JPH09233248A - ファクシミリ装置 - Google Patents
ファクシミリ装置Info
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- JPH09233248A JPH09233248A JP8058534A JP5853496A JPH09233248A JP H09233248 A JPH09233248 A JP H09233248A JP 8058534 A JP8058534 A JP 8058534A JP 5853496 A JP5853496 A JP 5853496A JP H09233248 A JPH09233248 A JP H09233248A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 送信原稿の読取りとメモリへの格納前に、フ
ァクシミリ送信の状態が把握でき、送信の実行を的確に
判断し、ファクシミリ送信を効率的に行えるフアクシミ
リ装置を提供する。 【解決手段】 送信原稿のセットで送信原稿の読取り前
に、CPU1の判定手段により、送信原稿の全データ量
が、原稿サイズ、読取線密度、読取モードにより予測演
算され、全データのハードディスク9への格納の可能性
か判定され、全データの格納が不可能な時、オペレータ
は、格納可能部分だけをハードディスク9に格納し先行
送信するか、読取モードや読取線密度の変更、前回の原
稿の送信によりハードディスク9の空き容量が増加し、
全データの格納が可能となった時点で送信するかが選択
でき、送信状態の事前把握で、緊急情報の一部の先行送
信で緊急事態に対処し、通常情報は一括送信可能な時点
で自動的に送信し、ファクシミリ送信を効果的且つ効率
的に実行可能になる。
ァクシミリ送信の状態が把握でき、送信の実行を的確に
判断し、ファクシミリ送信を効率的に行えるフアクシミ
リ装置を提供する。 【解決手段】 送信原稿のセットで送信原稿の読取り前
に、CPU1の判定手段により、送信原稿の全データ量
が、原稿サイズ、読取線密度、読取モードにより予測演
算され、全データのハードディスク9への格納の可能性
か判定され、全データの格納が不可能な時、オペレータ
は、格納可能部分だけをハードディスク9に格納し先行
送信するか、読取モードや読取線密度の変更、前回の原
稿の送信によりハードディスク9の空き容量が増加し、
全データの格納が可能となった時点で送信するかが選択
でき、送信状態の事前把握で、緊急情報の一部の先行送
信で緊急事態に対処し、通常情報は一括送信可能な時点
で自動的に送信し、ファクシミリ送信を効果的且つ効率
的に実行可能になる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、送信情報が符号圧
縮されて格納されるメモリを備えたファクシミリ装置に
関する。
縮されて格納されるメモリを備えたファクシミリ装置に
関する。
【0002】■
【従来の技術】送信情報が符号圧縮されて格納されるメ
モリを備えたファクシミリ装置では、装置にセットされ
た送信原稿がスキャナで読み取られ、読み取られた送信
情報は、符号圧縮されてメモリに格納され、メモリから
逐次読み出されて、所謂ファクシミリのメモリ送信が行
われる。この場合、従来のファクシミリ装置では、送信
原稿をセットし、読取り条件を選択し、宛先を指定して
スタート釦を操作すると、送信原稿が読み取られてメモ
リに格納される。
モリを備えたファクシミリ装置では、装置にセットされ
た送信原稿がスキャナで読み取られ、読み取られた送信
情報は、符号圧縮されてメモリに格納され、メモリから
逐次読み出されて、所謂ファクシミリのメモリ送信が行
われる。この場合、従来のファクシミリ装置では、送信
原稿をセットし、読取り条件を選択し、宛先を指定して
スタート釦を操作すると、送信原稿が読み取られてメモ
リに格納される。
【0003】従来のファクシミリ装置では、送信原稿の
読取り格納の過程で、メモリの残容量がなくなると、デ
ィスプレイに「メモリの残容量がなくなりました。メモ
リの格納原稿を消去しますか?」というメッセージが表
示され、オペレータが格納原稿の消去を選択すると、メ
モリに格納された現在までの送信原稿は全て消去され
る。また、オペレータが格納原稿の消去を選択しない場
合には、送信操作を行うことによって、送信原稿のメモ
