JPH0923718A - 苗移植機 - Google Patents
苗移植機Info
- Publication number
- JPH0923718A JPH0923718A JP19713195A JP19713195A JPH0923718A JP H0923718 A JPH0923718 A JP H0923718A JP 19713195 A JP19713195 A JP 19713195A JP 19713195 A JP19713195 A JP 19713195A JP H0923718 A JPH0923718 A JP H0923718A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- groove
- seedling
- grooving
- opener
- planting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Transplanting Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 畦溝の形成と苗の植え付けを連続して一度に
行うことによって、移植作業を効率的に行えるようにす
る。 【構成】 圃場Ｈに所要深さの畦溝Ｊを作溝する作溝装
置Ｂが機体Ａの最前部に設けられているとともに、その
畦溝Ｊの底部Ｊａに苗溝Ｊｂを作溝するオープナ１２が
作溝装置Ｂの後方に配置されている。また、その苗溝Ｊ
ｂに苗Ｐを植え付ける植付け器１３が、オープナ１２の
さらに後方に配置されている。
行うことによって、移植作業を効率的に行えるようにす
る。 【構成】 圃場Ｈに所要深さの畦溝Ｊを作溝する作溝装
置Ｂが機体Ａの最前部に設けられているとともに、その
畦溝Ｊの底部Ｊａに苗溝Ｊｂを作溝するオープナ１２が
作溝装置Ｂの後方に配置されている。また、その苗溝Ｊ
ｂに苗Ｐを植え付ける植付け器１３が、オープナ１２の
さらに後方に配置されている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば砂糖きび
等の農作物の移植栽培において、圃場に所要の深さの畦
溝を作溝するとともに、その畦溝の底部に苗を植え付け
る苗移植機に関する。
等の農作物の移植栽培において、圃場に所要の深さの畦
溝を作溝するとともに、その畦溝の底部に苗を植え付け
る苗移植機に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、砂糖きびの移植栽培では、専用の
機械を用いて圃場に予め苗の背丈よりも深い畦溝を掘
り、その底部に手植えあるいは移植機により苗を植え付
けるようにしていた。
機械を用いて圃場に予め苗の背丈よりも深い畦溝を掘
り、その底部に手植えあるいは移植機により苗を植え付
けるようにしていた。
【０００３】このような畦溝の底部に苗を植え付けるこ
とで、畦溝を掘る際に掘り出されて、当該畦溝の両側に
沿って盛り上げられた土（以下、盛土という）によって
風が遮られる。これにより、当該畦溝内に植え付けられ
た苗に風が直接吹き付けられなくなり、それらの苗が倒
伏するという風害を防止できる。
とで、畦溝を掘る際に掘り出されて、当該畦溝の両側に
沿って盛り上げられた土（以下、盛土という）によって
風が遮られる。これにより、当該畦溝内に植え付けられ
た苗に風が直接吹き付けられなくなり、それらの苗が倒
伏するという風害を防止できる。
【０００４】さらに、苗がある程度成長したときには、
上記畦溝の両側に沿って形成された盛り土を畦溝内に埋
め戻すことで、成長した苗の根元をしっかりと押さえる
ことができるという利点もある。
上記畦溝の両側に沿って形成された盛り土を畦溝内に埋
め戻すことで、成長した苗の根元をしっかりと押さえる
ことができるという利点もある。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の砂糖きびの移植栽培では、畦溝を掘る作業と、その
