JPH09240213A - 空気入りラジアルタイヤ - Google Patents

空気入りラジアルタイヤ

Info

Publication number
JPH09240213A
JPH09240213A JP8053390A JP5339096A JPH09240213A JP H09240213 A JPH09240213 A JP H09240213A JP 8053390 A JP8053390 A JP 8053390A JP 5339096 A JP5339096 A JP 5339096A JP H09240213 A JPH09240213 A JP H09240213A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
organic fiber
belt
tire
pneumatic radial
composite cord
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8053390A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3611395B2 (ja
Inventor
Ryuzo Komatsu
竜三 小松
Shuji Takahashi
修二 高橋
Keita Rachi
啓太 良知
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokohama Rubber Co Ltd
Original Assignee
Yokohama Rubber Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yokohama Rubber Co Ltd filed Critical Yokohama Rubber Co Ltd
Priority to JP05339096A priority Critical patent/JP3611395B2/ja
Publication of JPH09240213A publication Critical patent/JPH09240213A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3611395B2 publication Critical patent/JP3611395B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C9/00Reinforcements or ply arrangement of pneumatic tyres
    • B60C9/18Structure or arrangement of belts or breakers, crown-reinforcing or cushioning layers
    • B60C9/26Folded plies
    • B60C9/263Folded plies further characterised by an endless zigzag configuration in at least one belt ply, i.e. no cut edge being present
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C9/00Reinforcements or ply arrangement of pneumatic tyres
    • B60C9/005Reinforcements made of different materials, e.g. hybrid or composite cords

