JPH0923152A - パルス計数装置 - Google Patents
パルス計数装置Info
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- JPH0923152A JPH0923152A JP17122195A JP17122195A JPH0923152A JP H0923152 A JPH0923152 A JP H0923152A JP 17122195 A JP17122195 A JP 17122195A JP 17122195 A JP17122195 A JP 17122195A JP H0923152 A JPH0923152 A JP H0923152A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 パルス計数装置の計数器を時分割により複数
のカウンタとして使用することにより、パルス計数装置
を有効に活用する。 【解決手段】 被検出パルス信号をサンプリングするサ
ンプリング回路1、出力回路2、この出力回路からのパ
ルス信号を計数する計数器3、この計数器の計数値を記
憶するメモリ4、ゲート回路5、読み取り回路6、基本
クロック信号に同期して、順次タイミングの遅れた単一
のクロックパルスをサンプリング回路1、出力回路2、
計数器3、メモリ4、及びゲート回路5に加えてこれら
各部を制御するクロック発生回路7、及び計数器3を時
分割による複数のカウンタとして使用するため、各タイ
ミングのカウンタデータが全て記憶されたメモリ4か
ら、所定タイミングのカウンタデータを計数器3に転送
させるメモリ制御回路8を備えている。
のカウンタとして使用することにより、パルス計数装置
を有効に活用する。 【解決手段】 被検出パルス信号をサンプリングするサ
ンプリング回路1、出力回路2、この出力回路からのパ
ルス信号を計数する計数器3、この計数器の計数値を記
憶するメモリ4、ゲート回路5、読み取り回路6、基本
クロック信号に同期して、順次タイミングの遅れた単一
のクロックパルスをサンプリング回路1、出力回路2、
計数器3、メモリ4、及びゲート回路5に加えてこれら
各部を制御するクロック発生回路7、及び計数器3を時
分割による複数のカウンタとして使用するため、各タイ
ミングのカウンタデータが全て記憶されたメモリ4か
ら、所定タイミングのカウンタデータを計数器3に転送
させるメモリ制御回路8を備えている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は鉄鋼プラントのような
各種プラントの制御装置に使用されるパルス計数装置に
関するものである。
各種プラントの制御装置に使用されるパルス計数装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は特公昭63−33803号公報に
示された従来のパルス計数装置の構成図である。図にお
いて、1は被検出パルス信号をサンプリングするための
サンプリング回路、2はサンプリング回路1によってサ
ンプリングされたパルス信号を計数器に転送する出力回
路、3は被検出パルス信号を計数する計数器、4はこの
計数器3の計数値を記憶するメモリ、5はこのメモリ4
の記憶値を読み出すためのゲート回路、6はメモリ4の
記憶値を読み取る読み取り回路、7は基本クロック信号
に同期して順次タイミングの遅れた単一のクロックパル
スを発生させるクロック発生回路である。
示された従来のパルス計数装置の構成図である。図にお
いて、1は被検出パルス信号をサンプリングするための
サンプリング回路、2はサンプリング回路1によってサ
ンプリングされたパルス信号を計数器に転送する出力回
路、3は被検出パルス信号を計数する計数器、4はこの
計数器3の計数値を記憶するメモリ、5はこのメモリ4
の記憶値を読み出すためのゲート回路、6はメモリ4の
記憶値を読み取る読み取り回路、7は基本クロック信号
に同期して順次タイミングの遅れた単一のクロックパル
スを発生させるクロック発生回路である。
【0003】次にこのパルス計数装置の動作を図8を用
いて説明する。クロック発生回路7は、図8に示すよう
に、順次タイミングの遅れたクロックパルスT0、T1、
T2、T3を発生するように構成されている。サンプリン
グ回路1はクロックパルスT0が加えられたことを条件
に、被検出パルス信号P0の立ち上がりを検出して出力
回路2に転送する。続いて、単一のクロックパルスT1
が出力回路2に加えられると、出力回路2はサンプリン
