JPH09236616A - 加速度センサ及びその製造方法 - Google Patents

加速度センサ及びその製造方法

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JPH09236616A
JPH09236616A JP8319789A JP31978996A JPH09236616A JP H09236616 A JPH09236616 A JP H09236616A JP 8319789 A JP8319789 A JP 8319789A JP 31978996 A JP31978996 A JP 31978996A JP H09236616 A JPH09236616 A JP H09236616A
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貞幸 角
Shigenari Takami
茂成 高見
Fumihiro Kasano
文宏 笠野
Naohiro Taniguchi
直博 谷口
Kazuya Nohara
一也 野原
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  • Pressure Sensors (AREA)
  • Lead Frames For Integrated Circuits (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 信頼性の向上が図れ他軸感度などの商品性能
を出荷時点で保証することができる加速度センサを提供
する。 【解決手段】 半導体エッチング技術によって片持ち梁
構造のマス及びビームが形成され、前記ビームにピエゾ
抵抗が形成された加速度センサーチップ5及びリードフ
レーム6を有してなるピエゾ抵抗型の加速度センサであ
って、基板に実装された状態で、前記ピエゾ抵抗と前記
マスの重心が略同一の水平面上に位置するように、実装
される基板に対して前記加速度センサーチップ5を傾斜
させる傾斜手段を具備した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加速度を検出し電
気的信号として出力する加速度センサ及びその製造方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のエアバッグ用等に応用されている
半導体ピエゾ抵抗型加速度センサは、加速度センサーチ
ップの出力信号のオフセット電圧、オフセット温度特
性、感度温度特性等の信号補償を行う回路基板に実装さ
れ、トリミング等によって信号補償をしたセンサーモジ
ュールとしての商品形態がほとんどである。しかし、低
価格品は加速度センサーチップ単体で商品とするケース
がある。
【0003】図30の断面図に基づいて半導体ピエゾ抵
抗型加速度センサの一例について説明する。(a)は断
面図、(b)は加速度が印加された状態を示す断面図、
(c)は斜視図である。半導体ピエゾ抵抗型加速度セン
サは、マイクロマシン技術を応用して単結晶シリコン基
板1に、マス1a(重り)とビーム1b(梁)を形成
し、ビーム1bの部分には、応力が加わるとその抵抗値
が変化するピエゾ抵抗2を形成する。(b)に示すよう
に、このような構造の加速度センサーチップに下向きの
加速度がかかると、マス1aの慣性力により、マス1a
は下方に移動しビーム1bが撓む。この時のビーム1b
の歪みがピエゾ抵抗2の抵抗値を変化させるので圧力に
応じた電気信号を取り出すことができる。また、図で、
3はガラスまたはシリコンで構成され、単結晶シリコン
基板1を支持し、マス1aの下限位置を制限する下部ス
トッパー、4はマス1a及びビーム1bの上面を覆い、
マス1aの上限位置を制限する上部ストッパーである。
【0004】図30に示す半導体ピエゾ抵抗型加速度セ
ンサの、マス1a及びビーム1bの配置、ビーム1bの
厚さ等は、各社ノウハウを持っているが、片側ビーム
(片持ち梁)構造の加速度センサは、図31(a)に示
すように、他軸(横)感度の低減のため、マス1aの重
心1cとピエゾ抵抗2を同一の水平面上に位置させなけ
ればならない。これまで、この片持ち梁構造の半導体加
速度センサは、商品の構造としては、加速度センサーチ
ップを傾斜させていない状態で販売されており、商品の
カタログ等に注意書きとして、図31(b)に示すよう
に、加速度センサ(加速度センサーチップ)を傾斜させ
て取付けを行うことが必要である旨記載されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように加速度セン
サーチップを傾斜させない状態で商品化した場合、出荷
状態で商品性能を保証することができず、誤動作を招く
可能性があった。
【0006】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、信頼性を向上し他軸
感度などの商品性能を出荷時点で保証することができる
加速度センサ及びその製造方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の加速度セ
ンサは、半導体エッチング技術によって片持ち梁構造の
マス及びビームが形成され、前記ビームにピエゾ抵抗が
形成された加速度センサーチップ及びリードフレームを
