JPH09235588A - 液体洗浄組成物 - Google Patents

液体洗浄組成物

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JPH09235588A
JPH09235588A JP4137096A JP4137096A JPH09235588A JP H09235588 A JPH09235588 A JP H09235588A JP 4137096 A JP4137096 A JP 4137096A JP 4137096 A JP4137096 A JP 4137096A JP H09235588 A JPH09235588 A JP H09235588A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 濃縮化しても、低水温での洗濯時における溶
解性及び洗浄性に優れた液体洗剤組成物を提供する。 【解決手段】 成分として、(A) 一般式(I): R1-O-(CH2CH2O) n -H (I) (式中、R1 は、炭素数7〜15のアルキル基又はアル
ケニル基を示し、nは5〜15であり、)で表されるノ
ニオン界面活性剤(I)と、(B) 以下の一般式(II): R2-O-(EO) k -(PO) l -H (II) (R2 は、炭素数7〜16のアルキル基又はアルケニル
基を示し、EOは、エチレンオキサイド基を示し、POは、
プロピレンオキサイド基を示し、kは、5〜15、l
は、1〜3を示す。)で示されるノニオン界面活性剤
(II)と、水とを含有し、水の量は、60重量%以下で
ある。この場合、上記(I)のnと、上記式(II)の
kとの和が、15〜25であり、(I)/(II)の重量
比が8/2〜2/8である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、濃縮化しても、低
水温での洗濯時における溶解性及び洗浄性に優れた液体
洗剤組成物に関する。
【0002】
【従来技術】従来より、衣料用液体洗剤には、ノニオン
界面活性剤を主基剤とするものや、ノニオン界面活性剤
とアニオン界面活性剤とを併用するもの、アニオン界面
活性剤を主基剤とするもの等がある。近年、省資源・環
境への低負荷化(ごみの量の削減)を目的として、洗剤
容器の小型化が図られ、これに伴い洗剤組成物の濃縮化
が課題となっている。これらの液体洗剤の各タイプのう
ち、ノニオン界面活性剤を主基剤とするものは、洗浄液
中のカルシウムイオンの影響を受けにくく、比較的高い
カルシウム硬度においても洗浄性能が低下しない等の利
点がある。このため、ノニオン界面活性剤を主基剤とす
るものは、洗剤組成物中にキレートビルダー成分を配合
しなくても、洗浄性能を維持することが可能であり、洗
剤組成物の濃縮化には有効なタイプである。しかしなが
ら、一般のノニオン界面活性剤は、ある特定濃度領域、
即ち、約20〜70重量%においてゲルを形成し、流動性を
失うとともに、水への溶解性も著しく悪くなることか
ら、濃縮化は困難と考えられていた。また、洗浄力も必
ずしも優れているとは言えなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は、濃
縮化しても、低水温での洗濯時における溶解性及び洗浄
性に優れた液体洗剤組成物を提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記課題を
解決するために鋭意検討した結果、特定のノニオン界面
活性剤を組合せて使用することにより、上記目的を確実
に達成できるを見出した。本発明は、このような新規な
知見に基づいて成されたものである。即ち、本発明は、 (A) 一般式(I): R1-O-(CH2CH2O) n -H (I) (式中、R1 は、炭素数7〜15のアルキル基又はアル
ケニル基を示し、nは、エチレンオキサイド(EO)の
平均付加モル数を示す。)で表されるノニオン界面活性
剤であって、(a) エチレンオキシド(EO)の平均付加
