JPH09237980A - 電池収納装置 - Google Patents
電池収納装置Info
- Publication number
- JPH09237980A JPH09237980A JP4225296A JP4225296A JPH09237980A JP H09237980 A JPH09237980 A JP H09237980A JP 4225296 A JP4225296 A JP 4225296A JP 4225296 A JP4225296 A JP 4225296A JP H09237980 A JPH09237980 A JP H09237980A
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- Japan
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- battery cover
- battery
- rib
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 電子機器の小形・軽量化に制限を加えること
なく落下等の衝撃による過度の力の付加によって発生す
る電池カバーの外れを防止する電池収納装置の提供。 【解決手段】 電子機器本体1に設けられたストッパ7
と嵌合するストッパ受け10を電池カバー3に設ける。
ストッパ受け10は電池カバー両端に向かって水平にの
びる電池カバーリブ8を構成する。また、電子機器本体
1に電池カバーリブ8をストッパ7と挟み込んで抑える
ためのリブ4および11を有する。
なく落下等の衝撃による過度の力の付加によって発生す
る電池カバーの外れを防止する電池収納装置の提供。 【解決手段】 電子機器本体1に設けられたストッパ7
と嵌合するストッパ受け10を電池カバー3に設ける。
ストッパ受け10は電池カバー両端に向かって水平にの
びる電池カバーリブ8を構成する。また、電子機器本体
1に電池カバーリブ8をストッパ7と挟み込んで抑える
ためのリブ4および11を有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電池収納装置に関
し、特に、携帯電話等の電子機器に設けられる電池収納
装置に関する。
し、特に、携帯電話等の電子機器に設けられる電池収納
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、携帯電話機等の電子機器には小形
・軽量化のため樹脂系の材質が用いられ、しかも電子機
器の肉厚も薄い構造となっている。そのため、電子機器
本体や電池カバーは外力が加わると歪みや撓み等の変形
を起こしやすい。
・軽量化のため樹脂系の材質が用いられ、しかも電子機
器の肉厚も薄い構造となっている。そのため、電子機器
本体や電池カバーは外力が加わると歪みや撓み等の変形
を起こしやすい。
【0003】そのため、電池収納部に対する電池カバー
の着脱を確実に行うとともに電池カバーの永久的湾曲を
防ぐ電池収納装置が、例えば特開平5−48693号公
報に記載されている。
の着脱を確実に行うとともに電池カバーの永久的湾曲を
防ぐ電池収納装置が、例えば特開平5−48693号公
報に記載されている。
【0004】図4は同公報に記載されたコードレス電話
装置における電池収納装置の分解斜視図である。
装置における電池収納装置の分解斜視図である。
【0005】図4において、本体ケース111に設けら
れた電池収納装置は電池収納部112とスライドして嵌
合する電池カバー113とからなる。電池収納部112
は、両側壁に設けられたガイド114および123と、
上縁部に設けられた係止穴115と、下端部に設けられ
た係止穴118および127と、上縁部に設けられたス
トッパ壁116と、ストッパ壁116の両端方向にそれ
ぞれ設けられた係止溝117および124とを有する。
電池カバー113は、上縁部に設けられた係止爪119
および係止片120、125と、下端部に設けられた係
止片121、126と、電池カバー113の変形を防ぐ
リブ122とを有する。
れた電池収納装置は電池収納部112とスライドして嵌
合する電池カバー113とからなる。電池収納部112
は、両側壁に設けられたガイド114および123と、
上縁部に設けられた係止穴115と、下端部に設けられ