有してなるピエゾ抵抗型の加速度センサであって、実装
された状態で、前記ピエゾ抵抗と前記マスの重心が略同
一の水平面上に位置するように、前記加速度センサーチ
ップを実装される基板に対して傾斜させる傾斜手段を具
備したことを特徴とするものである。
【0008】請求項2記載の加速度センサは、請求項1
記載の加速度センサにおいて、前記傾斜手段を、前記リ
ードフレームへの加速度センサーチップの装着箇所に傾
斜を付けることにより構成させたことを特徴とするもの
である。
【0009】請求項3記載の加速度センサは、請求項1
記載の加速度センサにおいて、前記傾斜手段を、加速度
センサの外郭の基板実装面の形状により構成させたこと
を特徴とするものである。
【0010】請求項4記載の加速度センサは、請求項1
記載の加速度センサにおいて、加速度センサーチップ及
びリードフレームを実装するプリモールドパッケージを
備え、前記傾斜手段を、前記プリモールドパッケージの
基板実装面及び加速度センサーチップのプリモールドパ
ッケージへの実装面の形状により構成させたことを特徴
とするものである。
【0011】請求項5記載の加速度センサは、請求項4
記載の加速度センサにおいて、前記加速度センサーチッ
プを実装する面の下方の、前記プリモールドパッケージ
の外郭の面が、前記加速度センサーチップを実装する面
と所定間隔を隔てて略平行となるように構成されている
ことを特徴とするものである。
【0012】請求項6記載の加速度センサは、請求項4
又は請求項5記載の加速度センサにおいて、前記プリモ
ールドパッケージの所定のリードに段差形状またはスタ
ンドオフ形状を設け、該段差形状またはスタンドオフ形
状により、プリモールドパッケージの基板実装面の形状
を構成したことを特徴とするものである。
【0013】請求項7記載の加速度センサは、請求項1
記載の加速度センサにおいて、前記加速度センサーチッ
プを実装するプリント基板と、前記加速度センサーチッ
プが実装された前記プリント基板をその内部に封止する
封止枠とを備え、前記傾斜手段を、前記封止枠の前記プ
リント基板の取り付け位置により構成させたことを特徴
とするものである。
【0014】請求項8記載の加速度センサは、請求項1
記載の加速度センサにおいて、前記加速度センサーチッ
プを内部に実装する三次元成型部品を備え、前記傾斜手
段を、前記三次元成型部品の基板実装面及び加速度セン
サーチップの三次元成型部品への実装面の形状により構
成させたことを特徴とするものである。
【0015】請求項9記載の加速度センサは、請求項4
乃至請求項6記載の加速度センサにおいて、前記プリモ
ールドパッケージに、前記加速度センサチップと、該加
速度センサチップが実装される基板との平行度を高める
ための、前記基板に当接させる突起が複数形成されてい
ることを特徴とするものである。
【0016】請求項10記載の加速度センサは、請求項
9記載の加速度センサにおいて、前記突起を、前記加速
度センサチップを保護するために、加速度センサーチッ
プが実装された凹部の開口を塞ぐ蓋の位置出しのための
形状としたことを特徴とするものである。
【0017】請求項11記載の加速度センサは、請求項
4乃至請求項6記載の加速度センサにおいて、前記プリ
モールドパッケージの加速度センサーチップが実装され
た凹部の開口を塞ぐ蓋に、前記加速度センサチップと、
該加速度センサチップが実装される基板との平行度を高
めるための、前記基板に当接させる突起が複数形成され
ていることを特徴とするものである。
【0018】請求項12記載の加速度センサは、請求項
1乃至請求項11記載の加速度センサにおいて、前記リ
ードフレームのセカンドパッドが、前記加速度センサー
チップの、ボンディングワイヤーが接続される面と略同
一面内に配置されていることを特徴とするものである。
【0019】請求項13記載の加速度センサの製造方法
は、半導体エッチング技術によって片持ち梁構造のマス
及びビームが形成され、前記ビームにピエゾ抵抗が形成
された加速度センサーチップ及びリードフレームを有し
てなるピエゾ抵抗型の加速度センサの製造方法であっ
て、トランスファ成型金型の、少なくとも一方の金型に
形成した突起を、リードフレームの、傾斜させる所定箇
所に当接させて、リードフレームの所定箇所に傾斜をつ
けた状態で樹脂成型することを特徴とするものである。
【0020】請求項14記載の加速度センサの製造方法
は、半導体エッチング技術によって片持ち梁構造のマス
及びビームが形成され、前記ビームにピエゾ抵抗が形成
された加速度センサーチップ及びリードフレームを有し
てなるピエゾ抵抗型の加速度センサの製造方法であっ
て、プリモールドパッケージの前記加速度センサーチッ
プを実装する面の下方の外郭の面に加熱ヒーターを当接
させて、前記加速度センサーチップとリードフレームの
セカンドパッドとを電気的に接続するためのワイヤボン
ディング工程を行うことを特徴とするものである。
【0021】
【発明の実施の形態】図1に基づいて本発明の加速度セ
ンサの一実施形態について説明する。但し、加速度セン
サーチップの構造は、図31に示した構造として説明す
る。図で、5は、半導体エッチング技術によって片持ち
梁構造のマス1a及びビーム1bが形成され、ビーム1
bにピエゾ抵抗2が形成された加速度センサーチップ、