グ回路1によってサンプリングされたパルス信号を計数
器3へ転送することにより、計数器3がこのパルス信号
を計数する。さらに、単一のクロックパルスT2がメモ
リ4に加えられると、このタイミングで計数器2の計数
値がメモリ4にラッチされる。計数値読み取り要求があ
れば、単一のクロックパルスT3がゲート回路5に加え
られたタイミングで、メモリ4の計数値が読み取り回路
6に送出される。図9は従来のパルス計数装置を2個用
いて、2つのパルス発振器14からのパルスを計数する
機能ブロック図を示しており、ここでは、パルス発振器
14からのパルス信号が直接サンプリング回路1に入力
され、別々の計数器で計数されるものである。従って、
一方のパルス発振器からのパルスを同時に2個のパルス
計数装置で計数するときは、外部での並列結線が必要と
なる。
いて説明する。クロック発生回路7は、図8に示すよう
に、順次タイミングの遅れたクロックパルスT0、T1、
T2、T3を発生するように構成されている。サンプリン
グ回路1はクロックパルスT0が加えられたことを条件
に、被検出パルス信号P0の立ち上がりを検出して出力
回路2に転送する。続いて、単一のクロックパルスT1
が出力回路2に加えられると、出力回路2はサンプリン
グ回路1によってサンプリングされたパルス信号を計数
器3へ転送することにより、計数器3がこのパルス信号
を計数する。さらに、単一のクロックパルスT2がメモ
リ4に加えられると、このタイミングで計数器2の計数
値がメモリ4にラッチされる。計数値読み取り要求があ
れば、単一のクロックパルスT3がゲート回路5に加え
られたタイミングで、メモリ4の計数値が読み取り回路
6に送出される。図9は従来のパルス計数装置を2個用
いて、2つのパルス発振器14からのパルスを計数する
機能ブロック図を示しており、ここでは、パルス発振器
14からのパルス信号が直接サンプリング回路1に入力
され、別々の計数器で計数されるものである。従って、
一方のパルス発振器からのパルスを同時に2個のパルス
計数装置で計数するときは、外部での並列結線が必要と
なる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のパルス計数装置
は、1つの被検出パルスを1つの計数器で計数するもの
で、1台当たりの計数点数が少ないため、多くのパルス
計数装置を用意しなければならず、コスト高となるとい
う欠点があった。また、従来のパルス計数装置はパルス
発振器から出力されるパルス信号が計数器に直接入力さ
れる構成であるため、1つのパルス発振器から出力され
るパルス信号を同時に複数の計数器で計数する場合、パ
ルス計数装置の外部においてパルス信号を並列入力する
必要がある。その結果、結線が複雑となったり、また並
列入力数に即した抵抗が必要となるなどの問題があっ
た。
は、1つの被検出パルスを1つの計数器で計数するもの
で、1台当たりの計数点数が少ないため、多くのパルス
計数装置を用意しなければならず、コスト高となるとい
う欠点があった。また、従来のパルス計数装置はパルス
発振器から出力されるパルス信号が計数器に直接入力さ
れる構成であるため、1つのパルス発振器から出力され
るパルス信号を同時に複数の計数器で計数する場合、パ
ルス計数装置の外部においてパルス信号を並列入力する
必要がある。その結果、結線が複雑となったり、また並
列入力数に即した抵抗が必要となるなどの問題があっ
た。
【0005】この発明は上記の問題点を解決するために
なされたものであり、その目的はパルス計数装置及びプ
ログラマブルコントローラを有効に活用してコストダウ
ンを図ることにある。
なされたものであり、その目的はパルス計数装置及びプ
ログラマブルコントローラを有効に活用してコストダウ
ンを図ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係るパルス計
数装置は、被検出パルス信号をサンプリングするサンプ
リング回路、このサンプリング回路によりサンプリング
されたパルス信号を計数器に転送する出力回路、この出
力回路からのパルス信号を計数する計数器、この計数器
の計数値を記憶するメモリ、このメモリの記憶値を読み
出すためのゲート回路、このゲート回路からのメモリ記
憶値を読み取る読み取り回路、基本クロック信号に同期
して、順次タイミングの遅れた単一のクロックパルスを
上記サンプリング回路、出力回路、計数器、メモリ、及
びゲート回路に加えてこれら各部を制御するクロック発