た係止穴118および127と、上縁部に設けられたス
トッパ壁116と、ストッパ壁116の両端方向にそれ
ぞれ設けられた係止溝117および124とを有する。
電池カバー113は、上縁部に設けられた係止爪119
および係止片120、125と、下端部に設けられた係
止片121、126と、電池カバー113の変形を防ぐ
リブ122とを有する。
【0006】次に、図4に示された電池収納装置の動作
について説明する。
について説明する。
【0007】電池カバー113を電池収納部112に装
着する場合、電池カバー113は電池収納部112のガ
イド114、123に沿ってスライドされ、係止片12
1および126はそれぞれ係止穴127および118に
係合する。このとき、係合片120および125はそれ
ぞれ係止溝124および117に係合し、係止爪119
は係止穴115に係合する。
着する場合、電池カバー113は電池収納部112のガ
イド114、123に沿ってスライドされ、係止片12
1および126はそれぞれ係止穴127および118に
係合する。このとき、係合片120および125はそれ
ぞれ係止溝124および117に係合し、係止爪119
は係止穴115に係合する。
【0008】一方、電池カバー113を電池収納部11
2からはずす場合には、電池カバー113の上縁部の係
止爪119付近を押圧して係止爪119を係止穴115
から外し、電池カバー113をスライドさせることによ
り達成される。
2からはずす場合には、電池カバー113の上縁部の係
止爪119付近を押圧して係止爪119を係止穴115
から外し、電池カバー113をスライドさせることによ
り達成される。
【0009】このように、押圧により電池カバーを外す
ので、押圧する回数が増すと、カバー部材の変形により
湾曲したまま戻らなくなる可能性があるが、この従来技
術では押圧の際係止片120および125の係止溝12
4および117での係止により水平方向の移動を規制
し、かつ係止爪119下面のストッパ壁116への接触
により機器の厚さ方向での移動を制限しているので、電
池カバー113のそれ以上の湾曲を防ぐことができ、永
久的湾曲を防止することができる。
ので、押圧する回数が増すと、カバー部材の変形により
湾曲したまま戻らなくなる可能性があるが、この従来技
術では押圧の際係止片120および125の係止溝12
4および117での係止により水平方向の移動を規制
し、かつ係止爪119下面のストッパ壁116への接触
により機器の厚さ方向での移動を制限しているので、電
池カバー113のそれ以上の湾曲を防ぐことができ、永
久的湾曲を防止することができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
電池収納装置では、電池カバー部材の弾性力を利用した
固定構造であるため、電子機器の落下等による衝撃に対
して電池カバーが外れることがないくらい十分耐えられ
るものではない。
電池収納装置では、電池カバー部材の弾性力を利用した
固定構造であるため、電子機器の落下等による衝撃に対
して電池カバーが外れることがないくらい十分耐えられ
るものではない。
【0011】すなわち、電子機器の落下等の衝撃により
内蔵した電池が電池カバーに当たったり、過度の力が電
池カバーに加わって発生する電池カバーの水平方向の歪
みや撓み等の変形を、係止片120および125と係止
溝117および124との係合によって制限している
が、それぞれ独立した片と溝との関係では電池カバーの
外れを防止するのに十分とはいえない。また、鉛直方向
の歪みや撓み等の変形は係止爪119と係止穴115と
の嵌合量により決定されるが、電子機器の小形・軽量化
や薄さの点によりやはり十分とは言えない。
内蔵した電池が電池カバーに当たったり、過度の力が電
池カバーに加わって発生する電池カバーの水平方向の歪
みや撓み等の変形を、係止片120および125と係止
溝117および124との係合によって制限している
が、それぞれ独立した片と溝との関係では電池カバーの
外れを防止するのに十分とはいえない。また、鉛直方向
の歪みや撓み等の変形は係止爪119と係止穴115と
の嵌合量により決定されるが、電子機器の小形・軽量化
や薄さの点によりやはり十分とは言えない。
【0012】そこで、衝撃により発生する電池カバーの
