JPH09233790A - 内燃機関駆動放電灯点灯用発電機及び放電灯点灯装置 - Google Patents

内燃機関駆動放電灯点灯用発電機及び放電灯点灯装置

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JPH09233790A
JPH09233790A JP8039811A JP3981196A JPH09233790A JP H09233790 A JPH09233790 A JP H09233790A JP 8039811 A JP8039811 A JP 8039811A JP 3981196 A JP3981196 A JP 3981196A JP H09233790 A JPH09233790 A JP H09233790A
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discharge
generator
coil
coils
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Toru Nozu
徹 野津
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Kokusan Denki Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
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    • H02K16/04Machines with one rotor and two stators
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
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Abstract

(57)【要約】 【課題】磁気漏れ変圧器からなる安定器を用いることな
く複数の放電灯を点灯させることができる内燃機関駆動
放電灯点灯装置を提供する。 【解決手段】内燃機関10により駆動される発電機11
に電気的に独立した複数の放電灯駆動用発電コイルW1
〜W4 を設け、これらの発電コイルの出力電圧をそれぞ
れ放電灯L1 〜L4 に直接印加する。発電コイルW1 〜
W4 のそれぞれの磁気回路の磁気結合をルーズにしてお
き、発電コイルW1 〜W4 の出力電圧対出力電流特性が
垂下特性を呈し、無負荷時の出力電圧が放電灯の放電開
始電圧よりも高く、短絡電流が放電灯の放電開始直後の
放電電流を許容値以下に制限するために必要な大きさを
有し、かつ定常時の放電灯の端子電圧及び放電電流を定
格範囲に保つように、発電機の特性を設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の放電灯を点
灯するために用いる内燃機関駆動放電灯点灯用発電機、
及び該発電機を用いた放電灯点灯装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】工事現場で使用される照明器具や、レジ
ャー用の照明器具、あるいは防災用の照明器具を点灯さ
せるために用いる電源装置として、内燃機関により駆動
される同期発電機が多く用いられている。
【0003】最近、工事現場用の照明器具やレジャー用
の照明器具としては、白熱灯に代えて、水銀灯やメタル
ハライドランプ等の放電灯が多く用いられるようになっ
た。周知のように、放電灯は負性インピーダンス特性を
有していて、一度放電が開始すると、電流の増大に伴っ
てインピーダンスが低下していくため、電流を制限しな
いと放電電流が無制限に増大して破壊するに至る。その
ため、放電灯を点灯させる場合には、放電電流を適正な
範囲に制限するための安定器を必要とした。
【0004】図9は内燃機関により駆動される同期発電
機により放電灯を点灯する従来の放電灯点灯装置を示し
たもので、同図において1は内燃機関、2は内燃機関に
より駆動されて100[V],50[Hz]または60
[Hz]の交流電圧を出力する同期発電機、L1 ,L2
,…は発電機2の出力端子間にそれぞれ磁気漏れ変圧
器からなる安定器A1 ,A2 ,…を介して接続された放
電灯である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
内燃機関駆動放電灯点灯装置では、発電機と複数の放電
灯L1 ,L2 ,…のそれぞれとの間に安定器A1 ,A2
,…を設けていたが、放電灯用の安定器は誘導性の負
荷で、力率が悪いため、安定器を設けると発電機にかか
る負担が大きくなるという問題があった。
【0006】また安定器を設けると、始動時に電機子コ
イルに定格入力電流の1.5倍程度の大きな突入電流が
流れるため、発電機の定格出力電流を放電灯の定格電流
に合わせた場合、始動時に発電機が過負荷状態になって
電圧変動率が大きくなり、点灯に支障を来すことがあ
る。放電灯の点灯を支障なく行わせるためには、発電機
の電圧変動率を±5〜6%以内に抑える必要がある。そ
のため、発電機としては、放電灯の定格電流の2〜3倍
の定格電流を有する大容量のものを用いることが必要に
なる。特に図9に示した放電灯点灯装置のように、複数
の放電灯L1 ,L2 ,…を同時に点灯させる場合には、
発電機2、及び該発電機を駆動する内燃機関として著し
く容量が大きいものを用いる必要があり、コストが高く
なるのを避けられなかった。
【0007】また、図9に示した点灯装置において、複
数の放電灯L1 〜L4 の定格電流値により内燃機関1の
出力と発電機2の容量とを設定して、複数の放電灯を順
々に点灯させることが考えられるが、このようにした場
合には、点灯した放電灯の数が多くなるにしたがって発
電機の出力に余裕がなくなって、後から点灯する放電灯
の始動時に発電機が過負荷状態になるため、放電灯の始
