JPH09234627A - ヘリカル内歯車加工用ブローチ - Google Patents

ヘリカル内歯車加工用ブローチ

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JPH09234627A
JPH09234627A JP4260196A JP4260196A JPH09234627A JP H09234627 A JPH09234627 A JP H09234627A JP 4260196 A JP4260196 A JP 4260196A JP 4260196 A JP4260196 A JP 4260196A JP H09234627 A JPH09234627 A JP H09234627A
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JP
Japan
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cutting
internal gear
large number
broach
helical internal
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Withdrawn
Application number
JP4260196A
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English (en)
Inventor
Kosaku Hirota
耕作 広田
Kenzo Yamamoto
健造 山元
Shinichi Fukasaku
伸一 深作
Yasuto Katsuki
靖人 勝木
Tsuneo Egawa
庸夫 江川
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ヘリカル内歯車加工用ブローチの切削加工精
度の向上を図る。 【解決手段】 ヘリカル内歯車加工用ブローチにおい
て、軸心O方向に沿って多数の平行な刃溝12を形成す
ることで多数の切刃11をねじれ角βをもって傾斜して
形成すると共に、軸心O方向に直交する方向に沿って多
数の平行な刃溝13を形成することで多数の切刃11を
ねじれ角αをもって傾斜して形成し、このねじれ角βの
範囲を、10°<β<35°に設定し、ねじれ角αの範
囲を、α>60(1/β0.85)に設定し、被削時に作用
する切刃11の鋭角側11aの切削抵抗の合成力Faと
鈍角側11bの切削抵抗の合成力Fbの方向が同一方向
となるように設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車用部品や航
空機部品などに使用されるヘリカル内歯車を加工するた
めのヘリカル内歯車加工用ブローチに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車用部品などに使用されるヘリカル
内歯車を高精度、高能率、多量生産するための切削加工
方法としてブローチ加工方法がある。この場合、被削物
の内面に予め穴を形成し、この穴にブローチを挿通して
螺旋状に運動させることで、この穴の表面を切削加工し
てヘリカル内歯車を加工する。
【0003】図4に一般的なヘリカル内歯車加工用ブロ
ーチの概略、図5にこのヘリカル内歯車加工用ブローチ
の要部拡大を示す。
【0004】図4に示すように、ヘリカル内歯車加工用
ブローチ101は、前つかみ部102と、前方案内部1
03と、外径方向切削用切刃部104と、歯厚方向切削
用切刃部105と、丸切刃部106と、後方案内部10
7と、後方つかみ部108とが一体に形成されて構成さ
れている。この外径方向切削用切刃部104は前方つか
み部102から後方つかみ部108にかけて歯高が高く
なっており、歯厚方向切削用切刃部105は歯厚が厚く
なっており、丸切刃部106は歯先を仕上げるためのも
のである。各刃部において、図5に示すように、軸心方
向Oに沿って形成された多数の切刃111がねじれ角β
をもって傾斜して周方向に複数配設され、その両側に刃
溝112が形成されている。また、この多数の切刃11
1は軸心方向Oに直交する方向に対して多数形成され、
且つ、軸心方向に複数配設されてその両側に刃溝113
が形成されている。
【0005】このようなヘリカル内歯車加工用ブローチ
101を用いてブローチ加工を行う場合、図示しないブ
ローチ盤のテーブルにホルダを介して被削物を固定支持
し、この被削物に形成された丸穴にヘリカル内歯車加工
用ブローチ101を挿通し、前つかみ部102及び後方
つかみ部108を保持し、この前つかみ部102を所定
の方向に引くことで、内歯車加工用ブローチ101を軸
心方向に移動して被削物の丸穴の内面を切削加工する。
即ち、外径方向切削用切刃部104は移動方向に対して
歯高が徐々に高くなっており、ヘリカル内歯車の歯元を
切削し、歯厚方向切削用切刃部105は歯厚が厚くなっ
ており、ヘリカル内歯車の歯幅を切削し、丸切刃部10
6は歯先を仕上げ、所定の寸法が確保されることとな
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した従
来のヘリカル内歯車加工用ブローチ101にあっては、
