JPH0924172A - 縫製機用の光マーキング装置 - Google Patents

縫製機用の光マーキング装置

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JPH0924172A
JPH0924172A JP19922095A JP19922095A JPH0924172A JP H0924172 A JPH0924172 A JP H0924172A JP 19922095 A JP19922095 A JP 19922095A JP 19922095 A JP19922095 A JP 19922095A JP H0924172 A JPH0924172 A JP H0924172A
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JP
Japan
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marking
sewing machine
lamp
motor
sewing
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Tsuneyoshi Murakami
常芳 村上
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 縫着生地をミシンテーブル上に位置決めする
光マーキング装置において、可動側のマーキングランプ
の位置調整を自動化して、調整に要する時間を減らし、
縫製作業の能率を向上する。 【構成】 フレーム1上にレール状のガイド体2を設け
る。ガイド体2で調整台3を往復動自在に案内支持す
る。フレーム1の一端に固定側のマーキングランプ4を
配置する。可動側のマーキングランプ5を調整台3で支
持する。ステップモータ10と、その動力で回転駆動さ
れるタイミングプーリ11・12、およびタイミングベ
ルト13をフレーム1に設ける。タイミングベルト13
をガイド体2と平行に配置し、その直線走行部を調整台
3に同行可能に連結する。両ランプ4・5の光軸中心を
一点上に位置させて零点調整を行う。入力器33で移動
量を入力し、入力値に対応してモータ10を駆動し、マ
ーキングランプ5を所定量移動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ミシンに適用されて
縫製パーツの縫着線の始端位置と終端位置を、可視光に
よって位置決めするための光マーキング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、外付けのポケットやフラップを
見頃等に縫着する場合には、縫着されるパーツどうしを
正しく位置合わせする必要がある。こうした位置合わせ
のために、2個のマーキングランプを用いて縫着線の始
終端を位置決めすることは、例えば特開平5−5707
7号公報に公知である。ポケットの開口円に縁布を縫着
するための玉縁縫製機においても、同様の位置決めを行
う必要がある。
【0003】フラップや縫布のサイズや縫着長さは一定
でないので、縫着パーツが変るごとにマーキング位置も
変更することになる。こうした位置変更を容易化するた
めに、マーキングランプをガイドレールに沿ってスライ
ド調整できるようにした光マーキング装置が、玉縁自動
縫製機において既に用いられている(文献不詳)。そこ
では、筒状のマーキングランプをクランプで上下位置調
節可能に支持し、さらにクランプを姿勢調整用の2個の
ボール軸を備えたホルダーで支持し、ホルダーを取付金
具を介してガイドレールに装着している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の位置調整可能な
光マーキング装置では、マーキングランプの移動、位置
決め、ボルトによる位置固定等の一連の調整作業を人手
で行う。そのため、クランプ、ホルダー、取付金具を位
置調整し、ボルトで位置固定した段階で光軸中心がずれ
ていることがあり、マーキングランプの調整作業に多く
の手間と時間を要する点、さらに縫製パーツや縫着長さ
が異なるごとに面倒な調整作業を行わねばならず、高価
な縫製機の稼働率を向上できない点に問題があった。例
えば、3個以上のマーキングランプを用いて縫着長さが
異なる位置決め点を予め設定しておくことは不可能では
ない。しかし、使用するランプ数が多くなると、作業者
の視界および作業空間がマーキングランプによって狭め
られ、縫製しづらく作業能率が低下することを避けられ
