JPH09233283A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH09233283A
JPH09233283A JP8040830A JP4083096A JPH09233283A JP H09233283 A JPH09233283 A JP H09233283A JP 8040830 A JP8040830 A JP 8040830A JP 4083096 A JP4083096 A JP 4083096A JP H09233283 A JPH09233283 A JP H09233283A
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JP8040830A
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English (en)
Inventor
Katayuki Osugi
方之 大杉
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一時記憶中の受信ファクシミリデータに対す
るアクセス履歴を管理し未確認ファイルの誤削除を回避
する。 【解決手段】 ファクシミリデータを受信する受信手
段、受信手段で受信されたファクシミリデータを一時記
憶する第1記憶手段、ネットワーク上の端末からの要求
に応答して前記第1記憶手段に記憶されたファクシミリ
データの一部又は全てをその端末宛てに送信する送信手
段、及び、前記送信手段によって送信動作が行われたと
き送信要求元の端末の識別情報又はその端末を利用して
いる利用者の識別情報と送信されるファクシミリデータ
の識別情報とを関連付けて記憶する第2記憶手段を備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ローカルエリアネット
ワーク(LAN)のファクシミリサーバに用いられるフ
ァクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、事務処理の合理化に伴い、各種O
A機器をネットワークで結び、ハード資源やデータの共
有化を図るようになってきた。ファクシミリサーバー
は、ネットワーク上の端末(パーソナルコンピュータや
ワークステーションなど)から操作されるもので、ファ
クシミリデータの送受信機能に加え、次のような付加機
能を有するものが知られている。 ファイル保存機能 必要に応じて、ハードディスク等に一時記憶されている
受信ファクシミリデータを光磁気ディスクなどの媒体に
転送して保存する機能のこと。印刷物を持つ必要がない
ため、ペーパーレス化に貢献する。公知文献としては、
例えば特開平5−199381号公報がある。
【0003】この文献では、着信時の印刷量を最小限に
するために、受信ファクシミリデータの先頭ページだけ
を印刷する。先頭ページには、通常、送信者の名前や受
取人の名前などが記載されているので、この先頭ページ
を見ることにより受取人を特定できる。受取人(ネット
ワークの利用者)は、先頭ページに記載されたファイル
番号を端末から入力し、受信ファクシミリデータを取り
出して内容を確認する。さらに受取人は、確認済の受信
ファクシミリデータを削除し又は光ディスクに転送・保
存した後で削除する。但し、受取人が複数の場合には、
全ての受取人が確認した後でなければ削除してはならな
いから、例えば、先頭ページに確認済のサインを貰うな
どの使用ルールを取り決める。 ファクシミリ受信の着信通知機能 あらかじめ、相手先情報(名前、略称又は電話番号な
ど)とネットワーク利用者情報(ネットワークIDな
ど)との関連テーブルを作っておき、一時記憶されてい
る受信ファクシミリデータ中の相手先情報を抜き出して
テーブルと照合し、該当するネットワーク利用者宛て
に、ファイル番号を電子メールで通知する機能のこと。
電子メールは宛先人以外読めないため、他人にファイル
番号を知られることがなく、一時記憶中のファクシミリ
データの秘匿性を確保できる。公知文献としては、例え
ば特開平7−203160号公報がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
の両機能又は一方機能を備えた従来のファクシミリ
装置にあっては、一時記憶中の受信ファクシミリデータ
のアクセス履歴を管理していないため、確認済ファイル
と未確認ファイルを区別できず、例えば、一時記憶(ハ
ードディスク)を整理して空きスペースを増やす際に、
誤って未確認ファイルを削除してしまうおそれがあっ
た。
【0005】本発明の目的は、一時記憶中の受信ファク
シミリデータに対するアクセス履歴を管理し、以て未確
認ファイルの誤削除を回避することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
ファクシミリデータを受信する受信手段と、受信手段で
受信されたファクシミリデータを一時記憶する第1記憶
手段と、ネットワーク上の端末からの要求に応答して前
記第1記憶手段に記憶されたファクシミリデータの一部