畦溝に苗を植え付ける作業とを各別にしていたために、
移植作業が非効率的であった。
来の砂糖きびの移植栽培では、畦溝を掘る作業と、その
畦溝に苗を植え付ける作業とを各別にしていたために、
移植作業が非効率的であった。
【０００６】さらに、苗を圃場の地表面よりも深い位置
に植え付けるので、手作業の場合には不自然な姿勢での
植え付けを行うことになり、身体的に無理を強いられる
という問題があった。
に植え付けるので、手作業の場合には不自然な姿勢での
植え付けを行うことになり、身体的に無理を強いられる
という問題があった。
【０００７】そこで本発明は、畦溝の形成と苗の植え付
けを連続して一度に行うことによって、上記欠点を解消
する苗移植機を提供しようとするものである。
けを連続して一度に行うことによって、上記欠点を解消
する苗移植機を提供しようとするものである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明の苗移植機は、圃
場Ｈに所要深さの畦溝Ｊを作溝する作溝装置Ｂが機体Ａ
の最前部に設けられているとともに、その畦溝Ｊの底部
Ｊａに苗溝Ｊｂを作溝するオープナ１２が作溝装置Ｂの
後方に配置されている。また、その苗溝Ｊｂに苗Ｐを植
え付ける植付け器１３が、オープナ１２のさらに後方に
配置されている。
場Ｈに所要深さの畦溝Ｊを作溝する作溝装置Ｂが機体Ａ
の最前部に設けられているとともに、その畦溝Ｊの底部
Ｊａに苗溝Ｊｂを作溝するオープナ１２が作溝装置Ｂの
後方に配置されている。また、その苗溝Ｊｂに苗Ｐを植
え付ける植付け器１３が、オープナ１２のさらに後方に
配置されている。
【０００９】この苗移植機による苗の移植動作は次の通
りである。苗移植機がトラクタ等によって牽引される
と、その移動に伴い、作溝装置Ｂによって圃場Ｈに所要
深さの畦溝Ｊが形成される。同時に、この畦溝Ｊの底部
Ｊａには、作溝装置Ｂの後方に配置されているオープナ
１２によって苗溝Ｊｂが作溝されるとともに、これに苗
Ｐが植え付けられる。
りである。苗移植機がトラクタ等によって牽引される
と、その移動に伴い、作溝装置Ｂによって圃場Ｈに所要
深さの畦溝Ｊが形成される。同時に、この畦溝Ｊの底部
Ｊａには、作溝装置Ｂの後方に配置されているオープナ
１２によって苗溝Ｊｂが作溝されるとともに、これに苗
Ｐが植え付けられる。
【００１０】また、本発明の苗移植器としては、次のよ
うな構成としてもよい。少なくとも当該苗Ｐの背丈より
深い畦溝を作溝する作溝装置Ｂと、この作溝装置Ｂより
後方でかつ低い位置に配置され、該畦溝の底部に苗溝を
作溝するオープナ１２と、さらにこのオープナ１２の後
方において上記苗溝に当該苗を植え付ける植付け器１３
とを備えている。
うな構成としてもよい。少なくとも当該苗Ｐの背丈より
深い畦溝を作溝する作溝装置Ｂと、この作溝装置Ｂより
後方でかつ低い位置に配置され、該畦溝の底部に苗溝を
作溝するオープナ１２と、さらにこのオープナ１２の後
方において上記苗溝に当該苗を植え付ける植付け器１３
とを備えている。
【００１１】作溝装置Ｂとしては、機体Ａに対して上下
方向の取付け位置を調整する高さ調整機構Ｃを付設して
いるものが好適である。この高さ調整機構Ｃにより、畦
溝Ｊを作溝する際の深さを調整できる。また、上記機体
Ａを、トラクタ等に連結される前フレーム１と、この前
フレーム１に上下回動自在に支持された可動フレーム４
とを備えた構成とするとともに、その可動フレーム４
に、作溝装置Ｂ、オープナ１２及び植付け器１３を固定
したものが好適である。
方向の取付け位置を調整する高さ調整機構Ｃを付設して
いるものが好適である。この高さ調整機構Ｃにより、畦
溝Ｊを作溝する際の深さを調整できる。また、上記機体
Ａを、トラクタ等に連結される前フレーム１と、この前
フレーム１に上下回動自在に支持された可動フレーム４
とを備えた構成とするとともに、その可動フレーム４
に、作溝装置Ｂ、オープナ１２及び植付け器１３を固定
したものが好適である。