切刃111の鋭角側と鈍角側とに作用する切削抵抗の合
成力の方向が反対方向となり、切削精度が良くない。即
ち、図6に示すように、切刃111による切削加工時、
切刃111の鋭角側111aでは切削抵抗の主分力Fa
v と背分力Fapとの合成力Faは軸心Oに対して外側
に作用している。一方、鈍角側111bでは切削抵抗の
主分力Fbv と背分力Fbp との合成力Fbが軸心Oに
対して外側に作用している。このように切刃111の鋭
角側111aと鈍角側111bでの切削抵抗の各合成力
FaとFbの方向がそれぞれ反対方向となるため、切削
時には切刃111が被削材を互いに異なる方向に同時に
引っ張ることとなり、切削精度が良くないという問題が
あった。
【0007】そこで、切刃111の鋭角側111aと鈍
角側111bでが被削材を同時に切削せずに、交互に切
削するようにヘリカル内歯車加工用ブローチの各切刃の
歯厚を設定することが考えられている。ところが、この
場合であっても、切刃の鋭角側と鈍角側とに作用する切
削抵抗の合成力の方向が反対方向となることから、切削
時に被削面に段差がついてしまう。即ち、図7に示すよ
うに、被削材121(被削面)に対してヘリカル内歯車
加工用ブローチの切刃123(123a,123b,1
23c,123d・・・)が切削加工するとき、鋭角側
の切刃123a,123b,123cが順に被削材12
1の一方の表面を切削加工し、片歯面124aが仕上げ
られた後、鈍角側の切刃123dが他方の表面を切削加
工し、片歯面124bを仕上げていく。この場合、鋭角
側の切刃123cが片歯面124aを切削していると
き、鈍角側の切刃123dが片歯面124bを切削する
こととなり、切刃123cの切削抵抗の合成力Faに対
して切刃123dの切削抵抗の合成力Fbが反対方向と
なるため、矢印A方向の力が被削材121に作用し、同
方向にこの被削材121が移動することで、片歯面12
4aに段差が生じてしまうという問題がある。
【0008】本発明はこのような問題を解決するもので
あって、切削加工精度の向上を図ったヘリカル内歯車加
工用ブローチを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めの本発明のヘリカル内歯車加工用ブローチは、外周面
に多数の切刃を有して被削材に形成された穴に挿通する
ことで前記多数の切刃によって前記穴の表面を切削して
ヘリカル内歯車を加工するヘリカル内歯車加工用ブロー
チにおいて、軸心方向に沿って多数の平行な刃溝が形成
されることで多数の切刃がねじれ角βをもって傾斜して
形成されると共に、軸心方向に直交する方向に沿って多
数の平行な刃溝が形成されることで多数の切刃がねじれ
角αをもって傾斜して形成され、前記ねじれ角βの範囲
が、10°<β<35°に設定され、前記ねじれ角αの
範囲が、α>60(1/β0.85)に設定され、被削時に
作用する前記切刃の鋭角側の切削抵抗の合成力と鈍角側
の切削抵抗の合成力の方向が同一方向となるように設定
されたことを特徴とするものである。
【0010】このように多数の切刃におけるねじれ角α
とねじれ角βの範囲を、10°<β<35°、α>60
(1/β0.85)と設定したことで、被削時に作用する切
刃の鋭角側の切削抵抗の合成力と鈍角側の切削抵抗の合
成力の方向とが同一方向となり、被削材に作用する外力
も同一方向となることから、切削面に段差が生じること
なく、精度の高いヘリカル内歯車が加工される。
【0011】以下、本発明の実施の形態を説明する。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明のヘリカル内歯車加工用ブ
ローチは、円柱形状をなす本体の外周面に多数の切刃を
有して構成され、予め被削材に形成された丸穴に挿通し
て軸心方向一方に引き抜くことで、多数の切刃によって
丸穴の表面を切削し、ヘリカル内歯車を加工するもので
ある。このヘリカル内歯車加工用ブローチにおいて、軸
心方向に沿って多数の平行な刃溝が形成されることで、
多数の切刃がねじれ角βをもって傾斜して形成されると
共に、軸心方向に直交する方向に沿って多数の平行な刃
溝が形成されることで、多数の切刃がねじれ角αをもっ
て傾斜して形成されている。そして、このねじれ角βの
範囲を、 10°<β<35° と設定し、ねじれ角αの範囲を、 α>60(1/β0.85) と設定している。
【0013】従って、このヘリカル内歯車加工用ブロー
チにより、予め被削材に形成された丸穴を切削してヘリ
カル内歯車を加工するとき、切刃の鋭角側に作用する切
削抵抗の合成力と鈍角側に作用する切削抵抗の合成力の
方向が同一方向となり、被削材に作用する外力も同一方
向となることから、切刃の鋭角側と被削面、鈍角側と被
削面との位置関係は変化せず、切削面に段差が生じるこ
となく精度の高いヘリカル内歯車の加工が可能となる。
【0014】
【実施例】以下、図面に基づき、本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0015】図1に本発明の一実施例に係るヘリカル内
歯車加工用ブローチの切刃による切削加工時の切削抵抗
の合成力を説明するための概略、図2に本実施例のヘリ
カル内歯車加工用ブローチにおける要部の概略、図3に
