JPH09237888A - 固体撮像素子及びその製造方法 - Google Patents
固体撮像素子及びその製造方法Info
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- JPH09237888A JPH09237888A JP8043121A JP4312196A JPH09237888A JP H09237888 A JPH09237888 A JP H09237888A JP 8043121 A JP8043121 A JP 8043121A JP 4312196 A JP4312196 A JP 4312196A JP H09237888 A JPH09237888 A JP H09237888A
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- JP
- Japan
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- transfer electrode
- insulating film
- transfer
- forming
- electrodes
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 微細化され、転送電極の重合わせ余裕が要ら
ない平坦な表面の電荷結合素子及びその製造方法を提供
する。 【解決手段】 第2転送電極17の厚さは、第1転送電
極15間のギャップよりその2倍以上にした後、その平
坦化工程を施して平坦面18を形成する。これによりリ
ソグラフィ工程においては、第1転送電極と第2転送電
極間の重合わせ余裕が不要になり更に、半導体基板から
第2転送電極上端までの距離を従来のそれより1/2に
することができる。
ない平坦な表面の電荷結合素子及びその製造方法を提供
する。 【解決手段】 第2転送電極17の厚さは、第1転送電
極15間のギャップよりその2倍以上にした後、その平
坦化工程を施して平坦面18を形成する。これによりリ
ソグラフィ工程においては、第1転送電極と第2転送電
極間の重合わせ余裕が不要になり更に、半導体基板から
第2転送電極上端までの距離を従来のそれより1/2に
することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は固体撮像素子即ち、
電荷結合素子(CCD)の製造方法に係り、特に高集積
化した電荷結合素子の電極形成に好適する。
電荷結合素子(CCD)の製造方法に係り、特に高集積
化した電荷結合素子の電極形成に好適する。
【0002】
【従来の技術】従来埋込みチャンネル型の電荷結合素子
は図6乃至図8に示す工程を経て製造される。例えばN
型シリコン半導体基板20にボロンイオン(B+ )を打
込んでから熱処理を施して、Pウエル領域21(半導体
層)を形成する。続いてPウエル領域21にはリンイオ
ン(P- )を打込後熱処理を施して埋込みチャンネル層
22(前記半導体層とは導電型の異なる)を設けて、そ
の1部分を電荷結合素子の画素領域23として機能させ
る。更に埋込みチャンネル層22上には絶縁膜24を被
覆後、導電性被膜を堆積し更にリソグラフィ工程により
パターニングして複数の第1転送電極25を形成する
(図6参照)。
は図6乃至図8に示す工程を経て製造される。例えばN
型シリコン半導体基板20にボロンイオン(B+ )を打
込んでから熱処理を施して、Pウエル領域21(半導体
層)を形成する。続いてPウエル領域21にはリンイオ
ン(P- )を打込後熱処理を施して埋込みチャンネル層
22(前記半導体層とは導電型の異なる)を設けて、そ
の1部分を電荷結合素子の画素領域23として機能させ
る。更に埋込みチャンネル層22上には絶縁膜24を被
覆後、導電性被膜を堆積し更にリソグラフィ工程により
パターニングして複数の第1転送電極25を形成する
(図6参照)。
【0003】次に第1転送電極25の側面ならびに上面
を絶縁膜24に接続する絶縁膜24で覆い、後述する第
2転送電極を構成する多結晶ケイ素などの導電膜を更に
堆積後、レジストを利用するリソグラフィ工程により第
1転送電極25上に重なるようなパターニングにより第
2転送電極26を形成する(図7参照)。
を絶縁膜24に接続する絶縁膜24で覆い、後述する第
2転送電極を構成する多結晶ケイ素などの導電膜を更に
堆積後、レジストを利用するリソグラフィ工程により第
1転送電極25上に重なるようなパターニングにより第
2転送電極26を形成する(図7参照)。
【0004】さらに第2転送電極26を部分的に除去し
て絶縁膜24の上面を露出させるために、被覆したレジ
スト27を異方性エッチングである例えばRIEにより
パターニング後、レジストを剥離して電極28を露出し
て図8の断面構造即ち第2転送電極26を完成する。