ない。
【0005】この発明の目的は、マーキングランプの位
置調整を自動的に行うことができ、調整作業を簡便に行
える光マーキング装置を提供することにある。この発明
の他の目的は、必要に応じて縫製作業者自身がマーキン
グランプの位置調整を正確にしかも容易に行うことがで
きる光マーキング装置を提供することにある。この発明
の他の目的は、スイッチ操作を行うだけで、マーキング
ランプを予め設定しておいた複数の位置決め点へ正確に
移動調整でき、縫着長さが異なる複数の縫着部位を順に
縫着するのに好適で、とくに玉縁自動縫製機に好適な光
マーキング装置を提供することにある。この発明の他の
目的は、マーキングランプの位置決めを正確に行うこと
ができながら、全体装置の製造に要するコストが少なく
て済む光マーキング装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の光マーキング
装置は、縫製機の生地送り方向に沿って延びるフレーム
1と、フレーム1に設けたガイド体2と、ガイド体2で
往復移動自在に案内支持した調整台3と、縫着部の始点
および終点位置を表示する2個のマーキングランプ4・
5と、調整台3を往復駆動する駆動機構を備えている。
生地送り方向下手側のフレーム1の端部に、終点表示用
のマーキングランプ4をホルダー20を介して支持す
る。始点表示用のマーキングランプ5はホルダー20を
介して調整台3に装着する。駆動機構はモータ10と、
モータ10の回転動力を往復運動に変換して調整台3に
伝動する伝動機構とで構成する。
【0007】具体的には、伝動機構を、ガイド体2と平
行に配置したタイミングベルト13と、タイミングベル
ト13を支持する一対のタイミングプーリ11・12と
を含んで構成し、原動側のタイミングプーリ12をステ
ップモータ10と連動可能に連結する。タイミングベル
ト13の直線走行部位と調整台3とを取付具15で連結
固定する。始端表示用のマーキングランプ5の位置情報
を入力する入力器33と、入力器33で入力された位置
情報を表示する表示器34とを設ける。駆動機構のモー
タ10を制御する制御装置41を設ける。制御装置41
は、始点表示用のマーキングランプ5の位置情報を入力
する入力器33と、入力器33で入力された位置情報を
表示する表示器34と、入力器33で設定される複数の
位置情報を格納するメモリー40と、メモリー40に格
納された位置情報に基づいてモータ10を起動させ、マ
ーキングランプ5の位置を自動的に変更するためのサイ
クルスイッチ42とを含む。
【0008】
【作用】使用時には、ガイド体2が縫製機の縫着線Sへ
と平行になるよう、フレーム1を縫製機に取り付けると
共に、一対のマーキングランプ4・5の光軸中心を縫製
機の縫着線S上に位置させる。次に、調整台3をガイド
体2の端部寄りに移動して両ランプ4・5の光軸中心を
一点上に位置させ、始点表示用の可動側のマーキングラ
ンプ5の零点調整を行う。以後は、スイッチやキーボー
ド等を用いて位置情報を入力し、この入力情報に基づい
てモータ10に作動指令信号を与えるだけで、調整台3
が駆動機構で移動操作されて設定位置まで移動する。つ
まり、一対のマーキングランプ4・5の光軸中心間の距
離を、入力された位置情報の通りに設定することができ
る。
【0009】一対のマーキングランプ4・5の零点調整
を行った後には、その前後、左右、上下方向への姿勢調
整を行う必要がなく、位置情報を変更設定するだけで可
動側のマーキングランプ5の位置調整を自動的に行え
る。ステップモータ10を駆動源にして、その動力をタ
イミングベルト13を介して調整台3に伝動する駆動機
構によれば、ステップモータ10の駆動量を制御するだ
けで、調整台3の移動量を十分な精度の下に規定でき
る。換言すると、調整台3の移動位置を専用の距離セン
サーや位置センサーで検知して規定する必要がなく、そ
の分だけ全体装置の構造を簡素化できる。
【0010】可動側のマーキングランプ5の位置情報を
入力する入力器33と、表示器34とを備えた光マーキ
ング装置によれば、入力データを表示器34で表示でき
るので、入力データの正誤を確認できる。入力器33、
表示器34に加えて、位置情報を格納するメモリー40
等を含む制御装置41を備えた光マーキング装置によれ
ば、スイッチ操作を行うだけで、可動側のマーキングラ
ンプ5を予め入力された位置情報に基づいて複数位置に
自動的に移動できる。
【0011】
【発明の効果】この発明の光マーキング装置では、フレ
ーム1に固定支持されるマーキングランプ4と、ガイド
