JPH09238793A - 仕切体 - Google Patents

仕切体

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JPH09238793A
JPH09238793A JP4933596A JP4933596A JPH09238793A JP H09238793 A JPH09238793 A JP H09238793A JP 4933596 A JP4933596 A JP 4933596A JP 4933596 A JP4933596 A JP 4933596A JP H09238793 A JPH09238793 A JP H09238793A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、二以上の仕切本体を同一向きで重
ね合わせて仕切りとして利用する場合、下方の仕切本体
に対する上方の仕切本体のズレを防止することのできる
仕切体を提供することを課題とする。 【解決手段】 本発明に係る仕切体は、一辺側が折曲部
3 で略垂直に立ち上がり略L字状に形成されてなり、二
以上の仕切本体A1,A2 を同一向きで重ね合わせた際に
仕切本体A1,A2 同士のズレを防止すべく各仕切本体A
1,A2 の少なくとも一辺1,2 には引掛部18,28 が形成さ
れ、且つ、該引掛部18,28 が形成された一辺1,2 には該
引掛部18,28 より端部側に他の仕切本体A2 の引掛部1
8,28 を係止可能な被係止部19,29 が形成された構成か
らなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、仕切体に関するも
のであり、より詳しくは商品棚に載置して仕切りとして
使用する為の略L字状の仕切体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の仕切体としては、実公昭
61−22531号公報記載の仕切体が公知であり、該
仕切体は組み合わせて商品を立体的に載置できる陳列台
としても使用することができるものである。
【0003】該仕切体は、一辺1'より他辺2'を折曲部3'
で直角に立ち上がらせてL字状に形成され、仕切本体
A' の両辺1',2' の端部に突出舌片22' を夫々突設し、
該突出舌片22' よりも折曲部3'側に突出舌片22' と係合
可能な係合孔12' を夫々穿設して、両辺1',2' には夫々
補強用リブ14',24' を設けた構造からなるものであっ
た。
【0004】上記仕切体は、一の仕切本体A1'の係合孔
12' に他の仕切本体A2 の突出舌片22' を嵌合係入させ
ることにより、長方形の箱状等、種々の形態に組み合わ
せることができるものであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
如き従来の仕切体にあっては、二以上の仕切本体を同一
向きで載置して仕切りとして使用する場合にあっては、
下方の仕切本体に対して上方の仕切本体が前方にズレて
しまうという問題を生じていた。
【0006】そこで、本発明はこのような問題点を解決
するためになされたもので、二以上の仕切本体を同一向
きで重ね合わせて仕切りとして利用する場合、下方の仕
切本体に対する上方の仕切本体のズレを防止することの
できる仕切体を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく、
本発明に係る仕切体は、一辺側が折曲部3 で略垂直に立
ち上がり略L字状に形成されてなる仕切体であって、二
以上の仕切本体A1,A2 を同一向きで重ね合わせた際に
仕切本体A1,A2 同士のズレを防止すべく各仕切本体A
1,A2 の少なくとも一辺1,2 には引掛部18,28 が形成さ
れ、且つ、該引掛部18,28 が形成された一辺1,2 には該
引掛部18,28 より端部1a,2a 側に他の仕切本体A2 の引
掛部18,28 を係止可能な被係止部19,29 が形成された構
成からなる。上記構成からなる本発明に係る仕切体は、
二以上の仕切本体A1,A2 を同一向きで重ね合わせた際
に、上方の仕切本体A1 が下方の仕切本体A2 上をスラ
イドしようとしても、引掛部18,28 が下方の仕切本体A
2 の被係止部19,29 に係止される。
【0008】また、本発明に係る請求項2記載の仕切体