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Ropes Or Cables (AREA)
  • Tires In General (AREA)
  • Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 重量の増大を招くことなく、ベルト層エッジ
部のセパレーションやタイヤの外周成長の発生を抑制
し、タイヤの高速耐久性を高めることにある。 【解決手段】 カーカス層4側に隣接するベルト層6a,6
b の互いに交差する補強コード7をベルト層エッジ部で
折り返し、補強コード7のエッジをベルト層端に露出し
ないようにする一方、ベルト層6a,6b 外側に配置するベ
ルト層6cの補強コード8を引張弾性率300g/d 以上の
高弾性率有機繊維フィラメントfhと熱収縮性有機繊維フ
ィラメントfsとを引き揃えて加撚した下撚糸Aを複数本
引き揃え、これら下撚糸Aの撚り方向と逆方向に上撚り
を加えて形成した複合コードから構成し、その複合コー
ドをタイヤ周方向に対する配向角度を5°以下にして巻
き付けた螺旋状構造にしたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、重量の増加を招か
ずに、ベルト層エッジ部のセパレーションやタイヤ外周
成長を抑制するようにした空気入りラジアルタイヤに関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、例えば、バスやトラック等に用い
られる重荷重用空気入りラジアルタイヤでは、車両の積
載量増大を低床化により達成するため、タイヤの偏平化
が進んでいる。このように扁平化が進むと、ベルト層に
対する負荷が増大し、高速走行時のベルト層エッジ部の
せり上がり現象によるエッジセパレーションの発生や、
タイヤの外周成長が起こりやすくなって、タイヤの耐久
性が著しく低下する。そこで、上記解決策として、例え
ば、従来よりもベルト層の層数を増加させ、周方向剛性
を高める方法もあるが、それによって重量の増加を招く
ことになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、重量
の増大を招くことなく、ベルト層エッジ部のセパレーシ
ョンやタイヤの外周成長の発生を抑制し、タイヤの高速
耐久性を高めることができる空気入りラジアルタイヤを
提供することにある。本発明の他の目的は、ベルト層エ
ッジ部の耐セパレーション性を一層高めることができる
空気入りラジアルタイヤを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明は、トレッド部のカーカス層外側に補強コードを配列
した複数のベルト層を設けた空気入りラジアルタイヤに
おいて、前記カーカス層側に隣接する2層のベルト層の
互いに交差する補強コードをベルト層エッジ部で折り返
し、該補強コードを一方から他方のベルト層に延在する
構成にし、前記2層のベルト層の外側に配置するベルト
層の補強コードを引張弾性率300g/d以上の高弾性率
有機繊維フィラメントと熱収縮性有機繊維フィラメント
とを引き揃えて加撚した下撚糸Aを複数本引き揃え、こ
れら下撚糸Aの撚り方向と逆方向に上撚りを加えて形成
した複合コードから構成すると共に、該複合コードをタ
イヤ周方向に対する配向角度を5°以下にして巻き付け
た螺旋状構造にしたことを特徴とする。
【0005】このように外側のベルト層の補強コードを
上述のように構成した複合コードから構成し、それを上
記の範囲でタイヤ周方向に配向することにより、該補強
コードを加硫時のリフトに対して容易に追従させなが
ら、加硫時のリフトによって形態的に引き伸ばされた後
は伸びが小さくなるため、タイヤ周方向の剛性を大きく
することができ、それによって、高速走行時にタイヤ外
周の成長を抑制することができると共に、ベルト層端部
のせり上がり現象によるベルト層エッジ部のセパレーシ
ョンの発生も抑えることができ、その結果、タイヤの高
速耐久性の改善が可能になる。
【0006】また、ベルト層の層数を増加することな
く、従来配置されている外側のベルト層の構成を上記の
ようにするだけでよいため、タイヤ重量が増加すること
もない。また更に、補強コードが交差する2層のベルト
層において、その補強コードをベルト層エッジ部で折り
返し、一方から他方のベルト層に延在する構成にして、
補強コードの切断されたエッジがベルト層両端に存在し
ないようにしたため、そのエッジの存在に起因して発生
するベルト層のエッジセパレーションを抑制することが
でき、ベルト層エッジ部の耐セパレーション性の一層の
改善を図ることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の構成について添付
の図面を参照しながら詳細に説明する。図1は本発明の
空気入りラジアルタイヤの一例を示し、左右のビード部
1には、それぞれ左右のサイドウォール部2が連なり、
この左右のサイドウオール部2の外周部間に跨がるよう
にトレッド部3が形成されている。タイヤ内側には、カ
ーカス層4が左右のビード部1間にタイヤ周方向に対す
る補強コードのコード角度が70°〜90°であるよう
に1層装架され、その両端部4aが両ビード部1に配置
されたビードコア5の周りにタイヤ内側から外側へ折り
返されている。また、トレッド部3におけるカーカス層
4の外側には3層のベルト層6が配置されている。