体2に沿って移動する調整台3に設けた可動側のマーキ
ングランプ5とで、縫着部の始点位置と終点位置を表示
できるようにした。さらに、調整台3を駆動機構で往復
駆動操作して、調整台3の移動、および位置決めを自動
的に行えるようにした。従って、この発明の光マーキン
グ装置によれば、両マーキングランプ4・5の零点調整
に若干の手間を要するものの、以後は可動側のマーキン
グランプ5の位置情報を与えるだけで、ランプ位置の設
定、変更、調整等をごく簡単にしかも正確に行うことが
でき、全作業時間に占める調整のための休止時間を大幅
に減少して、縫製機の稼働率を増やし、その分だけ生産
性を向上できる。
【0012】可動側のマーキングランプ5の位置情報
を、2個以上プリセットできる制御装置41を備えた光
マーキング装置によれば、縫着長さが種々に異なる縫着
部位を縫着する際に、縫着しようとする部位の順番に対
応してマーキングランプ5の位置を順に変更でき、例え
ば男性用スーツの左右の前見頃裏面に主ポケットと、ペ
ン差し用ポケットと、シガレット用のポケットの各ポケ
ットの玉縁加工を順に行うような場合に、各縫着部の位
置合わせを簡単に行って、1個の縫製機でいわゆるサイ
クル縫いを迅速に行える点で作業能率を高めることがで
きる。
【0013】ステップモータ10を駆動源にして、その
動力をタイミングベルト13を介して調整台3に伝える
駆動機構を備えた光マーキング装置によれば、上記の制
御装置41等によってステップモータ10の駆動量を制
御するだけで、可動側のマーキングランプ5を、十分に
高い精度の下に移動させることができるので、駆動機構
に要するコストを減少でき、その分だけ光マーキング装
置を安価に提供できる。
【0014】
【実施例】図1ないし図5は、この発明に係る光マーキ
ング装置の実施例を示す。図2ないし図4において、光
マーキング装置はフレーム1と、フレーム1の上面に設
けたガイド体2と、ガイド体2で往復移動自在に案内支
持した調整台3と、調整台3を往復駆動する駆動機構
と、縫着部の始点位置および終点位置を表示する2個の
マーキングランプ4・5などで構成する。
【0015】フレーム1は、左右に長い断面L字状の金
属枠体からなり、その上面中央に左右に長いガイド体2
を固定する。図4に示すように、ガイド体2は断面T字
形の金属レールからなる。調整台3は、断面L字形の金
属製の台板3aと、台板3aの水平壁の下面側に設けた
遊転自在なローラ6とを有し、4個のローラ6をガイド
体2の前後端面で移動案内する。台板3aの上面左端に
零点復帰を検出するためのセンシング用の突片7を横向
きに突設し、この突片7に対応してガイド体2の左端外
方のフレーム1上にフォトセンサー8を配置している。
符号38はフレーム1を縫製機に取り付けるための取付
板である。
【0016】駆動機構は、フレーム1の右端内面に固定
したステップモータ(モータ)10と、フレーム1の前
面壁の外面に配置した左右一対のタイミングプーリ11
・12と両プーリ11・12に巻き掛けたタイミングベ
ルト13と、ステップモータ10の回転動力を原動側の
タイミングプーリ12に伝動する減速ギヤ対14などで
構成し、タイミングベルト13の直線走行部がガイド体
2と平行になるよう両プーリ11・12を配置する。図
4に示すようにタイミングベルト13の上方の直線走行
部と、調整台3の台板3aとを取付具15で連結するこ
とにより、調整台3はタイミングベルト13と同行移動
できる。取付具15はL字形に曲がる金具からなり、こ
れを台板3aの前面壁に設けた連結部16に2個のビス
で固定することにより、両者15・16でタイミングベ
ルト13を上下に挟持固定する。符号17はタイミング
プーリ用の軸受である。
【0017】フレーム1の左端上方の後縁にL字状の取
付金具19をビスで締結し、その後面壁の下端にホルダ
ー20を介して終点表示用のマーキングランプ4を支持
する。ホルダー20は2個の関節部を有するホルダー本
体20aと、ホルダー本体20aで支持されるクランプ
部20bとからなる。ホルダー本体20aは左右一対の
挟持板21と、両板21を締結するねじ22と、一端に
両挟持板21で挟持される球座23を有する上下一対の
ボール軸24とからなる。各挟持板21の上下には、球
座23に対する保持穴25が通設してある。
【0018】上方のボール軸24は取付金具19にねじ
込み装着し、ロックナットで固定する。下方のボール軸
24はクランプ20bと一体に形成してある。これら一
対のボール軸24と挟持板21とを相対変位操作するこ