又は全てをその端末宛てに送信する送信手段と、前記送
信手段によって送信動作が行われたとき、送信要求元の
端末の識別情報又はその端末を利用している利用者の識
別情報と送信されるファクシミリデータの識別情報とを
関連付けて記憶する第2記憶手段と、を備えたことを特
徴とする。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、受信ファクシミリデータに含まれる発信者
情報に関係するネットワーク利用者に対し、その受信フ
ァクシミリデータの一時記憶ファイルの識別情報を電子
メールで通知することを特徴とする。請求項3記載の発
明は、請求項1記載の発明において、前記送信手段は、
送信要求元の端末の利用者が、受信ファクシミリデータ
に含まれる発信者情報に関係するネットワーク利用者で
ある場合に、送信動作を許容することを特徴とする。
【0008】請求項4記載の発明は、請求項2又は請求
項3記載の発明において、受信ファクシミリデータに含
まれる発信者情報に関係するネットワーク利用者以外の
利用者を、その受信ファクシミリデータに限り前記ネッ
トワーク利用者と見做すことを特徴とする。請求項5記
載の発明は、請求項1記載の発明において、前記第1記
憶手段に記憶されている全ての受信ファクシミリデータ
のうち所定の保存期間を過ぎようとしているもの又は既
に保存期間を過ぎたものについて、前記第2記憶手段を
検索して送信動作の有無を調べ、送信動作が行われてい
ない受信ファクシミリデータ以外の受信ファクシミリデ
ータを削除することを特徴とする。
【0009】請求項6記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記第1記憶手段に記憶されている全ての
受信ファクシミリデータのうち所定の保存期間を過ぎよ
うとしているもの又は既に保存期間を過ぎたものについ
て、前記第2記憶手段を検索して送信動作の有無を調
べ、送信動作が行われていない受信ファクシミリデータ
の先頭ページを印刷出力することを特徴とする。
【0010】請求項7の発明は、請求項1記載の発明に
おいて、前記第1記憶手段に記憶されている全ての受信
ファクシミリデータのうち所定の保存期間を過ぎようと
しているもの又は既に保存期間を過ぎたものについて、
前記第2記憶手段を検索して送信動作の有無を調べ、送
信動作が行われていない受信ファクシミリデータの全て
を印刷出力し、印刷出力の正常終了後に、送信動作が行
われていない受信ファクシミリデータを含む受信ファク
シミリデータを削除することを特徴とする。
【0011】請求項8の発明は、請求項1記載の発明に
おいて、前記第1記憶手段に記憶されている全ての受信
ファクシミリデータのうち所定の保存期間を過ぎようと
しているもの又は既に保存期間を過ぎたものについて、
前記第2記憶手段を検索し、受信ファクシミリデータに
含まれる発信者情報に関係するネットワーク利用者及び
該ネットワーク利用者以外の利用者であってその受信フ
ァクシミリデータに限り前記ネットワーク利用者と見做
された利用者(見做し利用者)に対する送信動作の有無
を調べ、送信動作が行われていない前記利用者及び見做
し利用者に対してその受信ファクシミリデータの一時記
憶ファイルの識別情報を電子メールで通知することを特
徴とする。
【0012】請求項9の発明は、請求項1記載の発明に
おいて、前記第1記憶手段に記憶されている全ての受信
ファクシミリデータのうち所定の保存期間を過ぎようと
しているもの又は既に保存期間を過ぎたものについて、
前記第2記憶手段を検索し、受信ファクシミリデータに
含まれる発信者情報に関係するネットワーク利用者及び
該ネットワーク利用者以外の利用者であってその受信フ
ァクシミリデータに限り前記ネットワーク利用者と見做
された利用者(見做し利用者)に対する送信動作の有無
を調べ、送信動作が行われていない前記利用者及び見做
し利用者のリストを印刷し又はディスプレイに出力し若
しくは所定の端末又はネットワークプリンタに出力し若
しくは電話回線網を介して所定のファクシミリ装置に出
力することを特徴とする。
【0013】
【実施例】以下、本発明のファクシミリ装置における実
施例を図面を参照しながら説明する。図1は本発明のフ
ァクシミリ装置における一実施例の構成図である。ファ
クシミリ装置1は、装置全体を制御する主制御部2を備
えており、この主制御部2は、データバス等のバスライ
ン3を介して次の各部に接続している。
【0014】すなわち、主制御部2(送信手段)は、電
話回線網4(以下「回線網」)との接続を制御する網制
御装置5(受信手段)、この網制御装置5を介して回線
網4に接続する他の装置との通信を制御する通信制御部
6、送信ファクシミリデータの符号化(データ圧縮)や
受信ファクシミリデータの復号化(データ伸長)を行う
圧縮伸長部7、ファクシミリ装置の送受信に必要な様々
な設定値を入力する操作卓8、受信ファクシミリデータ
を記憶すると共に、後述の「登録テーブル」や「アクセ
ス状況ファイル」を記憶するメモリ9(第2記憶手
段)、受信ファクシミリデータの1ページ分に相当する