モル数nが5〜15であり、(b) n=0である未反応ア
ルコールの量が10重量%以下であり、かつ(c) 最も量の
多いノニオン界面活性剤の平均付加モル数をnMAX
し、その時のnMAX-2 からnMAX+2 の平均付加モル数の
ノニオン界面活性剤の全量をYiとしたときに、Yi≧55
重量%であるノニオン界面活性剤、 (B) 以下の一般式(II): R2-O-(EO) k -(PO) l -H (II) (R2 は、炭素数7〜16のアルキル基又はアルケニル
基を示し、EOは、エチレンオキサイド基を示し、POは、
プロピレンオキサイド基を示し、kは、5〜15の範囲
のエチレンオキサイドの平均平均付加モル数を示し、l
は、1〜3の範囲のプロピレンオキサイドの平均付加モ
ル数を示す。)で示されるノニオン界面活性剤、及び (C)水、からなり、上記(I)のnと、上記式(II)
のkとの和が、15〜25であり、前記ノニオン界面活
性剤(I)/前記ノニオン界面活性剤(II)の重量比が
8/2〜2/8であり、水の量が50重量%以下である
ことを特徴とする液体洗剤組成物に関するものである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明について更に詳細に
説明する。本発明で使用されるノニオン界面活性剤
(I)は、以下の式: R1-O-(CH2CH2O) n -H (I) (式中、R1 は、炭素数7〜15のアルキル基又はアル
ケニル基を示し、nは、エチレンオキサイド(EO)の
平均付加モル数を示す。)で示される。ここで、アルキ
ル基又はアルケニル基としては、直鎖状でも、分岐を有
するものでもよい。アルキル基又はアルケニル基の炭素
数は、7〜15であり、好ましくは9〜15、特に好ま
しくは11〜15である。具体的なアルキル基として
は、例えば、ヘキシル基や、オクチル基、ノニル基、デ
シル基、ウンデシル基、ドデシル基、トリデシル基等が
挙げられる。また、アルケニル基としては、例えば、ヘ
キセニル基や、オクテニル基、ノネニル基、デセニル
基、ウンデセニル基、ドデセニル基、トリデセニル基等
が挙げられる。R1 は混合物として使用することができ
る。例えば、2種以上のアルコールにエチレンオキサイ
ドを付加させたものでもよい。
【0006】エチレンオキシド(EO)の平均付加モル
数は、5〜15、好ましくは6〜15、特に好ましくは
7〜15である。平均付加モル数が、この範囲内にあれ
ば、良好な洗浄力が得られ、好ましい。ここで、平均付
加モル数とは、使用するアルコール1モルに対して反応
させたエチレンオキサイドのモル数を意味する。本発明
で使用されるノニオン界面活性剤(I)に含まれる未反
応アルコール(nが0であるもの)の量は、10重量%
以下、好ましくは2重量%以下、特に好ましくは1重量
%以下である。未反応アルコールの量がこの範囲内にあ
れば、洗浄力が低下することはない。また、アルコール
の量が10重量%よりも多くなると、アルコールに基づ
く臭気が発生し、好ましくない。本発明で使用されるノ
ニオン界面活性剤(I)においては、上記で規定するY
iが55重量%以上、好ましくは60重量%以上、特に
好ましくは70重量%以上である。Yiの値、即ち、最
も量の多いノニオン界面活性剤の平均付加モル数をn
MAX とした時に、nMAX-2 からnMAX+2 の平均付加モル
数を有するノニオン界面活性剤の合計量が全体の55重
量%よりも少なくなると、低温における流動性が低下
し、溶解性が劣化するとともに、ゲル化を生じる。
【0007】本発明において、上記のように、未反応ア
ルコールの量が少なく、かつYiの値が55重量%以上
であるノニオン界面活性剤(I)は、例えば、ノニオン
界面活性剤を蒸留して、所定の留分のみを取得する方法
や、特定のアルコキシル化触媒を使用して脂肪族アルコ
ール等にエチレンオキシドを付加反応させることによっ
て容易に得ることができる。ここで、アルコキシル化触
媒としては、例えば、特公平 6-15038号公報に記載され
