JPH09241162A - 抗炎症剤 - Google Patents

抗炎症剤

Info

Publication number
JPH09241162A
JPH09241162A JP7836196A JP7836196A JPH09241162A JP H09241162 A JPH09241162 A JP H09241162A JP 7836196 A JP7836196 A JP 7836196A JP 7836196 A JP7836196 A JP 7836196A JP H09241162 A JPH09241162 A JP H09241162A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
escinol
skin
salt
erythema
edema
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP7836196A
Other languages
English (en)
Inventor
Norihisa Maeda
憲寿 前田
Masako Naganuma
雅子 長沼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shiseido Co Ltd
Original Assignee
Shiseido Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shiseido Co Ltd filed Critical Shiseido Co Ltd
Priority to JP7836196A priority Critical patent/JPH09241162A/ja
Publication of JPH09241162A publication Critical patent/JPH09241162A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Steroid Compounds (AREA)
  • Cosmetics (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 抗炎症効果に優れ、使用性・安全性ともに良
好な抗炎症剤を提供すること。 【解決手段】 エスシノールまたはその塩を有効成分と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に、抗炎症効果
に優れ、使用性・安全性ともに良好な抗炎症剤に関す
る。
【0002】
【従来の技術】紫外線が皮膚にあたると、数時間後に皮
膚毛細血管の拡張により紅斑・浮腫を生じる。これら紅
斑・浮腫は、皮膚において遊離されるプロスタグランジ
ン類等のアラキドン酸代謝産物をはじめ、様々な化学伝
達物質の介在によって引き起こされる。従来より、日焼
け、雪やけよる皮膚のほてりやかみそりまけ等による肌
あれを防ぐ目的でグリチルリチン酸やその誘導体、プラ
センタエキス、ヒノキチオール等の消炎作用を有する薬
剤の化粧料への配合がなされている。また、湿疹、接触
性皮膚炎、アレルギー性皮膚炎、日光皮膚炎、帯状疱
疹、尋常性乾癬、潰瘍等もアラキドン酸代謝産物等の化
学伝達物質の介在によって引き起こされることから、ス
テロイド剤、ブフェキサマック、ベンダザック、イブプ
ロフェンピコノール、ウフェナマート、スプロフェン等
のプロスタグランジン合成阻害剤が使用されている。更
に、整形外科領域では非ステロイド系消炎外用剤とし
て、インドメタシン、ケトプロフェン、ピロキシカム等
が変形性関節症、肩関節周囲炎、腱・腱鞘炎、筋肉痛、
外傷後の腫脹・疼痛等に用いられている。しかしなが
ら、これら従来の消炎剤では紅斑・浮腫等の炎症症状を
直接的かつ効率的に抑制することのできる抗炎症作用、
使用性・安全性ともに十分に満足が得られるとは言いが
たかった。一方、本発明者等は西洋トチノキ種子のエキ
ス中のエスシンをアルカリ分解してアシル基を除いたト
リテルペノイド系サポニンであるエスシノールに優れた
美白作用が認められることをすでに見出している(特願
平6−179544号、特願平7−58149号参
照)。また、皮膚でのプロスタグランジン等のアラキド
ン酸代謝産物の産生やその作用を抑制する作用があり、
その結果、血管拡張や血液成分の漏出を抑制する。しか
し、エスシノールまたはその塩の抗炎症作用は未だ全く
知られておらず、また医薬分野での利用もなされてこな
かった。
【0003】
【課題を解決するための手段】前記従来技術の課題に鑑
み本発明者らが鋭意研究した結果、エスシノールまたは
その塩が直接的、且つ効率的な紅斑・浮腫抑制作用すな
わち抗炎症作用を有し、使用性・安全性の点でも優れて
いることを見いだし、さらには、皮膚でのプロスタグラ
ンジン等のアラキドン酸代謝産物の産生やその作用を抑
制する作用があり、その結果、血管拡張や血液成分の漏
出を抑制することを明かにし、本発明を完成するに至っ
た。
【0004】すなわち本発明は、下記一般式化2で表わ
されるエスシノールまたはその塩から選ばれる1種また
は2種以上を有効成分とすることを特徴とする抗炎症剤
である。