水平および鉛直方向の歪みや撓みに対する嵌合量の度合
いは嵌合部分のそれぞれの嵌合量により決定されること
を考慮し、係止爪や係止片の引掛け部分を大きくしたり
することで、大きな衝撃に耐える構造を提供することが
考えられる。
水平および鉛直方向の歪みや撓みに対する嵌合量の度合
いは嵌合部分のそれぞれの嵌合量により決定されること
を考慮し、係止爪や係止片の引掛け部分を大きくしたり
することで、大きな衝撃に耐える構造を提供することが
考えられる。
【0013】しかし、係合部材を大きくすると、電子機
器自体が大きくなり、小型化が要求される電子機器への
適用は困難であり、しかも電池カバーを外したいときに
外れにくくなってしまうという問題がある。
器自体が大きくなり、小型化が要求される電子機器への
適用は困難であり、しかも電池カバーを外したいときに
外れにくくなってしまうという問題がある。
【0014】本発明の目的は、上述した課題を解決し、
落下等の衝撃への耐久性を向上させる電池収納装置を提
供することにある。
落下等の衝撃への耐久性を向上させる電池収納装置を提
供することにある。
【0015】本発明の他の目的は、落下等の衝撃に対し
ても電池カバーの外れを防止する電池収納装置を提供す
ることにある。
ても電池カバーの外れを防止する電池収納装置を提供す
ることにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために、本発明による電池収納装置は、電池収納部を有
する電子機器本体と、前記電池収納部を覆って前記電子
機器本体に固定される電池カバーと、を有する電池収納
装置において、前記電池カバーに設けられた第1の嵌合
部と、前記電池カバーに設けられた第1のリブと、前記
第1のリブと嵌合する前記電子機器本体に設けられた第
2の嵌合部と、前記電子機器本体に設けられ、前記第1
および第2の嵌合部が嵌合する際、前記第1のリブと接
触することにより前記電池カバーの移動を禁止する第2
のリブと、を備える。
ために、本発明による電池収納装置は、電池収納部を有
する電子機器本体と、前記電池収納部を覆って前記電子
機器本体に固定される電池カバーと、を有する電池収納
装置において、前記電池カバーに設けられた第1の嵌合
部と、前記電池カバーに設けられた第1のリブと、前記
第1のリブと嵌合する前記電子機器本体に設けられた第
2の嵌合部と、前記電子機器本体に設けられ、前記第1
および第2の嵌合部が嵌合する際、前記第1のリブと接
触することにより前記電池カバーの移動を禁止する第2
のリブと、を備える。
【0017】前記第1のリブは前記電池カバーの両端に
渡って形成されていることが望ましい。
渡って形成されていることが望ましい。
【0018】前記第1の嵌合部がスライドすることによ
り前記第2の嵌合部と嵌合することが好ましい。
り前記第2の嵌合部と嵌合することが好ましい。
【0019】前記第1のリブを前記第1の嵌合部および
前記第2のリブで固定することが好ましい。
前記第2のリブで固定することが好ましい。
【0020】このように、本願発明では、電池カバー上
端中央部にあるストッパ受けから電池カバーの両端に向
かってリブを水平に設けることにより、機器の落下等の
衝撃で内蔵した電池の衝突等による電池カバーへの過度
の力の付加によって発生する電池カバーの水平方向の歪
みや撓み等の変形を抑制することができる。
端中央部にあるストッパ受けから電池カバーの両端に向
かってリブを水平に設けることにより、機器の落下等の
衝撃で内蔵した電池の衝突等による電池カバーへの過度
の力の付加によって発生する電池カバーの水平方向の歪
みや撓み等の変形を抑制することができる。
【0021】また、衝撃による過度の力の付加によって
発生する鉛直方向の電池カバーの歪みや撓み等の変形に
対しては、電池カバー側のリブをストッパと挟み込む位
置に本体側のリブを設けることによって抑えることがで
きる。
発生する鉛直方向の電池カバーの歪みや撓み等の変形に
対しては、電池カバー側のリブをストッパと挟み込む位
置に本体側のリブを設けることによって抑えることがで
きる。
【0022】したがって、電子機器の小形・軽量化のた
めの樹脂系材質と機器の肉厚を薄くした構造に起因し
て、機器に対して加わる外力によって発生する機器本体