とによって、クランプ20bの位置および姿勢を前後、
左右、上下の各方向へ任意に変更できる。クランプ20
bは周面の一部が切開してある抱持筒体からなり、切開
面を間にして対向する締結座をビス26で締結してマー
キングランプ4を固定支持する。ビス26を緩めるとマ
ーキングランプ4を上下に移動調整できる。
【0019】タイミングベルト13の移動軌跡の前方外
面に位置する台板3aの前面壁に、逆L字形の取付金具
28を固定し、その下端内面側にホルダー20を固定
し、これで始点表示用のマーキングランプ5を支持して
いる。ここで用いられるホルダー20は上記のホルダー
20と同じ部品であるので、同一個所に同じ符号を符し
てその説明を省略する。
【0020】マーキングランプ4・5は市販品であっ
て、円筒状のケース29の内面上方に発光ランプを収容
し、ケース29の下端に対物レンズケース30を出退調
整自在に設けてなる。対物レンズケース30を出退操作
することにより縫製機の縫製テーブル上に十字線を投射
し、その焦点調整を行うことができる。
【0021】図5において、フレーム1の左側の端壁
に、入力器33と表示器34を兼ねるカウンタ35を設
け、その下方にスタートスイッチ用のボタン36と原点
復帰スイッチ用のボタン37を設けている。カウタン3
5は可動側のマーキングランプ5の零点からの移動量を
mm単位で表示する3桁の表示器34を有し、各表示桁の
上下に増数ボタン33aと減数ボタン33bとを備えて
いる。これらのボタン33a・33bを操作して任意の
移動量を整数値で入力する。この入力値は表示器34に
よってアラビア数字で表示され、さらに表示内容に対応
した信号を制御装置41へ出力する。先に述べた各ボタ
ン36・37を押し込んでオン操作すると、これらの信
号も制御装置41に取り込まれる。
【0022】次に、光マーキング装置を専用ミシンであ
る玉縁自動縫製機に適用した場合について、その動作を
説明する。使用時には、図1に示すようにガイド体2が
縫製機械の縫着線Sと平行になるようフレーム1を縫製
機に取り付ける。次に固定側のマーキングランプ4の光
軸中心(十字線の中心)を、前記縫着線S上に位置させ
て原点位置を定める。針落点から原点位置までの距離
は、縫製機側の制御装置に予め入力しておく。場合によ
っては、縫製テーブル上に規定された原点位置に光軸中
心を位置させる。
【0023】原点復帰用のボタン37をオン操作して、
調整台3をガイド体2のカウンター35側の端部へ移動
させる。このときの移動限界は、突片7がフォトセンサ
ー8の光路を遮ることで規定できる。この状態で可動側
のマーキングランプ5の姿勢を調整して、その光軸中心
を固定側のマーキングランプ4の光軸中心に一致させ零
点調整を行う。次に、先に述べたマーキングランプ5の
位置情報を図5に示す入力器33で入力した後、スター
トスイッチ用のボタン36をオン操作すると、駆動機構
が作動して調整台3およびマーキングランプ5を設定さ
れた位置まで移動操作する。このときステップモータ1
0は回転数をごく小さな単位角度のレベルで制御でき
る。しかも、モータ動力を調整台3に伝えるタイミング
ベルト13は、両プーリ11・12に対して滑らない。
その結果、調整台3を移動操作した後のマーキングラン
プ5の位置精度は、設定値に対して±0.1mm以内のずれ
を生じるだけで、光軸中心位置を正確に規定できる。必
要があれば、位置設定後に増数ボタン33aあるいは減
数ボタン33bを操作して設定値を変更し、光軸中心位
置を変更することができる。
【0024】縫着時には、縫着生地に予め付されたマー
キングポイントを、一対のマーキングランプ4・5の光
軸中心に一致させ、縫製機を始動する。すると、縫着生
地は、始点位置が針落点の真下に来るまで、縫着しない
状態のまま単に生地送りされる。この状態から玉縁縫着
が開始され、終点位置が針落点に達した段階で玉縁縫着
を終了する。従って作業者は、縫着生地を一対のマーキ
ングランプ4・5を基準にして位置合わせし、縫製機の
生地送り動作に同調して生地を保持するだけでよい。
【0025】上記のモータ制御形態では、縫着部の縫着
長さが異なるごとに、入力器33を操作して次の移動位
置を入力し、可動側のマーキングランプ5の位置を変更
する煩わしさが残る。こうした煩わしさを解消するため
に、縫着部ごとに異なる縫着長さをプリセットしてお
き、1個の縫着部の縫着が完了するごとに、可動側のマ
ーキングランプ5を次の移動位置へ自動的に移動させる
ことができる。図6に示すように、入力器33で設定し
た複数の位置情報を格納するメモリー40を制御装置4
1に設けておき、サイクルスイッチ42をオン操作する
ことによって、格納された位置情報を順に出力して、駆
動機構を自動的に作動させるのである。例えば糸切れ等
により縫着が完了しなかった場合には、別途設けた復帰
スイッチを操作することで再度縫製を行える。メモリー
40からの出力信号は表示器34へも出力されて、その
表示状態を変更する。この場合の入力器33としては、
テンキースイッチやキーボード、あるいは表示器34に
組み込まれたタッチパネルを適用でき、表示器34とし
ては8セグメント型の液晶表示ユニットや、液晶ディス
プレイ、あるいはブラウン管ディスプレイ、プラズマデ
ィスプレイ等の表示機器を適用できる。この実施例の場
合には、縫製機の側の制御装置に、上記の制御装置を組
み込んで一体化することができる。
【0026】上記の実施例以外に、マーキングランプ4
・5は縫製台上にスポット光を投射するランプであって
もよく、必ずしも十字線を投射する必要はない。ガイド
体2はレール状に形成する必要はなく、棒状体や溝で形
成することができる。ガイド体2とタイミングベルト1
3とは、フレーム1の前後面壁や下面壁に平行に配置す
ることができる。駆動機構は、モータ動力をピストンの
往復動作として出力できるパワーシリンダーで構成する
ことができる。この発明の光マーキング装置は、玉縁自
動縫製機以外のミシンにも適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】光マーキング装置の原理構造を示す斜視図であ
る。
【図2】光マーキング装置の正面図である。
【図3】光マーキング装置の平面図である。
【図4】図2におけるA−A線断面図である。
【図5】入力器および表示器を示す左側面図である。
【図6】制御装置の別実施例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 フレーム 2 ガイド体 3 調整台 4・5 マーキングランプ 10 ステップモータ 11・12 タイミングプーリ 13 タイミングベルト 15 取付具 20 ホルダー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縫製機の生地送り方向に沿って延びるフ
    レーム1と、フレーム1に設けたガイド体2と、ガイド
    体2で往復移動自在に案内支持した調整台3と、縫着部
    の始点および終点位置を表示する2個のマーキングラン
    プ4・5と、調整台3を往復駆動する駆動機構を備えて
    おり、 生地送り方向下手側のフレーム1の端部に、終点表示用
    のマーキングランプ4がホルダー20を介して支持され
    ており、 始点表示用のマーキングランプ5がホルダー20を介し
    て調整台3に装着されており、 駆動機構がモータ10と、モータ10の回転動力を往復
    運動に変換して調整台3に伝動する伝動機構とで構成し
    てある縫製機用の光マーキング装置。
  2. 【請求項2】 伝動機構が、ガイド体2と平行に配置し
    たタイミングベルト13と、タイミングベルト13を支
    持する一対のタイミングプーリ11・12とを含んで構
    成され、原動側のタイミングプーリ12がステップモー
    タ10と連動可能に連結されており、タイミングベルト
    13の直線走行部位と調整台3とが取付具15で連結固
    定してある請求項1記載の縫製機用の光マーキング装
    置。
  3. 【請求項3】 始端表示用のマーキングランプ5の位置
    情報を入力する入力器33と、入力器33で入力された
    位置情報を表示する表示器34とを備えている請求項1
    又は2記載の縫製機用の光マーキング装置。
  4. 【請求項4】 駆動機構のモータ10を制御する制御装
    置41を備えており、制御装置41が、始点表示用のマ
    ーキングランプ5の位置情報を入力する入力器33と、
    入力器33で入力された位置情報を表示する表示器34
    と、入力器33で設定される複数の位置情報を格納する
    メモリー40と、メモリー40に格納された位置情報に
    基づいてモータ10を起動させ、マーキングランプ5の
    位置を自動的に変更するためのサイクルスイッチ42と
    を含む請求項1又は2記載の縫製機用の光マーキング装
    置。
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