JPH09236720A - 光信号整形装置 - Google Patents

光信号整形装置

Info

Publication number
JPH09236720A
JPH09236720A JP9011030A JP1103097A JPH09236720A JP H09236720 A JPH09236720 A JP H09236720A JP 9011030 A JP9011030 A JP 9011030A JP 1103097 A JP1103097 A JP 1103097A JP H09236720 A JPH09236720 A JP H09236720A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
optical
long
optical signal
wavelength
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9011030A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3527044B2 (ja
Inventor
Justin Boyd Judkins
ボイド ジュドキンス ジャスティン
Janet Renee Pedrazzani
レニー ペドラッザニ ジャネット
Ashish Madhukar Vengsarkar
マドフカー ヴェンサーカー アシシュ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
LE-SENTO TECHNOL Inc
Nokia of America Corp
Original Assignee
LE-SENTO TECHNOL Inc
Lucent Technologies Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by LE-SENTO TECHNOL Inc, Lucent Technologies Inc filed Critical LE-SENTO TECHNOL Inc
Publication of JPH09236720A publication Critical patent/JPH09236720A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3527044B2 publication Critical patent/JP3527044B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/02Optical fibres with cladding with or without a coating
    • G02B6/02057Optical fibres with cladding with or without a coating comprising gratings
    • G02B6/02076Refractive index modulation gratings, e.g. Bragg gratings
    • G02B6/0208Refractive index modulation gratings, e.g. Bragg gratings characterised by their structure, wavelength response
    • G02B6/02085Refractive index modulation gratings, e.g. Bragg gratings characterised by their structure, wavelength response characterised by the grating profile, e.g. chirped, apodised, tilted, helical
    • G02B6/02095Long period gratings, i.e. transmission gratings coupling light between core and cladding modes
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/02Optical fibres with cladding with or without a coating
    • G02B6/02057Optical fibres with cladding with or without a coating comprising gratings
    • G02B6/02076Refractive index modulation gratings, e.g. Bragg gratings
    • G02B6/0208Refractive index modulation gratings, e.g. Bragg gratings characterised by their structure, wavelength response
    • G02B6/02085Refractive index modulation gratings, e.g. Bragg gratings characterised by their structure, wavelength response characterised by the grating profile, e.g. chirped, apodised, tilted, helical
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/02Optical fibres with cladding with or without a coating
    • G02B6/02057Optical fibres with cladding with or without a coating comprising gratings
    • G02B6/02076Refractive index modulation gratings, e.g. Bragg gratings
    • G02B6/02123Refractive index modulation gratings, e.g. Bragg gratings characterised by the method of manufacture of the grating
    • G02B6/02142Refractive index modulation gratings, e.g. Bragg gratings characterised by the method of manufacture of the grating based on illuminating or irradiating an amplitude mask, i.e. a mask having a repetitive intensity modulating pattern