は、一辺側が折曲部3 で略垂直に立ち上がり略L字状に
形成されてなる仕切体であって、仕切本体A1,A2 の一
辺1,2 には他辺2,1 の立ち上がりと反対方向に突設され
た引掛部18,28 が形成されてなり、且つ該引掛部18,28
が形成された一辺1,2 には引掛部18,28 より端部1a,2a
側に上方に載置される他の仕切本体A1 の引掛部18,28
を収容可能な受け部17,27 が形成され、しかも該受け部
17,27 より端部1a,2a 側には該受け部17,27 に収容され
た他の仕切本体A1 の引掛部18,28 を係止可能な被係止
部19,29 が形成された構成からなる。上記構成からなる
本発明に係る請求項2記載の仕切体は、二以上の仕切本
体A1,A2 を同一向きで重ね合わせ際に上方の仕切本体
A1 の引掛部18,28 が下方の仕切本体A2 の受け部17,2
7 に収容され、下方の仕切本体A2 に対して上方の仕切
本体A1 が端部1a,2a 方向にスライドしても該受け部1
7,27 に収容された引掛部18,28 は下方の仕切本体A2
の被係止部19,29 に係止される。
【0009】さらに、本発明に係る請求項2記載の仕切
体は、請求項3記載の如く引掛部18,28 が突設された一
辺1,2 に、該一辺1,2 を下にして載置面50に載置した際
に該載置面50と当接する湾曲部14,24 を、引掛部18,28
の突出幅L5,L6 以上の湾出幅L2,L4 で引掛部18,28
の突設方向に湾出した構成とすることもできる。上記構
成からなる請求項3記載の仕切体は、引掛部18,28 が湾
曲部14,24 よりも突出しないので、該引掛部18,28 が形
成された一辺1,2 を下側にして商品棚等の載置面50上に
載置した際に、商品棚等の載置面50と引掛部18,28 が当
接せずに湾曲部14,24 が当接する。
【0010】また、本発明に係る仕切体は、請求項4記
載の如く、仕切本体A1,A2 の一辺1,2 に引掛部18,28
を端部1a,2a 方向に複数個設け、該一辺1,2 に各引掛部
18,28 を夫々係止可能な被係止部19,29 を複数形成した
構成を採用することもできる。上記構成からなる請求項
4記載の仕切体は、二以上の仕切本体A1,A2 を同一向
きで重ね合わせて、その上方に商品等を載せた場合に、
上方の仕切本体A1 が下方の仕切本体A2 に対して傾い
て一辺1,2 の端部1a,2a 側が浮き上がり、一の引掛部1
8,28 と被係止部19,29 との係止が解除されても、他の
引掛部18,28 が被係止部19,29 と係止されることとな
る。
【0011】また、本発明に係る仕切体は、請求項5記
載の如く、引掛部18,28 を折曲部3と平行に所定間隔を
もって複数個形成し、各引掛部18,28 を夫々係止可能な
被係止部19,29 を複数形成した構成を採用することもで
きる。上記構成からなる請求項5記載の仕切体は、仕切
本体A1,A2 の重ね合わせる長さを所定間隔の倍数の長
さ分ずつ調整することができ、しかも二以上の引掛部1
8,28 と被係止部19,29 との係止により仕切本体A1,A2
同士のズレを防止している場合にあっては、商品等を
載せて上方の仕切本体A1 が下方の仕切本体A2に対し
て折曲部3 方向の傾きが生じても、確実に仕切本体A1,
A2 同士のズレを防止しておくことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る仕切体の実施
形態として、肉厚Dが2mmの金属板を折曲部3 で垂直に
折り曲げて他辺 (垂直辺2)が一辺 (水平辺1)に対して垂
直に立ち上がり略L字状に形成されてなる仕切体につい
て説明する。
【0013】前記水平辺1 及び垂直辺2 には、図1及び
図2に示すように、夫々前記折曲部3 から端部1a,2a 側
に6mmの箇所に横幅20mmで前後幅(上下幅)4mmの略長
方形状の穿設孔17,27 が、横方向に所定ピッチ(40mm)で
複数穿孔されている。
【0014】該穿設孔17,27 の折曲部3 側の一辺の中央
部は、夫々横幅10mmで図3(イ)に示すように下方に2
mm(突出幅L5)湾出されてなり、引掛部18,28 が形成さ
れている。これにより、二つの陳列台本体A1,A2 を同
一向きで重ね合わせた際に、図3(ロ)に示す如く上方
の陳列台本体A1 の引掛部18が、下方の陳列台本体A2
の引掛部18に当接しつつ穿設孔17に収容され、該穿設孔