ているアルコキシル化触媒を使用することができる。具
体的には、Al3+、Ga3+、In3+、Tl3+、Co3+、Sc3+、L
a3+、Mn2+等の金属イオンを添加した酸化マグネシウム
等を使用することができる。なお、上記ノニオン界面活
性剤(I)におけるエチレンオキシド付加分布は、例え
ば、カラムにZORBAX C8(デュポン製)、移動
相にアセトニトリルと水との混合溶媒を使用する高速液
体クロマトグラフィー(HPLC)によって容易に測定
することができる。本発明で使用されるノニオン界面活
性剤(II)は、上記式(II)で示される。ここで、R2
は、炭素数7〜16のアルキル基又はアルケニル基であ
る。R2 の炭素数がこの範囲内において、液体洗剤組成
物の洗浄力及び水への溶解性が向上する。R2 としての
アルキル基又はアルケニル基は、分岐を有するものでも
よい。具体的なアルキル基としては、例えば、ヘプチル
基、オクチル基、ノニル基、デシル基、ウンデシル基、
ドデシル基、トリデシル基、テトラデシル基、ペンタデ
シル基等が挙げられる。アルケニル基としては、例え
ば、ヘプテニル基、オクテニル基、ノネニル基、デセニ
ル基、ウンデセニル基、ドデセニル基、トリデセニル
基、テトラデセニル基、ペンタデセニル基等が挙げられ
る。
【0008】エチレンオキシド(EO)の平均付加モル
数(k)は、5〜15である。kの値が、この範囲内に
おいて、得られる液体洗剤組成物の洗浄力が向上し、ま
た、生分解生も向上する。プロピレンオキサイド(P
O)の平均付加モル数(l)は、1〜3である。lの値
がこの範囲内にあれば、液体洗剤組成物のゲル化防止及
び良好な溶解性が得られる。ここで、プロピレンオキサ
イドの平均付加モル数の意味は、上記と同様に、使用す
るアルコール1モルに対して反応させたプロピレンオキ
サイドのモル数を意味する。本発明においては、ノニオ
ン界面活性剤(I)におけるエチレンオキサイド平均付
加モル数nと、ノニオン界面活性剤(II)におけるエチ
レンオキサイド平均付加モル数kとの合計量は、15〜
25、好ましくは18〜23の範囲内にあることが必要
である。換言すれば、ノニオン界面活性剤(I)及び
(II)としては、エチレンオキサイドの平均付加モル数
の小さいものと大きなものとを組合せて使用することが
必要である。このように、平均付加モル数n+kの値を
15〜25の範囲内で使用することにより、液体洗剤組
成物の洗浄性及び水への溶解性が向上する。
【0009】また、本発明においては、ノニオン界面活
性剤(I)/ノニオン界面活性剤(II)の重量比は、8
/2〜2/8、好ましくは、7/3〜3/7である。こ
の範囲で、相乗的に洗浄力が向上する。更に、本発明に
おいては、水の量は、液体洗剤組成物の重量に基づい
て、50重量%以下、好ましくは45重量%以下であ
る。従来、このような水分量の低い、濃縮された状態で
は、液体洗剤組成物はゲル化してしまった。しかしなが
ら、本発明においては、特定の2種類のノニオン界面活
性剤を併用することによって、濃縮された状態において
も、ゲル化を生じることなく、流動性を持った液体洗剤
組成物を提供することができた。なお、ノニオン界面活
性剤(I)及び(II)の合計量は、液体洗剤組成物の重
量に基づいて、通常、30〜60重量%、好ましくは4
0〜50重量%である。この範囲では、濃縮によって
も、低水温での洗濯時における溶解性及び洗浄性に優れ
た効果が得られる。本発明の液体洗剤組成物には、上記
成分の他に、従来より、液体洗剤組成物において使用さ
れている各種の添加剤を特に制限されることなく、配合
することができる。このような添加剤としては、例え
ば、以下のものを挙げることができる。 (1)炭素数8〜16のアルキル基を有する直鎖又は分
岐鎖のアルキルベンゼンスルホン酸塩、炭素数10〜2
0のアルキル硫酸塩又はアルケニル硫酸塩、炭素数10
〜20のオレフィンスルホン酸塩、炭素数10〜20の
アルカンスルホン酸酸、炭素数10〜20の直鎖又は分
岐鎖のアルキル基若しくはアルケニル基を有し、平均0.
