JPH09239218A - ダストサンプリング装置及びダスト分別回収システム - Google Patents

ダストサンプリング装置及びダスト分別回収システム

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JPH09239218A
JPH09239218A JP8083283A JP8328396A JPH09239218A JP H09239218 A JPH09239218 A JP H09239218A JP 8083283 A JP8083283 A JP 8083283A JP 8328396 A JP8328396 A JP 8328396A JP H09239218 A JPH09239218 A JP H09239218A
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Application number
JP8083283A
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Inventor
Sueo Miyaura
末男 宮浦
Shigeru Fujisawa
成 藤沢
Hirohiko Sasamoto
博彦 笹本
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Aichi Steel Corp
Original Assignee
Aichi Steel Corp
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Publication date
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
  • Waste-Gas Treatment And Other Accessory Devices For Furnaces (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電気炉、高炉等から発生するダストを構成成
分の近似したダクト群毎に分別しながら回収する際に好
適に用いられるダストサンプリング装置及びダスト分別
回収システムを提供する。 【解決手段】 炉に接続されたダスト排出用管1の中間
部に前端部が接続され、後端部側を2股以上に枝分かれ
させたサンプリング用管2と、この管2の後端部側に接
続した各サンプリングダスト捕集手段3と、これらの捕
集手段3から選ばれる一の捕集手段3A等のみをダスト
排出用管1と連通状態とし、残りの捕集手段3B等及ダ
スト排出用管1を遮断状態とする選択を順次、行わせる
切替え手段D1 、D2 とを備えるダストサンプリング装
置である。また、ダスト回収用管81、各ダスト分別回
収手段82及び選択手段83を有するダスト分別回収装
置を、ダストサンプリング装置に付加したダスト分別回
収システムを提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ダストサンプリン
グ装置及びダスト分別回収システムに関する。更に詳し
く言えば、溶鋼用等に用いられる電気炉、高炉等から発
生するダストを構成成分の近似したダスト群毎に分別し
ながら回収する際に好適に用いられるダストサンプリン
グ装置及びダスト分別回収システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、鉄鋼業における炉から発生す
るダストは、公害防止等の見地より、所定の集塵装置を
用いて回収・廃棄されてきた。この集塵装置として、図
7に示す様に、炉92とダスト排出用管93を介して接
続されるものが従来より用いられている。そして、この
装置91は、ダスト排出用管93を通じて連続的に送ら
れて来る排ガス中から、バグフィルタ等によりダストを
回収するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、資源の
有効利用の観点からは、このダストの再利用を図ること
が望ましい。一方、このダストの再利用は、未だ、十分
に行われていないのが実情である。
【0004】本発明は、上記観点に鑑みてなされたもの
であり、電気炉、高炉等から発生するダストを構成成分
の近似したダスト群毎に分別しながら回収する際に好適