【００１２】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照して説明する。図１は本発明の苗移植機の一実施
例を示す側面図、図２はその正面図である。
を参照して説明する。図１は本発明の苗移植機の一実施
例を示す側面図、図２はその正面図である。
【００１３】Ａは本機の機体である。この機体Ａは、左
右に延びる前フレーム１と、この前フレーム１に基端部
を固定するとともに、その基端部から後方に延びる一対
の取付けフレーム２，２と、上記前フレーム１に沿って
配置された牽引駆動軸３を中心として上下回動自在に取
り付けられた可動フレーム４とを備えている。なお、１
ａ，１ｂはトラクタ等（図示しない）に前フレーム１を
連結するための連結片である。
右に延びる前フレーム１と、この前フレーム１に基端部
を固定するとともに、その基端部から後方に延びる一対
の取付けフレーム２，２と、上記前フレーム１に沿って
配置された牽引駆動軸３を中心として上下回動自在に取
り付けられた可動フレーム４とを備えている。なお、１
ａ，１ｂはトラクタ等（図示しない）に前フレーム１を
連結するための連結片である。
【００１４】一対の取付けフレーム２，２の後端部に
は、苗群を載せておく苗台５が乗載設置されており、そ
の下方に駆動軸ブラケット６，６を介して駆動輪７，７
がそれぞれ支持されている。なお、８は駆動輪７と牽引
駆動軸３とを連結するチェーンであり、駆動輪７の駆動
力はチェーン８、牽引駆動軸３を介して各部に伝達され
る。
は、苗群を載せておく苗台５が乗載設置されており、そ
の下方に駆動軸ブラケット６，６を介して駆動輪７，７
がそれぞれ支持されている。なお、８は駆動輪７と牽引
駆動軸３とを連結するチェーンであり、駆動輪７の駆動
力はチェーン８、牽引駆動軸３を介して各部に伝達され
る。
【００１５】上記前フレーム１の端部には作業員用の座
席９が固定されており、この座席９には、苗台５から取
り出した苗を搬送する搬送コンベア１０の始端部が対向
配置されているとともに、該搬送コンベア１０の終端部
を支持する駆動機構部１１が可動フレーム４の中間部上
に立設されている。
席９が固定されており、この座席９には、苗台５から取
り出した苗を搬送する搬送コンベア１０の始端部が対向
配置されているとともに、該搬送コンベア１０の終端部
を支持する駆動機構部１１が可動フレーム４の中間部上
に立設されている。
【００１６】可動フレーム４は、牽引駆動軸３を中心と
して上下回動することで、圃場Ｈ（図６）の起伏に従っ
て傾動するようになっており、その最前部から後部にか
けて、圃場Ｈに少なくとも苗Ｐの背丈より深い畦溝Ｊを
作溝する作溝装置Ｂ、この作溝装置Ｂより低い位置に配
置されて、上記畦溝Ｊの底部Ｊａに苗溝Ｊｂを作溝する
オープナ１２、その苗溝Ｊｂに苗Ｐを植え付ける植付け
器１３、その植え付けられた苗Ｐを鎮圧する鎮圧輪１
４，１４が、順に配列固定されている。なお、畦溝Ｊの
深さは、盛土Ｈ１の頂部から底部Ｊａの地表面までの距
離を示している。
して上下回動することで、圃場Ｈ（図６）の起伏に従っ
て傾動するようになっており、その最前部から後部にか
けて、圃場Ｈに少なくとも苗Ｐの背丈より深い畦溝Ｊを
作溝する作溝装置Ｂ、この作溝装置Ｂより低い位置に配
置されて、上記畦溝Ｊの底部Ｊａに苗溝Ｊｂを作溝する
オープナ１２、その苗溝Ｊｂに苗Ｐを植え付ける植付け
器１３、その植え付けられた苗Ｐを鎮圧する鎮圧輪１
４，１４が、順に配列固定されている。なお、畦溝Ｊの
深さは、盛土Ｈ１の頂部から底部Ｊａの地表面までの距
離を示している。
【００１７】上記作溝装置Ｂは、可動フレーム４の最前
部下面４ａに取り付けられた取付けブラケット１５と、
この取付けブラケット１５に支持された作溝刃１６とか
らなる。
部下面４ａに取り付けられた取付けブラケット１５と、
この取付けブラケット１５に支持された作溝刃１６とか
らなる。
【００１８】取付けブラケット１５の前端部上面には、
一対の取付け板１５ａ，１５ａが所定の間隔を保持して
