JPH09242729A - トルクナット - Google Patents

トルクナット

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JPH09242729A
JPH09242729A JP4518896A JP4518896A JPH09242729A JP H09242729 A JPH09242729 A JP H09242729A JP 4518896 A JP4518896 A JP 4518896A JP 4518896 A JP4518896 A JP 4518896A JP H09242729 A JPH09242729 A JP H09242729A
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JP
Japan
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nut
cover
torque
claw
peripheral surface
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JP4518896A
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English (en)
Inventor
Yoshiaki Nishiyama
義明 西山
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Original Assignee
Nifco Inc
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Publication date
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Publication of JPH09242729A publication Critical patent/JPH09242729A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ナットの過度のねじ込みを防止してねじ山の
破損を防ぐと共に、再利用可能なトルクナットを得る。 【解決手段】 ボルトに螺合されるナット12の外周面
には受け爪18が突設されている。受け爪18には、ナ
ット12の外周面からナット12のねじ込み方向に斜め
に立ち上がる摺接面18Bが形成されている。ナット1
2に回転可能に装着されたカバー22の内周面には、外
側に撓み可能な押し爪32が突設されている。押し爪3
2には摺接面18Bと当接する傾斜面32Bが形成され
ている。カバーを矢印イ方向に回転させると、傾斜面3
2Bが摺接面18Bを押してトルクがナット12に伝わ
り、ナット12が回転する。トルクが所定値を超える
と、押し爪32が撓んで受け爪18を乗り越え、カバー
22が空転してねじ山の破損を防ぐ。押し爪32は弾性
復元するため、トルクナット10を再利用できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ボルトに螺合され
るトルクナットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ボルトに対してナットが過度にね
じ込まれるとねじ山が破損してしまうため、これを防止
するために、図12及び図13に示すナットケースが提
案されている(特公平2−41649号参照)。
【0003】このナットケース100は、多角形の筒状
に成形されている。ナットケース100の一端は開放端
とされ、ナットケース100の他端には、円環状のつば
102が設けられている。また、ナットケース100の
内周面には突起104が突設されている。この突起10
4は、ナット106のねじ込み方向に向かって傾斜して
いる。
【0004】図13に示すように、ナットケース100
を開放端側からナット106に装着し、ナットケース1
00をボルト108にねじ込んで回転させる。突起10
4がナット106の角部を押し、ナット106はナット
ケース100と共に回転する。ナット106が所定位置
までねじ込まれると、ナット106のねじ込みは制限さ
れる。ここで、ナットケース100に過度のトルクを加
えると、ナット106の角部によって突起104が潰さ
れる。このため、ナットケース100は空転し、ナット
106の過度のねじ込みが防止される。
【0005】しかし、このナットケース100では、突
起104が潰されるため、再利用することはできなかっ
た。
【0006】同様に、ボルトに対するナットの過度のね
じ込みを防止するトルク制限ナットとして、図14及び
図15に示すものが提案されている(特公平60−25
646号参照)。
【0007】このトルク制限ナット120のナット体1
22は雌ねじ124を有しており、シャンク126の雄
ねじ125と螺合するようになっている。また、ナット
体122の外側には、外歯128が形成されている。ナ
ット体122には、外歯128と係合する内歯130を
有する駆動リンク132が装着されている。駆動リンク
132を回転させると、内歯130が外歯128に係合
しているので、ナット体122が回転するが、駆動リン
ク132の回転トルクが増大して所定値を超えると外歯
128が剪断され、それ以上トルクがナット体122に
