JPH09237023A - 画像形成装置の廃トナー回収装置 - Google Patents
画像形成装置の廃トナー回収装置Info
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- JPH09237023A JPH09237023A JP6714796A JP6714796A JPH09237023A JP H09237023 A JPH09237023 A JP H09237023A JP 6714796 A JP6714796 A JP 6714796A JP 6714796 A JP6714796 A JP 6714796A JP H09237023 A JPH09237023 A JP H09237023A
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- Japan
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- waste toner
- discharge port
- container
- image forming
- toner collecting
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 画像形成装置の廃トナー回収装置において、
廃トナー回収容器の交換時に、廃トナー排出口からのト
ナー落下を防止し、廃トナー回収容器や容器収納部の底
部などの清掃を不要とする。 【解決手段】 画像形成装置本体内に容器収納部30を
設け、その容器収納部内に、廃トナー排出口34を突出
するとともに、その廃トナー排出口を塞ぐ蓋部材43を
備える。そして、その容器収納部30に対する廃トナー
回収容器50の着脱動作に連動してそれを蓋部材43に
係合しまたはその係合を解除し、着脱動作とともに蓋部
材43を支軸40を中心として回動して廃トナー排出口
34を開閉する。そうして、廃トナー回収容器50を取
り付けたときは、その上向き開口50aを廃トナー排出
口34に合わせ、その廃トナー排出口から落下する廃ト
ナーを該廃トナー回収容器50内に回収する。
廃トナー回収容器の交換時に、廃トナー排出口からのト
ナー落下を防止し、廃トナー回収容器や容器収納部の底
部などの清掃を不要とする。 【解決手段】 画像形成装置本体内に容器収納部30を
設け、その容器収納部内に、廃トナー排出口34を突出
するとともに、その廃トナー排出口を塞ぐ蓋部材43を
備える。そして、その容器収納部30に対する廃トナー
回収容器50の着脱動作に連動してそれを蓋部材43に
係合しまたはその係合を解除し、着脱動作とともに蓋部
材43を支軸40を中心として回動して廃トナー排出口
34を開閉する。そうして、廃トナー回収容器50を取
り付けたときは、その上向き開口50aを廃トナー排出
口34に合わせ、その廃トナー排出口から落下する廃ト
ナーを該廃トナー回収容器50内に回収する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、レーザを用い
た、プリンタ・複写機・ファクシミリやそれらの複合機
など、特にトナーを使用して電子写真方式により用紙に
画像を記録する画像形成装置に適用し得る。詳しくは、
そのような画像形成装置において、そろそろ廃棄する時
期となったトナーを廃トナー回収容器内に回収する廃ト
ナー回収装置に関する。
た、プリンタ・複写機・ファクシミリやそれらの複合機
など、特にトナーを使用して電子写真方式により用紙に
画像を記録する画像形成装置に適用し得る。詳しくは、
そのような画像形成装置において、そろそろ廃棄する時
期となったトナーを廃トナー回収容器内に回収する廃ト
ナー回収装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の廃トナー回収装置は、た
とえば図4に示すように、画像形成装置本体内に容器収
納部1を設け、その容器収納部1に廃トナー回収容器2
を着脱自在に取り付ける。そして、その上向き開口2a
を廃トナー排出口3に合わす。
とえば図4に示すように、画像形成装置本体内に容器収
納部1を設け、その容器収納部1に廃トナー回収容器2
を着脱自在に取り付ける。そして、その上向き開口2a
