JPH09241090A - 改良された時限溶出型被覆粒状肥料 - Google Patents

改良された時限溶出型被覆粒状肥料

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JPH09241090A
JPH09241090A JP8075210A JP7521096A JPH09241090A JP H09241090 A JPH09241090 A JP H09241090A JP 8075210 A JP8075210 A JP 8075210A JP 7521096 A JP7521096 A JP 7521096A JP H09241090 A JPH09241090 A JP H09241090A
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JP
Japan
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elution
time
resin
granular fertilizer
copolymer
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JP8075210A
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English (en)
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Masazumi Uchino
正純 内野
Shigeo Fujii
重雄 藤井
Michiyuki Ashihara
通之 芦原
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JNC Corp
Original Assignee
Chisso Corp
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C05FERTILISERS; MANUFACTURE THEREOF
    • C05GMIXTURES OF FERTILISERS COVERED INDIVIDUALLY BY DIFFERENT SUBCLASSES OF CLASS C05; MIXTURES OF ONE OR MORE FERTILISERS WITH MATERIALS NOT HAVING A SPECIFIC FERTILISING ACTIVITY, e.g. PESTICIDES, SOIL-CONDITIONERS, WETTING AGENTS; FERTILISERS CHARACTERISED BY THEIR FORM
    • C05G5/00Fertilisers characterised by their form
    • C05G5/30Layered or coated, e.g. dust-preventing coatings
    • C05G5/37Layered or coated, e.g. dust-preventing coatings layered or coated with a polymer

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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Pest Control & Pesticides (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Fertilizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 時限溶出型肥料の施用溶出開始後の溶出速度
の調節性該速度の温度依存性の付与。 【解決手段】 溶出抑制期間のない樹脂被膜Aと該期間
を有する樹脂被膜Bとで粒状肥料を多層に被覆。 【効果】 25℃溶出日数D1 及びD2 を比較例の(3
2〜59日)及び(17〜89日)が、実施例では(3
5〜64日)及び(99〜205日)と特にD2期間
(10〜80%溶出日数)に拡大、温度依存性も改善さ
