JPH09242613A - 気化器 - Google Patents

気化器

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JPH09242613A
JPH09242613A JP8102396A JP8102396A JPH09242613A JP H09242613 A JPH09242613 A JP H09242613A JP 8102396 A JP8102396 A JP 8102396A JP 8102396 A JP8102396 A JP 8102396A JP H09242613 A JPH09242613 A JP H09242613A
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piston valve
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needle
carburetor
sectional shape
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Hidechika Arai
英力 新井
Shogo Hashimoto
省吾 橋本
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  • Control Of The Air-Fuel Ratio Of Carburetors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 気化器の応答性を向上させる。 【解決手段】 ピストンバルブ16を気化器本体の摺動
室内に摺動自在に設ける。ピストンバルブ16は気化器
本体内に設けられた吸気通路12内に突出してこの吸気
通路の流路面積を変化させる。ピストンバルブ16に、
燃料通路内に挿入されるニードル19を設ける。ピスト
ンバルブ16の吸気通路12の下流側に臨む背面16a
は、ニードル19に対応した部位が最も上流側に位置す
るように凹状に湾曲する。ピストンバルブ16の前面1
6bは、例えば凸面である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば二輪車のエ
ンジンに搭載され、ピストンバルブを有する気化器に関
し、特にそのピストンバルブの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】ピストンバルブを有する気化器は、ピス
トンバルブにアクセルケーブルが連結され、ピストンバ
ルブがエンジンへ供給される空気量を制御するスロット
ル弁の機能を有するタイプと、ピストンバルブの下流に
スロットル弁としてのバタフライ弁を有し、ピストンバ
ルブの吸気通路に臨む側とは反対側にダイアフラム室あ
るいはピストン室を設け、このダイアフラム室あるいは
ピストン室へ吸気通路の負圧を作用させてピストンバル
ブを昇降させるタイプとがある。
【0003】いずれのタイプでも、ピストンバルブには
下方に突出するニードルが設けられ、ニードルの先端は
フロート室内に連通する出口にニードルジェットを有す
る燃料通路(メインノズル)内に挿入されている。すな
わち、ニードルの高さ位置に応じて燃料通路の流路面積
が変化し、フロート室に貯溜された燃料が燃料通路を通
ってニードルとニードルジェットの隙間で計量され、吸
気通路内に導かれる。この時、燃料の一部は表面張力に
よりニードルの表面を伝わってピストンバルブの底部ま
で上昇し、ピストンバルブの後流の影響によって飛散す
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようにして飛散し
た燃料は吸気通路の壁面に付着しやすく、壁面に付着し
た燃料は壁面を伝わる流れとなるため、空気流に乗って
流れる燃料に比べてエンジンの燃焼室へ到達するのが遅
くなる。したがって燃料供給の応答遅れが生じ、加速運
転時の初期の段階において空燃比がリーン状態となり、
エンジンの応答性を高めることに障害となっていた。
【0005】本発明は、応答性に優れた気化器を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る気化器は、
吸気通路と、この吸気通路内に燃料を供給するための燃
料通路と、その出口にニードルジェットが形成された気
化器本体と、この気化器本体に昇降自在に支持され、吸
気通路内に突出してこの吸気通路の流路面積を変化させ
るピストンバルブと、このピストンバルブに連結され、
ニードルジェット内に挿入されるニードルとを備え、ピ
ストンバルブの吸気通路の下流側に臨む背面は、ニード
ルに近接した部位が最も上流側に位置し、ピストンの昇
降方向に沿って延びる凹状の湾曲面であり、この湾曲面
はピストンバルブの下端まで達し、ピストンバルブの吸
気通路の上流側に臨む前面は、平面または凸面であるこ
とを特徴としている。
【0007】このようにピストンの背面を凹状に湾曲さ
せたことにより、ピストンの背面より出た空気流は吸気