て絶縁膜24の上面を露出させるために、被覆したレジ
スト27を異方性エッチングである例えばRIEにより
パターニング後、レジストを剥離して電極28を露出し
て図8の断面構造即ち第2転送電極26を完成する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】第1転送電極25及び
第2転送電極26の製造方法は、2回のリソグラフィ工
程を行っており、しかも重ね合せた両電極間にズレがで
きないように、図8に明かにするように重ね合せ余裕a
を設計上必ず考慮しなければない。この重ね合せ余裕a
は電荷結合素子を高集積化する際には縮小することが望
ましいが、第2転送電極26用のリソグラフィ工程によ
りその下限が決るために微細化にとって妨げになる。
第2転送電極26の製造方法は、2回のリソグラフィ工
程を行っており、しかも重ね合せた両電極間にズレがで
きないように、図8に明かにするように重ね合せ余裕a
を設計上必ず考慮しなければない。この重ね合せ余裕a
は電荷結合素子を高集積化する際には縮小することが望
ましいが、第2転送電極26用のリソグラフィ工程によ
りその下限が決るために微細化にとって妨げになる。
【0006】隣接する第2転送電極26間のギャップb
及び第1転送電極25間に生じる例えば5μm〜10μ
mのギャップl1 (図2参照)も第2転送電極26用の
リソグラフィ工程によりその下限が決るために、重ね合
せ余裕aと同様に微細化にとって妨げになる。
及び第1転送電極25間に生じる例えば5μm〜10μ
mのギャップl1 (図2参照)も第2転送電極26用の
リソグラフィ工程によりその下限が決るために、重ね合
せ余裕aと同様に微細化にとって妨げになる。
【0007】更に第1及び第2転送電極25、26を前
記のように重ね合せるには、埋込みチャンネル層24表
面から第2転送電極26上端28までの距離d1 (図8
参照)が転送電極自体の厚さより大きいことが望ましい
が、第2転送電極26表面に段差が生じる。そのため
に、上方に層間絶縁膜や遮光膜などを積重ねるのには技
術的に難しい点が生じる。
記のように重ね合せるには、埋込みチャンネル層24表
面から第2転送電極26上端28までの距離d1 (図8
参照)が転送電極自体の厚さより大きいことが望ましい
が、第2転送電極26表面に段差が生じる。そのため
に、上方に層間絶縁膜や遮光膜などを積重ねるのには技
術的に難しい点が生じる。
【0008】本発明はこのような事情により成されたも
ので、特に微細化され、転送電極の重合わせ余裕が要ら
ない平坦な表面の電荷結合素子及びその製造方法を提供
する。
ので、特に微細化され、転送電極の重合わせ余裕が要ら
ない平坦な表面の電荷結合素子及びその製造方法を提供
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】半導体基板表面に重ねた
導電型の異なる半導体層の最上層と,この最上層に設置
する複数の画素領域と,前記最上層を覆う第1絶縁膜
と,前記画素領域以外の第1絶縁膜部分に重ねて配置す
る複数の第1転送電極と,この第1転送電極の露出部分
を覆い前記第1絶縁膜に連続する第1絶縁膜の他の部分
と,前記第1転送電極間のギャップを埋めると共にこの
第1絶縁膜及び他の部分に隣接して配置する第2転送電
極と,前記第1転送電極及び第2転送電極の上面を構成
する平坦面とに本発明に係る固体撮像素子の特徴があ
る。
導電型の異なる半導体層の最上層と,この最上層に設置
する複数の画素領域と,前記最上層を覆う第1絶縁膜
と,前記画素領域以外の第1絶縁膜部分に重ねて配置す
る複数の第1転送電極と,この第1転送電極の露出部分
を覆い前記第1絶縁膜に連続する第1絶縁膜の他の部分
と,前記第1転送電極間のギャップを埋めると共にこの
第1絶縁膜及び他の部分に隣接して配置する第2転送電
極と,前記第1転送電極及び第2転送電極の上面を構成
する平坦面とに本発明に係る固体撮像素子の特徴があ
る。
【0010】更に半導体基板に導電型の異なる半導体層
を重ねる工程と,この最上層の半導体層に複数の画素領
域を形成する工程と,この画素領域及び最上層の半導体
層に重ねて第1絶縁膜を形成する工程と,この第1絶縁
膜部分を覆う複数の第1転送電極を形成する工程と,こ
の第1転送電極の露出部と前記第1絶縁膜に連続する第
1絶縁膜の他の部分を形成する工程と,前記第1転送電
極の厚さの約2倍以上の第2転送電極を前記第1絶縁膜
部分間のギャップを埋めて被覆する工程と,前記第1絶
縁膜部分、第1転送電極ならびに第2転送電極の上面を
平坦化する工程とから成る点にも特徴がある。
を重ねる工程と,この最上層の半導体層に複数の画素領
域を形成する工程と,この画素領域及び最上層の半導体
層に重ねて第1絶縁膜を形成する工程と,この第1絶縁
膜部分を覆う複数の第1転送電極を形成する工程と,こ
の第1転送電極の露出部と前記第1絶縁膜に連続する第
