JPH09239159A - デスクアクセサリー - Google Patents

デスクアクセサリー

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JPH09239159A
JPH09239159A JP7122296A JP7122296A JPH09239159A JP H09239159 A JPH09239159 A JP H09239159A JP 7122296 A JP7122296 A JP 7122296A JP 7122296 A JP7122296 A JP 7122296A JP H09239159 A JPH09239159 A JP H09239159A
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JP
Japan
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housing part
mainspring
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gear
spring
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JP7122296A
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Ryoichi Sato
良一 佐藤
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Takara Co Ltd
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Takara Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】デスクアクセサリーの備える本来の機能に加え
遊びの機能を付加することにより事務的なデスクワーク
に安らぎと精神的なゆとりを生み出すことのできるデス
クアクセサリーを提供すること。 【解決手段】本体1上面には動作体2が動作可能に配置
されるとともに、本体1内部には上記動作体2をゼンマ
イを駆動源として駆動する駆動手段3と、該駆動手段3
によって常に本体1の前方に露出するように付勢された
収納部4と、上記駆動手段3の作動を制御する制御部材
5とを配置し、上記収納部4は本体1内部に押し戻した
時に該駆動手段3のゼンマイを巻き上げる巻上機構Aを
備え、上記制御部材5は上記収納部4が本体1内に押し
戻された時係合してこれを係止するとともに、上部は本
体1上面から上方に突出させ上記収納部4の係止を解除
操作可能に設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、動作体を備えたデ
スクアクセサリーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、デスクアクセサリーは、鉛筆、ボ
ールペン等の筆記具や、クリップ、消しゴム等の小物品
を収容する道具として知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
デスクアクセサリーは機能本位で遊び心に欠けるもので
あった。
【0004】本発明は上記問題点を解消し、デスクアク
セサリーの備える本来の機能に加え遊びの機能を付加す
ることにより事務的なデスクワークに安らぎと精神的な
ゆとりを生み出すことのできるデスクアクセサリーを提
供することをその課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明に係るデスクアクセサリーは、本体上面には
動作体が動作可能に配置されるとともに、以下の要件を
備えたことを特徴とする。 (イ)本体内部には上記動作体に連係し、該動作体をゼ
ンマイを駆動源として駆動する駆動手段と、小物品を収
納する収納部と、上記駆動手段の作動を制御する制御部
材とが配置されていること (ロ)上記収納部は上記駆動手段によって常に本体の前
方に露出するように付勢されているとともに、上記収納
部には上記駆動手段に抗して本体内部に押し戻した時に
該駆動手段のゼンマイを巻き上げる巻上機構が設けられ
ていること (ハ)上記制御部材は上記収納部が本体内に押し戻され
た時係合して該収納部を係止するとともに、上部は本体
上面から上方に突出し上記収納部の係止を解除操作可能
に設けられていること
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面によって本発明の実施
の形態について説明する。
【0007】図1はデスクアクセサリーを示し、このデ
スクアクセサリーは本体1の上面に動作体2が動作可能
に配置されるとともに、内部には上記動作体2を駆動す
る駆動手段3と、小物を収納する収納部4と、上記駆動
手段3の作動を制御する制御部材5とが配置されてい
る。
【0008】本体1は図2に示すように、上部材1aと
下部材1bとで構成され、上部材1aにはペンや鉛筆を
挿入する挿入口10と、ゼムクリップ等を収容する凹部
11と、制御部材5の上部に形成された押しボタン52
を突出させる穴部12と、動作体2を覆うカバー15を
露出させる開口部13とが形成されている。
【0009】下部材1bの前面には収納部4が出没する
切り欠き16が形成され、内部には駆動手段3を固定す
る固定部17と、上記挿入口10の下方に位置する場所
にペンや鉛筆等の先端部を保持する保持部18と、収納
部4を回動自在に軸支する支軸19とが形成されてい
る。
【0010】動作体2は人形を模して形成され基板21
上に動作可能に配置されるとともに透明なプラスチック
で半球状に形成されたカバー15で覆われている。図3
に示すように、上記動作体2の下端には軸体2aが下方
に突出して形成され、この軸体2aは基板21に形成さ
れた穴部22を貫通し、さらに動作板23に形成された
ガイド穴24を貫通して下方に突出し、先端には抜け止
め25が取着されている。
【0011】そして、上記動作板23には偏心カム27
に遊嵌する嵌合孔26が形成され、上記偏心カム27が
回転することにより水平方向に揺動し、ガイド穴24を
貫通した軸体2aを動かして動作体2を揺動させるよう
に設けられている。また、偏心カム27のギヤ27aに
噛合するギヤ28の軸28aは基板21を貫通して上方
に突出し、先端にはルーレットを模した円板状の動作体
29が固定されている。上記動作体29はギヤ28が偏
心カム27のギヤ27aにより回転させられると恰もル
ーレットが作動しているように回転する。
【0012】なお、偏心カム27の軸の下端27bに形
成された嵌合孔(図示せず)は後述の駆動手段3の出力
軸32に嵌合し、該出力軸32に連係して回転するよう
に設けられている。
【0013】駆動手段3は巻上ギヤ31を駆動すること
によりゼンマイ(図示せず)を巻き上げ、ゼンマイの巻
き戻り力で出力軸32を回転させるように設けられたゼ
ンマイユニットで構成され、下部材1bに形成された固
定部17内に収納されるとともに蓋部材33で固定され
ている。このゼンマイユニット3は公知のものでゼンマ
イの巻き上げ時にはゼンマイの取付軸と同一軸に固定さ
れたギヤに噛合した遊星ギヤが出力軸32と同一軸に固
定されたギヤから外れ、ゼンマイの巻き戻り時には遊星
ギヤが出力軸32のギヤに噛合し、この出力軸32を回
転するように設けられているものである。
【0014】収納部4は略扇状に形成された箱体で要に
相当する部位には軸受41が形成され上記支軸19に回
動自在に軸支されるとともに、円弧状の側壁4aの上端
の一部には制御部材5の先端に形成された係止片51が
係合する切り欠き42が形成されている。そして、この
収納部4にはゼンマイユニット3のゼンマイを巻き上げ
る巻上機構Aが設けられ、この巻上機構Aは収納部4の
壁面外側に連接し、上記軸受41と同一軸上に形成され
た扇状の駆動ギヤ43で構成されている。
【0015】上記駆動ギヤ43はゼンマイユニット3の
ゼンマイを巻き上げる巻上ギヤ31に噛合し、収納部4
を本体1内部に押し戻す時に駆動ギヤ43で上記巻上ギ
ヤ31を駆動してゼンマイを巻き上げるとともに、ゼン
マイが巻き戻る時には逆転する巻上ギヤ31に連係して
作動し、収納部4を支軸19を中心に回動させて下部材
1aの切り欠き16から前方に露出させるように設けら
れている。
【0016】制御部材5は上部材1aの下側面に取着さ
れる仕切板53上に軸54を中心に上下に回動自在に設
けられ、上部に形成された押しボタン52はスプリング
55により上部材1aの穴部12から常に上方に突出す
るとともに先端に形成された係止片51が仕切板53に
形成された貫通孔56から下方に突出するように付勢さ
れている。
【0017】上記係止片51の先端は上記収納部4の側
壁4aの移動軌跡上に位置し、スプリング55で常に側
壁4aの上端面に当接するように付勢され、収納部4が
本体1内に押し戻された時に収納部4の側壁4aに形成
された切り欠き42に係合し、収納部4を係止するとと
もにゼンマイユニット3のゼンマイの巻き戻りを阻止す
るように設けられている。
【0018】そして、本体1の上面に突出した押しボタ
ン52をスプリング55に抗して押下すると、制御部材
5は軸54を中心に回動することにより係止片51が上
動して切り欠き42から外れ収納部4の係止を解除操作
できるように設けられている。
【0019】上記構成のデスクアクセサリーによれば、
図4に示すように挿入口10から鉛筆等の筆記具60を
入れると下部材1bに形成された保持部18(図2参
照)で倒れないように保持され、凹部11にはゼムクリ
ップ61を収容することができる。また、収納部4には
消しゴム等の小物品62を収納することができ、デスク
(図示せず)等の上においてデスクアクセサリーとして
有効に使用することができる。
【0020】そして、開いている収納部4を本体1内に
押し戻すと、この収納部4は支軸19を中心に回動し、
収納部4に形成された巻上機構A(駆動ギヤ43)がゼ
ンマイユニット3の巻上ギヤ31を回転させてゼンマイ
を巻き上げる。上記収納部4の円弧状の側壁4aの上面
には制御部材5の係止片51がスプリング55に付勢さ
れて当接しているので(図5(a)参照)、収納部4の
前壁4bが上部材1aと面一になるまで押し戻すと側壁
4aに形成された切り欠き42に係止片41が係合し、
押しボタン52が上部材1aの穴部12から上方に突出
するとともに収納部4を係止するので(図5(b)参
照)、押し戻しを止めてもゼンマイに付勢されて収納部
4が前方に回動することはない。
【0021】収納部4に収納された小物品を取り出す時
は、図5(c)に示すように上部材1aの穴部12から
上方に突出した押しボタン52を押下する。押しボタン
52が押されると制御部材5は軸54を中心に矢印a方
向に回動し、係止片51が上動するので切り欠き42と
の係合が外れ、収納部4の係止が外れるとともにゼンマ
イユニット3のゼンマイの巻き戻りが始まるので巻上ギ
ヤ31が逆回転を始める。この巻上ギヤ31には収納部
4の駆動ギヤ43が噛合しているので、この駆動ギヤ4
3が駆動され収納部4は支軸19を中心に回動し本体1
の前方に露出する。このように、収納部4はゼンマイユ
ニット3で常に本体1の前方に露出するように付勢され
ているので、ボタン52を押すだけで収納部を開けるこ
とができ、容易に収納部内の小物品を取り出すことがで
きる。
【0022】上記ゼンマイユニット3のゼンマイの巻き
戻りが始まると、この巻き戻り力で出力軸32も同時に
回転するので、この出力軸32に連結した偏心カム27
も回転を始める(図2参照)。この偏心カム27は動作
板23の嵌合孔26に遊嵌しているので、動作板23は
水平方向に揺動する(図3参照)。動作板23のガイド
穴24には動作体2の軸体2aが係合しているので、動
作板23が揺動すると上記軸体2aは基板21の穴部2
2を支点に揺動し人形を模した動作体2が動き出す。
【0023】上記偏心カム27と同一軸のギヤ27aに
は、ギヤ28が噛合しているので上記出力軸32の回転
に連動してギヤ28も回転する。このギヤ28の回転軸
28aの先端にはルーレットを模した動作体29が固定
されているので、この動作体29は回転を始める。
【0024】上述のように、収納部内の小物品を取り出
すために押しボタンを押すと、ゼンマイユニットのゼン
マイの巻き戻り力で収納部が開くとともに、本体の上面
に配置された小さな動作体がさまざまな動作をするの
で、デスクアクセサリー本来の機能(収納機能)に遊び
心が付加され思わず心が和み、期せずして気分転換を図
ることができ、デスクワークにゆとりを生むことができ
るので、子どもだけではなく大人にとっても有効なデス
クアクセサリーを提供することができる。
【0025】また、収納部を閉じることにより駆動手段
のゼンマイを自動的に巻き上げるので、ゼンマイ巻き上
げのための特別な操作が不要なうえ、無意識のうちにゼ
ンマイを巻き上げることができる。
【0026】なお、上述のデスクアクセサリーでは動作
体を人形を模して形成したが、犬や猫等の動物を模して
形成してもかまわない。
【0027】
【発明の効果】本発明に係るデスクアクセサリーによれ
ば、事務用品を収納できるとともに、収納した事務用品
を取り出すときに押しボタンを押すだけで収納部が自動
的に開くとともに動作体が動き出すので事務機本来の機
能に加えて遊びの機能を付加することができ事務的なデ
スクワークに安らぎと精神的なゆとりを生み出すことが
できる。
【0028】また、収納部を閉じるだけで駆動手段のゼ
ンマイを自動的に巻き上げることができ、ゼンマイ巻き
上げのための特別な操作が不要なうえ、無意識のうちに
ゼンマイを巻き上げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るデスクアクセサリーの構成を示す
斜視図
【図2】上記デスクアクセサリーの内部構造を示す分解
斜視図
【図3】動作体の構成を示す斜視図
【図4】上記デスクアクセサリーの使用状態を示す斜視
【図5】(a)(b)(c)は制御部材の作動状態を示
すデスクアクセサリ−の要部断面図
【符号の説明】
1 本体 2 動作体 3 駆動手段 4 収納部 5 制御部材 A 巻上機構

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体上面には動作体が動作可能に配置さ
    れるとともに、以下の要件を備えたことを特徴とするデ
    スクアクセサリー。 (イ)本体内部には上記動作体に連係し、該動作体をゼ
    ンマイを駆動源として駆動する駆動手段と、小物品を収
    納する収納部と、上記駆動手段の作動を制御する制御部
    材とが配置されていること (ロ)上記収納部は上記駆動手段によって常に本体の前
    方に露出するように付勢されているとともに、上記収納
    部には上記駆動手段に抗して本体内部に押し戻した時に
    該駆動手段のゼンマイを巻き上げる巻上機構が設けられ
    ていること (ハ)上記制御部材は上記収納部が本体内に押し戻され
    た時係合して該収納部を係止するとともに、上部は本体
    上面から上方に突出し上記収納部の係止を解除操作可能
    に設けられていること
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