6は加速度センサーチップ5を実装するリードフレー
ム、7はリードフレーム6のセカンドパッド側リードで
あり、加速度センサーチップ5と接続される。8は加速
度センサーチップ5とセカンドパッド側リード7とを接
続するボンディングワイヤー、9は加速度センサーチッ
プ5を封止する樹脂部であり、筐体を兼ねる。図に示す
ように、リードフレーム6の、加速度センサーチップ5
がダイボンドされた部分は、ピエゾ抵抗2とマス1aの
重心1cが略同一の水平面上に位置するように、下方に
曲げられ傾斜がつけられている。樹脂部9の基板実装面
9aは、リードフレーム6のフレーム面と略平行に形成
されているので、樹脂部9の基板実装面9aを基板に当
接させて、加速度センサを実装することによって、加速
度センサーチップ5を、ピエゾ抵抗2とマス1aの重心
1cが略同一の水平面上に位置するように実装すること
ができる。
【0022】図1に示す加速度センサを製造するために
は、例えば、図2に示すようにすればよい。まず、
(a)に示すように、加速度センサーチップ5を、金属
製(多くは鉄系、銅系の合金)のリードフレーム6にダ
イボンドし、(b)に示すように、ワイヤボンドを施し
た後、(c)に示すように、加速度センサーチップ5の
ダイボンドパッド部に外力を加えて、加速度センサーチ
ップ5のワイヤボンドパッド側を沈ませる方向にリード
フレーム6を変形させ、(d)に示すように、樹脂封止
して筐体を兼ねる樹脂部9を形成し、(e)に示すよう
に、端子分断、曲げを行う。また、図3に示すように、
加速度センサーチップ5とボンディングワイヤー8によ
って接続されるセカンドパッドが、リードフレーム6の
曲げ箇所の近傍にある場合は、加速度センサーチップ5
のワイヤボンドパッドが設けられている側の反対側を押
し上げる方向にリードフレーム6を曲げればよい。
【0023】図3に示す加速度センサを製造するために
は、例えば、図4に示すようにすればよい。但し、図2
に示した工程に対して、(c)に示すように、加速度セ
ンサーチップ5のワイヤボンドパッドが設けられている
側の反対側を押し上げる方向にリードフレーム6を曲げ
ることのみ異なるので詳細な説明を省略する。
【0024】図5に基づいて本発明の加速度センサのさ
らに異なる実施形態について説明する。但し、図3に示
した構成と同等構成については同符号を付すこととす
る。図5の断面図に示す加速度センサは、加速度センサ
ーチップ5を傾けるために、リードフレーム6の、曲げ
る部分と曲げない部分との間に、スペーサー10を挟ん
だものである。図1に示した方向にリードフレーム6を
曲げる場合にもスペーサー10を用いることができる。
【0025】図5に示す加速度センサを製造するために
は、例えば、図6に示すようにすればよい。但し、図2
に示した工程に対して、(c)に示すように、リードフ
レーム6の、曲げる部分と曲げない部分との間に、スペ
ーサー10を挟んで、リードフレーム6を曲げる工程の
みが異なるので詳細な説明を省略する。
【0026】図7に基づいて本発明の加速度センサの製
造方法の一実施形態について説明する。まず、(a)に
示すように、加速度センサーチップ5を、金属製(多く
は鉄系、銅系の合金)のリードフレーム6にダイボンド
し、(b)に示すように、ワイヤボンドを施した後、
(c)に示すように、トランスファ成型金型の下金型に
形成した突起11を、リードフレーム6の、加速度セン
サーチップ5のダイボンドパッド部の下方に当接させ
て、加速度センサーチップ5のワイヤボンドパッドが設
けられている側と反対側のリードフレームの部分を押し
上げる方向にリードフレーム6を曲げた状態で樹脂封止
して筐体を兼ねる樹脂部9を形成し、(d)に示すよう
に、端子分断、曲げを行う。その後、突起によって形成
された穴を樹脂あるいは金属などで埋めてもよい。
【0027】また、図8(a)の断面図及び図8(b)
の上面図に示すように、トランスファ成型金型の上金型
に突起を形成して、図1に示したように、リードフレー
ム6を曲げてもよい。12は上金型に形成された突起に
よって形成された穴である。製造方法は、図7に示した
方法と同様であるので説明を省略する。
【0028】さらに、トランスファ成型金型の上金型及
び下金型に突起を形成して、図1に示したように、リー
ドフレーム6を曲げてもよい。図9の断面図に、そのよ
うにして形成した加速度センサの一実施形態を示す。図
で、13は上金型に形成された突起によって形成された
穴、14は下金型に形成された突起によって形成された
穴である。製造方法は、図7に示した方法と同様である
ので説明を省略する。
【0029】図10に基づいて本発明の加速度センサの
さらに異なる実施形態について説明する。図10に示す
加速度センサは、ワイヤボンドのセカンドパッド側が高
くなるように段差を形成したリードフレーム15に加速
度センサーチップ5を実装したものである。ワイヤボン
ドのセカンドパッド側15aは、加速度センサーチップ
の、ボンディングワイヤーが接続される面と略同一面内
(同一高さ)に配置されている。この場合、トランスフ
ァ成型金型は、樹脂部9の下方の基板実装面9aがリー
ドフレーム15のフレーム面に対し、所定の角度をなす
ように樹脂部9の形状(トランスファ成型金型の形状)
を設計しておく。これにより、加速度センサを基板に実
