JPH0923890A - 新規生理活性物質nf02411aおよびb、その製造法およびその用途 - Google Patents
新規生理活性物質nf02411aおよびb、その製造法およびその用途Info
- Publication number
- JPH0923890A JPH0923890A JP7200305A JP20030595A JPH0923890A JP H0923890 A JPH0923890 A JP H0923890A JP 7200305 A JP7200305 A JP 7200305A JP 20030595 A JP20030595 A JP 20030595A JP H0923890 A JPH0923890 A JP H0923890A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- physiologically active
- nf02411a
- methanol
- spectrum
- chloroform
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
- Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)
- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
- Compounds Of Unknown Constitution (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】殺虫活性、殺線虫活性および抗腫瘍活性を有す
る新規生理活性物質物質の提供。 【解決手段】アクレモニウム sp.NF02411株
(FERM P−14917)の培養によって新規生理
活性物質NF02411A及びBを得る。
る新規生理活性物質物質の提供。 【解決手段】アクレモニウム sp.NF02411株
(FERM P−14917)の培養によって新規生理
活性物質NF02411A及びBを得る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は新規生理活性物質N
F02411AおよびB、その製造法およびそれを有効
成分とする農薬、医薬あるいは動物薬、特に殺虫剤、殺
線虫剤あるいは抗腫瘍剤に関する。
F02411AおよびB、その製造法およびそれを有効
成分とする農薬、医薬あるいは動物薬、特に殺虫剤、殺
線虫剤あるいは抗腫瘍剤に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、殺虫剤としては、有機リン剤、カ
ーバメート剤等が使用されている。殺線虫剤としては、
メチルブロマイド、クロルピクリン等のくん蒸剤やオキ
サミル、モネンシン、ラサロシド、サリノマイシン等が
使用されている。抗腫瘍剤としては、アドリアマイシ
ン、アクチノマイシン等が使用されている。
ーバメート剤等が使用されている。殺線虫剤としては、
メチルブロマイド、クロルピクリン等のくん蒸剤やオキ
サミル、モネンシン、ラサロシド、サリノマイシン等が
使用されている。抗腫瘍剤としては、アドリアマイシ
ン、アクチノマイシン等が使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、使用されている
殺虫剤、殺線虫剤または抗腫瘍剤は効力、毒性などの点
で不十分であり、また抵抗性などの問題もあり、新しい
殺虫剤、殺線虫剤、抗腫瘍剤が求められている。
殺虫剤、殺線虫剤または抗腫瘍剤は効力、毒性などの点
で不十分であり、また抵抗性などの問題もあり、新しい
殺虫剤、殺線虫剤、抗腫瘍剤が求められている。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで発明者らは微生物
の代謝産物について種々検索した結果、アクレモニウム
属に属する一菌株が新規生理活性物質NF02411A
およびBを産生すること及び該生理活性物質が優れた殺
虫活性、殺線虫活性および抗腫瘍活性を有することを見
出した。本発明は上記知見に基づいて完成されたもので
ある。即ち本発明は新規生理活性物質NF02411A
若しくはB又はそれら両方を有効成分とする農薬、医薬
又は動物薬特に、殺虫剤、殺線虫剤又は抗腫瘍剤に関す
るものである。
の代謝産物について種々検索した結果、アクレモニウム
属に属する一菌株が新規生理活性物質NF02411A
およびBを産生すること及び該生理活性物質が優れた殺
虫活性、殺線虫活性および抗腫瘍活性を有することを見
出した。本発明は上記知見に基づいて完成されたもので
ある。即ち本発明は新規生理活性物質NF02411A
若しくはB又はそれら両方を有効成分とする農薬、医薬
又は動物薬特に、殺虫剤、殺線虫剤又は抗腫瘍剤に関す
るものである。
【0005】上記新規生理活性物質NF02411Aお
よびBはアクレモニウム(Acremonium)属に属するNF
02411生産菌を培養し、新規生理活性物質NF02
411AおよびBを生成蓄積せしめ、この培養物より新
規生理活性物質NF02411AおよびBを採取するこ
とにより得られる。
よびBはアクレモニウム(Acremonium)属に属するNF
02411生産菌を培養し、新規生理活性物質NF02
411AおよびBを生成蓄積せしめ、この培養物より新
規生理活性物質NF02411AおよびBを採取するこ
とにより得られる。
【0006】NF02411AおよびBの生産菌の代表
的なものとして、土壌より分離したアクレモニウム エ
スピー NF 02411(Acremonium sp. NF 02411
)株(FERM P−14917)が挙げられる。
的なものとして、土壌より分離したアクレモニウム エ
スピー NF 02411(Acremonium sp. NF 02411
)株(FERM P−14917)が挙げられる。
【0007】本発明における新規生理活性物質NF02
411AおよびBの生産菌はアクレモニウム(Acremoni
um)属に属するが、例えば、本発明者らが分離したNF
02411(寄託番号FERM P−14917)菌株
は、本発明に最も有効に使用される菌株の一例である。
新規生理活性物質NF02411AおよびBの生産菌の
代表的な1例は次の菌学的および生理学的性質を有す
る。
411AおよびBの生産菌はアクレモニウム(Acremoni
um)属に属するが、例えば、本発明者らが分離したNF
02411(寄託番号FERM P−14917)菌株
は、本発明に最も有効に使用される菌株の一例である。
新規生理活性物質NF02411AおよびBの生産菌の
代表的な1例は次の菌学的および生理学的性質を有す
る。
【0008】菌学的性質 1.形態的性質 コーンミール寒天培地上で生育した本菌株の光学顕微鏡
下での形態的特徴を以下に記述する。菌糸は、無色、滑
面、隔壁を有する。分生子柄は、無色、長さは35〜112
μm、気生菌糸から単生もしくは2〜3本輪生状に形成
され、細長い円柱形となり直立、または湾曲する。分生
子柄基部の径は 1.2〜3.8 μm、表面はいぼ状粗面を呈
し、隔壁は無いか、もしくは1〜3個有する。分生子柄
頂部は先細りとなり、径は 0.9〜1.3 μm、表面は滑
面、先端は不明瞭なカラーを有する。分生子は、無色、
フィアロ型分生子。大きさは3.1 〜13.8×1.2 〜2.5 μ
m。形は不規則で、だ円形、長だ円形、紡錘形、単細胞
または隔壁を有して2細胞となる。表面は滑面。分生子
柄先端で形成された分生子は、粘球となって先端にかた
まる。
下での形態的特徴を以下に記述する。菌糸は、無色、滑
面、隔壁を有する。分生子柄は、無色、長さは35〜112
μm、気生菌糸から単生もしくは2〜3本輪生状に形成
され、細長い円柱形となり直立、または湾曲する。分生
子柄基部の径は 1.2〜3.8 μm、表面はいぼ状粗面を呈
し、隔壁は無いか、もしくは1〜3個有する。分生子柄
頂部は先細りとなり、径は 0.9〜1.3 μm、表面は滑
面、先端は不明瞭なカラーを有する。分生子は、無色、
フィアロ型分生子。大きさは3.1 〜13.8×1.2 〜2.5 μ
m。形は不規則で、だ円形、長だ円形、紡錘形、単細胞
または隔壁を有して2細胞となる。表面は滑面。分生子
柄先端で形成された分生子は、粘球となって先端にかた
まる。
【0009】2.各種培地での生育 各種培地上で25℃、7日間培養したときの生育状態を
表1に示す。本菌株は、ポテト・デキストロース寒天培
地、麦芽エキス寒天培地、オートミール寒天培地上での
生育は速く、ゆるい綿毛状の集落となり、分生子形成は
良好である。集落の表面及び裏面は白色を呈する。コー
ンミール寒天培地上での生育は気生菌糸が薄く広がりビ
ロード状の集落となるが、分生子形成は良好である。
表1に示す。本菌株は、ポテト・デキストロース寒天培
地、麦芽エキス寒天培地、オートミール寒天培地上での
生育は速く、ゆるい綿毛状の集落となり、分生子形成は
良好である。集落の表面及び裏面は白色を呈する。コー
ンミール寒天培地上での生育は気生菌糸が薄く広がりビ
ロード状の集落となるが、分生子形成は良好である。
【0010】
【表1】 表1 生育状態 分生子 可溶性 培地 集落形態 集落表面色調 集落裏面色調 形成 色素 集落の径 ────────────────────────────────── ホ゜テト・ 良好 白色 白色 良好 なし テ゛キストロース 綿毛状 寒天培地 57−59mm 麦芽エキス 良好 白色 白色 良好 なし 寒天培地 綿毛状 40−43mm ツアヘ゜ック やや悪い 白色 白色 やや なし 寒天培地 ヒ゛ロート゛状 不良 21−28mm コーンミール やや悪い 無色〜白色 白色 良好 なし 寒天培地 ヒ゛ロート゛状 35−38mm オートミール 良好 白色 白色 良好 なし 寒天培地 綿毛状 45−51mm
【0011】生理学的性質 本菌株は、好気性で、麦芽エキス寒天培地において生育
pH範囲は4〜13で、至適pHは7〜9である。また、生育
至適温度は25℃付近で、37℃では生育しない。
pH範囲は4〜13で、至適pHは7〜9である。また、生育
至適温度は25℃付近で、37℃では生育しない。
【0012】以上の菌学的および生理学的性状より本菌
株は、ホークスワース(D.L.Hawksworth)、サットン(B.