リに格納された分だけが送信されていた。
読取り格納の過程で、メモリの残容量がなくなると、デ
ィスプレイに「メモリの残容量がなくなりました。メモ
リの格納原稿を消去しますか?」というメッセージが表
示され、オペレータが格納原稿の消去を選択すると、メ
モリに格納された現在までの送信原稿は全て消去され
る。また、オペレータが格納原稿の消去を選択しない場
合には、送信操作を行うことによって、送信原稿のメモ
リに格納された分だけが送信されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、従来
のファクシミリ装置では、複数頁からなる送信原稿をメ
モリ送信する場合、送信原稿の読取り格納の過程で、メ
モリの残容量がなくなると、メモリの格納原稿を全て消
去するか、格納分だけの原稿の送信を行うかの選択が行
われる。このために、メモリの消去を行う場合には、そ
れまでの送信原稿の読取り格納の動作が無駄となり、格
納分だけの送信を行う場合には、複数頁の送信原稿が分
割されて送信されるので、送信側及び受信側での送信文
書或いは受信文書の管理が複雑になるという問題があっ
た。
のファクシミリ装置では、複数頁からなる送信原稿をメ
モリ送信する場合、送信原稿の読取り格納の過程で、メ
モリの残容量がなくなると、メモリの格納原稿を全て消
去するか、格納分だけの原稿の送信を行うかの選択が行
われる。このために、メモリの消去を行う場合には、そ
れまでの送信原稿の読取り格納の動作が無駄となり、格
納分だけの送信を行う場合には、複数頁の送信原稿が分
割されて送信されるので、送信側及び受信側での送信文
書或いは受信文書の管理が複雑になるという問題があっ
た。
【0005】本発明は、前述したようなファクシミリ装
置におけるメモリ送信の現状に鑑みてなされたものであ
り、その目的は、送信原稿の読取りとメモリへの格納前
に、ファクシミリ送信の状態が把握でき、送信の実行に
ついて的確な判断をして、ファクシミリ送信を効率的に
行うことが可能なフアクシミリ装置を提供することにあ
る。
置におけるメモリ送信の現状に鑑みてなされたものであ
り、その目的は、送信原稿の読取りとメモリへの格納前
に、ファクシミリ送信の状態が把握でき、送信の実行に
ついて的確な判断をして、ファクシミリ送信を効率的に
行うことが可能なフアクシミリ装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、スキャナにより読み取られ
た送信原稿の送信情報が、符号圧縮されて格納されるメ
モリを備えたファクシミリ装置であり、前記送信原稿の
前記ファクシミリ装置へのセットを検出する検出手段
と、該検出手段による前記送信原稿のセットの検出で作
動可能に設定され、前記送信原稿のサイズ、読取線密
度、読取モード及び前記メモリの残容量に基づき、前記
送信情報の前記メモリへの格納の可能性を判定する判定
手段と、該判定手段により、前記送信情報の全てを前記
メモリに格納することが不可能であると判定されると、
警報動作を行う警報手段とを有することを特徴とするも
のである。
に、請求項1記載の発明は、スキャナにより読み取られ
た送信原稿の送信情報が、符号圧縮されて格納されるメ
モリを備えたファクシミリ装置であり、前記送信原稿の
前記ファクシミリ装置へのセットを検出する検出手段
と、該検出手段による前記送信原稿のセットの検出で作
動可能に設定され、前記送信原稿のサイズ、読取線密
度、読取モード及び前記メモリの残容量に基づき、前記
送信情報の前記メモリへの格納の可能性を判定する判定
手段と、該判定手段により、前記送信情報の全てを前記
メモリに格納することが不可能であると判定されると、
警報動作を行う警報手段とを有することを特徴とするも
のである。
【0007】同様に前記目的を達成するために、請求項
2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記判
定手段が、前記送信原稿のセットから、前記送信原稿の
解除までの間に生じる前記メモリの残容量の変化、前記
読取モード及び前記読取線密度の変更に対応して、前記
送信情報の前記メモリへの格納の可能性を判定し、前記
判定手段が、前記送信情報の全ての格納が可能であると
判定した時点で、前記スキャナが前記送信原稿の読取り
を開始することを特徴とするものである。