に用いられるダストサンプリング装置及びダスト分別回
収システムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するために鋭意研究を重ねた結果、各炉の操業経
過(装入期、溶解期、酸化期、還元期等に分けられる経
過)に沿って、区画される時間帯毎に、ダストの分別回
収を行えば、上記「資源の有効利用」を図り易くなるの
ではないかと考えた。即ち、図7に示す様なダスト排出
用管93の中間部等に、所定の温度測定手段を配置し、
上記排ガスの温度の経時的な変化を調べれば、図8に示
す様なグラフが得られる。そして、このグラフによる
と、炉92内の温度は、操業経過に伴い、時々刻々と変
化しており、これに応じて、炉92から排出されるダス
トの構成成分(金属酸化物の割合等)も、経時的に変動
していると考えられる。従って、ダストの構成成分の経
時的な変化を正確に調べ、ダストを構成成分の近似した
ダスト群毎に分別しながら回収すれば、ダストが、再利
用を図り易くなるのではないかと考えた。例えば、ダス
トを、異なる金属酸化物を含むダスト群毎に分別して回
収できれば、各金属酸化物を再利用したり、各金属酸化
物を還元して所望の金属を得ることが容易になる。
【0006】そして、この分別回収のためには、先ず、
操業経過に沿った所望の時間帯毎に、ダストのサンプリ
ングを行い、その構成成分を調査することが必要である
との知見を得た。一方、本発明者らは、上記集塵装置9
1のバグフィルタからのサンプリングを試みた。ところ
が、この集塵装置91では、ダスト排出用管93を通じ
て送られてくる多量のダストを順次、捕集することが必
要なため、その分、バグフィルタ、引いては濾布が大型
となる。そして、ダストが、大型(例えば、300mm
φ×15m)で、表面積の大きな濾布に満遍なく付着す
ることとなるため、分析に必要な量のダストを簡易、且
つ迅速にサンプリングすることは困難であった。特に、
ダスト濃度の希薄となる時間帯(溶解期等)の排ガス中
より、必要量のダストを迅速に得ることは困難であっ
た。
【0007】また、この様に、迅速なサンプリングが困
難であると共に、炉の操業経過、全体を通じて、同一の
バグフィルタを用いるため、特定の時間帯のサンプリン
グを行おうとしても、この前後の時間帯のダストが、サ
ンプルに誤って混入してしまうことが多い。この様な事
情より、本発明者らは、更に鋭意研究を重ね、本第1〜
5発明を完成したのである。
【0008】即ち、本第1発明のダストサンプリング装
置(以下、「サンプリング装置」という。)は、炉から
発生するダストをサンプリングするためのサンプリング
装置であって、上記炉に接続されたダスト排出用管の中
間部に前端部が接続され、後端部側を2股以上に枝分か
れさせたサンプリング用管と、該サンプリング用管の後
端部側に、それぞれ取着された各サンプリングダスト捕
集手段(以下、「捕集手段」という。)と、上記各捕集
手段から選ばれる任意の一の捕集手段のみを上記ダスト
排出用管と連通状態とし、残りの各捕集手段及び該ダス
ト排出用管を遮断状態とする選択を順次、行わせる切替
え手段と、を備える。
【0009】本発明では、ダストの回収を行うための装
置と無関係に捕集手段を設けているため、この捕集手段
を取扱いの容易なサイズとできる。従って、分析に必要
な量のダストを簡易、且つ迅速にサンプリングすること
ができる。また、サンプリング装置全体を可搬型のもの
とすることも容易なため、この装置を適宜、移動させ、
多数の炉におけるサンプリングを行うこともできる。ま
た、2以上の捕集手段を備えると共に、各捕集手段の選
択使用が可能であるため、2以上の時間帯に跨がり、同
一の捕集手段を用いる必要がない。従って、各時間帯の
サンプル中に、他の時間帯に生じたダストが混入するこ
とを確実に防止できる。
【0010】上記「捕集手段」の具体的な態様は、本発
明の目的を有効に達成できる範囲内で種々選択される
が、その好適な態様として本第2発明を例示できる。即
ち、本第2発明では、上記各捕集手段が、上記サンプリ
ング用ダストの後端部に接続された各バグフィルタハウ
スと、該各バグフィルタハウス内に配置され、該サンプ
リング用管の後端部より該各バグフィルタハウス内に順
次、導入されたサンプリングダストを各表面側に付着さ
せる各捕集用濾布を有する各バグフィルタとを備える。
本発明では、ダストを捕集用濾布の表面側に付着させて
捕集するため、ダストを捕集用濾布から分離する作業を
容易に行える。従って、より効率の良いサンプリングが
行える。
【0011】また、上記サンプリング用管の後端部側の
「枝分かれ」の数は、2以上であれば特に問わない。更
に、この数に対応する捕集手段の数も、2以上であれば
特に問わない。また、上記「切替え手段」の具体的な態
様も、本発明の目的を達成できる範囲で種々選択され、
例えば、「開閉用のダンパ」を例示できる。尚、このダ
ンパは、手動式のものであっても、所定の制御手段によ
り、自動的に開閉されるものであってもよい。更に、上
記「炉」は、ダストを発生するもの中から種々選択で
き、例えば、溶鋼用に用いられる電気炉、高炉等を例示
できる。本第3発明では、上記第2発明において、上記
各捕集用濾布の内部へと圧縮空気を送り込み、該各捕集
用濾布の各表面側に付着したサンプリングダストを、該
各捕集用濾布より分離させる各分離手段を備えている。
本発明では、サンプリングダストの捕集用濾布からの分
離をより一層、容易にすることを意図している。
【0012】本第4発明のダスト分別回収システム(以
下、「分別回収システム」という。)は、炉から発生す
るダストを構成成分の近似したダスト群毎に分別しなが
ら回収するための分別回収システムであって、上記炉に
接続されたダスト排出用管の後端部に前端部が接続さ
れ、後端部側を2股以上に枝分かれさせたダスト回収用
管と、該ダスト回収用管の後端部側に、それぞれ取着さ
れた各分別回収手段(以下、「分別回収手段」とい
う。)と、上記各分別回収手段から選ばれる任意の一の
分別回収手段のみを上記ダスト排出用管と連通状態と
し、残りの各分別回収手段及び該ダスト排出用管を遮断
状態とする選択を順次、行わせる選択手段と、を有する
ダスト分別回収装置(以下、「分別回収装置」とい
う。)と、上記第1発明と同様なサンプリング装置と、
備えている。
【0013】本システムは、例えば、以下の様に用いら
れる。先ず、炉を所定の「一の条件」の下、連続稼働さ
せながら、サンプリング装置によりデータを集める。こ
のデータは、炉から発生するダストの構成成分の時間的
変化に関するものである。そして、再び、炉を上記「一
の条件」の下で稼働させる際に、このデータを沿って、
選択手段の稼働を制御すれば、炉から発生するダスト
を、構成成分の近似したダスト群毎に分別しながら回収
できる。尚、本システムを構成する分別回収装置及びサ
ンプリング装置は、必ずしも、一の電気炉の周辺機器に
対し、固定的に組み込まれる必要はない。例えば、サン
プリング装置が可搬型され、多数の電気炉におけるサン
プリングを兼任してもよい。また、両者が、一の電気炉
の周辺機器に固定的に組み込まれる場合でも、データ収
集を終えた後に、サンプリング装置をこの周辺機器より
取り外したり、サンプリング装置のダスト排出用管との
連通状態を解除してもよい。
【0014】本第5発明では、上記各捕集手段が、上記
サンプリング用ダストの後端部に接続された各バグフィ
ルタハウスと、該各バグフィルタハウス内に配置され、
該サンプリング用管の後端部より該各バグフィルタハウ
ス内に順次、導入されたサンプリングダストを各表面側
に付着させる各捕集用濾布を具備した各バグフィルタ
と、を備えると共に、上記各捕集用濾布の内部へと圧縮
空気を送り込み、該各捕集用濾布の各表面側に付着した
サンプリングダストを、該各捕集用濾布より分離させる
各分離手段を備えている。本発明では、本第4発明のサ
ンプリング装置が本第3発明の各捕集手段を備えてい
る。従って、分別回収の基礎となる上記「データの収
集」を、より一層、効率良く、行うことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。 (1)実施の形態1 本実施の形態は、図1〜5を用いて示されるサンプリン
グ装置に関するものである。このサンプリング装置は、
図1に示す様に、ダスト排出用管1と、サンプリング用
管2と、第1切替え用ダンパD1 と、第2切替え用ダン
パD2 と、第1捕集手段3Aと、第2捕集手段3Bと、
吸引手段6、第1分離手段7Aと、第2分離手段7Bと
を備える。上記ダスト排出用管(内径;1700mm
φ)1は、前端部を所定の電気炉(図示しない。)のダ
スト排出口に接続し、後端部を所定の集塵装置Gに接続
させている。