を廃トナー排出口3に合わす。
【0003】そして、たとえば画像形成装置本体内の図
示しない現像装置やクリーニング装置からトナーを回収
するとき、コイル状のトナー搬送部材4を回転してそれ
ら現像装置やクリーニング装置内のトナーを排出路5を
通して搬送し、廃トナー排出口3から送り出して落下
し、上向き開口2aから廃トナー回収容器2内に回収し
ていた。そうして、廃トナー回収容器2内が満杯となっ
たときには、適宜その廃トナー回収容器2を空のものと
交換していた。
示しない現像装置やクリーニング装置からトナーを回収
するとき、コイル状のトナー搬送部材4を回転してそれ
ら現像装置やクリーニング装置内のトナーを排出路5を
通して搬送し、廃トナー排出口3から送り出して落下
し、上向き開口2aから廃トナー回収容器2内に回収し
ていた。そうして、廃トナー回収容器2内が満杯となっ
たときには、適宜その廃トナー回収容器2を空のものと
交換していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、そのような
従来の廃トナー回収装置では、廃トナー回収容器2を着
脱するとき、その廃トナー回収容器2を周辺の他部材に
ぶつけ、その衝撃などによって廃トナー排出口3付近に
残留していたトナーを落下し、廃トナー回収容器2や容
器収納部1の底部1aを汚すことがあった。このため、
メンテナンス時に手を汚したりすることがあり、廃トナ
ー回収容器2の交換時にその廃トナー回収容器2や底部
1aなどを清掃しなければならない面倒があった。
従来の廃トナー回収装置では、廃トナー回収容器2を着
脱するとき、その廃トナー回収容器2を周辺の他部材に
ぶつけ、その衝撃などによって廃トナー排出口3付近に
残留していたトナーを落下し、廃トナー回収容器2や容
器収納部1の底部1aを汚すことがあった。このため、
メンテナンス時に手を汚したりすることがあり、廃トナ
ー回収容器2の交換時にその廃トナー回収容器2や底部
1aなどを清掃しなければならない面倒があった。
【0005】そこで、この発明の目的は、上述したよう
な廃トナー回収装置において、廃トナー回収容器の交換
時に、廃トナー排出口からのトナー落下を防止し、廃ト
ナー回収容器や容器収納部の底部などの清掃を不要とす
ることにある。
な廃トナー回収装置において、廃トナー回収容器の交換
時に、廃トナー排出口からのトナー落下を防止し、廃ト
ナー回収容器や容器収納部の底部などの清掃を不要とす
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】目的達成のため、請求項
1に記載の発明は、たとえば以下の図示実施の形態に示
すとおり、廃トナー回収容器50を着脱自在に取り付
け、その上向き開口50aを廃トナー排出口34に合わ
せ、その廃トナー排出口34から落下する廃トナーを廃
トナー回収容器50内に回収する画像形成装置の廃トナ
ー回収装置において、廃トナー回収容器50の着脱動作
に連動してそれが係合またはその係合を解除する蓋部材
43を設け、廃トナー回収容器50の着脱動作とともに
該蓋部材43を移動して廃トナー排出口34を開閉して
なる、ことを特徴とする。
1に記載の発明は、たとえば以下の図示実施の形態に示
すとおり、廃トナー回収容器50を着脱自在に取り付
け、その上向き開口50aを廃トナー排出口34に合わ
せ、その廃トナー排出口34から落下する廃トナーを廃
トナー回収容器50内に回収する画像形成装置の廃トナ
ー回収装置において、廃トナー回収容器50の着脱動作
に連動してそれが係合またはその係合を解除する蓋部材
43を設け、廃トナー回収容器50の着脱動作とともに
該蓋部材43を移動して廃トナー排出口34を開閉して
なる、ことを特徴とする。
【0007】そして、請求項1に記載の発明では、廃ト
ナー回収容器50を交換するとき、その廃トナー回収容
器50の着脱動作に連動してそれを蓋部材43に係合し
またはその蓋部材43との係合を解除し、廃トナー回収
容器50の着脱動作とともに該蓋部材43を回動したり
スライドしたりして移動し、その蓋部材43で廃トナー
排出口34を開閉する。
ナー回収容器50を交換するとき、その廃トナー回収容
器50の着脱動作に連動してそれを蓋部材43に係合し