2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記判
定手段が、前記送信原稿のセットから、前記送信原稿の
解除までの間に生じる前記メモリの残容量の変化、前記
読取モード及び前記読取線密度の変更に対応して、前記
送信情報の前記メモリへの格納の可能性を判定し、前記
判定手段が、前記送信情報の全ての格納が可能であると
判定した時点で、前記スキャナが前記送信原稿の読取り
を開始することを特徴とするものである。
【0008】同様に前記目的を達成するために、請求項
3記載の発明は、請求項1または請求項2記載の発明に
対して、前記警報手段の動作時点を、前記送信原稿のセ
ット時と、前記送信原稿の読取開始釦の操作時との何れ
かに切り換える切換手段が設けられていることを特徴と
するものである。
3記載の発明は、請求項1または請求項2記載の発明に
対して、前記警報手段の動作時点を、前記送信原稿のセ
ット時と、前記送信原稿の読取開始釦の操作時との何れ
かに切り換える切換手段が設けられていることを特徴と
するものである。
【0009】同様に前記目的を達成するために、請求項
4記載の発明は、請求項1ないし請求項3の何れかに記
載の発明に対して、前記警報手段の動作時に、装置のス
タート釦を操作することにより、前記送信原稿を読取可
能部分まで読取り、読み取った副走査長を表示する制御
手段が設けられていることを特徴とするものである。
4記載の発明は、請求項1ないし請求項3の何れかに記
載の発明に対して、前記警報手段の動作時に、装置のス
タート釦を操作することにより、前記送信原稿を読取可
能部分まで読取り、読み取った副走査長を表示する制御
手段が設けられていることを特徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の一実施の形態
を、図1及び図2を参照して説明する。図1は本実施の
形態の要部の構成を示すブロック図、図2は本実施の形
態の動作を示すフローチャートである。
を、図1及び図2を参照して説明する。図1は本実施の
形態の要部の構成を示すブロック図、図2は本実施の形
態の動作を示すフローチャートである。
【0011】本実施の形態では、図1に示すように、全
体の動作を制御するCPU1に、バスBを介して、ファ
クシミリ装置の制御プログラムが格納されたROM2、
ファクシミリ送受信動作時に、各種のデータの書き込み
及び読み出しが行われるRAM3、読取り線密度選択
釦、読取モード選択釦、警報時点選択釦などの操作釦、
及び警報メッセージやガイダンスメッセージが表示され
る表示器を備えた操作パネル7が接続されている。ま
た、CPU1にバスBを介して、原稿のセット或いは解
除を検出するセットセンサ、原稿サイズを検出するサイ
ズセンサなど各種のセンサ群8、送信原稿の読取りを行
うスキャナ4、読取り情報の符号圧縮と受信情報の再生
を行う符号圧縮再生部10、及び符号圧縮された読取り
情報が格納されるハードディスク9が接続されている。
さらに、CPU1にバスBを介して、回線とのインタフ
ェース動作を行う通信ユニット11、受信情報がページ
毎に格納されるページメモリ5、及びページメモリ5か
らページ毎に受信情報読み出してプリントするプロッタ
6が接続されている。
体の動作を制御するCPU1に、バスBを介して、ファ
クシミリ装置の制御プログラムが格納されたROM2、
ファクシミリ送受信動作時に、各種のデータの書き込み
及び読み出しが行われるRAM3、読取り線密度選択
釦、読取モード選択釦、警報時点選択釦などの操作釦、
及び警報メッセージやガイダンスメッセージが表示され
る表示器を備えた操作パネル7が接続されている。ま
た、CPU1にバスBを介して、原稿のセット或いは解
除を検出するセットセンサ、原稿サイズを検出するサイ
ズセンサなど各種のセンサ群8、送信原稿の読取りを行
うスキャナ4、読取り情報の符号圧縮と受信情報の再生
を行う符号圧縮再生部10、及び符号圧縮された読取り
情報が格納されるハードディスク9が接続されている。
さらに、CPU1にバスBを介して、回線とのインタフ
ェース動作を行う通信ユニット11、受信情報がページ
毎に格納されるページメモリ5、及びページメモリ5か
らページ毎に受信情報読み出してプリントするプロッタ
6が接続されている。
【0012】そして、本実施の形態では、CPU1に、