17の端部1a,2a 側の辺19と2mmの間隔をもって対向する
ように構成されている。つまり、本実施形態において、
穿設孔17の端部1a,2a 側の辺19が本発明に於ける被係止
部19に相当し、また穿設孔17が請求項2記載の受け部17
に相当する。
【0015】前記垂直辺2 の端部2aから、突出舌片22が
所定間隔ごとに突設されており、該突出舌片22は、横幅
18mmで突出長さL1 が4mmで、先端方向に若干先細りし
た形状に形成されている。
【0016】また水平辺1 の端部1aから突出凹部12が前
記突出舌片22と相対向する位置から端部1aからの突出長
さ4mm、横幅27mmで夫々突設されており、該突出凹部12
は、内側に幅18mmの収容空間部12c が形成されており、
該収容空間部12c の開放部12b には内方に向けて係止部
12a が2mmの幅(係止部12a の突出長さL3)で突出して
形成されている。これにより、係止部12a が突出舌片22
の開放部12b からの離脱を防止し、突出凹部12と突出舌
片22とが係合可能に形成されている。ここで、該突出凹
部12は、係止部12a を残して打ち抜く等により容易に形
成することができる。尚、前記収容空間部12c は、水平
辺1 の端部1aより若干(0.5mm) 内側まで形成されてお
り、これにより垂直辺2 の肉厚Dよりも収容空間部12c
の間隔(2.5mm)が大きく、容易に突出舌片22が突出凹部1
2に係合できるように形成されており、しかも前述の如
く突出舌片22が先端方向に若干先細りしてなりより容易
に係合することができるよう構成されている。
【0017】さらに、前記水平辺1 及び垂直辺2 には、
各突出凹部12の間から各突出舌片22の間にかけて補強用
のリブ14,24 が、夫々他辺2,1 の立ち上がり方向と反対
側へ2mmの湾出幅L2,L4 で湾出されている。尚、本実
施形態において該リブ14,24が請求項3記載の湾出部14,
24 に相当する。
【0018】また、前記垂直辺2 には左右に七列、上下
に二つ、水平辺1 には左右に七列、前後に三つの方形孔
11,21 が格子状に穿設されている。
【0019】該方形孔11,21 には、夫々突出舌片22側の
一辺11a,21a に突出凹部12と同一形状で係止部16a,26a
を有する窪み部16,26 が穿設され、また突出凹部12側の
他辺11b,21b に突出舌片22と同一形状の舌片15,25 が夫
々突設されている。尚、方形孔11,21 は横幅が28mmとさ
れており、突出凹部12が挿入可能である。
【0020】上記実施形態の仕切体を図4に示すように
複数個同一向きに重ね合わせて商品陳列棚上で仕切りと
して使用する場合について説明する。
【0021】まず、商品陳列棚の載置面50上に一の仕切
本体A2 を水平辺1 を下にして載置する。そして、載置
面50上に載置された一の仕切本体A2 上に横方向に例え
ば120mmずらして同一向きで他の仕切本体A1 を載置し
て仕切りとして利用されることとなる。
【0022】本実施形態の仕切体は、以上の如く使用さ
れ、以下の利点を有する。
【0023】つまり、上方の仕切本体A1 の引掛部18が
図3(ロ)に示す如く下方の仕切本体A2 の穿設孔17に
収容され、該穿設孔17に収容された引掛部18は下方の仕
切本体A2 の穿設孔17の一辺19に係止されるので、下方
の仕切本体A2 に対する上方の仕切本体A1 のズレを防
止することができるという利点を有する。
【0024】さらに、仕切本体A2 上に仕切本体A1 を
載置するに際して、本実施形態において穿設孔17は前後
幅4mmと、肉厚D以上に形成されているので、容易に引
掛部18を穿設孔17内に収容させることができる。しか
も、穿設孔17は横幅20mmで穿孔され、引掛部18よりも幅
広に形成されているので引掛部18の穿設孔17内の収容が
より容易に行われる。
【0025】また、引掛部18は下方に突出するものゆ
え、商品を載置する場合等に邪魔にならない。一方、引
掛部18が下方に2mm突出するが、リブ14よりも下方に突
出しないので、引掛部18が載置面50と当接して仕切本体
A2 が浮き上がる等の問題を生ずることがない。
【0026】また、引掛部18を折曲部3 と平行に所定ピ
ッチで複数個形成し、各引掛部18,…を収容可能な穿設
孔17を設け、該穿設孔17の端部側1aの辺19が引掛部18を
