JPH0923215A - Crcにおけるデータチェック回路 - Google Patents

Crcにおけるデータチェック回路

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JPH0923215A
JPH0923215A JP17169595A JP17169595A JPH0923215A JP H0923215 A JPH0923215 A JP H0923215A JP 17169595 A JP17169595 A JP 17169595A JP 17169595 A JP17169595 A JP 17169595A JP H0923215 A JPH0923215 A JP H0923215A
Authority
JP
Japan
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data
crc
shift register
bit
frame
Prior art date
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Pending
Application number
JP17169595A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuo Terasaki
宣生 寺崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Meidensha Corp, Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Meidensha Corp
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Publication of JPH0923215A publication Critical patent/JPH0923215A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 CRCデータ内に固定ビット「1」が存在す
る場合でもCRC検定を可能にする。 【解決手段】 第2フレームのヘッダ(フラグ)が入っ
たところでカウンタをクリアし、以降1ビット受信毎に
カウンタがインクリメントされるデータ受信部シフトレ
ジスタ1と、第2フレームのデータの先頭がシフトレジ
スタ1の0ビット位置にきたとき、生成多項式に基づい
てCRCチェッカー用データの生成を開始するCRCチ
ェッカー用データ生成部2と、第3のフレームのヘッダ
を受信したらシフトレジスタ1に入っているCRCデー
タの固定ビットをマスクするマスク手段と、このマスク
されたCRCデータとデータ生成部2で生成されたCR
Cデータとを比較する比較部3で構成する。シフトレジ
スタ1を設けCRCデータの固定ビットをマスクして生
成CRCデータとを比較しているので、固定ビット
「1」が存在してもCRC検定が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シリアル・データ
伝送におけるデータ誤り検出方法であるCRC(Cyeli
c,Redundacy Checks:周期冗長検査、巡回符号検査)に
おけるデータ・チェツク回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】CRCの検定方式には、大きく分けて、
ハードウェアによる検定方法とソフトウェアによる検定
方式がある。
【0003】図7にCRC−CCITTの概念図を示
す。(CRC−CCITT:ヨーロッパの標準BCC処
理として広く用いられている方式である。これは、8ビ
ット・キャラクタとして操作する場合はBCC累積が1
6ビットになる。生成多項式はF(x)=X16+X12
5+1である。この方法によればバースト誤り検出
は、最大16ビット長までとなる。) 図7の処理の内容をハードウェアまたはソフトウェアに
て実現する。ハードウェアによる検定方式は、シフトレ
ジスタを用いてCRCの演算を行う方式である。またソ
フトウェアによる検定方法は、ソフトウェア(プログラ
ム)によりCRCの演算を行う方式である。ソフトウェ
アによるCRCの演算は、ソフトウェアの負荷が大きく
なり、CPUの効率のよい処理/データ伝送ができなく
なる恐れがある。
【0004】ここでは、ハードウェアによるCRC検定
アルゴリズムについて述べる。
【0005】シリアル・データ伝送では一般的に、図8
に示すようなフォーマットで、データおよびCRC演算
されたCRCチェッカー用データが送受信される。送信
側では、送信データ部分で演算、生成されたCRCチェ
ッカー用データを付加してデータを送信する。受信側で
は、データ部分およびCRCチェッカー用データをCR
C検定回路に取り込み、送信側で生成した多項式と同じ
多項式で検定を行い、CRCチェッカー用データの最後
のデータまで演算を行った時、CRC検定用シフトレジ
スタ内のデータが全て「0」であることを確認すること
により検定を行う。(初期値が「0」の場合) 図7はCRCの演算装置(CRC回路)の構成を概念的
に示すもので、SRは15ビットのシフトレジスタ、E
XOR1〜3は排他的論理和回路である。EXOR1は
入力データDとレジスタSRのLSBのデータが入力
し、レジスタSRのMSBにはEXOR1の出力信号が
入力する。EXOR2はEXOR1の出力信号とレジス
タSRの11ビットのデータが入力しレジスタSRの1
0ビットに信号を出力する。EXOR3はEXOR1の
出力信号とレジスタSRの4ビットのデータが入力しレ
ジスタSRの3ビットに信号を出力するように構成され
ている。
【0006】このCRC回路は図8に示すデータDの第
1ビットb1からデータ終了ビットbnまでの処理を行
う。CRCの各ビットは初期値「0」が入っているが、
データDの第1ビットb1が例えば「1」であるとする
と、CRCの0ビットの「0」とデータの「1」との排
他的論理和は1となる。この値「1」がEXOR1から
EXOR2,EXOR3及びMSB(15ビット)に入
力し、CRCの15ビットが「1」、CRCの10ビッ
トが11ビットの「0」と前記値「1」が入力するEX
OR2により「1」となり、CRCの3ビットが4ビッ
トの「0」と前記値「1」が入力するEXOR2により
「1」となる。このように順次各ビットのデータが演算
され、データが終了したところでの演算結果がCRCデ
ータとなり、CRCチェッカー用データDCとなる 一般的な通信分野においては、このようにしてできたデ
ータを受信した場合、同様にCRCチェックデータにデ
ータ部から順次変換し、CRCチェッカーデータまでも
CRCデータに変換するため、変換されるCRCデータ
は全て0となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、保護継
電器などで採用される伝送技術においてはデータの検定
がマルチフレームを使用することなどから更に厳しくな
り、フレームNOチェック(フラッグの後に挿入され
る)や固定ビットチェックなどが付加されるようにな
る。このため伝送データフォーマットは図6のような形
態となり、CRCデータにも固定ビット「1」が挿入さ
れることになる。
【0008】このようなデータの場合のCRCへの変換
はフラッグ(7ビット0000000)の後データ間に
挿入されている固定ビットも含めてCRC変換され(X
15の直前迄)CRCのビットであるX15…X11,X10
5,X4…X0に挿入されて伝送データとして送話され
る。
【0009】このようなデータの場合、固定ビット
「1」が挿入されているため、一般通話におけるCRC
変換(受信側)のように演算結果が0にならない。
【0010】本発明は、従来のこのような問題点に鑑み
てなされたものであり、その目的とするところは、CR
Cデータ内に固定ビット「1」が存在する場合でもCR
C検定がなしうるCRCにおけるデータチェック回路を
提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のCRCにおける
データチェック回路は、第1フレームのCRCデータが
入り更に第2フレームのヘッダが入ったところでカウン
タをクリアし、以降1ビット受信する毎にカウンタがイ
ンクリメントされるデータ受信部シフトレジスタと、第
2フレームのデータの先頭が前記シフトレジスタの0ビ
ット位置にきたとき生成多項式に基づきCRCチェッカ
ー用データの生成を開始するCRCチェッカー用データ
生成部と、第3のフレームのヘッダを受信したら前記シ
フトレジスタに入っているCRCデータの固定ビットを
マスクする固定ビットマスク手段と、このマスクされた
CRCデータとデータ生成部で生成されたCRCデータ
とを比較する比較部とで構成する。
【0012】第3のフレームの通信用データのヘッドを
受信したときCRCチェッカー用データ生成部から第2
フレームのCRC変換結果が丁度出ることになるので、
受信部レジスタのCRCデータの固定ビットをマスク
し、このマスクしたCRCデータをデータ生成部からの
CRCデータを比較回路で比較すれば、CRCチェッカ
ー用データ内に固定ビット1が存在してもCRCの検定
が可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施例について図面を参
照して説明する。図1はCRCにおけるデータチェック
回路のブロック図を、図2はシフトレジスタと受信デー
タのフラグを受信したときのシフトレジスタの内容を、
図3〜図5は動作説明図を示す。
【0014】図1において、1は受信データ及び受信ク
ロックが入力するデータ受信部シフトレジスタ、2はシ
フトレジスタ1からのデータと受信クロックが入力する
受信部CRCチェッカー用データ生成部、3はシフトレ
ジスタ1及びデータ生成部2からのCRCデータを比較
するCRCデータ比較部である。
【0015】データ受信部シフトレジスタ1はCRCチ
ェッカー用データ、CRCチェッカー用データ内固定ビ
ット、通信用データのヘッダ(フラグ)を含めて26ビ
ットのシフトレジスタで構成されている(図2参照)。
1フレームのデータの認識は、通信用データのヘッダ
(フラグ)部分の受信と、1フレーム長分のカウンタに
よるカウントにより行う。データ生成部2は従来図7に
示したものと同様に15ビットのシフトレジスタSRと
EXOR1〜3で構成されている。CRCデータ比較部
3はカウンタで構成されている。
【0016】本発明のアルゴリズムを以下に示す。
【0017】(1)データ受信部シフトレジスタ1が図
2に示すように、ビット25〜19に通信用データのヘ
ッダ(フラグ)を受信したら、1フレーム長カウンタを
クリアして、以降1ビットずつ受信する毎にこのカウン
タをインクリメントする。
【0018】(2)このカウンタが26になったら、受
信部CRCチェッカー用データ生成部2をイネーブルに
して、従来の技術に記載した生成多項式に基づき、シフ
トレジスタ1のビット0から出力されるデータを基に、
CRCチェッカー用データの生成を開始する。(生成を
開始する前に、CRCチェッカー用データ生成部2のデ
ータを初期値にする。通常全て「0」である。) (3)次に、次のフレームの通信用データのヘッダを受
信したら(1フレームカウンタのカウントアップ時と同
時に)CRCチェッカー用データ生成部2をディセーブ
ルにする。またこの時、シフトレジスタ1のビット18
〜0に入っているCRCチェッカー用データと、データ
生成部2で生成されたCRCデータとを比較部3で比較
する。
【0019】上記(1)〜(3)の処理により、図6の
ようなフレームフォーマットのデータのCRC検定を実
現する。
【0020】次に、図3〜図5を用いて、実施例の動作
について説明する。
【0021】図3について、26ビットシフトレジスタ
1に受信データをサイクリックに格納していく。シフト
レジスタ1に第1フレームのデータのCRCデータが入
り、更に第2フレームのデータのフラグF(7ビット0
000000)が入ったところでカウンタを0とする。
この段階ではデータ生成部2のCRC変換は禁止とな
り、CRCチェッカー用データは生成されない。
【0022】図4について、更に、第2フレームのフラ
ック以降のデータがシフトレジスタ1に入り、カウンタ
が26になったところで、シフトレジスタ1には第2フ
レームのデータ先頭が0ビット位置にくる。この時CR
Cの変換を許可する。
【0023】図5について、シフトレジスタ1には更
に、第2フレームデータが入りカウンタが19の位置に
きたところで第2フレームデータのCRCデータと第3
フレームのフラグが入る。この時CRCチェッカー用デ
ータ生成部2ではCRC変換を行っている結果が丁度出
ることになる。この時シフトレジスタ1のCRCデータ
の固定ビットをマスクし(一般的な手法と方法で)、こ
のマスクされたCRCデータとデータ生成部2で変換し
たCRCデータとを比較部3で比較し、一致するかどう
かを判断する。
【0024】以上のように、シフトレジスタ1を設け、
CRCデータの固定ビットをマスクして生成回路2から
のCRCデータと比較しているので固定ビットが「1」
であってもCRC検定が可能となる。
【0025】
【発明の効果】本発明は、上述のとおり構成されている
ので、次に記載する効果を奏する。
【0026】(1)受信データのCRCチェッカー用デ
ータ内に固定ビット「1」が存在する場合でもCRC検
定ができる。
【0027】(2)データ受信部シフトレジスタのビッ
ト幅を変更することにより、どんなフレームフォーマッ
トにも対応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例にかかるデータチェック回路を示すブロ
ック図。
【図2】(a)は受信部シフトレジスタの構成説明図、
(b)は通信用データのフラグ受信時のシフトレジスタ
の内容説明図。
【図3】受信データ格納初期の動作説明図。
【図4】カウンタが26になったときの動作説明図。
【図5】カウンタが119になったときの動作説明図。
【図6】伝送データフォーマットの説明図。
【図7】CRC演算装置概念図。
【図8】データフォーマットの説明図。
【符号の説明】
1…データ受信部シフトレジスタ 2…受信部CRCチェッカー用データ生成部 3…CRCデータ比較部 SR…シフトレジスタ EXOR1〜3…排他的論理和回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1フレームのCRCデータが入り更に
    第2フレームのヘッダが入ったところでカウンタをクリ
    アし、以降1ビット受信する毎にカウンタがインクリメ
    ントされるデータ受信部シフトレジスタと、 第2フレームのデータの先頭が前記シフトレジスタの0
    ビット位置にきたとき生成多項式に基づきCRCチェッ
    カー用データの生成を開始するCRCチェッカー用デー
    タ生成部と、 第3のフレームのヘッダを受信したら前記シフトレジス
    タに入っているCRCデータの固定ビットをマスクする
    固定ビットマスク手段と、 このマスクされたCRCデータとデータ生成部で生成さ
    れたCRCデータとを比較する比較部と、を備え、CR
    Cデータ内に固定ビット「1」が存在してもCRCの検
    定ができるようにしたことを特徴としたCRCにおける
    データチェック回路。
JP17169595A 1995-07-07 1995-07-07 Crcにおけるデータチェック回路 Pending JPH0923215A (ja)

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JP17169595A JPH0923215A (ja) 1995-07-07 1995-07-07 Crcにおけるデータチェック回路

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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