起立して形成されており、これらの取付け板１５ａ，１
５ａの前縁部には２つのボルト挿入孔（図示しない）が
等間隔で形成されている。
一対の取付け板１５ａ，１５ａが所定の間隔を保持して
起立して形成されており、これらの取付け板１５ａ，１
５ａの前縁部には２つのボルト挿入孔（図示しない）が
等間隔で形成されている。
【００１９】作溝刃１６は、進行方向に向けて中央を鋭
角に折曲して突出させた平面Ｖ字形のものである。そし
て、これの下半部１６ａを上半部１６ｂよりも前方に突
出させているとともに、該下半部１６ａを、その先端か
ら両後端部に向かうに従って間隔を狭めた側面三角形に
形成している。その両後端部の間隔Ｗ（図４）がほぼ畦
溝の幅寸法となるので、その間隔は所望する畦溝幅に応
じて適宜設定することになる。
角に折曲して突出させた平面Ｖ字形のものである。そし
て、これの下半部１６ａを上半部１６ｂよりも前方に突
出させているとともに、該下半部１６ａを、その先端か
ら両後端部に向かうに従って間隔を狭めた側面三角形に
形成している。その両後端部の間隔Ｗ（図４）がほぼ畦
溝の幅寸法となるので、その間隔は所望する畦溝幅に応
じて適宜設定することになる。
【００２０】この作溝刃１６の背面には、上記取付けブ
ラケット１５の取付け板１５ａ，１５ａに支持される支
持板１７が固定されている。この支持板１７は、下端部
１７ａ（図３）が作溝刃１６の背面に固定されるととも
に、起立部１７ｂが作溝刃１６の上方に突出した側面Ｌ
字形のもので、その起立部１７ｂには、上記取付け板１
５ａ，１５ａに形成されたボルト挿入孔と同じ複数のボ
ルト挿入孔１７ｃが上下に同間隔で形成されている。
ラケット１５の取付け板１５ａ，１５ａに支持される支
持板１７が固定されている。この支持板１７は、下端部
１７ａ（図３）が作溝刃１６の背面に固定されるととも
に、起立部１７ｂが作溝刃１６の上方に突出した側面Ｌ
字形のもので、その起立部１７ｂには、上記取付け板１
５ａ，１５ａに形成されたボルト挿入孔と同じ複数のボ
ルト挿入孔１７ｃが上下に同間隔で形成されている。
【００２１】この作溝刃１６を取付けブラケット１５に
取り付けるには、取付け板１５ａ，１５ａ間に支持板１
７を挿入した状態で、対向するボルト挿入孔どうしにボ
ルトＢＴを挿入して締結する。本実施例では取付け板１
５ａと支持板１７により、高さ調整機構Ｃを構成してい
る。
取り付けるには、取付け板１５ａ，１５ａ間に支持板１
７を挿入した状態で、対向するボルト挿入孔どうしにボ
ルトＢＴを挿入して締結する。本実施例では取付け板１
５ａと支持板１７により、高さ調整機構Ｃを構成してい
る。
【００２２】すなわち、取付け板１５ａ，１５ａに支持
される支持板１７の、取付け板１５ａ，１５ａに対する
取付け位置を上下移動させることで、畦溝Ｊの深さを調
整できる。具体的には、圃場Ｈの地表面から１０cm程
度、あるいは盛土Ｈ１の頂部から１５〜２０cm程度の深
さとなるように作溝刃１６を取り付けるが、苗移植機の
自重等による駆動輪７の沈み込み等を勘案して適宜調整
する。
される支持板１７の、取付け板１５ａ，１５ａに対する
取付け位置を上下移動させることで、畦溝Ｊの深さを調
整できる。具体的には、圃場Ｈの地表面から１０cm程
度、あるいは盛土Ｈ１の頂部から１５〜２０cm程度の深
さとなるように作溝刃１６を取り付けるが、苗移植機の
自重等による駆動輪７の沈み込み等を勘案して適宜調整
する。
【００２３】上記オープナ１２は、作溝装置Ｂで作溝し
た畦溝Ｊの底部Ｊａの地表面を基準として、該表面から
所要の深さの苗植付け溝Ｊｂが作溝できるように固定し
ている。
た畦溝Ｊの底部Ｊａの地表面を基準として、該表面から
所要の深さの苗植付け溝Ｊｂが作溝できるように固定し
ている。
【００２４】上記苗移植機の動作について、主として図
６，７を参照して説明する。トラクタ等（図示しない）
によって本苗移植機を牽引すると、この苗移植機の走行
に伴って、作溝装置Ｂの作溝刃１６が圃場Ｈ内に刺し込