【0016】上記サンプリング用管(内径;200mm
φ)2は、前端部をダスト排出用管1の中間に接続させ
ている。また、後端側は、二股に枝分かれしている。更
に、サンプリング用管2の前端部側(ダスト排出用管1
との接続部の直後)には、サンプリング用ダンパ21が
配置されている。このダンパ21は、ダストのサンプリ
ング時に開放状態とされ、サンプリング用管2をダスト
排出用管1に連通した状態にする。
【0017】また、第1切替え用ダンパD1 は、サンプ
リング用管2の後端側で、且つ第1捕集手段3Aの前方
に配置されている。更に、第2切替え用ダンパD2 は、
サンプリング用管2の後端側で、且つ第2捕集手段3B
の前方に配置されている。そして、各切替え用ダンパD
1 、D2 の一方を開放状態とするときに、他方を閉鎖状
態にする。即ち、各ダンパD1 、D2 は、2つの捕集手
段3A、3Bのうちのいずれを使用するかの選択を行う
ためのものである。
【0018】上記第1及び2捕集手段3A、3Bは、図
1〜4を用いて示される様に、いずれも、バグフィルタ
ハウス31と、バグフィルタ32と、サンプル回収用ト
レイ33と、合流管体35と、を備えている。このう
ち、バグフィルタハウス31は、捕集手段3の外殻を規
定するものであり、略箱状の外形とされている。そし
て、その内部は、図2に示す様な仕切り板311によ
り、大小2つの部屋311a、311bに区画されてい
る。また、バグフィルタ32は、図1〜3を用いて示さ
れる様に、これらの部屋のうちの一方(大きい方の部
屋)311aに、2行5列に、計10個配置されてい
る。更に、サンプル回収用トレイ25は、開口部を上方
に向けつつ、バグフィルタ32の下方に配置されてい
る。また、合流管体35は、これらの部屋のうちの他方
(小さい方の部屋)311bの内部に納められている。
【0019】そして、バグフィルタ32は、図4(a)
に示す様に、濾布321と、リテーナ322と、固定用
バンド323と、連結管324とを備えている。また、
濾布321は、所定の濾過用の布地を、長尺円筒状の略
袋形状として構成されている。この布地の材質は、上記
電気炉より送られて来るダストを表面側に付着させて、
捕集できるものであれば特に問わず、例えば、天然繊
維、合成繊維、ガラス繊維等から作られた織布や、羊
毛、合成繊維等から作られた不織布を例示できる。但
し、本サンプリング装置では、高温の排ガスを取り扱う
ため、無機質の繊維の織布、合成繊維にステンレスを織
り込んだ織布、グラファイト処理を施した織布等を用い
るのが好ましい。また、防水透湿シートを用いたものを
採用するのも効果的である。
【0020】更に、リテーナ322は、図4(b)に示
す様に、略平行に多数配置される線材(長さ;約200
0mm)322aと、3つのリング材322bと、一対
の端材322c、322dを用いて構成される駕籠状の
ものである。そして、図4(a)に示す様に、このリテ
ーナ322に向かって、前方の端材322cの側より、
濾布321が被せられる。そして、濾布321の開口部
の側を、上記固定用バンド323で、締め付けることに
より、濾布321のリテーナ322への固定が行われ
る。尚、この様なバンド323を用いるのは、濾布32
1の交換の際に、濾布321の脱着を容易にするためで
ある。
【0021】また、連結管324は、図4(a)に示す
様に、その前端部をリテーナ322の後端部に接続させ
ている。更に、仕切り板311に設けられた通過孔(図
示しない。)を通過しながら、後端部を合流管体35に
連通させている。上記サンプル回収用トレイ33は、濾
布321により捕集されたダストを、受け取るためのも
のである。また、合流管体35は、図3に示す様に、適
宜、連通状態とされた複数の管を略梯子形状に組み合わ
せて構成されている。そして、各バグフィルタ32及び
これに後続する上記吸引手段6の接続、並びに、各バグ
フィルタ32及びこれに後続する各分離手段7A、7B
の接続を行うためのジョイントとして機能する。
【0022】尚、各捕集手段3A、3Bが、それぞれ、
計10個のバグフィルタ32を備え、その濾布321の
表面積の総和が8m2 とされている。但し、このバグフ
ィルタ32の数、表面積の総和、各バグフィルタ32の
サイズ等は、本発明の目的を十分に達成できる範囲で種
々選択できる。また、本形態では、各バグフィルタ32
の横向きに(軸線を横にして)配置しているため、各捕
