い場合に限られる。ガス
圧力が低い場合に燃料ガスを、低圧力損失で燃焼炉に供
給するには、10〜20m/s(平均14m/s程度)
の低速でそのまま燃焼炉に導入し、燃焼炉の中心部と周
囲部とから旋回をかけた燃焼用空気を供給する等の方式
をとる必要がある。また燃焼灰を溶融スラグとして燃焼
炉の内壁に沿って流下させて排出するように、溶融炉に
適した燃焼バーナの実現が望まれている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の燃焼バーナにあ
っては、空気ノズルのほぼ軸心にガスノズルが挿着され
ていて、ガス圧力が高い場合に限られる構造であり、ま
た燃焼用空気が燃焼炉の内壁に沿って旋回されていない
ため、燃焼灰を溶融スラグとして溶融炉の内壁に沿って
流下させるのに効率的でない問題点がある。
【0006】本発明の目的は、低圧力損失で熱分解ガス
とを燃焼用空気とを混合して燃焼させ、燃焼灰を溶融ス
ラグとして燃焼炉の内壁に沿って流下させることのでき
る燃焼バーナ及び燃焼方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、本発明に係る燃焼バーナは、燃料ガスと燃焼用空気
とを混合し点火バーナにより保炎を形成する燃焼バーナ
において、燃焼炉に燃料ガスを導入する燃料ガスノズル
と、燃料ガスノズルに挿着され燃焼用空気を旋回して燃
料ガスと混合し燃焼炉のほぼ中心部に噴出する頂部空気
ノズルと、燃焼炉の周囲に配設され燃焼炉の内壁に沿っ
て旋回するように燃焼用空気を噴出する複数の空気ノズ
ルとを備えた構成とする。
【0008】そして燃焼炉に燃料ガスとして熱分解ガス
を導入する熱分解ガスノズルと、熱分解ガスノズルに挿
着され燃焼用空気を旋回して熱分解ガスと混合し燃焼炉
のほぼ中心部に噴出する頂部空気ノズルと、頂部空気ノ
ズルの先端部に内着された旋回器と、燃焼炉の内壁に沿
って燃焼用空気を旋回させるように噴出する複数の空気
ノズルと、その旋回流に向けて粉体を噴出する少なくと
も一つの粉体ノズルとよりなる構成でもよい。
【0009】またそれぞれの空気ノズルは、それぞれ複
数の一次空気ノズルと二次空気ノズルと三次空気ノズル
とにより形成されるとともに互いに所定寸法離間して配
設され、それぞれ下流方向及び円周方向へ傾く傾斜角を
有する構成でもよい。
【0010】さらにそれぞれの粉体ノズルは、下流方向
へ傾く傾斜角を有する構成でもよい。
【0011】そして頂部空気ノズルは、先端部の端面及
び先端部の外周が耐火材で被覆される構成でもよい。
【0012】また燃焼方法においては、燃焼炉に熱分解
ガスノズルより熱分解ガスを導入し、熱分解ガスノズル
に挿着した頂部空気ノズルを通して燃焼用空気を旋回さ
せ、かつ燃焼用空気と熱分解ガスとを混合して燃焼炉の
ほぼ中心部に噴出し、燃焼炉の周囲に配設した複数の空
気ノズルにより燃焼炉の内壁に沿い燃焼用空気を旋回さ
せ、その旋回流に向けて粉体ノズルより粉体を噴出して
保炎を形成する構成でもよい。
【0013】さらに燃焼炉においては、前記いずれか一
つの燃焼バーナを備えた構成とするる。
【0014】そして廃棄物処理装置においては、前記の
燃焼炉を備えて熱分解ガスと粉体とを燃焼させて燃焼灰
を溶融スラグとして排出し、廃棄物を加熱し熱分解して
熱分解ガスと主として不揮発性成分よりなる熱分解残留
物とを生成する熱分解反応器と、熱分解ガスと熱分解残
留物とを分離して排出する排出装置と、その排出された
熱分解残留物を燃焼性成分と不燃焼性成分とに分離する
分離装置とを付設してなる構成とする。
【0015】本発明によれば、各空気ノズルより噴出さ
れた一次空気は、燃焼炉の中心部に熱分解ガスとよく混
合して供給されるとともに内壁に沿って旋回され、その
旋回流に向けて粉体が粉体ノズルより噴出される。点火
バーナにより点火されると、一次空気を中心にして周囲
に燃焼範囲が広がって保炎が形成され、粉体の燃焼灰や
融けたカーボン等がサイクロン効果により内壁に沿って
流下される。さらに下流側で二次空気ノズル及び三次空
気ノズルを噴出することにより高温度の燃焼状態とな
る。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例を図1〜図3を