本実施例のヘリカル内歯車加工用ブローチにおける切刃
のねじれ角α、βの関係を表すグラフを示す。
【0016】本実施例のヘリカル内歯車加工用ブローチ
において、図2に示すように、刃部11は、軸心方向O
に沿って形成された多数の切刃11がねじれ角βをもっ
て傾斜して周方向に複数配設され、その両側に刃溝12
が形成されている。また、この多数の切刃11は軸心方
向Oに直交する方向に対してねじれ角αをもって傾斜し
て多数形成され、且つ、軸心方向に複数配設されて刃溝
13が形成されている。そして、このねじれ角βの範囲
は、 10°<β<35° に設定され、ねじれ角αの範囲は、 α>60(1/β0.85) に設定されている。
【0017】従って、図1に示すように、このヘリカル
内歯車加工用ブローチにより、予め被削材21に形成さ
れた丸穴を切削してヘリカル内歯車を加工するとき、切
刃11の鋭角側11aは被削面22aを切削し、鈍角側
11bは被削面22bを切削する。このとき、切刃11
の鋭角側11aでは、切削抵抗の主分力Fav と背分力
Fap との合成力Faが軸心Oに対して外側(図1にて
左側)に作用している。一方、鈍角側11bでは、切削
抵抗の主分力Fbv と背分力Fbp との合成力Fbが軸
心Oに対して内側(図1にて左側)に作用している。
【0018】このように切刃11の鋭角側11aでの切
削抵抗の合成力Faと鈍角側11bでの切削抵抗の合成
力Fbの方向は同一方向、即ち、図1にて左側方向とな
る。そのため、被削材21に作用する外力も同一方向と
なることから、切刃11の鋭角側11aと被削面22
a、鈍角側11bと被削面22bとの位置関係は変化せ
ず、各被削面22a,22bに段差が生じることなく、
精度の高いヘリカル内歯車の加工が可能となる。
【0019】上述した本実施例のヘリカル内歯車加工用
ブローチにおいて、ねじれ角βの範囲を、10°<β<
35°と設定したのは、ある程度の大きさのねじれ角β
を確保することで、ヘリカル内歯車を切削可能であり、
且つ、刃厚を十分に確保して耐久性の高い切刃を確保す
るためである。また、ねじれ角αの範囲である、α>6
0(1/β0.85)は、実験より確保した不等式である。
【0020】即ち、図3に示すものは、ねじれ角βを一
定としたとき、ねじれ角αの変化に対して切刃11の鈍
角側11bの作用する切削抵抗の主分力Fbv と背分力
Fb p との合成力Fbの方向の変化を表すものである。
例えば、ねじれ角β=20°としたとき、ねじれ角αを
大きくしていくと、切削抵抗の合成力Fbは、マイナス
側(軸心Oに対して外側、図1にて右側)にあったもの
が約5°を越えると、プラス側(軸心Oに対して内側、
図1にて左側)に変化していく。従って、β=20°と
すると、α>5°とすることが適当であることがわか
る。このグラフは実験によって求めたものであり、前述
した不等式α>60(1/β0.85)と同じ意味を持つも
のである。
【0021】
【発明の効果】以上、実施例を挙げて詳細に説明したよ
うに本発明のヘリカル内歯車加工用ブローチによれば、
軸心方向に沿って多数の切刃をねじれ角βをもって傾斜
して形成すると共に軸心方向に直交する方向に沿って多
数の切刃をねじれ角αをもって傾斜して形成し、このね
じれ角βの範囲を、10°<β<35°に設定し、ねじ
れ角αの範囲を、α>60(1/β0.85)に設定し、被
削時に作用する切刃の鋭角側の切削抵抗の合成力と鈍角
側の切削抵抗の合成力の方向を同一方向としたので、こ
のときに被削材に作用する外力も同一方向となることか
ら、切刃の鋭角側と被削面、鈍角側と被削面との位置関
係は変化せず、切削面に段差が生じることなく精度の高
いヘリカル内歯車の加工が可能となり、被削物の切削加
工精度の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るヘリカル内歯車加工用
ブローチの切刃による切削加工時の切削抵抗の合成力を
説明するための概略図である。
【図2】本実施例のヘリカル内歯車加工用ブローチにお
ける要部の概略図である。
【図3】本実施例のヘリカル内歯車加工用ブローチにお
ける切刃のねじれ角α、βの関係を表すグラフである。
【図4】一般的なヘリカル内歯車加工用ブローチの概略
図である。
【図5】ヘリカル内歯車加工用ブローチの要部拡大図で
ある。
【図6】従来のヘリカル内歯車加工用ブローチの切刃に
よる切削加工時の切削抵抗の合成力を説明するための概
略図である。
【図7】従来の別のヘリカル内歯車加工用ブローチの切
刃による切削加工時の状況を説明するための概略図であ
る。
【符号の説明】
11 切刃 11a 鋭角側 11b 鈍角側 12,13 刃溝 21 被削材 22a,22b 被削面
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年4月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】図4に示すように、ヘリカル内歯車加工用
ブローチ101は、前つかみ部102と、前方案内部1
03と、外径方向切削用切刃部104と、歯厚方向切削
用切刃部105と、丸切刃部106と、後方案内部10
7と、後方つかみ部108とが一体に形成されて構成さ