5〜8モルのエチレンオキサイド、プロピレンオキサイ
ド、ブチレンオキサイド又はエチレンオキサイド/プロ
ピレンオキサイド=0.1/9.9〜9.9/0.1の比で付加
したアルキルエーテル硫酸塩、又はアルケニルエーテル
硫酸塩、炭素数10〜20の直鎖又は分岐鎖のアルキル
基もしくはアルケニル基を有し、平均0.5〜8モルのエ
チレンオキサイド、プロピレンオキサイド、ブチレンオ
キサイド又はエチレンオキサイド/プロピレンオキサイ
ド=0.1/9.9〜9.9/0.1の比で付加したアルキルエ
ーテルカルボン酸塩又はアルケニルエーテルカルボン酸
塩、炭素数10〜20のアルキルグリセリルエーテルス
ルホン酸のようなアルキル多価アルコールエーテル硫酸
塩、炭素数10〜20の高級脂肪酸塩、炭素数8〜20
の飽和又は不飽和α−スルホ脂肪酸塩又はそのメチル、
エチルもしくはプロピルエステル、アミノ酸型界面活性
剤、アシルザルコシン酸塩等のN−アシルアミノ酸型界
面活性剤などの陰イオン界面活性剤。 (2)炭素数8〜16のアルキルジメチルアミノ酢酸ベ
タイン、ジメチルヘキサデシルカルボキシメチルアンモ
ニウムベタイン、ジメチルヘキサデシルスルホプロピレ
ンアンモニウムベタインなどの両性界面活性剤。 (3)モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、ト
リエタノールアミン、ジエチルアミノエタノールなどの
アルカノールアミン類。 (4)短鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩、低級アルコ
ール、多価アルコールなどのハイドロトロープ剤。 (5)プロテアーゼ、アミラーゼ、セルラーゼ、リパー
ゼなどの酵素類。 (6)シリコーンなどの泡コントロール剤等。 (7)蛍光剤、香料、酸化防止剤等。
【0010】
【実施例】以下、本発明について実施例により更に詳細
に説明する。 [製造例]以下の実施例及び比較例においては、以下の
ノニオン界面活性剤を使用した。A.ノニオン界面活性剤(I) 1.ノニオン界面活性剤A ダイアドール13/天然C12アルコールの3/1混合
アルコールに、7モルのエチレンオキサイドを付加させ
たノニオン界面活性剤(Yi=94%)(未反応アルコ
ール1%未満) ここで、ダイアドール13は、炭素数13を主成分とす
る分岐鎖含有高級アルコール(直鎖率60%)(三菱化
学(株)製)である。2.ノニオン界面活性剤B ダイアドール13/天然C12アルコールの3/1混合
アルコールに、8モルのエチレンオキサイドを付加させ
て得られたノニオン界面活性剤(Yi=91%)(未反
応アルコール1%未満)3.ノニオン界面活性剤C ダイアドール13に、12モルのエチレンオキサイドを
付加させて得られたノニオン界面活性剤(Yi=77
%)(未反応アルコール1%未満)4.ノニオン界面活性剤D ダイアドール13に、15モルのエチレンオキサイドを
付加させて得られたノニオン界面活性剤(Yi=72
%)(未反応アルコール1%未満)B.ノニオン界面活性剤(II) 1.ノニオン界面活性剤E ダイアドール13に、6モルのエチレンオキサイドを付
加させた後、1モルのプロピレンオキサイドを付加させ
て得られたノニオン界面活性剤2.ノニオン界面活性剤F ダイアドール13に、12モルのエチレンオキサイドを
付加させた後、3モルのプロピレンオキサイドを付加さ
せて得られたノニオン界面活性剤3.ノニオン界面活性剤G ダイアドール13に、15モルのエチレンオキサイドを
付加させた後、3モルのプロピレンオキサイドを付加さ
せて得られたノニオン界面活性剤
【0011】実施例1 以下の表1に記載された配合に従って、成分を混合し、
液体洗剤組成物を調製した。液体洗剤組成物の特性試験 溶解性試験 5℃の水道水1Lを1Lのガラスビーカーに取り、これ
をマグネチックスターラーで緩やかに撹拌した。この中
に、上記で得られた液体洗剤組成物1gを分取して滴下
し、水道水中での溶解の状態を観察して、下記基準に従
って評価した。 ○:徐々に拡散し、1分間以内に均一に溶解する。 ×:1分間経過後も溶け残りがある。洗浄力試験 100番の綿平織り布を10cm角に裁断し、これを半径
3cm程度の半球状表面をもつ小型容器の半球状表面に固
定して手や顔面にこすりつけることによって、汚れを付
着させた。この布を四等分に裁断し、皮脂汚れ布とし
た。次いで、米国US Testing社のTerg-O-Tometerを洗浄
試験器として用い、これに先に作製した汚れ布を10枚
と、セバム布、清浄メリヤス布を入れ、浴比30倍に合わ
せ、120rpm、25℃で10分間洗浄した。洗浄液は、洗剤濃
度0.67%のもの900mlを用い、すすぎは900mlの
水で3分間洗った。使用水は、3DHのものを用いた。
洗浄力は以下の式に従って算出した。 洗浄力(%)=(汚染布の K/S−洗浄布の K/S)/(汚
染布の K/S−未汚染布の K/S)x100 ここで、K/S= (1−R/100)2/(2R/10