装した場合、基板水平面に対し、加速度センサーチップ
5が所定の角度傾いた状態となる。また、ワイヤボンド
時、ワイヤボンドのセカンドパッドと、加速度センサー
チップ5のパッドとの高さの差が小さくなるのでワイヤ
ボンドの信頼性が向上する。
【0030】図11及び図12に基づいて本発明の加速
度センサのさらに異なる実施形態について説明する。図
12は製造工程を示す断面図である。図11に示す加速
度センサは、加速度センサーチップ5を平面状のリード
フレーム16に実装したもので、樹脂部9の裏面側の基
板実装面9aが、リードフレーム16のフレーム面に対
して、所定の角度をなすように形成したものである。
【0031】図13に基づいて本発明の加速度センサの
さらに異なる実施形態について説明する。図13に示す
加速度センサは、リードフレーム17のフレーム面が、
プリモールドパッケージ18の基板実装面18aに対し
て所定角度をなすように(傾斜するように)形成された
プリモールドパッケージ18に、加速度センサーチップ
5を実装したものである。また、19は加速度センサー
チップ5を封止する封止樹脂、20はプリモールドパッ
ケージ18に形成され、その内部に加速度センサーチッ
プ5を配置する凹部18bの開口を塞ぐ蓋である。
【0032】図13に示した加速度センサの製造工程の
一実施形態を図14に示す。まず、(a)に示すよう
に、加速度センサーチップ5を、リードフレーム17が
同時成型されたプリモールドパッケージ18の凹部18
bの底面にダイボンドする。次に、(b)に示すよう
に、ボンディングワイヤ8によりワイヤボンドを施した
後、(c)に示すように、JCR等の封止樹脂19によ
って、凹部18b内の加速度センサーチップ5を封止す
る。さらに、(d)に示すように、凹部18bの開口に
蓋20(銘板等)を張りつけて凹部18bの開口を塞
ぐ。最後に、(e)に示すように、端子分断、曲げを行
う。
【0033】図15に基づいて本発明の加速度センサの
さらに異なる実施形態について説明する。図15に示す
加速度センサは、図13に示した加速度センサに対し
て、加速度センサーチップ5を実装した凹部18bの下
方の、プリモールドパッケージ18の外郭の面18a
が、加速度センサーチップ5を実装した面と所定間隔を
隔てて略平行となるように形成したものである。例え
ば、ザグリによって、図15に示すようにプリモールド
パッケージ18の外郭の面18aを形成してもよい。こ
のようにすることにより、外郭の面18aにワイヤボン
ディング用ヒーターの発熱部を当接させて、加速度セン
サーチップ5を迅速に加熱することができる。
【0034】図16及び図17に基づいて本発明の加速
度センサのさらに異なる実施形態について説明する。図
17は図16に示す加速度センサの製造工程を示す断面
図である。図16に示す加速度センサは、加速度センサ
が実装された状態で、ピエゾ抵抗とマスの重心が略同一
の水平面上に位置するように、プリモールドパッケージ
の所定のリード22に、リードを屈曲させた段差形状2
3を設け、その段差形状23によって加速度センサチッ
プ5が、実装される基板の表面に対して傾くように形成
されている。図17で、まず、(a)に示すように、リ
ードフレーム22を同時成形したプリモールドパッケー
ジ21の凹部21aの底面に、加速度センサ5を実装
し、(b)に示すように、ワイヤボンドを施し、(c)
に示すように、JCR等の封止樹脂24を凹部21a内
に供給し、(d)に示すように、凹部21aの開口に銘
板等の蓋25を貼り付ける。最後に、(e)に示すよう
に、端子分断、及び、端子曲げを行う。
【0035】また、図18に示すように、段差形状23
の代わりに、所定のリード22の所定位置に端子スタン
ドオフ形状22bを形成して、加速度センサチップ5
が、実装される基板の表面に対して傾くように形成して
もよい。
【0036】図19に基づいて本発明の加速度センサの
さらに異なる実施形態について説明する。図19に示す
加速度センサは、加速度センサーチップ5をプリント基
板26に実装し、所定角度でプリント基板26を保持す
る封止枠27に固定し、封止樹脂28でポッティング樹
脂封止を行ったものである。
【0037】図20に基づいて図19に示した加速度セ
ンサの製造方法について説明する。まず、(a)に示す
ように、プリント基板26に加速度センサーチップ5を
実装し、(b)に示すように、ワイヤボンドを施して、
(c)に示すように、プリント基板26に端子29を接
続し、(d)に示すように、プリント基板26を封止枠
27の内部に所定の角度で取り付けて封止樹脂28によ
って封止する。最後に、端子29の分断及び曲げを行
う。
【0038】図21に基づいて本発明の加速度センサの
さらに異なる実施形態について説明する。(b)は加速
度センサを基板30に実装した状態を示す断面図であ
る。図21に示す加速度センサは、加速度センサーチッ
プ5を、筐体を兼ねる三次元成型部品31の凹部31a
の内部に実装したものであり、三次元成型部品31の、
加速度センサーチップ5を実装する面が、三次元成型部
品31の基板実装面31bに対して所定の角度をなすよ
うに構成されたものである。図21に示した加速度セン
サは、例えば、図22に示す製造工程によって形成され
る。まず、(a)に示すように、加速度センサーチップ
