JPH0924074A - 運搬車 - Google Patents

運搬車

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Publication number
JPH0924074A
JPH0924074A JP17360495A JP17360495A JPH0924074A JP H0924074 A JPH0924074 A JP H0924074A JP 17360495 A JP17360495 A JP 17360495A JP 17360495 A JP17360495 A JP 17360495A JP H0924074 A JPH0924074 A JP H0924074A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
body frame
wheels
spline shaft
spline
grounding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP17360495A
Other languages
English (en)
Inventor
Michihiko Hasegawa
美智彦 長谷川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP17360495A priority Critical patent/JPH0924074A/ja
Publication of JPH0924074A publication Critical patent/JPH0924074A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】病院等で重量物を運搬する運搬車において、病
室や通路の曲がり角での方向転換を軽く容易に行える。 【解決手段】車体フレーム3は、荷台2と複数の車輪
4、及び上下推進用モータ14からの回転をスプライン
軸7の上下運動に変換するスプライン軸受6とを有し、
スプライン軸7には、複数の車輪12を有する回転台9
が軸支された接地盤8が固定され、回転台9は、回動用
モータ11にて回動される。この構成において、方向転
換を行う場合は回転台9を下方へ推進させると共に、車
体フレーム3の車輪4を浮上させた後、回動用モータ1
1にて車体フレーム3を進行方向に回動させる。そして
本体フレーム3の回動が終わると、回転台9を上方へ推
進させると共に、車体フレーム3の車輪4を着地させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、病院で患者や
布団、シーツ等の比較的重量物の運搬を行う場合に、病
室や通路の曲がり角での方向転換が容易にできる運搬車
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、病院で患者や布団、シーツ等の比
較的重量物を運搬する運搬車において、病室や通路の曲
がり角での方向転換は、看護婦や介護者が運搬車を曲が
りたい方向に人力で無理やり曲げていた。運搬車の車輪
は車軸間で向きが変わるようになっているが、重量物を
運搬する場合は、車輪と接地面との摩擦抵抗が強く働
き、これに討ち勝ち、方向転換を行うには多大な労力が
必要となり、看護婦や介護者にとって非常に重労働であ
った。このため看護婦や介護者の労働を軽減するために
方向転換が軽く、容易にできる運搬車が必要となった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】病院で患者や布団、シ
ーツ等を運ぶ運搬車は、看護婦や介護者が手押しする場
合、病室や通路の曲がり角での方向転換においては軽く
容易にできるものでなければならない。本発明は、この
条件を満足させる運搬車を提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の運搬車では、荷
台と複数の車輪を有する車体フレームと、車体フレーム
に鉛直方向に挿通された接地杆と、接地杆を上下方向に
推進させる推進手段と、接地杆に固定された接地盤と、
接地盤に軸支され、複数の脚体を有する回転台と、回転
台を回転させる回動手段とを備え、車体フレームを回動
させる時は、回転台を下方へ推進させ、車体フレームを
浮上せしめた状態で回動手段を作動させるようにしたも
のである。
【0005】
【作用】上記のように構成された運搬車において、方向
転換を行う場合は回転台を下方へ推進させ、車体フレー
ムに軸支された複数の車輪を浮上せしめた後、車体フレ
ームを進行方向に回動手段により回動せしめ、車体フレ
ームが進行方向に回動した後、回転台を上方へ推進さ
せ、車体フレームに軸支された複数の車輪を着地せしめ
た後、所定の方向へ進行するものである。
【0006】
【実施例】本発明の実施例について、図1及至図8に基
づき詳述する。
【0007】1は本実施例における運搬車本体であり、
車体フレーム3の上部には荷台2が備え付けられ、前後
一対の車輪4が車体フレーム3の底部に垂設された車軸
5の下端に回動自在に軸支されている。また車体フレー
ム3の底部には、スプライン軸受(推進手段)6が4ケ
所配置されており、夫々のスプライン軸受6には、スプ
ライン軸(接地杆)7が上下方向に軸支されている。夫
々のスプライン軸7の下端は、接地盤8が固定され、夫
々のスプライン軸7が同期して上下移動することによ
り、接地盤8が車体フレーム3に対し、上下方向に並行
移動する。
【0008】接地盤8の底部には、回転台9が、回転軸
10により回動自在に軸支されている。また接地盤8に
は、回動用モータ(回動手段)11が設けられ、図示し
ていない回動用モータ軸が回転軸10に連結し、回動用
モータ11が回転することにより回転台9が回動する。
また回転台9の底部には、前後一対の車輪12(脚体)
が軸支されている。
【0009】スプライン軸受6には、スプライン軸7が
鉛直方向に軸支され、上端にはプーリ13が連結されて
いる。スプライン軸受6は、プーリ13の回転運動をス
プライン軸7の上下運動に変換するものである。また車
体フレーム3の底部には、スプライン軸受6を駆動し、
スプライン軸7を上下方向に移動させる上下推進用モー
タ14が設けられている。この上下推進用モータ14の