C.Sutton)、エーンズワース(G.C.Ainsworth) 編、「エ
ーンズワース・アンド・ビスビーズ・ディクショナリー
・オブ・ザ・ファンジャイ第7版(Ainsworth and Bisb
y's Dictinary of the Fungi, 7th ed.(1983))」に従
い、真菌門、不完全菌亜門、不完全糸状菌綱のアクレモ
ニウム(Acremonium)に属する一菌株であることが明ら
かになり本菌株をアクレモニウム エスピー NF02
411(Acremonium sp. NF 02411 )株と命名した。な
お、該当菌株は、工業技術院生命工学工業技術研究所に
寄託番号FERM P−14917として寄託されてい
る。
株は、ホークスワース(D.L.Hawksworth)、サットン(B.
C.Sutton)、エーンズワース(G.C.Ainsworth) 編、「エ
ーンズワース・アンド・ビスビーズ・ディクショナリー
・オブ・ザ・ファンジャイ第7版(Ainsworth and Bisb
y's Dictinary of the Fungi, 7th ed.(1983))」に従
い、真菌門、不完全菌亜門、不完全糸状菌綱のアクレモ
ニウム(Acremonium)に属する一菌株であることが明ら
かになり本菌株をアクレモニウム エスピー NF02
411(Acremonium sp. NF 02411 )株と命名した。な
お、該当菌株は、工業技術院生命工学工業技術研究所に
寄託番号FERM P−14917として寄託されてい
る。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の新規生理活性物質は、上
記アクレモニウム エスピーNF02411株を利用し
て有利に製造できる。また、一般に糸状菌は自然にまた
は人工的にその性状が変異しやすいものであり、本発明
新規生理活性物質はNF02411株の変異株を利用し
ても製造することができ、さらに上記に限らずアクレモ
ニウム属に属する公知の各種菌を利用することによって
も製造することができる。
記アクレモニウム エスピーNF02411株を利用し
て有利に製造できる。また、一般に糸状菌は自然にまた
は人工的にその性状が変異しやすいものであり、本発明
新規生理活性物質はNF02411株の変異株を利用し
ても製造することができ、さらに上記に限らずアクレモ
ニウム属に属する公知の各種菌を利用することによって
も製造することができる。
【0014】本発明により新規生理活性物質NF024
11AおよびBを製造するには、先ずアクレモニウム
エスピーNF02411株を糸状菌が利用し得る栄養物
を含有する培地で好気的に培養する。栄養源としては、
従来から糸状菌の培養に利用されている公知のものが使
用でき、例えば、炭素源としてはグルコース、フラクト
ース、グリセリン、シュクロース、デキストリン、ガラ
クトース、有機酸など単独かまたは組み合せて用いるこ
とができる。無機および有機窒素源としては塩化アンモ
ニウム、硫酸アンモニウム、尿素、硝酸アンモニウム、
硝酸ナトリウム、ペプトン、肉エキス、酵母エキス、乾
燥酵母、コーン・スチープ・リカー、大豆粉、綿実油カ
ス、カザミノ酸、バクトソイトン、ソリュブル・ベジタ
ブル・プロテイン、オートミールなどを単独または組み
合せて用いることができる。その他必要に応じて食塩、
炭酸カルシウム、硫酸マグネシウム、硫酸銅、硫酸鉄、
硫酸亜鉛、塩化マンガン、燐酸塩などの無機塩類を加え
ることができるほか、有機物、たとえばアミノ酸類、ビ
タミン類、核酸類や無機物を適当に添加することができ
る。必要に応じてシリコン、植物油あるいは合成消泡剤
を培地に添加し発泡を防ぐことも有効である。培養法と
しては固体静地培養、液体静地培養、液体振盪培養、特
に深部攪拌培養法が最も適している。培養温度は通常2
0〜45℃、pHは弱酸性ないし微アルカリ性で培養を
行うことが望ましい。液体培養では通常1〜12日間培
養を行うと新規生理活性物質NF02411AおよびB
物質が培養液中に生成蓄積される。培養液中の生成量が
最大に達したときに培養を停止し、培養ろ液より目的物
を単離・精製する。
11AおよびBを製造するには、先ずアクレモニウム
エスピーNF02411株を糸状菌が利用し得る栄養物
を含有する培地で好気的に培養する。栄養源としては、
従来から糸状菌の培養に利用されている公知のものが使
用でき、例えば、炭素源としてはグルコース、フラクト
ース、グリセリン、シュクロース、デキストリン、ガラ
クトース、有機酸など単独かまたは組み合せて用いるこ
とができる。無機および有機窒素源としては塩化アンモ
ニウム、硫酸アンモニウム、尿素、硝酸アンモニウム、
硝酸ナトリウム、ペプトン、肉エキス、酵母エキス、乾
燥酵母、コーン・スチープ・リカー、大豆粉、綿実油カ
ス、カザミノ酸、バクトソイトン、ソリュブル・ベジタ
ブル・プロテイン、オートミールなどを単独または組み
合せて用いることができる。その他必要に応じて食塩、
炭酸カルシウム、硫酸マグネシウム、硫酸銅、硫酸鉄、
硫酸亜鉛、塩化マンガン、燐酸塩などの無機塩類を加え
ることができるほか、有機物、たとえばアミノ酸類、ビ
タミン類、核酸類や無機物を適当に添加することができ
る。必要に応じてシリコン、植物油あるいは合成消泡剤
を培地に添加し発泡を防ぐことも有効である。培養法と
しては固体静地培養、液体静地培養、液体振盪培養、特
に深部攪拌培養法が最も適している。培養温度は通常2
0〜45℃、pHは弱酸性ないし微アルカリ性で培養を
行うことが望ましい。液体培養では通常1〜12日間培
養を行うと新規生理活性物質NF02411AおよびB
物質が培養液中に生成蓄積される。培養液中の生成量が
最大に達したときに培養を停止し、培養ろ液より目的物
を単離・精製する。
【0015】培養液からの本物質の単離・精製には一般
に微生物代謝産物をその培養液から単離するために用い
られる分離精製の方法が用いられる。例えば、培養物を
ろ過法によりろ液と菌体とに分離する。得られたろ液は
多孔性高分子樹脂に吸着させ、水−アセトンで溶出す
る。得られた水−アセトン溶液は減圧にて濃縮すること
により、新規生理活性物質NF02411AおよびBを
含む粗物質を得る。粗物質はさらに精製に通常用いられ
る公知の方法、例えば、シリカゲル、アルミナ、フロリ
ジル、セファデックス等を用いるクロマトグラフィー、
あるいは多孔性高分子樹脂等を用いるクロマトグラフィ
ーを単独にまたは適宜組み合わせることにより精製す
る。精製に好適な例としてコスモシール40C18−PR
EP(ナカライテスク社製)を用い、溶出液としてメタ
ノール−水を用いるカラムクロマトグラフィー法があげ
られる。これらの方法で得られる活性画分を濃縮乾固す
ることにより、新規生理活性物質NF02411Aおよ
びBの無色粉末を得ることができる。
に微生物代謝産物をその培養液から単離するために用い
られる分離精製の方法が用いられる。例えば、培養物を
ろ過法によりろ液と菌体とに分離する。得られたろ液は
多孔性高分子樹脂に吸着させ、水−アセトンで溶出す
る。得られた水−アセトン溶液は減圧にて濃縮すること
により、新規生理活性物質NF02411AおよびBを
含む粗物質を得る。粗物質はさらに精製に通常用いられ
る公知の方法、例えば、シリカゲル、アルミナ、フロリ
ジル、セファデックス等を用いるクロマトグラフィー、
あるいは多孔性高分子樹脂等を用いるクロマトグラフィ