れた(ただし、D1は10%溶出日数)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は施用後一定期間肥料
の溶出が抑制され、一定期間経過後速やかな溶出を開始
するいわゆる時限溶出型被覆粒状肥料に関する。更に詳
しくは粒状肥料の表面を、溶出抑制期間が無く施用と同
時に溶出を開始する溶出パターンを有する樹脂被膜
(A)と施用後一定期間肥料の溶出が抑制され、一定期
間経過後速やかな溶出を開始する溶出パターンを有する
樹脂被膜(B)からなる多層膜で被覆してなることを特
徴とする時限溶出型被覆粒状肥料に関する。
【0002】
【従来技術とその問題点】これまでに溶出速度の制御が
可能な肥料として、樹脂若しくは硫黄等の無機物で被覆
された被覆粒状肥料が開発され開示されてきた(特公昭
54−3104号、特公昭59−30679号、特公昭
54−517号等)。これらの肥料の内、熱可塑性樹脂
で被覆されたものは溶出速度や溶出の温度依存性を制御
する技術などが次々に開発され(特開昭55−9495
号、特開昭54−97260号等)、例えば水稲の基肥
一発施肥等に代表される画期的な省力施肥法を可能にし
た。これら被覆粒状肥料の溶出機能は更に進歩し、最近
では施用後一定期間肥料の溶出が抑制され、一定期間経
過後速やかな溶出を開始するいわゆる時限溶出型被覆粒
状肥料が開発され(特公平5−29634号、特開平4
−202078号、特開平4−202079号、特開平
6−56567号、特願平4−237651号、特開平
6−191980号、特開平6−191981号)、一
部のものは上市され新しい施肥法の発展(特開平7−1
47819号)に大きく寄与している。
【0003】しかしながら、これらの時限溶出型被覆粒
状肥料は施用後溶出をさせない、若しくは溶出を抑制す
る期間の制御は可能であるが、一般に溶出が開始してか
らの溶出速度を制御することは極めて難しく、通常一旦
溶出を開始すると、短時間に溶出が完了してしまうもの
がほとんどであった。また、従来の被覆粒状肥料では調
節可能であった、土壌温度の上昇と共に肥料の溶出量が
増加し温度の低下と共に溶出量が減少する、いわゆる溶
出の温度依存性制御が出来なくなった。中には溶出開始
後土壌温度の上昇と共に肥料の溶出量が増えていくもの
もあるが、一旦増えた溶出量は土壌温度が低下しても溶
出量が低下しない不可逆的な温度依存性のものであっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】被覆粒状肥料の最大の
特徴は、肥料の溶出速度制御機能と、土壌温度の変化と
共に溶出量が変化する肥料溶出速度の温度依存性調節機
能であった。植物は温度の上昇と共に成長活動が活発化
し、その分肥料の吸収量も増える。また、温度の低下と
共に成長活動は停滞し、肥料分の吸収量も減る。従来の
溶出抑制期間が無く施用と同時に溶出を開始する溶出パ
ターンの樹脂被覆粒状肥料の有用性は、植物の吸収速度
の変化に対応した溶出量の自動調節機能にある。現在開
示されている時限溶出型被覆粒状肥料はこれらの機能を
犠牲にした上になり立つものであって、本来の被覆粒状
肥料に求められる機能を全て満足しているものではなか
った。
【0005】本発明者らは従来の時限溶出型被覆粒状肥
料の溶出の仕組みが、施用後一定期間経過の後に被膜に
クラックが発生すること、若しくは施用後一定期間経過
の後に被膜が溶解することにあることに注目し鋭意研究
を重ねた結果、驚くべきことに、粒状肥料の表面を溶出
抑制期間が無く施用と同時に溶出を開始する溶出パター
ンを有する樹脂被膜と、施用後一定期間肥料の溶出が抑
制され、一定期間経過後速やかな溶出を開始する溶出パ
ターンを有する樹脂被膜からなる多層膜で被覆すること
を特徴とする時限溶出型被覆粒状肥料に極めて優れた性
質があることを見いだして本発明を完成させた。以上の
記述からも明らかなように、本発明の目的は時限溶出型
被覆肥料の溶出開始後の溶出速度の調節を可能とし、更
にこの溶出に温度依存性を付与した被覆粒状肥料を提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は下記の(1)か
ら(14)の構成を有する。
【0007】(1)粒状肥料の表面を、溶出抑制期間が
無く施用と同時に肥効成分が溶出を開始する溶出パター
ンを有する樹脂被膜(A)と、施用後一定期間肥効成分