5を、三次元成型部品31の凹部31aの底面に実装す
る。その後、(b)に示すように、ワイヤボンドを施
し、(c)に示すように、凹部31a内に、封止樹脂3
2を供給して加速度センサーチップ5を封止する。
【0039】図23に基づいて本発明の加速度センサの
さらに異なる実施形態について説明する。図23に示す
加速度センサは、加速度センサーチップ5を、リードフ
レーム33のフレーム面が所定角度に傾斜したプリモー
ルドパッケージ34に実装し、プリモールドパッケージ
34の凹部35の開口を蓋36で塞いだものである。基
板実装面となる蓋36の一方の面上には、基板と加速度
センサの平行出しを精度よく行うための突起36aが複
数形成されている。
【0040】図24に基づいて本発明の加速度センサの
さらに異なる実施形態について説明する。図23に示し
た加速度センサは、一方の面が基板実装面となる蓋36
に平行出し用の突起36aが形成されていたが、図24
に示す加速度センサは、加速度センサーチップ5をその
内部に配置する凹部37を塞ぐ蓋38とは別に突起39
aを形成した板39を、凹部37を形成した面とは反対
側の、プリモールドパッケージ40の基板実装面側に取
り付けたものである。また、板39を取り付ける、プリ
モールドパッケージ40の基板実装面側の面は、図15
に示したような、ワイヤボンディング用ヒーターによる
温度上昇を迅速にするためのザグリ等による削り込みが
行われた面であってもよい。
【0041】図25及び図26に基づいて本発明の加速
度センサのさらに異なる実施形態について説明する。図
23に示した加速度センサでは、基板と加速度センサの
平行出し用の突起を、プリモールドパッケージ34に取
り付ける蓋36に形成していたが、図25及び図26に
示す加速度センサでは、プリモールドパッケージ41,
42に、それぞれ、平行出し用の突起41a,42aを
形成したものである。図25に示す加速度センサは、凹
部が基板実装面側に形成されたもので、図26に示す加
速度センサは、凹部が基板実装面側と反対側に形成され
たものである。
【0042】なお、平行出し用の突起41a,42aの
形状を加速度センサーチップ5保護用の蓋44の位置出
しとなる形状にしておけば、加速度センサの基板への実
装の円滑化、容易化を図ることができる。また、図25
に示した加速度センサでは、プリモールドパッケージ4
1に蓋を接着固定するための段差部41bを凹部の全周
にわたって形成していたため、突起41aは、その平面
視略環状の段差部41bの外側に形成しなければなら
ず、加速度センサの外形が大きくなっていたが、図27
に示すように、段差部を無くしたプリモールドパッケー
ジ43を用い、蓋44に切り欠き部を形成し、その切り
欠き部を突起43aに当てて、突起43a間に蓋44を
はめ込む方式とすることによって、加速度センサの小型
化、基板占有面積の削減が図れる。
【0043】次に、本発明の加速度センサの製造方法の
さらに異なる実施形態について説明する。以下に説明す
る加速度センサの製造方法は、図15に示した加速度セ
ンサを製造する方法の一実施形態である。まず、図28
に基づいて従来の構造の問題点について説明する。図2
8で、(a)は、プリモールドパッケージ45の、加速
度センサーチップ5を実装する面と、その面の下方の外
郭の面45aが平行でなく、それらの面間の樹脂厚さが
均一でない、従来構造の加速度センサの断面図であり、
(b)は、プリモールドパッケージ18の、加速度セン
サーチップ5を実装する面と、その面の下方の外郭の面
18aが略平行で、それらの面間の樹脂厚さが略均一と
なるように構成された、図15に示した加速度センサの
断面図である。(a)に示す構造の場合、プリモールド
パッケージ45の、加速度センサーチップ5を実装する
面の下方の樹脂厚さが場所によって異なるため、樹脂硬
化時の収縮寸法も場所によって異なるため、加速度セン
サーチップ5を傾ける角度の要求される精度(例えば±
0.5 度)を達成することが困難であるという問題点があ
った。この問題を解決するために、プリモールドパッケ
ージ18の、加速度センサーチップ5を実装する面の下
方の樹脂厚さが略同一となるように、プリモールドパッ
ケージ18の裏面の所定箇所にザグリを入れた場合、ワ
イヤボンディング工程で、加熱ヒーター46と、プリモ
ールドパッケージ18の、加速度センサーチップ5を実
装する面の下方の外郭の面18aが空気層を介して対向
する状態になり、加熱ヒーターの加熱領域が不均一にな
る結果、ワイヤボンド状態の不安定化を招く恐れがあっ
た。また、部分的にプリモールドパッケージ18の樹脂
精度が連続的に変化するため樹脂の硬化収縮の寸法が一
定でなく、平行度精度が保ちにくくなるという問題点が
あった。
【0044】そこで、図29に示すように、プリモール
ドパッケージ18を配置する略平坦な加熱ヒーター47
の上面に凹部47aを形成し、プリモールドパッケージ
18を加熱ヒーター47上に配置した際に、プリモール
ドパッケージ18のザグリによって形成された面18a
が、凹部47a内に形成された面47bに当接するよう
に加熱ヒーター47を形成する。これにより、加熱ヒー
ター47の面47bがプリモールドパッケージ18の外
郭の面18aに直接当たるため、加熱が均一になりワイ
ヤボンディングの状態が安定する。また、加速度センサ
は、検出する加速度領域により、マス(重り)とビーム
(梁)の位置関係が変わるため、測定する加速度の範囲
によって加速度センサーチップ5を傾ける角度が異なる
ため、図29に示すように、低加速度(低G)用のプリ
モールドパッケージ18(図29(a))と、高加速度
(高G)用のプリモールドパッケージ18(図29
(b))とでは、それぞれの加速度センサーチップに対
応したプリモールドパッケージ18が必要となるが、そ
れらのプリモールドパッケージ18の外郭の裏面側の形
状に共通性を持たせておけば、ワイヤボンディング工程
で用いる加熱ヒーター47を品種交換のために交換する
ことが少なくなり生産性が向上する。また、工程におい
て、加速度センサを搬送する治具に、凹部47aと同様
の形状を形成しておけば、加速度センサーチップを傾け
る角度が異なる複数のプリモールドパッケージを、同一
の搬送設備を用いて搬送することができるので、品種交
換による工程変更が少なくなり生産性が向上する。
【0045】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の加速度セ
ンサによれば、半導体エッチング技術によって片持ち梁
構造のマス及びビームが形成され、前記ビームにピエゾ
抵抗が形成された加速度センサーチップ及びリードフレ
ームを有してなるピエゾ抵抗型の加速度センサであっ
て、基板に実装された状態で、前記ピエゾ抵抗と前記マ
スの重心が略同一の水平面上に位置するように、実装さ
れる基板に対して前記加速度センサーチップを傾斜させ
る傾斜手段を具備したので、加速度センサを基板に実装
すれば、加速度センサーチップは基板に対して自動的に
所定の傾斜をもち、ピエゾ抵抗とマスの重心が略同一の
水平面上に位置するようになり、信頼性を向上し他軸感
度などの商品性能を出荷時点で保証することができる加
速度センサが提供できた。
【0046】請求項2記載の加速度センサによれば、請
求項1記載の加速度センサにおいて、傾斜手段を、前記
リードフレームへの加速度センサーチップの装着箇所に
傾斜を付けることにより構成させることにより実現でき
る。
【0047】請求項3記載の加速度センサによれば、請
求項1記載の加速度センサにおいて、傾斜手段を、加速
度センサの外郭の基板実装面の形状により構成させるこ
とにより実現できる。
【0048】請求項4記載の加速度センサによれば、請
求項1記載の加速度センサにおいて、加速度センサーチ
ップ及びリードフレームを実装するプリモールドパッケ
ージを備え、傾斜手段を、プリモールドパッケージの基
板実装面及び加速度センサーチップのプリモールドパッ
ケージへの実装面の形状により構成させることにより実
現できる。
【0049】請求項5記載の加速度センサによれば、請
求項4記載の加速度センサにおいて、加速度センサーチ
ップを実装する面の下方の、プリモールドパッケージの
外郭の面が、加速度センサーチップを実装する面と所定
間隔を隔てて略平行となるように構成されていることに
より、外郭の面にワイヤボンディング用ヒーターの発熱
部を当接させて、加速度センサーチップを迅速に加熱す
ることができる請求項6記載の加速度センサによれば、
請求項4又は請求項5記載の加速度センサにおいて、プ
リモールドパッケージの所定のリードに段差形状または
スタンドオフ形状を設け、段差形状またはスタンドオフ
形状により、プリモールドパッケージの基板実装面の形
状を構成することができる。
【0050】請求項7記載の加速度センサによれば、請
求項1記載の加速度センサにおいて、加速度センサーチ
ップを実装するプリント基板と、加速度センサーチップ
が実装されたプリント基板をその内部に封止する封止枠
とを備え、傾斜手段を、封止枠のプリント基板の取り付
け位置により構成させることで実現できる。
【0051】請求項8記載の加速度センサによれば、請
求項1記載の加速度センサにおいて、加速度センサーチ
ップを内部に実装する三次元成型部品を備え、傾斜手段
を、三次元成型部品の基板実装面及び加速度センサーチ
ップの三次元成型部品への実装面の形状により構成させ
ることができる。
【0052】請求項9記載の加速度センサによれば、請
求項4乃至請求項6記載の加速度センサにおいて、プリ
モールドパッケージに複数形成された突起により、加速
度センサチップと該加速度センサチップが実装される基
板との平行度を高めることができる。
【0053】請求項10記載の加速度センサによれば、
請求項9記載の加速度センサにおいて、突起を、加速度
センサチップを保護するために、加速度センサーチップ
が実装された凹部の開口を塞ぐ蓋の位置出しのための形
状とすることにより、加速度センサの基板への実装の円
滑化、容易化を図ることができる。
【0054】請求項11記載の加速度センサによれば、
請求項4乃至請求項6記載の加速度センサにおいて、プ
リモールドパッケージの加速度センサーチップが実装さ
れた凹部の開口を塞ぐ蓋に複数形成された突起により、
加速度センサチップと該加速度センサチップが実装され
る基板との平行度を高めることができる。
【0055】請求項12記載の加速度センサによれば、
請求項1乃至請求項11記載の加速度センサにおいて、
リードフレームのセカンドパッドを、加速度センサーチ
ップの、ボンディングワイヤーが接続される面と略同一