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Lasers (AREA)
  • Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
  • Diffracting Gratings Or Hologram Optical Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 稀土類ドープの増幅器により生成され、不要
のゲインを除去するかあるいは複合スペクトラムを除去
するような光学整形装置を提供する。 【解決手段】 本発明は、第1屈折率n1 のコアと第2
屈折率n2 のクラッド層とを有し、光学信号を伝播する
光ファイバとともに使用される光学信号整形装置を提供
する。本発明の実施例においては、本発明の光学信号整
形装置は、光ファイバ内に形成された所定長さの長周期
グレーティングを有する。この長周期グレーティング
は、前記の所定長さの少なくとも一部に亘って不均一の
屈折率プロファイルを有し、非対称光学信号を生成する
ために光学信号を変化させるよう構成されている。本発
明の実施例においては、この不均一屈折率プロファイル
は、長周期グレーティングの長さの一部に亘って複数の
不均一に離間した屈折率変動を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光学システムと光
学整形装置に関し、特に複合スペクトラル整形アプリケ
ーション用のチャープ長周期グレーティングを用いた光
学システムと装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光ファイバは、現在の通信における重要
な構成要素である。光ファイバは、ガラスの細い糸から
なり、大量の情報を含む光学信号を長距離に亘って伝送
することができる。要するに光ファイバは、第1屈折率
のコアと、第1屈折率よりも低い第2屈折率のクラッド
層からなる小径の導波路である。通常光ファイバは、屈
折率を調整するための低濃度のドーパントを含有する高
純度のシリカ製である。
【0003】公知のようにシングルモードの光ファイバ
は、時分割多重化(別々のタイムスロットが別々のパケ
ットに割り当てられる方式)あるいは波長分割多重化
(別々の波長信号が別々のデータチャネルに割り当てら
れる)のいずれかの方式により多重化された複数のデー
タパケットを光ファイバ上で伝送できる。
【0004】信号は、光ファイバを介して長距離に亘っ
て伝送できるが、受信装置におけるビット検出は、光フ
ァイバシステムにより最大伝送距離が変化することによ
り信頼性が欠けることになる。このような問題を解決す
るために、光増幅器が光ファイバに沿って所定の間隔で
配置されるが、これはアナログ同軸ケーブルシステムで
用いられる従来の増幅器と同様である。光増幅器は、そ
の出力点で光入力信号の線形増幅されたレプリカを分配
する単一の装置である。光増幅器は、非常に柔軟性のあ
る装置でどのようなビットレートのどのような変調系に
も使用することができる。
【0005】しかし光ファイバは、その使用に対しては
2つの欠点がある。第1の欠点は、別々の波長(即ち、
チャネル)が情報の独立ストリームを搬送するようなW
DMシステムで用いられる場合には、増幅器によって得
られるゲインは、全てのチャネルに対して同一ではな
い。このゲインは、増幅器のゲインスペクトラムが均一
ではないからである。
【0006】この不均一性は、等しい振幅でもって増幅
器に入る信号にもあてはまるものであり、これは線形の
不均一性と見なされる。その理由は、この不均一性は、
増幅器に入るパルスの強度には依存しないからである。
例えば、エルビウムドープのファイバ増幅器において
は、ゲインは1558nm近傍で最大となる。その結
果、1558nmを中心とするチャネルは最大限に増幅
されるが、1555nmを中心とするチャネルは、増幅
器から出る際に1558nmを中心とするチャネルと同
一のパワーを有することはない。
【0007】これらの光学チャネルは、連続する複数の
増幅器を通過して伝播する際に、光学パルス(信号)
は、繰り返し増幅されることになる。この段階でファイ
バ内のエルビウムイオンの非線形の特性が重要な役割を
果たすようになる。この非線形特性は、より大きな振幅
でもって増幅器に入る信号に関連する増幅器の特徴とし
て説明することができる。即ち、2つの信号が増幅器に
入力すると、より大きな振幅を有する信号は、より多く
増幅されることになる。
【0008】光学信号は、連続する複数の増幅器を介し
て繰り返し増幅されるので、エルビウム増幅器内の非線
形相互作用と相まって、増幅器の非線形ゲインプロファ
イルは、上記の問題を助長する。即ち、1558nmを
中心とする既に大きな信号は、さらに増幅され、155
5nmを中心とする小さな振幅の信号は、小さなゲイン
しか得ることができない。このことは、増幅器のゲイン
スペクトルのピーク上にない信号の劣化が加速されるこ
とにつながる。そのために、各増幅器即ち一連の増幅器
のゲインをその波長に関し、光学整形器を用いてできる
だけ平坦にすることが望ましい。
【0009】現在市販されている光学増幅器の使用につ
いて第2の欠点は、増幅中の信号と共に増幅された自然
放射ノイズ(amplified spontaneous noise(AS
E)) が生成されることであり、この中心波長は元の
信号波長とは別の波長である。このノイズは、信号の完
全性に対する欠陥である。例えばエルビウム増幅器にお
いては、エルビウムASEのピークは1532nmにあ
る。このため信号波長の極近傍の波長からスペクトラル
スライス(spectral slice)を取り除く波長独立性損失
要素が必要となる。
【0010】さらに具体的に述べると、この波長独立性
損失要素は、いかなる信号波長のところでも損失がゼロ
でなければならない。言い換えると、この装置の伝送ス
ペクトラムは、ASEを除去し、メインの伝送ディップ
(即ち、最小伝送効率の波長)のより長波長側にサイド
ローブを有してはならない、その理由は、信号波長は1
545nmの低い波長からスタートするからである。同
様に例えばラマンレーザおよびラマン増幅器のような他
の種類のレーザと増幅器においても短波長側にサイドロ
ーブを有さない同様な装置が必要となる。
【0011】導波モードからの光を非導波モードに結合
する長周期グレーティングは、公知である。一般的に非
導波モードとは、短距離間信号を伝送するのに光ファイ
バのコアの領域に閉じ込められずにコアの周囲領域を利
用するモードである。通常非導波モードとは、クラッデ
ィングモードあるいは放射モードあるいは多層光ファイ
バの場合にはリングモードでもある。これらの長周期グ
レーティングは、波長依存性損失要素として機能し、以
前に説明した増幅器の反転ゲイン(inverted gain) に
適合する伝送スペクトルを有する装置である。
【0012】スペクトル形状が複合(complex)してい
る場合には、2個あるいはそれ以上の長周期グレイティ
ングを組み合わせて対称で多重の最小値を有するスペク
トルに適合させる。この方法は、スペクトラムを2個
(あるいは3個)のガウス分布の和に数学的に分解し、
各個々のフィルタを形成し、その後このフィルタを一体
にスプライスすることである。しかし、スペクトラムが
1個の最小値しか有さず、しかも非対称の場合には、ス
ペクトラムを数個の対称ガウス分布の和に、複数の従来
の長周期グレーティングを用いて分解する問題は不可能
となる。
【0013】グレーティングを書き込む際に、紫外線強
度を変化させるか、あるいは光ファイバを歪ませること
によりチャープされた短周期グレーティングは公知であ
る。しかし、この短周期グレーティングは、光ファイバ
からのある種の複合スペクトラルスライスを光ファイバ
から取り除くには役に立たない。短周期グレーティング
においては、ピーク波長の変化を引き起こすだけのチャ
ーピング技術は、グレーティングを広げ色素分散を変化
させることになる。
【0014】これらは、稀土類ドープの増幅器の反転ス
ペクトラムに適合することはできない。さらにこれら
は、短周期グレーティングであるために、この短周期グ
レーティングは、コア内の伝播方向から後方に光を反射
させ、前方向へのコアからクラッド層への光を有効に除