【0008】カーカス層4側に隣接する最内層の1番ベ
ルト層6aとその外側の2番ベルト層6bの2層は、図
2に示すように、補強コード7を互いに交差するように
配置したクロスベルト層に構成され、補強コード7のタ
イヤ周方向に対して傾斜する配向角度が共に10〜30
°の範囲になっている。この1,2番ベルト層6a,6
bは、交差する補強コード7がベルト層エッジ部で折り
返され、一方から他方及び他方から一方のベルト層に連
続して延在するように構成され、図1に示すように、そ
の左右のベルト層両端が互いに接続された一体構造に形
成されている。そのため、補強コード7のエッジがベル
ト層両端に露出していないようになっている。
【0009】この1,2番ベルト層6a,6bは、図3
に示すように、複数本の補強コード7を引き揃えて未加
硫ゴムに埋設したストリップ材aを螺旋状に連続して巻
回した筒状体を形成し、これをその長手方向に沿って押
しつぶして形成したベルト材Aを加硫前のグリーンタイ
ヤ成形時にアセンブルして形成することができる。図4
は、上記ベルト材Aに芯材Bを挿入するようにしたもの
である。このように芯材Bを挿入し、1,2番ベルト層
6a,6b間に芯材を介設する構成にすることにより、
ベルト層の剛性を一層高めることができる。
【0010】一方、2番ベルト層6bの外側に配置した
最外側の3番ベルト層6cは、有機繊維フィラメントを
複合した複合コードからなる補強コード8を有し、該補
強コード8を図2に示すように、タイヤ周方向に対する
傾斜を0°に近づけて巻き付けた、所謂0度ベルトの構
造にしてある。この構造は、例えば、後述する構成から
なる、1本の複合コードをベルト幅方向に任意の密度で
連続周回して巻き付ける方法や、複数(2〜10)本の
引き揃えられた複合コードに未加硫ゴムが含浸されたス
トリップ材をベルト幅方向に移動させながら連続周回し
て巻き付けることにより構成することができる。そのコ
ード密度やベルト幅に応じて、複合コードは、タイヤ周
方向に対する配向角度を5°以下にして巻き付けた螺旋
状構造にすることができる。
【0011】上記複合コード(補強コード8)は、図5
及び図6(a),(b)に示すように、非熱収縮性の引
張弾性率が300g/d 以上の高弾性率有機繊維フィラメ
ントfhと熱収縮性有機繊維フィラメントfsとを引き
揃えて加撚した下撚糸Aを複数本引き揃え、これら下撚
糸Aの撚り方向と逆方向に上撚りを加えて形成した構成
になっている。
【0012】このように本発明は、外側のベルト層6c
の補強コード8をタイヤ周方向に対して5°以下で配向
するようにしたので、タイヤの周方向剛性を大幅に高め
ることができ、それによって、高速走行時におけるベル
ト層端部のせり上がり現象によるベルト層エッジ部のセ
パレーションの発生や、タイヤ外周の成長の抑制が可能
になる。従って、タイヤの高速耐久性を向上することが
できる。
【0013】しかも、補強コード8を上記のような複合
コードから構成するため、加硫時のリフトに容易に追従
させることができるので、それによってベルト層に乱れ
を発生させないため、タイヤのユニフォミティーが悪く
なることもない。上記複合コードは、予め、その複合コ
ードに弛緩熱処理が施されるが、その処理により、高弾
性率有機繊維フィラメントfhが熱収縮性有機繊維フィ
ラメントfsの熱収縮と一体的に均一に縮むような挙動
を行う。これに引張り荷重を負荷したときの伸びの挙動
は、図7の「引張強さ−伸び曲線」に示す曲線のように
なる。即ち、低荷重域では高い伸びを示し、高荷重域に
なると高弾性率繊維フィラメントの高い引張弾性率が作
用して低い伸びを示すようになる。従って、上記複合コ
ードは加硫時のリフトに容易に追従することができる一
方、加硫時のリフトによって形態的に引き伸ばされた後
は伸びが小さくなるため、これをタイヤ周方向に対して
5°以下で配向することにより、タイヤ周方向の剛性を
大きくすることができる。そのため、高速走行時のタイ
ヤ外周成長やベルト層端部のせり上がりを抑制し、タイ
ヤの高速耐久性の改善が可能になるのである。
【0014】また、従来配置されている外側のベルト層
6cを上記のように構成するだけでよく、ベルト層の層
数を増加する必要がないため、タイヤ重量の増大を招く
ことがない。また更に、補強コード7が交差するように
積層して配された1,2番ベルト層6a,6bを、その
補強コード7をベルト層エッジ部で折り返し他方のベル
ト層に延在するように構成し、補強コード7の切断エッ
ジがベルト層両端に露出しない状態としたので、そのエ
ッジの露出に起因して発生するベルト層のエッジセパレ
ーションを抑制することができる。そのため、ベルト層
エッジ部の耐セパレーション性を一層高めることができ
る。
【0015】また、上記複合コードは、タイヤ加硫に設
定されたリフト率に応じて個々に下撚り数や上撚り数を
調整する必要がなく、弛緩熱処理調整でリフト率に容易
に対応させることができるため、リフト率が異なるタイ
ヤ毎に撚り構造を合わせなければならないという煩雑さ
がない。上記複合コードに使用する高弾性率有機繊維フ
ィラメントfhの引張弾性率が300g/d未満では、
複合コードのタイヤ周方向の引張剛性が低下し、タイヤ
の高速耐久性の改善効果が不十分になる。300g/d
以上の高弾性率繊維としては、アラミド繊維、ポリアリ
レート繊維、ポリビニルアルコール繊維、ポリーPーフ
ェニレンベンズビスオキサゾール繊維、ポリ−p−フェ
ニレンベンズビスチアゾール繊維、ポリイミド繊維等を
好ましく使用することができる。