れている。この外径方向切削用切刃部104は前方つか
み部102から後方つかみ部108にかけて歯高が高く
なっており、歯厚方向切削用切刃部105は歯厚が厚く
なっており、丸切刃部106は歯先を仕上げるためのも
のである。各刃部において、図5に示すように、軸心方
向Oに沿って形成された多数の切刃111がねじれ角β
をもって傾斜して周方向に複数配設され、その両側に
112が形成されている。また、この多数の切刃11
1は軸心方向Oに直交する方向に対して多数形成され、
且つ、軸心方向に複数配設されてその両側に刃溝113
が形成されている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めの本発明のヘリカル内歯車加工用ブローチは、外周面
に多数の切刃を有して被削材に形成された穴に挿通する
ことで前記多数の切刃によって前記穴の表面を切削して
ヘリカル内歯車を加工するヘリカル内歯車加工用ブロー
チにおいて、軸心方向に沿って多数の平行な歯溝が形成
されることで多数の切刃がねじれ角βをもって傾斜して
形成されると共に、軸心方向に直交する方向に沿って多
数の平行な刃溝が形成されることで多数の切刃がねじれ
角αをもって傾斜して形成され、前記ねじれ角βの範囲
が、10°<β<35°に設定され、前記ねじれ角αの
範囲が、α>60(1/β0.85)に設定され、被削時に
作用する前記切刃の鋭角側の切削抵抗の合成力と鈍角側
の切削抵抗の合成力の方向が同一方向となるように設定
されたことを特徴とするものである。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】
【発明の実施の形態】本発明のヘリカル内歯車加工用ブ
ローチは、円柱形状をなす本体の外周面に多数の切刃を
有して構成され、予め被削材に形成された丸穴に挿通し
て軸心方向一方に引き抜くことで、多数の切刃によって
丸穴の表面を切削し、ヘリカル内歯車を加工するもので
ある。このヘリカル内歯車加工用ブローチにおいて、軸
心方向に沿って多数の平行な歯溝が形成されることで、
多数の切刃がねじれ角βをもって傾斜して形成されると
共に、軸心方向に直交する方向に沿って多数の平行な刃
溝が形成されることで、多数の切刃がねじれ角αをもっ
て傾斜して形成されている。そして、このねじれ角βの
範囲を、 10°<β<35° と設定し、ねじれ角αの範囲を、 α>60(1/β0.85) と設定している。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】本実施例のヘリカル内歯車加工用ブローチ
において、図2に示すように、刃部11は、軸心方向O
に沿って形成された多数の切刃11がねじれ角βをもっ
て傾斜して周方向に複数配設され、その両側に歯溝12
が形成されている。また、この多数の切刃11は軸心方
向Oに直交する方向に対してねじれ角αをもって傾斜し
て多数形成され、且つ、軸心方向に複数配設されて刃溝
13が形成されている。そして、このねじれ角βの範囲
は、 10°<β<35° に設定され、ねじれ角αの範囲は、 α>60(1/β0.85) に設定されている。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】符号の説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【符号の説明】 11 切刃 11a 鋭角側 11b 鈍角側12 歯溝 13 刃溝 21 被削材 22a,22b 被削面
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 勝木 靖人 京都府京都市右京区太秦巽町1番地 三菱 重工業株式会社京都精機製作所内 (72)発明者 江川 庸夫 京都府京都市右京区太秦巽町1番地 三菱 重工業株式会社京都精機製作所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周面に多数の切刃を有して被削材に形
    成された穴に挿通することで前記多数の切刃によって前
    記穴の表面を切削してヘリカル内歯車を加工するヘリカ
    ル内歯車加工用ブローチにおいて、軸心方向に沿って多
    数の平行な刃溝が形成されることで多数の切刃がねじれ
    角βをもって傾斜して形成されると共に、軸心方向に直
    交する方向に沿って多数の平行な刃溝が形成されること
    で多数の切刃がねじれ角αをもって傾斜して形成され、
    前記ねじれ角βの範囲が、10°<β<35°に設定さ
    れ、前記ねじれ角αの範囲が、α>60(1/β0.85
    に設定され、被削時に作用する前記切刃の鋭角側の切削
    抵抗の合成力と鈍角側の切削抵抗の合成力の方向が同一
    方向となるように設定されたことを特徴とするヘリカル
    内歯車加工用ブローチ。
JP4260196A 1996-02-29 1996-02-29 ヘリカル内歯車加工用ブローチ Withdrawn JPH09234627A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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