動に支障を来すことがあった。例えば、放電灯L1 〜L
3 まで順次点灯させた後、最後の放電灯L4 を点灯させ
ようとした場合に、その始動電流により発電機が過負荷
状態になって、放電灯L4 に加わる電圧の変動が大きく
なり、最後の放電灯L4 の点灯に失敗することがあっ
た。
【0008】本発明の目的は、安定器を用いることな
く、複数の放電灯を点灯させることができる内燃機関駆
動放電灯点灯用発電機、及び該発電機を用いた放電灯点
灯装置を提供することにある。
【0009】本発明の他の目的は、発電機の定格容量を
従来よりも小さくすることができるようにして、小形化
とコストの低減とを図ることができるようにした内燃機
関駆動放電灯点灯用発電機、及び該発電機を用いた放電
灯点灯装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、内燃機関によ
り駆動されて複数の放電灯を点灯するための出力を発生
する内燃機関駆動放電灯点灯用発電機、及び該発電機を
用いた放電灯点灯装置に係わるものである。
【0011】本発明に係わる発電機は、多極の回転子
と、複数の放電灯をそれぞれ個別に駆動する電気的に独
立した複数の放電灯駆動用発電コイルを有する固定子と
を備えていて、各放電灯駆動用発電コイルの出力電圧が
出力電流の増大に伴って垂下する特性を呈し、無負荷時
の出力電圧が放電灯の放電開始電圧よりも高く、短絡電
流が前記放電灯の放電開始直後の放電電流を許容値以下
に制限するために必要な大きさを有し、かつ定常時の放
電灯の端子電圧及び放電電流を定格範囲に保つように、
出力電圧対出力電流特性が設定されている。
【0012】本発明においては、上記発電機の固定子
に、複数の放電灯駆動用発電コイルが相互に及ぼし合う
電機子反作用を抑制するために該複数の放電灯駆動用発
電コイルの磁気回路(各発電コイルに鎖交する磁束が流
れる磁気回路)どうしの結合をルーズにする手段を設け
た。
【0013】なお「電気的に独立した」とは、複数の放
電灯駆動用発電コイル相互間の電気的な干渉がないこ
と、即ち、各放電灯駆動用発電コイルを流れる負荷電流
が他の放電灯駆動用発電コイルに流れたり、各放電灯駆
動用発電コイルの出力電圧が他の放電灯駆動用発電コイ
ルに印加されたりすることがないことを意味する。
【0014】また「複数の放電等駆動用発電コイルの磁
気回路どうしの結合をルーズにする」とは、各放電灯駆
動用発電コイルから放電灯に流れる負荷電流により他の
放電灯駆動用発電コイルに生じる電圧変動を、放電等の
点灯に支障を来さない範囲に抑えることができる程度
に、複数の放電灯駆動用発電コイルの磁気回路どうしの
磁気結合を粗にすること(各放電灯駆動用発電コイルの
磁気回路に他の放電灯駆動用発電コイルと鎖交した磁束
が殆ど流れないようにすること)を意味する。
【0015】本発明に係わる放電灯点灯装置は、内燃機
関と、該内燃機関により駆動される発電機とを備えて、
発電機の出力により複数の放電灯を点灯するものであ
る。
【0016】本発明においては、上記発電機が、多極の
回転子と、複数の放電灯をそれぞれ個別に駆動するよう
に設けられた複数の放電灯駆動用発電コイルを有する固
定子とを備えていて、各放電灯駆動用発電コイルの出力
電圧が放電灯に供給されている。固定子は、複数の放電
灯駆動用発電コイルの磁気回路どうしの結合をルーズに
する手段を備えていて、各放電灯駆動用発電コイルの出
力電圧が出力電流の増大に伴って垂下する特性を呈し、
無負荷時の出力電圧が前記放電灯の放電開始電圧よりも
高く、短絡電流が前記放電灯の放電開始直後の放電電流
を許容値以下に制限するために必要な大きさを有し、か
つ定常時の放電灯の端子電圧及び放電電流を定格範囲に
保つように、出力電圧対出力電流特性が設定されてい
る。
【0017】各放電灯駆動用発電コイルの出力は放電灯
に直接印加するようにしてもよく、整流器を介して印加
するようにしてもよい。またメタルハライドランプ等の
ように、始動時に高い放電開始電圧を必要とする放電灯
を点灯する場合には、各放電灯駆動用発電コイルを電源
として放電灯の始動時に高電圧パルスを発生する始動回
路を各放電灯駆動用発電コイルと放電灯との間に設け
て、該始動回路の出力パルスを放電灯駆動用発電コイル
の出力電圧に重畳して放電灯に印加する構成をとること
ができる。
【0018】上記始動回路は、例えば、放電灯駆動用発
電コイルの出力により充電されるコンデンサと昇圧トラ
ンスと放電灯の始動時に前記コンデンサの電荷を昇圧ト
ランスの一次コイルを通して放電させる放電回路とを備
えて、コンデンサの電荷の放電により昇圧トランスの二
次コイルに高電圧パルスを誘起させる回路により構成す
ることができる。この場合、放電灯駆動用発電コイルの
出力電圧は昇圧トランスの二次コイルを介して放電灯の
両端に印加する。
【0019】一般にn個(nは2以上の整数)の放電灯
を点灯するものとすると、本発明に係わる放電灯点灯用
発電機は、多極の回転界磁を有する回転子と、回転子の
周方向に沿って並ぶm個(mは整数で、m≧n)の歯部
を有する固定子鉄心と該固定子鉄心のk個(kはnの整
数倍の整数で、k≦m)の歯部にそれぞれ巻回されたk
個の放電灯駆動用単位コイルとを有する固定子とにより
構成できる。
【0020】上記k個の単位コイルは、固定子の周方向
に連続的に並ぶp個(pは整数でp=k/n)の歯部に
それぞれ巻回されたp個の単位コイルを1つの単位コイ
ル群としてn個の単位コイル群に分けられて、該n個の
単位コイル群によりそれぞれn個の放電灯を個別に駆動
するn個の放電灯駆動用発電コイルが構成される。
【0021】この場合、n個の放電灯駆動用発電コイル
の磁気回路どうしの結合をルーズにするには、例えば、
固定子鉄心の各放電灯駆動用発電コイルを構成する単位
コイル群が巻回された部分と隣接の放電灯駆動用発電コ
イルを構成する単位コイル群が巻回された部分との間に
コイルが巻回されない歯部を設ければよい。この場合、