集手段3A、3Bの全高を低くできる。従って、各捕集
手段3A、3Bがより一層、コンパクトとなる共に、濾
布321の交換、保守管理が容易である。
【0023】上記吸引手段6は、図1に示す様に、清浄
ガス吸引用管61と、吸引用ファン62とを備えてい
る。このうち清浄ガス吸引用管61は、前端部側を2股
に枝分かれさせ、後端部を吸引用ファン62に接続させ
ている。そして、2股に枝分かれした2つの前端部を、
上記各捕集手段3A、3Bの各合流管体35の上端側に
それぞれ、接続させている。また、清浄ガス吸引用管6
1の枝分かれした2つの前端側のうちの一方には第1出
口切替え用ダンパ631が配置され、他方には第2出口
切替え用ダンパ632が配置されている。更に、清浄ガ
ス吸引用管61の後端側で、且つ吸引用ファン62の前
方には、ファン入口ダンパ633が配置されている。
【0024】そして、出口切替え用ダンパ631、63
2のうちの一方を開放状態とし、他方を閉鎖状態にする
と共に、ファン入口ダンパ633を開放状態としなが
ら、吸引用ファン62を稼働すれば、清浄ガス吸引用管
61と連通している捕集手段(3A若しくは3B)の内
部で、図5(a)に示す様な「濾布321の外側→濾布
321の内側→合流管体35」という空気の流れが生ず
る。そして、排ガス中のダストが濾布321の表面側に
付着すると共に、清浄ガスが捕集手段3の外部へと導出
される。
【0025】上記第1及び2分離手段7A、7Bは、図
1に示す様に、各捕集手段3A、3B毎に配置されお
り、圧縮空気搬送用管71と、コンプレッサ72とを備
えている。このうち、圧縮空気搬送用管71は、前端部
側を3股に枝分かれさせ、後端部をコンプレッサ72に
接続させている。そして、図3に示す様に、3股に枝分
かれした3つの前端部を上記各合流管体35の上方、中
間、下方のそれぞれに、接続している。また、圧縮空気
搬送用管71の後端側であって、コンプレッサ72の前
方には、捕集手段入口ダンパ731が配置されている。
【0026】そして、この捕集手段入口ダンパ731を
開放状態とし、コンプレッサ72を稼働すると、捕集手
段(3A若しくは3B)の内部で、図5(b)に示す様
な「合流管体35→濾布321の内側→濾布321の外
側」という圧縮空気の流れを生ずる。このため、濾布3
21の表面側に付着しているダストは、濾布321から
分離して、剥離することとなる。そして、この分離した
ダストは、上記捕集手段(3A若しくは3B)の内部を
下降し、上記サンプル回収用トレイ33に納まる。尚、
この圧縮空気の送り方式は、種々選択され、定常的に送
られる方式でも、間欠的(加圧及び減圧を繰り返しても
よい。)に送られる逆洗方式でも、瞬間的に送られるパ
ルスジェット方式であってもよい。また、上記管71及
びコンプレッサ72を備えずに、濾布321を振動させ
て分離を行う振動方式とすることもできる。
【0027】尚、本サンプリング装置では、上記各ダン
パD1 、D2 、21、631、632、73や、吸引用
ファン62、コンプレッサ72等の様に、選択的に稼働
する部品を多数備えている。従って、図1に示す様な操
作盤S1 を用いて、これらの部品の稼働を操作したり、
制御盤S2 、S3 等を用いて、これらの稼働を自動制御
することもできる。また、本サンプリング装置は、上記
電気炉に対して、固定的に配置されるものであっても、
上記電気炉から脱着自在とされてもよい。後者の場合に
は、上記電気炉でのサンプリングを終了した後に、サン
プリングを行いたい他の電気炉に移動することができ
る。
【0028】次に、以上の様に構成されるサンプリング
装置の使用例を簡単に述べる。先ず、所定の屑鉄を、上
記電気炉に装入し、所定の稼働条件の下で、稼働させ
る。これと同時に、サンプリング用ダンパ21を開放状
態として、サンプリング用管2をダスト排出用管1と連
通させる。また、第1切替え用ダンパD1 を開放状態と
して、第1捕集手段3A及びダスト排出用管1を連通さ
せる。一方、第2切替え用ダンパD1 は、閉鎖状態にし
ておく。また、これらの操作と共に、第1出口切替え用
ダンパ631及びファン入口ダンパ633を開放状態と
し、且つ吸引用ファン62の稼働を開始する。そして、
この状態を、約10分間(以下、「第1時間帯」とい
う。)、維持してダストの捕集を行う(以下、「第1捕
集操作」という。)。