【0016】上記1,2ベルト層6a,6bの補強コー
ド7としては、引張弾性率3000kg/mm2以上、引張強
度150kg/mm2以上の有機繊維から構成するのがタイヤ
重量を軽減する上で好ましい。その有機繊維としては、
例えば、アラミド繊維、ポリアリレート繊維、ポリーP
ーフェニレンベンズビスオキサゾール繊維、ポリビニル
アルコール繊維等を挙げることができ、それらから選ば
れる繊維の1種または2種以上を撚り合わせた撚り糸を
補強コードとして好ましく用いることができる。
【0017】引張弾性率が3000kg/mm2未満では、ベ
ルト剛性が不足し、ベルト部の成長性低下だけでなく、
操縦性能も低下する。引張強度が150kg/mm2未満であ
ると、ベルト強度が不足し、タイヤ強度が低下する。上
記複合コードを構成する全熱収縮性有機繊維フィラメン
トの総デニール数としては、複合コードを構成する全高
弾性率有機繊維フィラメントの総デニール数の50%以
下にするのがよい。総デニール数が50%を越えると、
弛緩熱処理した複合コードの加硫タイヤでの引張剛性が
低下するため、タイヤの外周成長の抑制やベルト部耐久
性の改善効果が低減する。好ましくは、35%以下、1
0%以上にするのがよい。10%未満では、弛緩熱処理
による複合コードの収縮効果が少なく、加硫時のリフト
に追従し難くなるため、加硫タイヤのベルト部のユニフ
ォミティーが低下する。
【0018】上記複合コードに加える上撚りは、下記式
で表される撚り係数Kが500〜1900の範囲に設定
するのがよい。K=TD1/2ただし、D:高弾性率繊維
の総デニール数T:複合コードの上撚り数(回/10cm)撚
り係数Kが500未満であると、コードの収束性が低下
し、ゴムとの接着性が低下する。そのため、タイヤのベ
ルト部の耐久性向上の効果も低減する。一方、1900
を超えると、加硫タイヤでの複合コードの引張剛性が低
下するため、ベルト部の耐久性向上の効果が低減する。
【0019】高弾性率繊維フィラメントfhの総デニー
ル数Dとしては、3000〜9000d、複合コードの
上撚り数T(回/10cm)としては、上式に従うが、その範
囲として5〜35にすることができる。また、熱収縮性
有機繊維フィラメントfsの150℃での乾熱収縮率と
しては、5%以上にするのがよい。熱収縮率が5%未満
の場合は、弛緩熱処理を施しても複合コードを形態的に
十分縮めることが困難で、加硫時のリフトが大きい場合
にはリフトの追従性が低下する。好ましくは8%以上に
するのがよい。8%以上であると広範囲なリフト率に容
易に対応させることができる。
【0020】上記熱収縮性有機繊維とは、熱によって収
縮挙動を示す繊維であり、例えば、ポリエステル繊維、
6ナイロン繊維、66ナイロン繊維、46ナイロン繊維
等を好ましく使用することができる。これらのなかで
も、熱収縮のし易さからポリエステル繊維が望ましい。
なお、ここで「150℃での熱収縮率」は、JIS L
1017に規定された測定方法に従って自由収縮させて
測定したものである。本発明では、図5に複合コードを
構成する下撚糸Aを2本用いた例を示すが、それに限定
されず、当然のことながらそれ以上用いることができ
る。好ましくは、生産性の観点からは図示のように2本
がよい。上限値としては、3本以下が生産性や強力利用
率の点からよい。
【0021】上記下撚糸Aは、高弾性率有機繊維フィラ
メントfhと熱収縮性有機繊維フィラメントfsとが1
本の糸束に引き揃えられ、その1本の糸束に撚(下撚)
が加えられて形成されるが、その1本の下撚糸Aにおけ
る高弾性率有機繊維フィラメントfhと熱収縮性有機繊
維フィラメントfsとの配置状態は、図6(a)に示す
ように、それぞれのフィラメントfh,fsが束の単位
で混ざっていてもよく、或いは、図6(b)に示すよう
に、フィラメントfh,fsが互いにランダムに入り交
じった混繊状態になったものでもよい。
【0022】また、図6(c)に示すように、複合コー
ドを構成する複数本の下撚糸のうち、1本を上述した下
撚糸Aのように、高弾性率有機繊維フィラメントfhと
熱収縮性有機繊維フィラメントfsとが混在するように
構成し、残りの1本の下撚糸Bは、高弾性率有機繊維フ
ィラメントfhだけの糸束が加撚されたものであっても
よい。このように下撚糸A,Bを用いて複合コードを構
成する場合、少なくとも1本の下撚糸Aと少なくとも1
本の下撚糸Bとを1束に引き揃え、これに下撚糸A,B
の下撚り方向とは逆方向の上撚りを施して複合コードと
することができる。
【0023】本発明では、上記実施形態において、各下
撚糸A,Bに加える下撚りの撚り数は特に限定されるも
のではないが、好ましくは、上撚り数の50%〜150
%の範囲内にすることが生産性の観点からよい。また、
上記実施形態では、ベルト層を3層設けた例を示した
が、それに限定されず、それ以上配置したものであって
もよく、少なくとも3層のベルト層を設けた空気入りタ
イヤであればよい。
【0024】また、本発明では、上記のように複合コー
ドを配列したベルト層6cを最外側に設けた場合、その
外側に該ベルト層6cを保護するベルト保護層を配置す
るのが望ましい。このベルト保護層としては、スチール
コードからなる補強コードをタイヤ周方向に対して18
〜28°で傾斜させた構成のものを好ましく使用するこ
とができる。
【0025】本発明は、ベルト層を3層以上設けた空気
入りラジアルタイヤであれば、限定されるものではない
が、特に、重荷重用空気入りラジアルタイヤ、更に、そ