またはその蓋部材43との係合を解除し、廃トナー回収
容器50の着脱動作とともに該蓋部材43を回動したり
スライドしたりして移動し、その蓋部材43で廃トナー
排出口34を開閉する。
【0008】請求項2に記載の発明は、たとえば以下の
図示実施の形態に示すとおり、請求項1に記載の画像形
成装置の廃トナー回収装置において、前記廃トナー回収
容器50の着脱動作方向と直交する方向に支軸40を設
け、その支軸40を中心として回動して前記蓋部材43
を開閉自在とする一方、その蓋部材43に付勢力や重力
に基づき閉方向の移動習性を付与してなる、ことを特徴
とする。
図示実施の形態に示すとおり、請求項1に記載の画像形
成装置の廃トナー回収装置において、前記廃トナー回収
容器50の着脱動作方向と直交する方向に支軸40を設
け、その支軸40を中心として回動して前記蓋部材43
を開閉自在とする一方、その蓋部材43に付勢力や重力
に基づき閉方向の移動習性を付与してなる、ことを特徴
とする。
【0009】そして、請求項2に記載の発明では、廃ト
ナー回収容器50を着脱するとき、その着脱動作方向
に、蓋部材43を移動習性に抗しまたは移動習性に基づ
き支軸40を中心として回動し、廃トナー排出口34を
開閉する。
ナー回収容器50を着脱するとき、その着脱動作方向
に、蓋部材43を移動習性に抗しまたは移動習性に基づ
き支軸40を中心として回動し、廃トナー排出口34を
開閉する。
【0010】請求項3に記載の発明は、たとえば以下の
図示実施の形態に示すとおり、請求項1に記載の画像形
成装置の廃トナー回収装置において、前記廃トナー排出
口34を斜めにカットするとともに、前記廃トナー回収
容器50を着脱するとき、前記廃トナー排出口34のカ
ット面に沿って斜めに移動し、その廃トナー排出口34
を前記上向き開口50a内に入り込ませ、または前記上
向き開口50a内から引き出す、底壁33のような案内
部材を設けてなる、ことを特徴とする。
図示実施の形態に示すとおり、請求項1に記載の画像形
成装置の廃トナー回収装置において、前記廃トナー排出
口34を斜めにカットするとともに、前記廃トナー回収
容器50を着脱するとき、前記廃トナー排出口34のカ
ット面に沿って斜めに移動し、その廃トナー排出口34
を前記上向き開口50a内に入り込ませ、または前記上
向き開口50a内から引き出す、底壁33のような案内
部材を設けてなる、ことを特徴とする。
【0011】そして、請求項3に記載の発明では、廃ト
ナー回収容器50を着脱するとき、案内部材で案内して
廃トナー排出口34のカット面に沿って斜めに移動し、
その廃トナー排出口34を上向き開口50a内に入り込
ませ、または上向き開口50a内から引き出す。
ナー回収容器50を着脱するとき、案内部材で案内して
廃トナー排出口34のカット面に沿って斜めに移動し、
その廃トナー排出口34を上向き開口50a内に入り込
ませ、または上向き開口50a内から引き出す。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ、この発
明の実施の形態について説明する。図3は、請求項1に
記載の発明による廃トナー回収装置を備えるレーザプリ
ンタで、その内部機構の全体概略構成図である。
明の実施の形態について説明する。図3は、請求項1に
記載の発明による廃トナー回収装置を備えるレーザプリ
ンタで、その内部機構の全体概略構成図である。
【0013】図中符号10は、プリンタ本体である。プ
リンタ本体10内には、その中央に感光体11を備え、
その感光体11の周りにその上の帯電装置12から図中
矢印で示す方向に、順に、現像装置13、転写装置1
4、クリーニング装置15を備える。クリーニング装置
15の図中左側には定着装置16を備え、帯電装置12
や現像装置13の上側には光書込み装置17を備える。
他方、このプリンタ本体10の外には、図中右側に給紙
カセット18を、左側に排紙トレイ20をそれぞれ着脱
自在に取り付ける。
リンタ本体10内には、その中央に感光体11を備え、
その感光体11の周りにその上の帯電装置12から図中
矢印で示す方向に、順に、現像装置13、転写装置1
4、クリーニング装置15を備える。クリーニング装置
15の図中左側には定着装置16を備え、帯電装置12
や現像装置13の上側には光書込み装置17を備える。