コイルが巻回されない歯部が、複数の放電灯駆動用発電
コイルの磁気回路どうしの結合をルーズにする手段を構
成する。
【0022】また固定子鉄心の、各放電灯駆動用発電コ
イルを構成する単位コイル群が巻回された部分と、隣接
の放電灯駆動用発電コイルを構成する単位コイル群が巻
回された部分との間に磁気的な空隙を設けることによ
り、n個の放電灯駆動用発電コイルの磁気回路どうしの
結合をルーズにすることもできる。この場合には、各空
隙が、複数の放電灯駆動用発電コイルの磁気回路どうし
の結合をルーズにする手段を構成する。
【0023】なお、「磁気的な空隙」とは、磁束に対し
て空隙として作用する部分を意味し、該空隙内には非磁
性材料が充填されていてもよい。
【0024】上記のような発電機の垂下特性は、各単位
コイルの巻数を適宜に設定したり、回転子の磁極と固定
子の磁極とが対向した際に隣接の磁極を通して流れる漏
洩磁束を大きくするように回転子及び固定子の磁極の極
弧角を調整したりすることにより、容易に得ることがで
きる。
【0025】回転界磁の極数と固定子鉄心に設ける歯部
の数とは等しくてもよく、異なっていてもよい。
【0026】なお発電機は直流発電機でもよく、交流発
電機でもよい。特に上記の発電機として磁石式の交流発
電機を用いると、発電コイルの巻数を調整したり、固定
子磁極(歯部の先端)と回転子の磁極とが正対向した際
に隣接の磁極を通して流れる漏洩磁束を大きくするよう
に固定子磁極の極弧角を大きめに調整したりすることに
より、容易に垂下特性を得ることができる。
【0027】上記のように発電機に電気的に独立した複
数の放電灯駆動用発電コイルを設けて、該複数の放電灯
駆動用発電コイルによりそれぞれ個別に放電灯を駆動す
るように構成すると、放電灯の始動時に発電機が過負荷
状態になるのを防ぎ、各放電灯に印加される電圧の変動
率を低く抑えて、各放電灯の点灯を支障なく行わせるこ
とができる。
【0028】また上記のように、複数の放電灯駆動用発
電コイルの磁気回路どうしの結合をルーズにしておく
と、各放電灯駆動用発電コイルに流れる駆動電流が他の
放電灯駆動用発電コイルの出力電圧に及ぼす影響を少な
くすることができるため、各放電灯を安定に点灯させる
ことができる。
【0029】更に、上記のように安定器を用いることな
く各放電灯駆動用発電コイルの出力を放電灯に供給する
構成をとると、発電機の負荷の力率を改善することがで
きるため、発電機にかかる負担を小さくして、内燃機関
の燃料消費量を節約することができる。また進相コンデ
ンサを設ける必要がないため、再点灯時に進相電流によ
る発電機の増磁作用が生じて出力電圧が過度に上昇する
現象が生じるのを防ぐことができる。
【0030】また安定器を省略すると、始動時に発電コ
イルに大きな突入電流が流れるのを防ぐことができるた
め、同じ容量の発電機を用いて従来よりも大きな放電灯
負荷を駆動することができ、放電灯負荷が同じ場合に
は、発電機の小形化を図ることができる。
【0031】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係わる放電灯点灯
装置の全体的な構成の一例を示したものである。同図に
おいて10は内燃機関、11は内燃機関10により駆動
される発電機、L1 〜L4 は水銀灯などの第1ないし第
4の放電灯である。発電機11は、電気的に独立な第1
ないし第4の放電灯駆動用発電コイルW1 〜W4 を有し
ていて、第1ないし第4の放電灯駆動用発電コイルW1
〜W4 の出力電圧がそれぞれ放電灯L1 〜L4 に直接印
加されている。発電機11は直流発電機でもよく、交流
発電機でもよい。
【0032】また図2は本発明に係わる放電灯点灯装置
の他の構成例を示したもので、この例では、発電機11
が交流発電機からなっている。発電機11は、電気的に
独立な複数の放電灯駆動用発電コイルW1 〜W4 を有し
ていて、発電コイルW1 〜W4 の出力電圧がそれぞれ整
流器D1 〜D4 を介して放電灯L1 〜L4 に印加されて
いる。
【0033】本発明で用いる発電機は、各放電灯駆動用
発電コイルの出力電圧対出力電流特性が垂下特性を呈す
るように構成され、各放電灯駆動用発電コイルの無負荷
時の出力電圧が放電灯の放電開始電圧よりも高く、短絡
電流が放電灯の放電開始直後の放電電流を許容値以下に
制限する大きさを有し、かつ定常時の放電灯の放電電圧
及び放電電流を定格範囲に保つように、発電機の出力電
圧対出力電流特性が設定される。
【0034】また本発明においては、発電機11の固定
子に、放電灯駆動用発電コイルW1〜W4 のそれぞれの
磁気回路どうしの結合をルーズにする手段を設けて、各
放電灯駆動用発電コイルを流れる電流による電機子反作
用が、他の放電灯駆動用発電コイルの出力電圧にほとん
ど影響を及ぼさないようにしておく。
【0035】本発明で用いる内燃機関駆動放電灯点灯用
発電機の各放電灯駆動用発電コイルの出力電圧E[V]
の出力電流I[A]に対する特性と、出力電圧Eの発電
機出力P[W]に対する特性と、出力電圧Eの発電機入
力p[W](1放電灯駆動用発電コイル当りの入力)に
対する特性との一例をそれぞれ図7の曲線イ〜ハに示し
た。また放電灯の端子電圧と放電電流との関係の一例を
図7に曲線ニとして示した。図示のように、放電灯は、
放電電流の増大に伴って端子電圧が低下する負性インピ
ーダンス特性を有する。
【0036】図7の曲線ニのA点の電圧EA は放電開始
電圧であり、放電灯を点灯させるためには、このA点の
電圧EA 以上の電圧を放電灯の両端に印加する必要があ
る。そこで本発明においては、発電機11の放電灯駆動
用発電コイルW1 〜W4 がそれぞれ発生する無負荷電圧
Eo を放電開始電圧EA よりも高く設定する。
【0037】各放電灯が放電を開始すると、そのインピ
ーダンスが急速に低下していき、各放電灯の放電電流
は、各放電灯駆動用発電コイルの出力電圧対出力電流曲