容量(メモリ9の容量の一部)を持つページバッファ1
0、複数の受信ファクシミリデータをファイル化して一
時的に記憶する、例えばハードディスク等の読み書き可
能な大容量のディスク装置11(第1記憶手段)、ディ
スク装置11の読み書きを制御するディスクコントロー
ラ12、送信原稿を読み取るスキャナ13、受信ファク
シミリデータや管理レポート等を印刷物として出力する
プロッタ14、受信ファクシミリデータを適宜に光磁気
ディスクに登録する光ファイル装置15、光ファイル装
置15の登録や読み出しを制御する光ファイルコントロ
ーラ16、LAN17を介して行われる他の端末との間
の通信を制御するLAN通信制御装置18、受信データ
のサイズの縮小変換を行うサイズ縮小変換部19などに
接続されている。
【0015】図2は本実施例のファクシミリ装置1をフ
ァクシミリサーバとするOAネットワークシステム例で
あり、本実施例のファクシミリ装置1は、電話回線4を
介して回線網に接続されると共に、LAN30を介し
て、検索端末31、ディジタル普通紙複写機(PPC)
32、ワードプロセッサ(WP)33、光ファイリング
装置34、パーソナルコンピュータ(PC)35、ワー
クステーション(WS)36、ファイルサーバ37、レ
ーザビームプリンタ(LBP)38及び入力専用ファク
シミリ装置39などに接続されている。なお、40はバ
ーコードリーダ、41はディスク装置、42はプロッタ
である。
【0016】図3は検索端末31の構成図であり、検索
端末31は、バーコードリーダ40を備えると共に、主
制御部50を備え、この主制御部50はデータバス等の
バスライン51を介して次の各部に接続されている。す
なわち、主制御部50は、LAN通信等に関してデータ
の符号化や復号化を行う圧縮伸長部52、ファイルの転
送や検索又は出力若しくは削除等をコマンド指定する操
作卓53、LAN回線54を介して行われるデータの送
受信を制御するLAN通信制御装置55、メモリ56、
ディスク装置57、ディスク装置57の読み書きを制御
するディスクコントローラ58、操作状況や通信データ
等を表示するディスプレイ59などに接続されている。
【0017】次に、このように構成された本実施例のフ
ァクシミリ装置における動作について説明する。 (1)ファクシミリ通信先及び着信通知先の登録、更新
又は削除処理 図4は、ファクシミリ装置1のメモリ9に作られるテー
ブルの登録、更新又は削除の処理フローである。
【0018】この処理フローは、LANを介してファク
シミリ装置1に接続された他の端末、例えば検索端末3
1からのテーブル操作要求に応答してスタートする(ス
テップS1)。スタート後は、まず、パスワード入力を
促し(ステップS2)、入力されたパスワードと予め登
録されているパスワードとの一致を判定する(ステップ
S3)。不一致の場合はそのまま処理を終了し、一致の
場合は、登録メニュー情報をLAN通信制御装置18経
由で検索端末31へ送信する(ステップS4)。次い
で、検索端末31からのメニュー選択データや登録、更
新又は削除に必要な設定データを受信し、この受信デー
タに従ってテーブルの登録、更新又は削除を実行する
(ステップS5)。そして、1件のデータ登録、更新又
は削除が完了すると、終了メニューの選択を判定し(ス
テップS6)、検索端末31で終了メニューが選択され
るまで、ステップS5を繰り返す。
【0019】図5はこのようにして作られたテーブル
(登録テーブル)の一例であり、登録テーブルには、フ
ァクシミリ通信先の略称やファクシミリ番号及び名前が
登録されると共に、そのファクシミリ通信先を担当する
自社の担当者名、すなわち、LANの利用者名(LAN
の登録IDでもよい)がファクシミリ着信の通知先情報
として登録されている。通知先の欄に登録できる自社の
担当者名は複数人としておくのが望ましい。 (2)定型カバーページを含むファクシミリデータの送
信処理 図6は定型のカバーページをファクシミリ送信する際の
処理フローである。この処理フローは、LANを介して
ファクシミリ装置1に接続された他の端末、例えば検索
端末31からのカバーページ送信要求に応答してスター
トする(ステップS11)。スタート後は、まず、パス
ワード入力を促し(ステップS12)、入力されたパス
ワードと予め登録されているパスワードとの一致を判定
する(ステップS13)。不一致の場合はそのまま処理
を終了し、一致の場合は、検索端末31からのファクシ
ミリ通信先の略称や付加メッセージ(例えば登録テーブ
ルにない相手先の担当者名や部署名又は当方の部署名や
担当者のフルネーム並びに簡単な連絡事項等)をLAN
通信制御装置18経由で受取り(ステップS14)、受
け取ったファクシミリ通信先の略称に基づいてメモリ9
上の登録テーブル(図5)を参照し、ファクシミリ送信
先の名前を検索した後、その検索結果や付加メッセージ
を定型のカバーページの所定位置に埋め込んで、例えば
図7のようなカバーページを作成する(ステップS1
5)。図7において、左上の一点鎖線で囲まれた範囲
は、ファクシミリ通信先の識別パターン(好ましくは2
次元又は3次元バーコード)であり、メッセージ(ME