まれた状態で移動し、これにより、該圃場Ｈに所要深さ
の畦溝Ｊが作溝される。このとき、畦溝Ｊ内から掘り出
された土が畦溝の両側に盛土Ｈ１，Ｈ１となって形成さ
れる。
６，７を参照して説明する。トラクタ等（図示しない）
によって本苗移植機を牽引すると、この苗移植機の走行
に伴って、作溝装置Ｂの作溝刃１６が圃場Ｈ内に刺し込
まれた状態で移動し、これにより、該圃場Ｈに所要深さ
の畦溝Ｊが作溝される。このとき、畦溝Ｊ内から掘り出
された土が畦溝の両側に盛土Ｈ１，Ｈ１となって形成さ
れる。
【００２５】また、駆動機構部１１や植付け器１３が駆
動輪７の駆動力で駆動され、作業員が苗台５から手作業
で転載した苗列が、搬送コンベア１０を介して植付け器
１３に供給される。
動輪７の駆動力で駆動され、作業員が苗台５から手作業
で転載した苗列が、搬送コンベア１０を介して植付け器
１３に供給される。
【００２６】そして、オープナ１２によって畦溝Ｊの底
部中央に苗溝Ｊｂが作溝され、ここに植付け器１３によ
って苗Ｐが植え付けられる。そして、この直後に鎮圧輪
１４，１４によって苗溝Ｊｂが埋め戻されて苗Ｐの根元
がしっかりと押さえられる（図７）。
部中央に苗溝Ｊｂが作溝され、ここに植付け器１３によ
って苗Ｐが植え付けられる。そして、この直後に鎮圧輪
１４，１４によって苗溝Ｊｂが埋め戻されて苗Ｐの根元
がしっかりと押さえられる（図７）。
【００２７】ところで、上述したように、機体Ａは前フ
レーム１と、この前フレーム１に上下回動自在に支持さ
れた可動フレーム４とを有しているとともに、その可動
フレーム４に、作溝装置Ｂ、オープナ１２及び植付け器
１３を固定している。すなわち、圃場Ｈに起伏がある場
合には、可動フレーム４は該起伏に沿うように牽引駆動
軸３を中心として傾動するので、作溝装置Ｂの作溝刃１
６が圃場Ｈ内に常に一定の深さに刺し込まれた状態に保
持される。従って、圃場Ｈの起伏に係わらず、所要深さ
の畦溝，苗溝を作溝できる。
レーム１と、この前フレーム１に上下回動自在に支持さ
れた可動フレーム４とを有しているとともに、その可動
フレーム４に、作溝装置Ｂ、オープナ１２及び植付け器
１３を固定している。すなわち、圃場Ｈに起伏がある場
合には、可動フレーム４は該起伏に沿うように牽引駆動
軸３を中心として傾動するので、作溝装置Ｂの作溝刃１
６が圃場Ｈ内に常に一定の深さに刺し込まれた状態に保
持される。従って、圃場Ｈの起伏に係わらず、所要深さ
の畦溝，苗溝を作溝できる。
【００２８】なお、本発明は前述した実施例に限るもの
ではなく、その要旨の範囲内で様々に変形実施が可能で
ある。上記実施例では、農作物として砂糖きびを例とし
て説明したが、他の農作物を同様にして移植してもよ
い。
ではなく、その要旨の範囲内で様々に変形実施が可能で
ある。上記実施例では、農作物として砂糖きびを例とし
て説明したが、他の農作物を同様にして移植してもよ
い。
【００２９】
【発明の効果】本発明によれば、作溝装置によって畦溝
を作溝しながら、この底部に苗を植え付けられるので、
移植時間を短縮することができるとともに、その移植作
業を自動的に行うことができる。
を作溝しながら、この底部に苗を植え付けられるので、
移植時間を短縮することができるとともに、その移植作
業を自動的に行うことができる。
【００３０】高さ調整機構が付設されているので、取付
けブラケットに対する作溝刃の取付け位置を上下移動さ
せるだけで、畦溝の深さを容易に調整することができ
る。
けブラケットに対する作溝刃の取付け位置を上下移動さ
せるだけで、畦溝の深さを容易に調整することができ
る。
【００３１】作溝装置を設けた可動フレームにオープナ
と植付け器とを固定しているので、圃場に起伏があると
きにも、その起伏に従った所要深さの畦溝を形成できる
とともに、良好な苗の植え付けを行うことができる。
と植付け器とを固定しているので、圃場に起伏があると
きにも、その起伏に従った所要深さの畦溝を形成できる
とともに、良好な苗の植え付けを行うことができる。
【図１】本発明の苗移植機の一実施例を示す側面図であ