線イと交わるB点まで増加していく。このB点の放電電
流が放電開始直後の冷時の放電電流となる。この放電開
始直後の放電電流は、発電機の短絡電流が大きければ大
きい程大きい値を示す。
【0038】そこで本発明においては、発電機の複数の
放電灯駆動用発電コイルW1 〜W4のそれぞれの出力電
圧対出力電流特性を垂下特性(出力電流の増大に伴って
出力電圧が急速に低下して、出力電流が一定値以下に制
限される特性)とし、放電開始直後の放電電流(B点の
電流)を放電灯に許容される大きさ以下に制限するよう
に、各放電灯駆動用発電コイルの短絡電流(図7のc点
の電流)Ic の大きさを設定する。
【0039】各放電灯の温度が上昇していくと、その内
部インピーダンスが増大していくため、放電電流は減少
していく。放電灯が熱的安定状態(定常状態)になる
と、その時の放電灯のインピーダンス曲線と発電機の出
力電圧対出力電流特性曲線との交点で安定する。本発明
においては、定常状態での(放電灯が熱的安定状態にあ
るときの)各放電灯の両端の電圧及び放電電流(例えば
図7のb点)が放電灯の定格範囲に収まるように発電機
の特性を設定する。この定常状態での安定点bにおける
発電機出力PはP3 であり、その出力を得るために必要
な入力(内燃機関10の出力)pはp3 である。
【0040】即ち、本発明においては、図7の例でいえ
ば、放電灯駆動用発電コイルW1 〜W4 のそれぞれの出
力電圧対出力電流特性曲線イがa点とb点とc点とを通
るように、放電灯駆動用発電コイルW1 〜W4 のそれぞ
れの定格出力電圧対出力電流特性を設定しておく。従っ
てこの場合、発電機全体の定格出力はP3 ×4となり、
内燃機関の定格出力はp3 ×4となる。
【0041】また本発明においては、各放電灯駆動用発
電コイルに負荷電流(放電電流)が流れた際に生じる電
機子反作用が他の放電灯駆動用発電コイルの出力電圧に
及ぼす影響を放電灯の点灯に支障を来さない範囲に抑え
ることができる程度に、すなわち、各放電灯駆動用発電
コイルに放電電流が流れた際に他の放電灯駆動用発電コ
イルの出力電圧に生じる変動の範囲を放電灯の点灯に支
障を来さない範囲(一般には放電灯の定格端子電圧に対
して±5〜6%以内)に抑えることができる程度に、放
電灯駆動用発電コイルW1 〜W4 のそれぞれの磁気回路
どうしの磁気結合をルーズにしておく。
【0042】上記のように構成すると、全ての放電灯L
1 〜L4 を同時に点灯させる場合も、順次点灯させる場
合も、内燃機関10及び発電機11を過負荷状態にする
ことなく、かつ安定器を用いることなく各放電灯の放電
を開始させて、放電直後の放電電流を許容値以下に制限
することができ、また定常時には安定な動作点を確保す
ることができる。
【0043】図7の曲線イに示したような垂下特性は、
発電機11の電機子巻線の巻数を適宜に設定したり、回
転子の磁極と固定子の磁極とが対向した際に隣接の磁極
を通して流れる漏洩磁束を大きくするように回転子及び
固定子の磁極の極弧角を調整したりすることにより、容
易に得ることができる。特に発電機11として磁石式の
交流発電機を用いると、電機子巻線の巻数や固定子磁極
の極弧角を調整することにより、a,b及びc点を通る
垂下特性を容易に得ることができる。
【0044】図4は本発明で用いるのに適した磁石式交
流発電機の構成例を示したもので、この発電機は、環状
の継鉄部20aの外周部に多数(図示の例では20個)
の歯部T1 〜T20を等角度間隔で形成した構造を有する
固定子鉄心20の所定の歯部T2 ,T3 ,…にそれぞれ
単位コイルu2 ,u3 ,…を巻回してなる固定子22
と、カップ状に形成されたフライホイール23の周壁部
23aの内周に環状を呈するように永久磁石24を固定
して該永久磁石24を所定の極数(図示の例では固定子
の歯部の数に等しい20極)に着磁して回転子磁極M1
〜M20を構成したものからなる磁石回転子25とからな
っている。
【0045】フライホイール23の底壁部の中央に設け
られたボス23bが機関の回転軸26に取り付けられて
いる。固定子22は、内燃機関10のケース等に設けら
れた固定子取付け部に固定され、磁石回転子25の磁極
が固定子鉄心22の歯部T1〜T20の先端の磁極部に所
定のギャップを介して対向させられている。
【0046】図示の例では、固定子鉄心に設けられた2
0個の歯部のうち、16個の歯部に単位コイルを巻回し
ている。そして、固定子の周方向に連続的に並ぶ4個の
歯部にそれぞれ巻回した4個の単位コイルを1つの単位
コイル群として、16個の単位コイルを4個の単位コイ
ル群に分け、各単位コイル群により各放電灯駆動用発電
コイルを構成している。
【0047】更に詳細に説明すると、固定子鉄心の歯部
T2 ないしT5 にそれぞれ巻回された単位コイルu2 な
いしu5 を1つの単位コイル群として、これらの単位コ
イルをそれぞれの極性を合わせた状態で(それぞれの誘
起電圧が同極性で相加わる状態で)直列に接続すること
により、図1及び図2に示した第1の放電灯駆動用発電
コイルW1 を構成している。
【0048】図5は、固定子22の、第1の放電灯駆動
用発電コイルW1 を構成する単位コイルu2 〜u5 が巻
回された部分を展開して示したもので、図示の例では、
歯部T2 に巻回した単位コイルu2 の巻き終りを歯部T
3 に渡らせて、該歯部T3 に単位コイルu2 と巻き方向
を異ならせて単位コイルu3 を巻回している。また単位
コイルu3 の巻き終りを歯部T4 に渡らせて該歯部T4
に単位コイルu3 と巻き方向を異ならせて単位コイルu
4 を巻回し、単位コイルu4 の巻き終りを歯部T5 に渡
らせて、該歯部T5 に単位コイルu4 と巻き方向を異な
らせて単位コイルu5 を巻回している。
【0049】同様に、固定子鉄心の歯部T7 ないしT10
にそれぞれ巻き方向を交互に異ならせて巻回した単位コ
イルu7 ないしu10を1つの単位コイル群として、これ