【化2】 (式中、R1 は水素原子または水酸基、R2 はピラノー
ス残基を示す) 本皮膚外用剤は、日焼け、雪やけよる皮膚のほてりやか
みそりまけ等による肌あれを防ぐ目的で化粧品分野での
使用の他、湿疹、接触性皮膚炎、アレルギー性皮膚炎、
日光皮膚炎、帯状疱疹、尋常性乾癬、潰瘍等の治療に用
いることができる。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の構成について詳述
する。本発明で用いられるエスシノールまたはその塩は
皮膚での色素細胞活性化因子の産生やその作用を抑制す
る作用があり、その結果、色素細胞の異常な増殖を抑制
する。また、エスシンよりも細胞毒性が著しく低いこと
が知られている(Folia Histchemica et Cytchemica 1
6:69 、1978)。かかるエスシノールまたはその塩
は、西洋トチノキ種子等の植物からの抽出物またはエス
シンを、アルカリ分解して得ることができる。例えば、
エスシンをナトリウムメチラート・メタノール溶液に溶
かして、加熱還流し、室温に戻す。強酸性樹脂で中和
後、濾過して樹脂を取り除き、濃縮する。これを、ワコ
ーゲルC200カラム等のゲルクロマトグラフィーで分
画し、精製する。または加熱還流後に再結晶する。この
ようにして得られたエスシノールは、上記一般式化2の
化合物の一種または二種以上を含むものである。
【0006】上記一般式化2のエスシノールとしては、
1 が水酸基、R2 がβ−D−グルコピラノース;R1
が水酸基、R2 がβ−D−キシロピラノース;R1 が水
素原子、R2 がβ−D−ガラクトピラノースのものが確
認されている(M.YOSIKAWA e-t.al. Chem.Bull.42(6)13
57-1359(1994) )。エスシノールの塩としては、ナトリ
ウム塩、カリウム塩等のアルカリ土類金属塩、塩基性ア
ミノ酸またはアルカノールアミン等、およびそのエステ
ル等が上げられ、具体的にはエスシノールナトリウム
塩、エスシノールカリウム塩、エスシノールアンモニウ
ム塩等が例示される。
【0007】エスシノールまたはその塩の抗炎症剤組成
物への配合量は、通常は組成物全量に対してに対して
0.001〜20重量%、好ましくは0.1〜7重量%
配合する。この含有量が0.001重量%未満では抗炎
症効果が乏しくなる傾向にあり、逆に、20重量%を超
えて配合しても効果の増加は実質上望めないし、製剤へ
の配合も難しくなる傾向にある。
【0008】エスシノールまたはその塩は、他の抗炎症
剤と併用することによって紅斑・浮腫抑制作用はさらに
増強される。ここで用いられる他の抗炎症剤とはグリチ
ルリチン酸ないしその誘導体、グリチルレチン酸ないし
その誘導体、エスシン、プラセンタエキス、ヒノキチオ
ール、アズレン、トラネキサム酸、アラントイン、ε-
アミノカプロン酸、カミツレエキス、マロニエエキス、
ラタニアエキス、ミルラエキス、甘草抽出物、サイコサ
ポニン、リゾチーム、ステロイド剤やブフェキサマッ
ク、ベンダザック、イブプロフェンピコノール、ウフェ
ナマート、スプロフェン、サリチル酸メチル、サリチル
酸グルコレート、インドメタシン、ケトプロフェン、ピ
ロキシカム、アスピリン等の非ステロイド系消炎剤等で
ある。
【0009】その場合の抗炎症剤の配合量は、適宜選択
できるが、通常は組成物全量に対して0.001〜2
0.0重量%、好ましくは0.01〜5.0重量%であ
る。なお、本発明の皮膚外用剤の有効成分であるエスシ
ノールまたはその塩は、局所的にも全身的にも悪影響を
及ぼさない。
【0010】さらに、本発明の皮膚外用剤には、前記必
項成分の他、多糖類、コレステロール類、トコフェロー
ルおよびその誘導体、アスコルビン酸およびその誘導
体、アルブチン、コウジ酸およびその誘導体、ハイドロ
キノン類、フラボノイド、レチノール、ブチルヒドロキ
シトルエン等の抗酸化剤、紫外線吸収剤とともに用いて
も良い。
【0011】本発明の皮膚外用剤には、常法に従って、
乳液、ロ−ション、クリ−ム、ゼリ−、パック、粉末
剤、軟膏等の種々の剤型の化粧料及び医薬用製剤とする
ことができ、さらに前述した必項成分以外に通常用いら
れる他の成分、例えば、賦形剤、油分、界面活性剤、防
腐剤、保湿剤、香料、水、アルコ−ル、増粘剤、色剤等
を必要に応じて適宜配合することができる。また、内服
剤としても、錠剤、顆粒剤、散剤、シロップ剤、ドリン
ク剤等の種々の剤型の医薬用製剤とすることができる。
【0012】
【実施例】以下、実施例に基づき本発明を更に詳細に説
明する。なお、本発明は以下の実施例に限定されるもの
ではない。まず、実施例に先立ち、本発明の有効成分の
効果試験例を挙げて、本発明の有効性を示す。
【0013】<効果試験例> (1)紫外線照射による皮膚の紅斑・浮腫の抑制試験 健常人5名の上腕内側2ヶ所に最小紅斑量の1.4倍
(1.4MED)量の中波長紫外線(UVB)を照射し
た。照射直後、4時間後、以後1日3 回、エスシノール
1%溶液を塗布した。陽性対照としてグリチルリチン酸
ジカリウム塩1%溶液を用いた。24時間後の皮膚の紅
斑および浮腫の程度を下記の判定基準で視感判定により
ランク付けを行い、各々を合計して試料の効果を比較し
た。結果を表1に示す。エスシノールは照射24時間後
の紅斑・浮腫を抑制し、その作用はグリチルリチン酸ジ
カリウム塩と同程度であった。 (2)アラキドン酸塗布による皮膚の紅斑・浮腫の抑制
試験 健常人5名の上腕内側2ヶ所に1%アラキドン酸溶液を
塗布した。照射直後に1 回、エスシノール1%溶液を塗
布した。陽性対照としてグリチルリチン酸ジカリウム塩
1%溶液を用いた。アラキドン酸塗布4時間後の皮膚の
紅斑および浮腫の程度を下記の判定基準で視感判定によ
りランク付けを行い、各々を合計して試料の効果を比較
した。結果を表1に示す。エスシノールはアラキドン酸
塗布4時間後の紅斑・浮腫を抑制し、その作用はグリチ
ルリチン酸ジカリウム塩と同程度であった。 (判定基準) 0:ほとんど紅斑または浮腫がない。 1:弱い紅斑または浮腫が生じた。 2:やや強い紅斑または浮腫が生じた。 3:強い紅斑または浮腫が生じた。
【0014】
【表1】 ────────────────────────────────── 紫外線 アラキドン酸 紅斑 浮腫 紅斑 浮腫 ───────────────────────────────── コントロ−ル 15 8 15 6 エスシノ−ル 8 1 6 0 グリチルリチン 7 0 7 1 酸ジカリウム塩 ──────────────────────────────────
【0015】実施例に記載の紅斑・浮腫抑制効果(抗炎
症効果)の試験法と判定基準を示す。 <試験法>表1の処方に基づき常法によって化粧水を調
整し、紅斑・浮腫抑制効果(抗炎症効果)を調べた。。
健常人20名の上腕内側2ヶ所に1.4MED量のUV
Bを照射した。照射終了後に試料を塗布した。24時間
後に紅斑・浮腫を肉眼観察し、下記の判定基準に基づい
て紅斑・浮腫抑制効果(抗炎症効果)を判定した。 (判定基準) 著 効:ほとんど紅斑または浮腫がない。 有 効:弱い紅斑または浮腫が生じた。 やや有効:やや強い紅斑または浮腫が生じた。 無 効:強い紅斑または浮腫が生じた。 (判定) A:被試験者のうち著効、有効およびやや有効の示す割
合が80%以上の場合 B:被試験者のうち著効、有効およびやや有効の示す割
合が65%以上80%未満の場合 C:被試験者のうち著効、有効およびやや有効の示す割
合が50%以上65%未満の場合 D:被試験者のうち著効、有効およびやや有効の示す割
合が50%未満の場合
【0016】<結果>結果は処方と共に表2に示す。
【0017】
【表2】 ──────────────────────────────────── 成分(重量%) 実施例1 実施例2 実施例3 実施例4 比較例1 比較例2 ──────────────────────────────────── エスシノ−ル 0.1 0.5 1.0 0.1 ─── ─── グリチルリチン ─── ─── ─── 0.1 0.1 ─── エタノ−ル 25 25 25 25 25 25 ポリオキシエチレン オレイルアルコ−ル 0.2 0.2 0.2 0.2 0.2 0.2 グリセリン 5.0 5.0 5.0 5.0 5.0 5.0 精製水 残余 残余 残余 残余 残余 残余 ──────────────────────────────────── 紅斑・浮腫抑制効果 B A A A B D (抗炎症効果) ────────────────────────────────────
【0018】これら結果から、本発明の皮膚外用剤は、
抗炎症効果に優れることがわかる。
【0019】次に実施例をあげて本発明をさらに詳しく
説明する。本発明はこれによって限定されるものではな
い。配合量は重量%である。
【0020】 実施例1 バニシングクリーム ステアリン酸 5.0 ステアリルアルコール 4.0 ステアリン酸ブチルアルコール エステル 8.0 グリセリンモノステアリン酸 エステル 2.0 エスシノール 0.5 プロピレングリコール 10.0 グリセリン 4.0 苛性カリ 0.2 防腐剤・抗酸化剤 適量 香料 適量 イオン交換水 残余 (製法)イオン交換水にプロピレングリコールと苛性カ
リおよびエスシノールを加え溶解し加熱して70℃に保
つ(水相)。他の成分を混合し加熱融解して70℃に保
つ(油相)。水相に油相を徐々に加え、全部加え終わっ
てからしばらくその温度に保ち反応をおこさせる。その
後ホモミキサーで均一に乳化し、よく攪拌しながら30
℃まで冷却する。
【0021】 実施例2 中性クリーム ステアリルアルコール 7.0 ステアリン酸 2.0 ラノリン 2.0 スクワラン 5.0 2-オクチルドデシルアルコール 6.0 ポリオキシエチレン(25 モル) セチルアルコールエーテル 3.0 グリセリンモノステアリン酸エステル 2.0 カミツレエキス 0.2 エスシノールナトリウム塩 1.0 防腐剤・抗酸化剤 適量 イオン交換水 残余 (製法)イオン交換水にプロピレングリコール、エスシ
ノールナトリウム塩、カミツレエキスを加え加熱して7
0℃に保つ(水相)。 他の成分を混合し加熱融解して7
0℃に保つ(油相)。水相に油相を加え予備乳化をおこ
ない、 ホモミキサーで均一に乳化した後、よく攪拌しな
がら30℃まで冷却する。
【0022】 実施例3 コールドクリーム 固形パラフィン 5.0 ミツロウ 10.0 流動パラフィン 41.0 グリセリンモノステアリン酸 エステル 2.0 ポリオキシエチレン(20 モル) ソルビタンモノラウリン酸エステル 2.0 アズレン 0.1 エスシノール 2.0 ブチルヒドロキシトルエン 0.4 石鹸粉末 0.1 硼砂 0.2 イオン交換水 残余 香料 適量 防腐剤 適量 (製法)イオン交換水に石鹸粉末と硼砂及びアズレンお
よびエスシノールを加え加熱溶解して70℃に保つ(水
相)。 他の成分を混合し加熱融解して70℃に保つ(油
相)。水相に油相を攪拌しながら徐々に加え反応を行
う。 反応終了後ホモミキサーで均一に乳化し、 乳化後よ
く攪拌しながら30℃まで冷却する。
【0023】 実施例4 乳液 ステアリン酸 2.5 セチルアルコール 1.5 流動パラフィン 10.0 ポリオキシエチレン(10 モル) モノオレイン酸エステル 2.0 ポリエチレングリコール1500 3.0 トリエタノールアミン 1.0 エスシノールカリウム塩 0.1 α−トコフェロール 0.1 イオン交換水 残余 香料 適量 防腐剤 適量 (製法)イオン交換水にポリエチレングリコールとトリ
エタノールアミンおよびエスシノールカリウム塩を加え
加熱溶解して70℃に保つ(水相)。他の成分を混合し
加熱融解して70℃に保つ(油相)。水相に油相を加え
予備乳化を行いホモミキサーで均一に乳化し、 乳化後よ
く攪拌しながら30℃まで冷却する。
【0024】 実施例5 乳液 NIKKOL BB−20 2.0 NIKKOL SP−10 1.5 NIKKOL ISP 5.0 NIKKOL IPM−EX 3.0 脱水ラノリン 1.5 MCステアリン酸 1.0 セタノール 1.0 ミツロウ 2.0 流動パラフィン 3.0 グリセリン 2.0 プロピレングリコール 5.0 グリチルリチン酸ジカリウム 0.1 エスシノール 1.0 イオン交換水 残余 香料 適量防腐剤・抗酸化剤 適量 (製法)イオン交換水にプロピレングリコール、グリチ
ルリチン酸ジカリウムおよびエスシノールまたはその塩
を加え加熱溶解して70℃に保つ(水相)。他の成分を
混合し加熱融解して70℃に保つ(油相)。水相に油相
を加え予備乳化を行いホモミキサーで均一に乳化し、 乳
化後よく攪拌しながら30℃まで冷却する。
【0025】 実施例6 化粧水 (アルコール相) 95%エチルアルコール 5.0 ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 2.0 プロピレングリコ−ル 4.0 オレイルアルコ−ル 0.1 レシチン 2.5 ( 水相) グリセリン 0.8 エスシノール 0.2 イオン交換水 残余 紫外線吸収剤 適量 ( 製法)水相、アルコ−ル相を調整後可溶化する。
【0026】 実施例7 ピールオフ型パック (アルコール相) 95%エタノール 10.0 ポリオキシエチレン(15 モル) オレイルアルコールエーテル 2.0 エスシノール 5.0 防腐剤 適量 香料 適量 (水相) ポリビニルアルコール 12.0 グリセリン 3.0 ポリエチレングリコール1500 1.0 イオン交換水 残余 ( 製法)80℃にて水相を調整し、50℃に冷却する。
ついで室温で調整したアルコール
【0027】相を添加後均一に混合し、放冷する。
【0028】 実施例8 親水性軟膏 (アルコール相) NIKKOL BC−30TX 2.0 NIKKOL MGS−ASE 10.0 流動パラフィン 10.0 ワセリン 5.0 セタノール 6.0 メチルパラベン 0.1 ブチルルパラベン 0.1 グリセリンモノステアリン酸 2.0 エステル サリチル酸メチル 0.1 エスシノール 2.0 (水相) プロピレングリコール 10.0 イオン交換水 残余 香料 適量 (製法)アルコール相を80℃、水相を83℃以上に加
熱させた後、アルコール相を攪拌しながら、水相をアル
コール相に加え攪拌乳化する。乳化後よく攪拌しながら
30℃まで冷却する。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明抗炎症剤
は、紅斑・浮腫抑制効果、抗炎症効果が一層優れている
と共に、使用性・安全性においても非常に良好なもので
ある。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記一般式化1で表わされるエスシノール
    またはその塩から選ばれる1種または2種以上を有効成
    分とすることを特徴とする抗炎症剤。 【化1】 (式中、R1 は水素原子または水酸基、R2 はピラノー
    ス残基を示す)
JP7836196A 1996-03-06 1996-03-06 抗炎症剤 Withdrawn JPH09241162A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7836196A JPH09241162A (ja) 1996-03-06 1996-03-06 抗炎症剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7836196A JPH09241162A (ja) 1996-03-06 1996-03-06 抗炎症剤

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09241162A true JPH09241162A (ja) 1997-09-16

Family

ID=13659868

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7836196A Withdrawn JPH09241162A (ja) 1996-03-06 1996-03-06 抗炎症剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09241162A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002501901A (ja) * 1998-01-30 2002-01-22 ライノファーマ エイエス 草木の抗ウイルス剤
EP2186523A1 (en) * 2008-11-18 2010-05-19 Marinomed Biotechnologie GmbH Use of escin for treatment of Type IV hypersensitivity reaction

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002501901A (ja) * 1998-01-30 2002-01-22 ライノファーマ エイエス 草木の抗ウイルス剤
EP2186523A1 (en) * 2008-11-18 2010-05-19 Marinomed Biotechnologie GmbH Use of escin for treatment of Type IV hypersensitivity reaction
WO2010057856A1 (en) * 2008-11-18 2010-05-27 Marinomed Biotechnologie Gmbh Use of escin for treatment of type iv hypersensitivity reaction

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4593046A (en) Method of reducing skin irritation from benzoyl peroxide
JPH08133952A (ja) 皮膚外用剤
JP2815868B2 (ja) 美白化粧料
JP5061984B2 (ja) アダパレン含有外用剤組成物
JP5125122B2 (ja) アダパレン含有外用剤組成物
JPS6127909A (ja) 皮膚外用剤
JP3359774B2 (ja) 皮膚外用剤
JPH06192062A (ja) 皮膚外用剤
JPH09241162A (ja) 抗炎症剤
JPH08133950A (ja) 皮膚外用剤
JPH08133948A (ja) 皮膚外用剤
JP3057207B2 (ja) 皮膚外用剤
JP3081030B2 (ja) 美白用皮膚外用剤
JP5109383B2 (ja) アダパレン含有外用剤組成物
JP3285619B2 (ja) 皮膚外用剤
JP5670008B2 (ja) アダパレン含有外用剤組成物
JPS62120312A (ja) 美肌化粧料
JPH0840821A (ja) 皮膚外用剤
JP3048700B2 (ja) 化粧料
JP2000212056A (ja) 皮膚外用剤、美白化粧料およびメラニン生成抑制剤
JP3109623B2 (ja) 美白用皮膚外用剤
JPS6322506A (ja) 皮膚外用剤
JPH08119842A (ja) 紫外線吸収剤
JP5646129B2 (ja) アダパレン含有外用剤組成物
JPH07173046A (ja) 皮膚外用剤

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20030506