伝わらないようになっている。
【0008】しかし、このトルク制限ナット120にお
いても、外歯128が剪断されてしまうため再利用がで
きなかった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実を考
慮し、ナットの過度のねじ込みを防止してねじ山の破損
を防ぐと共に、再利用可能なトルクナットを得ることを
目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1のトルクナット
は、ボルトに螺合されるナット部材と、前記ナット部材
に回転可能に装着されるカバー部材と、前記ナット部材
の外周面と前記カバー部材の内周面とに設けられ係合し
てカバー部材の回転トルクをナット部材に伝達しナット
部材を回転させるとともに前記ボルトへのねじ込み方向
のトルクが所定値を超えると弾性変形により係合解除し
てカバー部材をナット部材に対して空転させる係合手段
と、を有することを特徴とする。
【0011】カバー部材を回転させると、ナット部材の
外周面とカバー部材の内周面とに設けられた係合手段が
係合しているので、ナット部材が回転する。これによ
り、ナット部材をボルトにねじ込んでいくことができ
る。ナット部材が決められた位置までねじ込まれると、
ナット部材をねじ込み方向に回転させるトルクが所定値
を超えるが、さらにカバー部材を回転させると、係合手
段が弾性変形して、ナット部材とカバー部材との係合状
態を解除する。このため、カバー部材が空転してナット
部材は回転せず、ナット部材のボルトへの過度のねじ込
みが防止される。
【0012】また、係合手段は、弾性変形することでナ
ット部材とカバー部材との係合状態を解除し、弾性復元
する。すなわち、係合手段は塑性変形することがないの
で、トルクナットをボルトから外し、再利用することが
できる。
【0013】さらに、係合手段をナット部材の外周面と
カバー部材の内周面とに設けたので、ナット部材とカバ
ー部材との突き合わせ面にフランジ等を設けたり、この
フランジにトルクナットの軸方向に係合手段を形成する
必要がない。このため、トルクナットを軸方向に短くで
き、また、フランジ等の出っ張りもない。従って、トル
クナット全体を小さくでき、狭いスペースでもナット部
材をボルトにねじ込むことができる。また、見栄えも向
上する。
【0014】請求項2のトルクナットは、円筒状に形成
され内周面に雌ねじが切られてボルトに螺合されるナッ
トと、前記ナットの外周面に回転可能に装着されたカバ
ーと、前記ナットの外周面から径方向に突設された受け
爪と、前記受け爪に形成され前記ナットの径方向上にあ
る係止面と、前記受け爪に形成され前記ナットの外周面
からナットのねじ込み方向に向かい前記係止面の上端に
達する摺接面と、前記カバーに形成されたスリットによ
り切り残されて両持状とされ撓み可能な撓み部と、前記
撓み部の内側に突設された押し爪と、前記押し爪に形成
され前記ナットの緩め方向への回転によって前記係止面
と面接触する垂直面と、前記押し爪に形成され前記ナッ
トの締め込み方向への回転によって前記摺接面と当接す
る傾斜面と、を有することを特徴とする。
【0015】カバーをナットに装着してねじ込み方向に
回転させると、カバーの押し爪に形成された傾斜面が、
ナットの受け爪に形成された摺接面に当り、カバーの回
転トルクがナットに伝わる。これにより、ナットはボル
トにねじ込まれていく。
【0016】ナットが所定位置までねじ込まれてナット
の回転が制限されると、ナットを回転させようとするカ
バーの回転トルクがそれに伴って大きくなる。ここで、
さらにナットを回転させようとしてカバーに回転トルク
を加え、この値が所定値を超えると、カバーの回転によ
って傾斜面が摺接面に押され、撓み部が外側に弾性的に
撓む。これによって、押し爪も外側に弾性的に広がり、
傾斜面が摺接面上を滑りつつ移動するため、カバーがナ
ットに対して空転する。押し爪が受け爪を乗り越える
と、撓み部は元の状態に弾性復元する。さらにカバーを
回転させると、押し爪の傾斜面は、次の受け爪の摺接面
に当たるが、ナットの回転は制限されているので、同じ
ように撓み部が外側に弾性的に撓み、カバーがナットに
対して空転する。この動作を繰り返すため、ボルト及び
ナットのねじ山が破損されることがない。
【0017】撓み部は、カバーに形成されたスリットに
よって両持状とされているので、例えば、片持状とされ
た場合と比較して、傾斜面が摺接面に当たったときに、
高い係合力を得ることができる。加えて、撓み部は、受
け爪を乗り越えると弾性復元するため、トルクナットを
何度でも再利用できる。特に、両持状とされていること
によって、塑性変形によって撓み部が外側に広がった状
態のまま元に戻らないということがなく、確実に元の状
態に戻り、高い係合力を維持できる。
【0018】カバーを緩め方向に回転させると、押し爪
の垂直面が受け爪の係止面に当り、カバーの回転トルク
がナットに伝わる。ナットは緩め方向に回転し、ボルト
から緩む。垂直面及び係止面はナットの径方向上にある
ので、押し爪及び撓み部が外側に弾性変形することはな
く、受け爪を乗り越えない。従って、カバーの回転トル
クがナットに確実に伝わる。
【0019】
【発明の実施の形態】図1に示すように、本発明の一実
施の形態に係るトルクナット10は、ボルト34(図4
参照)にねじ込まれるナット12を有している。