や電池カバーの歪みや撓み等の変形と、機器の落下等の
衝撃により内蔵した電池の電池カバーへの衝突による過
度の力の付加によって発生する水平・鉛直方向の歪みや
撓みとによってカバーが外れるという従来技術に対し
て、本発明の構成を備えることにより、カバー自身の水
平・鉛直方向の歪みや撓みは抑制され、電池カバーと本
体との嵌合力も上がるため、機器の落下等の衝撃で内蔵
されている電池が電池カバーに当たる等、過度の力が電
池カバーに加わり起きる電池カバー外れを防止すること
ができる。
めの樹脂系材質と機器の肉厚を薄くした構造に起因し
て、機器に対して加わる外力によって発生する機器本体
や電池カバーの歪みや撓み等の変形と、機器の落下等の
衝撃により内蔵した電池の電池カバーへの衝突による過
度の力の付加によって発生する水平・鉛直方向の歪みや
撓みとによってカバーが外れるという従来技術に対し
て、本発明の構成を備えることにより、カバー自身の水
平・鉛直方向の歪みや撓みは抑制され、電池カバーと本
体との嵌合力も上がるため、機器の落下等の衝撃で内蔵
されている電池が電池カバーに当たる等、過度の力が電
池カバーに加わり起きる電池カバー外れを防止すること
ができる。
【0023】
【発明の実施の形態】次に本発明について図面を参照し
て詳細に説明する。
て詳細に説明する。
【0024】図1および2は、本発明の一実施例を示す
携帯電話等の電子機器の電池収納装置を示す分解斜視図
である。
携帯電話等の電子機器の電池収納装置を示す分解斜視図
である。
【0025】図1および2において、電子機器は本体
1、電池カバー2および電子機器内部の各回路へ電源を
供給する電池3で構成される。本体1の電池収納部13
は電池3を収納するものであり、電池カバー2は電池3
を電池収納部13に収納した後本体1に取着されるもの
である。
1、電池カバー2および電子機器内部の各回路へ電源を
供給する電池3で構成される。本体1の電池収納部13
は電池3を収納するものであり、電池カバー2は電池3
を電池収納部13に収納した後本体1に取着されるもの
である。
【0026】電池収納部13の側面周縁部の上端付近に
は本体側リブ4および11が、下端周縁部にはツメ引掛
け部5が、上端部中央付近には溝6が設けられている。
溝6内にはストッパ7が摺動自在に保持されている。
は本体側リブ4および11が、下端周縁部にはツメ引掛
け部5が、上端部中央付近には溝6が設けられている。
溝6内にはストッパ7が摺動自在に保持されている。
【0027】電池カバー2の下端周縁部にはツメ引掛け
部5に係合する引掛けツメ9が、上端周縁部ほぼ中央に
はストッパ7と嵌合するストッパ受け10を有する電池
カバーリブ8が設けられている。電池カバーリブ8は電
池カバーの両側面に渡って下端面にほぼ並行に形成され
ている。ストッパ受け10の部分はストッパ7の方向に
突出しており、電池カバーリブ8は略コ字形状となって
いる。
部5に係合する引掛けツメ9が、上端周縁部ほぼ中央に
はストッパ7と嵌合するストッパ受け10を有する電池
カバーリブ8が設けられている。電池カバーリブ8は電
池カバーの両側面に渡って下端面にほぼ並行に形成され
ている。ストッパ受け10の部分はストッパ7の方向に
突出しており、電池カバーリブ8は略コ字形状となって
いる。
【0028】図3は本発明の電池収納装置の側断面図で
ある。
ある。
【0029】本体側リブ4および11の上端側の面は電
池カバーリブ8の下端側の面に接触し、ストッパ受け1
0の上端側の面は本体1およびストッパ7に接触してい
る。したがって、電池カバーリブ8は本体1およびスト
ッパ7と本体側リブ4および11とにより固定されてい
る。
池カバーリブ8の下端側の面に接触し、ストッパ受け1
0の上端側の面は本体1およびストッパ7に接触してい
る。したがって、電池カバーリブ8は本体1およびスト
ッパ7と本体側リブ4および11とにより固定されてい
る。
【0030】引掛けツメ9はツメ引掛け部5に係合し、
ストッパ7はストッパ受け10に係合することにより電
池カバー2が本体1に固定される。ストッパ7はバネ1
2により溝6内を摺動自在となる。
ストッパ7はストッパ受け10に係合することにより電
池カバー2が本体1に固定される。ストッパ7はバネ1
2により溝6内を摺動自在となる。
【0031】次に、本発明の動作について図1乃至3を