ーを単独にまたは適宜組み合わせることにより精製す
る。精製に好適な例としてコスモシール40C18−PR
EP(ナカライテスク社製)を用い、溶出液としてメタ
ノール−水を用いるカラムクロマトグラフィー法があげ
られる。これらの方法で得られる活性画分を濃縮乾固す
ることにより、新規生理活性物質NF02411Aおよ
びBの無色粉末を得ることができる。
【0016】下記の理化学的性質を示す新規生理活性物
質NF02411AおよびB a)NF02411A 1)外観;無色粉末 2)分子量;1631 FAB−MS m/z 1632.3(M+H)+ m/z 1630.0(M−H)- 3)溶解性; 易溶:ジメチルスルフォキシド、メタノール、クロロホ
ルム 可溶:アセトン、ブタノール、水 不溶:n−ヘキサン、酢酸エチル 4)アミノ酸分析;アミノ酸分析の結果、ロイシン,グ
リシン(1:1)が存在する。 5)シリカゲル薄層クロマトグラフィーによるRf値;
クロロホルム−メタノール−酢酸(500:100:
6)の展開溶媒で0.30を示す。 6)紫外部吸収スペクトル;メタノール中、末端吸収を
示す。 7)赤外部吸収スペクトル;臭化カリウム錠剤で測定し
たスペクトルを図1に示す。 8)水素核磁気共鳴スペクトル;重クロロホルム中で測
定したスペクトルを図2に示す。 9)炭素核磁気共鳴スペクトル;重クロロホルム中で測
定したスペクトルを図3に示す。 10)呈色反応; 陽性:硫酸−バニリン試薬、ヨウ素 陰性:ニンヒドリン 11)塩基性、酸性、中性の区別;弱酸性 b)NF02411B 1)外観;無色粉末 2)分子量;1617 FAB−MS m/z 1618.3(M+H)+ m/z 1616.0(M−H)- 3)溶解性; 易溶:ジメチルスルフォキシド、メタノール 可溶:アセトン、ブタノール、水、クロロホルム 不溶:n−ヘキサン、酢酸エチル 4)アミノ酸分析;アミノ酸分析の結果、ロイシン,グ
リシン(1:1)が存在する。 5)シリカゲル薄層クロマトグラフィーによるRf値;
クロロホルム−メタノール−酢酸(500:100:
6)の展開溶媒で0.30を示す。 6)紫外部吸収スペクトル;メタノール中、末端吸収を
示す。 7)赤外部吸収スペクトル;臭化カリウム錠剤で測定し
たスペクトルを図4に示す。 8)水素核磁気共鳴スペクトル;重DMSO中で測定し
たスペクトルを図5に示す。 9)炭素核磁気共鳴スペクトル;重DMSO中で測定し
たスペクトルを図6に示す。 10)呈色反応; 陽性:硫酸−バニリン試薬、ヨウ素 陰性:ニンヒドリン 11)塩基性、酸性、中性の区別;弱酸性
質NF02411AおよびB a)NF02411A 1)外観;無色粉末 2)分子量;1631 FAB−MS m/z 1632.3(M+H)+ m/z 1630.0(M−H)- 3)溶解性; 易溶:ジメチルスルフォキシド、メタノール、クロロホ
ルム 可溶:アセトン、ブタノール、水 不溶:n−ヘキサン、酢酸エチル 4)アミノ酸分析;アミノ酸分析の結果、ロイシン,グ
リシン(1:1)が存在する。 5)シリカゲル薄層クロマトグラフィーによるRf値;
クロロホルム−メタノール−酢酸(500:100:
6)の展開溶媒で0.30を示す。 6)紫外部吸収スペクトル;メタノール中、末端吸収を
示す。 7)赤外部吸収スペクトル;臭化カリウム錠剤で測定し
たスペクトルを図1に示す。 8)水素核磁気共鳴スペクトル;重クロロホルム中で測
定したスペクトルを図2に示す。 9)炭素核磁気共鳴スペクトル;重クロロホルム中で測
定したスペクトルを図3に示す。 10)呈色反応; 陽性:硫酸−バニリン試薬、ヨウ素 陰性:ニンヒドリン 11)塩基性、酸性、中性の区別;弱酸性 b)NF02411B 1)外観;無色粉末 2)分子量;1617 FAB−MS m/z 1618.3(M+H)+ m/z 1616.0(M−H)- 3)溶解性; 易溶:ジメチルスルフォキシド、メタノール 可溶:アセトン、ブタノール、水、クロロホルム 不溶:n−ヘキサン、酢酸エチル 4)アミノ酸分析;アミノ酸分析の結果、ロイシン,グ
リシン(1:1)が存在する。 5)シリカゲル薄層クロマトグラフィーによるRf値;
クロロホルム−メタノール−酢酸(500:100:
6)の展開溶媒で0.30を示す。 6)紫外部吸収スペクトル;メタノール中、末端吸収を
示す。 7)赤外部吸収スペクトル;臭化カリウム錠剤で測定し
たスペクトルを図4に示す。 8)水素核磁気共鳴スペクトル;重DMSO中で測定し
たスペクトルを図5に示す。 9)炭素核磁気共鳴スペクトル;重DMSO中で測定し
たスペクトルを図6に示す。 10)呈色反応; 陽性:硫酸−バニリン試薬、ヨウ素 陰性:ニンヒドリン 11)塩基性、酸性、中性の区別;弱酸性
【0017】新規生理活性物質NF02411Aおよび
Bを殺虫剤や殺線虫剤などの農薬として使用する場合、
製剤化にあたっては何ら特別の条件を必要としない。す
なわち、農薬製造分野に於いて一般的に行われている方
法により、粉剤、粒剤、乳剤、マイクロカプセル剤など
の任意の製剤形態にして使用できる。また、製剤化の際
には補助剤として担体(希釈剤)及びその他の補助剤、
たとえば乳化剤、固着剤などを使用することができる。
Bを殺虫剤や殺線虫剤などの農薬として使用する場合、
製剤化にあたっては何ら特別の条件を必要としない。す
なわち、農薬製造分野に於いて一般的に行われている方
法により、粉剤、粒剤、乳剤、マイクロカプセル剤など
の任意の製剤形態にして使用できる。また、製剤化の際
には補助剤として担体(希釈剤)及びその他の補助剤、
たとえば乳化剤、固着剤などを使用することができる。
【0018】新規生理活性物質NF02411Aおよび
Bの農薬としての使用量は剤形、施用する方法等によっ
て変わるが、通常10アール当たり有効成分量で0.1 〜10
0g、好ましくは0.5 〜20gが使用される。
Bの農薬としての使用量は剤形、施用する方法等によっ
て変わるが、通常10アール当たり有効成分量で0.1 〜10
0g、好ましくは0.5 〜20gが使用される。
【0019】新規生理活性物質NF02411Aおよび
Bを動物薬として使用する場合、製剤化にあたっては何
ら特別の条件を必要としない。すなわち、動物薬製造分
野に於いて一般的に行われている方法により、注射剤、
乳剤、マイクロカプセル剤などの任意の製剤形態にして
使用できる。また、製剤化の際には補助剤として担体
(希釈剤)及びその他の補助剤、たとえば展開剤、乳化
剤、固着剤などを使用することができる。
Bを動物薬として使用する場合、製剤化にあたっては何
ら特別の条件を必要としない。すなわち、動物薬製造分
野に於いて一般的に行われている方法により、注射剤、
乳剤、マイクロカプセル剤などの任意の製剤形態にして
使用できる。また、製剤化の際には補助剤として担体
(希釈剤)及びその他の補助剤、たとえば展開剤、乳化
剤、固着剤などを使用することができる。
【0020】製剤に於いて、新規生理活性物質NF02
411AおよびBの含量は製剤形態等により広範囲にか
えることが可能であり、一般には新規生理活性物質NF
02411AおよびBを0.01〜100%(重量)、好ましく
は0.10〜70% (重量)含有し、残りは通常動物薬用に使
用される担体その他補助剤からなる。
411AおよびBの含量は製剤形態等により広範囲にか
えることが可能であり、一般には新規生理活性物質NF
02411AおよびBを0.01〜100%(重量)、好ましく