【0020】ナット12は、円筒状に成形され内周面に
雌ねじが切られた筒部14と、筒部14の一端に形成さ
れたフランジ16とで構成されている。図4に示すよう
に、例えば板体等を重ね合わせて、ボルト34を板体に
形成された挿通孔に挿通させ、ナットケース10を矢印
イに示す方向(図5参照)にねじ込んでいくと、フラン
ジ16が板体に当たってナットケース10のねじ込みが
制限されるようになっている。
【0021】筒部14の外周面には、複数の受け爪18
が突設されている。受け爪18には、筒部14の径方向
に沿った係止面18Aと、筒部14の外周面からボルト
34へのねじ込み方向に向かい、係止面18Aの上端に
達する摺接面18Bが形成されている。
【0022】また、筒部14の外周には、周溝20が形
成されており、この周溝20に、筒状のカバー22の内
周面に形成された装着爪24が係合されるようになって
いる。
【0023】この装着爪24には、図3にも示すよう
に、ナット12への装着方向側にテーパー面24Aが形
成され、その反対側には係止面24Bが形成されてい
る。ナット12の筒部14をカバー22に対して押し込
むと、テーパー面24Aが筒部14の外周面に当たって
装着爪24が外側に撓むため、筒部14をカバー22に
押し入れることができる。カバー22がナット12に装
着されると、装着爪24が弾性復元し、係止面24Bが
周溝20の溝壁に係止されて、カバー22の抜けだしを
防止している。この状態で、筒部14の外周面とカバー
22の内周面とが摺動して、カバー22がナット12に
対して回転可能となる。
【0024】カバー22の外周面の略中間部には鍔26
が形成されており、カバー22が補強されている。鍔2
6の上側は平面視にて六角形に(図9参照)、鍔26の
下側は平面視にて円形に、それぞれ成形されている。
【0025】図11に示すように、鍔26よりも下側の
外周面には、周方向に沿って所定間隔でスリット28が
形成されており、スリット28によって幅狭とされた両
持状の撓み部30が、外側に弾性的に撓み可能となって
いる。
【0026】撓み部30の内側には、押し爪32が突設
されている。押し爪32には、図8にも示すように、カ
バー22の径方向に沿った係止面32Aが形成されてお
り、カバー22を緩め方向(矢印ロに示す方向)に回転
させたときに、係止面18Aと面接触するようになって
いる。また、押し爪32には、図5に示すように、カバ
ー22の内周面からカバー22のねじ込み方向(矢印イ
に示す方向)に向かい、係止面32Aの上端に達する傾
斜面32B形成されている。この傾斜面32Bは、カバ
ー22をねじ込み方向に回転させたときに、受け爪18
の摺接面18Bと当接するようになっている。
【0027】次に、本実施の形態に係るトルクナット1
0をボルト34にねじ込む方法及びトルクナット10の
作用について説明する。
【0028】トルクナット10のナット12を、ボルト
34の先端にあて、カバー22をねじ込み方向に回転さ
せて、ナット12をボルト34に螺合させる。カバー2
2の外周面のうち、鍔26よりも上側は平面視にて六角
形に成形されており、通常のスパナ等を用いて回転させ
ることができる。なお、スパナは鍔26によって位置決
めされるため、撓み部30にずり落ちない。
【0029】このようにしてカバー22を回転させる
と、図5に示すように、押し爪32の傾斜面32Bが、
受け爪18の摺接面18Bに当たって、カバー22の回
転トルクがナット12に伝わり、ナット12がねじ込み
方向に回転する。このため、トルクナット10はボルト
34にねじ込まれていく。
【0030】図4に示すように、トルクナット10が所
定位置までねじ込まれて、フランジ16が板体等に当た
ると、ナット12の回転が制限される。ここで、さらに
カバー22を回転させると、図6に示すように、傾斜面
32Bが摺接面18Bから外側に押されるため、押し爪
32が、撓み部30と共に外側に弾性的に撓む。さらに
カバー22を回転させると、図7に示すように、撓み部
30は外側に大きく撓み、押し爪32が受け爪18に乗
り上げる。さらにカバー22にトルクを加えるると、押
し爪32は受け爪18を乗り越え、撓み部30が弾性復
元し、押し爪32と共に元の状態に戻る。このため、ナ
ット12がボルト34に過度にねじ込まれない。
【0031】カバー22をさらに回転させると、傾斜面
32Bは、次の受け爪18の摺接面18Bに当り、同じ
ようにして押し爪32が受け爪18を乗り越える。すな
わち、トルクナット10が所定位置までねじ込まれた状
態で、カバー22にねじ込み方向へ所定値以上の回転ト
ルクを与えると、押し爪32が受け爪18を次々と乗り
越え、カバー22はナット12に対して空転する。この
ため、ナット12がボルト34に対して過度にねじ込ま
れることがなく、ナット12及びボルト34のねじ山が
破損されない。
【0032】また、押し爪32が撓み部30と共に弾性
変形して外側に撓み、押し爪32が受け爪18を乗り越
える。押し爪32が受け爪18を乗り越えた後は、図5
に示すように元の状態に戻る。すなわち、押し爪32あ
るいは受け爪18が破断されないので、トルクナット1
0を再利用することが可能となる。特に、撓み部30が
両持状とされていることによって、傾斜面32Bが摺接
面18Bに当たった時に、高い係合力を得ることができ
る。また、撓み部30は、塑性変形により外側に広がっ