SSAGE)欄には、例えば、このカバーページを返信
用に使って貰いたい旨の短文が記載されている。
【0020】再び、図6において、カバーページの作成
を完了すると、このカバーページと送信文書(送信文書
がなければカバーページだけでも構わない)をファクシ
ミリデータに圧縮し(ステップS16)、ファクシミリ
通信先のファックス電話番号(図5の登録テーブルから
検索された電話番号)を自動発呼して(ステップS1
7)、ファクシミリ送信を行う(ステップS18)。そ
して、ファクシミリ通信の正常終了を確認すると、ファ
クシミリ通信の完了通知をLAN通信制御装置18経由
で検索端末31に送信し、一連の処理を終了する。 (3)ファクシミリ受信処理 図8及び図9はファクシミリ受信時の処理フローであ
る。
【0021】この処理フローでは、まず、ファクシミリ
を受信すると、その受信データを伸長してメモリ9に格
納し(ステップS21)、その受信データの中から識別
パターンを抽出して識別子に復元する(ステップS2
2)。次いで、この識別子に基づいて登録テーブル(図
5)を参照してファクシミリ通信先の略称を検索し(ス
テップS23)、検索されたファクシミリ通信先の略称
よりファイル番号をアサインし、そのファイル番号で受
信ファクシミリデータをディスク装置11に格納する
(ステップS24)。
【0022】次いで、次ページの受信データをメモリ9
に格納し(ステップS25)、この受信データをディス
ク装置11に格納すると共に(ステップS26)、最後
のページになるまでステップS25、S26を繰返し
(ステップS27)、最後のページの格納を完了する
と、ファクシミリ通信の管理情報(ファクシミリ通信先
の名前や略称、自社の担当者名並びに受信ページ数等の
情報)を所定の管理テーブルに格納し(ステップS2
8)、図9の処理に移行する。
【0023】図9では、まず、そのときのファクシミリ
通信先の略称に基づいて登録テーブル(図5)を参照
し、当該略称に対応する着信通知先情報(LANの利用
者名)を取り出す(ステップS29)。次に、受信文書
(ファイル)のファイル番号に対応する「アクセス状況
ファイル」をメモリ9に作成(ステップS30)し、そ
のアクセス状況ファイルに、上記着信通知先情報(LA
Nの利用者名)などを格納した後、その着信通知先に対
して、ファクシミリ通信先情報やファイル番号及びアク
セスコード等の通知情報をLAN通信制御装置18経由
で電子メール送信し(ステップS31)、このメール送
信動作を取り出された全ての通知先に対して行う(ステ
ップS32)。 (4)受信ファクシミリデータの検索(読み出し)処理 図10は受信ファクシミリデータの検索処理のフローで
ある。
【0024】このフローでは、まず、LANに接続され
た他の端末、例えば検索端末31からの検索要求を受信
して検索モードに入ると(ステップS41)、検索端末
31に対してユーザ番号やパスワードの入力を促し(ス
テップS42)、パスワードが一致すると(ステップS
43)、検索端末31に対して検索メニューを送信し
(ステップS44)、アクセスコードの入力を促す(ス
テップS45)。そして、アクセスコードの一致/不一
致又は入力中断を判定し(ステップS46)、一致の場
合には、検索端末31からのページ指定に基づいてディ
スク装置11から当該ページのデータを読み出し、検索
端末31へ転送した後(ステップS47)、検索終了メ
ニューが選択されるまでステップS47を繰り返す(ス
テップS48)。そして、検索終了メニューが選択され
ると、検索端末31に対して転送ページの内容を確認し
たか否かの問合せメッセージを送り、このメッセージに
対する検索端末31からの応答(確認/未確認)を受け
取り(ステップS49)、その応答内容を、当該検索フ
ァイルに対応した「アクセス状況ファイル」に書き込ん
で更新する(ステップS50)。
【0025】以上のとおり、本実施例のファクシミリ装
置は、ファクシミリ通信先の名前、略称及びそのファク
シミリ番号並びにそのファクシミリ通信先を担当する自
社の担当者名(LANの利用者名)の登録テーブルを有
し、ファクシミリ送信時には、この登録テーブルを参照
して通信先の名前やファクシミリ番号等を取り出し、こ
れらの情報を識別パターン(バーコード)に埋め込んだ
カバーページを自動作成し、ファクシミリデータに加え
て送信でき、受信時には、受信ファクシミリデータの中
から識別パターンを抽出して識別子に復元し、この識別
子を元にファイル番号を付与できると共に、識別子に基
づいて登録テーブルから取り出したLANの利用者宛て
にファクシミリの着信を通知でき、利用者は、通知され
たファイル番号をキーワードにして、必要な受信ファク
シミリデータにアクセスし、その内容を確認することが
できる。
【0026】ここで、本実施例のファクシミリ装置は、
受信ファクシミリデータ毎の「アクセス状況ファイル」
を有する点に特徴がある。このアクセス状況ファイルに
は、利用者からのアクセス状況が書き込まれる。書き込
まれるアクセス状況は、アクセス日時や確認/未確認の
情報などである。確認は、全ての内容を見終えた場合あ