の内でも扁平率を70%以下にしたものに好適に用いる
ことができる。
【0026】
【実施例】タイヤサイズを285/60R22.5で共
通にし、図1に示す構成の空気入りラジアルタイヤにお
いて、3番ベルト層の外側にベルト保護層を設けた本発
明タイヤと、図1において、ベルト層の構造を、補強コ
ードをタイヤ周方向に対して傾斜させると共に2ー3番
ベルト層間で交差するように積層した4層のベルト層か
ら構成した従来タイヤ、及び本発明タイヤにおいて、3
番ベルト層を従来タイヤに使用した補強コードをタイヤ
周方向に対して傾斜させたベルト層に代えた比較タイヤ
とをそれぞれ作製した。
【0027】本発明タイヤにおいて、3番ベルト層の複
合コード(0°に近づけて配向)を構成する下撚糸にお
ける高弾性率有機繊維フィラメント(アラミド繊維を使
用)の引張弾性率は550g/d 、熱収縮性有機繊維フィ
ラメント(ポリエステルを使用)の150℃での乾熱収
縮率は95%、全高弾性率有機繊維フィラメントの総デ
ニール数に対する全熱収縮性有機繊維フィラメントの総
デニール数は33%、下撚り及び上撚り共に20回/10c
m であり、撚り係数Kは1550である。また、全高弾
性率有機繊維フィラメントの総デニール数は6000d
である。この複合コードをタイヤに埋設する前に弛緩熱
処理を施した。1,2番ベルト層の補強コードには、引
張弾性率4000kg/mm2、引張強度210kg/mm2のアラ
ミド繊維を使用し、そのタイヤ周方向に対する配向角度
は20°である。ベルト保護層の補強コードには、1×
5×0.38のスチールコードを用い、そのタイヤ周方
向に対する配向角度は20°である。
【0028】従来タイヤのベルト層の補強コードは、3
+6×0.35のスチールコードを使用し、そのタイヤ
周方向に対する配向角度は20°である。これら各試験
タイヤを以下に示す測定条件により、高速耐久性、タイ
ヤ外周成長、及び重量の評価試験を行ったところ、表1
に示す結果を得た。高速耐久性各試験タイヤをリムサイ
ズ22.5×9.00のリムに装着し、空気圧を875
kPa にして、ドラム試験機の径が1707mmの回転ドラ
ムに取付け、負荷荷重30.89kNの条件下で、速度8
0km/hの高速耐久性試験に従って走行させ、タイヤ故障
が発生するまでの距離を測定し、その結果を従来タイヤ
を100とする指数値で評価した。この値が大きい程、
高速耐久性が優れている。タイヤ外周成長各試験タイヤ
のインフレート(空気圧875kPa )前後のタイヤ外周
の成長量をベルトエッジから30乃至40mmの位置で測
定し、その結果を従来タイヤを100とする指数値で評
価した。この値が小さい程、タイヤ外周成長が小さい。
重量各試験タイヤの重量を測定し、その結果を従来タイ
ヤを100とする指数値で評価した。この値が小さい
程、軽量であることを示す。
【0029】
【表1】 表1から明らかなように、本発明タイヤは、タイヤの外
周成長が抑制されると共に、ベルト層エッジ部に発生す
るセパレーションが大幅に抑えられるため、高速耐久性
が大きく改善されることが判る。また、ベルト層の補強
コードに、全て、有機繊維を用いることにより、軽量化
を図ることができるのが判る。
【0030】
【発明の効果】上述したように本発明は、トレッド部の
カーカス層外側に補強コードを配列した複数のベルト層
を設けた空気入りラジアルタイヤにおいて、前記カーカ
ス層側に隣接する2層のベルト層の互いに交差する補強
コードをベルト層エッジ部で折り返し、該補強コードを
一方から他方のベルト層に延在する構成にし、前記2層
のベルト層の外側に配置するベルト層の補強コードを引
張弾性率300g/d 以上の高弾性率有機繊維フィラメン
トと熱収縮性有機繊維フィラメントとを引き揃えて加撚
した下撚糸Aを複数本引き揃え、これら下撚糸Aの撚り
方向と逆方向に上撚りを加えて形成した複合コードから
構成すると共に、該複合コードをタイヤ周方向に対する
配向角度を5°以下にして巻き付けた螺旋状構造にした
ので、重量の増大を招くことなく、タイヤ外周成長の発
生を抑制すると共に、ベルト層エッジ部の耐セパレーシ
ョン性を一層高め、タイヤの高速耐久性を改善すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の空気入りラジアルタイヤの一例を示す
タイヤ子午線断面図である。
【図2】図1のベルト層の要部を一部切欠いた説明図で
ある。
【図3】1,2番ベルト層を構成する加硫前のベルト材
の一例を示す要部拡大説明図である。
【図4】1,2番ベルト層を構成する加硫前のベルト材
の他の例を示す要部拡大説明図である。
【図5】3番ベルト層の複合コードの一例を示す要部拡
大側面図である。
【図6】(a),(b),(c)は、それぞれ図5の複
合コードを構成する下撚糸における高弾性率有機繊維フ
ィラメントと熱収縮性有機繊維フィラメントとの配置状
態を示す拡大断面図である。
【図7】本発明に用いられる複合コードの荷重・伸び曲
線を示すグラフ図である。
【符号の説明】
1 ビード部 2 サイドウォール部 3 トレッド部 4 カーカス層 6 ベルト層 6a 1番ベルト層 6b 2番ベルト層 6c 3番ベルト層 7,8 補強コード fh 高弾性率有機繊
維フィラメント fs 熱収縮性有機繊維フィラメント
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B60C 9/22 B60C 9/22 B D02G 3/48 D02G 3/48