らの単位コイルを直列に接続することにより、図1及び
図2に示した第2の放電灯駆動用発電コイルW2 を構成
し、固定子鉄心の歯部T12ないしT15にそれぞれ巻き方
向を交互に異ならせて巻回した単位コイルu7 ないしu
10を1つの単位コイル群として、これらの単位コイルを
直列に接続することにより、第3の放電灯点灯用発電コ
イルW3 を構成している。
【0050】また固定子鉄心の歯部T17ないしT20にそ
れぞれ巻き方向を交互に異ならせて巻回した単位コイル
u17ないしu20を直列に接続することにより、第4の放
電灯駆動用発電コイルW4 を構成している。
【0051】図4に示した例では、固定子鉄心の放電灯
駆動用発電コイルW1 〜W4 をそれぞれ構成する単位コ
イル群が巻回された部分の間に、コイルが巻回されない
空き歯部T1 ,T6 ,T11,T16を設けて、これらの空
き歯部T1 ,T6 ,T11,T16により隣接する放電灯駆
動用発電コイルの磁気回路どうしの結合をルーズにして
いる。
【0052】なお図4においては、各単位コイルの部分
に、白丸で囲まれた黒点印と+印とが表示されている
が、これらの表示はある瞬間に単位コイルの各部に流れ
る電流の方向を示している。黒点印は図示の紙面の裏側
から表側に向けて電流が流れていることを示し、+印は
図の紙面の表側から裏側に向けて電流が流れていること
を示している。
【0053】図4に示した磁石式交流発電機では、単位
コイルu2 ,u3 ,…の巻数を調整することにより、無
負荷電圧Ea の大きさと、出力電流の増加に対する出力
電圧の低下割合とを適宜に調整することができる。また
固定子の鉄心20の各歯部の先端の磁極部の極弧角αを
大きくして、固定子の各磁極部が回転子の各磁極に対向
した際に固定子の隣接の磁極部を通して流れる漏洩磁束
(例えば図4において磁石の磁極M2 から歯部T2 の先
端の磁極部と隣接の歯部T3 の先端の磁極部とを通して
磁極M3 に流れる磁束)を大きくすることにより、出力
電流の増大に対する出力電圧の低下率を大きくすること
ができる。
【0054】上記の例では、固定子の歯部数と回転子の
極数とを等しくしたが、両者は異なっていてもよい。一
般にn個の放電灯を点灯させる場合には、回転子の周方
向に沿って並ぶm個(mは整数で、m≧n)の歯部を有
する固定子鉄心と該固定子鉄心のk個(kはnの整数倍
の整数で、k≦m)の歯部にそれぞれ巻回されたk個の
放電灯駆動用単位コイルとにより固定子を構成する。そ
して、固定子の周方向に連続的に並ぶp個(pは整数で
p=k/n)の歯部にそれぞれ巻回されたp個の単位コ
イルを1つの単位コイル群として、k個の単位コイルを
n個の単位コイル群に分け、該n個の単位コイル群によ
りそれぞれn個の放電灯を個別に駆動する電気的に独立
したn個の放電灯駆動用発電コイルを構成すればよい。
【0055】図4に示した例では、固定子鉄心の各放電
灯駆動用発電コイルを構成する単位コイル群が巻回され
た部分と隣接の放電灯駆動用発電コイルを構成する単位
コイル群が巻回された部分との間にコイルが巻回されな
い空き歯部を設けることにより、隣り合う放電灯駆動用
発電コイルの磁気回路どうしの結合をルーズにしている
が、固定子鉄心の各放電灯駆動用発電コイルを構成する
単位コイル群が巻回された部分と、隣接の放電灯駆動用
発電コイルを構成する単位コイル群が巻回された部分と
の間(複数の放電灯駆動用発電コイルの磁気回路相互
間)に磁気的な空隙を設けることにより、隣り合う放電
灯駆動用発電コイルの磁気回路どうしの結合をルーズに
するようにしてもよい。
【0056】図6は、複数の放電灯駆動用発電コイルの
磁気回路相互間に空隙を設けることにより、隣り合う放
電灯駆動用発電コイルの磁気回路どうしの結合をルーズ
にした例を示したもので、この例では、図4に示した発
電機の固定子鉄心20から歯部T1 ,T6 ,T11及びT
16を無くすとともに、継鉄部20aの歯部T1 ,T6,
T11及びT16がそれぞれ設けられていた部分に空隙G1
〜G4 を形成することにより、固定子鉄心20を4つの
分割鉄心20A 〜20D に分割している。その他の点
は、図4に示した発電機と同様である。
【0057】なお発電機11は、図7に示したa点,b
点及びc点を得ることができる特性を有するものであれ
ばよく、磁石式交流発電機に限られるものではない。例
えば固定子側に磁石と電機子コイルとを有し、回転子側
に誘導子を有して、該誘導子の回転により生じる磁束の
変化により電機子コイルに交流電圧を誘起させる誘導発
電機や、同期発電機、或いは直流発電機などを用いるこ
とができる。
【0058】図1に示した例では、各放電灯駆動用発電
コイルの出力電圧を直接放電灯に印加し、図2に示した
例では、各放電灯駆動用発電コイルの出力電圧を整流器
を通して放電灯に印加しているが、点灯させようとする
放電灯の放電開始電圧が高い場合、例えばメタルハライ
ドランプ等を点灯させる場合には、図3に示すように、
発電機11の放電灯駆動用発電コイルW1 〜W4 をそれ
ぞれ電源として放電灯L1 〜L4 の始動時に高電圧パル
スを発生する始動回路S1 〜S4 を設けて、該始動回路
S4 の出力パルスを放電灯駆動用発電コイルW1 〜W4
の出力電圧に重畳して放電灯L1 〜L4 に印加するよう
に構成するのがよい。この場合には、発電機11の出力
電圧対出力電流特性を垂下特性として、各放電灯駆動用
発電コイルの無負荷時の出力電圧を始動回路から放電灯
の放電開始電圧よりも高い高電圧パルスを発生させるた
めに必要な大きさとするとともに、短絡電流を放電灯の
放電開始直後の放電電流を許容値以下に制限するために
必要な大きさとし、かつ定常時の放電灯の端子電圧及び
放電電流を定格範囲に保つように、発電機11の出力電
圧対出力電流特性を設定する。
【0059】上記の始動回路としては例えば、発電機1
1の出力により充電されるコンデンサと昇圧トランスと
放電灯の始動時に該コンデンサの電荷を昇圧トランスの