は0.10〜70% (重量)含有し、残りは通常動物薬用に使
用される担体その他補助剤からなる。
【0021】新規生理活性物質NF02411Aおよび
Bの投与量は症状等により異なるが、動物一頭1日当た
り1mg〜1g程度である。連投を必要とする場合には1日
当たり使用量を抑えることが望ましい。
Bの投与量は症状等により異なるが、動物一頭1日当た
り1mg〜1g程度である。連投を必要とする場合には1日
当たり使用量を抑えることが望ましい。
【0022】例えば抗腫瘍剤などの医薬品として使用す
る場合の製剤化および投与方法は従来公知の種々の方法
が適用できる。すなわち、投与方法として注射、経口、
直腸投与などが可能である。製剤形態としては注射剤、
粉末剤、顆粒剤、錠剤、座剤などの形態がとり得る。
る場合の製剤化および投与方法は従来公知の種々の方法
が適用できる。すなわち、投与方法として注射、経口、
直腸投与などが可能である。製剤形態としては注射剤、
粉末剤、顆粒剤、錠剤、座剤などの形態がとり得る。
【0023】製剤化の際に新規生理活性物質NF024
11AおよびBに悪影響を与えない限り、医薬用に用い
られる種々の補助剤、すなわち、担体やその他の助剤、
例えば安定剤、防腐剤、無痛化剤、乳化剤が必要に応じ
て使用されうる。製剤に於いて、新規生理活性物質NF
02411AおよびBの含量は製剤形態等により広範囲
にかえることが可能であり、一般には新規生理活性物質
NF02411AおよびBを0.01〜100%(重量)、好ま
しくは0.10〜70% (重量)含有し、残りは通常医薬用に
使用される担体その他補助剤からなる。
11AおよびBに悪影響を与えない限り、医薬用に用い
られる種々の補助剤、すなわち、担体やその他の助剤、
例えば安定剤、防腐剤、無痛化剤、乳化剤が必要に応じ
て使用されうる。製剤に於いて、新規生理活性物質NF
02411AおよびBの含量は製剤形態等により広範囲
にかえることが可能であり、一般には新規生理活性物質
NF02411AおよびBを0.01〜100%(重量)、好ま
しくは0.10〜70% (重量)含有し、残りは通常医薬用に
使用される担体その他補助剤からなる。
【0024】新規生理活性物質NF02411Aおよび
Bの投与量は症状等により異なるが、成人1人1日当た
り0.01〜800mg 程度である。連投を必要とする場合には
1日当たり使用量を抑えることが望ましい。
Bの投与量は症状等により異なるが、成人1人1日当た
り0.01〜800mg 程度である。連投を必要とする場合には
1日当たり使用量を抑えることが望ましい。
【0025】次に本発明の殺虫剤の適用できる具体的な
害虫名を挙げる。半翅目〔Hemiptera 〕からたとえばツ
マグロヨコバイ (Nephotettix cincticeps)、セジロウ
ンカ (Sogatella furcifera) 、トビイロウンカ (Nila
parvatalugens) 、ヒメトビウンカ (Laodelphaxstriate
llus) 、ホソヘリカメムシ (Riptortus clavatus) 、
ミナミアオカメムシ (Naezara viridula) 、ナシグンバ
イ(Stephanitis nashi) 、オンシツコナジラミ (Trial
eurodesvaporariorum) 、ワタアブラムシ (Aphis gossy
pii) 、モモアカアブラムシ (Myzus persicae) 、ヤノ
ネカイガラムシ (Unaspis yanonensis) 、鱗翅目〔Lepi
doptera 〕からたとえばコナガ (Plutellaxylostella)
、キンモンホソガ (Phyllonorycterringoneella) 、
ワタミガ (Promalactis inonisema) 、リンゴコカクモ
ンハマキ (Adoxophyesorana) 、マメシンクイガ (Legu
minivoraglycinivorella) 、コブノメイガ (Cnaphalocr
ocismedinalis) 、ニカメイガ (Chilo suppressalis)
、アワノメイガ (Ostriniafurnacalis) 、ヨトウガ (M
amestrabrassicae) 、アワヨトウ(Pseudaletia separa
ta) 、ハスモンヨトウ (Spodopteralitura) 、イネツト
ムシ (Parnara guttata) 、モンシロチョウ (Pieris r
apaecrucivora) などがあげられる。
害虫名を挙げる。半翅目〔Hemiptera 〕からたとえばツ
マグロヨコバイ (Nephotettix cincticeps)、セジロウ
ンカ (Sogatella furcifera) 、トビイロウンカ (Nila
parvatalugens) 、ヒメトビウンカ (Laodelphaxstriate
llus) 、ホソヘリカメムシ (Riptortus clavatus) 、
ミナミアオカメムシ (Naezara viridula) 、ナシグンバ
イ(Stephanitis nashi) 、オンシツコナジラミ (Trial
eurodesvaporariorum) 、ワタアブラムシ (Aphis gossy
pii) 、モモアカアブラムシ (Myzus persicae) 、ヤノ
ネカイガラムシ (Unaspis yanonensis) 、鱗翅目〔Lepi
doptera 〕からたとえばコナガ (Plutellaxylostella)
、キンモンホソガ (Phyllonorycterringoneella) 、
ワタミガ (Promalactis inonisema) 、リンゴコカクモ
ンハマキ (Adoxophyesorana) 、マメシンクイガ (Legu
minivoraglycinivorella) 、コブノメイガ (Cnaphalocr
ocismedinalis) 、ニカメイガ (Chilo suppressalis)
、アワノメイガ (Ostriniafurnacalis) 、ヨトウガ (M
amestrabrassicae) 、アワヨトウ(Pseudaletia separa
ta) 、ハスモンヨトウ (Spodopteralitura) 、イネツト
ムシ (Parnara guttata) 、モンシロチョウ (Pieris r
apaecrucivora) などがあげられる。
【0026】鞘翅目〔Coleoptera〕としてたとえばドウ
ガネブイブイ (Anomala cuprea) 、マメコガネ (Popill
iajaponica) 、イネゾウムシ (Echinocnemussquameus)
、イネドロオイムシ (Oulemaoryzae) 、ヒメマルカツ
オブシムシ (Anthrenus verbasci) 、コクヌスト (Tene
broides mauritanicus) 、コクゾウ (Sitophiluszeamai
s) 、ニジュウヤホシテントウ (Henosepilachnavigint
ioctopunctata) 、アズキゾウムシ (Callosobruchusch
inensis9 、マツノマダラカミキリ (Monochamusaltern
atus) 、ウリハムシ (Aulacophora femoralis) 、膜翅
目〔Hymenoptera〕としてたとえばカブラハバチ (Athal
ia rosae japonensis) 、ルリチュウレンジ (Argesimil