【0029】次いで、第1切替え用ダンパD1 を閉鎖状
態とし、且つ第2切替え用ダンパD2 を開放状態とし
て、第2捕集手段3B及びダスト排出用管1を連通させ
る。これと同時に、第1出口切替え用ダンパ631を閉
鎖状態とし、且つ第2出口切替え用ダンパ632を開放
状態とし、この状態を、約10分間(以下、「第2時間
帯」という。)、維持してダストの捕集を行う(以下、
「第2捕集操作」という。)。また、この第2捕集操作
中に、第1分離手段7Aの捕集手段入口ダンパ731を
開放状態とし、且つこの装置7Aのコンプレッサ72の
稼働を開始する。この結果、第1捕集操作の際に、第1
捕集手段3Aの各濾布321に付着していたダストは、
各濾布321より分離、剥離して、サンプル回収用トレ
イ33の内部に収納される。そして、サンプル回収用ト
レイ33を取り出せば、上記「第1捕集操作」で捕集し
たサンプルが回収される。
【0030】また、「第2捕集操作」が終了した後に、
上記「第1捕集操作」と同様な「第3捕集操作」を行う
と共に、「第2捕集操作」で捕集したダストの回収が行
われる。そして、この様な捕集操作及び回収操作を、電
気炉の操業中に順次、繰り返せば、連続的なサンプリン
グを行うことができる。但し、各捕集操作に要する時間
は、全サンプリングを通じて、一定とされる必要はな
い。また、各捕集操作が、間隔をあけずに連続的に行わ
れても、各捕集操作の間に、待機時間が設けられてもよ
い。
【0031】以上の様に、本サンプリング装置は、ダス
トの回収を行うための集塵装置と無関係に設けられるた
め、装置(特に、捕集手段3A、3B)を、取り扱いの
容易なサイズとできる。このため、分析に必要な量のダ
ストを簡易、且つ迅速にサンプリングできる。また、複
数の捕集手段3A、3Bを備え、且つ一方の捕集手段3
A(3B)が捕集を行う場合には、他方の捕集手段3B
(3A)は排ガスから遮断された状態となる。従って、
第1時間帯のサンプリングダストに、第2時間帯のサン
プリングダストが混入すること等を防止できる。即ち、
目的とする時間帯のダスト毎に分離しながらサンプリン
グを行うことができる。更に、本サンプリング装置は、
上記の様なバグフィルタ32及び分離手段7A、7Bを
備えるため、捕集したダストを濾布321から分離する
ことが容易である。そして、本サンプリング装置を用い
て得られるデータを利用すれば、ダストの分別回収を効
率良く、行うことができる。
【0032】尚、上記各捕集手段3A、3Bとして、
「遠心力集塵方式」、「電気集塵方式」等のバグフィル
タ方式以外のものを用いることもできる。この「遠心力
集塵方式」では、排ガスを旋回回転させ、ダストの遠心
力を利用して、ダストの分離を行う。また、「電気集塵
方式」では、直流高電圧により、コロナ放電を発生さ
せ、排ガスの各粒子を帯電させ、この帯電粒子を電場内
の電気力により、分離して、ダスト及び清浄ガスの分離
を行う。但し、「遠心力集塵方式」では、バグフィルタ
方式に比べ、ダストの集塵効率がやや劣ることが多く、
「電気集塵方式」では、装置が大型のものとなり易い。
従って、各捕集手段としては、本形態に示すバグフィル
タ方式が特に優れていると考えられる。
【0033】(2)実施の形態2 本実施の形態は、実施の形態1と同様なサンプリング装
置と、分別回収装置とを備えた分別回収システムに関す
るものである。この分別回収装置は、図6に示す様に、
ダスト回収用管(内径;1700mm)81と、選択用
ダンパ821、822と、第1分別回収手段831と、
第2分別回収手段832とを備えている。このうち、ダ
スト回収用管81の前端部は、ダスト排出用管1の後端
部に接続され、後端側は2股に枝分かれしている。ま
た、この管81の一方の後端部には、第1分別回収手段
831が接続され、他方の後端部には、第2分別回収手
段831が接続されている。
【0034】更に、選択用ダンパ821、822は、こ
の管81の枝分かれした各後端部側に配置されている。
そして、このダンパ821、822を用いて、使用する
分別回収手段831、832の選択が行われる。尚、ダ
スト回収用管81の前端部側には、分別回収手段入口ダ
ンパ823が配置されている。また、第1及び2分別回
収手段831、832は、上記各捕集手段3A、3Bを
大型にしたものである。例えば、バグフィルタの外形
が、300mmφ×15m程度とされている。但し、各
分別回収手段831、832として、「遠心力集塵方
式」、「電気集塵方式」等のものを用いることもでき
る。尚、各分別回収手段831、832の後方には、上
記サンプリング装置と同様な構造を備え、且つそれより
も大型の吸引手段、分離手段等を配置されているが、図
6では、これらの図示を省略する。
【0035】次に、本システムの使用例を説明する。先
ず、実施の形態1の使用例と同様に、所定の稼働条件の
下で、電気炉を稼働させながら、上記サンプリング装置
を用いてデータを集める。そして、再び、電気炉を同一
の条件の下で稼働させる際に、このデータを用いて、選
択用ダンパ821、822の作動を制御する。具体的に
は、電気炉から発生するダストの構成成分が近似する時
間帯を見つけ出す。そして、この時間帯が、別の時間帯
に変わる毎に、選択用ダンパ821、822を操作す
る。この結果、電気炉から発生するダストを、各ダスト
群毎に分別しながら、各分別回収手段831、832毎
に回収できる。従って、本システムを用いれば、ダスト
の分別回収を効率良く、しかも、高精度で行える。尚、
本システムを構成するサンプリング装置は、一の電気炉
の周辺機器に対し、固定的に配置されてもよいが、可搬
型のものとされてもよい。また、電気炉等が小型で、ダ
ストの回収装置を大型にする必要ない場合には、サンプ
リング装置が分別回収装置の役割を兼任してもよい。
【0036】尚、本発明においては、上記各実施の形態
に具体的に例示するものに限らず、目的的、用途に応じ
て本発明の範囲内で種々変更した実施の形態、変形的な
形態を例示できる。即ち、上記実施の形態では、電気炉
の操業を中心に述べたが、高炉等の他の溶鋼用の炉や、
各種ボイラーの燃焼炉等のその他の炉の操業に際して
も、上記サンプリング装置及び分別回収システムを利用
できる。また、上記サンプリング装置若しくは分別回収
システムを用いて、サンプリング及び分別回収を同時進
行することもできる。
【0037】
【発明の効果】以上の様に、本第1〜3発明のサンプリ
ング装置によれば、電気炉、高炉等から発生するダスト
のサンプリングを、高い精度の下で、効率良く行える。
また、本第4及び5発明の分別回収システムによれば、
電気炉、高炉等から発生するダストを構成成分の近似し
たダスト群毎に分別しながら回収することが容易であ
る。従って、本第1〜5発明によれば、各種炉を操業す
る際に生ずるダストの有効利用を図ることが容易にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1のサンプリング装置の概略を説明
するための説明図である。
【図2】図1のサンプリング装置が備える捕集手段を説
明するための一部を切り欠いた平面図である。
【図3】図1のサンプリング装置が備える捕集手段を構
成するバグフィルタ及び合流管体を示す正面図である。
【図4】(a)は図1のサンプリング装置が備えるバグ
フィルタの一部に縦断面を示す斜視図、(b)図4
(a)のバグフィルタが備えるリテーナの斜視図であ
る。
【図5】(a)は吸引手段を稼働させたときの捕集手段
内の空気の流れを示す説明図、(b)は各分離手段を稼
働させたときの捕集手段内の圧縮空気の流れを示す説明
図である。
【図6】発明の実施の形態2の分別回収ステムを構成す
る分別回収装置の概略を示す説明図である。
【図7】従来の集塵装置を説明するための説明図であ
る。
【図8】図7に示す炉から発生する排ガスの温度の時間
的な変化を示すグラフ(一例)である。
【符号の説明】
1;ダスト排出用管、2;サンプリング用管、D1 、D
2 ;切替え用ダンパ、21;サンプリング用ダンパ、3
A、3B;捕集手段、31;バグフィルタハウス、31
1;仕切り板、32;バグフィルタ、321;濾布、3
22;リテーナ、323;固定用バンド、324;連結
管、33;サンプル回収用トレイ、35;合流管体、
6;吸引手段、61;清浄ガス吸引用管、62;吸引用
ファン、631、632;出口切替え用ダンパ、63
3;ファン入口ダンパ、7A、7B;分離手段、71;
圧縮空気搬送用管、72;コンプレッサ、731;捕集
手段入口ダンパ、S1 ;操作盤、S2 、S3 ;制御盤、
81;ダスト回収用管、821、822;選択用ダン
パ、831、832;分別回収手段。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 炉から発生するダストをサンプリングす