他方、このプリンタ本体10の外には、図中右側に給紙
カセット18を、左側に排紙トレイ20をそれぞれ着脱
自在に取り付ける。
【0014】そして、記録を行うときは、感光体11を
矢示方向に回転し、その回転にともない帯電装置12に
よりその表面を一様に帯電し、光書込み装置17からレ
−ザ光を照射し書込みを行って該表面上に静電潜像を形
成し、その静電潜像を現像装置13位置を通るときトナ
ーを付着して逐次可視像化する。他方、図示しない給紙
ローラを回転して給紙カセット18内から用紙Pを送り
出し、いったんレジストローラ19に突き当ててから、
前記感光体11上の可視像にタイミングを合わせてその
レジストロ−ラ19を回転し、感光体11の下側へ搬送
する。そして、転写装置14で感光体11上の可視像を
用紙Pに転写する。転写後、感光体11の表面は、クリ
−ニング装置15で清掃する。一方、画像転写後の用紙
Pは、定着装置16へ搬送してそこで転写後の可視像を
定着する。しかる後、記録済用紙Pを排紙トレイ20上
に排出する。
矢示方向に回転し、その回転にともない帯電装置12に
よりその表面を一様に帯電し、光書込み装置17からレ
−ザ光を照射し書込みを行って該表面上に静電潜像を形
成し、その静電潜像を現像装置13位置を通るときトナ
ーを付着して逐次可視像化する。他方、図示しない給紙
ローラを回転して給紙カセット18内から用紙Pを送り
出し、いったんレジストローラ19に突き当ててから、
前記感光体11上の可視像にタイミングを合わせてその
レジストロ−ラ19を回転し、感光体11の下側へ搬送
する。そして、転写装置14で感光体11上の可視像を
用紙Pに転写する。転写後、感光体11の表面は、クリ
−ニング装置15で清掃する。一方、画像転写後の用紙
Pは、定着装置16へ搬送してそこで転写後の可視像を
定着する。しかる後、記録済用紙Pを排紙トレイ20上
に排出する。
【0015】ところで、図3に示すプリンタには、プリ
ンタ本体10内に、請求項1に記載の発明である廃トナ
ー回収装置を備える。その廃トナー回収装置は、図1お
よび図2に示すように構成する。図中符号30は、上述
した現像装置13の下に設ける容器収納部である。容器
収納部30は、図示するように、頂壁31と、周壁32
と、案内部材を兼ねる底壁33とで区画して形成する。
ンタ本体10内に、請求項1に記載の発明である廃トナ
ー回収装置を備える。その廃トナー回収装置は、図1お
よび図2に示すように構成する。図中符号30は、上述
した現像装置13の下に設ける容器収納部である。容器
収納部30は、図示するように、頂壁31と、周壁32
と、案内部材を兼ねる底壁33とで区画して形成する。
【0016】頂壁31は、高低の段差を設けて低壁部3
1aと高壁部31bとからなり、その高壁部31bを貫
通して廃トナー排出口34を上方から下向きに設ける。
廃トナー排出口34は、上方が上述した現像装置13ま
で通じ、その現像装置13から搬送されてきた廃トナー
を容器収納部30へと落下する。
1aと高壁部31bとからなり、その高壁部31bを貫
通して廃トナー排出口34を上方から下向きに設ける。
廃トナー排出口34は、上方が上述した現像装置13ま
で通じ、その現像装置13から搬送されてきた廃トナー
を容器収納部30へと落下する。
【0017】周壁32は、容器収納部30のまわりを四
角く囲み、一面を開放してそこに該容器収納部30への
入口35を形成する。
角く囲み、一面を開放してそこに該容器収納部30への
入口35を形成する。
【0018】案内部材を兼ねる底壁33は、途中に2つ
の斜面部33a・33bを設け、入口35から奥へと順
に高く下段部33c・中段部33d・上段部33eと3
段に形成する。
の斜面部33a・33bを設け、入口35から奥へと順
に高く下段部33c・中段部33d・上段部33eと3
段に形成する。
【0019】ところで、上述した頂壁31の高壁部31
bには、廃トナー排出口34に隣接して2つの下向き突
起38・39を間隔をあけて設ける。そして、それらの
突起38・39を貫通して支軸40を設け、両端の円周
溝にワッシャ41・42をはめ付けて抜け止めする。そ
の支軸40は、また、蓋部材43のアーム部43a・4
3bを貫通する。
bには、廃トナー排出口34に隣接して2つの下向き突