is) 、双翅目〔Diptera 〕としてたとえばネッタイイ
エカ (Culex pipiensia sp.)、ネッタイシマカ (Aedes
aegypti)、ダイズサヤタマバエ (Asphondylia sp.)、タ
ネバエ (Delia platura) 、イエバエ (Musca domestic
a viclna) 、ウリミバエ (Dacus cucurcitae) 、イネハ
モグリバエ (Agromyzaorrzae) などがあげられる。
ガネブイブイ (Anomala cuprea) 、マメコガネ (Popill
iajaponica) 、イネゾウムシ (Echinocnemussquameus)
、イネドロオイムシ (Oulemaoryzae) 、ヒメマルカツ
オブシムシ (Anthrenus verbasci) 、コクヌスト (Tene
broides mauritanicus) 、コクゾウ (Sitophiluszeamai
s) 、ニジュウヤホシテントウ (Henosepilachnavigint
ioctopunctata) 、アズキゾウムシ (Callosobruchusch
inensis9 、マツノマダラカミキリ (Monochamusaltern
atus) 、ウリハムシ (Aulacophora femoralis) 、膜翅
目〔Hymenoptera〕としてたとえばカブラハバチ (Athal
ia rosae japonensis) 、ルリチュウレンジ (Argesimil
is) 、双翅目〔Diptera 〕としてたとえばネッタイイ
エカ (Culex pipiensia sp.)、ネッタイシマカ (Aedes
aegypti)、ダイズサヤタマバエ (Asphondylia sp.)、タ
ネバエ (Delia platura) 、イエバエ (Musca domestic
a viclna) 、ウリミバエ (Dacus cucurcitae) 、イネハ
モグリバエ (Agromyzaorrzae) などがあげられる。
【0027】隠翅目〔Aphaniptera 〕としてヒトノミ
(Pulex irritans) 、ケオプスネズミノミ (Xenopsyllac
heopis) 、イヌノミ (Ctenocephalides canis) 、総
翅目〔Thysanoptera〕としてチャノキイロアザミウマ
(Scirtothripsdorsalls) 、ネギアザミウマ (Thripstab
aci) 、ミナミキイロアザミウマ (Thripspalmi) 、イ
ネアザミウマ (Baliothrips biformis) 、シラミ目〔An
oplura〕としてたとえばコロモジラミ (Pediculus huma
nus corporis) 、ケジラミ (Pthirus pubis) 、チャタ
テムシ目〔Psocoptera〕としてたとえばコチャタテ (Tr
ogium pulsatorium)、ヒラチャタテ (Liposcelisbostry
chophilus) 、直翅目〔Orthoptera〕としてたとえばケ
ラ (Gryllotalpa africana) 、トノサマバッタ (Locust
a migratoria) 、コバネイナゴ (Oxyayezoensis) 、チ
ャバネゴキブリ (Blattelagermanic a) 、クロゴキブリ
(Periplaneta fuliginosa) などがあげられる。
(Pulex irritans) 、ケオプスネズミノミ (Xenopsyllac
heopis) 、イヌノミ (Ctenocephalides canis) 、総
翅目〔Thysanoptera〕としてチャノキイロアザミウマ
(Scirtothripsdorsalls) 、ネギアザミウマ (Thripstab
aci) 、ミナミキイロアザミウマ (Thripspalmi) 、イ
ネアザミウマ (Baliothrips biformis) 、シラミ目〔An
oplura〕としてたとえばコロモジラミ (Pediculus huma
nus corporis) 、ケジラミ (Pthirus pubis) 、チャタ
テムシ目〔Psocoptera〕としてたとえばコチャタテ (Tr
ogium pulsatorium)、ヒラチャタテ (Liposcelisbostry
chophilus) 、直翅目〔Orthoptera〕としてたとえばケ
ラ (Gryllotalpa africana) 、トノサマバッタ (Locust
a migratoria) 、コバネイナゴ (Oxyayezoensis) 、チ
ャバネゴキブリ (Blattelagermanic a) 、クロゴキブリ
(Periplaneta fuliginosa) などがあげられる。
【0028】ダニ目〔Arcarina〕としてナミハダニ (Te
tranychus urticae) 、ミカンハダニ (Panonychuscitr
i) 、ニセナミハダニ (Tetranychus cinnabarinus) 、
カンザワハダニ (Tetranychus kanzawai) 、ネダニ (Rh
izoglyphusechinopus) などがあげられる。但しこれら
に限定されるものではない。
tranychus urticae) 、ミカンハダニ (Panonychuscitr
i) 、ニセナミハダニ (Tetranychus cinnabarinus) 、
カンザワハダニ (Tetranychus kanzawai) 、ネダニ (Rh
izoglyphusechinopus) などがあげられる。但しこれら
に限定されるものではない。
【0029】次に本発明の殺線虫剤の適用できる具体的
な線虫名を挙げる。ハリセンチュウ目〔Tylenchida〕た
とえばダイズシストセンチュウ(Heteroderaglycines)
、イネシストセンチュウ (Heteroderaelachista) な
どがあげられるが、これらに限定されるものではない。
その他ヘモンクス属〔Haemonchus〕たとえば胃捻転虫
(Haemonchuscontortus) をはじめとする動物およびヒ
トに寄生する線虫に対しても有用である。
な線虫名を挙げる。ハリセンチュウ目〔Tylenchida〕た
とえばダイズシストセンチュウ(Heteroderaglycines)
、イネシストセンチュウ (Heteroderaelachista) な
どがあげられるが、これらに限定されるものではない。
その他ヘモンクス属〔Haemonchus〕たとえば胃捻転虫
(Haemonchuscontortus) をはじめとする動物およびヒ
トに寄生する線虫に対しても有用である。
【0030】
【実施例】以下本発明の実施例を示すが、これは単なる
一例示であって何等本発明を限定するものではなく、種
々の変法が可能である。
一例示であって何等本発明を限定するものではなく、種
々の変法が可能である。
【0031】(1)発酵 ロータリー型振盪機用500ml容三角フラスコにグルコ
ース1%、シュークロース2%、アジプロン(味の素社
製)2%、リン酸二水素カリウム0.1%、硫酸マグネ
シウム0.05%、プロナールST0.01%、硫酸鉄
・7水和物0.00011%、硫酸銅・5水和物0.0
0064%、硫酸亜鉛・7水和物0.00015%、お
よび塩化マンガン・4水和物0.00079%の培地
(pH6.5)100mlを分注し、120℃、20分間オ