た状態のまま元に戻らないということがなく、確実に元
の状態に弾性復元し、高い係合力を維持できる。
【0033】図8に示すように、カバー22を緩め方向
(矢印ロに示す方向)に回転させると、押し爪32の垂
直面32Aが、受け爪18の係止面18Aに面接触し、
カバー22の回転トルクがナット12に伝わる。ナット
12は緩め方向に回転し、ボルト34から緩んでいく。
係止面18A及び垂直面32Aは、ナット12の径方向
上にあり、垂直面32Aは係止面18Aに対して正面か
ら当たる。このため、押し爪32が撓み部30と共に撓
むことがなく、押し爪32が受け爪18を乗り越えてし
まうことがない。このため、カバー22がナット12に
対して空転してしまうことがなく、カバー22の緩め方
向の回転トルクはナット12に確実に伝わる。
【0034】なお、本実施の形態に係るトルクナット1
0においては、カバー22の撓み部30及び押し爪32
が撓むようになっているが、ナット12から突設された
受け爪18が撓むようにしてもよい。
【0035】また、筒部14の外周面とカバー22の内
周面とが摺動するようにして、筒部14の外周面に受け
爪18を突設し、カバー22の内周面に押し爪32を突
設するようにしているが、受け爪18及び押し爪32を
突設する部位は、これに限定されない。
【0036】また、カバー22にフランジ16を成形せ
ず、円筒状に成形してもよい。この場合には、通常のワ
ッシャーをボルト34にはめ、その後トルクナット10
をボルト34にねじ込むようになる。
【0037】本実施の形態に係るトルクナット10は、
ナット12の筒部14の外周面とカバー22の内周面と
が摺動するようにし、筒部14の外周面に受け爪18
を、カバー22の内周面に押し爪32をそれぞれ突設し
たのでトルクナット10を小さく成形でき、狭いスペー
スでも、ナット12をボルト34にねじ込むことができ
る。また、外観も向上する。
【0038】
【発明の効果】本発明は上記構成としたので、ナットの
過度のねじ込みを防止してねじ山の破損を防ぐと共に、
トルクナットの再利用が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るトルクナットの分
解斜視図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係るトルクナットの斜
視図である。
【図3】本発明の一実施の形態に係るトルクナットの縦
断面図である。
【図4】本発明の一実施の形態に係るトルクナットの使
用状態の縦断面図である。
【図5】本発明の一実施の形態に係るトルクナットの使
用状態の横断面図である。
【図6】本発明の一実施の形態に係るトルクナットの使
用状態の横断面図である。
【図7】本発明の一実施の形態に係るトルクナットの使
用状態の横断面図である。
【図8】本発明の一実施の形態に係るトルクナットの使
用状態の横断面図である。
【図9】本発明の一実施の形態に係るトルクナットの平
面図である。
【図10】本発明の一実施の形態に係るトルクナットの
底面図である。
【図11】本発明の一実施の形態に係るトルクナットの
側面図である。
【図12】従来のナットケースの説明図である。
【図13】従来のナットケースの使用状態の断面図であ
る。
【図14】従来のトルク制限ナットの断面図である。
【図15】従来のトルク制限ナットの使用状態の断面図
である。
【符号の説明】
10 トルクナット 12 ナット(ナット部材) 18 受け爪(係合手段) 18A 係止面 18B 摺接面 22 カバー(カバー部材) 30 撓み部 32 押し爪(係合手段) 32A 垂直面 32B 傾斜面

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボルトに螺合されるナット部材と、 前記ナット部材に回転可能に装着されるカバー部材と、 前記ナット部材の外周面と前記カバー部材の内周面とに
    設けられ係合してカバー部材の回転トルクをナット部材
    に伝達しナット部材を回転させるとともに前記ボルトへ
    のねじ込み方向のトルクが所定値を超えると弾性変形に
    より係合解除してカバー部材をナット部材に対して空転
    させる係合手段と、 を有することを特徴とするトルクナット。
  2. 【請求項2】 円筒状に形成され内周面に雌ねじが切ら
    れてボルトに螺合されるナットと、 前記ナットの外周面に回転可能に装着されたカバーと、 前記ナットの外周面から径方向に突設された受け爪と、 前記受け爪に形成され前記ナットの径方向上にある係止
    面と、 前記受け爪に形成され前記ナットの外周面からナットの
    ねじ込み方向に向かい前記係止面の上端に達する摺接面
    と、 前記カバーに形成されたスリットにより切り残されて両
    持状とされ撓み可能な撓み部と、 前記撓み部の内側に突設された押し爪と、 前記押し爪に形成され前記ナットの緩め方向への回転に
    よって前記係止面と面接触する垂直面と、 前記押し爪に形成され前記ナットの締め込み方向への回
    転によって前記摺接面と当接する傾斜面と、 を有することを特徴とするトルクナット。
JP4518896A 1996-03-01 1996-03-01 トルクナット Pending JPH09242729A (ja)

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