の溶出が抑制され、一定期間経過後速やかな溶出を開始
する溶出パターンを有する樹脂被膜(B)からなる多層
膜で被覆してなる時限溶出型被覆粒状肥料。
【0008】(2)施用後一定期間肥料の溶出が抑制さ
れ、一定期間経過後速やかな溶出を開始する溶出パター
ンを有する樹脂被膜(B)の該溶出パターンが、時限溶
出型被覆粒状肥料の施用後一定期間経過の後に被膜にク
ラックが発生することによって速やかな溶出を開始する
パターンである前記(1)に記載の時限溶出型被覆粒状
肥料。
【0009】(3)施用後一定期間肥料の溶出が抑制さ
れ、一定期間経過後速やかな溶出を開始する溶出パター
ンが、時限溶出型被覆粒状肥料の施用後一定期間経過の
後に被膜が溶解することによって速やかな溶出を開始す
るパターンである前記(1)に記載の時限溶出型被覆粒
状肥料。
【0010】(4)施用後一定期間肥料の溶出が抑制さ
れ、一定期間経過後速やかな溶出を開始する溶出パター
ンを有する樹脂被膜(B)で被覆された被覆粒状肥料の
被膜が、熱可塑性樹脂と粒状フィラーを有効成分とする
被膜である前記(2)に記載の時限溶出型被覆粒状肥
料。
【0011】(5)粒状フィラーが水膨潤性物質である
前記(4)に記載の時限溶出型被覆粒状肥料。
【0012】(6)粒状フィラーが糖重合体及びその誘
導体である前記(4)に記載の時限溶出型被覆粒状肥
料。
【0013】(7)粒状フィラーが水溶性樹脂である前
記(4)に記載の時限溶出型被覆粒状肥料。
【0014】(8)施用後一定期間肥料の溶出が抑制さ
れ、一定期間経過後速やかな溶出を開始する溶出パター
ンを有する樹脂被膜(B)で被覆された被覆粒状肥料の
被膜が、アルカリ水可溶性樹脂とアルカリ物質とを有効
成分とする被膜である前記(3)に記載の時限溶出型被
覆粒状肥料。
【0015】(9)溶出抑制期間が無く施用と同時に肥
効成分が溶出を開始するパターンを有する樹脂被膜
(A)が、ポリオレフィン系樹脂及びその共重合体、若
しくはポリ塩化ビニリデン系樹脂及びその共重合体を有
効成分とする被膜である前記(1)から(8)に記載の
時限溶出型被覆粒状肥料。
【0016】(10)ポリオレフィン系樹脂及びその共
重合体がポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン・プ
ロピレン共重合体、エチレン・酢酸ビニル共重合体、エ
チレン・一酸化炭素共重合体、エチレン・酢酸ビニル・
一酸化炭素共重合体、エチレン・アクリレート共重合
体、エチレン・メタクリル酸共重合体、ゴム系樹脂、ポ
リスチレン、ポリメチルメタアクリレートから選ばれた
一種以上である前記(9)に記載の被覆粒状肥料。
【0017】(11)ポリ塩化ビニリデン及びその共重
合体がポリ塩化ビニリデン、塩化ビニリデン・塩化ビニ
ル共重合体である前記(9)に記載の被覆粒状肥料。
【0018】(12)溶出抑制期間が無く施用と同時に
溶出を開始するパターンを有する樹脂被膜(A)が、ポ
リオレフィン系樹脂及びその共重合体若しくはポリ塩化
ビニリデン系樹脂及びその共重合体と、水不溶性若しく
は水難溶性の無機粉体を有効成分とする被膜である前記
(9)に記載の時限溶出型被覆粒状肥料。
【0019】(13)水不溶性若しくは水難溶性の無機
粉体がタルク、金属酸化物、ケイ酸質、ガラス及びアル
カリ土類金属の炭酸塩、硫酸塩から選ばれた一種以上の
粉体である前記(12)に記載の時限溶出型被覆粒状肥
料。
【0020】(14)水不溶性若しくは水難溶性の無機
粉体の粒径が50μm以下である前記(11)若しくは
(13)に記載の時限溶出型被覆粒状肥料。
【0021】本発明の構成について以下に詳述する。本
発明の被覆粒状肥料の被膜は大きく分けて2つの機能を
有する層からなる。本発明は溶出抑制期間が無く施用と
同時に溶出を開始する溶出パターンを有する樹脂被膜
(層)(A)と、施用後一定期間肥料の溶出が抑制さ
れ、一定期間経過後速やかな溶出を開始する溶出パター
ンを有する樹脂被膜(層)(B)からなる。前述の通り
溶出抑制期間が無く施用と同時に溶出を開始する溶出パ
ターンを有する樹脂層(A)は如何なる組成の被膜であ
っても使用することが出来る。また、溶出抑制期間が無
く施用と同時に溶出を開始する溶出パターンを有する樹
脂層はそれ自体が単一の層であっても、複数の層によっ
て上記機能が得られるものであっても構わない。
