JPH09240919A - あらいピッチで巻かれた綾巻ボビンを製作する方法と装置 - Google Patents

あらいピッチで巻かれた綾巻ボビンを製作する方法と装置

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JPH09240919A
JPH09240919A JP9046821A JP4682197A JPH09240919A JP H09240919 A JPH09240919 A JP H09240919A JP 9046821 A JP9046821 A JP 9046821A JP 4682197 A JP4682197 A JP 4682197A JP H09240919 A JPH09240919 A JP H09240919A
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テレルデ シュテファン
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    • B65H54/02Winding and traversing material on to reels, bobbins, tubes, or like package cores or formers
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  • Textile Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 あらいピッチで巻かれた綾巻ボビンの製
作のために、基本回転数で駆動される摩擦ローラが、摩
擦ローラ14と綾巻ボビン11との間にスリップが生じ
て巻取比が跳躍的にリボン発生区域の上方の値と下方の
値との間で跳躍的に切換えられるように、リボン発生区
域内で交番に加速及び制動される。 【効果】 リボンの発生原因とならない巻取比範囲内で
駆動への影響を受けることなしに効果的なリボンブレー
キングが行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は綾巻ボビンを駆動す
る摩擦ローラと、綾振手段とによりあらいピッチで巻か
れた綾巻ボビンを製作する方法と装置であって、綾振手
段の往復行程の周波数が摩擦ローラの回転数に対してコ
ンスタントな比に保たれ、これにより、ボビン直径増大
につれて減少する巻取比の経過が規定されている形式の
ものに関する。
【0002】
【従来の技術】あらいピッチで巻かれた円筒状又は円錐
状の綾巻ボビンを製作する際に、巻取比、換言すれば綾
振手段の往復行程当たりのボビン回転数が双曲線状に減
少させられる。巻取比が例えば整数の値となる規定され
た巻取比範囲内では、リボン、いわゆる鬼巻が生じる。
この巻取比範囲内では互いに続く複数の巻取層の糸が互
いに上下に又は著しく密に互いに並んで位置させられ
る。このリボンの存在により、綾巻ボビンはこの範囲内
で密集度が増大し、その結果、例えば染色時に不均一な
着色を生じる。その上、互いに上下に又は密に互いに並
んで位置する糸領域が側方向へ互いにスリップし、かつ
その際、互いにからまり合い、その結果、この種の綾巻
ボビンの繰出し特性が著しく損なわれる危険がある。そ
れゆえ、実地においては、リボンブレーキング法又はリ
ボンブレーキング装置により、巻取過程中のリボンの形
成が阻止される。
【0003】リボンを回避するために、溝ローラとして
形成された摩擦ローラを基本回転数から出発して短いイ
ンターバルで駆動モータにより制動しかつ再び加速し、
これにより加速中並びに制動中にスリップを生ぜしめる
ことが公知である(ドイツ連邦共和国特許公開第391
6918号明細書)。
【0004】さらにまた、溝ローラとして形成された摩
擦ローラを備えた装置において、ボビン及び溝ローラの
回転角度を測定しかつ測定結果をコンピュータで評価す
ることにより、巻取過程中にリボンの発生原因を成す巻
取比範囲、いわゆるリボン発生区域がいつ通過されたか
を決定することも公知である(ドイツ連邦共和国特許公
開第4239579号明細書)。このリボン発生区域内
では、ボビンが溝ローラに比して減速回転することによ
りスリップが生じるように、ボビンが溝ローラに対して
制動される。このリボン発生区域が通過した後、制動が
再び解除され、その結果、ボビンが再びスリップなく駆
動される。
【0005】さらに、ボビンを駆動する摩擦ローラと、