るいは内容を見るまでもない場合に対応し、未確認は、
内容を見終わっていない場合あるいは後日内容を見る必
要がある場合に対応する。
【0027】このように本実施例のファクシミリ装置で
は、アクセス状況ファイルという特徴的な構成を備えた
ので、このアクセス状況ファイルを調べることにより、
受信ファクシミリデータのうちで一度もアクセスされて
いないもの、又は未確認になっているものを容易に区別
できる。したがって、当該受信ファクシミリデータの誤
削除を回避できるという従来技術にない格別有利な効果
が得られる。
【0028】なお、本発明の意図する範囲は、上記実施
例に限定されない。以下の各実施例に示す、様々なバリ
エーションが考えられる。図11は、受信ファクシミリ
データの検索処理の改良フローであり、図10と共通の
ステップには同一の番号を付すとともにその説明を省略
する。図11において、S51、S52が新たに追加さ
れたステップである。これらのステップS51、S52
では、ある受信ファクシミリデータを検索しようとして
いるユーザ(LANの利用者)が、その受信ファクシミ
リデータへのアクセス権限を有しているか否かを判定
し、権限を有していない場合にアクセスを拒否する。具
体的には、その受信ファクシミリデータのアクセス状況
ファイルに、当該ユーザが登録されていれば権限あり
(アクセス許容)、登録されていなければ権限なし(ア
クセス拒否)を判定する。
【0029】これによれば、権限のあるユーザのみに限
定してアクセスを許容できるから、受信ファクシミリデ
ータの秘匿性を確保できる。ところで、受信ファクシミ
リデータを、権限を有さないユーザにも回覧しなければ
ならない場合がある。図11の例では、権限を有さない
ユーザは当該受信ファクシミリデータにアクセスできな
いため、印刷物にしてから回覧する必要があり、ペーパ
ーレス化に逆行するという不都合がある。
【0030】図12は、この不都合対策であり、アクセ
ス状況ファイルに、権限を有さない任意のユーザーを追
加するためのフローである。このフローでは、まず、L
ANに接続された他の端末、例えば検索端末31からユ
ーザ追加要求を受信してユーザ追加モードに入ると(ス
テップS60)、検索端末31に対してユーザ番号やパ
スワードの入力を促し(ステップS61)、パスワード
が一致すると(ステップS62)、検索端末31に対し
てユーザー追加メニューを送信し(ステップS63)、
アクセスコードの入力を促す(ステップS64)。そし
て、ステップ61で入力されたユーザ番号のユーザが、
その受信ファクシミリデータへのアクセス権限を有して
いるか否かを判定し、権限を有している場合のみ以降の
ユーザ追加処理を許容する。まず、検索端末31から追
加ユーザ情報を受け取り、その追加ユーザ情報を、アク
セスコードに対応した受信ファクシミリデータの「アク
セス状況ファイル」に追加登録する(ステップS6
7)。そして、追加されたユーザー宛てに、所要の情報
を電子メールで通知し(ステップS68)、追加ユーザ
ーがなくなるまでステップS67、S68を繰り返す
(ステップS69)。
【0031】したがって、この処理フローによれば、受
信ファクシミリデータの「アクセス情報ファイル」に任
意のユーザを追加登録できるので、その受信ファクシミ
リデータのアクセス権限を有さないユーザであっても、
その受信ファクシミリデータに限って権限を有すると見
做すことができるから、受信ファクシミリデータの回覧
等に際し、いちいち印刷物を出力する必要がない。
【0032】図13は、ディスク装置に記憶された受信
ファクシミリデータのなかから削除対象のデータを見つ
け出し、その削除対象データの「アクセス状況ファイ
ル」を参照して未確認のユーザを検索し、そのユーザ宛
てに電子メールで通知するためのフローである。このフ
ローでは、まず、ディスク装置の空きスペースが残り少
ない場合に、そのディスク装置に記憶されている受信フ
ァクシミリデータのなかから、所定の保存期間を経過し
ているもの(又はその保存期間に一致しているもの若し
くはその保存期間に接近しているもの)を見つけ出し
(ステップS70)、削除対象のデータがある場合に
(ステップS71)、その削除データの「アクセス状況
ファイル」を参照してその削除対象データの未確認ユー
ザを検索する(ステップS72)。そして、未確認ユー
ザが存在する場合には(ステップS73)、その削除対
象データの情報を含む電子メールメッセージを生成し
(ステップS74)、当該未確認ユーザ宛てにLAN経
由で電子メールを送信する(ステップS75)という一
連の処理を、全ての削除対象データの全てのみ確認ユー
ザに対して行う。
【0033】したがって、この処理フローによれば、未
確認ユーザの存在する受信ファクシミリデータを削除す
る前に、その未確認ユーザーに対して通知を出すことが
できるため、その未確認ユーザの知らない間に不用意に
データを消してしてしまうという不都合を回避できる。
図14は、ディスク装置に記憶された全ての受信ファク
シミリデータの全ての未確認ユーザの情報(以下「管理
情報」と言う)を取得するためのフローである。
【0034】このフローでは、まず、LANに接続され
た他の端末、例えば検索端末31から管理モード要求を
受信して管理モードに入ると(ステップS80)、検索
端末31に対してユーザ番号やパスワードの入力を促し
(ステップS81)、パスワードが一致すると(ステッ
プS82)、検索端末31に対してアクセス情報集計メ
ニューを送信する(ステップS83)。そして、ディス
ク装置に記憶された全ての受信ファクシミリデータの
「アクセス状況ファイル」を参照し、全ての未確認ユー
ザを検索して所定のフォーマットで集計し、管理情報を
生成(ステップS84、85)した後、その管理情報を
LAN経由で検索端末31へ転送する(ステップS8
6)という処理を行う。
【0035】したがって、この処理フローによれば、任
意の端末から所要の管理情報を知ることができるので、
例えば、ファクシミリ装置の管理者やLANの管理者等
による受信ファクシミリデータの遠隔管理(リモート管
理)を行うことができる。図15は、図14の変形例で
あり、受信ファクシミリデータの局所管理(ローカル管
理)を行うものである。すなわち、図15との相違点
は、ファクシミリ装置の操作卓から管理用メニューを選
択する点(ステップS87)、メニューからアクセス状
況情報プリントを選択する点(ステップS88)、集計
した管理情報を文字フォントに変換しメモリに展開する
点(ステップS89)、及び、メモリに展開した管理情
報情報をファクシミリ装置のプロッタに出力する点(ス
テップS90)にある。
【0036】この処理フローによれば、LANを使用し
ないため、例えば、LANの障害時や保守整備中でも所
要の管理情報の取得を支障なく行うことができる。図1
6は、図14と図15のフローを併用したもので、LA
N上の任意の端末からのメニュー選択により、ファクシ
ミリ装置のプロッタに管理情報を出力するようにしたも
のである。なお、図14及び図15と共通のステップに
は同一の番号を付すとともにその説明を省略する。
【0037】この処理フローによれば、ファクシミリ装
置のプロッタに管理情報を出力できるため、例えば、ネ
ットワークプリンタを使用できない場合に適用できる。
図17は、所要の管理情報を特定のファクシミリ端末に
出力するためのフローであり、図14との相違は、メニ
ューの「アクセス状況情報FAX送信」を選択する点
(ステップS91)、集計した管理情報をファクシミリ
送信に適した形式に変換する点(ステップS92)、及
び、その変換情報をあらかじめ設定されているファクシ
ミリ番号に送信する点(ステップS93)である。
【0038】この処理フローによれば、任意のファクシ
ミリ端末に管理情報を送信できるため、例えば、ネット
ワークから離れた場所で受信ファクシミリデータの管理
を行うことができる。図18は、未確認ユーザの存在す
る受信ファクシミリデータの先頭ページを印刷出力する
ためのフローであり、図14との相違は、メニューの
「確認済でない1ページプリント」を選択する点(ステ
ップS94)、その受信ファクシミリデータの先頭ペー
ジ(1ページ目)を読み出し所要の信号処理を施してメ
モリに展開する点(ステップS95)、メモリに展開し
たデータをプロッタに出力した後、未確認ユーザが存在
する全ての受信ファクシミリデータについて、以上の処
理(先頭ページの取り出し、メモリへの展開及びプリン
ト出力)を繰り返す点(ステップS96)にある。
【0039】この処理フローによれば、未確認ユーザの
存在する受信ファクシミリデータの先頭ページが印刷物
として出力されるため、例えば、その印刷ページを当該
未確認ユーザに配布(見せる)することにより、その受
信ファクシミリデータの必要/不必要を直ちに判断させ
ることができる。図19は、未確認ユーザが存在する受
信ファクシミリデータを削除する際の好ましいフローで
ある。
【0040】このフローでは、まず、ディスク装置の空
きスペースが残り少ない場合に、そのディスク装置に記
憶されている受信ファクシミリデータのなかから、所定
の保存期間を経過しているもの(又はその保存期間に一
致しているもの若しくはその保存期間に接近しているも
の)を見つけ出し(ステップS97)、削除対象のデー
タがある場合に(ステップS98)、その削除データの
「アクセス状況ファイル」を参照してその削除対象デー
タの未確認ユーザを検索する(ステップS99)。そし
て、未確認ユーザが存在する場合には(ステップS10
0)、その受信ファクシミリデータをディスク装置から
読み出し、信号処理を施してメモリに展開し(ステップ
S101)、メモリに展開したデータをプロッタに出力
して印刷(ステップS102)するという処理を、その
受信ファクシミリデータの全てのページについて繰り返
した後(ステップS103)、当該受信ファクシミリデ
ータをディスク装置から削除し(ステップ104)、さ
らに、削除対象の他の受信ファクシミリデータがあれば
それについても以上の処理を繰り返して実行する(ステ
ップS105)。
【0041】この処理フローによれば、未確認ユーザが
存在する受信ファクシミリデータを削除する際に、当該
受信ファクシミリデータの全ページを印刷物として残し
ておくことができる。
【0042】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、ネットワ
ーク上の端末からの要求に応答してその端末に一時記憶
中の受信ファクシミリデータの送信動作が行われたと
き、送信要求元の端末の識別情報又はその端末を利用し
ている利用者の識別情報と送信されるファクシミリデー
タの識別情報とが関連付けて第2記憶手段に記憶される
ため、この第2記憶手段の記憶内容を参照するだけで、
一時記憶中の受信ファクシミリデータの確認/未確認を
容易に区別できる。したがって、未確認データの不用意
な削除を回避できるという、従来技術にない有利な効果
が得られる。
【0043】請求項2記載の発明によれば、削除対象の
受信ファクシミリデータの未確認ユーザに対して、当該
受信ファクシミリデータを未確認である旨の通知を出す
ことができる。請求項3記載の発明によれば、その受信
ファクシミリデータのアクセス権限を有している特定の
ユーザに対してのみ、その受信ファクシミリデータの送
信を許容することができ、秘匿性を確保できる。
【0044】請求項4記載の発明によれば、その受信フ
ァクシミリデータのアクセス権限を有していない任意の
ユーザに対しても、その受信ファクシミリデータに限っ
て送信を許容することができ、回覧等の便宜を図ること
ができる。請求項5記載の発明によれば、一時記憶中の
受信ファクシミリデータを削除する際に、未確認ユーザ
が存在する受信ファクシミリデータの削除を禁止するこ
とができる。
【0045】請求項6記載の発明によれば、未確認ユー
ザが存在する受信ファクシミリデータの先頭ページを印
刷でき、この先頭ページには、通常、発信者名のほかに
宛先名(未確認ユーザ名に相当)やファクシミリ文書の
表題などが記載されているから、当該印刷ページを見る
だけで、未確認ユーザ名や文書の概要など必要最小限の
情報を知ることができる。
【0046】請求項7の発明によれば、未確認ユーザが
存在する受信ファクシミリデータの全てのページを印刷
した後に、当該受信ファクシミリデータを削除するの
で、後日そのデータが必要となった場合でも事務処理上
の不都合を来たすことはない。請求項8の発明によれ
ば、削除対象の受信ファクシミリデータについて、その
データを確認すべきユーザの全てが確認動作を行ってい
ない場合、当該未確認ユーザの全てに対して通知を出す
ことができる。
【0047】請求項9の発明によれば、削除対象の受信
ファクシミリデータについて、そのデータを確認すべき
ユーザの全てが確認動作を行っていない場合、当該未確
認ユーザの全てを網羅したリストを印刷し又はディスプ
レイに出力し若しくは所定の端末又はネットワークプリ
ンタに出力し若しくは電話回線網を介して所定のファク
シミリ装置に出力することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のファクシミリ装置における一実施例の
構成図である。
【図2】OAネットワークシステム例の構成図である。
【図3】検索端末の構成図である。
【図4】テーブルの登録、更新又は削除の処理フローで
ある。
【図5】テーブルの一例概念図である。
【図6】定型のカバーページをファクシミリ送信する際
の処理フローである。
【図7】定型カバーページの一例を示す図である。
【図8】ファクシミリ受信時の処理フロー(1/2)で
ある。
【図9】ファクシミリ受信時の処理フロー(2/2)で
ある。
【図10】受信ファクシミリデータの検索処理のフロー
である。
【図11】アクセス権限を有するユーザに限定した、受
信ファクシミリデータの印刷出力の処理フローである。
【図12】その受信ファクシミリデータに限って任意の
ユーザにアクセス権限を付与するための処理フローであ
る。
【図13】削除対象の受信ファクシミリデータの未確認
ユーザに対して通知を出すための処理フローである。
【図14】任意の端末からの要求に応じて全ての未確認
ユーザのリストを収集し、当該端末に転送するための処
理フローである。
【図15】ファクシミリ装置の操作卓からの要求に応じ
て全ての未確認ユーザのリストを収集し、当該ファクシ
ミリ装置のプロッタに出力するための処理フローであ
る。
【図16】任意の端末からの要求に応じて全ての未確認
ユーザのリストを収集し、ファクシミリ装置のプロッタ
に出力するための処理フローである。
【図17】任意の端末からの要求に応じて全ての未確認
ユーザのリストを収集し、あらかじめ設定されたファク
シミリ端末に送信するための処理フローである。
【図18】未確認ユーザが存在する受信ファクシミリデ
ータの先頭ページを印刷出力するための処理フローであ
る。
【図19】未確認ユーザが存在する受信ファクシミリデ
ータを削除する際に、その受信ファクシミリデータの全
てのページを印刷するための処理フローである。
【符号の説明】
2:主制御部(送信手段) 5:網制御装置(受信手段) 9:メモリ(第2記憶手段) 11:ディスク装置(第1記憶手段)

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ファクシミリデータを受信する受信手段
    と、 受信手段で受信されたファクシミリデータを一時記憶す
    る第1記憶手段と、 ネットワーク上の端末からの要求に応答して前記第1記
    憶手段に記憶されたファクシミリデータの一部又は全て
    をその端末宛てに送信する送信手段と、 前記送信手段によって送信動作が行われたとき、送信要
    求元の端末の識別情報又はその端末を利用している利用
    者の識別情報と送信されるファクシミリデータの識別情
    報とを関連付けて記憶する第2記憶手段と、を備えたこ
    とを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】受信ファクシミリデータに含まれる発信者
    情報に関係するネットワーク利用者に対し、その受信フ
    ァクシミリデータの一時記憶ファイルの識別情報を電子
    メールで通知することを特徴とする請求項1記載のファ
    クシミリ装置。
  3. 【請求項3】前記送信手段は、送信要求元の端末の利用
    者が、受信ファクシミリデータに含まれる発信者情報に
    関係するネットワーク利用者である場合に、送信動作を
    許容することを特徴とする請求項1記載のファクシミリ
    装置。
  4. 【請求項4】受信ファクシミリデータに含まれる発信者
    情報に関係するネットワーク利用者以外の利用者を、そ
    の受信ファクシミリデータに限り前記ネットワーク利用
    者と見做すことを特徴とする請求項2又は請求項3記載
    のファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】前記第1記憶手段に記憶されている全ての
    受信ファクシミリデータのうち所定の保存期間を過ぎよ
    うとしているもの又は既に保存期間を過ぎたものについ
    て、前記第2記憶手段を検索して送信動作の有無を調
    べ、送信動作が行われていない受信ファクシミリデータ
    以外の受信ファクシミリデータを削除することを特徴と
    する請求項1記載のファクシミリ装置。
  6. 【請求項6】前記第1記憶手段に記憶されている全ての
    受信ファクシミリデータのうち所定の保存期間を過ぎよ
    うとしているもの又は既に保存期間を過ぎたものについ
    て、前記第2記憶手段を検索して送信動作の有無を調
    べ、送信動作が行われていない受信ファクシミリデータ
    の先頭ページを印刷出力することを特徴とする請求項1
    記載のファクシミリ装置。
  7. 【請求項7】前記第1記憶手段に記憶されている全ての
    受信ファクシミリデータのうち所定の保存期間を過ぎよ
    うとしているもの又は既に保存期間を過ぎたものについ
    て、前記第2記憶手段を検索して送信動作の有無を調
    べ、送信動作が行われていない受信ファクシミリデータ
    の全てを印刷出力し、印刷出力の正常終了後に、送信動
    作が行われていない受信ファクシミリデータを含む受信
    ファクシミリデータを削除することを特徴とする請求項
    1記載のファクシミリ装置。
  8. 【請求項8】前記第1記憶手段に記憶されている全ての
    受信ファクシミリデータのうち所定の保存期間を過ぎよ
    うとしているもの又は既に保存期間を過ぎたものについ
    て、前記第2記憶手段を検索し、受信ファクシミリデー
    タに含まれる発信者情報に関係するネットワーク利用者
    及び該ネットワーク利用者以外の利用者であってその受
    信ファクシミリデータに限り前記ネットワーク利用者と
    見做された利用者(見做し利用者)に対する送信動作の
    有無を調べ、送信動作が行われていない前記利用者及び
    見做し利用者に対してその受信ファクシミリデータの一
    時記憶ファイルの識別情報を電子メールで通知すること
    を特徴とする請求項1記載のファクシミリ装置。
  9. 【請求項9】前記第1記憶手段に記憶されている全ての
    受信ファクシミリデータのうち所定の保存期間を過ぎよ
    うとしているもの又は既に保存期間を過ぎたものについ
    て、前記第2記憶手段を検索し、受信ファクシミリデー
    タに含まれる発信者情報に関係するネットワーク利用者
    及び該ネットワーク利用者以外の利用者であってその受
    信ファクシミリデータに限り前記ネットワーク利用者と
    見做された利用者(見做し利用者)に対する送信動作の
    有無を調べ、送信動作が行われていない前記利用者及び
    見做し利用者のリストを印刷し又はディスプレイに出力
    し若しくは所定の端末又はネットワークプリンタに出力
    し若しくは電話回線網を介して所定のファクシミリ装置
    に出力することを特徴とする請求項1記載のファクシミ
    リ装置。
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