読取原稿サイズ、読取線密度、読取モード、及びハード
ディスク9の残容量に基づき、送信情報のハードディス
ク9への格納の可能性を判定する判定手段、判定手段に
よって送信情報の全てをハードディスク9に格納するこ
とができないと判定されると、操作パネル7に警報メッ
セージを表示する警報手段が設けられている。さらに、
本実施の形態では、CPU1は、警報メッセージの表示
後に、操作パネル7のスタート釦が再操作されると、送
信情報を、ハードディスク17に格納可能な分だけ格納
し、格納された送信情報のみ先に送信し、警報メッセー
ジの表示後に、操作パネル7のスタート釦が再操作され
ないと、前回の送信情報の送信、或いは、読取線密度や
読取モードの変更によるハードディスク17の空き容量
の増加によって、送信情報の全てが格納可能になった時
点で、送信情報をハードディスク17に格納し、ファク
シミリの送信動作を行う機能を有している。
読取原稿サイズ、読取線密度、読取モード、及びハード
ディスク9の残容量に基づき、送信情報のハードディス
ク9への格納の可能性を判定する判定手段、判定手段に
よって送信情報の全てをハードディスク9に格納するこ
とができないと判定されると、操作パネル7に警報メッ
セージを表示する警報手段が設けられている。さらに、
本実施の形態では、CPU1は、警報メッセージの表示
後に、操作パネル7のスタート釦が再操作されると、送
信情報を、ハードディスク17に格納可能な分だけ格納
し、格納された送信情報のみ先に送信し、警報メッセー
ジの表示後に、操作パネル7のスタート釦が再操作され
ないと、前回の送信情報の送信、或いは、読取線密度や
読取モードの変更によるハードディスク17の空き容量
の増加によって、送信情報の全てが格納可能になった時
点で、送信情報をハードディスク17に格納し、ファク
シミリの送信動作を行う機能を有している。
【0013】このような構成の本実施の形態の動作を、
図2のフローチャートに基づいて説明する。ファクシミ
リ送信に際しては、オペレータは、送信原稿を装置にセ
ットし、操作パネル7により、読取線密度と2値読取か
多値読取かの読取モードとを設定する。図2のステップ
S1で、センサ群8のセットセンサによつて、送信原稿
がセットされたか否かが判定され、送信原稿のセットが
判定されると、ステップS2で、センサ群8のサイズセ
ンサにより送信原稿のサイズが、ステップS3で、セン
サ群8の線密度センサにより読取線密度が、ステップS
4で、センサ群8のモードセンサにより、2値読取か多
値読取かの読取モードがそれぞれ検出される。次いで、
ステップS5に進んで、CPU1の判定手段によって、
センサ群8で検出された送信原稿サイズ、読取線密度、
及び読取モードに基づいて、送信原稿1ページ当たりの
符号圧縮後のデータ量が予測演算され、送信原稿の枚数
を考慮して、送信原稿全体のデータ量が予測演算され
る。
図2のフローチャートに基づいて説明する。ファクシミ
リ送信に際しては、オペレータは、送信原稿を装置にセ
ットし、操作パネル7により、読取線密度と2値読取か
多値読取かの読取モードとを設定する。図2のステップ
S1で、センサ群8のセットセンサによつて、送信原稿
がセットされたか否かが判定され、送信原稿のセットが
判定されると、ステップS2で、センサ群8のサイズセ
ンサにより送信原稿のサイズが、ステップS3で、セン
サ群8の線密度センサにより読取線密度が、ステップS
4で、センサ群8のモードセンサにより、2値読取か多
値読取かの読取モードがそれぞれ検出される。次いで、
ステップS5に進んで、CPU1の判定手段によって、
センサ群8で検出された送信原稿サイズ、読取線密度、
及び読取モードに基づいて、送信原稿1ページ当たりの
符号圧縮後のデータ量が予測演算され、送信原稿の枚数
を考慮して、送信原稿全体のデータ量が予測演算され
る。
【0014】ステップS6において、操作パネル7の警
報時点選択釦で、警報手段が送信原稿のセット時に作動
するように設定されているか否かが判定され、ステップ
S6の判定がYESであると、ステップS7において、
判定手段によって、予測演算された送信原稿全体のデー
タ量と、ハードディスク9の空き容量とが比較され、演
算された送信原稿全体のデータ量が、ハードディスク9
の空き容量に格納可能か否かの判定が行われる。
報時点選択釦で、警報手段が送信原稿のセット時に作動