ートクレーブ滅菌した。これに新規生理活性物質NF0
2411の生産菌株(FERMP−14917)の1白
金耳を接種し、27℃、220回転/分、2日間振盪
し、種培養とした。
ース1%、シュークロース2%、アジプロン(味の素社
製)2%、リン酸二水素カリウム0.1%、硫酸マグネ
シウム0.05%、プロナールST0.01%、硫酸鉄
・7水和物0.00011%、硫酸銅・5水和物0.0
0064%、硫酸亜鉛・7水和物0.00015%、お
よび塩化マンガン・4水和物0.00079%の培地
(pH6.5)100mlを分注し、120℃、20分間オ
ートクレーブ滅菌した。これに新規生理活性物質NF0
2411の生産菌株(FERMP−14917)の1白
金耳を接種し、27℃、220回転/分、2日間振盪
し、種培養とした。
【0032】本培養はロータリー型振盪機用500ml容
三角フラスコにグルコース1%、シュークロース2%、
アジプロン(味の素社製)1.5%、ペプトン0.3
%、イーストエキストラクト0.2%、リン酸二水素カ
リウム0.1%、硫酸マグネシウム0.05%、プロナ
ールST0.01%、硫酸鉄・7水和物0.00011
%、硫酸銅・5水和物0.00064%、硫酸亜鉛・7
水和物0.00015%、および塩化マンガン・4水和
物0.00079%の培地(pH6.5)100mlを分注
し、120℃、20分間オートクレーブ滅菌したフラス
コに前記種培養液2mlを移植し、25℃、220回転/
分の条件下で5日振盪培養を行った。培養液を吸引ろ過
し、菌体とろ液に分別した。
三角フラスコにグルコース1%、シュークロース2%、
アジプロン(味の素社製)1.5%、ペプトン0.3
%、イーストエキストラクト0.2%、リン酸二水素カ
リウム0.1%、硫酸マグネシウム0.05%、プロナ
ールST0.01%、硫酸鉄・7水和物0.00011
%、硫酸銅・5水和物0.00064%、硫酸亜鉛・7
水和物0.00015%、および塩化マンガン・4水和
物0.00079%の培地(pH6.5)100mlを分注
し、120℃、20分間オートクレーブ滅菌したフラス
コに前記種培養液2mlを移植し、25℃、220回転/
分の条件下で5日振盪培養を行った。培養液を吸引ろ過
し、菌体とろ液に分別した。
【0033】(2)精製 得られたろ液(5L)はダイアイオンHP−20を通過
させて活性物質を吸着せしめ、アセトン−水を溶離液と
して濃度勾配法で溶出し、活性画分を得た。この溶出液
を減圧下で濃縮、凍結乾燥し、得られた粉末をメタノー
ルで抽出して2.8gの粗物質を得た。
させて活性物質を吸着せしめ、アセトン−水を溶離液と
して濃度勾配法で溶出し、活性画分を得た。この溶出液
を減圧下で濃縮、凍結乾燥し、得られた粉末をメタノー
ルで抽出して2.8gの粗物質を得た。
【0034】得られた粗物質をセファデックスLH−2
0に供し、メタノールで溶出した。活性を示す画分を集
め減圧濃縮して1.9gの固形物質を得た。
0に供し、メタノールで溶出した。活性を示す画分を集
め減圧濃縮して1.9gの固形物質を得た。
【0035】さきの固形物質をダイアイオンCHP−2
0クロマトグラフィー(10%メタノール水〜100%
メタノールの濃度勾配溶出法により溶出)に供し、活性
区Aとして194mg、活性区Bとして408mgをそ
れぞれ得た。
0クロマトグラフィー(10%メタノール水〜100%
メタノールの濃度勾配溶出法により溶出)に供し、活性
区Aとして194mg、活性区Bとして408mgをそ
れぞれ得た。
【0036】活性区Aはさらに逆相液体クロマトグラフ
ィー(コスモシール40C18PREP、30%メタノール水〜
90%メタノール水の濃度勾配溶出法により溶出)を行
い、活性画分52mgを得た。
ィー(コスモシール40C18PREP、30%メタノール水〜
90%メタノール水の濃度勾配溶出法により溶出)を行
い、活性画分52mgを得た。
【0037】得られた画分はさらにトヨパールHW−4
0カラムクロマトグラフィー(溶離液メタノール)を行
って、新規生理活性物質NF02411Aを28mg得
た。
0カラムクロマトグラフィー(溶離液メタノール)を行
って、新規生理活性物質NF02411Aを28mg得
た。
【0038】活性区Bは逆相液体クロマトグラフィー
(コスモシール40C18PREP、50%メタノール水〜90
%メタノール水の濃度勾配溶出法により溶出)に供し、
活性画分26mgを得た。
(コスモシール40C18PREP、50%メタノール水〜90
%メタノール水の濃度勾配溶出法により溶出)に供し、
活性画分26mgを得た。
【0039】得られた活性画分をシラン化シリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー(アセトンよりアセトン:メタ
ノール(1:1)の濃度勾配法により溶出)に供し、2
1mgの粉末とした後、トヨパールHW−40カラムク
ロマトグラフィー(溶離液メタノール)を行い、新規生
理活性物質NF02411Bを14.3mg得た。
ラムクロマトグラフィー(アセトンよりアセトン:メタ
ノール(1:1)の濃度勾配法により溶出)に供し、2
1mgの粉末とした後、トヨパールHW−40カラムク
ロマトグラフィー(溶離液メタノール)を行い、新規生
理活性物質NF02411Bを14.3mg得た。
【0040】(3)実験例 殺虫活性:新規生理活性物質NF02411AおよびB
のチカイエカ幼虫に対する殺虫活性を検討した。新規生
理活性物質NF02411AおよびBを50%エタノー
ル溶液で所定濃度に希釈し、供試薬剤とした。径9cmの
プラスチック容器に井水199.8ml を入れ、チカイエカ
(上尾産)幼虫20頭を放ち、供試薬剤0.2ml をピペッ
トにて表中の濃度になるように滴下、施用した。72時
間後に生死虫数を調査し死亡率を算出した。結果は表2
に示した。
のチカイエカ幼虫に対する殺虫活性を検討した。新規生
理活性物質NF02411AおよびBを50%エタノー
ル溶液で所定濃度に希釈し、供試薬剤とした。径9cmの
プラスチック容器に井水199.8ml を入れ、チカイエカ
(上尾産)幼虫20頭を放ち、供試薬剤0.2ml をピペッ
トにて表中の濃度になるように滴下、施用した。72時
間後に生死虫数を調査し死亡率を算出した。結果は表2
に示した。
【0041】
【表2】 表2 ─────────────────────────── 化合物 濃度(ppm ) 死虫率(%) ────────────────────────── NF02411A 10 100 1 100 NF02411B 10 100 1 100 ──────────────────────────
【0042】この表に示したように、新規生理活性物質
NF02411AおよびBはチカイエカに対して明らか
に殺虫活性を示す。
NF02411AおよびBはチカイエカに対して明らか
に殺虫活性を示す。
【0043】新規生理活性物質NF02411Aおよび
Bのコナガに対する殺虫活性を検討した。NF0241
1AおよびBを50%エタノール溶液で所定濃度に希釈
し供試薬剤とした。キャベツ葉を直径4cmのコルクボー
ラーで打ち抜き、NF02411AおよびBの所定濃度
希釈液に数秒間浸漬した。風乾後供試葉をプラスチック
容器に入れ、コナガ3令幼虫を5頭放飼した。放飼4日
後に生死の判定をし、死虫率を算出した。試験は4連制
で行い、結果は表3に示した。