通路の中央へ収束し、これにより燃料の壁面への付着が
抑制される。また、ピストンバルブの吸気通路の上流側
に臨む前面が平面または凸面であるため、ピストンバル
ブの中央部に、このピストンバルブの戻りスプリングを
配設することが可能となり、ピストンバルブの戻りをス
ムーズに行うことができる。
【0008】ピストンバルブの昇降方向に垂直な平面で
ピストンバルブを切断して得られる断面形状は、ピスト
ンバルブの略全高にわたって同じ形状である。この断面
形状は、ピストンバルブの全高にわたって同じ形状であ
ってもよい。この断面形状は、長円を円弧状に湾曲させ
て成るものであってもよい。ピストンバルブの略全高に
わたって同じ形状であることに代えて、凹状の湾曲面が
ピストンバルブの下端より一定の限られた範囲に形成さ
れていてもよい。
【0009】ピストンバルブの吸気通路の下流側に臨む
背面の凹状湾曲部の断面形状は、ニードルに近接した部
位を最も上流側とする円弧から成るものであっても、ま
たニードルに近接した部位で交差する2つの線分から成
るものであってもよい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本発明の第1の実施形態に
係る、ピストンバルブがスロットル弁の機能を果たすタ
イプのピストンバルブを有する気化器の断面図、図2は
図1の気化器の本体を示す平面図、図3は図1のピスト
ンバルブを示す斜視図である。
【0011】図1に示すように、気化器本体11の内部
には水平方向に延びる吸気通路12が形成されている。
吸気通路12の上方には摺動室13が、また吸気通路1
2の下方には燃料通路18が形成され、燃料通路18の
吸気通路12への開口端部にはニードルジェット20が
設けられている。これら摺動室13と燃料通路18は、
吸気通路12に直交している。摺動室13には、ピスト
ンバルブ16が摺動自在すなわち昇降自在に支持されて
いる。気化器本体11のピストンバルブ16の下方には
フロート室17が配設されており、フロート室17に貯
溜された燃料は燃料通路18を通って吸気通路12に導
かれる。ピストンバルブ16の下面にはニードル19が
連結されており、燃料通路18を通る燃料の流量は、ニ
ードルジェット20に対するニードル19の挿入度合い
によって調整される。
【0012】気化器本体11の入口部には、外部からの
空気を取り込むラッパ型のエアファンネル14が固定さ
れ、摺動室13の上部にはカバー15が設けられてい
る。カバー15とピストンバルブ16の間にはバネ21
が設けられ、ピストンバルブ16は吸気通路12を遮断
する方向に常時付勢されている。カバー15に取り付け
られた案内ボルト22の内部には、このボルト22の長
手方向に延びる貫通孔(図示せず)が形成されている。
アクセル機構に連結されたワイヤ(図示せず)は、案内
ボルト22の貫通孔を通り、ピストンバルブ16に連結
されている。すなわち、アクセル機構を操作すると、ワ
イヤを介してピストンバルブ16がバネ21に抗して上
昇し、吸気通路12内における突出量が変化して吸気通
路12の流路面積が変化する。
【0013】図2は、気化器本体11からカバー15を
除いた状態を示している。この図に示すように、摺動室
13は上方から見るとまゆ形、すなわち長円を円弧状に
湾曲させた形状を呈しており、エアファンネル14側が
突出し、その反対側が凹陥している。吸気通路12の底
部に形成された燃料通路18は、摺動室13の略中央に
対応している。
【0014】図3に示すようにピストンバルブ16は、
摺動室13と同様に、上方から見ると長円を円弧状に湾
曲させた形状を呈し、ニードル19は燃料通路18に対
応した部位に連結されている。すなわちピストンバルブ
16の吸気通路12の下流側に臨む背面16aは、ニー
ドル19に近接した部位が最も上流側に位置するように
凹状に湾曲し、またピストンバルブ16の吸気通路12
の上流側に臨む前面16bは凸面である。ピストンバル
ブ16は摺動室13内において昇降するため、ピストン
バルブ16の昇降方向に垂直な平面でこのピストンバル
ブ16を切断して得られる断面形状は、ピストンバルブ
16の略全高にわたって同じ形状である。
【0015】図4〜図6を参照して本実施形態の作用を
説明する。図示しないアクセル機構を操作することによ
ってピストンバルブ16すなわちニードル19が上昇す
ると、吸気通路12とニードルジェット20の開口面積
が増大し、吸気通路12内に供給される燃料量が増加す
る。フロート室17に貯溜された燃料は燃料通路18お
よびニードルジェット20を通り、吸気通路12内へ吸
い出される。その燃料の一部は表面張力によりニードル
19の表面を伝わってピストンバルブ16の底面16c
に達する(符号F)。エアファンネル14から流入した
空気は、ピストンバルブ16の底面16cの下方を通っ
て背面16a側へ流れる。この時ニードル19の近傍を
通る空気流は、図5および図6の矢印Aで示すように、
ピストンバルブ16の背面16a側において、凹部つま
り吸気通路12の中央部に発生する渦Jに引かれて、吸