    るためのダストサンプリング装置であって、 上記炉に接続されたダスト排出用管の中間部に前端部が
    接続され、後端部側を2股以上に枝分かれさせたサンプ
    リング用管と、該サンプリング用管の後端部側に、それ
    ぞれ取着された各サンプリングダスト捕集手段と、上記
    各サンプリングダスト捕集手段から選ばれる任意の一の
    サンプリングダスト捕集手段のみを上記ダスト排出用管
    と連通状態とし、残りの各サンプリングダスト捕集手段
    及び該ダスト排出用管を遮断状態とする選択を順次、行
    わせる切替え手段と、を備えることを特徴とするダスト
    サンプリング装置。
  2. 【請求項2】 上記各サンプリングダスト捕集手段が、
    上記サンプリング用ダストの後端部に接続された各バグ
    フィルタハウスと、 該各バグフィルタハウス内に配置され、該サンプリング
    用管の後端部より該各バグフィルタハウス内に順次、導
    入されたサンプリングダストを各表面側に付着させる各
    捕集用濾布を有する各バグフィルタと、を備える請求項
    1記載のダストサンプリング装置。
  3. 【請求項3】 上記各捕集用濾布の内部へと圧縮空気を
    送り込み、該各捕集用濾布の各表面側に付着したサンプ
    リングダストを、該各捕集用濾布より分離させる各分離
    手段を備える請求項2記載のダストサンプリング装置。
  4. 【請求項4】 炉から発生するダストを構成成分の近似
    したダスト群毎に分別しながら回収するためのダスト分
    別回収システムであって、 上記炉に接続されたダスト排出用管の後端部に前端部が
    接続され、後端部側を2股以上に枝分かれさせたダスト
    回収用管と、該ダスト回収用管の後端部側に、それぞれ
    取着された各ダスト分別回収手段と、上記各ダスト分別
    回収手段から選ばれる任意の一のダスト分別回収手段の
    みを上記ダスト排出用管と連通状態とし、残りの各ダス
    ト分別回収手段及び該ダスト排出用管を遮断状態とする
    選択を順次、行わせる選択手段と、を有するダスト分別
    回収装置と、 上記ダスト排出用管の中間部に接続され、後端部側を2
    股以上に枝分かれさせたサンプリング用管と、該サンプ
    リング用管の後端部側に、それぞれ取着された各サンプ
    リングダスト捕集手段と、上記各サンプリングダスト捕
    集手段から選ばれる任意の一のサンプリングダスト捕集
    手段のみを上記ダスト排出用管と連通状態とし、残りの
    各サンプリングダスト捕集手段及び該ダスト排出用管を
    遮断状態とする選択を順次、行わせる切替え手段と、を
    有するダストサンプリング装置と、備えることを特徴と
    するダスト分別回収システム。
  5. 【請求項5】 上記各サンプリングダスト捕集手段が、
    上記サンプリング用ダストの後端部に接続された各バグ
    フィルタハウスと、該各バグフィルタハウス内に配置さ
    れ、該サンプリング用管の後端部より該各バグフィルタ
    ハウス内に順次、導入されたサンプリングダストを各表
    面側に付着させる各捕集用濾布を具備した各バグフィル
    タと、を備えると共に、上記各捕集用濾布の内部へと圧
    縮空気を送り込み、該各捕集用濾布の各表面側に付着し
    たサンプリングダストを、該各捕集用濾布より分離させ
    る各分離手段を備える請求項4記載のダスト分別回収シ
    ステム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012501828A (ja) * 2008-09-05 2012-01-26 エムティーティー テクノロジーズ リミテッド フィルタアセンブリ
US10933620B2 (en) 2014-11-21 2021-03-02 Renishaw Plc Additive manufacturing apparatus and methods
JP2022118743A (ja) * 2021-02-03 2022-08-16 株式会社サタコ フィルタの浄化装置

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