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トレッド部のカーカス層外側に補強コー
    ドを配列した複数のベルト層を設けた空気入りラジアル
    タイヤにおいて、前記カーカス層側に隣接する2層のベ
    ルト層の互いに交差する補強コードをベルト層エッジ部
    で折り返し、該補強コードを一方から他方のベルト層に
    延在する構成にし、前記2層のベルト層の外側に配置す
    るベルト層の補強コードを引張弾性率300g/d 以上の
    高弾性率有機繊維フィラメントと熱収縮性有機繊維フィ
    ラメントとを引き揃えて加撚した下撚糸Aを複数本引き
    揃え、これら下撚糸Aの撚り方向と逆方向に上撚りを加
    えて形成した複合コードから構成すると共に、該複合コ
    ードをタイヤ周方向に対する配向角度を5°以下にして
    巻き付けた螺旋状構造にした空気入りラジアルタイヤ。
  2. 【請求項2】 前記複合コードを、引張弾性率300g/
    d 以上の高弾性率有機繊維フィラメントと熱収縮性有機
    繊維フィラメントとを引き揃えて加撚した下撚糸Aを複
    数本引き揃え、これら下撚糸Aの撚り方向と逆方向に上
    撚りを加えて形成する構成に代えて、引張弾性率300
    g/d 以上の高弾性率有機繊維フィラメントと熱収縮性有
    機繊維フィラメントとを引き揃えて加撚した少なくとも
    1本の下撚糸Aと、引張弾性率300g/d 以上の高弾性
    率有機繊維フィラメントを引き揃えて下撚糸Aと同方向
    に加撚した少なくとも1本の下撚糸Bとを引き揃え、こ
    れら下撚糸A,Bの撚り方向と逆方向に上撚りを加えて
    形成する請求項1記載の空気入りラジアルタイヤ。
  3. 【請求項3】 前記2層のベルト層の補強コードを引張
    弾性率3000kg/mm2以上、引張強度150kg/mm2以上
    の有機繊維から構成した請求項1または2記載の空気入
    りラジアルタイヤ。
  4. 【請求項4】 前記複合コードを構成する全熱収縮性有
    機繊維フィラメントの総デニール数を、該複合コードを
    構成する全高弾性率有機繊維フィラメントの総デニール
    数の50%以下にした請求項1乃至3記載の空気入りラ
    ジアルタイヤ。
  5. 【請求項5】 前記複合コードの上撚りの下記式で表さ
    れる撚り係数Kを500〜1900にした請求項1乃至
    4記載の空気入りラジアルタイヤ。K=TD1/2ただ
    し、D:高弾性率有機繊維の総デニール数T:複合コー
    ドの上撚り数(回/10cm)
  6. 【請求項6】 前記複合コードを構成する全高弾性率有
    機繊維フィラメントの総デニール数を3000〜900
    0dにした請求項1乃至5記載の空気入りラジアルタイ
    ヤ。
  7. 【請求項7】 前記熱収縮性有機繊維フィラメントの1
    50℃での乾熱収縮率が5%以上である請求項1乃至6
    記載の空気入りラジアルタイヤ。
  8. 【請求項8】 前記複合コードを配列したベルト層の外
    側に、ベルト保護層を配置した請求項1乃至7記載の空
    気入りラジアルタイヤ。
JP05339096A 1996-03-11 1996-03-11 空気入りラジアルタイヤ Expired - Fee Related JP3611395B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP05339096A JP3611395B2 (ja) 1996-03-11 1996-03-11 空気入りラジアルタイヤ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP05339096A JP3611395B2 (ja) 1996-03-11 1996-03-11 空気入りラジアルタイヤ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09240213A true JPH09240213A (ja) 1997-09-16
JP3611395B2 JP3611395B2 (ja) 2005-01-19