去することはできない。そのためこの短周期グレーティ
ングは、好ましくないゲインを所望の波長から取り除い
たり、あるいは後方反射を導入することなくコアからあ
る種の複合スペクトラムを除去するのには有効ではな
い。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】必要とされる光学整形
装置は、稀土類ドープの増幅器により生成される非対称
スペクトラムを対称スペクトラムに適合し、これにより
所望の波長での望ましくないゲインを除去するかあるい
は光ファイバのコアから複合スペクトラムを除去するも
のである。本発明はこのような従来必要とされる光学整
形装置を提供するものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、第1屈折率n
1 のコアと第2屈折率n2 のクラッド層とを有し、光学
信号を伝播する光ファイバとともに使用される光学信号
整形装置を提供する。本発明の実施例においては、本発
明の光学信号整形装置は、光ファイバ内に形成された所
定長さの長周期グレーティングを有する。この長周期グ
レーティングは、前記の所定長さの少なくとも一部に亘
って不均一の屈折率プロファイルを有し、非対称光学信
号を生成するために光学信号を変化させるよう構成され
ている。本発明の実施例においては、この不均一屈折率
プロファイルは、長周期グレーティングの長さの少なく
とも一部に亘って複数の不均一に離間した屈折率変動を
有する。
【0017】本発明の他の実施例においては、この長周
期グレーティングは、複数の最小伝送効率波長の周波数
信号の長波長側の少なくとも一部をクラッド層に入射す
るよう構成され、これにより複数の長波長側にサイドロ
ーブを有する非対称光学信号を生成する。しかし、より
好ましくはこの長周期グレーティングは、長波長信号の
大部分をクラッド層に向けて長波長信号をスペクトラム
からほとんど除去するのがよい。
【0018】本発明の他の実施例においては、この長周
期グレーティングは、複数の最小伝送効率波長の周波数
信号の短波長側の少なくとも一部をクラッド層に入射す
るよう構成され、これにより複数の最小波長の短波長側
にサイドローブを有する非対称光学信号を生成する。し
かし、より好ましくはこの長周期グレーティングは、短
波長信号の大部分をクラッド層に向けて短波長信号をス
ペクトラムからほとんど除去するのがよい。
【0019】さらに本発明の別の実施例では、光ファイ
バに接続された光学増幅器を有する。この光学増幅器
は、従来設計のもので、好ましくは稀土類ドープの増幅
器、例えばエルビウムドープの増幅器からなり、増幅し
た非対称光学信号を光ファイバに伝送する。これらのア
プリケーションにおいては、長周期グレーティングに
は、増幅した非対称光学信号の少なくとも一部をクラッ
ド層に入射し、そしてさらに好ましくは、増幅した非対
称光学信号の大部分をクラッド層に向けるよう構成され
る。
【0020】この光学増幅器は、非対称光学信号の最小
波長の信号の短波長側に短波長信号を有する増幅した非
対称光学信号を生成することもできる。このような場
合、長周期グレーティングは、短波長信号の少なくとも
一部をクラッド層に入射し、そしてより好ましくは短波
長信号の大部分をクラッド層に向けるよう構成すること
ができる。
【0021】別の構成例としては、光増幅器は、増幅し
た非対称光学信号の最低波長の長波長側に長波長を有す
る増幅した非対称光学信号を生成することもできる。こ
のような場合には、長波長グレーティングは、長波長信
号の少なくとも一部そして好ましくは、大部分をクラッ
ド層に入射するよう構成される。
【0022】光学増幅器がゲインを増幅した非対称光学
信号に付与するような場合には、この長周期グレーティ
ングは、ゲインの所定量をクラッド層に入射するよう構
成される。
【0023】本発明の他の側面は、光学信号整形装置の
製造方法に関する。この本発明の製造方法は、1)書き
込みビーム好ましくは、レーザ光を光ファイバの所定長
の光感受性部分に沿って光ファイバに集光するステップ
と、2)この所定長の少なくとも一部に沿って、不均一
の屈折率プロファイルを書き込むステップとを有し、こ
の結果光信号整形装置は、非対称光学信号を生成するた
めに光学信号を変更するよう構成される。
【0024】本発明の一実施例においては、前記の書き
込みステップは、所定長に亘って、書き込みビームの強
度を変化させるステップを含む。本発明の他の実施例で
は、この書き込みステップは、1)所定長の光ファイバ
上にグレーティングマスクを配置するステップと、2)
書き込みビームを長周期グレーティングマスクを介し
て、光ファイバ上に露光するステップとを有する。そし
てこの長周期グレーティングマスクは、複数の不均一に
離間したスリットを有し、これにより長周期グレーティ
ングの所定長の少なくとも一部の上に複数の不均一に離
間した屈折率変動を形成する。
【0025】本発明の他の実施例では、この書き込みス
テップは、所定の長さの光ファイバに対し、書き込みビ
ームの滞留時間を変化させるステップを含む。あるいは
別の方法として所定の長さの光ファイバに対し、光ファ
イバを歪ませるステップを含む。
【0026】さらに本発明の別の実施例の方法において
は、この書き込みステップは、最低波長の長波長側にあ
る長波長信号の少なくとも一部をクラッド層に入射する
ために長周期グレーティングに書き込むステップを含
み、これにより長周期側にサイドローブを有する非対称
光学信号を生成する。
【0027】さらに本発明の別の実施例の方法において
は、この書き込みステップは、最低波長の短波長側にあ
る短波長信号の少なくとも一部をクラッド層に入射する
ために長周期グレーティングに書き込むステップを含
み、これにより短周期側にサイドローブを有する非対称
光学信号を生成する。
【0028】本発明の他の方法においては、この増幅さ
れた非対称光学信号は、非対称光学信号の最低波長の短
波長側に短波長信号を有し、そして長周期グレーティン
グは、この短波長信号の少なくとも一部をクラッド層に
入射するよう構成されている。
【0029】別の構成例としては、この増幅された非対
称光学信号は、非対称光学信号の最低波長の長波長側に
長波長信号を有し、そして長周期グレーティングは、こ
の長波長信号の少なくとも一部をクラッド層に入射する
よう構成されている。
【0030】
【発明の実施の形態】図1に本発明が用いられる光学シ
ステム10のブロック図を示す。同図に示されるように
光学信号12は従来の光ファイバ14を介して伝送され
る。最大伝送距離では、光学信号12は微弱になり、こ
のため光学信号12を増幅してデータの高品質の伝送を
確実としなければならない。微弱な光学信号12が従来
型の光増幅器16に入射し、光学信号スペクトラム18
に示されるように不均一に増幅される。この光学信号ス
ペクトラム18は、光学信号スペクトラム18aの垂直
ラインが異なる波長を表すものとする。
【0031】以前に議論したように、従来型の光増幅器
16は光学信号12を非線形に増幅したレプリカをその
出力点で分配する1個の構成要件である。しかし、光学
信号12が従来型の光増幅器16により増幅されると、
個々のチャネルは、別々のゲインを得て別々の振幅18
aでもって出力される。ゲインが光学信号スペクトラム
18に加えられると、信号従来の光ファイバ14に沿っ
て連続して配置された光学増幅器を通過するにつれて増
幅作用が継続される。ある点では、中心波長に関連する
ゲインが隣接波長とは無関係に得られる。
【0032】この作用は、増幅器をデータ伝送の目的の
ためには無意味にしてしまう。同様に増幅波長のいずれ
かの側にあるスペクトルに依存するノイズ源は、光学信
号スペクトラム18に損失を与えてしまう。このため例
えば本発明の長周期グレーティング20aを従来の光フ
ァイバ14に配置してこのようなゲインあるいは波長を
取り除くことが望ましい。通常長周期グレーティングに
おいては、後方反射光(back reflected light)は、伝
送光の1%以下でこれは、大部分の光が反射される短周
期グレーティングとは対照的である。
【0033】均一に増幅された信号のスペクトラム22
は、光信号整形装置20が望ましくないゲインをスペク
トラムから通常の高品質伝送レベルまでいかに除去する