一次コイルを通して放電させる放電回路とを備えてコン
デンサの電荷の放電により昇圧トランスの二次コイルに
高電圧パルスを誘起させるようにした回路を用いること
ができる。この場合発電機11の出力電圧は昇圧トラン
スの二次コイルを介して放電灯に印加する。
【0060】図3に示した点灯装置で用いるn番目(n
は2以上の整数)の始動回路Sn の具体的構成例を図8
に示した。図8に示した始動回路Sn においては、コン
デンサC1 及びC2 とダイオードD1 及びD2 とにより
周知の倍電圧整流回路が構成され、この倍電圧整流回路
の入力側コンデンサC1 の入力側の端子及び出力側コン
デンサC2 の低電位側の端子にそれぞれn番目の放電灯
駆動用発電コイルWnの一方の出力端子及び他方の出力
端子が接続されている。倍電圧整流回路の出力側のコン
デンサC2 の高電位側の端子に昇圧トランスTsfの一次
コイルwp の一端が接続され、該一次コイルwp の他端
とコンデンサC2 の低電位側の端子との間にアノードを
一次コイルwp 側に向けた放電用サイリスタSCR1 が
接続されている。サイリスタSCR1 のゲートカソード
間に抵抗R1 が接続され、アノードカソード間にはダイ
オードD3 が逆並列接続されている。サイリスタSCR
1のゲートには、トリガ用のサイリスタSCR2 のカソ
ードが接続され、該サイリスタSCR2 のアノードは抵
抗R2 を通して昇圧トランスTsfの一次コイルwpの他
端に接続されている。サイリスタSCR2 のゲートには
ツェナーダイオードZDのアノードが接続され、該サイ
リスタのゲートカソード間には抵抗R3 が接続されてい
る。昇圧トランスの一次コイルwp の他端とコンデンサ
C2 の低電位側の端子との間には抵抗R4 及びR5 から
なる抵抗分圧回路が始動スイッチSWを介して接続さ
れ、該抵抗分圧回路の分圧点にツェナーダイオードZD
のカソードが接続されている。
【0061】昇圧トランスTsfの二次コイルws の一端
は発電機11の一方の出力端子と倍電圧整流回路の入力
側のコンデンサC1 との接続点に接続され、該二次コイ
ルws の他端と発電機11の他方の出力端子との間にメ
タルハライドランプ等の始動電圧が高い放電灯Ln が接
続されている。
【0062】始動スイッチSWは押ボタンスイッチから
なっていて、押ボタンを押している間だけその接点が閉
じるように構成されている。
【0063】図8に示した始動回路Sn は、発電機11
の出力により充電されたコンデンサC2 の電荷を、放電
灯の始動時に、サイリスタSCR1 と昇圧トランスTsf
の一次コイルwp を通して放電させることにより、昇圧
トランスTsfの二次コイルws に高電圧パルスを誘起さ
せて、該高電圧パルスを発電機の出力電圧に重畳して放
電灯Ln に印加するようにしたものである。
【0064】図8に示した点灯装置において、発電コイ
ルWn が電圧を発生すると、コンデンサC2 が発電機の
出力電圧の波高値の2倍の電圧まで図示の極性に充電さ
れる。始動スイッチSWが閉じられると、ツェナーダイ
オードZDが導通してサイリスタSCR2 をトリガする
ため、該サイリスタSCR2 が導通して、サイリスタS
CR1 にトリガ信号を与える。これによりサイリスタS
CR1 が導通するとコンデンサC2 の放電回路が構成さ
れて、該コンデンサC2 の電荷が昇圧トランスTsfの一
次コイルとサイリスタSCR1 とを通して放電する。こ
の放電により生じる昇圧トランスTsfの一次電流の変化
により、該昇圧トランスの二次コイルws に高電圧パル
スが発生する。この高電圧パルスは発電コイルWn の出
力電圧に重畳されて放電灯Ln に印加されるため、該放
電灯Ln の放電が開始され、放電灯が点灯する。放電が
開始され、スイッチSWが開かれた後は、発電コイルW
nの出力電圧が昇圧トランスの二次コイルws を通して
放電灯Ln に印加されて、放電灯Ln が点灯状態に保持
される。
【0065】上記の説明では、4つの放電灯を点灯させ
る場合を例にとったが、本発明は、一般に複数の放電灯
を点灯させる場合に適用することができる。例えば、図
4に示した例において、単位コイルu2 〜u5 からなる
発電コイルW1 と単位コイルu12〜u15からなる発電コ
イルW3 を放電灯駆動用発電コイルとして、これらの放
電灯駆動用発電コイルにより2つの放電灯を点灯させる
ようにしてもよい。このように、単位コイルを結線する
ことにより構成される複数の発電コイルの内の一部の発
電コイルのみを放電灯駆動用発電コイルとして用いる場
合には、できるだけ離れた位置に配置された発電コイル
を放電灯駆動用発電コイルとして用いるのがよい。なお
この場合、放電灯駆動用発電コイルとして用いない他の
2つの発電コイルW2 及びW4 は白熱灯などの他の負荷
を駆動するために用いることができ。
【0066】上記の説明では、放電灯駆動用発電コイル
を設ける発電機として、20極の固定子を備えた磁石式
交流発電機を例にとったが、本発明において発電機の固
定子の極数(単位コイルの数)mは点灯させる放電灯の
数nよりも多ければよく、20極の固定子を用いる場合
には限定されない。
【0067】図4に示した放電灯点灯用発電機では、複
数の放電灯駆動用発電コイルの磁気回路相互間に1つの
空き歯部を設けているが、複数の放電灯駆動用発電コイ
ルの磁気回路相互間に2以上の空き歯部を設けるように
してもよい。
【0068】上記の説明では、各放電灯駆動用発電コイ
ルを4つの単位コイルにより構成しているが、本発明に
おいて、各放電灯駆動用発電コイルを構成する単位コイ
ルの数は任意である。
【0069】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、発電機
に電気的に独立した複数の放電灯駆動用発電コイルを設
けて、該複数の放電灯駆動用発電コイルによりそれぞれ
個別に放電灯を駆動するように構成したので、放電灯の
始動時に発電機が過負荷状態になるのを防ぎ、各放電灯
に印加される電圧の変動率を低く抑えて、各放電灯の点
灯を支障なく行わせることができる。
【0070】また本発明によれば、複数の放電灯駆動用
発電コイルの磁気回路どうしの結合をルーズにして、各
放電灯駆動用発電コイルに流れる駆動電流が他の放電灯
駆動用発電コイルの出力電圧に及ぼす影響を少なくした
ので、各放電灯を安定に点灯させることができる。
【0071】更に、本発明においては、安定器を用いる
ことなく各放電灯駆動用発電コイルの出力を放電灯に供
給することにより、発電機の負荷の力率を改善すること
ができるため、発電機にかかる負担を小さくして、内燃
機関の燃料消費量を節約することができる。また進相コ
ンデンサを設ける必要がないため、再点灯時に進相電流
による発電機の増磁作用が生じて出力電圧が過度に上昇
する現象が生じるのを防ぐことができる。
【0072】また本発明によれば、安定器を用いないた
め、始動時に発電コイルに大きな突入電流が流れるのを
防ぐことができ、同じ容量の発電機を用いて従来よりも
大きな放電灯負荷を駆動することができ。従って、放電
灯負荷が同じ場合には、発電機の小形化を図ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の全体的な構成を示した構
成図である。
【図2】本発明の他の実施形態の全体的な構成を示した
構成図である。
【図3】本発明の更に他の実施形態の全体的な構成を示
した構成図である。
【図4】本発明で用いるのに適した発電機の具体例を示
した構成図である。
【図5】図4の発電機の固定子側の要部の展開図であ
る。
【図6】本発明で用いるのに適した発電機の他の具体的
構成例を示した構成図である。
【図7】本発明に係わる発電機の出力電圧対出力電流特
性と出力電圧対出力電力特性と出力電圧対入力特性と放
電灯の冷時の電圧対電流特性とを示した線図である。
【図8】図3の点灯装置の1灯分の回路構成を示した回
路図である。
【図9】従来の放電灯点灯装置の全体的構成を示した構
成図である。
【符号の説明】
10 内燃機関 11 発電機 W1 〜W4 放電灯駆動用発電コイル L1 〜L4 放電灯 D1 〜D4 整流器 S1 〜S4 始動回路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関により駆動されて複数の放電灯
    を点灯するための出力を発生する内燃機関駆動放電灯点
    灯用発電機において、 多極の回転子と、前記複数の放電灯をそれぞれ個別に駆
    動する互いに電気的に独立した複数の放電灯駆動用発電
    コイルを有する固定子とを備え、 前記固定子は、前記複数の放電灯駆動用発電コイルが相
    互に及ぼし合う電機子反作用を抑制するために該複数の
    放電灯駆動用発電コイルの磁気回路どうしの結合をルー
    ズにする手段を備え、 各放電灯駆動用発電コイルの出力電圧が出力電流の増大
    に伴って垂下する特性を呈し、無負荷時の出力電圧が前
    記放電灯の放電開始電圧よりも高く、短絡電流が前記放
    電灯の放電開始直後の放電電流を許容値以下に制限する
    ために必要な大きさを有し、かつ定常時の放電灯の端子
    電圧及び放電電流を定格範囲に保つように、出力電圧対
    出力電流特性が設定されていることを特徴とする内燃機
    関駆動放電灯点灯用発電機。
  2. 【請求項2】 内燃機関により駆動されてn個(nは2
    以上の整数)の放電灯を点灯するための出力を発生する
    内燃機関駆動放電灯点灯用発電機において、 多極の回転子と、前記回転子の周方向に沿って並ぶm個
    (mは整数で、m≧n)の歯部を有する固定子鉄心と該
    固定子鉄心のk個(kはnの整数倍の整数で、k≦m)
    の歯部にそれぞれ巻回されたk個の放電灯駆動用単位コ
    イルとを有する固定子とを備え、 前記k個の単位コイルは、固定子の周方向に連続的に並
    ぶp個(pは整数でp=k/n)の歯部にそれぞれ巻回
    されたp個の単位コイルを1つの単位コイル群としてn
    個の単位コイル群に分けられて、該n個の単位コイル群
    によりそれぞれn個の放電灯を個別に駆動するn個の放
    電灯駆動用発電コイルが構成され、 前記固定子鉄心の各放電灯駆動用発電コイルを構成する
    単位コイル群が巻回された部分と隣接の放電灯駆動用発
    電コイルを構成する単位コイル群が巻回された部分との
    間にコイルが巻回されない歯部が設けられて、前記n個
    の放電灯駆動用発電コイルの磁気回路どうしの結合がル
    ーズにされ、 各放電灯駆動用発電コイルの出力電圧が出力電流の増大
    に伴って垂下する特性を呈し、無負荷時の出力電圧が前
    記放電灯の放電開始電圧よりも高く、短絡電流が前記放
    電灯の放電開始直後の放電電流を許容値以下に制限する
    ために必要な大きさを有し、かつ定常時の放電灯の端子
    電圧及び放電電流を定格範囲に保つように、出力電圧対
    出力電流特性が設定されていることを特徴とする内燃機
    関駆動放電灯点灯用発電機。
  3. 【請求項3】 内燃機関により駆動されてn個(nは2
    以上の整数)の放電灯を点灯するための出力を発生する
    内燃機関駆動放電灯点灯用発電機において、 多極の回転子と、前記回転子の周方向に沿って並ぶm個
    (mは整数で、m≧n)の歯部を有する固定子鉄心と該
    固定子鉄心のk個(kはnの整数倍の整数で、k≦m)
    の歯部にそれぞれ巻回されたk個の放電灯駆動用単位コ
    イルとを有する固定子とを備え、 前記k個の単位コイルは、固定子の周方向に連続的に並
    ぶp個(pは整数でp=k/n)の歯部にそれぞれ巻回
    されたp個の単位コイルを1つの単位コイル群としてn
    個の単位コイル群に分けられて、該n個の単位コイル群
    によりそれぞれn個の放電灯を個別に駆動するn個の放
    電灯駆動用発電コイルが構成され、 前記固定子鉄心の各放電灯駆動用発電コイルを構成する
    単位コイル群が巻回された部分と隣接の放電灯駆動用発
    電コイルを構成する単位コイル群が巻回された部分との
    間に磁気的な空隙が設けられて、前記n個の放電灯駆動
    用発電コイルの磁気回路どうしの結合がルーズにされ、 各放電灯駆動用発電コイルの出力電圧が出力電流の増大
    に伴って垂下する特性を呈し、無負荷時の出力電圧が前
    記放電灯の放電開始電圧よりも高く、短絡電流が前記放
    電灯の放電開始直後の放電電流を許容値以下に制限する
    ために必要な大きさを有し、かつ定常時の放電灯の端子
    電圧及び放電電流を定格範囲に保つように、出力電圧対
    出力電流特性が設定されていることを特徴とする内燃機
    関駆動放電灯点灯用発電機。
  4. 【請求項4】 内燃機関と、該内燃機関により駆動され
    る発電機とを備えて、前記発電機の出力により複数の放
    電灯を点灯する内燃機関駆動放電灯点灯装置において、 前記発電機は、多極の回転子と、前記複数の放電灯をそ
    れぞれ個別に駆動する互いに電気的に独立した複数の放
    電灯駆動用発電コイルを有する固定子とを備えて、各放
    電灯駆動用発電コイルの出力電圧が放電灯に供給され、 前記固定子は、前記複数の放電灯駆動用発電コイルが相
    互に及ぼし合う電機子反作用を抑制するために該複数の
    放電灯駆動用発電コイルの磁気回路どうしの結合をルー
    ズにする手段を備え、 各放電灯駆動用発電コイルの出力電圧が出力電流の増大
    に伴って垂下する特性を呈し、無負荷時の出力電圧が前
    記放電灯の放電開始電圧よりも高く、短絡電流が前記放
    電灯の放電開始直後の放電電流を許容値以下に制限する
    ために必要な大きさを有し、かつ定常時の放電灯の端子
    電圧及び放電電流を定格範囲に保つように、出力電圧対
    出力電流特性が設定されていることを特徴とする内燃機
    関駆動放電灯点灯装置。
  5. 【請求項5】 内燃機関と、該内燃機関により駆動され
    る発電機とを備えて、前記発電機の出力によりn個(n
    は2以上の整数)の放電灯を点灯する放電灯点灯装置に
    おいて、 前記発電機は、多極の回転子と、該回転子の周方向に沿
    って並ぶm個(mは整数で、m≧n)の歯部を有する固
    定子鉄心と該固定子鉄心のk個(kはnの整数倍の整数
    で、k≦m)の歯部にそれぞれ巻回されたk個の放電灯
    駆動用単位コイルとを有する固定子とを備え、 前記k個の単位コイルは、固定子の周方向に連続的に並
    ぶp個(pは整数でp=k/n)の歯部にそれぞれ巻回
    されたp個の単位コイルを1つの単位コイル群としてn
    個の単位コイル群に分けられて、該n個の単位コイル群
    によりそれぞれ構成されたn個の放電灯駆動用発電コイ
    ルの出力電圧がそれぞれ前記n個の放電灯に供給され、 前記固定子鉄心の各放電灯駆動用発電コイルを構成する
    単位コイル群が巻回された部分と隣接の放電灯駆動用発
    電コイルを構成する単位コイル群が巻回された部分との
    間にコイルが巻回されない歯部が設けられて、前記n個
    の放電灯駆動用発電コイルの磁気回路どうしの結合がル
    ーズにされ、 各放電灯駆動用発電コイルの出力電圧が出力電流の増大
    に伴って垂下する特性を呈し、無負荷時の出力電圧が前
    記放電灯の放電開始電圧よりも高く、短絡電流が前記放
    電灯の放電開始直後の放電電流を許容値以下に制限する
    ために必要な大きさを有し、かつ定常時の放電灯の端子
    電圧及び放電電流を定格範囲に保つように、前記発電機
    の出力電圧対出力電流特性が設定されていることを特徴
    とする内燃機関駆動放電灯点灯装置。
  6. 【請求項6】 内燃機関と、該内燃機関により駆動され
    る発電機とを備えて、前記発電機の出力によりn個(n
    は2以上の整数)の放電灯を点灯する放電灯点灯装置に
    おいて、 前記発電機は、多極の回転子と、前記回転子の周方向に
    沿って並ぶm個(mは整数で、m≧n)の歯部を有する
    固定子鉄心と該固定子鉄心のk個(kはnの整数倍の整
    数で、k≦m)の歯部にそれぞれ巻回されたk個の放電
    灯駆動用単位コイルとを有する固定子とを備え、 前記k個の単位コイルは、固定子の周方向に連続的に並
    ぶp個(pは整数でp=k/n)の歯部にそれぞれ巻回
    されたp個の単位コイルを1つの単位コイル群としてn
    個の単位コイル群に分けられて、該n個の単位コイル群
    によりそれぞれ構成されたn個の放電灯駆動用発電コイ
    ルの出力電圧がそれぞれ前記n個の放電灯に供給され、 前記固定子鉄心の各放電灯駆動用発電コイルを構成する
    単位コイル群が巻回された部分と隣接の放電灯駆動用発
    電コイルを構成する単位コイル群が巻回された部分との
    間に磁気的な空隙が設けられて、前記n個の放電灯駆動
    用発電コイルの磁気回路どうしの結合がルーズにされ、 各放電灯駆動用発電コイルの出力電圧が出力電流の増大
    に伴って垂下する特性を呈し、無負荷時の出力電圧が前
    記放電灯の放電開始電圧よりも高く、短絡電流が前記放
    電灯の放電開始直後の放電電流を許容値以下に制限する
    ために必要な大きさを有し、かつ定常時の放電灯の端子
    電圧及び放電電流を定格範囲に保つように、前記発電機
    の出力電圧対出力電流特性が設定されていることを特徴
    とする内燃機関駆動放電灯点灯装置。
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