【0022】例えば特開昭59−190288号に示さ
れるフェノール樹脂、特公平4−29410号のシクロ
ペンタジエン系オリゴマーと不飽和脂肪酸油共重合体と
からなる樹脂、特開昭63−95189号の乾性油変成
フタル酸樹脂と石油樹脂からなる樹脂被膜、特開平5−
4887号の油変成アルキド樹脂と分子中に不飽和結合
を有する樹脂等の熱硬化性樹脂被膜や、特公昭59−3
140号のポリオレフィン系樹脂に代表される熱可塑性
樹脂被膜が挙げられる。これらの内で本発明に好ましい
被膜としては、ポリオレフィン系樹脂及びその共重合
体、若しくはポリ塩化ビニリデン系樹脂及びその共重合
体を有効成分とする被膜を挙げることが出来る。これら
の樹脂膜にはポリエチレンやポリプロピレン、塩化ビニ
リデンに代表される水蒸気透過性の極めて小さな樹脂が
あり、樹脂の選択によっては数日から数百日と云った極
めて幅の広い溶出制御が可能である。ポリオレフィン系
樹脂及びその共重合体としてはポリエチレン、ポリプロ
ピレン、エチレン・プロピレン共重合体、エチレン・酢
酸ビニル共重合体、エチレン・一酸化炭素共重合体、エ
チレン・酢酸ビニル・一酸化炭素共重合体、エチレン・
アクリレート共重合体、エチレン・メタクリル酸共重合
体、ゴム系樹脂、ポリスチレン、ポリメチルメタアクリ
レート等が挙げられるがこれらに限定されるものではな
い。また、ポリ塩化ビニリデン及びその共重合体として
は、ポリ塩化ビニリデン、塩化ビニリデン・塩化ビニル
共重合体等が挙げられるがこれらに限定されるものでは
ない。
【0023】上記樹脂被膜は樹脂固有の溶出における温
度依存性を有するが、これは一般に植物の温度依存性よ
りも大きい。温度依存性を調整せずにそのまま本発明に
使用することもできるが、溶出する肥料成分の利用効率
を上げ環境中への流亡を最小限に抑えるためには植物の
温度依存性に近似させることが望ましい。温度依存性の
調節方法としては、上記ポリオレフィン系樹脂及びその
共重合体若しくはポリ塩化ビニリデン系樹脂及びその共
重合体に、水不溶性若しくは水難溶性の無機粉体を分散
させる方法が推奨される。植物の温度依存性は通常温度
が10℃上昇することで養分吸収等の生体反応速度が2
倍速くなると言われており、被覆粒状肥料の肥料分溶出
速度の温度依存性もその付近に調整するのが理想であ
る。樹脂毎に固有の温度依存性が違い、また水不溶性若
しくは水難溶性の該無機粉体の温度依存性調節レベルも
異なるため、一概に調節法を述べることは出来ないが、
一般に無機粉体の添加量が増えるほど温度に対する溶出
速度の変化は小さくなる傾向にある。
【0024】本発明に使用される該無機粉体としてタル
ク、金属酸化物、ケイ酸質、ガラス及びアルカリ土類金
属の炭酸塩、硫酸塩が挙げられるがこれに限るものでは
ない。また、該無機粉体の大きさに制限はないが、被覆
した際に被膜からはみ出さない程度の大きさのものが好
ましい。被覆粒状肥料の被膜に使用する場合は一般に2
00μm以下、好ましくは100μm以下、更に好まし
くは50μm以下である。施用後一定期間肥料の溶出が
抑制され、一定期間経過後速やかな溶出を開始する溶出
パターンを有する樹脂被膜(B)は、如何なる組成の被
膜であっても本発明に使用することが出来る。また、施
用後一定期間肥料の溶出が抑制され、一定期間経過後速
やかな溶出を開始する溶出パターンを有する樹脂被膜
(B)はそれ自体が単一の層であっても、複数の層によ
って上記機能が得られるものであっても構わない。施用
後一定期間肥料の溶出が抑制され、一定期間経過後速や
かな溶出を開始する(以後時限溶出と記す)仕組みとし
ては、大まかに水蒸気透過性の小さな樹脂で被覆し、
一定期間経過の後にこの被膜にクラックを発生させ内部
の肥料を溶出させる方法、水(アルカリ水等)に可溶
であり且つ水蒸気透過性の小さな樹脂で被覆し、一定期
間経過の後にこの被膜を溶解させて内部の肥料を溶出さ
せる方法に分類される。何れの方法であっても時限
溶出するものであれば何れの組成の被膜でもよい。
【0025】の組成としては熱可塑性樹脂に粒状フィ
ラーを分散させた被膜が挙げられ、本発明においては粒
状フィラーは固体の粒状物であれば如何なるものも使用
することが出来るが、好ましい粒状物として水膨潤性物
質や糖重合体及びその誘導体が挙げられる。また、熱可
塑性樹脂に分散させるだけではなく、水膨潤性物質を本