かを示している。光信号整形装置20は従来の光ファイ
バ14内に配置されるが、その配置場所は従来型の光増
幅器16の前か、あるいは従来型の光増幅器16の中央
部(即ち、2つの部分の稀土類ドープの光ファイバの間
に挿入される)か、あるいは従来型の光増幅器16の後
かのいずれかである。しかし光信号整形装置20の好ま
しい配置場所は、従来型の光増幅器16の中央部であ
る。以下に詳述するように、光信号整形装置20は好ま
しくないゲインを除去するか、あるいはノイズ波長を除
去するか、あるいはその両方を除去するよう構成され、
そして等しく増幅された均一に増幅された信号のスペク
トラム22を生成する。
【0034】図1Aには8チャネルの波長分割多重化シ
ステムが示されている。微弱な光学信号12が光増幅器
に入力されて、この増幅器が光学信号スペクトラム18
を生成する。点線24は、高品質のデータ伝送に必要な
所定量のゲインを表す。同図に示すように光増幅器は、
付加ゲイン26を光学信号スペクトラム18に付与す
る。この付加ゲイン26は、点線24より上に延びる垂
直線の一部により表されている。光学信号整形装置は、
増幅器の光学信号スペクトラム18に反転して適応され
(inverted match)、付与された付加ゲイン26を取り
除くスペクトラム30を生成する。このスペクトラム3
0は、実線より上に延びる垂直線の一部により表され、
均一に増幅された信号のスペクトラム22を生成する。
【0035】次に図2において、同図は、本発明の光学
信号整形装置を製造する際に用いられる装置を表すブロ
ック図を示す。従来の光ファイバ14は、好ましくはシ
ングルモード光ファイバで、例えばゲルマニウム,リ
ン,スズ等の光感受性材料、あるいは電子光学材料、あ
るいは磁気光学材料でもってドーピングされたシリカ製
のコア32を有する。さらに従来の光ファイバ14に
は、水素分子あるいは重水素が付与され、その光感受性
を強化することもできる。その後この光学整形装置は、
コア32を強い光のビームに選択的に露光することによ
り書き込まれる。
【0036】この光学整形装置は、好ましくは、その長
さの少なくとも一部に亘って不均一の屈折率プロファイ
ルを有する長周期グレーティングからなり、光信号を変
更して非対称光学信号を生成する。この光学整形装置の
長さは、適用場所によって変わるが通上その長さは、約
1cmから5cmの範囲内にある。コア32を書き込み
ビームに選択的に露光する方法は(これに必ずしも限定
されるものではないが)、1)ビームの滞留時間を光整
形装置の所定長さの関数として変化させるか、2)ビー
ムの強度を光整形装置の長さの関数として変化させる
か、3)周期性を光整形装置の長さの関数として変化さ
せるか、あるいは4)ビームに露光する間従来の光ファ
イバ14に歪を掛けるかのステップを含む。
【0037】好ましい露光ソースは、フッ化クリプトン
(KrF)エキシマレーザ34からの紫外線放射である
が、他の公知の光源も用いることができる。適切な離間
間隔あるいは光強度は、特定の光増幅器のスペクトラム
に依存するが、光ファイバのコア32を光学整形装置の
長さ方向に亘って、その強度が変化するレーザビームに
露光することによっても得られる。レーザ34の好まし
い強度は、100mJ/cm2 で、レーザ34は好まし
くは248nmに等しい放射波長を有する。
【0038】別法として、図2に示すように、従来の光
ファイバ14をレーザ34からの広域ビームに振幅マス
ク36を介して露光する。そしてこの振幅マスク36は
可変の離間したスペースパターンΛ1 ,Λ2 ,Λ3
…,と、可変のスペース幅w1,w2 ,w3 ,w4
…,で複数の透明スリット38を有する。好ましくは、
各透明スリット38に対する露光量は、100mJ/c
2 フルエンス/パルス以上で1000パルスのオーダ
であり、変動範囲の数とスペースは特定の光整形装置の
用途に大きく依存する。
【0039】しかしどのような方法を用いようとも、目
標とする光整形装置は、光整形装置の長さの少なくとも
一部に亘って延びる不均一の屈折率プロファイルを有
し、入力光信号を変化させて非対称の出力光学信号を生
成し、そしてその光学信号の少なくとも一部は、その用
途に応じてコアあるいはクラッド層のいずれかに入射し
られるような光整形装置である。本明細書で用いられる
不均一の屈折率プロファイルとは、非対称光学スペクト
ラムを生成するようなプロファイルである。
【0040】そして非対称の光学スペクトラムとは、光
信号がそこを伝送される際に、メイン伝送ディップ(ma
in transmission dip) (即ち伝送効率が最小の周波
数)のいずれかの側に、スペクトラルスライスの側のミ
ラーイメージが存在しないものを言う。そしてこのスペ
クトラルスライスとは、メイン最小伝送効率波長の周波
数信号(main minima) 以上の伝送能力を有するスペク
トラム上に所定の波長で現れるサイドローブでもって表
現される。さらにまた以下に説明するようにスペクトラ
ルスライスは、通常スペクトラム内のメイン最小伝送効
率の周波数信号に隣接して出現する。
【0041】しかし、ある種の応用例においては、ほぼ
非対称の光学スペクトラムを生成するために不均一の屈
折率プロファイルを書き込む(即ち構成する)ことが好
ましい。ここで用語「ほぼ非対称」とは、メインの最小
伝送効率の周波数信号の一方の側にのみ存在するサイド
ローブは、有効にデータを伝送できることを意味する。
このような場合には、サイドローブは、メインの最小伝
送効率の周波数信号の両側に現れるが、一方の側にのみ
現れるサイドローブは、順伝播方向へデータを有効に伝
送することができる。多くの光システムにおいては、あ
る所定のサイドローブに対する伝送ディップは、そのサ
イドローブの波長で、データが有効に伝送される前は、
0.5dB以下でなければならない。
【0042】屈折率プロファイルの非均一性は、光学整
形装置の一部の上にのみ延在するか、あるいは光学整形
装置の全体に亘って延在するかのいずれかである。光学
整形装置の長さ方向に亘って変化する屈折率は、屈折率
プロファイルが光整形装置に書き込まれる方法の関数で
あり、例えば、変動の幅wを変化させるか、書き込みビ
ームの強度を変化させるか、光学整形装置のコア32を
ビームに露光している間従来の光ファイバ14上に相当
量の歪をかけるか、あるいは光学整形装置の長さ方向に
沿って書き込みビームの残留時間を変化させるかのいず
れかによって、屈折率変動を引き起こすことができる。
本明細書において「滞留時間」とは、光学整形装置の長
さ方向に沿ったある点で、コア32がビームに露光され
る時間量を意味する。
【0043】次に図3において、同図には本発明の光信
号整形装置20の実施例の断面図が示されており、この
光信号整形装置20は準方向伝播モードで、光信号を伝
送する一定長さの従来の光ファイバ14を有する。この
従来の光ファイバ14は、所定の屈折率n1 を有するコ
ア32と、その周囲に形成されたそれより低い所定の屈
折率n2 のクラッド層40とを有する。ある実施例にお
いては、クラッド層40は異なる屈折率の複数の層から
形成することもできる。同時にまたコア32の屈折率n
1 は、必ずしもステップ上である必要はなく、コア32
の半径方向に変化してもよい。好ましくはコア32は、
1つあるいは複数の光学整形装置を有する。
【0044】一実施例においては長周期グレーティング
は、変動する周期的距離Λ1 ,Λ2,…,(即ち周期
性)により離間して形成された変動する幅w1 ,w2
3 ,…,の複数の屈折率変動部位p1 ,p2 ,p3
4 ,p5 ,…,を有する。この屈折率変動部位p1
2 ,p3 ,p4 ,p5 ,…,のそれぞれは、コア32
内で形成された異なる屈折率を有する。この屈折率変動
部位p1 ,p2 ,p3 ,p4 ,p5 ,…,等は、従来の
光ファイバ14の軸方向に対しθの角度(2゜≦θ≦9
0゜)で形成される。このような構成では従来の光ファ
イバ14は、波長λの広帯域光信号を伝送するよう構成
される。
【0045】本発明に用いられる長周期グレーティング
は、光ファイバ内の導波モードを光ファイバの順方向伝
播非導波モードに結合する光の波長よりも大きな(2μ
m以上)を有するグレーティングである。即ち光信号
は、短周期グレーティングのように反射されることはな
い。非導波モードとは、クラッディングモード,放射モ
ード,あるいは多層導波路の場合はリングモードのいず
れかである。導波路のコアは、導波路の中心にある高屈
折率領域として定義される。
【0046】長周期グレーティング20aは以下の原理
で動作する。所定の周期性Λに対し、位相適合条件n
core−nclad=λ/Λであり、ncoreはコアモードの有
効屈折率であり、ncladはクラッディングモードの有効
屈折率であり、λは光信号の波長であり、そして導波コ
アモードが非導波クラッディングモードに結合されると
いう動作原理に基づく。モードの有効屈折率とは、個々
のモードの伝播定数βを自由空間伝播定数kで割ったも
のであり、ここでkは、k=2π/λで、ncore=β
core/kで、nclad=βclad/kということである。
【0047】上記に述べた位相適合条件は、3個の自由
パラメータ、即ち、コア32の有効屈折率、クラッド層
40の有効屈折率、あるいは長周期グレーティング20
aの周期性の変化のいずれかを変更して素子が動作する
波長を変えることができることを示している。一般的に
コアの有効屈折率ncoreと、クラッドの有効屈折率n
cladのモードは、コア屈折率n1 とクラッド層屈折率n
2 の両方の屈折率(材料特性)に直接依存している。
【0048】上記のように理解すると、結合モード方程
式(coupled mode equations)を定式化して、ある波長
でどの程度の量のコアモードが、クラッディングモード
に移行するかの予測ができそして光学スペクトラムを正
確に予測できる。この結合モード方程式は、コアモード
の動きを説明する。また結合モード方程式は、クラッデ
ィングモードも説明することができ、そしてこれら2つ
のモードを本発明の光信号整形装置20内に形成された
屈折率変動部位を用いて結合できる。かくしてこれらの
結合モード方程式は、コアと屈折率モードが光信号整形
装置20によりどのように影響されるかを予測する方法
を与える。
【0049】導波路内に存在する2つのモードは、振幅
0(z)とV0(z)を有する。これらのモードは同一
方向に伝播し、それらは導波路に対し、Δεの変動が存
在する領域で互いに接触する。モードUとVは、次の結
合モード方程式により展開できる。
【数1】
【0050】以下の置換を行うことにより、簡略化でき
る。
【数2】 これらの式は、U1 ,V1 を用いて表すことができる。
【数3】 次に、二次の微分方程式がU1 に対してのみ次のように
立てることができる。
【数4】
【0051】式(5)を用いると、U1 とz2 の位置に
おけるdU1 /dzは、z1 の位置のU1 とdU1 /d
zが既知であり、k22,k11,δがz1 とz2 の間で一
定の場合には、解くことができる。式(5)に対する解
は、均一な屈折率領域では次のようになる。
【数5】 グレーティングに沿ったU1 に対する解は、ファイバに
沿ってz1 ,z2 ,…zn+1 をステッピングし、各ステ
ップに対し、新たな係数A,B,α,βを計算すること
により得られる。伝送強度に対する最終解は、次式で表
される。
【数6】
【0052】光増幅器からのスペクトラムは、従来のプ
ロセスにより決定できる。光学増幅器のスペクトラムの
不用な部分を取り除くために、光学増幅器の反転スペク
トラムを生成する光学整形装置を開発して、不用なゲイ
ン、あるいはノイズ波長、あるいはその両方の形態であ
る不用な部分を取り除くことができる。上記の式を用い
て、光学増幅器により生成される光学信号の不用な部分
を取り除くためには、どの程度の不均一の屈折率変動を
光学整形装置に書き込むかを決定することができる。
【0053】図4Aは、長さzが5cmの従来の均一長
周期グレーティングを表すグラフであり、同グラフから
分かるようにこのグレーティングは、均一の屈折率プロ
ファイルを有し、グレーティングの長さ方向に沿って、
強度Iあるいは周期Λの変動は存在しない。
【0054】図4Aのグレーティングにより生成される
スペクトラムを図4Bに示す。同図に示すように、均一
のグレーティングにより生成されたスペクトラムは対称
である。即ち、伝送の実質的なディップを表す最小伝送
効率の周波数信号42の周囲に対し対称である。最小伝
送効率の周波数信号42の短波長44a上に現れる短波
長のサイドローブ44と、最小伝送効率の周波数信号4
2の長波長側46a上に現れる長波長サイドローブ46
とがこのグラフには存在する。それらが対称であるため
に、このグレーティングは、図5に示されるように光増
幅器により生成される複合非対称信号を適切に変更でき
ない。
【0055】次に図6Aには、5cmのグレーティング
の長さに沿って、強度Iが変化しているかあるいは周期
Λが変化している若干の反転ガウス分布ビームプロファ
イルを示す本発明の複合不均一長周期グレーティングの
グラフが示される。前述したように一連の増幅器は、増
幅器を介して、広いバンド幅の光信号を送信することに
よるスペクトラムは、増幅器の非対称伝送関数に起因し
て歪むので補償しなければならない。
【0056】一連のエルビウム増幅器は、波長1550
(nm)で動作する現在の光通信システムで用いられて
いるが、非対称性が短波長側に存在する。図6Bに示さ
れたスペクトラムにおいては、メインピーク、即ち最小
伝送効率の周波数信号48の波長は1558nmで、現
在のシステムの光学チャネルは、短波長側50上の15
50nmから、長波長側52の1565nmに伝播す
る。
【0057】図6Bは、最小伝送効率の周波数信号48
の長波長側52上に形成されたサイドローブ54の実線
により表される図6Aのグレーティングにより生成され
る複合非対称スペクトラムを表す。点線56は、図4B
に表された従来の対称スペクトラムを表す。非対称の現
れる量は若干であるが、0.1から0.2dB内の正確
な形状マッチングが多くの光通信システムには重要であ
る。このスペクトラムの重要な特徴点は、短波長側50
上の56aは、長波長側52上の明示したサイドローブ
54とは無関係に(犠牲にして)有効に除去できる点で
ある。
【0058】この現象は、屈折率変化と波長との間の
1:1の対応により理解することができる。即ち、導入
された屈折率変化が低い場合には、短波長が影響を受け
これに対し、導入された屈折率変動が増加すると、長波
長がクラッド層に結合されるようになる。図6Aに示す
ように、グレーティングの強度を変化させることによ
り、短波長と長波長に対する結合が空間的に分離され
る。そして全体的にスペクトラムは広がる。
【0059】さらにまた、強力なサイドローブが、コア
モードとクラッディングモードとの間の相互干渉ビーテ
ィング(interferometric beating) に起因して、長波
長側で発生すると考えられる。このため長波長の光はグ
レーティングに入る際には、クラッディングモードに部
分的にしか結合されない。この2つのモードが中心領域
に沿って伝播すると、波長依存性の作動位相遅延が導入
される。その後、長周期グレーティングの縁端部で結合
が行われる。しかし、2つのモード間には、位相差が存
在するので、これらの光は2つのモードの間でビート
(強まったり、弱まったり)する。
【0060】伝送スペクトラムを長波長側のビートも含
めて図6Bに示す。不均一屈折率プロファイルの反転し
たガウス分布特徴により、モーダルビーティング(moda
l beating) として知られる現象が発生し、長波長側5
2に示したサイドローブ54が得られる。短波長側50
上には、サイドローブは存在しない。このような単純化
した説明は、この現象を物理的に理解するために有益で
あるが、正確な量的な解析は、上記の結合モード方程式
を数値解析することが必要となる。
【0061】次に図7Aにおいては、本発明の第2の複
合不均一長周期グレーティングを示し、グレーティング
の長さ方向に沿って強度あるいは周期を変化させること
により、図7Bに示すスペクトラムを生成する。図7B
は、図7Aのグレーティングにより生成された複合非対
称スペクトラムを示し、メインの最小伝送効率波長の周
波数信号62の短波長側60側に形成されたサイドロー
ブ58を実線でもって示す。一方点線64は、図5Bに
示したのと同様な従来のスペクトルを表す。
【0062】エルビウム増幅器内で信号が伝播するとノ
イズは、信号の増幅と共に蓄積され、この信号の増幅と
共に蓄積されるノイズは、通常1530nmを中心とす
る波長で支配的となる。このために、1530nmの中
心とするこのスペクトラルスライスをλ>1550nm
以上で伝播する信号に大きな影響を与えることなく除去
することが望ましい。
【0063】均一のビームを用いて1530nmを中心
とするグレーティングを書き込む場合には、長波長側に
現れるサイドローブ(図4Bに示したように)は、信号
波長に対しても損失を加えてしまう。この損失はシステ
ム性能にとって致命的である。図7Bに示すように長波
長68上に現れるサイドローブ66を取り除くことによ
り、スペクトラムの一部を高品質の伝送用に利用するこ
とができる。ある種の応用例においては、このサイドロ
ーブは、大部分が除去される、即ち、サイドローブの伝
送ディップは、0.5dB以下にまで減少される。
【0064】図8Aにおいては、本発明の第3の複合不
均一長周期グレーティングを示すグラフでグレーティン
グの長さ方向に沿って強度あるいは周期性を変化させる
ことにより図8Bに示すスペクトラムを生成する。図8
Bは、図8Aのグレーティングにより生成された複合非
対称スペクトラムを表す。これら2つの図は、本発明の
光学信号整形装置がいかにして数個のグレーティングを
接続せずに複合非対称形状を生成するかを示したもので
ある。
【0065】図8Aは、複数のピークを有する屈折率/
周期プロファイルを示すグラフで、これら複数のピーク
は、複数の最大値と最小値を有する複雑な形状をしたス
ペクトラムとなっている。このようなスペクトラムは、
幅広い波長範囲に亘って(30から40nmの幅)に亘
って一本のエルビウム光ファイバの形状に適合させるの
に有益である。
【0066】図9には、本発明によるカバーされた好ま
しい長周期グレーティングの書き込みビームの滞留時間
のカーブと9Aのグレーティングにより生成されたメイ
ンの最小伝送効率の波長の信号の短波長側のサイドロー
ブを有する複合非対称スペクトラムを表すグラフであ
る。光学整形装置は、コア内に約10モルのゲルマニウ
ムを有する従来の標準分散シフト型の光ファイバに書き
込まれる。この光ファイバは、水素分子(コア内に2
%)が追加され、その後248nmに等しい放射波長を
有するKrFレーザからのビームに露光される。
【0067】ビームのフルーエンス(fluence) は、1
00mJ/cm2 で、ビームは図9Aに示された滞留時
間でもって約1インチ(2.54cm)の長さに亘って
走査された。この走査の完了後グレーティングは、15
0℃で24時間オーブン内でアニールされ、コア内に滞
留している、残留水素を除去し、同時にファイバ内に生
成された不安定な欠陥を除去する。このグレーティング
をオーブンから取り出した後、得られたスペクトラムを
図9Bに示すように測定した。図9Bから明らかなよ
に、メインの最小伝送効率波長の周波数信号72の長波
長側70上のサイドローブは、短波長側76上に強力な
メインの最小伝送効率波長の周波数信号72を付加する
ことにより除去された。
【0068】図10には、好ましい長周期グレーティン
グの長さの関数で周期性を表すグラフを示し、図10B
は、図10Aのグレーティングにより生成された、メイ
ンの最大効率周波数の信号の長波長側のサイドローブを
有する複合非対称スペクトラムを示す。この光学整形装
置は、そのコア内に10モル%のゲルマニウムを含む従
来の標準の分散シフト型光ファイバに書き込まれた。こ
の光ファイバは、水素分子(コア内に2%)が追加さ
れ、その後248nmに等しい放射波長を有するKrF
レーザからのビームに図10Aに示されたような周期性
を有するマスクを介して露光された。
【0069】このビームのフルーエンスは、100mJ
/cm2 で、ビームは図10Aに示された滞留時間に従
って約1インチ(2.54cm)に亘ってこのビームを
走査した。この走査が完了した後グレーティングは、1
50℃で24時間オーブン内でアニールされ、コア内に
滞留している残留水素を除去し、同時に光ファイバ内に
生成された不安定な欠陥を除去する。このグレーティン
グをオーブンから取り出した後、得られたスペクトラム
を図10Bに示すように測定した。図10Bから明らか
なようにメインの最小伝送効率波長の周波数信号80の
短波長78側のサイドローブは、短波長側84上に1つ
強力なサイドローブ82を付加することにより除去され
た。
【0070】
【発明の効果】本発明は、複合スペクトラル整形アプリ
ケーション用のチャープ長周期グレーティングを用いた
光学システムと光学信号整形装置を提供するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が採用される光伝送システムのブロック
図 A.来入した微弱光学信号が光増幅器を通過し、さらに
光信号整形装置を通過し、そしてこの光信号整形装置を
出た後の波形を表すブロック図
【図2】本発明が光信号整形装置を製造する際に用いら
れる装置のブロック図
【図3】本発明の光信号整形装置の一実施例の断面図
【図4】A.従来の単純均一な長周期グレーティングの
屈折率プロファイルと長さとの関係を表すグラフ B.従来の長周期グレーティングにより生成される対称
スペクトラムを表す図
【図5】従来のエルビウムドープ増幅器の複合非対称出
力スペクトラムを表す図
【図6】A.本発明の第1の複合不均一長周期グレーテ
ィングの屈折率プロファイルと長さとの関係を表すグラ
フで、グレーティングの長さ方向に沿って強度即ち周期
性が変わることを示している B.Aに示された長周期グレーティングにより生成され
る複合非対称スペクトラム(実線)を表し、サイドロー
ブが最低波長の長周期側に形成された状態を表し、点線
が図5Bの示された従来のスペクトラムを表す
【図7】A.本発明の第2の複合不均一長周期グレーテ
ィングの屈折率プロファイルと長さとの関係を表すグラ
フで、グレーティングの長さ方向に沿って強度が変化す
る、即ち周期性が変わることを示している B.Aに示された長周期グレーティングにより生成され
る複合非対称スペクトラム(実線)を表し、サイドロー
ブが最低波長の長周期側に形成された状態を表し、点線
が図5Bの示された従来のスペクトラムを表す
【図8】A.本発明の第3の複合不均一長周期グレーテ
ィングの屈折率プロファイルと長さとの関係を表すグラ
フで、グレーティングの長さ方向に沿って強度が変化す
る、即ち周期性が変わることを示している B.Aのグレーティングにより生成された複合非対称ス
ペクトラムを表す図
【図9】A.本発明の長周期グレーティングを製造する
方法の滞留時間を表すグラフ B.Aのグレーティングにより生成された主最低周波数
の短波長側にサイドローブを有する複合非対称スペクト
ラムを表す図
【図10】A.本発明の長周期グレーティングを製造す
る方法の周期性を表すグラフ B.Aのグレーティングにより生成された主最低周波数
の長波長側にサイドローブを有する複合非対称スペクト
ラムを表す図
【符号の説明】
10 光学システム 12 光学信号 14 従来の光ファイバ 16 従来型の光増幅器 18 光学信号スペクトラム 20 光信号整形装置 20a 長周期グレーティング 22 均一に増幅された信号のスペクトラム 24 点線 26 付加ゲイン 28 波長 30 スペクトラム 32 コア 34 フッ化クリプトン(KrF)エキシマレーザ 36 振幅マスク 38 透明スリット 40 クラッド層 42,48 最小伝送効率の周波数信号 44 短波長のサイドローブ 44a,50,60,76,78,84 短波長側 46 長波長サイドローブ 46a,52,68,70 長波長側 54,58,66,74,82 サイドローブ 62,72,80 メインの最小伝送効率波長の周波数
信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 596077259 600 Mountain Avenue, Murray Hill, New Je rsey 07974−0636U.S.A. (72)発明者 ジャネット レニー ペドラッザニ アメリカ合衆国、07901 ニュージャージ ー、サミット、ヒルサイド アベニュー 19−エー (72)発明者 アシシュ マドフカー ヴェンサーカー アメリカ合衆国、07922 ニュージャージ ー、バークレー ハイツ、ダリア レーン 10