生回路、及び上記計数器を時分割による複数のカウンタ
として使用するため、各タイミングのカウンタデータが
全て記憶された上記メモリから、所定タイミングのカウ
ンタデータを上記計数器に転送させるメモリ制御回路を
備えている。
数装置は、被検出パルス信号をサンプリングするサンプ
リング回路、このサンプリング回路によりサンプリング
されたパルス信号を計数器に転送する出力回路、この出
力回路からのパルス信号を計数する計数器、この計数器
の計数値を記憶するメモリ、このメモリの記憶値を読み
出すためのゲート回路、このゲート回路からのメモリ記
憶値を読み取る読み取り回路、基本クロック信号に同期
して、順次タイミングの遅れた単一のクロックパルスを
上記サンプリング回路、出力回路、計数器、メモリ、及
びゲート回路に加えてこれら各部を制御するクロック発
生回路、及び上記計数器を時分割による複数のカウンタ
として使用するため、各タイミングのカウンタデータが
全て記憶された上記メモリから、所定タイミングのカウ
ンタデータを上記計数器に転送させるメモリ制御回路を
備えている。
【0007】また、上記構成において、装置内の複数の
パルス源からのパルス信号を時分割による複数のカウン
タのいずれかに分配して計数させるパルス選択回路を備
えている。
パルス源からのパルス信号を時分割による複数のカウン
タのいずれかに分配して計数させるパルス選択回路を備
えている。
【0008】また、上記構成において、装置内のパルス
源からのパルス信号と、外部パルス源からのパルス信号
とを切り換えて時分割による複数のカウンタに計数させ
るパルス内外切り換え回路を備えている。
源からのパルス信号と、外部パルス源からのパルス信号
とを切り換えて時分割による複数のカウンタに計数させ
るパルス内外切り換え回路を備えている。
【0009】また、上記構成において、計数器は、外部
からのセンサ入力信号により起動/停止制御が行われる
機能を有するものである。
からのセンサ入力信号により起動/停止制御が行われる
機能を有するものである。
【0010】
【作用】この発明の請求項1に係るパルス計数装置は、
メモリ制御装置により、全てのタイミングにおけるカウ
ンタデータを記憶しているメモリから、所定タイミング
のカウンタデータを計数器に転送することにより1個の
計数器を時分割による複数のカウンタとして使用するこ
とができる。
メモリ制御装置により、全てのタイミングにおけるカウ
ンタデータを記憶しているメモリから、所定タイミング
のカウンタデータを計数器に転送することにより1個の
計数器を時分割による複数のカウンタとして使用するこ
とができる。
【0011】また、この発明の請求項2に係るパルス計
数装置は、パルス源から入力される複数のパルス信号の
内、時分割により実現したそれぞれのカウンタでいずれ
のパルス信号を計数するかを選択するパルス選択回路を
設けているため、例えば1つのパルス信号を複数の計数
器で同時に計数することが可能となる。従ってパルス計
数装置の外部でパルス源からのパルス信号を並列接続し
て複数の計数器に入力していた結線の必要がなくなる。
数装置は、パルス源から入力される複数のパルス信号の
内、時分割により実現したそれぞれのカウンタでいずれ
のパルス信号を計数するかを選択するパルス選択回路を
設けているため、例えば1つのパルス信号を複数の計数
器で同時に計数することが可能となる。従ってパルス計
数装置の外部でパルス源からのパルス信号を並列接続し
て複数の計数器に入力していた結線の必要がなくなる。
【0012】また、この発明の請求項3に係るパルス計
数装置は、計数するパルス信号として外部のパルス源か
らのパルス信号をもパルス内外切り換え回路で選択でき
るため、時分割して実現した全ての計数器にそれぞれ異
なるパルス信号が入力される。従って、パルス計数装置
の最大計数点数で、異なるパルス信号が計数可能とな
り、パルス計数装置を有効に使用できる。
数装置は、計数するパルス信号として外部のパルス源か
らのパルス信号をもパルス内外切り換え回路で選択でき
るため、時分割して実現した全ての計数器にそれぞれ異
なるパルス信号が入力される。従って、パルス計数装置
の最大計数点数で、異なるパルス信号が計数可能とな
り、パルス計数装置を有効に使用できる。
【0013】また、この発明の請求項4に係るパルス計
数装置は、外部からのトリガ入力により計数器の起動/
停止を行う機能により、例えば鉄鋼プラントにおける鋼
材などの測長精度を高めることができる。
数装置は、外部からのトリガ入力により計数器の起動/
停止を行う機能により、例えば鉄鋼プラントにおける鋼
材などの測長精度を高めることができる。
【0014】
実施例1.図1はこの発明の実施例1に係るパルス計数
装置の構成を示すもので、1は被検出パルス信号をサン
プリングするためのサンプリング回路、2はサンプリン
グ回路1によってサンプリングされたパルス信号を計数
器3に転送する出力回路、3は被検出パルス信号を計数
する計数器、4はこの計数器3の計数値を記憶するメモ
リ、5はこのメモリ4の記憶値を読み出すためのゲート
回路、6はメモリ4の記憶値を読み取る読み取り回路、
7は基本クロック信号に同期して順次タイミングの遅れ
た単一のクロックパルスを発生させるクロック発生回
路、8は計数器3を時分割して使用する際、各タイミン
グで計数するカウンタデータを計数器3へ順次転送させ
るメモリ制御回路である。
装置の構成を示すもので、1は被検出パルス信号をサン
プリングするためのサンプリング回路、2はサンプリン
グ回路1によってサンプリングされたパルス信号を計数
器3に転送する出力回路、3は被検出パルス信号を計数
する計数器、4はこの計数器3の計数値を記憶するメモ
リ、5はこのメモリ4の記憶値を読み出すためのゲート
回路、6はメモリ4の記憶値を読み取る読み取り回路、
7は基本クロック信号に同期して順次タイミングの遅れ
た単一のクロックパルスを発生させるクロック発生回
路、8は計数器3を時分割して使用する際、各タイミン
グで計数するカウンタデータを計数器3へ順次転送させ
るメモリ制御回路である。
【0015】次に動作について説明する。図2にクロッ
ク発生回路7で順次発生させたクロックパルスCLK0
〜CLK5に対応した処理内容を示す。計数器3は時分
割により複数のカウンタとして使用するため、メモリ制
御回路8においてカウンタNo.を繰り返し発生させ、
各カウンタNo.でメモリ4中のカウンタNo.に対応
するカウンタデータを計数器3に転送し、前カウンタN
o.のカウンタデータをメモリ4に退避させる。カウン
タデータには、計数値を初期設定するプリセット値、計
数値を比較する比較値、計数器の起動、リセット、プリ
セット要求を出すコマンドフラグ、計数処理状態を表す
ステータスフラグ、計数値等が含まれる。以上のように
カウンタNo.に対応したカウンタデータを計数器3か
らメモリ4に退避させ、また、次のカウンタNo.に対
応したカウンタデータをメモリ4から計数器3に転送す
ることを図2に示すように繰り返し行い、1つの計数器
を複数の計数器として使用する。
ク発生回路7で順次発生させたクロックパルスCLK0
〜CLK5に対応した処理内容を示す。計数器3は時分
割により複数のカウンタとして使用するため、メモリ制
御回路8においてカウンタNo.を繰り返し発生させ、
各カウンタNo.でメモリ4中のカウンタNo.に対応
するカウンタデータを計数器3に転送し、前カウンタN
o.のカウンタデータをメモリ4に退避させる。カウン
タデータには、計数値を初期設定するプリセット値、計
数値を比較する比較値、計数器の起動、リセット、プリ
セット要求を出すコマンドフラグ、計数処理状態を表す
ステータスフラグ、計数値等が含まれる。以上のように
カウンタNo.に対応したカウンタデータを計数器3か
らメモリ4に退避させ、また、次のカウンタNo.に対
応したカウンタデータをメモリ4から計数器3に転送す
ることを図2に示すように繰り返し行い、1つの計数器
を複数の計数器として使用する。
【0016】次に、計数器3の動作について図1、図
2、図3を用いて説明する。先ず、クロック発生回路7
で発生したCLK0がサンプリング回路1に加えられる
と、被検出パルス信号P0をサンプリングする。また、
CLK0は計数器3にも加えられ、カウンタNo.に対
応したカウンタデータのコマンドフラグ、及びステータ
スフラグが図3のコマンド制御部12、ステータス生成
部13に転送される。これに続いてクロック発生回路7
で発生したCLK1がメモリ4に加えられると、カウン
タNo.に対応したカウンタデータの比較値が計数器3
の比較機能部11に転送される。さらに、クロック発生
回路7で発生したCLK2がメモリ4に加えられると、
カウンタNo.に対応したカウンタデータの計数値また
はプリセット値が計数器3の計数機能部10に転送され
る。計数要求なら計数値、プリセット要求ならプリセッ
ト値を計数機能部10に転送する。
2、図3を用いて説明する。先ず、クロック発生回路7
で発生したCLK0がサンプリング回路1に加えられる
と、被検出パルス信号P0をサンプリングする。また、
CLK0は計数器3にも加えられ、カウンタNo.に対
応したカウンタデータのコマンドフラグ、及びステータ
スフラグが図3のコマンド制御部12、ステータス生成
部13に転送される。これに続いてクロック発生回路7
で発生したCLK1がメモリ4に加えられると、カウン
タNo.に対応したカウンタデータの比較値が計数器3
の比較機能部11に転送される。さらに、クロック発生
回路7で発生したCLK2がメモリ4に加えられると、
カウンタNo.に対応したカウンタデータの計数値また
はプリセット値が計数器3の計数機能部10に転送され
る。計数要求なら計数値、プリセット要求ならプリセッ
ト値を計数機能部10に転送する。
【0017】続いてクロック発生回路7で発生したCL
K3が出力回路2に加えられると、出力回路2はサンプ
リング回路1でサンプリングされたパルス信号P0を計
数器3へ転送することにより、計数器3がこのパルス信
号を計数する。また、計数値読み取り要求があれば、こ
のCLK3がゲート回路5に加えられたタイミングで、
計数値が読み取り回路6に送出される。これに続いてク
ロック発生回路7で発生したCLK4がメモリ4に加え
られると、計数器3の計数機能部10で計数された計数
値が計数機能部10からメモリ4中のカウンタNo.に
対応したカウンタデータの計数値記憶エリアに転送され
る。さらに、クロック発生回路7で発生したCLK5が
計数器3に加えられると、計数処理中にステータス生成
部13で生成されたオーバフロー、比較値との一致など
のステータスフラグがメモリ4中のカウンタNo.に対
応したカウンタデータのステータスフラグ記憶エリアに
転送される。なお、上記説明では、計数器3を時分割し
て使用する分割数を4分割として説明したが、4分割以
外の任意の分割数としても同様に実現できる。
K3が出力回路2に加えられると、出力回路2はサンプ
リング回路1でサンプリングされたパルス信号P0を計
数器3へ転送することにより、計数器3がこのパルス信
号を計数する。また、計数値読み取り要求があれば、こ
のCLK3がゲート回路5に加えられたタイミングで、
計数値が読み取り回路6に送出される。これに続いてク
ロック発生回路7で発生したCLK4がメモリ4に加え
られると、計数器3の計数機能部10で計数された計数
値が計数機能部10からメモリ4中のカウンタNo.に
対応したカウンタデータの計数値記憶エリアに転送され
る。さらに、クロック発生回路7で発生したCLK5が
計数器3に加えられると、計数処理中にステータス生成
部13で生成されたオーバフロー、比較値との一致など
のステータスフラグがメモリ4中のカウンタNo.に対
応したカウンタデータのステータスフラグ記憶エリアに
転送される。なお、上記説明では、計数器3を時分割し
て使用する分割数を4分割として説明したが、4分割以
外の任意の分割数としても同様に実現できる。
【0018】実施例2.この発明の実施例2は、図9に
示す従来の装置に関連してなされたもので、図4に示す
ように、実施例1で説明した、例えば時分割数が4分割
の2個のパルス計数装置を用いて、8個のパルスを計数
可能にし、しかもどの計数カウンタで計数するかをパル
ス選択回路により自由に選択できるようにしたものであ
る。
示す従来の装置に関連してなされたもので、図4に示す
ように、実施例1で説明した、例えば時分割数が4分割
の2個のパルス計数装置を用いて、8個のパルスを計数
可能にし、しかもどの計数カウンタで計数するかをパル
ス選択回路により自由に選択できるようにしたものであ
る。
【0019】図4において、14は計数されるパルスを
発生するパルス発振器、15はパルス発振器14からの
パルスを受信し、パルス選択回路16に送り出すパルス
受信回路である。パルス選択回路16は8個設けられて
おり、それぞれがサンプリング回路1に接続されてい
る。サンプリング回路1の出力信号は、図示していない
が4つを一方のパルス計数装置に、他の4つを他方のパ
ルス計数装置に入力するように接続されている。ここ
で、パルス選択回路16は、その内部のディップスイッ
チの設定によりパルス発振器14からのいずれかのパル
スを自由に選択し、サンプリング回路1を通して、時分
割による複数のカウンタの内、1個または複数個のパル
ス計数カウンタに与え、計数を可能とする。
発生するパルス発振器、15はパルス発振器14からの
パルスを受信し、パルス選択回路16に送り出すパルス
受信回路である。パルス選択回路16は8個設けられて
おり、それぞれがサンプリング回路1に接続されてい
る。サンプリング回路1の出力信号は、図示していない
が4つを一方のパルス計数装置に、他の4つを他方のパ
ルス計数装置に入力するように接続されている。ここ
で、パルス選択回路16は、その内部のディップスイッ
チの設定によりパルス発振器14からのいずれかのパル
スを自由に選択し、サンプリング回路1を通して、時分
割による複数のカウンタの内、1個または複数個のパル
ス計数カウンタに与え、計数を可能とする。
【0020】実施例3.図4において、パルス発振器1
4からのパルス信号と、外部パルス発振器14aからパ
ルス切り換え装置18を通して入力された外部パルス信
号を切り換え選択できるパルス内外切り換え回路17を
8個追加設置することにより、本パルス計数装置におい
て受信したパルス信号と、外部から入力される外部パル
ス信号とを選択することができる。なお、19はパルス
切り換え装置18のパルス出力回路である。
4からのパルス信号と、外部パルス発振器14aからパ
ルス切り換え装置18を通して入力された外部パルス信
号を切り換え選択できるパルス内外切り換え回路17を
8個追加設置することにより、本パルス計数装置におい
て受信したパルス信号と、外部から入力される外部パル
ス信号とを選択することができる。なお、19はパルス
切り換え装置18のパルス出力回路である。
【0021】その結果、本パルス計数装置のパルス受信
回路15で受信したパルス信号、及び外部のパルス切り
換え装置18のパルス受信回路15aで受信したパルス
信号を問わず、パルス信号を自由に選択できる。図4に
示す機能ブロック構成では、本パルス計数装置において
受信したパルス信号が4点であるのに対し、計数点数は
8点であり、重複選択しなければ計数点数が4点余剰し
ている。パルス内外切り換え回路17において外部パル
ス信号を選択すれば、計数カウンタを余剰させることが
なくなり、パルス計数装置を効率よく使用できる。
回路15で受信したパルス信号、及び外部のパルス切り
換え装置18のパルス受信回路15aで受信したパルス
信号を問わず、パルス信号を自由に選択できる。図4に
示す機能ブロック構成では、本パルス計数装置において
受信したパルス信号が4点であるのに対し、計数点数は
8点であり、重複選択しなければ計数点数が4点余剰し
ている。パルス内外切り換え回路17において外部パル
ス信号を選択すれば、計数カウンタを余剰させることが
なくなり、パルス計数装置を効率よく使用できる。
【0022】実施例4.実施例4は、図1に示すセンサ
からのトリガ入力信号S1、S2を受信し、計数器3の
起動/停止を制御する外部トリガ制御回路9を追加した
パルス計数装置を鉄鋼プラントに適用した例である。図
5は鉄鋼プラントにおける鋼材圧延ラインであり、20
は圧延される鋼材、21は鋼材20を圧延するミル、2
2はミル21を回転させるモータ、14はモータ22の
回転数に応じたパルス信号を発生するパルス発振器、2
3a、23bは鋼材20を検出する鋼材検出センサであ
る。
からのトリガ入力信号S1、S2を受信し、計数器3の
起動/停止を制御する外部トリガ制御回路9を追加した
パルス計数装置を鉄鋼プラントに適用した例である。図
5は鉄鋼プラントにおける鋼材圧延ラインであり、20
は圧延される鋼材、21は鋼材20を圧延するミル、2
2はミル21を回転させるモータ、14はモータ22の
回転数に応じたパルス信号を発生するパルス発振器、2
3a、23bは鋼材20を検出する鋼材検出センサであ
る。
【0023】パルス発振器14で発生するパルス信号1
パルス当たりに鋼材20が進む距離を示すパルスインク
リメントを求める際の、外部トリガ入力による計数器3
の起動/停止動作の説明を図6を用いて行う。図6は図
5に示す圧延ラインにおいて、鋼材20が2つの鋼材検
出センサ23a、23bを通過する様子を示すものであ
る。先ず、鋼材20がAの位置にあるとき、トリガ入力
信号S1、トリガ入力信号S2はともにオフである。次
に、鋼材20がBの位置まで進むと、トリガ入力信号S
1がオンし、パルス計数装置内の外部トリガ制御回路9
により計数器3内の計数器起動信号がオンし、計数器3
が起動される。鋼材20がCの位置にあるときには、計
数器3は計数を継続する。続いて、鋼材20がDの位置
まで進むと、トリガ入力信号S2もオンされ、計数器起
動信号はオフとなり計数器3は停止する。鋼材20がE
の位置にあるときには、トリガ入力信号S1、トリガ入
力信号S2はともにオンのままであり、計数器3は停止
したままである。以上のように、鋼材がトリガ入力信号
S1を発生する鋼材検出センサ23aからトリガ入力信
号S2を発生する鋼材検出センサ23bまで通過する間
のパルス数が計数できる。この計数値でセンサ間距離L
を割算すれは、パルスインクリメントが求められる。こ
のパルスインクリメントは鋼材を切断する際などに使用
される。
パルス当たりに鋼材20が進む距離を示すパルスインク
リメントを求める際の、外部トリガ入力による計数器3
の起動/停止動作の説明を図6を用いて行う。図6は図
5に示す圧延ラインにおいて、鋼材20が2つの鋼材検
出センサ23a、23bを通過する様子を示すものであ
る。先ず、鋼材20がAの位置にあるとき、トリガ入力
信号S1、トリガ入力信号S2はともにオフである。次
に、鋼材20がBの位置まで進むと、トリガ入力信号S
1がオンし、パルス計数装置内の外部トリガ制御回路9
により計数器3内の計数器起動信号がオンし、計数器3
が起動される。鋼材20がCの位置にあるときには、計
数器3は計数を継続する。続いて、鋼材20がDの位置
まで進むと、トリガ入力信号S2もオンされ、計数器起
動信号はオフとなり計数器3は停止する。鋼材20がE
の位置にあるときには、トリガ入力信号S1、トリガ入
力信号S2はともにオンのままであり、計数器3は停止
したままである。以上のように、鋼材がトリガ入力信号
S1を発生する鋼材検出センサ23aからトリガ入力信
号S2を発生する鋼材検出センサ23bまで通過する間
のパルス数が計数できる。この計数値でセンサ間距離L
を割算すれは、パルスインクリメントが求められる。こ
のパルスインクリメントは鋼材を切断する際などに使用
される。
【0024】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、パルス
計数装置にメモリ制御回路を追加構成し、計数器を時分
割にして使用したので、機能的に計数点数を増やすこと
ができる。この結果として、パルス計数装置の台数を削
減でき、コストが低減できる。
計数装置にメモリ制御回路を追加構成し、計数器を時分
割にして使用したので、機能的に計数点数を増やすこと
ができる。この結果として、パルス計数装置の台数を削
減でき、コストが低減できる。
【0025】また、1つのパルス信号を複数の計数器で
同時に計数する場合、従来はパルス計数装置の外部でパ
ルス発振器からのパルス信号を並列接続して実現してい
たが、この発明によれば、パルス計数装置の内部のパル
ス選択機能により、容易に実現でき、その結果、並列接
続する結線処理が必要なくなる。
同時に計数する場合、従来はパルス計数装置の外部でパ
ルス発振器からのパルス信号を並列接続して実現してい
たが、この発明によれば、パルス計数装置の内部のパル
ス選択機能により、容易に実現でき、その結果、並列接
続する結線処理が必要なくなる。
【0026】また、この発明によれば、計数器で計数す
るパルス信号として、本パルス計数装置において受信す
るパルス信号と、外部のパルス切り換え装置からの外部
パルス信号とを自由に選択でき、計数器を効率よく利用
できるという効果がある。
るパルス信号として、本パルス計数装置において受信す
るパルス信号と、外部のパルス切り換え装置からの外部
パルス信号とを自由に選択でき、計数器を効率よく利用
できるという効果がある。
【0027】また、この発明によれば、従来、プログラ
マブルコントローラを介して行っていた計数器の起動/
停止制御が、パルス計数装置で実現でき、より高速な計
数器の制御が可能となる。その結果、従来よりも精度の
高い測長が可能となる。また、測長精度を上げるため、
高速周期で実行していたプログラマブルコントローラの
負担を低減できる。
マブルコントローラを介して行っていた計数器の起動/
停止制御が、パルス計数装置で実現でき、より高速な計
数器の制御が可能となる。その結果、従来よりも精度の
高い測長が可能となる。また、測長精度を上げるため、
高速周期で実行していたプログラマブルコントローラの
負担を低減できる。
【図1】 この発明の実施例1に係るパルス計数装置の
構成を示すブロック図である。
構成を示すブロック図である。
【図2】 実施例1の動作説明図である。
【図3】 実施例1のパルス計数装置の要部を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図4】 この発明の実施例2及び実施例3の機能ブロ
ックを示す図である。
ックを示す図である。
【図5】 この発明の実施例4に係るパルス計数装置の
使用例を示す図である。
使用例を示す図である。
【図6】 実施例4の動作説明図である。
【図7】 従来のパルス計数装置の構成を示すブロック
図である。
図である。
【図8】 従来のパルス計数装置の動作説明図である。
【図9】 従来のパルス計数装置の機能ブロックを示す
図である。
図である。
1 サンプリング回路、2 出力回路、3 計数器、4
メモリ、5 ゲート回路、6 読み取り回路、7 ク
ロック発生回路、8 メモリ制御回路、9 外部トリガ
制御回路、10 計数機能部、11 比較機能部、12
コマンド制御部、13 ステータス生成部、14 パ
ルス発振器、15 パルス受信回路、16 パルス選択
回路、17 パルス内外切り換え回路、18 パルス切
り換え装置、19 パルス出力回路、20 鋼材、21
ミル、22 モータ、23 鋼材検出センサ。
メモリ、5 ゲート回路、6 読み取り回路、7 ク
ロック発生回路、8 メモリ制御回路、9 外部トリガ
制御回路、10 計数機能部、11 比較機能部、12
コマンド制御部、13 ステータス生成部、14 パ
ルス発振器、15 パルス受信回路、16 パルス選択
回路、17 パルス内外切り換え回路、18 パルス切
り換え装置、19 パルス出力回路、20 鋼材、21
ミル、22 モータ、23 鋼材検出センサ。
Claims (4)
- 【請求項1】 被検出パルス信号をサンプリングするサ
ンプリング回路、このサンプリング回路によりサンプリ
ングされたパルス信号を計数器に転送する出力回路、こ
の出力回路からのパルス信号を計数する計数器、この計
数器の計数値を記憶するメモリ、このメモリの記憶値を
読み出すためのゲート回路、このゲート回路からのメモ
リ記憶値を読み取る読み取り回路、基本クロック信号に
同期して、順次タイミングの遅れた単一のクロックパル
スを上記サンプリング回路、出力回路、計数器、メモ
リ、及びゲート回路に加えてこれら各部を制御するクロ
ック発生回路、及び上記計数器を時分割による複数のカ
ウンタとして使用するため、各タイミングのカウンタデ
ータが全て記憶された上記メモリから、所定タイミング
のカウンタデータを上記計数器に転送させるメモリ制御
回路を備えたことを特徴とするパルス計数装置。 - 【請求項2】 装置内の複数のパルス源からのパルス信
号を時分割による複数のカウンタのいずれかに分配して
計数させるパルス選択回路を備えたことを特徴とする請
求項1記載のパルス計数装置。 - 【請求項3】 装置内のパルス源からのパルス信号と、
外部パルス源からのパルス信号とを切り換えて時分割に
よる複数のカウンタに計数させるパルス内外切り換え回
路を備えたことを特徴とする請求項1記載のパルス計数
装置。 - 【請求項4】 計数器は、外部からのセンサ入力信号に
より起動/停止制御が行われる機能を有することを特徴
とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項記載のパル
ス計数装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17122195A JPH0923152A (ja) | 1995-07-06 | 1995-07-06 | パルス計数装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17122195A JPH0923152A (ja) | 1995-07-06 | 1995-07-06 | パルス計数装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0923152A true JPH0923152A (ja) | 1997-01-21 |
Family
ID=15919295
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17122195A Pending JPH0923152A (ja) | 1995-07-06 | 1995-07-06 | パルス計数装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0923152A (ja) |
-
1995
- 1995-07-06 JP JP17122195A patent/JPH0923152A/ja active Pending
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