1絶縁膜の他の部分を形成する工程と,前記第1転送電
極の厚さの約2倍以上の第2転送電極を前記第1絶縁膜
部分間のギャップを埋めて被覆する工程と,前記第1絶
縁膜部分、第1転送電極ならびに第2転送電極の上面を
平坦化する工程とから成る点にも特徴がある。
【0011】このように本発明に係る固体撮像素子で
は、複数の第1転送電極間のギャップの厚さの2倍以上
の厚さの2つの転送電極を設置後、その上面を平坦化す
る。これによりリソグラフィ工程において第1転送電極
と第2転送電極間の重合わせ余裕が不要になるので、半
導体基板から第2転送電極上端までの距離を従来のそれ
より1/2にすることができる。
は、複数の第1転送電極間のギャップの厚さの2倍以上
の厚さの2つの転送電極を設置後、その上面を平坦化す
る。これによりリソグラフィ工程において第1転送電極
と第2転送電極間の重合わせ余裕が不要になるので、半
導体基板から第2転送電極上端までの距離を従来のそれ
より1/2にすることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態として埋込みチ
ャンネル型の電荷結合素子を図1乃至図5を参照して説
明する。図1、図4、図5には本発明に係るチャンネル
型の電荷結合素子の一部切欠斜視図と平面図を、図2及
び図3に本発明に係るチャンネル型の電荷結合素子の要
部断面図を示す。即ち従来の技術と同様に、N型シリコ
ン半導体基板10には、図1に示すようにボロンイオン
(B+ )を打込んでから熱処理を施して、Pウエル領域
11を形成し、続いてPウエル領域11にはリンイオン
(P- )を打込んでから熱処理を行って埋込みチャンネ
ル層12を設置して固体撮像素子の複数の画素領域13
(図1、図4、図5参照)として機能させる。更に埋込
みチャンネル層12全面には第1絶縁膜14を被覆する
ので、複数の画素領域13表面も当然覆われる。
ャンネル型の電荷結合素子を図1乃至図5を参照して説
明する。図1、図4、図5には本発明に係るチャンネル
型の電荷結合素子の一部切欠斜視図と平面図を、図2及
び図3に本発明に係るチャンネル型の電荷結合素子の要
部断面図を示す。即ち従来の技術と同様に、N型シリコ
ン半導体基板10には、図1に示すようにボロンイオン
(B+ )を打込んでから熱処理を施して、Pウエル領域
11を形成し、続いてPウエル領域11にはリンイオン
(P- )を打込んでから熱処理を行って埋込みチャンネ
ル層12を設置して固体撮像素子の複数の画素領域13
(図1、図4、図5参照)として機能させる。更に埋込
みチャンネル層12全面には第1絶縁膜14を被覆する
ので、複数の画素領域13表面も当然覆われる。
【0013】次に、図1に明らかにする複数の画素領域
13の形成予定領域(図2以下に示す)を囲んで導電性
金属膜を堆積後、リソグラフィ工程によって、所定の間
隔にパターニングして厚さd2 (図2参照)の複数の第
1転送電極15を形成する。更に第1転送電極15の側
面ならびに上面即ち露出する部分には、第1絶縁膜14
に連続する部分16を形成して、露出部分を完全に覆
う。
13の形成予定領域(図2以下に示す)を囲んで導電性
金属膜を堆積後、リソグラフィ工程によって、所定の間
隔にパターニングして厚さd2 (図2参照)の複数の第
1転送電極15を形成する。更に第1転送電極15の側
面ならびに上面即ち露出する部分には、第1絶縁膜14
に連続する部分16を形成して、露出部分を完全に覆
う。
【0014】次に第2転送電極17用の材料として例え
ば多結晶ケイ素などから成る導電膜を第1絶縁膜14及
び連続する部分16に隣接して堆積させ、その厚さを第
1転送電極15間に生じる例えば5μm〜10μmのギ
ャップl2 (図2参照)より大きい2t(図2参照)以
上にすることによってギャップl2 や各第1転送電極1
5が埋込まれるようにして、図2の断面構造が得られ
る。
ば多結晶ケイ素などから成る導電膜を第1絶縁膜14及
び連続する部分16に隣接して堆積させ、その厚さを第
1転送電極15間に生じる例えば5μm〜10μmのギ
ャップl2 (図2参照)より大きい2t(図2参照)以
上にすることによってギャップl2 や各第1転送電極1
5が埋込まれるようにして、図2の断面構造が得られ
る。
【0015】続いてドライエッチングである例えばRI
E法により多結晶ケイ素などから成る導電膜の所定表面
をエッチングするが、第1転送電極15上に重なる部分
が完全に除かれるように時間を設定して第2転送電極1
7を形成する。この結果複数の第1転送電極15間のギ
ャップl2 が埋められしかも両電極15、17間に重ね
合せ余裕aをなくすことができる上に、図5に明かなよ
うに厚さd2 を有する第1転送電極15と第2転送電極
17の上面には平坦面18が形成される(図3参照)。
E法により多結晶ケイ素などから成る導電膜の所定表面