起38・39を間隔をあけて設ける。そして、それらの
突起38・39を貫通して支軸40を設け、両端の円周
溝にワッシャ41・42をはめ付けて抜け止めする。そ
の支軸40は、また、蓋部材43のアーム部43a・4
3bを貫通する。
【0020】蓋部材43は、アーム部43a・43b
と、それらを両端から上向きに折り曲げて設ける細長板
状の長板部43cと、それと同一平面をなしその片側か
ら突出して設ける平板状の蓋部43dと、それと同一片
側で前記長板部43cから下向きに折り曲げて設ける係
合部43eとを有する。
と、それらを両端から上向きに折り曲げて設ける細長板
状の長板部43cと、それと同一平面をなしその片側か
ら突出して設ける平板状の蓋部43dと、それと同一片
側で前記長板部43cから下向きに折り曲げて設ける係
合部43eとを有する。
【0021】そして、支軸40に巻き付けたコイルばね
44の一端を一方の下向き突起38に掛けて他方を蓋部
材43の長板部43cに掛け、蓋部材43に図1中反時
計方向への移動習性を与える。そうして、容器収納部3
0内に後述する廃トナー回収容器50がないときは、図
1中鎖線で示すように、蓋部材43の蓋部43dで廃ト
ナー排出口34を塞いでなる。図示するごとく、その蓋
部43dは、廃トナー排出口34を塞ぐに十分な大きさ
としてなる。
44の一端を一方の下向き突起38に掛けて他方を蓋部
材43の長板部43cに掛け、蓋部材43に図1中反時
計方向への移動習性を与える。そうして、容器収納部3
0内に後述する廃トナー回収容器50がないときは、図
1中鎖線で示すように、蓋部材43の蓋部43dで廃ト
ナー排出口34を塞いでなる。図示するごとく、その蓋
部43dは、廃トナー排出口34を塞ぐに十分な大きさ
としてなる。
【0022】さて、図1では、容器収納部30内に廃ト
ナー回収容器50を収納してなる。廃トナー回収容器5
0は、四角く図中左右方向に長い箱形状をなし、上面に
図中左右方向に長い上向き開口50aを有するととも
に、入口35側の側面に上下向きの把手51を有し、奥
側の側面に突き当て突部52を有し、また底面の入口3
5側に下向き突部53を有する。該廃トナー回収容器5
0には、さらに上向き開口50aに隣接して上面上に上
向きの係合突起50bを設ける。
ナー回収容器50を収納してなる。廃トナー回収容器5
0は、四角く図中左右方向に長い箱形状をなし、上面に
図中左右方向に長い上向き開口50aを有するととも
に、入口35側の側面に上下向きの把手51を有し、奥
側の側面に突き当て突部52を有し、また底面の入口3
5側に下向き突部53を有する。該廃トナー回収容器5
0には、さらに上向き開口50aに隣接して上面上に上
向きの係合突起50bを設ける。
【0023】そして、廃トナー回収容器50を、その奥
側の底面を案内部材を兼ねる底壁33の上段部33e上
に直接乗せ、またその入口35側の底面を下向き突部5
3を介して中段部33d上に乗せ、突き当て突部53を
周壁32に突き当て、容器収納部30内に収納する。こ
のとき、係合突起50bは、蓋部材43の係合部43e
に係合し、蓋部材43を移動習性に抗して図1中時計方
向に回動し、図中実線で示すように廃トナー排出口34
を開いた状態としてなる。
側の底面を案内部材を兼ねる底壁33の上段部33e上
に直接乗せ、またその入口35側の底面を下向き突部5
3を介して中段部33d上に乗せ、突き当て突部53を
周壁32に突き当て、容器収納部30内に収納する。こ
のとき、係合突起50bは、蓋部材43の係合部43e
に係合し、蓋部材43を移動習性に抗して図1中時計方
向に回動し、図中実線で示すように廃トナー排出口34
を開いた状態としてなる。
【0024】現像装置13から搬送されてきた廃トナー
は、廃トナー排出口34から送り出して落下し、上向き
開口50aから廃トナー回収容器50内に図1中符号T
で示すごとく堆積する。
は、廃トナー排出口34から送り出して落下し、上向き
開口50aから廃トナー回収容器50内に図1中符号T
で示すごとく堆積する。
【0025】廃トナー回収容器50内が廃トナーTで満
杯となったときは、たとえばプリンタ本体10の前カバ
ーを開け、把手51を持って廃トナー回収容器50を引
き出す。そして、図1中鎖線で示すように、その奥側の