面内に配置したことにより、ワイヤボンド時、ワイヤボ
ンドのセカンドパッドと、加速度センサーチップのパッ
ドとの高さの差が小さくなるのでワイヤボンドの信頼性
が向上する。
【0056】請求項13記載の加速度センサの製造方法
によれば、半導体エッチング技術によって片持ち梁構造
のマス及びビームが形成され、ビームにピエゾ抵抗が形
成された加速度センサーチップ及びリードフレームを有
してなるピエゾ抵抗型の加速度センサの製造方法であっ
て、トランスファ成型金型の、少なくとも一方の金型に
形成した突起を、リードフレームの、傾斜させる所定箇
所に当接させて、リードフレームの所定箇所に傾斜をつ
けた状態で樹脂成型するようにすれば、製品に残るピン
形状の底の部分にフレームが見えるので、それを基準に
すれば傾斜角度の工程管理を簡略化できる可能性もあ
る。
【0057】請求項14記載の加速度センサの製造方法
によれば、半導体エッチング技術によって片持ち梁構造
のマス及びビームが形成され、前記ビームにピエゾ抵抗
が形成された加速度センサーチップ及びリードフレーム
を有してなるピエゾ抵抗型の加速度センサの製造方法で
あって、プリモールドパッケージの前記加速度センサー
チップを実装する面の下方の外郭の面に加熱ヒーターを
当接させて、前記加速度センサーチップとリードフレー
ムのセカンドパッドとを電気的に接続するためのワイヤ
ボンディング工程を行うようにすれば、加熱ヒーターが
外郭の面に直接当たるので、加熱が均一になりワイヤボ
ンディングの状態が安定する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の加速度センサの一実施形態を示す断面
図である。
【図2】本発明の加速度センサの製造方法の一実施形態
を示す断面図である。
【図3】本発明の加速度センサの異なる実施形態を示す
断面図である。
【図4】本発明の加速度センサの製造工程の一実施形態
を示す断面図である。
【図5】本発明の加速度センサのさらに異なる実施形態
を示す断面図である。
【図6】本発明の加速度センサの製造工程の一実施形態
を示す断面図である。
【図7】本発明の加速度センサの製造方法の異なる実施
形態を示す断面図である。
【図8】本発明の加速度センサのさらに異なる実施形態
を示す断面図である。
【図9】本発明の加速度センサのさらに異なる実施形態
を示す断面図である。
【図10】本発明の加速度センサのさらに異なる実施形
態を示す断面図である。
【図11】本発明の加速度センサのさらに異なる実施形
態を示す断面図である。
【図12】本発明の加速度センサの製造工程の一実施形
態を示す断面図である。
【図13】本発明の加速度センサのさらに異なる実施形
態を示す断面図である。
【図14】本発明の加速度センサの製造工程の一実施形
態を示す断面図である。
【図15】本発明の加速度センサのさらに異なる実施形
態を示す断面図である。
【図16】本発明の加速度センサのさらに異なる実施形
態を示す断面図である。
【図17】本発明の加速度センサの製造工程の一実施形
態を示す断面図である。
【図18】本発明の加速度センサのさらに異なる実施形
態を示す断面図である。
【図19】本発明の加速度センサのさらに異なる実施形
態を示す断面図である。
【図20】本発明の加速度センサの製造工程の一実施形
態を示す断面図である。
【図21】本発明の加速度センサのさらに異なる実施形
態を示す断面図である。
【図22】本発明の加速度センサの製造工程の一実施形
態を示す断面図である。
【図23】本発明の加速度センサのさらに異なる実施形
態を示す断面図である。
【図24】本発明の加速度センサのさらに異なる実施形
態を示す断面図である。
【図25】本発明の加速度センサのさらに異なる実施形
態を示す断面図である。
【図26】本発明の加速度センサのさらに異なる実施形
態を示す断面図である。
【図27】本発明の加速度センサのさらに異なる実施形
態を示す断面図である。
【図28】ワイヤボンヂング時の不具合を説明するため
の断面図である。
【図29】本発明の加速度センサの製造方法のさらに異
なる実施形態を示す断面図である。
【図30】従来の加速度センサの一例を示す図で、
(a)、(b)は断面図、(c)は斜視図である。
【図31】従来の加速度センサの取付け方法を説明する
ための断面図である。
【符号の説明】
1a マス 1b ビーム 2 ピエゾ抵
抗 5 加速度セ
ンサーチップ 6,15,16,17,22,33 リードフ
レーム 11 突起 8 ボンディ
ングワイヤー 9 樹脂部
(外郭) 9a,18a,31b 基板実装
面 18,21,34,40,41,42,43 プリモー
ルドパッケージ 18c 外郭の面 22 リードフ
レーム(リード) 23 段差形状 22b スタンド
オフ形状 26 プリント
基板 27 封止枠 31 三次元成
型部品 35,37 凹部 36,39,44 蓋 36a,39a,41a,42a,43a 突起 47 加熱ヒー
ター
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 谷口 直博 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 野原 一也 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体エッチング技術によって片持ち梁
    構造のマス及びビームが形成され、前記ビームにピエゾ
    抵抗が形成された加速度センサーチップ及びリードフレ
    ームを有してなるピエゾ抵抗型の加速度センサであっ
    て、基板に実装された状態で、前記ピエゾ抵抗と前記マ
    スの重心が略同一の水平面上に位置するように、実装さ
    れる基板に対して前記加速度センサーチップを傾斜させ
    る傾斜手段を具備したことを特徴とする加速度センサ。
  2. 【請求項2】 前記傾斜手段を、前記リードフレームへ
    の加速度センサーチップの装着箇所に傾斜を付けること
    により構成させたことを特徴とする請求項1記載の加速
    度センサ。
  3. 【請求項3】 前記傾斜手段を、加速度センサの外郭の
    基板実装面の形状により構成させたことを特徴とする請
    求項1記載の加速度センサ。
  4. 【請求項4】 加速度センサーチップ及びリードフレー
    ムを実装するプリモールドパッケージを備え、前記傾斜
    手段を、前記プリモールドパッケージの基板実装面及び
    加速度センサーチップのプリモールドパッケージへの実
    装面の形状により構成させたことを特徴とする請求項1
    記載の加速度センサ。
  5. 【請求項5】 前記加速度センサーチップを実装する面
    の下方の、前記プリモールドパッケージの外郭の面が、
    前記加速度センサーチップを実装する面と所定間隔を隔
    てて略平行となるように構成されていることを特徴とす
    る請求項4記載の加速度センサ。
  6. 【請求項6】 前記プリモールドパッケージの所定のリ
    ードに段差形状またはスタンドオフ形状を設け、該段差
    形状またはスタンドオフ形状により、プリモールドパッ
    ケージの基板実装面の形状を構成したことを特徴とする
    請求項4又は請求項5記載の加速度センサ。
  7. 【請求項7】 前記加速度センサーチップを実装するプ
    リント基板と、前記加速度センサーチップが実装された
    前記プリント基板をその内部に封止する封止枠とを備
    え、前記傾斜手段を、前記封止枠の前記プリント基板の
    取り付け位置により構成させたことを特徴とする請求項
    1記載の加速度センサ。
  8. 【請求項8】 前記加速度センサーチップを内部に実装
    する三次元成型部品を備え、前記傾斜手段を、前記三次
    元成型部品の基板実装面及び加速度センサーチップの三
    次元成型部品への実装面の形状により構成させたことを
    特徴とする請求項1記載の加速度センサ。
  9. 【請求項9】 前記プリモールドパッケージに、前記加
    速度センサチップと、該加速度センサチップが実装され
    る基板との平行度を高めるための、前記基板に当接させ
    る突起が複数形成されていることを特徴とする請求項4
    乃至請求項6記載の加速度センサ。
  10. 【請求項10】 前記突起を、前記加速度センサチップ
    を保護するために、加速度センサーチップが実装された
    凹部の開口を塞ぐ蓋の位置出しのための形状としたこと
    を特徴とする請求項9記載の加速度センサ。
  11. 【請求項11】、前記プリモールドパッケージの加速度
    センサーチップが実装された凹部の開口を塞ぐ蓋に、前
    記加速度センサチップと、該加速度センサチップが実装
    される基板との平行度を高めるための、前記基板に当接
    させる突起が複数形成されていることを特徴とする請求
    項4乃至請求項6記載の加速度センサ。
  12. 【請求項12】 前記リードフレームのセカンドパッド
    が、前記加速度センサーチップの、ボンディングワイヤ
    ーが接続される面と略同一面内に配置されていることを
    特徴とする請求項1乃至請求項11記載の加速度セン
    サ。
  13. 【請求項13】 半導体エッチング技術によって片持ち
    梁構造のマス及びビームが形成され、前記ビームにピエ
    ゾ抵抗が形成された加速度センサーチップ及びリードフ
    レームを有してなるピエゾ抵抗型の加速度センサの製造
    方法であって、トランスファ成型金型の、少なくとも一
    方の金型に形成した突起を、リードフレームの、傾斜さ
    せる所定箇所に当接させて、リードフレームの所定箇所
    に傾斜をつけた状態で樹脂成型することを特徴とする加
    速度センサの製造方法。
  14. 【請求項14】 半導体エッチング技術によって片持ち
    梁構造のマス及びビームが形成され、前記ビームにピエ
    ゾ抵抗が形成された加速度センサーチップ及びリードフ
    レームを有してなるピエゾ抵抗型の加速度センサの製造
    方法であって、プリモールドパッケージの前記加速度セ
    ンサーチップを実装する面の下方の外郭の面に加熱ヒー
    ターを当接させて、前記加速度センサーチップとリード
    フレームのセカンドパッドとを電気的に接続するための
    ワイヤボンディング工程を行うことを特徴とする加速度
    センサの製造方法。
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