をエッチングするが、第1転送電極15上に重なる部分
が完全に除かれるように時間を設定して第2転送電極1
7を形成する。この結果複数の第1転送電極15間のギ
ャップl2 が埋められしかも両電極15、17間に重ね
合せ余裕aをなくすことができる上に、図5に明かなよ
うに厚さd2 を有する第1転送電極15と第2転送電極
17の上面には平坦面18が形成される(図3参照)。
【0016】第2転送電極17は第1絶縁膜14並びに
連続する部分16に隣接して形成されるが、その露出部
分にも第2絶縁膜18(図1参照)を形成して絶縁され
た第2転送電極17を完成する。
連続する部分16に隣接して形成されるが、その露出部
分にも第2絶縁膜18(図1参照)を形成して絶縁され
た第2転送電極17を完成する。
【0017】このような技術を固体撮像素子へ適用した
例を図1ならびに図4、図5により説明するが、図面を
簡略化するために図4、図5では第1、第2絶縁膜1
4、18は省略した。前記のように半導体基板10に重
ねた半導体層の最上層12には一定の間隔を持って複数
の画素領域13が形成され、前記のように第1絶縁膜1
4により覆われる。そして第1転送電極15ならびに第
2転送電極17の平坦面18は図1に示すように画素領
域13を覆う第1絶縁膜14より上方に位置し、図示し
ないレンズからの光が画素領域13に入射されることに
なる。
例を図1ならびに図4、図5により説明するが、図面を
簡略化するために図4、図5では第1、第2絶縁膜1
4、18は省略した。前記のように半導体基板10に重
ねた半導体層の最上層12には一定の間隔を持って複数
の画素領域13が形成され、前記のように第1絶縁膜1
4により覆われる。そして第1転送電極15ならびに第
2転送電極17の平坦面18は図1に示すように画素領
域13を覆う第1絶縁膜14より上方に位置し、図示し
ないレンズからの光が画素領域13に入射されることに
なる。
【0018】前記のように第1転送電極15はリソグラ
フィ工程を利用して形成され、その後第2転送電極17
を形成するが、この時画素領域13の寸法σが第2転送
電極17の厚さtの2倍より第1転送電極15間に生じ
るギャップl2 が小さければ図4に示すように電荷転送
部の形成と同時に画素領域13が完成される。
フィ工程を利用して形成され、その後第2転送電極17
を形成するが、この時画素領域13の寸法σが第2転送
電極17の厚さtの2倍より第1転送電極15間に生じ
るギャップl2 が小さければ図4に示すように電荷転送
部の形成と同時に画素領域13が完成される。
【0019】第1転送電極15間に生じるギャップl2
は5μm〜10μmであり、その厚さd2 は最高10μ
m程度である。このような寸法の場合第1転送電極15
間に第2転送電極17が前記のような関係を持って堆積
され、平坦面18は異方性食刻手段である例えばRIE
法により形成される。しかし、第1転送電極15の上面
や側面にも第2転送電極17を構成する多結晶ケイ素な
どから成る導電膜が付着しており、これが図4に示す不
要な部分eである。これを除去する工程ならびに必要が
あれば多結晶ケイ素などから成る導電膜を再堆積するこ
とにより2層の転送電極15、17を持つ固体撮像素子
が得られる(図5参照)。
は5μm〜10μmであり、その厚さd2 は最高10μ
m程度である。このような寸法の場合第1転送電極15
間に第2転送電極17が前記のような関係を持って堆積
され、平坦面18は異方性食刻手段である例えばRIE
法により形成される。しかし、第1転送電極15の上面
や側面にも第2転送電極17を構成する多結晶ケイ素な
どから成る導電膜が付着しており、これが図4に示す不
要な部分eである。これを除去する工程ならびに必要が
あれば多結晶ケイ素などから成る導電膜を再堆積するこ
とにより2層の転送電極15、17を持つ固体撮像素子
が得られる(図5参照)。
【0020】
【発明の効果】以上のように第2転送電極17はリソグ
ラフィ工程なしで形成できるので、従来のように第1転
送電極15と第2転送電極17の重ね合せ余裕aならび
に第2転送電極17間のギャップbが不要になる。従っ
て固体撮像素子を微細化するには第1転送電極15のリ
ソグラフィ工程だけで下限が決まるために同レベルのリ
ソグラフィ工程により従来の2倍の微細化が可能にな
る。
ラフィ工程なしで形成できるので、従来のように第1転
送電極15と第2転送電極17の重ね合せ余裕aならび
に第2転送電極17間のギャップbが不要になる。従っ
て固体撮像素子を微細化するには第1転送電極15のリ
ソグラフィ工程だけで下限が決まるために同レベルのリ
ソグラフィ工程により従来の2倍の微細化が可能にな
る。
【0021】又第1転送電極15と第2転送電極17の
重ね合せ余裕aが要らないので、半導体基板に重ねる半
導体層の最上層表面から第2転送電極17上端までの距