底面を案内部材を兼ねる底壁33の中段部33d上に直
接乗せ、またその入口35側の底面を下向き突部53を
介して下段部33c上に乗せた位置とすると、係合突起
50bは、係合部43eとの係合を解除し、蓋部材43
をコイルばね44の付勢力に基づき図1中反時計方向に
回動し、図中鎖線で示すように蓋部材43で廃トナー排
出口34を閉じる。そうして、廃トナー回収容器50
を、容器収納部30からそのまま引き出して空のものと
交換する。
杯となったときは、たとえばプリンタ本体10の前カバ
ーを開け、把手51を持って廃トナー回収容器50を引
き出す。そして、図1中鎖線で示すように、その奥側の
底面を案内部材を兼ねる底壁33の中段部33d上に直
接乗せ、またその入口35側の底面を下向き突部53を
介して下段部33c上に乗せた位置とすると、係合突起
50bは、係合部43eとの係合を解除し、蓋部材43
をコイルばね44の付勢力に基づき図1中反時計方向に
回動し、図中鎖線で示すように蓋部材43で廃トナー排
出口34を閉じる。そうして、廃トナー回収容器50
を、容器収納部30からそのまま引き出して空のものと
交換する。
【0026】空の廃トナー回収容器50を取り付けると
きは、まず把手51を持ってその廃トナー回収容器50
の先端側底面を下段部33c上に乗せ、容器収納部30
内に押し込む。そして、斜面部33aで案内して先端側
底面を中段部33d上に乗り、やがて後端側底面を下向
き突部53を介して下段部33c上に乗せ、再び図1中
鎖線で示す位置とする。次いで、そのその廃トナー回収
容器50を押し込むと、斜面部33bで案内し、また後
端側底面を斜面部33aで案内してやがて係合突起50
bを係合部43eと係合し、蓋部材43をコイルばね4
4の付勢力に抗して図1中時計方向に回動する。そし
て、先端側底面を上段部33e上に乗せ、また後端側底
面を下向き突部53を介して中段部33d上に乗せ、蓋
部材43を図1中では実線で、図2中では鎖線で示す位
置として廃トナー排出口34を再び開いた状態とする。
きは、まず把手51を持ってその廃トナー回収容器50
の先端側底面を下段部33c上に乗せ、容器収納部30
内に押し込む。そして、斜面部33aで案内して先端側
底面を中段部33d上に乗り、やがて後端側底面を下向
き突部53を介して下段部33c上に乗せ、再び図1中
鎖線で示す位置とする。次いで、そのその廃トナー回収
容器50を押し込むと、斜面部33bで案内し、また後
端側底面を斜面部33aで案内してやがて係合突起50
bを係合部43eと係合し、蓋部材43をコイルばね4
4の付勢力に抗して図1中時計方向に回動する。そし
て、先端側底面を上段部33e上に乗せ、また後端側底
面を下向き突部53を介して中段部33d上に乗せ、蓋
部材43を図1中では実線で、図2中では鎖線で示す位
置として廃トナー排出口34を再び開いた状態とする。
【0027】ところで、請求項2に記載の発明は、たと
えば上述した図示実施の形態のように、支軸40を、廃
トナー回収容器50の着脱動作方向と直交する方向に設
け、その支軸40を中心として回動して蓋部材43を開
閉自在とする一方、その蓋部材43に上述したようにた
とえばコイルばね44によって閉方向の移動習性を付与
してなる。
えば上述した図示実施の形態のように、支軸40を、廃
トナー回収容器50の着脱動作方向と直交する方向に設
け、その支軸40を中心として回動して蓋部材43を開
閉自在とする一方、その蓋部材43に上述したようにた
とえばコイルばね44によって閉方向の移動習性を付与
してなる。
【0028】そして、請求項2に記載の発明では、廃ト
ナー回収容器50を着脱するとき、その着脱動作方向
に、蓋部材43を移動習性に抗しまたは移動習性に基づ
き支軸40を中心として回動し、廃トナー排出口34を
開閉する。
ナー回収容器50を着脱するとき、その着脱動作方向
に、蓋部材43を移動習性に抗しまたは移動習性に基づ
き支軸40を中心として回動し、廃トナー排出口34を
開閉する。
【0029】請求項3に記載の発明は、たとえば上述し
た図示実施の形態のように、廃トナー排出口34の先を
斜めにカットするとともに、廃トナー回収容器50を着
脱するとき、図1に矢印Aで示すごとく廃トナー排出口
34のカット面に沿って斜めに移動し、廃トナー排出口