Bのコナガに対する殺虫活性を検討した。NF0241
1AおよびBを50%エタノール溶液で所定濃度に希釈
し供試薬剤とした。キャベツ葉を直径4cmのコルクボー
ラーで打ち抜き、NF02411AおよびBの所定濃度
希釈液に数秒間浸漬した。風乾後供試葉をプラスチック
容器に入れ、コナガ3令幼虫を5頭放飼した。放飼4日
後に生死の判定をし、死虫率を算出した。試験は4連制
で行い、結果は表3に示した。
【0044】
【表3】 表3 ─────────────────────────── 化合物 濃度(ppm ) 死虫率(%) ────────────────────────── NF02411A 100 100 10 100 NF02411B 100 100 10 100 ──────────────────────────
【0045】この表に示したように、新規生理活性物質
NF02411AおよびBはコナガに対して明らかに殺
虫活性を示す。
NF02411AおよびBはコナガに対して明らかに殺
虫活性を示す。
【0046】線虫に対する活性:新規生理活性物質NF
02411Aのサツマイモネコブセンチュウ(Meloidog
yne incognit) に対する効果を検討した。トマトに寄生
しているサツマイモネコブセンチュウを汚染土壌よりベ
ルマン法により分離し、センチュウの懸濁溶液を作成し
た。その懸濁溶液1mlに新規生理活性物質NF0241
1Aの50%エタノール溶液を所定濃度となるように1
0μl添加した。処理3日後に顕微鏡にて運動停止個体
を判定し、運動停止率(%)とした。結果は表4に示し
た。
02411Aのサツマイモネコブセンチュウ(Meloidog
yne incognit) に対する効果を検討した。トマトに寄生
しているサツマイモネコブセンチュウを汚染土壌よりベ
ルマン法により分離し、センチュウの懸濁溶液を作成し
た。その懸濁溶液1mlに新規生理活性物質NF0241
1Aの50%エタノール溶液を所定濃度となるように1
0μl添加した。処理3日後に顕微鏡にて運動停止個体
を判定し、運動停止率(%)とした。結果は表4に示し
た。
【0047】
【表4】 表4 ─────────────────────────── 化合物 濃度(ppm ) 運動停止率(%) ─────────────────────────── NF02411A 100 100 10 50 1 10 ───────────────────────────
【0048】表4に示したように、新規生理活性物質N
F02411Aは線虫に対して明らかに効果を示す。
F02411Aは線虫に対して明らかに効果を示す。
【0049】細胞増殖抑制活性:新規生理活性物質NF
02411AおよびBのヒト大腸癌細胞(SW480)
およびヒト卵巣癌細胞(A2780)に対する増殖抑制
活性を検討した。ヒト大腸癌細胞を 5.0×104 個/ml 、
あるいはヒト卵巣癌細胞を 2×104 個/ml の割合で96穴
テストプレートに 200 ml 接種し、37℃、5% CO 2 イン
キュベーター内で24時間培養した後、新規生理活性物質
NF02411AおよびBをそれぞれ種々の濃度で培養
液に添加した。添加72時間後、生菌数をMTT 法により測
定し、新規生理活性物質NF02411AおよびBの種
々の濃度におけるヒト大腸癌細胞、あるいはヒト卵巣癌
細胞の増殖抑制率を求めた。結果を表5および6に示し
た。
02411AおよびBのヒト大腸癌細胞(SW480)
およびヒト卵巣癌細胞(A2780)に対する増殖抑制
活性を検討した。ヒト大腸癌細胞を 5.0×104 個/ml 、
あるいはヒト卵巣癌細胞を 2×104 個/ml の割合で96穴
テストプレートに 200 ml 接種し、37℃、5% CO 2 イン
キュベーター内で24時間培養した後、新規生理活性物質
NF02411AおよびBをそれぞれ種々の濃度で培養
液に添加した。添加72時間後、生菌数をMTT 法により測
定し、新規生理活性物質NF02411AおよびBの種
々の濃度におけるヒト大腸癌細胞、あるいはヒト卵巣癌
細胞の増殖抑制率を求めた。結果を表5および6に示し
た。
【0050】
【表5】
【0051】
【表6】 表6 ─────────────────────── 化合物 ヒト卵巣癌細胞 IC50(μg/ml) ──────────────────────── NF02411A 1.9 NF02411B 1.9 ───────────────────────
【0052】これらの表に示した様に、新規生理活性物
質NF02411AおよびBはヒト大腸癌細胞(SW4
80)およびヒト卵巣癌細胞(A2780)に非常に強
い増殖抑制活性を有する。
質NF02411AおよびBはヒト大腸癌細胞(SW4
80)およびヒト卵巣癌細胞(A2780)に非常に強
い増殖抑制活性を有する。
【0053】
【発明の効果】上記のように新規生理活性物質NF02
411AおよびBは、殺虫作用、殺線虫作用および制癌
作用を有するので、殺虫剤、殺線虫剤および制癌剤など
の農薬、動物薬または医薬として使用できる。
411AおよびBは、殺虫作用、殺線虫作用および制癌
作用を有するので、殺虫剤、殺線虫剤および制癌剤など
の農薬、動物薬または医薬として使用できる。
【図1】NF02411Aの臭化カリウム錠剤で測定し
た赤外部吸収スペクトル
た赤外部吸収スペクトル
【図2】NF02411Aの重クロロホルム中(300
MHz)で測定した水素核磁気共鳴スペクトル
MHz)で測定した水素核磁気共鳴スペクトル
【図3】NF02411Aの重クロロホルム中(75M
Hz)で測定した炭素核磁気共鳴スペクトル
Hz)で測定した炭素核磁気共鳴スペクトル
【図4】NF02411Aの臭化カリウム錠剤で測定し
た赤外部吸収スペクトル
た赤外部吸収スペクトル
【図5】NF02411Bの重DMSO中(300MH
z)で測定した水素核磁気共鳴スペクトル
z)で測定した水素核磁気共鳴スペクトル
【図6】NF02411Bの重DMSO中(75MH
z)で測定した炭素核磁気共鳴スペクトル
z)で測定した炭素核磁気共鳴スペクトル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C12R 1:645)
Claims (4)
- 【請求項1】下記の理化学的性質を示す新規生理活性物
質NF02411AおよびB。 a)NF02411A 1)外観;無色粉末 2)分子量;1631 FAB−MS m/z 1632.3(M+H)+ m/z 1630.0(M−H)- 3)溶解性; 易溶:ジメチルスルフォキシド、メタノール、クロロホ
ルム 可溶:アセトン、ブタノール、水 不溶:n−ヘキサン、酢酸エチル 4)アミノ酸分析;アミノ酸分析の結果、ロイシン,グ
リシン(1:1)が存在する。 5)シリカゲル薄層クロマトグラフィーによるRf値;
クロロホルム−メタノール−酢酸(500:100:
6)の展開溶媒で0.30を示す。 6)紫外部吸収スペクトル;メタノール中、末端吸収を
示す。 7)赤外部吸収スペクトル;臭化カリウム錠剤で測定し
たスペクトルを図1に示す。 8)水素核磁気共鳴スペクトル;重クロロホルム中で測
定したスペクトルを図2に示す。 9)炭素核磁気共鳴スペクトル;重クロロホルム中で測