0)(但し、Rは、反射率(%)である。)である。そ
の結果は、以下の表1に合わせて表示した。
【0012】
【表1】 表1 実施例 比較例組成(重量%) 1 2 3 4 5 6 1 ノニオン界面活性剤(I) A 30 30 35 B 30 C 15 D 15 20ノニオン界面活性剤(II) E 30 30 F 15 G 15 15 10 25 LAS-DEA 2 2 2 オレイン酸DEA 2 2 3 2 DEA 10 10 10 10 10 10 MEA 5 香料 0.2 0.2 0.2 0.2 0.2 0.2 0.2 蛍光増白剤 0.3 0.3 0.3 0.3 0.3 0.3 0.3 95%エタノール 5 5 5 5 5 5 5 酵素 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 水 Bla* Bla Bla Bla Bla Bla Bla (I)/(II)* 7/3 7/3 7/3 3/7 3/7 8/2 4/6 n+k** 22 23 19 18 21 22 30 水分量(%) 37 37 37 41 37 37 37 溶解性 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ×洗浄力 85 84 84 81 83 84 77 注)Bla は、残量を示す。
【0013】(I)/(II)は、ノニオン界面活性剤
(I)/ノニオン界面活性剤(II)の重量比を示す。n
+kは、ノニオン界面活性剤(I)のエチレンオキサイ
ドの平均付加モル数nと、ノニオン界面活性剤(II)の
エチレンオキサイドの平均付加モル数kとの合計量を意
味する。上記配合で使用した他の成分は、以下の通りで
ある。 (1)LAS-DEA は、C9-13 の直鎖アルキルベンゼンスル
ホン酸のジエタノールアミン中和物である。 (2)オレイン酸DEA は、オレイン酸のジエタノールア
ミン中和物である。 (3)DEAは、ジエタノールアミンである。 (4)MEAは、モノエタノールアミンである。 (5)蛍光増白剤は、チバガイギー社チノパールCBS-X
である。 (6)酵素は、ジェネコール(Genencor)社製蛋白質分
解酵素、マキサペム(Maxapem)L-30である。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、濃縮された場合でも、
低水温での洗濯時における溶解性及び洗浄性に優れた液
体洗剤組成物が得られる。このような濃縮された液体洗
剤組成物であっても、ゲル化を生じることなく、しか
も、低水温での洗濯時における洗浄力にも優れていた。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A) 一般式(I): R1-O-(CH2CH2O) n -H (I) (式中、R1 は、炭素数7〜15のアルキル基又はアル
    ケニル基を示し、nは、エチレンオキサイド(EO)の
    平均付加モル数を示す。)で表されるノニオン界面活性
    剤であって、(a) エチレンオキシド(EO)の平均付加
    モル数nが5〜15であり、(b) n=0である未反応ア
    ルコールの量が10重量%以下であり、かつ(c) 最も量の
    多いノニオン界面活性剤の平均付加モル数をnMAX
    し、その時のnMAX-2 からnMAX+2 の平均付加モル数の
    ノニオン界面活性剤の全量をYiとしたときに、Yi≧55
    重量%であるノニオン界面活性剤、 (B) 以下の一般式(II): R2-O-(EO) k -(PO) l -H (II) (R2 は、炭素数7〜16のアルキル基又はアルケニル
    基を示し、EOは、エチレンオキサイド基を示し、POは、
    プロピレンオキサイド基を示し、kは、5〜15の範囲
    のエチレンオキサイドの平均平均付加モル数を示し、l
    は、1〜3の範囲のプロピレンオキサイドの平均付加モ
    ル数を示す。)で示されるノニオン界面活性剤、及び (C)水、からなり、上記(I)のnと、上記式(II)
    のkとの和が、15〜25であり、前記ノニオン界面活
    性剤(I)/前記ノニオン界面活性剤(II)の重量比が
    8/2〜2/8であり、更に、水の含有量が50重量%
    以下であることを特徴とする液体洗剤組成物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011016878A (ja) * 2009-07-07 2011-01-27 Kao Corp 液体洗浄剤組成物
WO2011052501A1 (ja) * 2009-11-02 2011-05-05 ライオン株式会社 液体洗浄剤組成物およびその製造方法

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