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の屈折率n1 を有するコアと、その
    周囲に形成された第2の屈折率n2 を有するクラッド層
    からなる光ファイバと共に使用され、光信号を伝送する
    よう構成される光信号整形装置において、 前記光ファイバ内に所定長さの長周期グレーティングが
    形成され、 前記長周期グレーティングは、前記所定長さの少なくと
    も一部に亘って延在する不均一の屈折率プロファイルを
    有し、非対称光学信号を生成するために前記光学信号を
    変更し、 前記光信号の少なくとも一部は、前記コアあるいは前記
    クラッド層に注入されることを特徴とする光信号整形装
    置。
  2. 【請求項2】 前記長周期グレーティングは、その長さ
    の少なくとも一部に亘って複数の不均一に離間した屈折
    率変動部位を有することを特徴とする請求項1の装置。
  3. 【請求項3】 前記長周期グレーティングは、最小伝送
    効率の周波数の信号の長波長側にある長波長信号の少な
    くとも一部を前記クラッド層に入射し、その結果、前記
    長波長側にサイドローブを有する非対称光学信号を生成
    することを特徴とする請求項1の装置。
  4. 【請求項4】 前記長周期グレーティングは、最小伝送
    効率の周波数の信号の短波長側にある短波長信号の少な
    くとも一部を前記クラッド層に入射し、その結果、前記
    短波長側にサイドローブを有する非対称光学信号を生成
    することを特徴とする請求項1の装置。
  5. 【請求項5】 前記光ファイバに接続された光学増幅器
    をさらに有し、 前記光学増幅器は、増幅された非対称光学信号を前記光
    ファイバに転送し、 前記長周期グレーティングは、前記増幅された非対称光
    学信号の少なくとも一部を前記クラッド層に入射するよ
    う構成されることを特徴とする請求項1の装置。
  6. 【請求項6】 前記光学増幅器は、エルビウムドープの
    光学増幅器であることを特徴とする請求項5の装置。
  7. 【請求項7】 前記増幅された非対称光学信号は、前記
    非対称光学信号の最小伝送効率の周波数の信号の短波長
    側に短波長信号を有し、 前記長周期グレーティングは、前記短波長信号の少なく
    とも一部を前記クラッド層に入射するよう構成されるこ
    とを特徴とする請求項5の装置。
  8. 【請求項8】 前記増幅された非対称光学信号は、前記
    非対称光学信号の最小伝送効率の周波数の信号の長波長
    側に長波長信号を有し、 前記長周期グレーティングは、前記長波長信号の少なく
    とも一部を前記クラッド層に入射するよう構成されるこ
    とを特徴とする請求項5の装置。
  9. 【請求項9】 前記長周期グレーティングは、前記増幅
    された非対称光学信号に付加されたゲインの所定量を前
    記クラッド層に入射するよう構成されることを特徴とす
    る請求項5の装置。
  10. 【請求項10】 光学信号整形装置の製造方法におい
    て、 (A)前記光ファイバの所定長さの光感受性部分に沿っ
    て、光ファイバ上に書き込みビームを集光するステップ
    と、 (B)前記所定長さの少なくとも一部上に不均一の屈折
    率プロファイルを書き込むステップとからなり、 前記光学信号整形装置は、非対称光学信号を生成するた
    めに光学信号を変更し、 前記光学信号の少なくとも一部は、前記コアまたは前記
    クラッド層に入射されることを特徴とする光学信号整形
    装置の製造方法。
  11. 【請求項11】 前記(B)のステップは、 (B1)前記所定長さに亘って、前記書き込みビームの
    強度を変化させるステップを含むことを特徴とする請求
    項10の方法。
  12. 【請求項12】 前記(B)のステップは、 (B2)前記所定長さに沿って、前記光ファイバ上にグ
    レーティングマスクを配置するステップと、 (B3)前記グレーティングマスクを介して、前記書き
    込みビームを前記光ファイバに露光するステップと、か
    らなり、前記グレーティングマスクは、複数の不均一に
    離間したスリットを有し、これにより前記長周期グレー
    ティングの所定長さの少なくとも一部に亘って複数の不
    均一に離間した屈折率変動部位を形成することを特徴と
    する請求項10の方法。
  13. 【請求項13】 前記(B)のステップは、 (B4)前記所定長さに亘って、前記書き込みビームの
    滞留時間を変化させるステップを含むことを特徴とする
    請求項10の方法。
  14. 【請求項14】 前記(B)のステップは、 (B5)前記所定長さに亘って、前記光ファイバを歪ま
    せるステップを含むことを特徴とする請求項10の方
    法。
  15. 【請求項15】 前記(B)のステップは、 (B6)最小伝送効率の周波数の信号の長波長側に位置
    する長波長信号の少なくとも一部を前記クラッド層に入
    射するために、前記長周期グレーティングを書き込むス
    テップを有し、これにより前記短波長側にサイドローブ
    を有する非対称光学信号を生成することを特徴とする請
    求項10の方法。
  16. 【請求項16】 前記(B)のステップは、 (B7)最小伝送効率の周波数の信号の短波長信号側に
    位置する短波長信号の少なくとも一部を前記クラッド層
    に入射するために、前記長周期グレーティングを書き込
    むステップを有し、これにより前記長波長側にサイドロ
    ーブを有する非対称光学信号を生成することを特徴とす
    る請求項10の方法。
  17. 【請求項17】 前記書き込みビームは、レーザ光であ
    ることを特徴とする請求項10の方法。
  18. 【請求項18】 光ファイバ伝送システムにおいて、 (A)第1屈折率n1 のコアと、その周囲に形成された
    第2屈折率n2のクラッド層とを有し、光信号を伝送す
    るよう構成された所定長さの光ファイバと、 (B)光信号整形装置と、 (C)前記光ファイバに接続される光学増幅器と、から
    なり、 前記(B)の整形装置は、前記光ファイバの一部内に形
    成された所定長さの長周期グレーティングを有し、 前記長周期グレーティングは、前記所定長さの少なくと
    も一部に亘って延在する不均一の屈折率プロファイルを
    有し、非対称光学信号を生成するために前記光学信号を
    変更するよう構成され、 前記(C)の光学増幅器は、増幅された非対称光学信号
    を前記光ファイバに伝送し、 前記長周期グレーティングは、前記増幅された非対称光
    学信号の少なくとも一部を前記クラッド層に入射するよ
    う構成されることを特徴とする光ファイバ伝送システ
    ム。
  19. 【請求項19】 前記光増幅器は、エルビウムドープの
    光増幅器であることを特徴とする請求項18のシステ
    ム。
  20. 【請求項20】 前記長周期グレーティングは、最小伝
    送効率の周波数の信号の短波長側にある短波長信号の少
    なくとも一部を前記クラッド層に入射し、その結果前記
    短波長側にサイドローブを有する非対称光学信号を生成
    することを特徴とする請求項18のシステム。
  21. 【請求項21】 前記増幅された非対称光学信号は、前
    記非対称光学信号の最小伝送効率の周波数の信号の短波
    長側に短波長信号を有し、 前記長周期グレーティングは、前記短波長信号の少なく
    とも一部を前記クラッド層に入射するよう構成されるこ
    とを特徴とする請求項18のシステム。
  22. 【請求項22】 前記長周期グレーティングは、最小伝
    送効率の周波数の信号の長波長側にある長波長信号の少
    なくとも一部を前記クラッド層に入射し、その結果前記
    長波長側にサイドローブを有する非対称光学信号を生成
    することを特徴とする請求項18のシステム。
  23. 【請求項23】 前記増幅された非対称光学信号は、前
    記非対称光学信号の最小伝送効率の周波数の信号の長波
    長側に長波長信号を有し、 前記長周期グレーティングは、前記長波長信号の少なく
    とも一部を前記クラッド層に入射するよう構成されるこ
    とを特徴とする請求項18のシステム。
  24. 【請求項24】 前記長周期グレーティングは、前記光
    増幅器の中間の反対側で、前記光増幅器に接続されるこ
    とを特徴とする請求項18のシステム。
JP01103097A 1996-02-26 1997-01-24 光信号整形装置 Expired - Lifetime JP3527044B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US606815 1996-02-26
US08/606,815 US5764829A (en) 1996-02-26 1996-02-26 Optical signal shaping device for complex spectral shaping applications

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09236720A true JPH09236720A (ja) 1997-09-09
JP3527044B2 JP3527044B2 (ja) 2004-05-17

Family

ID=24429583

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP01103097A Expired - Lifetime JP3527044B2 (ja) 1996-02-26 1997-01-24 光信号整形装置

Country Status (8)

Country Link
US (1) US5764829A (ja)
EP (1) EP0793123B1 (ja)
JP (1) JP3527044B2 (ja)
KR (1) KR100282993B1 (ja)
AU (1) AU706676B2 (ja)
CA (1) CA2195259C (ja)
DE (1) DE69706726T2 (ja)
TW (1) TW316953B (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6253008B1 (en) 1998-06-26 2001-06-26 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Optical filter and method of making the same
JP2002006348A (ja) * 2000-06-21 2002-01-09 Mitsubishi Electric Corp 光増幅器
US6563984B1 (en) 1999-02-17 2003-05-13 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Long-period grating device
JP2008263245A (ja) * 2008-08-04 2008-10-30 Fujikura Ltd 光増幅器

Families Citing this family (28)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6314220B1 (en) 1995-03-13 2001-11-06 Templex Technology, Inc. Segmented complex fiber gratings
US6035083A (en) * 1997-10-02 2000-03-07 3M Innovative Company Method for writing arbitrary index perturbations in a wave-guiding structure
US6195484B1 (en) * 1997-10-02 2001-02-27 3M Innovative Properties Company Method and apparatus for arbitrary spectral shaping of an optical pulse
KR100251557B1 (ko) 1997-10-02 2000-05-01 윤종용 광섬유 증폭기
US6728444B2 (en) 1997-10-02 2004-04-27 3M Innovative Properties Company Fabrication of chirped fiber bragg gratings of any desired bandwidth using frequency modulation
JPH11121838A (ja) * 1997-10-17 1999-04-30 Fujitsu Ltd 光増幅用ファイバ及びファイバグレーティングの形成方法
US6005999A (en) * 1997-11-21 1999-12-21 3M Innovative Properties Company Waveguide narrowband rejection filter
US6084996A (en) * 1998-04-01 2000-07-04 Lucent Technologies, Inc. Broadband long-period gratings
US6005877A (en) * 1998-04-22 1999-12-21 Hughes Electronics Corporation Distributed-feedback fiber-laser with asymmetric output ports
JP3149921B2 (ja) * 1998-05-18 2001-03-26 住友電気工業株式会社 光損失フィルタおよびその製造方法
US7065298B1 (en) 1998-11-17 2006-06-20 Intel Corporation Code-based optical networks, methods, and apparatus
US6594421B1 (en) 1999-01-26 2003-07-15 Intel Corporation Dynamically reconfigurable composite grating filters for temporal waveform processing
JP2000341213A (ja) * 1999-05-26 2000-12-08 Fujitsu Ltd 温度補償機能を有する利得調整器および光増幅器
US6313771B1 (en) 1999-11-17 2001-11-06 Templex Technology, Inc. Codes, methods, and apparatus for optical encoding and decoding
AU2001266203A1 (en) * 2000-08-07 2002-02-18 University Of Southampton Grating apodisation method and apparatus
JP2002171016A (ja) * 2000-11-30 2002-06-14 Sumitomo Electric Ind Ltd 光フィルタ、光増幅システムおよび光通信システム
US6706154B1 (en) * 2001-03-09 2004-03-16 Bayspec, Inc. Method for fabricating integrated optical components using ultraviolet laser techniques
KR100417468B1 (ko) * 2001-05-04 2004-02-05 송재원 장주기 광섬유 격자 쌍을 이용한 클래딩 광섬유 증폭기의 제조 방법
US7088877B2 (en) * 2001-06-13 2006-08-08 Intel Corporation Method and apparatus for tuning a bragg grating in a semiconductor substrate
US6832025B2 (en) 2001-07-02 2004-12-14 Jds Uniphase Corporation Fiber bragg grating fabrication method
CA2518425A1 (en) * 2002-03-22 2003-10-09 Chiral Photonics, Inc. Long period chiral fiber grating apparatus
US6950577B2 (en) * 2002-07-01 2005-09-27 Intel Corporation Waveguide-based Bragg gratings with spectral sidelobe suppression and method thereof
US7245792B2 (en) * 2002-08-16 2007-07-17 Intel Corporation Silicon-based tunable single passband optical filter
WO2006021019A1 (en) * 2004-08-25 2006-03-02 Redfern Integrated Optics Pty Ltd Planar bragg grating with modified reflectance spectrum
US7283695B2 (en) * 2004-08-31 2007-10-16 Georgia Tech Research Corporation Optical interconnects in microelectronics based on azimuthally asymmetric long-period fiber grating couplers
US20090097807A1 (en) * 2007-10-16 2009-04-16 Xijia Gu Shaping a laser beam with a fiber-based device
CN113316729A (zh) * 2018-12-28 2021-08-27 恩耐公司 用于将受激拉曼散射(srs)光导向出光纤的光纤装置
CN112332203A (zh) * 2020-09-17 2021-02-05 中国电子科技集团公司第十一研究所 光纤放大器

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4928316A (en) * 1988-02-04 1990-05-22 Bell Communications Research, Inc. Optical systems and methods based upon temporal stretching, modulation and recompression of ultrashort pulses
US5104209A (en) * 1991-02-19 1992-04-14 Her Majesty The Queen In Right Of Canada, As Represented By The Minister Of Communications Method of creating an index grating in an optical fiber and a mode converter using the index grating
US5367588A (en) * 1992-10-29 1994-11-22 Her Majesty The Queen In Right Of Canada, As Represented By The Minister Of Communications Method of fabricating Bragg gratings using a silica glass phase grating mask and mask used by same
US5208877A (en) * 1991-08-29 1993-05-04 Center For Innovative Technology Fiber optic grating-based weighted, two-mode fiber sensors
US5363239A (en) * 1992-12-23 1994-11-08 At&T Bell Laboratories Method for forming spatially-varying distributed Bragg reflectors in optical media
US5327515A (en) * 1993-01-14 1994-07-05 At&T Laboratories Method for forming a Bragg grating in an optical medium
US5459801A (en) * 1993-10-29 1995-10-17 Rutgers University Coupler used to fabricate add-drop devices, dispersion compensators, amplifiers, oscillators, superluminescent devices, and communications systems
US5400350A (en) * 1994-03-31 1995-03-21 Imra America, Inc. Method and apparatus for generating high energy ultrashort pulses
US5430817A (en) * 1994-03-31 1995-07-04 At&T Corp. Optical systems and devices using long period spectral shaping devices
GB2289770A (en) * 1994-05-17 1995-11-29 Northern Telecom Ltd Writing bragg gratings in photosensitive waveguides
US5615008A (en) * 1994-12-21 1997-03-25 Beckman Instruments, Inc. Optical waveguide integrated spectrometer
US5473622A (en) * 1994-12-29 1995-12-05 At&T Corp. Cladding-pumped MOPA structure

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6253008B1 (en) 1998-06-26 2001-06-26 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Optical filter and method of making the same
US6563984B1 (en) 1999-02-17 2003-05-13 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Long-period grating device
JP2002006348A (ja) * 2000-06-21 2002-01-09 Mitsubishi Electric Corp 光増幅器
JP2008263245A (ja) * 2008-08-04 2008-10-30 Fujikura Ltd 光増幅器

Also Published As

Publication number Publication date
DE69706726T2 (de) 2002-07-04
US5764829A (en) 1998-06-09
KR970062731A (ko) 1997-09-12
AU706676B2 (en) 1999-06-24
KR100282993B1 (ko) 2001-03-02
EP0793123A1 (en) 1997-09-03
CA2195259A1 (en) 1997-08-27
AU1489297A (en) 1997-09-04
CA2195259C (en) 2000-04-11
DE69706726D1 (de) 2001-10-25
JP3527044B2 (ja) 2004-05-17
TW316953B (ja) 1997-10-01
EP0793123B1 (en) 2001-09-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3527044B2 (ja) 光信号整形装置
US6289699B1 (en) Wavelength selective optical couplers
CA2141899C (en) Optical systems and devices using long period spectral shaping devices
US6321008B1 (en) Filter optical waveguide with inclination and linear chirp
US6201911B1 (en) Apparatus for manufacturing long-period fiber gratings and apparatus for manufacturing two-band long-period fiber gratings using the same
US6233381B1 (en) Photoinduced grating in oxynitride glass
EP0897124A1 (en) Design of complex optical fiber filters using long-period gratings
US6084996A (en) Broadband long-period gratings
US6050109A (en) Method for making long-period fiber gratings
US7110644B2 (en) Mode coupling devices with complex spectral profile
US6782152B2 (en) Method and apparatus for frequency tuning of an unbalanced Mach-Zehnder interferometer
US6289154B1 (en) Grating-type optical component and method of manufacturing the same
US6549706B2 (en) Photoinduced grating in oxynitride glass
JP2000019328A (ja) 光損失フィルタ
EP1288683B1 (en) Use of a slanted Bragg grating optical fiber for improving the gain flatness of an optical amplifier
JPH10133039A (ja) 屈折率分布の形成方法
JP2002228841A (ja) チャープトグレーティング型光フィルタ及びその製造方法
Jensen et al. Polarization controlled UV writing of Bragg gratings
Grubsky Long-period fiber gratings in WDM applications
JP2004325549A (ja) サンプルドファイバグレーティング
JP2003222716A (ja) 露光用マスク、光ファイバグレーティングの製造方法、光ファイバグレーティング及び光増幅器モジュール
JPH11142651A (ja) グレーティング型光部品とその製造方法
JP2002174739A (ja) 光ファイバグレーティング

Legal Events

Date Code Title Description
A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040218

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090227

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090227

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100227

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100227

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110227

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120227

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130227

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140227

Year of fee payment: 10

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term