定したスペクトルを図3に示す。 10)呈色反応;陽性:硫酸−バニリン試薬、ヨウ素 陰性:ニンヒドリン 11)塩基性、酸性、中性の区別;弱酸性 b)NF02411B 1)外観;無色粉末 2)分子量;1617 FAB−MS m/z 1618.3(M+H)+ m/z 1616.0(M−H)- 3)溶解性; 易溶:ジメチルスルフォキシド、メタノール 可溶:アセトン、ブタノール、水、クロロホルム 不溶:n−ヘキサン、酢酸エチル 4)アミノ酸分析;アミノ酸分析の結果、ロイシン,グ
リシン(1:1)が存在する。 5)シリカゲル薄層クロマトグラフィーによるRf値;
クロロホルム−メタノール−酢酸(500:100:
6)の展開溶媒で0.30を示す。 6)紫外部吸収スペクトル;メタノール中、末端吸収を
示す。 7)赤外部吸収スペクトル;臭化カリウム錠剤で測定し
たスペクトルを図4に示す。 8)水素核磁気共鳴スペクトル;重DMSO中で測定し
たスペクトルを図5に示す。 9)炭素核磁気共鳴スペクトル;重DMSO中で測定し
たスペクトルを図6に示す。 10)呈色反応; 陽性:硫酸−バニリン試薬、ヨウ素 陰性:ニンヒドリン 11)塩基性、酸性、中性の区別;弱酸性 - 【請求項2】アクレモニウム属に属し、新規生理活性物
質NF02411AおよびBを生産する能力を有する微
生物を、培地に培養し、培養物中に新規生理活性物質N
F02411AおよびBを生産、蓄積せしめ、これを採
取する事を特徴とする新規生理活性物質NF02411
AおよびBの製造法。 - 【請求項3】新規生理活性物質NF02411A若しく
はB、又はそれら両方を有効成分として含有する農薬、
医薬又は動物薬。 - 【請求項4】新規生理活性物質NF02411A若しく
はB、又はそれら両方を有効成分として含有する殺虫
剤、殺線虫剤又は抗腫瘍剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7200305A JPH0923890A (ja) | 1995-07-14 | 1995-07-14 | 新規生理活性物質nf02411aおよびb、その製造法およびその用途 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7200305A JPH0923890A (ja) | 1995-07-14 | 1995-07-14 | 新規生理活性物質nf02411aおよびb、その製造法およびその用途 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0923890A true JPH0923890A (ja) | 1997-01-28 |
Family
ID=16422115
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7200305A Pending JPH0923890A (ja) | 1995-07-14 | 1995-07-14 | 新規生理活性物質nf02411aおよびb、その製造法およびその用途 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0923890A (ja) |
-
1995
- 1995-07-14 JP JP7200305A patent/JPH0923890A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100333017B1 (ko) | 폴리사이클릭구충제,이의제조방법,이의제조용균주및이를포함하는조성물 | |
KR940004098B1 (ko) | 신규 항생제 화합물의 제조 방법 | |
JP3315142B2 (ja) | 有害生物の制御のための病原性菌類調製物の製造工程および製造方法および使用法 | |
EP0170006B1 (en) | Method and compositions for helmintic, arthropod ectoparasitic and acaridal infections with novel agents | |
CS207397B2 (en) | Method of preparation of the new anthelmintic compounds | |
US5091524A (en) | Glycosidase inhibitor salbostatin, process for its preparation, and its use | |
AU664888B2 (en) | Novel toxin producing fungal pathogen and uses | |
JPH07233165A (ja) | 新規抗真菌化合物 | |
JPS59187791A (ja) | 有機化合物及びその製法 | |
US5317030A (en) | Method and compositions for helmintic, arthropod ectoparasitic and acaridal infections with novel agents | |
US5091311A (en) | The production of ksb-1939 macrolides using str eptomyces hygroscopicus | |
JPH0923890A (ja) | 新規生理活性物質nf02411aおよびb、その製造法およびその用途 | |
DE3889213T2 (de) | Antibiotika NK 86-0279, deren Verfahren zur Herstellung und deren Benutzung. | |
JP4616981B2 (ja) | 新規活性物質、その製造法および用途 | |
US20060111280A1 (en) | Novel substance fki-1033 and process for producing the same | |
DE68906248T2 (de) | Antagonisten fuer den platelet-aktivierungsfaktor, phomactine genannt, ihre herstellung und verwendung. | |
DE60124790T2 (de) | Neue substanz fki-1083 und verfahren zu deren herstellung | |
JP3605432B2 (ja) | 新規抗生物質ab5366、その製造法およびその用途 | |
DE69002337T2 (de) | Antibiotikum NK130119, Verfahren zu dessen Herstellung und Verwendung. | |
JPH01110653A (ja) | 抗真菌性発酵産生物及びその組成物 | |
JPH0656859A (ja) | 抗生物質nk901093a、その製造法及びそれを有効成分として含有する殺虫・殺ダニ剤 | |
JPH10245383A (ja) | アスペルパラリン、その製造方法及びそれを有効成分とする殺虫剤 | |
KR100406516B1 (ko) | Mk7634물질,그제조법및mk7634물질을함유한구충제 | |
JPH0665246A (ja) | 新規物質pf1101a物質、pf1101b物質、それらの製造法及び用途 | |
JPH07184666A (ja) | 新規抗生物質nf00659a1、a2、b1およびb2、その製造法およびその用途 |