気通路12の壁面の方向に拡散せず、実質的に吸気通路
12の軸心方向に流れる。したがって、燃料は吸気通路
12の壁面には付着しにくく、エンジンのシリンダ室に
迅速に供給される。すなわち、燃料供給の応答性は高
く、エンジンの加速性が向上する。
【0016】これに対し、図7に示す比較例では、ニー
ドル19の近傍を通る空気流は矢印Bで示すように、ピ
ストンバルブ16の背面16a側において、渦は吸気通
路12の中央よりむしろ側壁付近に強く発生するため、
吸気通路12の壁面の方向に拡散する。このため、フロ
ート室17からニードルジェット20内に供給された燃
料の一部Gは吸気通路12の壁面に付着し、したがっ
て、エンジンのシリンダ室への供給が遅れ、エンジンの
加速性を十分に高めることは困難である。
【0017】また本実施形態は、摺動室13の形状が単
純であるため、エンドミル等によって加工でき、しかも
単一のカッタを用いて加工できる。さらにピストンバル
ブ16は摺動室13の内壁によって直接摺動自在に支持
されており、ピストンバルブ16を案内するためのガイ
ド部材を摺動室13内に設ける必要がないため、この摺
動弁を有する気化器は、構成が簡単で、安価に製造する
ことができる。
【0018】図1に示すようなピストンバルブがスロッ
トル弁の機能を果たすタイプでは、ピストンバルブ全閉
時にピストンバルブ外周および底面の隙間を通過してエ
ンジンへ吸収される空気量を極力少なくする必要があ
り、そのためにはピストンバルブの昇降方向に垂直な平
面でピストンバルブを切断して得られる断面形状は図3
に示すようにピストンバルブの全高にわたって同じ形状
であることが好ましい。摺動室13も図2に示すように
ピストンバルブと同じ形状となる。
【0019】これに対し、ピストンバルブの高さ方向に
おいて断面形状が異なる構成も可能であり、このような
構成の例として、図8〜図10に本発明の第2の実施形
態の気化器を示す。この気化器は、ピストンバルブ16
が吸気通路12に臨む側と反対側にダイアフラム装置4
0を設け、ダイアフラム装置40内に設けられたダイア
フラム41にピストンバルブ16を連結するとともに、
ダイアフラム41にピストンバルブ16を連結し、ダイ
アフラム室42へ吸気通路12の負圧を導入し、その負
圧でピストンバルブ16を開閉するタイプである。ピス
トンバルブ16はダイアフラム装置40の摺動壁43に
よって、昇降方向に摺動自在に支持されている。
【0020】このタイプではピストンバルブ16は吸気
通路12を全閉させないため、図9および図10から理
解されるように、ピストンバルブ16を昇降方向に垂直
な平面で切断して得られる断面形状は、摺動壁面43に
摺接する部分16dと下端部16eとで異なっていても
よい。すなわち摺接部分16dの背面は略平面である
が、下端部16eの背面16aは凹状に湾曲している。
この背面16aの湾曲面の断面形状は、図9の例ではピ
ストンバルブ16の昇降方向に沿って同じであり、図1
0の例ではピストンバルブ16の昇降方向に沿って変化
し、上方ほど湾曲面は小さくなっている。
【0021】図11は、第3の実施形態におけるピスト
ンバルブ31を水平面で切断した断面形状を示す図であ
る。この実施形態におけるピストンバルブ31の断面形
状は、その両端の半円31sをニードル19に向かっ
て、吸気通路12の長手方向に対して例えば約70度の
角度をなす線に沿って直線的に移動させることにより形
成される外形を有している。すなわち背面31aの断面
形状はニードル19に近接した部位で交差する2つの線
分から成り、背面31aは2つの平面31tによって構
成される。また前面31bは2つの平面31uと円弧状
面31vによって構成される。
【0022】図12は、第4の実施形態におけるピスト
ンバルブ32を水平面で切断した断面形状を示す図であ
る。この実施形態では、ピストンバルブ32の背面32
aの断面形状はニードル19に近接した部位で交差する
2つの線分から成る。すなわち背面32aは2つの平面
によって構成される。一方、ピストンバルブ32の前面
32bは平面であり、吸気通路12の軸心方向にほぼ垂
直である。
【0023】図13は第5の実施形態におけるピストン
バルブ33を水平面で切断した断面形状を示す図であ
る。この実施形態では、ピストンバルブ33の背面33
aの断面形状は湾曲し、例えば円弧状である。すなわち
背面33aは円筒面状に湾曲しており、一方前面33b
は吸気通路12の軸心方向にほぼ垂直な平面である。
【0024】図14は、第6の実施形態におけるピスト
ンバルブ34を水平面で切断した断面形状を示す図であ
る。ピストンバルブ34の背面34aと前面34bは共
に、2つの平面によって構成されている。背面34aの
2つの平面のなす角は、前面34bのなす角よりも小さ
い。
【0025】図15は、第7の実施形態におけるピスト
ンバルブ35を水平面で切断した断面形状を示す図であ
る。ピストンバルブ35の背面35aと前面35bは共
に、湾曲面によって構成されている。これらの湾曲面の
曲率は、背面35aの方が前面35bよりも小さい。
【0026】図16は、第8の実施形態におけるピスト
ンバルブ36を水平面で切断した断面形状を示す図であ
る。この実施形態は図13の第5の実施形態と同様に、
ピストンバルブ36の背面36aは円筒面状に湾曲し、
前面36bは吸気通路12の軸心方向にほぼ垂直な平面
である。
【0027】図17は、第9の実施形態におけるピスト
ンバルブ37を水平面で切断した断面形状を示す図であ
る。この実施形態では、ピストンバルブ37の断面形状
は、略円形を有し、背面37aは円筒面状に湾曲してい
る。
【0028】図18は、第10の実施形態におけるピス
トンバルブ38を水平面で切断した断面形状を示す図で
ある。この実施形態では、ピストンバルブ38の断面形
状は、略円形を有し、背面38aは図14の第8の実施
形態と同様に、所定の角度で交差する2つの平面から成
る。
【0029】第2〜第10の実施形態によっても、第1
の実施形態と同様な効果が得られる。
【0030】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、気化器の
応答性が向上し、エンジンの加速性が高められるという
効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る気化器の断面図
である。
【図2】図1の気化器の本体を示す平面図である。
【図3】ピストンバルブを示す斜視図である。
【図4】第1の実施形態におけるピストンバルブが開放
している状態を示す断面図である。
【図5】第1の実施形態におけるピストンバルブのニー
ドルの近傍の空気流を示す図である。
【図6】図5と同じ状態を示す斜視図である。
【図7】比較例におけるピストンバルブのニードルの近
傍の空気流を示す図である。
【図8】第2の実施形態に係る気化器の断面図である。
【図9】第2の実施形態におけるピストンバルブの一例
を示す斜視図である。
【図10】第2の実施形態におけるピストンバルブの他
の例を示す斜視図である。
【図11】第3の実施形態におけるピストンバルブの断
面形状を示す図である。
【図12】第4の実施形態におけるピストンバルブの断
面形状を示す図である。
【図13】第5の実施形態におけるピストンバルブの断
面形状を示す図である。
【図14】第6の実施形態におけるピストンバルブの断
面形状を示す図である。
【図15】第7の実施形態におけるピストンバルブの断
面形状を示す図である。
【図16】第8の実施形態におけるピストンバルブの断
面形状を示す図である。
【図17】第9の実施形態におけるピストンバルブの断
面形状を示す図である。
【図18】第10の実施形態におけるピストンバルブの
断面形状を示す図である。
【符号の説明】
11 気化器本体 12 吸気通路 16、31、32、33、34、35、36、37、3
8 ピストンバルブ 16a、31a、32a、33a、34a、35a、3
6a、37a、38a 背面 16b、31b、32b、33b、34b、35b、3
6b、37b、38b 前面 18 燃料通路 19 ニードル

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸気通路とこの吸気通路内に燃料を供給
    するための燃料通路とが形成された気化器本体と、この
    気化器本体に昇降自在に支持され、前記吸気通路内に突
    出してこの吸気通路の流路面積を変化させるピストンバ
    ルブと、このピストンバルブに連結され、前記燃料通路
    の吸気通路内への開口部に設けたニードルジェット内に
    挿入され、このニードルジェットとともに形成される環
    状の開口面積を変化させるニードルとを備え、前記ピス
    トンバルブの前記吸気通路の下流側に臨む背面は、前記
    ニードルに近接した部位が最も上流側に位置し、ピスト
    ンバルブの上昇方向に沿って延びる凹状の湾曲面であ
    り、この湾曲面は前記ピストンバルブの下端まで達し、
    前記ピストンバルブの前記吸気通路の上流側に臨む前面
    は、平面または凸面であることを特徴とする気化器。
  2. 【請求項2】 前記ピストンバルブの昇降方向に垂直な
    平面でピストンバルブを切断して得られる断面形状は、
    ピストンバルブの全高にわたって同じ形状であることを
    特徴とする請求項1に記載の気化器。
  3. 【請求項3】 前記凹状の湾曲面が前記ピストンバルブ
    の下端より一定の限られた範囲に形成されたことを特徴
    とする請求項1に記載の気化器。
  4. 【請求項4】 前記ピストンバルブの断面形状が、長円
    を円弧状に湾曲させて成ることを特徴とする請求項2ま
    たは3に記載の気化器。
  5. 【請求項5】 前記ピストンバルブの前記吸気通路の下
    流側に臨む背面の断面形状が、前記ニードルに近接した
    部位で交差する2つの線分から成ることを特徴とする請
    求項2または3に記載の気化器。
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