これに無関係な綾振装置とを備えた巻取装置も公知であ
る(ヨーロッパ特許第B0093258号明細書)。綾
振装置の綾振り速度は常にその最高値と最小値との間で
変化させられる。さらに付加的に、綾振り速度の平均値
がリボン発生区域の手前で間隔をおいて跳躍的に変化さ
せられ、その結果、リボンの発生が阻止される。リボン
発生区域の通過後、綾振り速度の平均値は再びそれ以前
の平均値へ戻される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題とすると
ころは、リボンの発生を効果的に抑制し、かつ特に多数
の巻取装置を備えた機械でも簡単に実現されるような冒
頭に記載した形式の方法を及び装置を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題は本発明によれ
ば、駆動される摩擦ローラを、少なくともリボンの発生
原因を成す巻取比範囲内で交互に加速かつ制動せしめ、
これにより摩擦ローラと綾巻ボビンとの間にスリップを
生ぜしめて、リボン発生原因を成す巻取比範囲の上方と
下方の目標値の間で巻取比を跳躍的に切換えることによ
り解決される。
【0008】
【発明の効果】上記構成により、リボンの発生原因とな
らない巻取比範囲内で駆動への影響を受けることなしに
効果的なリボンブレーキングが行われる。それゆえ、リ
ボンの発生原因を成す巻取比範囲の外部ではコンスタン
トな速度で作動することが可能であり、このことは糸張
力及びボビンの形成のために有利である。
【0009】本発明の簡単な構成では、摩擦ローラの加
速及び制動が巻取過程中の予め規定された範囲内で実施
される。この範囲は例えば巻取時間又はボビン直径の測
定により予め規定可能であり、かつコンピュータのメモ
リ内に貯蔵可能であり、その結果、巻取過程中の予定の
時点でリボンブレーキングを実施することができる。こ
の場合、ボビン及び摩擦ローラの周波数を検出する測定
装置は不要である。
【0010】本発明の別の構成では、摩擦ローラ及びボ
ビンの周波数又は周期が巻取過程中に検出され、これに
より、リボンの発生原因を成す臨界的な巻取比範囲の到
達が検知される。この構成の有する利点は、作動が著し
く正確であることにある。リボンブレーキングは実際に
リボンの発生原因を成す巻取比範囲内でのみ実施される
ことにある。綾巻ボビンの製作時にこの巻取比範囲内で
リボンブレーキングが実施されない場合に、綾巻ボビン
の巻取時に困難を生ぜしめるこの巻取比範囲は臨界的と
認識される。
【0011】本発明のさらに別の構成によれば、加速の
ために、スリップのない巻取比の瞬間的な実際値と、リ
ボンの発生原因を成す臨界的な巻取比範囲の下方に位置
する、巻取比の下方の目標値とから、下方の目標値に属
するスリップを発生させるのに適した加速のための値が
計算される。
【0012】これに対応して、制動のために、スリップ
のない巻取比の実際値と、リボンの発生原因を成す巻取
比範囲の上方に位置する、巻取比の上方の目標値とか
ら、上方の目標値に属するスリップを発生させるのに適
した制動のための値が計算される。
【0013】本発明のさらに別の構成によれば、本発明
方法を実施するために、基本回転数で駆動される摩擦ロ
ーラを加速及び制動する手段が設けられており、この摩
擦ローラが評価装置により交番にオン・オフ切換え可能
であり、この評価装置が、リボンの発生原因を成す臨界
的な巻取比範囲内で摩擦ローラのための加速値及び制動
値を形成して、摩擦ローラとボビンとの間にスリップを
発生せしめ、リボンの発生原因を成す臨界的な巻取比範
囲の上方及び下方の目標値の間で巻取比を跳躍的に切換
える。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明のその他の特徴及び利点が
次の図示の実施例の記載から明らかとなる。図1に示さ
れた巻取装置は例えば自動ワインダの巻取部の構成部分
を成している。この種の自動ワインダは多数の巻取部を
備えており、これらの巻取部はそれぞれ巻取装置を備え
ている。この巻取装置により、糸10が綾巻ボビン11
に巻成される。この綾巻ボビン11はボビンスリーブを
有しており、このボビンスリーブはボビンクリール13
内に支承されたボビン支持皿12により保持されてい
る。ボビンクリール13は旋回可能に支承されていて、
緩衝・負荷装置を備えており、この緩衝・負荷装置によ
り綾巻ボビン11が不変の圧着力で摩擦ローラ14に圧
着される。摩擦ローラ14は、糸案内溝15を備えた溝