上端部には、プーリ15が連結され、上下推進用モータ
14の回転がプーリ15からベルト16を介して4ケ所
のプーリ13に伝達され、夫々のプーリ13の回転運動
をスプライン軸受6にてスプライン軸7の上下運動に変
換し、スプライン軸7に固定された接地盤8を上下方向
に移動させる。(図3参照) すなわちスプライン軸7が下方に引き下げられると、図
6及び図7の如く、接地盤8に軸支された回転台9が下
方に移動し、やがて回転台9に軸支された車輪12が路
面に着地し、さらにスプライン軸7が下方に引き下げら
れると、スプライン軸受7が固定された車体フレーム3
が浮上し、車体フレーム3に軸支された車輪4が路面よ
り浮上する。またそれとは反対に図5の如く、スプライ
ン軸7を上方に引き上げると車輪4が路面に着地する。
【0010】また、本実施例の運搬車は、コントローラ
パネル17にて所定の方向を指示することにより、図示
していない方向制御手段より、モータ制御回路から回動
用モータ11を駆動させ、運搬車本体1を所定の方向に
向けさせるものである。
【0011】このような構成を有する本実施例の動作に
ついて説明する。
【0012】図8において運搬車は、操作者により手押
しされ推進する。A地点においては、図5のようにスプ
ライン軸7が上方に引き上げられ、回転台9の車輪12
は路面より浮上し、本体フレームの車輪4によりB地点
へと直進している。コーナB地点においては、図7よう
にスプライン軸7が下方に引き下げられ、回転台9の車
輪12が路面に着地し、車体フレーム3の車輪4が路面
より浮上すると共に、コントローラパネル17にてBよ
りC地点方向への方向転換を指示すると、図示していな
い方向制御手段により、モータ制御回路を通して接地盤
8に設けた回動用モータ11が回転する。
【0013】その結果回転台9は、車輪12が路面に接
地しており、回転しない代わりに反作用として接地盤
8、すなわち車体フレーム3がC地点方向(図8にて矢
印D方向)へ回動する。
【0014】その後スプライン軸7が上方に引き上げら
れ、車体フレーム3が下方に下がると共に、車体フレー
ムの車輪4が路面に着地し、回転台9の車輪12を路面
より浮上せしめ、回転台9は図8の破線に示すように回
動用モータ11により回動し、原位置にもどる。それか
ら運搬車は手押しされC地点へと進行する。このように
曲がり角では、以上のAからCまでの動作を繰り返しな
がら進行する。
【0015】しかるに、方向転換は回動用モータ(回動
手段)11の動力にて行うため、人力は必要とせず、力
のない婦女子においても軽く操作ができる。
【0016】また本実施例における回転台9の底部に設
けられた脚体は、車輪12を用いているが、代わりにゴ
ム脚を用いることにより路面に接地した時の安定性を上
げることもできる。
【0017】
【発明の効果】本発明では、運搬車の方向転換動作が回
動用モータの動力で行うことができ、重量物運搬時にお
ける曲がり角での方向転換も労力の必要がなく、力のな
い婦女子においても軽く操作ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における運搬車の正面図であ
る。(車体フレーム下降時における状態を示す。)
【図2】同じく、右側面図である。
【図3】同じく、底面図である。
【図4】同じく、図1において、FーFに基づく断面図
である。
【図5】同じく、図1において、G−Gに基づく断面図
である。
【図6】同じく、正面図である。(回転台下降時におけ
る状態を示す。)
【図7】同じく、図6において、H−Hに基づく断面図
である。
【図8】同じく、走行軌跡図である。
【符号の説明】
2 荷台 3 車体フレーム 4 車輪 7 スプライン軸(接地杆) 6 スプライン軸受(推進手段) 8 接地盤 12 車輪(脚体) 9 回転台 11 回転用モータ(回動手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 荷台と複数の車輪を有する車体フレーム
    と、前記車体フレームに鉛直方向に挿通された接地杆
    と、該接地杆を上下方向に推進させる推進手段と、前記
    接地杆に固定された接地盤と、該接地盤に軸支され、複
    数の脚体を有する回転台と、該回転台を回転させる回動
    手段とを備え、前記車体フレームを回動させる時は、前
    記回転台を下方へ推進させ、前記車体フレームを浮上せ
    しめた状態で回動手段を作動させるようにしたことを特
    徴とする運搬車。
JP17360495A 1995-07-10 1995-07-10 運搬車 Pending JPH0924074A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17360495A JPH0924074A (ja) 1995-07-10 1995-07-10 運搬車

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17360495A JPH0924074A (ja) 1995-07-10 1995-07-10 運搬車

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0924074A true JPH0924074A (ja) 1997-01-28

Family

ID=15963694

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17360495A Pending JPH0924074A (ja) 1995-07-10 1995-07-10 運搬車

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0924074A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100956139B1 (ko) * 2008-01-29 2010-05-06 주식회사 로보피아 운전 기능이 향상된 전동 무빙 카트

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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