34を上向き開口50a内に入り込ませ、または上向き
開口50a内から引き出す、底壁33のような案内部材
を設けてなる。
た図示実施の形態のように、廃トナー排出口34の先を
斜めにカットするとともに、廃トナー回収容器50を着
脱するとき、図1に矢印Aで示すごとく廃トナー排出口
34のカット面に沿って斜めに移動し、廃トナー排出口
34を上向き開口50a内に入り込ませ、または上向き
開口50a内から引き出す、底壁33のような案内部材
を設けてなる。
【0030】そして、請求項3に記載の発明では、廃ト
ナー回収容器50を着脱するとき、案内部材で案内して
廃トナー排出口34のカット面に沿って斜めに移動し、
その廃トナー排出口34を上向き開口50a内に入り込
ませ、または上向き開口50a内から引き出す。
ナー回収容器50を着脱するとき、案内部材で案内して
廃トナー排出口34のカット面に沿って斜めに移動し、
その廃トナー排出口34を上向き開口50a内に入り込
ませ、または上向き開口50a内から引き出す。
【0031】
【発明の効果】したがって、請求項1に記載の発明によ
れば、廃トナー回収容器を交換するとき、その廃トナー
回収容器の着脱動作に連動してそれを蓋部材に係合しま
たはその蓋部材との係合を解除し、廃トナー回収容器の
着脱動作とともに該蓋部材を回動したりスライドしたり
して移動し、その蓋部材で廃トナー排出口を開閉するか
ら、蓋部材で廃トナー排出口を塞いでトナーの落下を防
ぎ、従来のようにメンテナンス時に手を汚したりするこ
とをなくし、また廃トナー回収容器の交換時にその廃ト
ナー回収容器や容器収納部の底部などの清掃を不要とす
ることができる。
れば、廃トナー回収容器を交換するとき、その廃トナー
回収容器の着脱動作に連動してそれを蓋部材に係合しま
たはその蓋部材との係合を解除し、廃トナー回収容器の
着脱動作とともに該蓋部材を回動したりスライドしたり
して移動し、その蓋部材で廃トナー排出口を開閉するか
ら、蓋部材で廃トナー排出口を塞いでトナーの落下を防
ぎ、従来のようにメンテナンス時に手を汚したりするこ
とをなくし、また廃トナー回収容器の交換時にその廃ト
ナー回収容器や容器収納部の底部などの清掃を不要とす
ることができる。
【0032】請求項2に記載の発明によれば、廃トナー
回収容器を着脱するとき、その着脱動作方向に、蓋部材
を移動習性に抗しまたは移動習性に基づき支軸を中心と
して回動するから、蓋部材の回動を力学的にスムーズに
行うことができる。また、移動習性も軽くできるから、
蓋部材の開トルクを小さくし、廃トナー回収容器の取り
付けを容易として操作性を向上するとともに、廃トナー
回収容器の取り出し時に蓋部材が閉じるときの衝撃を小
さくすることができる。
回収容器を着脱するとき、その着脱動作方向に、蓋部材
を移動習性に抗しまたは移動習性に基づき支軸を中心と
して回動するから、蓋部材の回動を力学的にスムーズに
行うことができる。また、移動習性も軽くできるから、
蓋部材の開トルクを小さくし、廃トナー回収容器の取り
付けを容易として操作性を向上するとともに、廃トナー
回収容器の取り出し時に蓋部材が閉じるときの衝撃を小
さくすることができる。
【0033】請求項3に記載の発明によれば、廃トナー
回収容器を着脱するとき、案内部材で案内して廃トナー
排出口のカット面に沿って斜めに移動し、その廃トナー
排出口を上向き開口内に入り込ませ、または上向き開口
内から引き出すから、一動作で、廃トナー排出口と上向
き開口とをオーバーラップさせることができ、またはそ
のオーバーラップを解消することができる。廃トナー排
出口を斜めにカットすることで、廃トナー回収容器の着
脱時にその上向き開口が廃トナー排出口と干渉しにくく
し、上向き開口を小さくして廃トナー回収容器の小型化
や廃トナーの飛散防止を図ることができる。
回収容器を着脱するとき、案内部材で案内して廃トナー
排出口のカット面に沿って斜めに移動し、その廃トナー
排出口を上向き開口内に入り込ませ、または上向き開口
内から引き出すから、一動作で、廃トナー排出口と上向
き開口とをオーバーラップさせることができ、またはそ
のオーバーラップを解消することができる。廃トナー排
出口を斜めにカットすることで、廃トナー回収容器の着
脱時にその上向き開口が廃トナー排出口と干渉しにくく