ローラとして形成されている。摩擦ローラ14の手前で
糸ガイド16により案内された糸10は摩擦ローラ14
の糸案内溝15内を走行する。それゆえ、この糸案内溝
は糸10のための綾振手段として役立っている。摩擦ロ
ーラ14はブラシレス直流モータ17により基本回転数
で駆動される。電子的に整流される直流モータの代わり
にトランスベクトル制御により形成された非同期モータ
をトルク発生機として使用することもできる。糸10の
綾振周波数、換言すれば綾振運動の往復行程の数は摩擦
ローラ14の回転数に対して固定されたコンスタントな
比を成している。このことにより、巻取比、換言すれば
糸10の往復行程当たりの綾巻ボビン11の回転数が得
られる。この巻取比は規定された経過を有しており、か
つボビン直径増大に伴い双曲線状に減少する。
【0015】図2には時間tに依存する巻取過程の一部
の巻取比Wがプロットされている。この巻取比Wが例え
ば整数の値WB になると、リボン、いわゆる鬼巻が巻成
され、このリボン内では順次に続く巻取層の糸が互いに
上下に又は互いに密に並んで位置する。この整数の巻取
比WB の範囲内にはいわゆるリボン発生区域18、例え
ば巻取比WB ±ΔWによって規定されるリボン発生区域
が生じ、この場合ΔWは例えば0.005 であることができ
る。この結果、図2に示したようにリボン発生区域18
の範囲内の破線で示したような経過で巻取比Wが推移す
るようにこのリボン発生区域18内で巻取過程が実施さ
れると、リボン発生区域18のこの範囲内にリボンが形
成される。図2に見られるように、リボン発生区域18
の範囲内ではリボンブレーキング法が適用され、これに
より、巻取比Wは下方の目標値Wsuと上方の目標値W
soとの間で跳躍的に切換えられる。下方の目標値Ws
uはリボン発生区域18の下方に、かつ上方の目標値W
soはリボン発生区域18の上方に位置している。この
ようにして、リボンの発生する可能性が著しく削減され
る。リボン発生区域18の手前及び後の範囲内では、巻
取りがコンスタントな速度で、ひいては常時変化する巻
取比Wで行われるか、又は公知の連続的なブレーキング
法、例えば綾巻ボビン11と摩擦ローラ14との間の周
期的なスリップを生じる加速との組合せで行われる。そ
れ自体固定されている巻取比Wを変化させるために、摩
擦ローラ14は、摩擦ローラ14と綾巻ボビン11との
間にスリップが生じるようにそのつど短時間だけ加速さ
れかつ制動される。これにより、巻取比Wが変化させら
れる。加速及び制動は、リボン発生区域18の範囲内で
巻取比Wが上方の目標値Wsoと下方の目標値Wsuと
の間で飛躍的に切換えられるように行われる。その際、
リボン発生区域18はそのつど著しく迅速に通過され
る。
【0016】摩擦ローラ14の加速及び制動は直流モー
タ17の最終段の基準値が基準回転数を規定する目標値
に対して変化せられるような形式で行われる。例えば、
直流モータ17の最終段のための目標値は、摩擦ローラ
14の周速度ひいては巻取速度が1000m/minに
保たれるように設定される。直流モータの最終段の基準
値の変化により、例えば、加速時に摩擦ローラ14の周
速度ひいては巻取速度が±70m/minだけ変化させ
られる。その際、加速及び制動は、摩擦ローラ14と綾
巻ボビン11との間にスリップが生じて、綾巻ボビンが
それまでとほぼ同じ周速度で回転を続けるように迅速に
行われる。基準値は評価装置19により直流モータ17
の最終段の入力側にインプットされる。
【0017】第1実施例では、ボビン形成中、いわゆる
巻取過程中に生じる周知のリボン発生区域18が評価装
置内に貯蔵される。これにより、リボン発生区域18の
到達は巻取時間(中断を差し引く)の評価により検知さ
れる。巻取経過中のそのつど所定の時点の後に、リボン
発生区域18の到達が予期され、その結果、図2につい
て説明したような制動と加速とによるリボンブレーキン
グ法が導入される。その際、摩擦ローラ14の加速及び
制動によるリボンブレーキング法のオン・オフ切換は間
隔あけてそのつどのリボン発生区域18の前と後で行わ
れる。
【0018】リボン発生区域18の到達が綾巻ボビン1
1の直径に依存しているため、別の実施例では、綾巻ボ
ビンのそのつどの直径が測定装置により検出されて、評
価装置に供給さる。
【0019】図1に示す実施例では、巻取比Wの実際値
が評価装置19内で検知される。綾巻ボビン11又はこ
れと一緒に回転するエレメント、例えばボビン支持皿1
2には、増分発生器21が対応して配置されている。同
様に、摩擦ローラ14又はこれと一緒に回転するエレメ
ント、例えば直流モータ17のモータ軸には、増分発生
器22が対応して配置されている。評価装置19は例え
ばドイツ連邦共和国特許公開第4239579号明細書
から公知であるように増分発生器21,22の値から巻
取比Wの実際値を検知する。評価装置19はリボン発生
区域18、例えば整数の巻取比WB の到達を決定してリ
ボンブレーキング法を導入する。
【0020】図2から分かるように、リボン発生区域1
8の範囲は巻取過程中に上方から、換言すれば、高い方
の巻取比の範囲から通過される。リボン発生区域18の
下方の範囲で巻取比を変化させるためには、比較的強い
加速が実施される必要がある。これに対して、リボン発
生区域18の上方の範囲に再び到達するためには、リボ
ン発生区域18の到達の始めでは比較的弱い制動が行わ
れる必要がある。この理由により、巻取比の下方の目標
値Wsu及び巻取比の上方の目標値Wsoに加速及び制
動により達するために、評価装置19はそのつど加速値
と制動値とを計算する。第1の制御段では(スリップの
ない)巻取比Wの実際値と下方の目標値Wsuとにもと
づき、下方の目標値Wsuに到達するために必要な加速
値が計算される。次いで評価装置19は予定の時間イン
ターバルで、適当な基準値を直流モータ17の最終段の
入力側にインプットする。評価装置の第2の制御段で、
スリップのない巻取比Wの実際値と上方の目標値Wso
とから、上方の目標値Wsoの到達に必要な制動値(減
速)が計算され、次いで基準値として評価装置19から
直流モータ17の最終段の入力側に所定の時間インター
バルでインプットされる。図2から看取されるように、
下方の目標値Wsu及び上方の目標値Wsoに到達する
ために、はじめは制動に比して比較的強い加速が必要で
ある。整数の巻取比WB が到達された際に、制動と加速
の値は同じであり、他面においてその後では加速値に比
して制動値が大きい。
【0021】評価装置19内では加速のための最小値が
貯蔵される。巻取比の下方の目標値Wsuの到達のため
に計算された加速値が、貯蔵された最小加速値に比して
同じかそれより小さい場合には、リボンブレーキング法
が中断される。この場合には、すでに摩擦ローラ14の
付加的な加速なしでも、リボン発生区域18の外側に位
置する巻取比Wが得られる。
【0022】制動及び加速のための値の到達時に綾巻ボ
ビン11の質量をも考慮するのが効果的である。それと
いうのは、綾巻ボビン11の直径が比較的大きく、従っ
て質量が比較的大きい場合に比して、綾巻ボビンの直径
がまだ小さい場合には、スリップを生ぜしめるためには
摩擦ローラ14の比較的強い加速と制動とが必要である
からである。綾巻ボビン11の実際直径、ひいては実際
質量は評価装置19内で増分発生器21,22のデータ
により検知される。さらに、この実際値は直径検出装置
20により直に評価装置内へインプットされることも可
能である。
【0023】実地においては多くの場合、巻取比Wの跳
躍的な切換のために臨界的な巻取比範囲18内でのみ摩
擦ローラ14の加速及び制動がその駆動装置の制御によ
り行われるだけで十分である。この臨界的な巻取比範囲
18は特に整数の巻取比Wの小さい値の範囲、換言すれ
ばW=4の値までであり、すでに値W=5ではあまり臨
界的ではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】リボンブレーキングを達成するために巻取比を
制御する付属の制御装置によりあらいピッチで巻かれた
綾巻ボビンを形成するための本発明にもとづく装置の略
示図である。
【図2】リボン発生区域の範囲内での巻取比の制御中に
図1に示す装置の巻取比の経過を示すグラフを示す図で
ある。
【符号の説明】
10 糸、 11 綾巻ボビン、 12 ボビン支持
皿、 13 ボビンクリール、 14 摩擦ローラ、
15 糸案内溝、 16 糸ガイド、 17 直流モー
タ、 18 リボン発生区域(リボンの発生原因を成す
巻取比範囲)、19 評価装置、 20 直径検出装
置、 21,22 増分発生器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 トールステン フォルヒェ ドイツ連邦共和国 ディングデン アーホ ルンヴェーク 3 (72)発明者 シュテファン テレルデ ドイツ連邦共和国 ディングデン ザクセ ンシュトラーセ 4 (72)発明者 ハインリッヒ ヴァインガルテン ドイツ連邦共和国 クレーフェルト シュ ライナー シュトラーセ 29

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 綾巻ボビンを駆動する摩擦ローラと綾振
    手段とによりあらいピッチで巻かれた綾巻ボビンを製作
    する方法であって、綾振手段の往復行程の周波数を摩擦
    ローラの回転数に対してコンスタントな比に保ち、これ
    により、ボビン直径増大につれて減少する巻取比の経過
    を規定している形式のものにおいて、駆動される摩擦ロ
    ーラ(14)を、少なくともリボンの発生原因を成す巻
    取比範囲(18)で交互に加速かつ制動せしめ、これに
    より摩擦ローラ(14)と綾巻ボビン(11)との間に
    スリップを生ぜしめて、リボン発生原因を成す巻取比範
    囲の上方と下方の目標値(Wso及びWsu)の間で巻
    取比(W)を跳躍的に切換えることを特徴とするあらい
    ピッチで巻かれた綾巻ボビンを製作する方法。
  2. 【請求項2】 摩擦ローラ(14)の加速及び制動を、
    巻取過程中の少なくとも予め規定された巻取比範囲(1
    8)内で行う請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 摩擦ローラ(14)及び綾巻ボビン(1
    1)の周波数又は周期を巻取過程中に検出して、リボン
    の発生原因を成す巻取比範囲(18)の到来を検知する
    請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】 加速のために、スリップのない巻取比
    (W)の瞬間的な実際値と、リボンの発生原因を成す巻
    取比範囲(18)の下方に位置する、巻取比の下方の目
    標値(Wsu)とから、下方の目標値(Wsu)に属す
    るスリップを発生させるのに適した加速のための値を計
    算する請求項1から3までのいずれか1項記載の方法。
  5. 【請求項5】 制動のために、スリップのない巻取比
    (W)の実際値と、リボンの発生原因を成す巻取比範囲
    (18)の上方に位置する、巻取比の上方の目標値(W
    so)とから、上方の目標値(Wso)に属するスリッ
    プを発生させるのに適した制動のための値を計算する請
    求項1から4までのいずれか1項記載の方法。
  6. 【請求項6】 計算された加速値を、加速の予定された
    最小値と比較し、かつ計算された加速値が最小値に比し
    て同じか又は小さい場合に、交番する加速と制動とを中
    断する請求項4記載の方法。
  7. 【請求項7】 綾巻ボビンを駆動する摩擦ローラと、綾
    振手段とによりあらいピッチで巻かれた綾巻ボビンを製
    作する請求項1記載の方法を実施する装置であって、綾
    振手段の往復行程の周波数が摩擦ローラの回転数に対し
    てコンスタントな比を保ち、その結果、ボビン直径増大
    につれて減少する巻取比の経過が規定されている形式の
    ものにおいて、駆動される摩擦ローラ(14)の加速及
    び制動のための手段(17,19)が設けられており、
    これらの手段が評価装置(19)により交番にオン・オ
    フ制御可能であり、かつ少なくともリボンの発生原因を
    成す巻取比範囲(18)内で、摩擦ローラ(14)のた
    めの加速値及び制動値を形成し、この加速値及び制動値
    が、摩擦ローラ(14)と綾巻ボビン(11)との間の
    スリップを生ぜしめ、かつリボンの発生原因と成る巻取
    比範囲(18)の上方及び下方の目標値(Wso,Ws
    u)の間で巻取比(W)を跳躍的に切換えることを特徴
    とするあらいピッチで巻かれた綾巻ボビンを製作する装
    置。
  8. 【請求項8】 摩擦ローラ(14)がブラシレス直流モ
    ータ(17)により駆動されており、このブラシレス直
    流モータが最終段を備えており、この最終段がその入力
    部で評価装置の出力部に接続されている請求項7記載の
    装置。
JP04682197A 1996-03-01 1997-03-03 あらいピッチで巻かれた綾巻ボビンを製作する方法と装置 Expired - Fee Related JP4225589B2 (ja)

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