参照しながら説明する。図1〜図3に示すように、燃料
ガス(熱分解ガス)G1と燃焼用空気Fとを混合し点火
バーナ35により保炎を形成する燃焼バーナであって、
燃焼炉(溶融炉)9に廃棄物の熱分解ガスG1をノズル
入口31aより導入する熱分解ガスノズル31と、熱分
解ガスノズル31のほぼ軸心に挿着され燃焼用空気Fを
旋回して燃焼用空気Fを熱分解ガスG1と混合し燃焼炉
9のほぼ中心部に噴出する頂部空気ノズル32と、頂部
空気ノズル32の先端部に内着されノズル入口32aよ
り供給された燃焼用空気(一次空気)Fを旋回させる旋
回器33と、熱分解ガスノズル31より所定寸法離間し
て配設され燃焼炉9の内壁9aに沿って燃焼用空気(一
次,二次,三次空気)Fを旋回させるように噴出する複
数の空気ノズル34と、それぞれの空気ノズル34の間
に設けられた一つの点火バーナ35と、燃焼用空気Fの
旋回流jに向けて粉体dを噴出する少なくとも一つの粉
体ノズル36とよりなる構成とする。
【0017】そして頂部空気ノズル31は、外周を断熱
材37で被覆されるとともに、加熱機構39を具備し、
それぞれの空気ノズル34は、それぞれ複数の一次空気
ノズル34aと二次空気ノズル34bと三次空気ノズル
34cとよりなるとともに互いに所定寸法離間して配設
され、それぞれ下流方向及び円周方向へ傾く傾斜角α
1,β1を有するものとし、それぞれの粉体ノズル36
は、下流方向へ傾く傾斜角θ1を有している。
【0018】熱分解ガスG1は、廃棄物の熱分解により
生成されて約450℃の温度を有し、所定流速でノズル
入口31aより供給され、燃焼用空気Fが一次空気とし
て頂部空気ノズル32より供給される。頂部空気ノズル
32は、熱伝導により熱分解ガスG1を冷却しないよう
に、断熱材37で被覆してあり、また軸方向に設けたヒ
ータ等の加熱機構39により加熱可能になっている。そ
して頂部空気ノズル32の軸心に旋回軸33aが挿着さ
れ、その先端に旋回器33が旋回自在に設けられてい
る。頂部空気ノズル32内の一次空気は、旋回器33に
より旋回して噴出されることにより、低圧力損失で熱分
解ガスG1とよく混合し、燃焼炉9の切頭円錐状のヘッ
ダー9bのほぼ中心部に噴出される。
【0019】一方、本実施例では切頭円錐状のヘッダー
9bの円周方向に一次空気ノズル34aが6本配設さ
れ、各一次空気ノズル34aは、下流へ向けて傾斜角α
1を有し、かつ円周方向へ向けて軸心を中心とする基礎
円に接するように傾斜角β1を有している。そして各一
次空気ノズル34aより噴出された一次空気は、ヘッダ
ー9bの内壁に沿って旋回し、その旋回流jに向けて廃
棄物が熱分解され微粉砕された灰分及び熱分解カーボン
等の粉体dが粉体ノズル36より噴出される。点火バー
ナ35により点火されると、一次空気を中心にして周囲
に燃焼範囲が広がって保炎が形成され、粉体dの燃焼灰
や融けたカーボン等がサイクロン効果によって内壁9a
に沿って流下される。さらに下流側で二次空気ノズル3
4b及び三次空気ノズル34cより燃焼用空気が噴出さ
れることにより高温度の燃焼状態となる。
【0020】そして本発明の他の実施例として図4に示
すように、頂部空気ノズル32は、先端部の端面及び先
端部の外周が耐火材40,41で被覆される構成とす
る。頂部空気ノズル32の先端部は1200〜1400
℃の高温に曝されることがあり、先端金属部が焼損する
恐れがあるため、先端部を例えば、アルミナ(Al
23)系の耐火材で被覆することにより過熱による焼損
を防止するものであり、また過熱防止のため併せて少量
の冷却用の空気を流してもよい。
【0021】また本発明の他の実施例として燃焼方法を
図1を参照しながら説明する。燃焼炉9に熱分解ガスノ
ズル31より熱分解ガスG1を導入する工程と、熱分解
ガスノズル31に挿着した頂部空気ノズル32を通して
燃焼用空気Fを旋回させる工程と、燃焼用空気Fと熱分
解ガスG1とを混合して燃焼炉9内のほぼ中心部に噴出
する工程と、燃焼炉9の周囲に配設した複数の空気ノズ
ル34aにより燃焼炉9の内壁9aに沿って燃焼用空気
Fを旋回させる工程と、その旋回流jに向けて粉体ノズ
ル36より粉体dを噴出して保炎を形成する工程とより
なるものとする。
【0022】さらに本発明の他の実施例として溶融炉
は、前記いずれか一つの燃焼バーナを備えた構成であ
る。
【0023】そして本発明の他の実施例として廃棄物処
理装置は、図5に示すように、前記の溶融炉9を備えて
熱分解ガスG1と粉体dとを燃焼させて燃焼灰を溶融ス
ラグとして排出し、廃棄物aを加熱し熱分解して熱分解
ガスである乾留ガスG1と、主として不揮発性成分より
なる熱分解残留物ことを生成する熱分解反応器6と、乾
留ガスG1と熱分解残留物bとを分離して排出する排出
装置10と、その排出された熱分解残留物bを燃焼性成
分dと不燃焼性成分e1,e2とに分離する分離装置1
3とを付設した構成とする。
【0024】次に廃棄物処理装置の動作を説明する。受
入れヤードAに配置された例えば二軸剪断式の破砕機1
に、都市ごみ等の廃棄物aが第1のコンベア2により供
給され、ここで例えば150mm以下に粉砕される。こ
の粉砕された廃棄物aは第2のコンベア3により投入口
4よりスクリューフィーダ5を経て熱分解反応装置であ
る回転ドラム6に供給される。この回転ドラム6は、ド
ラム本体7の内周壁に沿って複数の加熱管を配置して形
成され、図示しないシール機構によりその内部の圧力が
大気圧以下の雰囲気に保持される。燃焼炉である溶融炉
9の後流側に配置された熱交換器(図示せず)により加
熱された加熱空気がラインL1より加熱管内に供給さ
れ、この加熱空気により廃棄物aは300℃〜600℃
に、通常は450℃程度に間接加熱される。そのため、
この回転ドラム6内に供給された廃棄物aは熱分解さ
れ、乾留ガスG1と、主として不揮発性の熱分解残留物
bとが生成される。
【0025】乾留ガスG1と、熱分解残留物bとは排出
装置10で分離され、乾留ガスG1はラインL3を経て
溶融炉9の燃焼バーナ11に供給され、一方、熱分解残
留物bは冷却装置12で発火防止のため80℃程度にま
で冷却され、その後、例えば篩、磁選式、うず電流式、
遠心式又は風力選別式等の公知の分離装置13に供給さ
れ、ここで細粒灰分を含む燃焼性成分dと、不燃焼性成
分である金属成分e1及び非金属成分e2とに分離され
る。
【0026】そして燃焼性成分dは粉砕機14により例
えば1mm以下に微粉砕され、ラインL4を経て溶融炉
9の燃焼バーナ11に供給され、ラインL3より供給さ
れた乾留ガスG1と、送風機15によりラインL5より
供給された燃焼用空気Fとが、灰分の溶融温度より高く
設定された1300℃程度の高温域で燃焼され、このと
き発生した燃焼灰は溶融スラグとなって溶融炉9の内壁
に沿って流下し、排出口16より水槽17内に流下し、
冷却固化する。この固化したスラグは舗装材等の建材と
して利用される。一方、不燃焼性成分である金属成分e
1はコンテナ18に入り回収されて再利用され、非金属
性成分e2は埋め立てに供せられるか、又は粉砕機19
により粉砕されラインL6を経て溶融炉9内に供給さ
れ、スラグとして回収再利用される。
【0027】溶融炉9で発生した高温排ガスG2は図示
しない熱交換器を経てラインL7より廃熱ボイラ21で
熱回収され、集塵機22a,22bで除塵され、低温の
クリーンな排ガスG3となって煙突23へ大気へ放出さ
れる。このクリーンな排ガスG3の一部はラインL8を
経て冷却装置12へ供給される。廃熱ボイラ21で発生
した蒸気は発電機に連結した蒸気タービン24を回転す
る。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、燃焼用空気を旋回し熱
分解ガスと混合して燃焼炉の中心部に噴出するととも
に、燃焼炉内に旋回流を形成するため、熱分解ガスの圧
力損失が低減され、かつ燃焼灰が燃焼炉の内壁に沿って
流下するため、溶融スラグの排出が向上される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す縦断面図である。
【図2】図1のA矢視を示す平面図である。
【図3】図2に接続する燃焼炉の外形図である。
【図4】本発明の他の実施例を示す頂部空気ノズルの一
部を拡大した断面図である。
【図5】本発明の他の実施例を示す廃棄物処理装置の系
統図である。
【図6】従来の技術を示す図である。
【符号の説明】
1 破砕機 2 第1のコンベア 3 第2のコンベア 4 投入口 5 スクリューフィーダ 6 回転ドラム 7 ドラム本体 9 燃焼炉 10 排出装置 11 燃焼バーナ 12 冷却装置 13 分離装置 14 粉砕機 15 送風機 16 排出口 17 水槽 18 コンテナ 19 粉砕機 21 廃熱ボイラ 22a,22b 集塵機 23 煙突 24 発電機 31 熱分解ガスノズル 32 頂部空気ノズル 33 旋回器 34 空気ノズル 35 点火バーナ 36 粉体ノズル 40,41 耐火材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F23J 1/00 F23J 1/00 B

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料ガスと燃焼用空気とを混合し点火バ
    ーナにより保炎を形成する燃焼バーナにおいて、燃焼炉
    に燃料ガスを導入する燃料ガスノズルと、該燃料ガスノ
    ズルに挿着され前記燃焼用空気を旋回して前記燃料ガス
    と混合し前記燃焼炉のほぼ中心部に噴出する頂部空気ノ
    ズルと、前記燃焼炉の周囲に配設され該燃焼炉の内壁に
    沿って旋回するように燃焼用空気を噴出する複数の空気
    ノズルとを備えたことを特徴とする燃焼バーナ。
  2. 【請求項2】 燃料ガスと燃焼用空気とを混合し点火バ
    ーナにより保炎を形成する燃焼バーナにおいて、燃焼炉
    に前記燃料ガスとして熱分解ガスを導入する熱分解ガス
    ノズルと、該熱分解ガスノズルに挿着され前記燃焼用空
    気を旋回して前記熱分解ガスと混合し前記燃焼炉のほぼ
    中心部に噴出する頂部空気ノズルと、該頂部空気ノズル
    の先端部に内着された旋回器と、前記燃焼炉の内壁に沿
    って燃焼用空気を旋回させるように噴出する複数の空気
    ノズルと、その旋回流に向けて粉体を噴出する少なくと
    も一つの粉体ノズルとよりなることを特徴とする燃焼バ
    ーナ。
  3. 【請求項3】 それぞれの空気ノズルは、それぞれ複数
    の一次空気ノズルと二次空気ノズルと三次空気ノズルと
    により形成されるとともに互いに所定寸法離間して配設
    され、それぞれ下流方向及び円周方向へ傾く傾斜角を有
    することを特徴とする請求項1又は2記載の燃焼バー
    ナ。
  4. 【請求項4】 それぞれの粉体ノズルは、下流方向へ傾
    く傾斜角を有することを特徴とする請求項2又は3記載
    の燃焼バーナ。
  5. 【請求項5】 頂部空気ノズルは、先端部の端面及び該
    先端部の外周が耐火材で被覆されることを特徴とする請
    求項1〜4のいずれか1項記載の燃焼バーナ。
  6. 【請求項6】 燃焼炉に熱分解ガスノズルより熱分解ガ
    スを導入し、該熱分解ガスノズルに挿着した頂部空気ノ
    ズルを通して燃焼用空気を旋回させ、かつ該燃焼用空気
    と前記熱分解ガスとを混合して前記燃焼炉のほぼ中心部
    に噴出し、前記燃焼炉の周囲に配設した複数の空気ノズ
    ルにより該燃焼炉の内壁に沿い燃焼用空気を旋回させ、
    その旋回流に向けて粉体ノズルより粉体を噴出して保炎
    を形成することを特徴とする燃焼方法。
  7. 【請求項7】 請求項1〜5のいずれか1項記載の燃焼
    バーナを備えたことを特徴とする燃焼炉。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の燃焼炉を備えて熱分解ガ
    スと粉体とを燃焼させて燃焼灰を溶融スラグとして排出
    し、廃棄物を加熱し熱分解して熱分解ガスと主として不
    揮発性成分よりなる熱分解残留物とを生成する熱分解反
    応器と、前記熱分解ガスと熱分解残留物とを分離して排
    出する排出装置と、その排出された該熱分解残留物を燃
    焼性成分と不燃焼性成分とに分離する分離装置とを付設
    してなることを特徴とする廃棄物処理装置。
JP5457196A 1996-03-12 1996-03-12 燃焼バーナ及び燃焼方法 Pending JPH09243027A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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