Family

ID=12941508

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP05339096A Expired - Fee Related JP3611395B2 (ja) 1996-03-11 1996-03-11 空気入りラジアルタイヤ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3611395B2 (ja)

Cited By (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11139111A (ja) * 1997-11-12 1999-05-25 Yokohama Rubber Co Ltd:The 空気入りラジアルタイヤ
JPH11222010A (ja) * 1998-02-09 1999-08-17 Yokohama Rubber Co Ltd:The 空気入りラジアルタイヤ
JP2000280710A (ja) * 1999-03-31 2000-10-10 Toyo Tire & Rubber Co Ltd 空気入りラジアルタイヤ
JP2004009758A (ja) * 2002-06-03 2004-01-15 Yokohama Rubber Co Ltd:The 空気入りラジアルタイヤ
JP2004009760A (ja) * 2002-06-03 2004-01-15 Yokohama Rubber Co Ltd:The 空気入りラジアルタイヤ
JP2004306638A (ja) * 2003-04-02 2004-11-04 Bridgestone Corp 空気入りラジアルタイヤ
JP2005254856A (ja) * 2004-03-09 2005-09-22 Yokohama Rubber Co Ltd:The 空気入りラジアルタイヤ
JP2012501277A (ja) * 2008-09-02 2012-01-19 ソシエテ ド テクノロジー ミシュラン ビード中に少なくとも2つの追加の層を有する重車両用タイヤ
JP2016500769A (ja) * 2012-10-26 2016-01-14 イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニーE.I.Du Pont De Nemours And Company タイヤまたはベルトなどの物体の補強のための複合層
WO2016190152A1 (ja) * 2015-05-25 2016-12-01 株式会社ブリヂストン タイヤ用補強部材およびこれを用いたタイヤ
WO2018097084A1 (ja) * 2016-11-25 2018-05-31 株式会社ブリヂストン タイヤ
JP2018083595A (ja) * 2016-11-25 2018-05-31 株式会社ブリヂストン タイヤ
JP2018083594A (ja) * 2016-11-25 2018-05-31 株式会社ブリヂストン タイヤ
WO2018100960A1 (ja) * 2016-11-30 2018-06-07 株式会社ブリヂストン ゴム-コード複合体、タイヤ用補強部材およびこれを用いたタイヤ
WO2018100961A1 (ja) * 2016-11-30 2018-06-07 株式会社ブリヂストン ゴム-コード複合体、タイヤ用補強部材およびこれを用いたタイヤ
WO2018147450A1 (ja) * 2017-02-13 2018-08-16 株式会社ブリヂストン タイヤ
WO2018230265A1 (ja) * 2017-06-12 2018-12-20 株式会社ブリヂストン タイヤ
WO2019117010A1 (ja) * 2017-12-13 2019-06-20 株式会社ブリヂストン タイヤ
CN110770039A (zh) * 2017-06-19 2020-02-07 株式会社普利司通 轮胎
CN113396255A (zh) * 2019-02-05 2021-09-14 米其林集团总公司 具有高断裂能的1xN结构的多线股帘线
US11639565B2 (en) 2016-09-29 2023-05-02 Kolon Industries, Inc. Hybrid tire cord and method for manufacturing the same