参照して説明する。
参照して説明する。
【0032】電池カバー2を本体1に係合する場合、ま
ず、電池カバー2の引掛けツメ9を斜め上方向から本体
1のツメ引掛け部5に係合する。そして、電池カバー2
の上端側を本体1側に回動すると、電池カバーリブ8に
ストッパ7の先端のテーパ部が押圧され、バネ12が鉛
直方向に収縮する。ストッパ7がストッパ受け11に係
合する位置にくると、ストッパ7がバネ12の伸張によ
りストッパ受け11に嵌合し電池カバー2が本体1に固
定される。このとき、電池カバーリブ8はストッパ7と
本体側リブ4および11とで挟み込まれた状態となる。
ず、電池カバー2の引掛けツメ9を斜め上方向から本体
1のツメ引掛け部5に係合する。そして、電池カバー2
の上端側を本体1側に回動すると、電池カバーリブ8に
ストッパ7の先端のテーパ部が押圧され、バネ12が鉛
直方向に収縮する。ストッパ7がストッパ受け11に係
合する位置にくると、ストッパ7がバネ12の伸張によ
りストッパ受け11に嵌合し電池カバー2が本体1に固
定される。このとき、電池カバーリブ8はストッパ7と
本体側リブ4および11とで挟み込まれた状態となる。
【0033】一方、電池カバー2を本体1から外す場合
には、ストッパ7をスライドさせることによりストッパ
7とストッパ受け10との係合が外れ、電池カバー2の
上端側を上方向に回動して外すことができる。
には、ストッパ7をスライドさせることによりストッパ
7とストッパ受け10との係合が外れ、電池カバー2の
上端側を上方向に回動して外すことができる。
【0034】このように、本願発明では、機器の落下等
の衝撃で内蔵した電池の衝突等による電池カバーへの過
度の力の付加によって発生する電池カバーの水平方向の
歪みや撓み等の変形を、電池カバー上端中央部にあるス
トッパ受けから電池カバーの両端に向かってリブを水平
に設けることにより、抑制することができる。
の衝撃で内蔵した電池の衝突等による電池カバーへの過
度の力の付加によって発生する電池カバーの水平方向の
歪みや撓み等の変形を、電池カバー上端中央部にあるス
トッパ受けから電池カバーの両端に向かってリブを水平
に設けることにより、抑制することができる。
【0035】また、衝撃による過度の力の付加によって
発生する鉛直方向の電池カバーの歪みや撓み等の変形
を、電池カバー側のリブをストッパと挟み込む位置に本
体側のリブを設けることによって抑えることができる。
発生する鉛直方向の電池カバーの歪みや撓み等の変形
を、電池カバー側のリブをストッパと挟み込む位置に本
体側のリブを設けることによって抑えることができる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による電池
収納装置では、電池カバーの歪みや撓み等の変形を電池
カバーと機器本体に電池カバーの任意方向への移動を抑
えるリブを設けることにより、小形・軽量化のために材
質に樹脂系のものを使い機器の肉厚も薄くした構造をし
ている電子機器に、外力が加わると機器本体や電池カバ
ーが歪みや撓み等の変形を起こしやすいということを抑
制し、機器の落下等の衝撃で内蔵した電池が電池カバー
に当たる等、過度の力が電池カバーに加わり起きる電池
カバー外れを防止することができる。
収納装置では、電池カバーの歪みや撓み等の変形を電池
カバーと機器本体に電池カバーの任意方向への移動を抑
えるリブを設けることにより、小形・軽量化のために材
質に樹脂系のものを使い機器の肉厚も薄くした構造をし
ている電子機器に、外力が加わると機器本体や電池カバ
ーが歪みや撓み等の変形を起こしやすいということを抑
制し、機器の落下等の衝撃で内蔵した電池が電池カバー
に当たる等、過度の力が電池カバーに加わり起きる電池
カバー外れを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の分解斜視図。
【図2】図1に示した電池カバーの裏面を示す分解斜視
図。
図。
【図3】本発明の一実施例の側断面図。
【図4】従来のコードレス電話装置における電池収納装
置の分解斜視図。
置の分解斜視図。
1 電子機器本体 2 電池カバー 3 電池 4 本体側リブ 5 ツメ引掛け部 6 溝 7 ストッパ 8 電池カバーリブ 9 引掛けツメ 10 ストッパ受け 11 本体側リブ 12 バネ 13 電池収納部