するように設定されているか否かが判定され、ステップ
S6の判定がYESであると、ステップS7において、
判定手段によって、予測演算された送信原稿全体のデー
タ量と、ハードディスク9の空き容量とが比較され、演
算された送信原稿全体のデータ量が、ハードディスク9
の空き容量に格納可能か否かの判定が行われる。
【0015】ステップS7で、送信原稿全体のデータ量
が、ハードディスク9の空き容量に格納可能であると判
定されると、ステップS8において、すでに行われてい
る警報の表示があればその表示が解除され、ステップS
9に進んで、操作パネル7のスタート釦が操作されてい
るか否かが判定され、ステップS9の判定がNOである
と、ステップS10に進んで、送信原稿が解除されてい
るか否かが判定され、ステップS10の判定がNOであ
るとステップS9に戻り、ステップS10の判定がYE
SであるとステップS1に戻る。
が、ハードディスク9の空き容量に格納可能であると判
定されると、ステップS8において、すでに行われてい
る警報の表示があればその表示が解除され、ステップS
9に進んで、操作パネル7のスタート釦が操作されてい
るか否かが判定され、ステップS9の判定がNOである
と、ステップS10に進んで、送信原稿が解除されてい
るか否かが判定され、ステップS10の判定がNOであ
るとステップS9に戻り、ステップS10の判定がYE
SであるとステップS1に戻る。
【0016】ステップS9で、操作パネル7のスタート
釦が操作されていると判定されると、ステップS11に
進んで、送信原稿全体のデータ量が、ハードディスク9
の空き容量に格納可能であることが確認され、ステップ
S14において、スキャナ4によって、送信原稿の読取
りが行われ、読取られた送信情報が、符号圧縮再生部1
0で符号圧縮され、ステップS15で、ハードディスク
9に格納される。次いで、ステップS16では、ハード
ディスク9の残容量が操作パネル7の表示器にパーセン
ト表示され、ステップS17に進んで、操作パネル7の
スタート釦が再操作されたか否かが判定され、この場合
はステップS17の判定はNOなので、ステップS17
からステップS1に戻る。
釦が操作されていると判定されると、ステップS11に
進んで、送信原稿全体のデータ量が、ハードディスク9
の空き容量に格納可能であることが確認され、ステップ
S14において、スキャナ4によって、送信原稿の読取
りが行われ、読取られた送信情報が、符号圧縮再生部1
0で符号圧縮され、ステップS15で、ハードディスク
9に格納される。次いで、ステップS16では、ハード
ディスク9の残容量が操作パネル7の表示器にパーセン
ト表示され、ステップS17に進んで、操作パネル7の
スタート釦が再操作されたか否かが判定され、この場合
はステップS17の判定はNOなので、ステップS17
からステップS1に戻る。
【0017】一方、ステップS7で、送信原稿全体のデ
ータ量が、ハードディスク9の空き容量に格納不可能で
あると判定された場合、或いはステップS11の判定が
NOであった場合には、ステップS12に進んで、CP
U1の警報手段によって、操作パネル7の表示器に「メ
モリの空き容量が不足です。格納可能な分だけ送信する
場合は、スタート釦を再操作してください。」という警
報メッセージが表示される。そして、ステップS13
で、オペレータが操作パネル7のスタート釦を再操作し
たか否かが判定され、スタート釦が再操作されると、ス
テップS14に進んでスキャナ4によって、送信原稿の
読取りが行われ、読取られた送信情報が、符号圧縮再生
部10で符号圧縮され、ステップS15で、ハードディ
スク9に残容量がなくなるまで格納される。次いで、ス
テップS16では、ハードディスク9の残容量が操作パ
ネル7の表示器にパーセント表示され、ステップS17
に進んで、操作パネル7のスタート釦が再操作されたか
否かが判定され、この場合はステップS17の判定はY
ESなので、ステップS17からステップS18に進ん
で、操作パネル7の表示器に、副操作線長が表示され
る。
ータ量が、ハードディスク9の空き容量に格納不可能で
あると判定された場合、或いはステップS11の判定が
NOであった場合には、ステップS12に進んで、CP
U1の警報手段によって、操作パネル7の表示器に「メ
モリの空き容量が不足です。格納可能な分だけ送信する
場合は、スタート釦を再操作してください。」という警
報メッセージが表示される。そして、ステップS13
で、オペレータが操作パネル7のスタート釦を再操作し
たか否かが判定され、スタート釦が再操作されると、ス
テップS14に進んでスキャナ4によって、送信原稿の
読取りが行われ、読取られた送信情報が、符号圧縮再生
部10で符号圧縮され、ステップS15で、ハードディ
スク9に残容量がなくなるまで格納される。次いで、ス
テップS16では、ハードディスク9の残容量が操作パ
ネル7の表示器にパーセント表示され、ステップS17
に進んで、操作パネル7のスタート釦が再操作されたか
否かが判定され、この場合はステップS17の判定はY
ESなので、ステップS17からステップS18に進ん
で、操作パネル7の表示器に、副操作線長が表示され
る。
【0018】ステップS13でスタート釦が再操作され
ないと判定されると、ステップS1に戻って、同一の処
理が繰り返され、ハードディスク9にすでに格納されて
いる前回の送信原稿の送信情報の送信に伴って、ハード
デイスク9の空き容量が増加し、或いは、オペレータが
読取モードや読取線密度を変更することによって、送信
原稿全体のデータ量が、ハードディスク9の空き容量に
格納可能になると、ステップS7の判定がYESに変更
され、すでに述べたようにして、送信原稿のデータがハ
ードディスク9に格納される。
ないと判定されると、ステップS1に戻って、同一の処
理が繰り返され、ハードディスク9にすでに格納されて
いる前回の送信原稿の送信情報の送信に伴って、ハード
デイスク9の空き容量が増加し、或いは、オペレータが
読取モードや読取線密度を変更することによって、送信
原稿全体のデータ量が、ハードディスク9の空き容量に
格納可能になると、ステップS7の判定がYESに変更
され、すでに述べたようにして、送信原稿のデータがハ
ードディスク9に格納される。
【0019】このように、本実施の形態によると、送信
原稿のセットによって、スキャナ4による送信原稿の読
取りが行われる前に、CPU1の判定手段によって、送
信原稿の全データ量が、原稿サイズ、読取線密度、及び
読取モードに基づいて予測演算され、ハードディスク9
の空き容量と比較されて、送信原稿の全データがハード
ディスク9に格納可能であるか否かが判定される。そし
て、全データの格納が不可能と判定されると、オペレー
タは、格納可能な部分だけをハードディスク9に格納し
て先行してファクシミリ送信するか、或いは、読取モー
トや読取線密度の変更、または前回の原稿の送信による
ハードディスク9の空き容量の増加によって、全データ
の格納が可能になった時点で、一括してファクシミリ送
信するかの選択が可能になる。このために、本実施の形
態によると、オペレータは、送信原稿の読取り前に、フ
ァクシミリ送信の状態を把握でき、緊急情報は一部を先
行送信して、緊急事態に対処し、通常の情報は、一括し
て送信可能な時点で自動的に送信することが可能にな
り、ファクシミリ送信を効果的且つ効率的に行うことが
可能になる。
原稿のセットによって、スキャナ4による送信原稿の読
取りが行われる前に、CPU1の判定手段によって、送
信原稿の全データ量が、原稿サイズ、読取線密度、及び
読取モードに基づいて予測演算され、ハードディスク9
の空き容量と比較されて、送信原稿の全データがハード
ディスク9に格納可能であるか否かが判定される。そし
て、全データの格納が不可能と判定されると、オペレー
タは、格納可能な部分だけをハードディスク9に格納し
て先行してファクシミリ送信するか、或いは、読取モー
トや読取線密度の変更、または前回の原稿の送信による
ハードディスク9の空き容量の増加によって、全データ
の格納が可能になった時点で、一括してファクシミリ送
信するかの選択が可能になる。このために、本実施の形
態によると、オペレータは、送信原稿の読取り前に、フ
ァクシミリ送信の状態を把握でき、緊急情報は一部を先
行送信して、緊急事態に対処し、通常の情報は、一括し
て送信可能な時点で自動的に送信することが可能にな
り、ファクシミリ送信を効果的且つ効率的に行うことが
可能になる。
【0020】
【発明の効果】請求項1記載の発明によると、検出手段
によって送信原稿のファクシミリ装置へのセットが検出
されると、判定手段が作動して、読取原稿のサイズ、読
取線密度、読取モード及び送信情報が符号圧縮されて格
納されるメモリの残容量に基づいて、送信情報のメモリ
への格納の可能性が判定され、送信情報の全てをメモリ
に格納することが不可能であると判定されると、警報手
段が警報動作を行うので、送信原稿をセットすると、ス
キャナによる送信原稿の読取り前の時点で、ファクシミ
リ送信の状態が直ちに把握でき、送信の実行について的
確に判断をして、効率的にファクシミリ送信を行うこと
が可能になる。
によって送信原稿のファクシミリ装置へのセットが検出
されると、判定手段が作動して、読取原稿のサイズ、読
取線密度、読取モード及び送信情報が符号圧縮されて格
納されるメモリの残容量に基づいて、送信情報のメモリ
への格納の可能性が判定され、送信情報の全てをメモリ
に格納することが不可能であると判定されると、警報手
段が警報動作を行うので、送信原稿をセットすると、ス
キャナによる送信原稿の読取り前の時点で、ファクシミ
リ送信の状態が直ちに把握でき、送信の実行について的
確に判断をして、効率的にファクシミリ送信を行うこと
が可能になる。
【0021】請求項2記載の発明によると、請求項1記
載の発明で得られる効果に加えて、判定手段が、送信原
稿のセットから解除までの間に生じるメモリの残容量の
変化、読取モード及び読取線密度の変更に応じて、送信
原稿のメモリへの格納の可能性を判定し、判定手段が、
送信情報の全てがメモリに格納可能であると判定した時
点で、スキャナによる送信原稿の読取りが開始されるの
で、メモリに格納されている未送信情報の送信終了、或
いは読取線密度や読取モードの変更後直ちに、セットさ
れた送信原稿を効率的に送信することが可能になる。
載の発明で得られる効果に加えて、判定手段が、送信原
稿のセットから解除までの間に生じるメモリの残容量の
変化、読取モード及び読取線密度の変更に応じて、送信
原稿のメモリへの格納の可能性を判定し、判定手段が、
送信情報の全てがメモリに格納可能であると判定した時
点で、スキャナによる送信原稿の読取りが開始されるの
で、メモリに格納されている未送信情報の送信終了、或
いは読取線密度や読取モードの変更後直ちに、セットさ
れた送信原稿を効率的に送信することが可能になる。
【0022】請求項3記載の発明によると、請求項1ま
たは請求項2記載の発明で得られる効果に加えて、切換
手段によって、警報手段の動作時点を、送信原稿のセッ
ト時と、送信原稿の読取開始釦の操作時とのオペレータ
が確認し易い何れかの時点に切り換え可能なので、ファ
クシミリ装置の使用効率を向上させることが可能にな
る。
たは請求項2記載の発明で得られる効果に加えて、切換
手段によって、警報手段の動作時点を、送信原稿のセッ
ト時と、送信原稿の読取開始釦の操作時とのオペレータ
が確認し易い何れかの時点に切り換え可能なので、ファ
クシミリ装置の使用効率を向上させることが可能にな
る。
【0023】請求項4記載の発明によると、請求項1な
いし請求項3の何れかに記載の発明で得られる効果に加
えて、警報手段の動作時に、装置のスタート釦を操作す
ることにより、制御手段が作動して、送信原稿が読取可
能部分まで読取られ、読み取った副走査長が表示される
ので、緊急時に送信原稿の読取り可能な部分を至急に先
行送信することが可能になる。
いし請求項3の何れかに記載の発明で得られる効果に加
えて、警報手段の動作時に、装置のスタート釦を操作す
ることにより、制御手段が作動して、送信原稿が読取可
能部分まで読取られ、読み取った副走査長が表示される
ので、緊急時に送信原稿の読取り可能な部分を至急に先
行送信することが可能になる。
【図1】本発明の一実施の形態の要部の構成を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図2】■同実施の形態の動作を示すフローチャートで
ある。
ある。
1 CPU 4 スキャナ 7 操作パネル 8 センサ群 9 ハードディスク 10 符号圧縮再生部 11 通信ユニット
Claims (4)
- 【請求項1】 スキャナにより読み取られた送信情報
が、符号圧縮されて格納されるメモリを備えたファクシ
ミリ装置であり、 前記送信原稿の前記ファクシミリ装置へのセットを検出
する検出手段と、 該検出手段による前記送信原稿のセットの検出で作動可
能に設定され、前記送信原稿のサイズ、読取線密度、読
取モード及び前記メモリの残容量に基づき、前記送信情
報の前記メモリへの格納の可能性を判定する判定手段
と、 該判定手段により、前記送信情報の全てを前記メモリに
格納することが不可能であると判定されると、警報動作
を行う警報手段とを有することを特徴とするファクシミ
リ装置。 - 【請求項2】 請求項1記載のファクシミリ装置におい
て、前記判定手段が、前記送信原稿のセットから、前記
送信原稿の解除までの間に生じる前記メモリの残容量の
変化、前記読取モード及び前記読取線密度の変更に対応
して、前記送信情報の前記メモリへの格納の可能性を判
定し、前記判定手段が、前記送信情報の全ての格納が可
能であると判定した時点で、前記スキャナが前記送信原
稿の読取りを開始することを特徴とするファクシミリ装
置。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2記載のファクシ
ミリ装置に対して、前記警報手段の動作時点を、前記送
信原稿のセット時と、前記送信原稿の読取開始釦の操作
時との何れかに切り換える切換手段が設けられているこ
とを特徴とするファクシミリ装置。 - 【請求項4】 請求項1ないし請求項3の何れかに記載
のファクシミリ装置に対して、前記警報手段の動作時
に、装置のスタート釦を操作することにより、前記送信
原稿を読取可能部分まで読取り、読み取った副走査長を
表示する制御手段が設けられていることを特徴とするフ
ァクシミリ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8058534A JPH09233248A (ja) | 1996-02-20 | 1996-02-20 | ファクシミリ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8058534A JPH09233248A (ja) | 1996-02-20 | 1996-02-20 | ファクシミリ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09233248A true JPH09233248A (ja) | 1997-09-05 |
Family
ID=13087112
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8058534A Pending JPH09233248A (ja) | 1996-02-20 | 1996-02-20 | ファクシミリ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09233248A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6967731B1 (en) | 2000-02-18 | 2005-11-22 | Panasonic Communications Co., Ltd. | Multifunction apparatus and data printing method |
JP2007013956A (ja) * | 2005-06-29 | 2007-01-18 | Xerox Corp | データ転送可能性予測装置 |
JP2007096931A (ja) * | 2005-09-29 | 2007-04-12 | Kyocera Mita Corp | 画像処理装置及び画像形成装置 |
-
1996
- 1996-02-20 JP JP8058534A patent/JPH09233248A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6967731B1 (en) | 2000-02-18 | 2005-11-22 | Panasonic Communications Co., Ltd. | Multifunction apparatus and data printing method |
JP2007013956A (ja) * | 2005-06-29 | 2007-01-18 | Xerox Corp | データ転送可能性予測装置 |
JP2007096931A (ja) * | 2005-09-29 | 2007-04-12 | Kyocera Mita Corp | 画像処理装置及び画像形成装置 |
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