離d3 (図3参照)を従来の1/2にすることができ
る。
重ね合せ余裕aが要らないので、半導体基板に重ねる半
導体層の最上層表面から第2転送電極17上端までの距
離d3 (図3参照)を従来の1/2にすることができ
る。
【図1】本発明に係る固体撮像素子の要部を示す一部切
欠斜視図である。
欠斜視図である。
【図2】図1の要部を形成する工程を示す断面図であ
る。
る。
【図3】図2に続く工程を示す断面図である。
【図4】図1及び図2の工程を固体撮像素子用に適用す
る断面図である。
る断面図である。
【図5】図4と違う工程を示す断面図である。
【図6】従来の固体撮像素子の転送電極形成工程を示す
断面図である。
断面図である。
【図7】図5に続く転送電極形成工程を示す断面図であ
る。
る。
【図8】図7に続く転送電極形成工程を示す断面図であ
る。
る。
1、10:半導体基板、 2、11:ウエル領域、 3、12:埋込みチャンネル層、 4、14、18:絶縁膜、 5、15、17:転送電極、 16:絶縁膜部分。
Claims (2)
- 【請求項1】 半導体基板表面に重ねた導電型の異なる
半導体層の最上層と,この最上層に設置する複数の画素
領域と,前記最上層を覆う第1絶縁膜と,前記画素領域
以外の第1絶縁膜部分に重ねて配置する複数の第1転送
電極と,この第1転送電極の露出部分を覆い前記第1絶
縁膜に連続する第1絶縁膜の他の部分と,前記第1転送
電極間のギャップを埋めると共にこの第1絶縁膜及び他
の部分に隣接して配置する第2転送電極と,前記第1転
送電極及び第2転送電極の上面を構成する平坦面とを具
備することを特徴とする固体撮像素子 - 【請求項2】半導体基板に導電型の異なる半導体層を重
ねる工程と,この最上層の半導体層に複数の画素領域を
形成する工程と,この画素領域及び最上層の半導体層に
重ねて第1絶縁膜を形成する工程と,この第1絶縁膜部
分を覆う複数の第1転送電極を形成する工程と,この第
1転送電極の露出部と前記第1絶縁膜に連続する第1絶
縁膜の他の部分を形成する工程と,前記第1転送電極の
厚さの約2倍以上の第2転送電極を前記第1絶縁膜部分
間のギャップを埋めて被覆する工程と,前記第1絶縁膜
部分、第1転送電極ならびに第2転送電極の上面を平坦
化する工程とから成ることを特徴とする固体撮像素子の
製造方法
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8043121A JPH09237888A (ja) | 1996-02-29 | 1996-02-29 | 固体撮像素子及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8043121A JPH09237888A (ja) | 1996-02-29 | 1996-02-29 | 固体撮像素子及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09237888A true JPH09237888A (ja) | 1997-09-09 |
Family
ID=12655015
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8043121A Pending JPH09237888A (ja) | 1996-02-29 | 1996-02-29 | 固体撮像素子及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09237888A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6452243B1 (en) | 1998-12-18 | 2002-09-17 | Nec Corporation | Solid state image sensor and method for fabricating the same |
-
1996
- 1996-02-29 JP JP8043121A patent/JPH09237888A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6452243B1 (en) | 1998-12-18 | 2002-09-17 | Nec Corporation | Solid state image sensor and method for fabricating the same |
US6784015B2 (en) | 1998-12-18 | 2004-08-31 | Nec Electronics Corporation | Solid state image sensor and method for fabricating the same |
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