係止可能ゆえに、仕切本体の重ね合わせる長さを所定ピ
ッチの倍数の長さ分ずつ調整することができる。しか
も、二以上の引掛部18, …を夫々穿設孔17, …に収容さ
せる場合(例えば、仕切本体A1,A2 を120mm ずらした
場合等)にあっては上方の仕切本体A1 が下方の仕切本
体A2 に対して折曲部3 方向の傾きが生じ、一の引掛部
18が被係止部19から離脱しても他の引掛部18が被係止部
19に係止されている場合は仕切本体A1 のズレを防止で
きるという利点を有する。
【0027】さらに、水平辺1 のみならず垂直辺2 にも
穿設孔27、引掛部28を設けてなるので、該垂直辺2 を下
にしても上述の如き仕切りとして複数重ね合わせて使用
することができる。特に、水平辺1 の穿設孔17と垂直辺
2 の穿設孔27とは折曲部3 から同一の距離で設けられて
いるので、場合によっては仕切本体A2 を水平辺1 を下
にして載置し、その上方に仕切本体A1 を垂直辺2 を下
にして載置しても、下方の仕切本体A2 の水平辺1 の穿
設孔17に上方の仕切本体A1 の垂直辺2 の引掛部28が収
容され、仕切本体A1,A2 同士のズレを防止することが
可能である。
【0028】本実施形態の仕切体は上記の如く使用さ
れ、上述の如き利点を有するが、例えば、水平辺1 を下
方にして仕切本体A1 を商品陳列棚等の載置面50に載置
して、該仕切本体A1 の突出凹部12に他の仕切本体A2
の突出舌片22を係合して、下方の仕切本体A1 の突出舌
片22を上方の仕切本体A2 の突出凹部12に係合して、図
5に示すように長方形の箱状に組み合わせることによ
り、陳列台として使用することもできる。
【0029】このように組み立てられた陳列台は、図6
(イ)に示すように載置面50にはリブ14が当接して水平
辺1 はリブ14の湾出幅L2(2mm)の隙間をもって載置され
ているので、突出舌片22を突出長さL1(4mm)だけ突出凹
部12に係合することができ、上方の仕切本体A2 が浮き
上がることなく、確実に組立状態を維持できる。
【0030】また、下方の仕切本体A1 の突出舌片22が
係合する他の仕切本体A2 の水平辺1 の端部1aは、図6
(ロ)に示すように、突出凹部12の係止部12a のみが下
方の仕切本体A1 の突出舌片22より側方に突出するが、
下方の仕切本体A1 の垂直辺2 のリブ24が水平辺1 の立
ち上がりと反対方向に湾出されてなり、この係合時には
外側方向に湾出しているので、商品等の該係止部12a と
の接触を防止することができる。特に、本実施形態にお
いては該係止部12a の係止部12a の突出長さL3 が垂直
辺2 のリブ24の湾出幅L4 と同一に形成されているの
で、下方の仕切本体A1 の垂直辺2 のリブ24よりも外側
に突出せず、該突出凹部12に不意に接触することを確実
に防止することができる。しかも、上記の如く係止部12
a は垂直辺2 のリブ24よりも外側に突出しないので、長
方形の箱状に組み合わせた陳列台を載置面50に垂直辺2
を下にして載置しても、該係止部12a の先端部と載置面
50との当接による仕切本体A1 のリブ24の浮き上がりを
防止することができる。
【0031】本実施形態の仕切体は、上記の如き構成か
らなり上述の如き利点を有したが、本発明に係る仕切体
は上記実施形態の構成に限定されるものでない。
【0032】即ち、上記実施形態において陳列台として
も立体的に組み立てられる仕切体について説明したが、
本発明に於いて突出凹部12及び突出舌片22は必須の要件
ではなく、方形孔11,21 も必須の要件ではない。但し、
本実施形態の如く水平辺1 の端部1aに突出凹部12を設
け、水平辺1 又は垂直辺2 の方形孔11,21 に舌片15,25
を突設し、方形孔11,21 を突出凹部12より幅広に穿孔す
ることが好ましく、これにより一の仕切本体A1 の舌片
15,25 と他の仕切本体A2 の突出凹部12とを係合させ使
用できるという利点を有する。さらに、垂直辺2 の端部
2aに突出舌片22を設け、方形孔11,21 に突出舌片22が係
合可能な窪み部16,26 を形成することも好ましく、一の
仕切本体A1 の窪み部16,26 と他の仕切本体A2 の突出
舌片22とを係合させ使用できるという利点を有する。
【0033】また、本発明に於いて水平辺1(一辺) 及び
垂直辺2(他辺) の長さ等も上記実施形態に限定されるも
のではなく、水平辺1 と垂直辺2 とが同一長さであって
も、水平辺1 の方が短くても良い。
【0034】さらに、本発明に於いて引掛部18及び被係
止部19は水平辺1 又は垂直辺2 の何れか一方にのみ設け
るものであっても良い。しかも引掛部18及び被係止部19
の具体的構成も上記実施形態のものに限定されるもので
はなく適宜設計変更可能である。但し、上記実施形態の
如く、穿設孔17の折曲部3 側の一辺を下方に湾出するこ
とにより、引掛部18、被係止部19及び受け部17を形成す
るならば、その製造が容易であるという利点を有する。
【0035】また、引掛部18と被係止部19との形成場所
も、上記実施形態の如く折曲部3 に近接して設ける必要
はなく、例えば方形孔11内に設けることも可能である。
【0036】さらに、本発明に於いて図7に示すように
一辺1 に前記引掛部18, …を端部1a方向に複数個設け、
該一辺1 に各引掛部18, …を夫々係止可能な被係止部1
9, …を複数形成して構成するならば、上方の仕切本体
A1 が下方の仕切本体A2 に対して傾いて一の引掛部18
と被係止部との係止が解除されても、他の引掛部18が被
係止部と係止されているので、より確実に仕切本体A1,
…同士のズレを防止することができるという利点を有す
る。
【0037】また、本発明に於いてリブ14,24 は必須の
要件ではなく、しかも請求項3記載の如く湾曲部を設け
る場合であっても該湾曲部はリブ以外のものであっても
良い。
【0038】
【発明の効果】叙上のように、本発明に係る仕切体は、
各仕切本体の少なくとも一辺に引掛部を形成し、該一辺
には引掛部より端部側に他の仕切本体の引掛部を係止可
能な被係止部を形成した構成からなるので、商品陳列棚
等に二以上の仕切本体を同一向きで重ね合わせて仕切り
として利用する場合、上方の仕切本体の引掛部が下方の
仕切本体の被係止部に係止されるので、下方の仕切本体
に対する上方の仕切本体のズレを防止することができる
という効果を有する。
【0039】また、本発明に係る請求項2記載の仕切体
は、仕切本体の一辺に引掛部、受け部及び被係止部が形
成されてなるので、二以上の仕切本体を同一向きで重ね
合わせた際に上方の仕切本体の引掛部が下方の仕切本体
の受け部に収容されて、該受け部に収容された引掛部は
下方の仕切本体の被係止部に係止されるので、下方の仕
切本体に対する上方の仕切本体のズレを防止することが
できるという効果を有する。特に、該引掛部は他辺の立
ち上がりと反対方向に突設されてなるので、商品等を陳
列するに際して邪魔にならない効果をも有する。
【0040】さらに、本発明に係る請求項3記載の仕切
体は、一辺に引掛部の突出幅以上の湾出幅で湾曲部を湾
出せしめたので、引掛部が形成された一辺を下にして商
品棚等の載置面上に載置した際には商品棚等の載置面と
引掛部が当接せずに湾曲部が当接するので、引掛部の当
接による仕切本体の浮き上がりを防止することができ
る。
【0041】また、本発明に係る請求項4記載の仕切体
は、一辺に引掛部、被係止部を端部方向に複数個設ける
構成からなるので、二以上の仕切本体を同一向きで重ね
合わせて、その上方に商品等を載せた場合に、上方の仕
切本体が下方の仕切本体に対して傾いて一辺の端部側が
浮き上がり、一の引掛部と被係止部19,29 との係止が解
除されても、他の引掛部が被係止部と係止されているの
で、より確実に仕切本体同士のズレを防止することがで
きる。
【0042】また、本発明に係る請求項5記載の仕切体
は、引掛部を折曲部と平行に所定間隔をもって複数個形
成し、各引掛部を夫々係止可能な被係止部を複数形成し
た構成からなるので、仕切本体の重ね合わせる長さを所
定間隔の倍数の長さ分ずつ調整することができ、複数の
仕切本体の重ね合わせにより所望の長さの仕切りを得る
ことができるという効果を有するとともに、しかも二以
上の引掛部を被係止部に係止させた場合にあっては上方
の仕切本体が下方の仕切本体に対して折曲部方向の傾き
が生じても、確実に仕切本体同士のズレを防止しておく
ことができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の仕切体を示す正面図。
【図2】同実施形態の平面図。
【図3】(イ)は、同実施形態の引掛部の要部拡大断面
図を示し、(ロ)は使用状態を示す要部拡大断面図。
【図4】同実施形態の使用状態を示す斜視図。
【図5】同実施形態の他の使用状態を示す斜視図。
【図6】図5の使用状態に於ける突出凹部と突出舌片と
の係合状態を示し、(イ)は要部拡大正面図、(ロ)は
要部拡大平面図。
【図7】本発明の他実施形態の仕切体を示す平面図。
【符号の説明】
A1,A2 …仕切本体、1…水平辺(一辺)、2…垂直辺
(他辺)、3…折曲部 9…隙間部、11,21 …方形孔、12…突出凹部(凹状
部)、12a …係止部 12b …開放部、12c …収容空間部、14,24 …リブ(湾出
部)、15,25 …舌片 16,26 …窪み部、17,27 …穿設孔、18,28 …引掛部、1
9,29 …穿設孔の一辺(被係止部)、50…載置面 L1 …突出舌片の突出長さ、L2 …水平辺の湾出部の湾
出幅 L3 …凹状部の係止部の突出長さ、L4 …垂直辺の湾出
部の湾出幅 L5 …水平辺の引掛部の突出幅、L6 …垂直辺の引掛部
の突出幅 D…水平辺又は垂直辺の肉厚

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一辺側が折曲部(3) で略垂直に立ち上が
    り略L字状に形成されてなる仕切体であって、二以上の
    仕切本体(A1,A2) を同一向きで重ね合わせた際に仕切本
    体(A1,A2) 同士のズレを防止すべく各仕切本体(A1,A2)
    の少なくとも一辺(1,2) には引掛部(18,28) が形成さ
    れ、且つ、該引掛部(18,28) が形成された一辺(1,2) に
    は該引掛部(18,28) より端部(1a,2a) 側に他の仕切本体
    (A2)の引掛部(18,28) を係止可能な被係止部(19,29) が
    形成されてなることを特徴とする仕切体。
  2. 【請求項2】 一辺側が折曲部(3) で略垂直に立ち上が
    り略L字状に形成されてなる仕切体であって、仕切本体
    (A1,A2) の一辺(1,2) には他辺(2,1) の立ち上がりと反
    対方向に突設された引掛部(18,28) が形成されてなり、
    且つ該引掛部(18,28) が形成された一辺(1,2) には引掛
    部(18,28) より端部(1a,2a) 側に上方に載置される他の
    仕切本体(A1)の引掛部(18,28) を収容可能な受け部(17,
    27) が形成され、しかも該受け部(17,27) より端部(1a,
    2a) 側には該受け部(17,27) に収容された他の仕切本体
    (A1)の引掛部(18,28) を係止可能な被係止部(19,29) が
    形成されてなることを特徴とする仕切体。
  3. 【請求項3】 前記引掛部(18,28) が突設された一辺
    (1,2) には、該一辺(1,2) を下にして載置面(50)に載置
    した際に該載置面(50)と当接する湾曲部(14,24)が、引
    掛部(18,28) の突出幅(L5,L6) 以上の湾出幅(L2,L4) で
    引掛部(18,28) の突設方向に湾出してなる請求項2記載
    の仕切体。
  4. 【請求項4】 前記仕切本体(A1,A2) の一辺(1,2) に前
    記引掛部(18,28) が端部(1a,2a) 方向に複数個設けられ
    てなり、該一辺(1,2) には各引掛部(18,28) を夫々係止
    可能な被係止部(19,29) が複数形成されてなる請求項1
    乃至3記載の何れかに記載の仕切体。
  5. 【請求項5】 前記引掛部(18,28) が折曲部(3) と平行
    に所定間隔をもって複数個形成されてなり、各引掛部(1
    8,28) を夫々係止可能な被係止部(19,29) が複数形成さ
    れてなる請求項1乃至4記載の何れかに記載の仕切体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8823355B2 (en) 2009-02-19 2014-09-02 Inventory Systems Gmbh Feed device for the automatic shifting of objects and method for detecting a movement of a feed unit in a feed device

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