Cited By (40)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11139111A (ja) * 1997-11-12 1999-05-25 Yokohama Rubber Co Ltd:The 空気入りラジアルタイヤ
JPH11222010A (ja) * 1998-02-09 1999-08-17 Yokohama Rubber Co Ltd:The 空気入りラジアルタイヤ
JP2000280710A (ja) * 1999-03-31 2000-10-10 Toyo Tire & Rubber Co Ltd 空気入りラジアルタイヤ
JP2004009758A (ja) * 2002-06-03 2004-01-15 Yokohama Rubber Co Ltd:The 空気入りラジアルタイヤ
JP2004009760A (ja) * 2002-06-03 2004-01-15 Yokohama Rubber Co Ltd:The 空気入りラジアルタイヤ
JP2004306638A (ja) * 2003-04-02 2004-11-04 Bridgestone Corp 空気入りラジアルタイヤ
JP2005254856A (ja) * 2004-03-09 2005-09-22 Yokohama Rubber Co Ltd:The 空気入りラジアルタイヤ
JP2012501277A (ja) * 2008-09-02 2012-01-19 ソシエテ ド テクノロジー ミシュラン ビード中に少なくとも2つの追加の層を有する重車両用タイヤ
US8720515B2 (en) 2008-09-02 2014-05-13 Michelin Recherche Et Technique S.A. Tire for heavy vehicles comprising at least two additional layers in the beads
JP2016500769A (ja) * 2012-10-26 2016-01-14 イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニーE.I.Du Pont De Nemours And Company タイヤまたはベルトなどの物体の補強のための複合層
JPWO2016190152A1 (ja) * 2015-05-25 2018-03-15 株式会社ブリヂストン タイヤ用補強部材およびこれを用いたタイヤ
CN107614286A (zh) * 2015-05-25 2018-01-19 株式会社普利司通 轮胎用加强构件以及使用了该轮胎用加强构件的轮胎
WO2016190152A1 (ja) * 2015-05-25 2016-12-01 株式会社ブリヂストン タイヤ用補強部材およびこれを用いたタイヤ
US11639565B2 (en) 2016-09-29 2023-05-02 Kolon Industries, Inc. Hybrid tire cord and method for manufacturing the same
JP2018083595A (ja) * 2016-11-25 2018-05-31 株式会社ブリヂストン タイヤ
WO2018097083A1 (ja) * 2016-11-25 2018-05-31 株式会社ブリヂストン タイヤ
JP2018083594A (ja) * 2016-11-25 2018-05-31 株式会社ブリヂストン タイヤ
WO2018097082A1 (ja) * 2016-11-25 2018-05-31 株式会社ブリヂストン タイヤ
JP2018083596A (ja) * 2016-11-25 2018-05-31 株式会社ブリヂストン タイヤ
WO2018097084A1 (ja) * 2016-11-25 2018-05-31 株式会社ブリヂストン タイヤ
CN109982867A (zh) * 2016-11-25 2019-07-05 株式会社普利司通 轮胎
CN109996686B (zh) * 2016-11-25 2021-08-13 株式会社普利司通 轮胎
CN109996686A (zh) * 2016-11-25 2019-07-09 株式会社普利司通 轮胎
CN109982866A (zh) * 2016-11-25 2019-07-05 株式会社普利司通 轮胎
WO2018100961A1 (ja) * 2016-11-30 2018-06-07 株式会社ブリヂストン ゴム-コード複合体、タイヤ用補強部材およびこれを用いたタイヤ
CN110023102A (zh) * 2016-11-30 2019-07-16 株式会社普利司通 橡胶-帘线复合体、轮胎用增强构件和使用其的轮胎
WO2018100960A1 (ja) * 2016-11-30 2018-06-07 株式会社ブリヂストン ゴム-コード複合体、タイヤ用補強部材およびこれを用いたタイヤ
JP2018086985A (ja) * 2016-11-30 2018-06-07 株式会社ブリヂストン ゴム−コード複合体、タイヤ用補強部材およびこれを用いたタイヤ
CN110023103A (zh) * 2016-11-30 2019-07-16 株式会社普利司通 橡胶-帘线复合体、轮胎用增强构件和使用其的轮胎
JP2018086984A (ja) * 2016-11-30 2018-06-07 株式会社ブリヂストン ゴム−コード複合体、タイヤ用補強部材およびこれを用いたタイヤ
WO2018147450A1 (ja) * 2017-02-13 2018-08-16 株式会社ブリヂストン タイヤ
CN110290933A (zh) * 2017-02-13 2019-09-27 株式会社普利司通 轮胎
JP2019001198A (ja) * 2017-06-12 2019-01-10 株式会社ブリヂストン タイヤ
CN110740876A (zh) * 2017-06-12 2020-01-31 株式会社普利司通 轮胎
WO2018230265A1 (ja) * 2017-06-12 2018-12-20 株式会社ブリヂストン タイヤ
CN110770039A (zh) * 2017-06-19 2020-02-07 株式会社普利司通 轮胎
JPWO2019117010A1 (ja) * 2017-12-13 2020-12-03 株式会社ブリヂストン タイヤ
WO2019117010A1 (ja) * 2017-12-13 2019-06-20 株式会社ブリヂストン タイヤ
CN113396255A (zh) * 2019-02-05 2021-09-14 米其林集团总公司 具有高断裂能的1xN结构的多线股帘线
CN113396255B (zh) * 2019-02-05 2023-02-17 米其林集团总公司 具有高断裂能的1xN结构的多线股帘线

Also Published As

Publication number Publication date
JP3611395B2 (ja) 2005-01-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH09240213A (ja) 空気入りラジアルタイヤ
KR101286911B1 (ko) 모노플라이 공기압 런-플랫 타이어
EP0329593B1 (en) Cables and tires reinforced by said cables
US5855704A (en) Pneumatic tire with polyester belt cord
JP2757940B2 (ja) 空気入りタイヤ
EP2604448B1 (en) Composite cord and overlay ply for a pneumatic tire
EP2261059B1 (en) Pneumatic tire with an overlay reinforcement
EP2380756A1 (en) Carcass ply for a pneumatic tire
EP2810791B1 (en) Pneumatic tire and hybrid cord for such a pneumatic tire
EP2380754A2 (en) Hybrid cord in a belt ply for a pneumatic tire
EP1270270B1 (en) Pneumatic tire
US20100065178A1 (en) Carcass ply for a pneumatic tire
EP0422881A2 (en) A tyre for motorcycles
US6959745B2 (en) Steel cord, method of making the same and pneumatic tire including the same
US5529107A (en) Pneumatic radial tire with low twist organic carcass cords
EP2806057A2 (en) Hybrid cord and tire comprising a hybrid cord
EP0360588A2 (en) Radial Tyre for motor cycle
EP0425155B1 (en) Radial tyre
JPH08156519A (ja) 空気入りラジアルタイヤ
JP3497030B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP5521880B2 (ja) 空気入りタイヤ
JPH09240214A (ja) 空気入りラジアルタイヤ
EP2380755B1 (en) Overlay ply covering the belt ply for a pneumatic tire
JP3523953B2 (ja) 空気入りラジアルタイヤ
JP2023064380A (ja) 空気入りタイヤ

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040928

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20041019

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees