JPH0923923A - 爪切器 - Google Patents
爪切器Info
- Publication number
- JPH0923923A JPH0923923A JP20898595A JP20898595A JPH0923923A JP H0923923 A JPH0923923 A JP H0923923A JP 20898595 A JP20898595 A JP 20898595A JP 20898595 A JP20898595 A JP 20898595A JP H0923923 A JPH0923923 A JP H0923923A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- cutting
- lower plate
- upper plate
- pressing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Scissors And Nippers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 構造簡単で刃先の損傷を少なくし良い切味を
持続させる。 【構成】 上板１と下板５一端に切刃２，６を設け、切
刃２，５を対向させて他端の固定部３，７を固定し、切
刃２，５に接近して挿設した支軸１１にピン軸１２にて
押え板９を倒起旋回自在とした爪切りにおいて、台形で
上面１０ａ両端を曲線状に面取りをした押え部１０を押
え板９一端に設けると共に、ピン或は板などからなる固
定体１３を、支軸１１より適距離を有する上板１と下板
５間の一側部に設けたものである。
持続させる。 【構成】 上板１と下板５一端に切刃２，６を設け、切
刃２，５を対向させて他端の固定部３，７を固定し、切
刃２，５に接近して挿設した支軸１１にピン軸１２にて
押え板９を倒起旋回自在とした爪切りにおいて、台形で
上面１０ａ両端を曲線状に面取りをした押え部１０を押
え板９一端に設けると共に、ピン或は板などからなる固
定体１３を、支軸１１より適距離を有する上板１と下板
５間の一側部に設けたものである。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、爪を手で切る爪切器に
に関するものである。
に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】日常生活において、仕事等が忙しくても
時間や場所を作って常に爪を切って奇麗に整えること
は、現代人として常識である。このため切れ味が良くし
かも切った爪が飛ばないようにしたり、或は外形を円形
や角等美的にも良く見えるように工夫改良がされて色々
なものが開発されて来ている。特に切れ味を良くするた
めに刃先の傷みを少なくするよう考えられた特願昭５６
−１０９０４９や、爪で切る時従来のように刃先全体で
一度に切るのではなく、鋏などと同じように端から順次
切断が移動して行なわれるようにした実願昭５５−６６
１８号，実願平３−３９２２５号などがある。
時間や場所を作って常に爪を切って奇麗に整えること
は、現代人として常識である。このため切れ味が良くし
かも切った爪が飛ばないようにしたり、或は外形を円形
や角等美的にも良く見えるように工夫改良がされて色々
なものが開発されて来ている。特に切れ味を良くするた
めに刃先の傷みを少なくするよう考えられた特願昭５６
−１０９０４９や、爪で切る時従来のように刃先全体で
一度に切るのではなく、鋏などと同じように端から順次
切断が移動して行なわれるようにした実願昭５５−６６
１８号，実願平３−３９２２５号などがある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このように切れ味を良
くするために考えられた特願昭５６−１０９０４９号や
実願平３−３９２２５号，実願昭５５−６６１８号にお
いては、理論的には良く形状も簡単に見えるが、理論的
に適応させて製造する場合、構造的にも特に切刃の合せ
或は切込の調整に相当の技術が必要でそのために製造コ
ストが上昇するなど不経済となり製造上非常に不都合を
感じていた。
くするために考えられた特願昭５６−１０９０４９号や
実願平３−３９２２５号，実願昭５５−６６１８号にお
いては、理論的には良く形状も簡単に見えるが、理論的
に適応させて製造する場合、構造的にも特に切刃の合せ
或は切込の調整に相当の技術が必要でそのために製造コ
ストが上昇するなど不経済となり製造上非常に不都合を
感じていた。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような不都
合を解消し、構造簡単にして刃先の損傷を少なくし気持
良く爪を切ることが出来る爪切器を提供せんとするもの
である。上板と下板一端に切刃を設け、切刃を対向させ
て他端の固定部を固定し、切刃に接近して挿設した支軸
にピン軸にて押え板を倒起旋回自在とした爪切りにおい
て、台形で上面両端を曲線状に面取りをした押え部を押
え板一端に設けると共に、ピン或は板などからなる固定
体を、支軸より適距離を有する上板と下板間の一側部に
設けるようにしたものである。
合を解消し、構造簡単にして刃先の損傷を少なくし気持
良く爪を切ることが出来る爪切器を提供せんとするもの
である。上板と下板一端に切刃を設け、切刃を対向させ
て他端の固定部を固定し、切刃に接近して挿設した支軸
にピン軸にて押え板を倒起旋回自在とした爪切りにおい
て、台形で上面両端を曲線状に面取りをした押え部を押
え板一端に設けると共に、ピン或は板などからなる固定
体を、支軸より適距離を有する上板と下板間の一側部に
設けるようにしたものである。
【０００５】
【作用】押え板を押さえると、押え部の上面によって上
板を緩やかに押え、刃先が爪に軟らかく当たりながら爪
を切る。このために爪を切る時或は切り終わった時も刃
先には必要以上の過大な力が加えられず切刃の当たりを
和らげて刃先を傷めない。又、上板が押さえられると固
定体にて上板の固定部を支点とする移動（撓み）を阻止
し固定体を支点とする移動（撓み）となるため、上板の
切刃の刃先両端に微少な移動差が生じ、固定体を設けた
側が遅くなって刃先に移動差による傾斜が生じる。この
ように刃先が傾斜した状態で爪に喰い込みながら一端よ
り一部ずつを傾斜を変えながら切って行き、切り終わっ
た時点では傾斜は無くなっている。このため爪を切るた
めに必要な力は一部ずつ切断が行われるので少なくてす
む。
板を緩やかに押え、刃先が爪に軟らかく当たりながら爪
を切る。このために爪を切る時或は切り終わった時も刃
先には必要以上の過大な力が加えられず切刃の当たりを
和らげて刃先を傷めない。又、上板が押さえられると固
定体にて上板の固定部を支点とする移動（撓み）を阻止
し固定体を支点とする移動（撓み）となるため、上板の
切刃の刃先両端に微少な移動差が生じ、固定体を設けた
側が遅くなって刃先に移動差による傾斜が生じる。この
ように刃先が傾斜した状態で爪に喰い込みながら一端よ
り一部ずつを傾斜を変えながら切って行き、切り終わっ
た時点では傾斜は無くなっている。このため爪を切るた
めに必要な力は一部ずつ切断が行われるので少なくてす
む。
【０００６】
【実施例】以下本発明の実施例を図面について説明す
る。図中１は長細状の上板であって、一端に弯曲状で刃
先２ａを鋭角とした切刃２を設け、他端に固定部３を設
けると共に、上板１の略半分の長さの細穴４を固定部３
内側長手に沿って穿設している。５は長細状の下板であ
って、一端に弯曲状で刃先６ａを鋭角とした切刃６を設
け、他端に固定部７を設けると共に下板５の略半分の長
さの細穴８を固定部７の内側長手に沿って穿設し、切刃
２，６を対応させて固定部３，７を固定し、上板１と下
板５を一体としている。９は台形とした上面１０ａ両端
を曲線状に面取りをした押え部１０を一端に設けた押え
板であって、一体とした上板１と下板５の切刃２，６に
接近して設けた支軸１１に、当該押え板９の押え部１０
側を挟設しピン軸１２に搖動旋回自在に設けている。１
３はピンからなる固定体であって、上板１と下板５間で
切刃２，６と固定部３，７間の略中央付近の一側部に設
けている。
る。図中１は長細状の上板であって、一端に弯曲状で刃
先２ａを鋭角とした切刃２を設け、他端に固定部３を設
けると共に、上板１の略半分の長さの細穴４を固定部３
内側長手に沿って穿設している。５は長細状の下板であ
って、一端に弯曲状で刃先６ａを鋭角とした切刃６を設
け、他端に固定部７を設けると共に下板５の略半分の長
さの細穴８を固定部７の内側長手に沿って穿設し、切刃
２，６を対応させて固定部３，７を固定し、上板１と下
板５を一体としている。９は台形とした上面１０ａ両端
を曲線状に面取りをした押え部１０を一端に設けた押え
板であって、一体とした上板１と下板５の切刃２，６に
接近して設けた支軸１１に、当該押え板９の押え部１０
側を挟設しピン軸１２に搖動旋回自在に設けている。１
３はピンからなる固定体であって、上板１と下板５間で
切刃２，６と固定部３，７間の略中央付近の一側部に設
けている。
【０００７】使用に当たっては、従来のものと同じよう
に使用すれば良い。切刃２，６間に爪を置き押え板９を
押えて爪を切る。この時押え部１０の上面１０ａによっ
て上板１を緩やかに押さえるため、刃先２ａが爪に軟ら
かく当たりながら最後までこの状態を保って切る。この
ため爪を切り終わった瞬間も刃先２ａには過大な力が加
えられず刃先２ａ，６ａを傷めない。又押え板９を押え
押え部１０ａにて上板１が押えられると固定体１３にて
上板１の移動を（撓み）を阻止するため切刃２の刃先両
側に微少な移動差が生じる。
に使用すれば良い。切刃２，６間に爪を置き押え板９を
押えて爪を切る。この時押え部１０の上面１０ａによっ
て上板１を緩やかに押さえるため、刃先２ａが爪に軟ら
かく当たりながら最後までこの状態を保って切る。この
ため爪を切り終わった瞬間も刃先２ａには過大な力が加
えられず刃先２ａ，６ａを傷めない。又押え板９を押え
押え部１０ａにて上板１が押えられると固定体１３にて
上板１の移動を（撓み）を阻止するため切刃２の刃先両
側に微少な移動差が生じる。
【０００８】この微少な移動差は、切刃２ａの固定体１
３を設けた固定体１３の有体側（Ｍ）は阻止によって移
動が遅くなり、又切刃２ａの固定体１３の無体側（Ｎ）
は阻止がないので移動が早くなる。このため刃先２ａが
爪に当たって切り始める頃に、刃先２ａが僅かに傾斜し
て傾き角（シャー角）を有し、爪に喰い込みながら切刃
２の無体側（Ｎ）より有体側（Ｍ）まで一部ずつを傾き
角αを変えながら図４，図５に示す状態で切って行く。
そして切り終わった後は傾き角は無くなり図６に示す如
く刃先２ａ，６ａは一致した状態となる。このため爪を
切るために押え板９を押える力は、一部ずつ切断が行わ
れるので少なくてすむ。
３を設けた固定体１３の有体側（Ｍ）は阻止によって移
動が遅くなり、又切刃２ａの固定体１３の無体側（Ｎ）
は阻止がないので移動が早くなる。このため刃先２ａが
爪に当たって切り始める頃に、刃先２ａが僅かに傾斜し
て傾き角（シャー角）を有し、爪に喰い込みながら切刃
２の無体側（Ｎ）より有体側（Ｍ）まで一部ずつを傾き
角αを変えながら図４，図５に示す状態で切って行く。
そして切り終わった後は傾き角は無くなり図６に示す如
く刃先２ａ，６ａは一致した状態となる。このため爪を
切るために押え板９を押える力は、一部ずつ切断が行わ
れるので少なくてすむ。
【０００９】
【発明の効果】上述の如く本発明は、押え板の押え部を
台形としたことによって、上板の押えを緩やとし爪を切
り終わる時に必要以上の切刃の当たりを少なくすると共
に、上板下板間適当位置に固定体を設けたことによっ
て、上板を押さえて行く内に刃先に僅少な傾斜角を生じ
させ一端より他端まで一部ずつ傾斜角を変化させながら
切って行くため、爪を切る力が最少限で良く楽に切るこ
とが出来、刃先が欠けたり傷めたりすることが少なくな
り、いつまでも刃先を最良の状態に保ち良い切味を持続
させることが出来る等多くの特長を有し産業利用上非常
に優れた発明である。
台形としたことによって、上板の押えを緩やとし爪を切
り終わる時に必要以上の切刃の当たりを少なくすると共
に、上板下板間適当位置に固定体を設けたことによっ
て、上板を押さえて行く内に刃先に僅少な傾斜角を生じ
させ一端より他端まで一部ずつ傾斜角を変化させながら
切って行くため、爪を切る力が最少限で良く楽に切るこ
とが出来、刃先が欠けたり傷めたりすることが少なくな
り、いつまでも刃先を最良の状態に保ち良い切味を持続
させることが出来る等多くの特長を有し産業利用上非常
に優れた発明である。
【図１】本発明実施例の正面図である。
【図２】本発明実施例の平面図である。
【図３】本発明実施例押え部の作用状態図である。
【図４】本発明実施例の押え部を押えた時の刃先の作用
状態拡大図である。
状態拡大図である。
【図５】本発明実施例の押え部を押えた時の刃先の作用
状態拡大図である。
状態拡大図である。
【図６】本発明実施例の押え部で切り終わった刃先の使
用状態拡大図である。
用状態拡大図である。
１ 上板 ２ 切刃 ２ａ 刃先 ３ 固定部 ４ 細穴 ５ 下板 ６ 切刃 ６ａ 刃先 ７ 固定部 ８ 細穴 ９ 押え板 １０ 押え部 １０ａ 上面 １１ 支軸 １２ ピン軸 １３ 固定体 Ｍ 有体側 Ｎ 無体側 α 傾き角
Claims (1)
- 【請求項１】 上板１と下板５一端に切刃２，６を設
け、切刃２，５を対向させて他端の固定部３，７を固定
し、切刃２，５に接近して挿設した支軸１１にピン軸１
２にて押え板９を倒起旋回自在とした爪切りにおいて、
台形で上面１０ａ両端を曲線状に面取りをした押え部１
０を押え板９一端に設けると共に、ピン或は板などから
なる固定体１３を、支軸１１より適距離を有する上板１
と下板５間の一側部に設けたことを特徴とする爪切器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20898595A JPH0923923A (ja) | 1995-07-12 | 1995-07-12 | 爪切器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20898595A JPH0923923A (ja) | 1995-07-12 | 1995-07-12 | 爪切器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0923923A true JPH0923923A (ja) | 1997-01-28 |
Family
ID=16565427
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20898595A Pending JPH0923923A (ja) | 1995-07-12 | 1995-07-12 | 爪切器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0923923A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106923736A (zh) * | 2017-05-06 | 2017-07-07 | 遂宁市长丰机械科技有限公司 | 带撮箕形窗框槽夹 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3092406B2 (ja) * | 1993-09-10 | 2000-09-25 | 日産自動車株式会社 | 車両用経路誘導装置 |
| JP3092405B2 (ja) * | 1993-09-10 | 2000-09-25 | 日産自動車株式会社 | 車両用経路誘導装置 |
-
1995
- 1995-07-12 JP JP20898595A patent/JPH0923923A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3092406B2 (ja) * | 1993-09-10 | 2000-09-25 | 日産自動車株式会社 | 車両用経路誘導装置 |
| JP3092405B2 (ja) * | 1993-09-10 | 2000-09-25 | 日産自動車株式会社 | 車両用経路誘導装置 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106923736A (zh) * | 2017-05-06 | 2017-07-07 | 遂宁市长丰机械科技有限公司 | 带撮箕形窗框槽夹 |
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