し、上向き開口を小さくして廃トナー回収容器の小型化
や廃トナーの飛散防止を図ることができる。
【図1】請求項1に記載の発明の一実施の形態である廃
トナー回収装置を示す断面図である。
トナー回収装置を示す断面図である。
【図2】そのa−a線に沿う容器収納部の矢示方向断面
図である。
図である。
【図3】図1の廃トナー回収装置を備えるレーザプリン
タの内部機構の全体概略構成図である。
タの内部機構の全体概略構成図である。
【図4】従来の廃トナー回収装置を示す断面図である。
33 底壁(案内部材) 34 廃トナー排出口 40 支軸 43 蓋部材 50 廃トナー回収容器 50a 上向き開口
Claims (3)
- 【請求項1】 廃トナー回収容器を着脱自在に取り付
け、その上向き開口を廃トナー排出口に合わせ、その廃
トナー排出口から落下する廃トナーを前記廃トナー回収
容器内に回収する画像形成装置の廃トナー回収装置にお
いて、 前記廃トナー回収容器の着脱動作に連動してそれが係合
またはその係合を解除する蓋部材を設け、前記廃トナー
回収容器の着脱動作とともに該蓋部材を移動して前記廃
トナー排出口を開閉してなる、画像形成装置の廃トナー
回収装置。 - 【請求項2】 前記廃トナー回収容器の着脱動作方向と
直交する方向に支軸を設け、その支軸を中心として回動
して前記蓋部材を開閉自在とする一方、その蓋部材に閉
方向の移動習性を付与してなる、請求項1に記載の画像
形成装置の廃トナー回収装置。 - 【請求項3】 前記廃トナー排出口を斜めにカットする
とともに、前記廃トナー回収容器を着脱するとき、前記
廃トナー排出口のカット面に沿って斜めに移動し、その
廃トナー排出口を前記上向き開口内に入り込ませ、また
は前記上向き開口内から引き出す案内部材を設けてな
る、請求項1に記載の画像形成装置の廃トナー回収装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6714796A JPH09237023A (ja) | 1996-02-28 | 1996-02-28 | 画像形成装置の廃トナー回収装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6714796A JPH09237023A (ja) | 1996-02-28 | 1996-02-28 | 画像形成装置の廃トナー回収装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09237023A true JPH09237023A (ja) | 1997-09-09 |
Family
ID=13336514
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6714796A Pending JPH09237023A (ja) | 1996-02-28 | 1996-02-28 | 画像形成装置の廃トナー回収装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09237023A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7167671B2 (en) * | 2003-05-30 | 2007-01-23 | Oki Data Corporation | Toner draining mechanism, collected toner container, and image forming apparatus |
-
1996
- 1996-02-28 JP JP6714796A patent/JPH09237023A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7167671B2 (en) * | 2003-05-30 | 2007-01-23 | Oki Data Corporation | Toner draining mechanism, collected toner container, and image forming apparatus |
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