Claims (4)
- 【請求項1】 電池収納部を有する電子機器本体と、前
記電池収納部を覆って前記電子機器本体に固定される電
池カバーと、を有する電池収納装置において、 前記電池カバーに設けられた第1の嵌合部と、 前記電池カバーに設けられた第1のリブと、 前記第1のリブと嵌合する前記電子機器本体に設けられ
た第2の嵌合部と、 前記電子機器本体に設けられ、前記第1および第2の嵌
合部が嵌合する際、前記第1のリブと接触することによ
り前記電池カバーの移動を禁止する第2のリブと、 を有することを特徴とする電池収納装置。 - 【請求項2】 前記第1のリブは前記電池カバーの両端
に渡って形成されていることを特徴とする請求項1記載
の電池収納装置。 - 【請求項3】 前記第1の嵌合部がスライドすることに
より前記第2の嵌合部と嵌合することを特徴とする請求
項1記載の電池収納装置。 - 【請求項4】 前記第1のリブを前記第1の嵌合部およ
び前記第2のリブで固定することを特徴とする請求項1
記載の電池収納装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8042252A JP2747270B2 (ja) | 1996-02-29 | 1996-02-29 | 電池収納装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8042252A JP2747270B2 (ja) | 1996-02-29 | 1996-02-29 | 電池収納装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09237980A true JPH09237980A (ja) | 1997-09-09 |
JP2747270B2 JP2747270B2 (ja) | 1998-05-06 |
Family
ID=12630843
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8042252A Expired - Fee Related JP2747270B2 (ja) | 1996-02-29 | 1996-02-29 | 電池収納装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2747270B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009065428A (ja) * | 2007-09-06 | 2009-03-26 | Denso Wave Inc | 携帯端末 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6170982U (ja) * | 1984-10-16 | 1986-05-15 | ||
JPH06215743A (ja) * | 1993-01-12 | 1994-08-05 | Kokusai Electric Co Ltd | 電池パックの着脱構造 |
JPH06260156A (ja) * | 1993-02-27 | 1994-09-16 | Sony Corp | 電池蓋の取付け構造 |
JPH0856082A (ja) * | 1994-08-15 | 1996-02-27 | Casio Comput Co Ltd | 電子機器の筐体構造 |
-
1996
- 1996-02-29 JP JP8042252A patent/JP2747270B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2009065428A (ja) * | 2007-09-06 | 2009-03-26 | Denso Wave Inc | 携帯端末 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2747270B2 (ja) | 1998-05-06 |
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Legal Events
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