発明に係る被覆の第1層の表面にエチレン・酢酸ビニル
共重合体、ネオプレン・フェノール系、メタクリル酸エ
ステル系、ポリエチレングリコール等の接着剤を用いて
付着させ、その表面に熱可塑性樹脂を更に被覆した構造
としたものでも良い。粒状フィラーの粒径は特に限定さ
れるものではないが、被覆粒状肥料の被膜に使用する場
合は一般に200μm以下、好ましくは100μm以
下、更に好ましくは0.1から50μmの範囲である。
【0026】水膨潤性物質としてはイソブチレン系重合
体、アクリル酸・ビニルアルコール共重合体、ポリエチ
レンオキサイド変成樹脂、アクリル酸ナトリウム系重合
体、カルボキシメチルセルロース、カルボキシメチルセ
ルロース金属塩、及びベントナイト等を挙げることが出
来る。糖重合体及びその誘導体としては、穀物粉、セル
ロース、キチン、キトサン若しくはそれらの誘導体、寒
天末、アルギン酸末及び澱粉若しくはそれらの誘導体が
挙げられる。水溶性樹脂としては、ポリエーテル・ポリ
オール類として、例えばポリエチレンオキサイド、ポリ
プロピレンオキサイド、エチレンオキサイド・プロピレ
ンオキサイド共重合体等、セルロース類として、例えば
ビスコース、メチルセルロース、エチルセルロース、ヒ
ドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロー
ス等、植物粘質物として、例えばトロロアオイ、トラガ
ントゴム、アラビアゴム等、微生物による粘質物とし
て、例えばデキストラン、レバン等、蛋白質として、例
えばニカワ、ゼラチン、カゼイン、コラーゲン等、その
他にイソプレン系重合体、イソブチレン系重合体、エチ
レン・メタアクリル酸共重合体、エチレン・アクリル酸
共重合体等を挙げることが出来る。
【0027】の組成としてはアルカリ水可溶性樹脂と
アルカリ物質を有効成分とする被膜が挙げられる。アル
カリ水可溶性樹脂としてはイソブチレン・無水マレイン
酸共重合体及び/またはそのマレイミド化変性体、これ
らのアルコール変性体、アクリル酸・アクリル酸エステ
ル共重合体、カルボキシメチルセルロース等を挙げるこ
とが出来る。アルカリ物質は水溶液中でアルカリ性を示
す無機化合物または有機化合物の何れであっても良い。
特に常温で固体であり、水と穏和に反応するものが好ま
しい。その構造としてはアルカリ水可溶性樹脂被膜にア
ルカリ物質の微粒子を分散させたものであっても良い
し、アルカリ物質を本発明に係る被覆の第1層の表面に
エチレン・酢酸ビニル共重合体、ネオプレン・フェノー
ル系、メタクリル酸エステル系、ポリエチレングリコー
ル等の接着剤を用いて付着させ、その表面にアルカリ水
可溶性樹脂を更に被覆した構造としたものでも良い。こ
の際施用後溶出させない期間の調整のために、本発明の
機能を損なわない範囲でその他の樹脂材料、例えばポリ
オレフィン系樹脂及びその共重合体若しくはポリ塩化ビ
ニリデン系樹脂及びその共重合体等をアルカリ水可溶性
樹脂と併用しても差し支えない。
【0028】時限溶出を実現する被膜は、何れのものも
カプセル内への水蒸気の透過を防ぐ役割の樹脂を一定期
間経過後破壊する方法であって、この方法では溶出開始
後の溶出速度が制御できないのは当然である。また、添
加物の選択や添加量の調整、若しくはカプセル内への水
蒸気の透過を防ぐ役割の樹脂強度の制御によって溶出速
度が制御できたとしても、クラックや溶解等の手段でそ
の膜構造を破壊してしまう以上温度依存性を制御するこ
とは極めて困難である。本発明においては時限溶出機能
を得ることによって損なわれた溶出速度制御機能と溶出
の温度依存性制御機能を、溶出抑制期間が無く施用と同
時に溶出を開始する溶出パターンを示す樹脂被膜(A)
が有する溶出速度制御機能及び溶出の温度依存性制御機
能で補完しようとするものである。つまり本発明は時限
溶出の機能を有する被膜(層)(B)と、溶出速度制御
機能及び溶出の温度依存性制御機能を有する被膜(層)
(A)からなる多層被膜によって、本発明の目的である
時限溶出型被覆肥料の溶出開始後の溶出速度の調節を可
能とし、更にこの溶出に温度依存性を付与することを実
現するものである。
【0029】本発明では被膜強度や溶出制御機能が損な
われない範囲で界面活性剤を添加することが出来る。本
発明に使用し得る界面活性剤は陽イオン性のもの、陰イ
オン性のもの、両性のもの、非イオン性のもの何れも使
用し得るが、界面活性剤の親水性疎水性のバランスが重
要であり、被膜のブレンド状況にあったものを添加すべ
きである。
【0030】本発明はあらゆる肥料成分を含む粒状物に
適用できる。例えば硫安、塩安、硝安、尿素、塩化加
里、硝酸加里、硝酸ソーダ、燐酸アンモニア、燐酸加
里、燐酸石灰等の水溶性肥料、及びキレート鉄、酸化
鉄、塩化鉄、ホウ酸、ホウ砂、硫酸マンガン、塩化マン
ガン、硫酸亜鉛、硫酸銅、モリブデン酸ナトリウム、モ
リブデン酸アンモニウム等の水溶性微量要素の単体また
は2種以上の成分を含む肥料に対しては特に有効であ
る。また、OMUP(クロチリデンジウレア)、IBD
U(イソブチリデンジウレア)やオキザマイド等の難水
溶性肥料に適用すると、これらの肥料の有効期間を延ば
すことが出来る。以下実施例をもって本発明を説明す
る。
【0031】
【実施例】
1.本発明肥料の製造例 製造法1 図1は製造例において用いた噴流カプセル化装置を示
す。1は噴流塔で塔径250mm、高さ2000mm、
窒素ガス噴出口径50mm、円錐角50度で肥料投入口
2、排ガス出口3を有する。噴流用窒素ガスはブロアー
10から送られ、オリフィス流量計9、熱交換器8を経
て噴流塔に至るが、流量は流量計、温度は熱交換機で管
理され、排気は排ガス出口3から塔外に導き出される。
カプセル化処理に使用される粒状肥料は肥料投入口2か
ら所定の熱風を(N2 ガス)を通し乍ら投入し噴流を形
成させる。熱風温度はT1 、カプセル化中の粒子温度は
2、排気温度はTa の温度計により検出される。T2
が所定の温度になったら、カプセル化液を一流体ノズル
4を通して噴霧状で噴流に向かって吹き付ける。被覆液
は液タンク11で攪拌しておき、粉体使用の場合は粉体
が被覆液中に均一に分散されているように攪拌してお
く。所定の被覆率に達したらブロアーを止め、被覆され
た肥料を抜き出し口7より排出する。
【0032】本製造例では下記の基本条件を維持しつつ
サンプルの試作を行なった。 一流体ノズル:開口0.8mmフルコン型 熱風量:4m3 /min 熱風温度:80±2℃ 肥料の種類:6〜7meshの粒状尿素 肥料投入量:10kg 供試溶剤:トルエン 被覆液濃度:固形分5.0重量% 被覆液供給量:0.3kg/min *被覆液はポンプ5より送られてノズルに至るが、80
℃以下に温度が低下しないように蒸気で過熱しておく。 *所定の被覆率になるまで上記条件を維持しつつ被覆を
行う。
【0033】製造法2(実施例9に使用の被覆粒状肥
料) 塔径が100mmの流動被覆装置に6〜7meshの粒
状尿素800gを仕込み、熱風により流動させ70℃に
保持した。一方下記の組成の無溶剤型被覆材を40℃に
加温した溶液を用意した。この溶液を上述の一定温度で
流動状態にある肥料粒上にポンプにより1g/minの
一定速度により2流体ノズルを用いて被覆率が18.2
wt%になるまで噴霧した。噴霧終了後、更に20分間
流動させ本発明に用いる溶出抑制期間が無く施用と同時
に溶出を開始する溶出パターンを有する被覆粒状肥料を
得た。
【0034】*組成(単位:重量部) 60%大豆油変成アルキド樹脂 :30 キリ油 :49 共役リノール酸ペンタエリスリトールエステル:15 オクチル酸ジルコニウム :2.2 オクチル酸コバルト :1.2 ナフテン酸マンガン :0.6 皮張防止剤 :2.0
【0035】2.試作サンプルの評価 表1に製造例の方法で試作した被覆粒状肥料の組成を示
す。
【0036】
【表1】
【0037】注. *1 エチレン・一酸化炭素共重合体 MI=0.75
CO=0.95wt% *2 タルク 平均粒径10μm *3 コーンスターチ *4 エチレン・酢酸ビニル共重合体 MI=20 V
Ac=33wt% *5 イソブチレン系重合体粉末:(株)クラレ製 商
品名KIゲル−201K−F2 *6 低密度ポリエチレン MI=20 d=0.92
2 *7 エチレン・エチルアクリレート共重合体 エチル
アクリレート含量:8mol% MI=13 *8 水酸化カルシウム 試薬品 *9 イソブチレン・無水マレイン酸共重合体のマレイ
ミド化変性体 (株)クラレ製 商品名BM−30 *10 塩化ビニリデン・塩化ビニル共重合体 Vcl
=10wt% *11 酸化鉄 平均粒径10μm *12 薄力粉 200meshパス
【0038】〔評価1〕25℃溶出日数、温度依存性 試作被覆粒状肥料をそれぞれ10gを200ml 水中に
浸漬して15℃、25℃、35℃に静置する。所定期間
後肥料と水に分け、水中に溶出した尿素を定量分析によ
り求める。肥料には新水を200ml入れて再び15
℃、25℃、35℃に静置、所定期間後同様な分析を行
なう。この様な操作を反復して水中に溶出した尿素の溶
出累計と日数の関係をグラフ化して溶出速度曲線を作成
し、80%溶出率に至る日数を知ることが出来る。ま
た、本発明では10%溶出率に至る期間を溶出抑制期間
とし、D1 と表記し、10%から80%溶出までの期間
をD2と表記した。評価結果を表2に示す。
【0039】
【表2】
【0040】表2の溶出項の10%溶出日数及び80%
溶出日数とは、上記溶出率測定に於て溶出速度曲線を作
成して求めたものであり、低温側温度依存性とは15℃
におけるD2 を25℃におけるD2 で割った数値であ
り、高温側温度依存性とは、25℃におけるD2 を35
℃におけるD2 で割った数値である。
【0041】〔評価2〕温度依存性の可逆性確認 更に温度依存性の可逆性を確認するため、評価1と同様
の溶出測定法により溶出10%から40%までは35
℃、40%から70%までは25℃に静置し、各温度に
おける溶出日数を作成した溶出曲線からもとめた。
【0042】
【本発明の効果】本発明によれば溶出抑制期間が無く施
用と同時に溶出を開始する溶出パターンを有する被膜
(層)と、時限溶出の機能を有する被膜(層)からなる
多層被膜によって、時限溶出型被覆肥料の溶出開始後の
溶出速度の調節を可能とし、更にこの溶出に温度依存性
を付与することを実現できた。因に、「従来技術とその
問題点」の項でも述べたように、近年の被覆粒状肥料の
溶出制御技術により特願平5−321046号に開示さ
れたような、従来の肥料では不可能とされていた接触施
肥をも可能とした。この施肥法により大幅な作業の省力
化も、施肥肥料の利用率の向上も可能となったが、大量
施肥、接触施肥に伴う濃度障害の危険性も高くなる。特
に溶出開始後の溶出制御が出来ない、更に植物の吸収速
度に合わせた温度依存性の制御が出来ないことは致命的
な欠点である。本発明はこの様に従来の被覆粒状肥料の
残された欠点を改善するものであり、本発明はまた新た
な施肥法をもたらす可能性を有する発明として極めて有
用なものである。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年5月29日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】追加
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に使用する被覆粒状肥料製造装置のフ
ローシートである。
【符号の説明】 1:吹流塔 2:肥料投入口 3:排ガス出口 4:一流体ノズル 6:ポンプ 7:抜き出し口 8:熱交換器 9:オリフィス流量計 10:ブロアー 11:液タンク T:熱風温度計 T:粒子温度計 T:排気温度計 SL:蒸気吹込管

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粒状肥料の表面を、溶出抑制期間が無く
    施用と同時に肥効成分が溶出を開始する溶出パターンを
    有する樹脂被膜(A)と、施用後一定期間肥効成分の溶
    出が抑制され、一定期間経過後速やかな溶出を開始する
    溶出パターンを有する樹脂被膜(B)からなる多層膜で
    被覆してなる時限溶出型被覆粒状肥料。
  2. 【請求項2】 施用後一定期間肥料の溶出が抑制され、
    一定期間経過後速やかな溶出を開始する溶出パターンを
    有する樹脂被膜(B)の該溶出パターンが、時限溶出型
    被覆粒状肥料の施用後一定期間経過の後に被膜にクラッ
    クが発生することによって速やかな溶出を開始するパタ
    ーンである請求項1に記載の時限溶出型被覆粒状肥料。
  3. 【請求項3】 施用後一定期間肥料の溶出が抑制され、
    一定期間経過後速やかな溶出を開始する溶出パターン
    が、時限溶出型被覆粒状肥料の施用後一定期間経過の後
    に被膜が溶解することによって速やかな溶出を開始する
    パターンである請求項1に記載の時限溶出型被覆粒状肥
    料。
  4. 【請求項4】 施用後一定期間肥料の溶出が抑制され、
    一定期間経過後速やかな溶出を開始する溶出パターンを
    有する樹脂被膜(B)で被覆された被覆粒状肥料の被膜
    が、熱可塑性樹脂と粒状フィラーを有効成分とする被膜
    である請求項2に記載の時限溶出型被覆粒状肥料。
  5. 【請求項5】 粒状フィラーが水膨潤性物質である請求
    項4に記載の時限溶出型被覆粒状肥料。
  6. 【請求項6】 粒状フィラーが糖重合体及びその誘導体
    である請求項4に記載の時限溶出型被覆粒状肥料。
  7. 【請求項7】 粒状フィラーが水溶性樹脂である請求項
    4に記載の時限溶出型被覆粒状肥料。
  8. 【請求項8】 施用後一定期間肥料の溶出が抑制され、
    一定期間経過後速やかな溶出を開始する溶出パターンを
    有する樹脂被膜(B)で被覆された被覆粒状肥料の被膜
    が、アルカリ水可溶性樹脂とアルカリ物質とを有効成分
    とする被膜である請求項3に記載の時限溶出型被覆粒状
    肥料。
  9. 【請求項9】 溶出抑制期間が無く施用と同時に肥効成
    分が溶出を開始するパターンを有する樹脂被膜(A)
    が、ポリオレフィン系樹脂及びその共重合体、若しくは
    ポリ塩化ビニリデン系樹脂及びその共重合体を有効成分
    とする被膜である請求項1から8に記載の時限溶出型被
    覆粒状肥料。
  10. 【請求項10】 ポリオレフィン系樹脂及びその共重合
    体がポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン・プロピ
    レン共重合体、エチレン・酢酸ビニル共重合体、エチレ
    ン・一酸化炭素共重合体、エチレン・酢酸ビニル・一酸
    化炭素共重合体、エチレン・アクリレート共重合体、エ
    チレン・メタクリル酸共重合体、ゴム系樹脂、ポリスチ
    レン、ポリメチルメタアクリレートから選ばれた一種以
    上である請求項9に記載の被覆粒状肥料。
  11. 【請求項11】 ポリ塩化ビニリデン及びその共重合体
    がポリ塩化ビニリデン、塩化ビニリデン・塩化ビニル共
    重合体である請求項9に記載の被覆粒状肥料。
  12. 【請求項12】 溶出抑制期間が無く施用と同時に溶出
    を開始するパターンを有する樹脂被膜(A)が、ポリオ
    レフィン系樹脂及びその共重合体若しくはポリ塩化ビニ
    リデン系樹脂及びその共重合体と、水不溶性若しくは水
    難溶性の無機粉体を有効成分とする被膜である請求項9
    に記載の時限溶出型被覆粒状肥料。
  13. 【請求項13】 水不溶性若しくは水難溶性の無機粉体
    がタルク、金属酸化物、ケイ酸質、ガラス及びアルカリ
    土類金属の炭酸塩、硫酸塩から選ばれた一種以上の粉体
    である請求項12に記載の時限溶出型被覆粒状肥料。
  14. 【請求項14】 水不溶性若しくは水難溶性の無機粉体
    の粒径が50μm以下である請求項11若しくは13に
    記載の時限溶出型被覆粒状肥料。
JP8075210A 1996-03-05 1996-03-05 改良された時限溶出型被覆粒状肥料 Withdrawn JPH09241090A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0867422A3 (en) * 1997-03-26 1999-10-13 Central Glass Company, Limited Coated granular fertilizer and method for producing same
JP2007145693A (ja) * 2005-11-07 2007-06-14 Chisso Corp 時限溶出型被覆粒状肥料

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP0867422A3 (en) * 1997-03-26 1999-10-13 Central Glass Company, Limited Coated granular fertilizer and method for producing same
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