る。
る。
【図２】その正面図である。
【図３】作溝装置の拡大側面図である。
【図４】その正面図である。
【図５】その平面図である。
【図６】作溝装置により圃場に畦溝を作溝する様子を示
す正面図である。
す正面図である。
【図７】畦溝内に苗を植え付けた様子を示す正面図であ
る。
る。
１ 前フレーム ４ 可動フレーム １２ オープナ １３ 植付け器 Ａ 機体 Ｂ 作溝装置 Ｃ 高さ調整機構 Ｊ 畦溝 Ｊａ 畦溝の底部 Ｊｂ 苗溝
Claims (4)
- 【請求項１】 圃場に所要深さの畦溝を作溝する作溝装
置を機体の最前部に設けたこと、その畦溝の底部に苗溝
を作溝するオープナを上記作溝装置の後方に配置したこ
と、その苗溝に苗を植え付ける植付け器をオープナのさ
らに後方に配置したことを特徴とする苗移植機。 - 【請求項２】 少なくとも当該苗の背丈より深い畦溝を
作溝する作溝装置と、この作溝装置より後方でかつ低い
位置に配置され、該畦溝の底部に苗溝を作溝するオープ
ナと、さらにこのオープナの後方において上記苗溝に当
該苗を植え付ける植付け器とを備えたことを特徴とする
苗移植機。 - 【請求項３】 作溝装置が、機体に対して上下方向の取
付け位置を調整する高さ調整機構を付設している請求項
１記載の苗移植機。 - 【請求項４】 機体が、トラクタ等に連結される前フレ
ームと、この前フレームに上下回動自在に支持された可
動フレームとを有し、その可動フレームに、作溝装置、
オープナ及び植付け器を固定した請求項１又は３記載の
苗移植機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19713195A JPH0923718A (ja) | 1995-07-11 | 1995-07-11 | 苗移植機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19713195A JPH0923718A (ja) | 1995-07-11 | 1995-07-11 | 苗移植機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0923718A true JPH0923718A (ja) | 1997-01-28 |
Family
ID=16369273
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19713195A Pending JPH0923718A (ja) | 1995-07-11 | 1995-07-11 | 苗移植機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0923718A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016013089A (ja) * | 2014-07-02 | 2016-01-28 | 株式会社タカキタ | 播種機 |
| CN109906728A (zh) * | 2019-03-22 | 2019-06-21 | 昆明理工大学 | 一种偏心轮式预斩种甘蔗播种机 |
-
1995
- 1995-07-11 JP JP19713195A patent/JPH0923718A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016013089A (ja) * | 2014-07-02 | 2016-01-28 | 株式会社タカキタ | 播種機 |
| CN109906728A (zh) * | 2019-03-22 | 2019-06-21 | 昆明理工大学 | 一种偏心轮式预斩种甘蔗播种机 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20040127 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |