JPH09230415A - フィルムカートリッジの情報読取装置 - Google Patents
フィルムカートリッジの情報読取装置Info
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- JPH09230415A JPH09230415A JP8034097A JP3409796A JPH09230415A JP H09230415 A JPH09230415 A JP H09230415A JP 8034097 A JP8034097 A JP 8034097A JP 3409796 A JP3409796 A JP 3409796A JP H09230415 A JPH09230415 A JP H09230415A
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- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
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- G03B17/28—Locating light-sensitive material within camera
- G03B17/30—Locating spools or other rotatable holders of coiled film
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Abstract
読み取る。 【解決手段】 フィルムカートリッジのスプール506
にフォーク13を嵌入装着し、スプール506を回転さ
せることでフォトリフレクタPR1,PR2によりバー
コード板507のバーコードに応じた信号が検出され
る。信号変化検出部214によりフォトリフレクタPR
2の検出信号SPR2の最初のレベル変化が検出され、こ
の検出タイミングからカウンタ216により所定のレベ
ル変化回数をカウントすることによりバーコード板50
7が1回転される。そして、この1回転後に検出される
検出信号SPR2に基づいてデータ解読部220によりバ
ーコードに記録されたフィルムに関する情報が解読され
る。バーコード板507の最初の1回転の期間に検出さ
れた検出信号SPR2を使用しないことでこの期間に生じ
たノイズによる誤動作を防止するようにした。
Description
にバーコードによりフィルムに関する情報を記録してな
るバーコード板がスプールに一体回転可能に設けられた
フィルムカートリッジの上記フィルムに関する情報を読
み取る情報読取装置に関するものである。
標準化が行われ、かかる新写真システム用フィルムを用
いたカメラの商品化が進められている。
特許第5347334号に開示されているように、フィ
ルムカートリッジのフィルム引出口に遮光扉が設けら
れ、フィルムが完全に収納し得るようになっている。こ
のため、フィルムカートリッジは未露光フィルムの収納
容器としてだけでなく現像済フィルムの収納容器として
も機能するようになっている。
方向にバーコードによりフィルムに関する撮影情報(撮
影枚数、ISO感度等の情報。以下、フィルム撮影情報
という。)を記録してなるバーコード板が一体回転可能
に設けられ、このバーコードの縞模様を解読することに
より上記フィルム撮影情報が読み取られるとともに、上
記バーコードの検出信号に基づきフィルムの種類(未露
光フィルム、露光済フィルム、一部露光済フィルム及
び、現像済フィルム等の種類)の判別ができるようにな
っている。
に基づき、フィルム撮影情報は、フォトリフレクタ等の
光センサをバーコード板の周方向に相対移動させてバー
コードをパルス列信号に変換して検出し、このパルス列
信号のオン・オフの配列パターンを解読することにより
読み取られる。また、フィルムの種類の判別は、所定期
間内の上記パルス列信号の変化(レベルの立上り及び立
下り)の回数を調べることにより行われる。これは、新
写真システム用フィルムでは、フィルムの種類に応じて
フィルムカートリッジの基準位置に対するバーコード板
の停止位置が予め決められており、バーコード板の回転
開始からバーコードを検出した場合、フィルムの種類に
よりパルス列信号の位相が異なり、検出開始後の所定期
間内ではフィルムの種類に応じて所定の回数のパルス列
信号の変化が表れることに基づくものである。
用いたカメラにおいては、バーコード板に記録されたフ
ィルム撮影情報を読み取る情報読取装置が設けられ、カ
メラのカートリッジ装填室にフィルムカートリッジが装
填されたとき、上記バーコード板のバーコードが読み取
られるようになっている。
バーコードを検出する光センサが設けられているととも
に、フィルムカートリッジが装填されると、このフィル
ムカートリッジのスプールに嵌入装着されるフォークが
回動可能に設けられており、このフォークを回転駆動す
ることによりフィルムカートリッジのスプール(すなわ
ち、バーコード板)をフィルム押出方向と逆方向に回転
させ、光センサをバーコード板の周方向に相対移動させ
てバーコードに応じたパルス列信号が検出される。そし
て、このパルス列信号の変化の回数からバーコード板の
初期位置、すなわち、フィルムの種類が判別され、更に
そのパルス列信号のオン・オフパターンからフィルム撮
影情報が読み取られる。
ートリッジにおいては、バーコードの検出信号の配列パ
ターンからフィルム撮影情報を読み取るとともに、バー
コード板の回転開始から所定期間内におけるバーコード
の検出信号の変化回数に基づきバーコード板の初期位置
(すなわち、フィルムの種類)を判別するようにしてい
るので、判別開始タイミングよりバーコード板の回転開
始タイミングが遅れ、この間にノイズが発生した場合
は、フィルム撮影情報の誤解読及びフィルムの種類の誤
判別を生じるおそれがある。すなわち、フォークの回転
開始と同時に光センサによるバーコードの検出を行なう
場合、スプールの回転開始がフォークの回転開始より遅
れ、この間にノイズが発生すると、このノイズによりパ
ルス列信号の配列パターンが変化するとともに、所定期
間内におけるバーコードの検出信号の変化回数が変動
し、フィルム撮影情報の誤解読及びフィルムの種類の誤
判別を生じることになる。
の回転開始タイミングのずれはフォークの回転開始から
フォークのスプールへの嵌入装着までのずれで生じ、上
記ノイズは、このタイミングのずれの間にフォークがス
プールの嵌合面を摺動したり、フォークがスプールに嵌
入する動作に起因して光センサに発生するものである。
の嵌入孔には内周面にキー溝が設けられ、フォークに上
記キー溝に係合するキーが突設されているが、カートリ
ッジ装填室のフィルムカートリッジを装填した際のフォ
ークのキーの位置とスプールのキー溝の位置とは常に一
致しているとは限らないので、上記タイミングのずれが
生じる可能性がある。
ートリッジをイジェクトしたとき、バーコード板をその
フィルムの種類に応じた所定の位置にセットする必要か
ら、フォークのキーの位置は、イジェクトしたフィルム
カートリッジの種類に対応した位置となっている。その
一方、フィルムカートリッジのスプールのキー溝の位置
は、そのフィルムの種類に対応した位置となっているの
で、例えば前回、イジェクトされたフィルムカートリッ
ジが露光済フィルムで、今回、装填されるフィルムカー
トリッジが一部露光済フィルムの場合は、フォークのキ
ーの位置とスプールのキー溝とは異なる位置関係とな
る。
ーがスプールのキー溝に係合したタイミングでバーコー
ド板が回転を開始し、キーがキー溝に係合するまではフ
ォークはスプールの嵌合面を摺動し、この間、バーコー
ド板は回転しない。そして、このフォークの摺動動作や
フォークがスプールに嵌入する動作に起因して光センサ
の検出信号にノイズが発生する。
し、バーコード板が回転を開始するタイミングを検出し
て光センサの検出信号の判別を開始するようにしてもよ
いが、キーとキー溝との係合タイミングを検出する装置
が複雑になり、実用的でない。
であり、フィルムカートリッジに設けられたバーコード
板のバーコードを正確かつ確実に読み取ることのできる
フィルムカートリッジの情報読取装置を提供するもので
ある。
方向にフィルムに関する情報をバーコードで記録してな
るバーコード板がスプールに一体回転可能に設けられた
フィルムカートリッジの情報読取装置であって、上記ス
プールに嵌入装着されるフォークと、上記スプールを回
転させるべく上記フォークを駆動する駆動手段と、上記
バーコード板の回転によりその周縁部を周方向に相対移
動して上記バーコードに応じた信号を検出するコード検
出手段と、上記フォークの駆動開始後に生じる上記コー
ド検出手段の出力信号の最初のレベル変化を検出する信
号変化検出手段と、上記信号変化検出手段の検出タイミ
ングから上記バーコード板の回転量を検出する回転量検
出手段と、上記信号変化検出手段の検出タイミングから
上記バーコード板が少なくとも1回転した後に検出され
る上記コード検出手段の検出信号に基づいて上記フィル
ムに関する情報を読み取る情報読取手段とを備えたもの
である。
が装填されると、フォークを介して駆動力をスプールに
伝達し、このスプールを回転させてバーコード板が回転
される。このバーコード板の回転によりコード検出手段
がバーコード板の周縁部を周方向に相対移動してバーコ
ードの縞模様に応じた信号が検出される。フォークが駆
動を開始した後、コード検出手段による検出信号に最初
に生じた信号変化(レベルの立上り又は立下り)が検出
され、この検出タイミングから回転量検出手段によりバ
ーコード板の回転量が検出される。
ミングからバーコード板が少なくとも1回転した後に検
出されるコード検出手段の検出信号に基づいてフィルム
に関する情報が読み取られる。すなわち、バーコードの
検出信号の最初の信号変化によりバーコード板の回転を
確認し、この後、少なくともバーコード板を1回転させ
た後の検出信号を用いることにより、フォークの駆動開
始タイミングとバーコード板の駆動開始タイミングとの
ずれの間に生じるノイズの影響をなくし、検出信号の安
定化が図られる。
ジの情報読取装置について、図を用いて説明する。ま
ず、本情報読取装置に適用される新写真システム用フィ
ルムについて簡単に説明する。
ルムカートリッジを上面側から見た斜視図、図2は、新
写真システム用フィルムのフィルムカートリッジを下面
側から見た斜視図、図3は、スプールに設けられたバー
コード板を示す斜視図である。
出口501に遮光扉502が設けられたフィルムカート
リッジ500を備え、カートリッジ内にフィルムFが完
全に収納されるようになっている。従って、新写真シス
テム用フィルムを用いたカメラでは新写真システム用フ
ィルムがセットされると、フィルムカートリッジ500
からフィルムFを押し出して巻取スプールに巻き付ける
とともに、1コマ目の撮影位置までフィルムFを給送し
て撮影可能状態にするための、いわゆるフィルムローデ
ィング機構が設けられている。
し、軸に平行な側面にフィルム引出部503が突設さ
れ、このフィルム引出部503の先端側面に上記フィル
ム引出口501が設けられている。
トリッジ500の上面510及び下面513であってフ
ィルム引出部503の先端部に設けられたキーホール5
04に所定形状のキーを差し込み、このキーを回転させ
ることにより開閉が行われるようになっている。なお、
後述するように、カメラのカートリッジ装填室には遮光
扉502の開閉用のキーが設けられており、カートリッ
ジ装填室にフィルムカートリッジ500を収納すると、
上記キーホール504に開閉用のキーが嵌入するように
なっている。
フィルムFの押出し及び巻戻しを行うためのスプール5
06が回動可能に設けられ、このスプール506の両端
にはカメラのカートリッジ装填室とカートリッジ蓋とに
設けられたフォーク13,15(図3,図8参照)がそ
れぞれ嵌入装着されるスプール孔505,505′が設
けられている。また、これらのスプール孔505,50
5′の内周面には上記フォークのキーが係合されるキー
溝505A,505A′が穿設されている。
10の臨むスプール506の端部にはカートリッジ50
0に収納されているフィルムFの撮影に関する情報(フ
ィルム枚数、ISO感度、カラー/白黒、ネガ/ポジ等
の情報)がバーコードBCで記録されたバーコード板5
07が一体回転可能に固着され、フィルムカートリッジ
500の下面513に臨むスプール506の端部には白
色の指示板509が一体回転可能に固着されている(図
3参照)。
の周縁部適所には略相対向する位置に切欠部511,5
12が設けられ、これら切欠部511,512からバー
コード板507の表面に形成されたバーコードBCが読
取可能になっている。
は切欠部511,512に対向する位置にフォトリフレ
クタPR1,PR2が設けられており、カートリッジ装
填室にフィルムカートリッジ500が収納されると、図
4に示すように、フォトリフレクタPR1,PR2がそ
れぞれ切欠部511,512を介してバーコード板50
7の周縁部に対向配置される。そして、フォーク13を
介してスプール506及びバーコード板507を一体回
転させ、このバーコード板507の回転によりフォトリ
フレクタPR1,PR2をバーコード板507の周方向
に相対移動させてバーコードBCの縞模様に対応する信
号が検出される。なお、バーコードBCの検出について
は後述する。
513のスプール孔505′の回りには、フィルムFの
種類に関する情報(未露光フィルム、露光済フィルム、
一部露光済フィルム及び現像済フィルム等の情報)を示
す4個のマーク508が穿設されている。このマーク5
08は、フィルムカートリッジ500に収納されたフィ
ルムFの種類を撮影者が視認するためのもので、いずれ
かのマーク508の位置に上記指示板509が位置する
ことによりそのマーク508の色が白色に変化してフィ
ルムFの種類がわかるようになっている。
印は露光済フィルム、「□」印は現像済フィルム、半月
印は一部露光済フィルムをそれぞれ示している。上記の
ように、バーコード板507及び指示板509はスプー
ル506と一体回転するので、フィルム装填室からフィ
ルムカートリッジ500をイジェクトする際、スプール
506のキー溝505A,505′Aがフィルムカート
リッジ500に対して所定の方向となるようにスプール
506の停止位置を制御することにより上記指示板50
9の所定のマーク508への位置合わせが行われる。ま
た、バーコードBCの検出信号に基づいてスプール50
6の初期位置を検出し、この検出結果からフィルムFの
種類が判別される。
バーコードの一例を示す図である。バーコード板507
は、直径の異なる2個の半円507A,507Bを互い
の直径を一致させて組み合わせてなる円盤状をなし、一
方表面の半円507Aの部分にバーコードBCが形成さ
れている。半円507Aを上にした場合に左側に生じる
径方向の段差部分を通る半直線を基準軸Xとすると、バ
ーコード板507は、スプール506のキー溝505A
の方向Rが基準軸Xに対して所定の角度θだけ半円50
7B側に回転した位置となるように、スプール506に
固着されている。
き角を有する扇形状の白ゾーンC1(以下、スペースC
1という。)と黒ゾーンC2(以下、バーC2とい
う。)とを時計方向に交互に13個、配置してなる。各
ゾーンは13ビット信号の各ビットに対応し、「1」又
は「0」のビット識別はスペースC1又はバーC2の開
き角の相違で行われるようになっている。
それぞれ2種類の開き角(以下、開き角の大きいものを
ワイドと呼び、開き角の小さいものをナロウと呼ぶ。)
を有し、例えばワイドを「1」とし、ナロウを「0」と
すると、ワイドスペースC1及びワイドバーC2は
「1」を示し、ナロウスペースC1及びナロウバーC2
は「0」を示す。
信号は、交互に配置されたスペースC1及びバーC2に
対応したオン・オフ信号となるから、オン期間及びオフ
期間の各期間長を識別することにより各ビットが「1」
であるか、「0」であるかが識別され、これにより13
ビットからなるバーコードBCの情報が読み取られる。
領域(図中、AR1の領域)、すなわち、2個のスペー
スC1と1個のバーC2とからなる3ビットを構成する
領域は、フィルム枚数を示すコード領域であり、領域A
R1に続く2個目のバーC2から13個目のスペースC
1までの領域(図中、AR2の領域)、すなわち、5個
のスペースC1と5個のバーC2とからなる10ビット
を構成する領域は、ISO感度、カラー/白黒、ネガ/
ポジ等を示すコード領域となっている。
(図中、AR3の領域)は、バーコードBCの先頭位置
を検出するための領域で、黒ゾーンで構成されている。
ジの情報読取装置を備えたカメラの外観を示す正面図、
図7は、同カメラの外観を示す底面図である。
に撮影レンズ3が設けられ、この撮影レンズ3の上部に
測光部4、AF測距部5とファインダ対物窓6が設けら
れている。また、カメラ本体2の正面、右端上部に内蔵
フラッシュ7が設けられ、左端部にグリップ部8が設け
られ、上面左端部のグリップ部8の上方位置にレリーズ
ボタン9とメインスイッチ10とが設けられている。
にカートリッジ装填口を有するカートリッジ装填室が設
けられ、フィルムカートリッジ500は上記カートリッ
ジ装填口に開閉可能に設けられたカートリッジ蓋11を
開いてカートリッジ装填室に収納されるようになってい
る(図7参照)。
填されるカートリッジ装填室を示す要部斜視図である。
なお、同図は、カメラ本体2の下面を上にして描かれて
いる。
トリッジ500の外形形状と略同一の形状を有する円筒
状の内径形状を有し、図略のハウジングにより構成され
ている。カートリッジ装填室12の底面12Aには、装
填されたフィルムカートリッジ500のスプール孔50
5に対向する位置にフォーク13が回動可能に突設さ
れ、フィルムカートリッジ500のキーホール504に
対向する位置に遮光扉開閉キー14が回動可能に突設さ
れている。また、同底面12Aのフィルムカートリッジ
500の切欠部511,512に対向する位置に、それ
ぞれフォトリフレクタPR1,PR2が設けられてい
る。
装填口に臨む面にも、カートリッジ装填室12に装填さ
れたフィルムカートリッジ500のスプール孔505′
に対向する位置にフォーク15が回動可能に突設され、
フィルムカートリッジ500のキーホール504′に対
向する位置に遮光扉開閉キー16が回動可能に突設され
ている。
方向の中間位置に段差131Aを有する円筒状の基台1
31とこの基台131内に遊嵌された円柱状の突片13
2とコイルバネ133とからなる。突片132は、基端
部に鍔部132Aを有するとともに、側部に板状のキー
132Bを有し、上記鍔部132Aと基台131の底面
との間に設けられたコイルバネ133により上方に付勢
される一方、鍔部132Aが基台131の段差131A
に当接して、その先端部が基台131の上面から突出し
た状態で上下動可能に保持されている。なお、フォーク
15についても同様の構造になっている。
室12の底面12Aの外側部分に設けられた図略の駆動
力切換伝達機構に連結され、この駆動力伝達機構を介し
て図略のモータの駆動力が伝達されて回転駆動されるよ
うになっている。
ッジの情報読取装置の制御系のブロック図である。
は同一番号、同一符号を付している。また、モータ17
は、フィルムカートリッジに収納されたフィルムFの給
送用の駆動源で、例えばステッピングモータ等の電動モ
ータからなる。モータ17の駆動力は、フィルムローデ
ィングためのフィルムFの押し出し、フィルムカートリ
ッジのイジェクトのためのフィルムFの巻き取り、上記
バーコード板507のバーコードBCの読み取り等のた
めに駆動力切換伝達機構20を介してフォーク506に
伝達される。
への制御信号(例えばパルス列信号からなる制御信号)
を生成してモータ17に出力するもので、モータ17の
回転速度、回転量、機動/停止等を制御する。
に一体回転可能に固着されたパルス板とこのパルス板の
パルスコードを検出するフォトリフレクタからなり、モ
ータ17の回転量、回転速度等を検出するためのパルス
列信号を発生するものである。パルス板は、周縁部に所
定間隔で周方向に縞模様や歯車形の溝が形成された円板
で、フォトリフレクタより縞模様又は溝を検出すること
によりパルス板の回転速度に応じた周期のパルス列信号
を発生する。このパルス列信号は制御部21に入力され
る。
を組み合わせてなる減速/駆動力伝達部とカムにより歯
車列の連結を切り換える駆動方向切換部とからなり、カ
ムの位置を切り換えてモータ17の駆動力を切換伝達す
るものである。カメラには駆動力の伝達モードとして、
巻上モード、巻戻モード及びスラストモードが設けられ
ており、巻上モードではモータ17の駆動力が駆動力切
換伝達機構20を介して図略の巻取スプールに伝達さ
れ、巻取スプールの回転によりフィルムFが巻上方向に
給送される。
が駆動力切換伝達機構20を介してフォーク13に伝達
され、フィルムカートリッジ500のスプール506の
回転によりフィルムFが巻戻方向に給送される。また、
スラストモードはフィルムローディングを行なうための
駆動モードで、モータ17の駆動力が駆動力切換伝達機
構20を介してフォーク13及び上記巻取スプールに伝
達され、フィルムカートリッジ500のスプール506
の回転によりフィルムFがフィルムカートリッジ500
から押し出されるとともに、巻取スプールにニップされ
た後は上記スプール506と巻取スプールとの回転によ
り先頭コマFaの露光領域が所定の露光位置に至るまで
フィルムFが巻上方向に給送される。
時には、後述するように、フィルムローディングに先立
ち、バーコード板507をフィルムFの押出方向と逆方
向に回転させてバーコードBCの読取りが行われる。こ
の場合にもモータ17の駆動力が駆動力切換伝達機構2
0を介してフォーク13に伝達され、スプール506の
回転によりバーコード板507の回転が行われる。
御するマイクロコンピュータからなる制御部で、バーコ
ード板507からの情報読取の制御機能も有している。
制御部21は、上記情報読取制御のために、モータ制御
部211、回転量検出部212、信号変化検出部21
3,214、カウンタ215,216、カートリッジ判
定部217、スペースC1又はバーC2の幅検出部21
8、データチェック部219及びデータ解読部220を
有している。
及び駆動方向を制御するものである。回転量検出部21
2は、パルス発生器19から入力されるパルス列信号か
らモータ17の回転量を検出するものである。
それぞれフォトリフレクタPR1,PR2の検出信号の
レベルの変化(立上り又は立下り)を検出するものであ
る。カウンタ215は、フォトリフレクタPR1の検出
信号の信号変化の数NAをカウントするものであり、カ
ウンタ216は、PR2の検出信号の信号変化の数NB
をカウントするものである。カートリッジ判定部217
は、上記信号変化の数NA,NBに基づいて装填されたフ
ィルムカートリッジ500の種類(未露光コマ等の種
類)を判定するものである。
213,214による変化検出信号と回転量検出部21
2によるモータ17の回転量の検出信号とからバーコー
ドBCの各スペースC1及び各バーC2の幅を検出する
ものである。データチェック部219は、バーコードB
CのAR1の領域から検出される3ビットデータ及びA
R2の領域から検出される10ビットデータからデータ
の異常をチェックするものである。すなわち、3ビット
データ又は10ビットデータが定義されたデータあるか
否かをビットパターンから判別し、未定義のデータであ
る場合はデータ異常と判別するものである。
トデータ及び10ビットデータが定義されたデータある
場合、これらのデータからフィルム枚数、ISO感度等
の撮影情報を解読するものである。
に従ってバーコード板507に記録されたバーコードB
CからフィルムFの撮影に関する情報及びフィルムFの
種類に関する情報(以下、これらの情報を「フィルムに
関する情報」という。)の読取制御について説明する。
は、フィルムカートリッジ500が装填されたときにフ
ィルムカートリッジ500内フィルムFを押し出して先
頭コマを所定の露光位置に設定する「イニシャルローデ
ィング」のフローチャートのうち、フィルムに関する情
報の読取制御に係るものである。
ムの種類に関する情報の検出制御とフィルムの撮影に関
する情報の検出制御とから構成され、前者の検出制御は
#1〜#14で行われ、後者の検出制御は#14〜#2
6で行われる。
制御について説明する。フィルムカートリッジ500が
装填されると、パルス発生器19及びフォトリフレクタ
PR1,PR2への通電が行われ、モータ17の回転量
及びバーコード板507のバーコードBCの検出が可能
にされる(#1,#2)。続いて、モータ17の駆動力
を駆動力切換伝達機構20を介してフォーク13に伝達
し、このフォーク13をフィルムFの押出方向と逆方向
に回転させてバーコード板507の回転駆動が開始され
る(#3)。
されるフォトリフレクタPR1の検出信号SPR1のレベ
ル変化の回数をカウントするカウンタのカウント値KA
と信号変化検出部214により検出されるPR2の検出
信号SPR2のレベル変化の回数をカウントするカウンタ
のカウント値KBがそれぞれ「0」にリセットされた
後、5秒間、検出信号SPR1,SPR2のレベル変化が生じ
るか否かが判別される(#5〜#11のループ)。検出
信号SPR2の最初のレベル変化が生じる前に検出信号S
PR1のレベル変化が生じたときは(#9でYES)、そ
の変化回数KAがカウントされる(#10)。
なく5秒が経過すると、フィルムカートリッジ異常と判
断して更に検出信号SPR1のカウント値KAが「0」を越
えているか否かによりカートリッジ装填室12にフィル
ムカートリッジ500が装填されているか否かが判別さ
れる(#6)。KA=0であれば(#6でNO)、カー
トリッジ装填室12にフィルムカートリッジ500が装
填されていないと判断してモータ17を停止し(#
7)、ローディング処理を終了する。一方、KA>0で
あれば(#6でYES)、カートリッジ装填室12にフ
ィルムカートリッジ500は装填されているが、センサ
異常と判断してフォトリフレクタPR1の検出信号に基
づきバーコード板507を「F−EXP(露光済フィル
ム)」の位置に回転した後(#8)、ローディング処理
を終了する。
タPR1,PR2の検出信号に基づきフィルムカートリ
ッジ500が装填されているか否か、装填されている場
合は、バーコード板507の読取動作が正常であるか否
かを判別するものである。
じてフィルムカートリッジ500の所定の位置に設定さ
れており、このフィルムカートリッジ500がフィルム
装填室12に装填されるとき、バーコード板507はフ
ォトリフレクタPR1,PR2に対してフィルムの種類
に応じた所定の関係位置にセットされることになる。
トリッジ500がカートリッジ装填室12に装填された
ときのフォトリフレクタPR1,PR2に対するバーコ
ード板507の位置関係を示す図である。
1,PR2のセンサ位置を示している。フォトリフレク
タPR1とフォトリフレクタPR2とは略相対向する位
置関係(位相角(π+φ))に配置されている。バーコ
ード板507に設けられた「UNEXP」、「P−EX
P」、「F−EXP」及び「PROC」の各範囲は、そ
れぞれ「未露光フィルム」、「一部露光済フィルム」、
「露光済フィルム」及び「現像済フィルム」に対する停
止位置の位置合わせ範囲を示し、例えば未露光フィルム
の場合、フィルムカートリッジ500をカートリッジ装
填室12に装填した際、「UNEXP」の範囲がフォト
リフレクタPR1の検出位置に対向するようにバーコー
ド板507の初期位置が設定されている。同様に、一部
露光済フィルム、露光済フィルム及び現像済フィルムの
場合は、それぞれ「P−EXP」、「F−EXP」及び
「PROC」の範囲がフォトリフレクタPR1の検出位
置に対向するようにバーコード板507の初期位置が設
定されている。そして、同図は、カートリッジ装填室1
2に未露光フィルムのフィルムカートリッジ500が装
填された場合を示している。
定されているバーコード板507を回転させた場合のフ
ォトリフレクタPR1,PR2が相対移動するバーコー
ドBCの縞模様を示した図である。
板507を反時計方向に回転させた場合のフォトリフレ
クタPR1,PR2が相対移動するバーコードBCの縞
模様に相当しており、Sは、フォトリフレクタPR1,
PR2の初期位置を示し、Xはバーコード板507の基
準軸Xを示している。
P」に設定されているバーコード板507を回転させた
ときのフォトリフレクタPR1,PR2の検出信号S
PR1,SPR2を示している。すなわち、図14に示すバー
コードBCの縞模様をフォトリフレクタPR1,PR2
の検出信号SPR1,SPR2に置換したものである。なお、
図15では、黒領域と白領域とをそれぞれローレベルと
ハイレベルとに対応させた検出信号として描いている。
タPR2とは角度(π+φ)だけ位相がずれ、フォトリ
フレクタPR1の方がフォトリフレクタPR2より進ん
だ位置にあるので(図13参照)、検出信号SPR1は検
出信号SPR2より位相が(π+φ)だけ進んでいる。
クタPR1,PR2の初期位置Sが「UNEXP」にあ
る場合は、検出信号SPR2のレベル変化が最初に表れる
前に検出信号SPR1には少なくとも10回のレベル変化
が表れるが、フォトリフレクタPR1,PR2の初期位
置Sが「UNEXP」以外にある場合の検出信号SPR2
の最初のレベル変化前の検出信号SPR1のレベル変化回
数は多くとも2回(初期位置Sが「P−EXP」の場
合)しか表れないので、このレベル変化回数の相違によ
りフィルムの種類が未露光フィルムであるか否かの判別
が可能になる。
上回転すれば、必ず検出信号SPR1,SPR2にレベル変化
が生じるから、所定時間経過しても検出信号SPR1,S
PR2にレベル変化が生じなければ、バーコード板507
が存在しない、すなわち、カートリッジ装填室12にフ
ィルムカートリッジ500が装填されていないと推定で
る。上記ステップ#5,#6,#7の判定処理は、フィ
ルムカートリッジ500の装填の有無を判定するもの
で、本実施の形態では検出信号SPR1,SPR2のレベル変
化の判定時間を5秒間としている。
上回転しているにも拘らず、検出信号SPR1,SPR2のい
ずれか一方にのみレベル変化が生じる場合は、バーコー
ドBCの検出装置に異常があると推定できる。上記ステ
ップ#5,#6,#8の判定処理は、バーコードBCの
検出装置の異常を判定するものである。なお、ステップ
#8で、バーコード板507を「F−EXP」の位置に
セットしているのは、「UNEXP」の位置にセットす
ると、このフィルムカートリッジ500のフィルムに誤
露光されるおそれがあるため、これを防止するものであ
る。
のレベル変化が発生すると(#11でYES)、続い
て、検出信号SPR1のレベル変化のカウント値KAが
「9」未満であるか否かが判別される(#12)。この
判別は、検出信号SPR2の最初のレベル変化が生じるま
での検出信号SPR1のレベル変化の回数がフォトリフレ
クタPR1,PR2の初期位置Sによって相違すること
から装填されたフィルムカートリッジ500が未露光フ
ィルムか否かを判別するものである。
1,PR2の初期位置Sが「UNEXP」にある場合
は、検出信号SPR1のレベル変化が少なくとも10回は
生じるので、KA≧9であれば(#12でYES)、装
填されたフィルムカートリッジ500は未露光フィルム
と判定され(#13)、KA<9であれば(#12でN
O)、装填されたフィルムカートリッジ500は露光済
フィルム(一部露光済フィルムを含む)と判定される
(#14)。なお、上記カウント値KAの判定閾値を
「9」以下の、例えば「6」や「7」の値に設定するこ
とも可能であるが、判定精度をより高めるため、本実施
の形態では判定閾値をより厳しい値に設定している。
ムの撮影に関する情報の検出制御が行われる。すなわ
ち、検出信号SPR2のレベル変化の回数に基づきバーコ
ード板507が1回転される(#15)。すなわち、図
15に示すように、バーコード板507が1回転する
と、検出信号SPR1,SPR2には必ず7個のパルスP1〜
P7が発生し、レベル変化が14回生じるから、「A」
のタイミングで検出信号SPR2の最初のレベル変化が検
出された後、このレベル変化分も含めて検出信号SPR2
のレベル変化の回数KBが「14」になるまで、バーコ
ード板507が回転される。
出制御回数をカウントするカウント値mが「3」に設定
され(#16)、引き続き、バーコード板507の2回
目の回転において、カウンタ214による検出信号S
PR2のレベル変化の検出信号と回転検出部211による
モータ17の回転量の検出信号とから各レベル変化間の
幅、すなわち、各スペースC1と各バーC2の幅が検出
される(#17)。
がナロウ又はワイドのいずれであるかを判別してビット
信号に変換するためのもので、相対的な幅の広狭を判別
し得るデータで足りるので、検出信号SPR2のレベル変
化の各検出間隔に含まれるパルス検出器19からの出力
パルス数がスペースC1及びバーC2の幅情報として検
出される。そして、検出された幅情報から各スペースC
1及び各バーC2のビットが判定される(#18)。
を1回転空回りさせた後にフィルムに関する情報の読取
制御を行なっているのは、フォーク13の回転開始と同
時(すなわち、フォトリフレクタPR1,PR2の信号
検出開始と同時)にバーコード板507が回転開始する
とは限らず、バーコード板507が遅れて回転を開始し
た場合にこの遅延期間に発生する検出信号SPR1,SPR2
のノイズにより誤動作が生じるのを防止するためであ
る。
ートリッジ装填室12からイジェクトされたフィルムカ
ートリッジ500の種類と、今回、カートリッジ装填室
12に装填されたフィルムカートリッジ500の種類と
が同じ未露光フィルムの場合であるため、フィルムカー
トリッジ500をカートリッジ装填室12に装填した際
のスプール孔505のキー溝505Aの方向R1とフォ
ーク13のキー132Bの方向R2とが一致し、フィル
ムカートリッジ500の装填と同時にキー132Bがキ
ー溝505Aに係合してフォーク13の回転開始と同時
にバーコード板507も回転を開始するが、前回、カー
トリッジ装填室12からイジェクトされたフィルムカー
トリッジ500の種類と、今回、カートリッジ装填室1
2に装填されたフィルムカートリッジ500の種類とが
異なる場合は、例えば図16に示すように、フィルムカ
ートリッジ装填時の上記キー溝505Aの方向と上記キ
ー132Bの方向とが一致せず、フォーク13が回転を
開始してもバーコード板507は回転を開始しない。
からイジェクトされたフィルムカートリッジ500の種
類が一部露光済フィルムで、今回、カートリッジ装填室
12に装填されたフィルムカートリッジ500の種類が
未露光フィルムの場合のフォーク13とバーコード板5
05との位置関係を示す図である。
ー溝505Aの方向R1とフォーク13のキー132B
の方向R2とが一致せず、この状態でフォーク13を反
時計方向に回転させると、フォーク13は、スプール孔
505に完全に嵌装されず、コイルバネ133のバネ力
でスプール孔505の開口部に圧接されているのみであ
るから、キー132Bの方向R2がキー溝505Aの方
向R1に一致するまで、スプール孔505の開口部を摺
動することになる。
PR2の波形図を示すもので、図15の波形図において、
バーコード板507が回転を開始する前にフォーク13
の摺動期間(t0′〜t1′)を設けたものである。同
図において、フォーク13の摺動期間(t0′〜t
1′)における検出信号SPR1,SPR2を「×」としてい
るのは、フォーク13がスプール孔505の開口部を摺
動することによる振動やフォーク13がスプール孔50
5に嵌入する動作により検出信号SPR1,SPR2にノイズ
が発生することを示したものである。このノイズは、検
出信号SPR1,SPR2に急峻に変化するレベル変動となっ
て表れるので、上述の処理では、このノイズをバーコー
ドBCの検出信号と誤って検出するおそれがある。
のない、確実にバーコード板507が回転しているとき
の検出信号SPR1,SPR2に基づいてフィルムに関する情
報の読取制御を行なうため、バーコード板507を1回
転させた後の検出信号SPR1,SPR2を用いるようにして
いる。なお、処理の迅速化の観点から本実施の形態では
バーコード板507を1回転だけさせているが、1回転
以上させた後の検出信号SPR1,SPR2を用いてフィルム
に関する情報の読取制御を行なうようにしてもよい。
タを2個設けてバーコードBCの検出信号からフィルム
カートリッジ500の装填の有無、バーコードBCの読
取異常の判断及び未露光フィルムか否かの判断等を行な
うようにしているので、フォトリフレクタPR2の最初
のレベル変化が生じた後、バーコード板507を1回転
させる前に、フォトリフレクタPR1の検出信号SPR1
を用いてフィルムに関する情報の読取りを行なうように
してもよい。これは、フォトリフレクタPR1の検出信
号SPR1とフォトリフレクタPR2の検出信号SPR2とに
略πの位相差があるので、検出信号SPR2に上記ノイズ
が発生して、最初のレベル変動が生じたとしてもそのノ
イズにより検出信号SPR1が影響を受けることは少ない
と考えられるからである。このようにすると、フィルム
に関する情報読取制御の迅速化を図ることができる。
て13ビットのデータが得られると、AR2の領域の1
0ビットからなるデータについてデータ異常の有無が判
別される(#19)。この判別は、ビットの配列パター
ンが有り得ない配列パターンであるときは、データ異常
と判定するものである。データ異常であれば(#19で
YES)、カウント値mが1だけデクリメントされ(#
24)、更にカウント値mが「0」になっている否かが
判別され(#25)、m>0であれば(#25でN
O)、#17に戻り、再度バーコード板507を回転さ
せてバーコードBCの読取処理を行なう。
異常がなければ(#19でNO)、この10ビットデー
タからISO感度等の情報が解読され(#20)、続い
て、AR1の領域の3ビットからなるデータについてデ
ータ異常の有無が判別される(#21)。この判別もビ
ットの配列パターンが有り得ない配列パターンであると
きは、データ異常と判定するものである。
YES)、#24に移行し、3ビットデータに異常がな
ければ(#21でNO)、この3ビットデータからフィ
ルム枚数の情報が解読され(#22)、これにより正常
にバーコードBCの読取が終了したので、フィルムのロ
ーディング処理に移行し、ローディング処理を終了す
る。
3回繰り返しても3ビットデータ又は10ビットデータ
のいずれかにデータ異常が発生した場合(#25でYE
S)は、フィルムに関する情報の読取不良と判断し、バ
ーコード板507を装填時の位置(初期位置)にセット
して(#26)、ローディング処理を終了する。
常の場合、フィルムに関する情報の読取制御を3回繰り
返しているが、これはデータの読取エラーを考慮し、よ
り確実性を高めるため、確認作業を2回行なうようにし
たためで、処理迅速化を考慮して確認作業を1回だけ
(すなわち、m=2)にするようにしてもよい。
にフィルムに関する情報をバーコードで記録してなるバ
ーコード板がスプールに一体回転可能に設けられたフィ
ルムカートリッジの情報読取装置であって、バーコード
板の周方向にコード検出手段を相対移動させてバーコー
ドに応じた信号を検出し、この検出信号に基づいてフィ
ルムに関する情報を読み取る際、上記検出信号の最初の
レベル変化を検出し、この検出タイミングから少なくと
も1回転、バーコード板を回転させた後の検出信号に基
づいてフィルムに関する情報を読み取るようにしたの
で、検出開始タイミングとバーコード板の回転開始タイ
ミングにずれが生じ、このずれの間にノイズか発生した
場合にもこのノイズによりフィルムに関する情報を誤検
出することがなく、正確かつ確実にフィルムに関する情
報の読取りが可能となる。
ッジを上面側から見た斜視図である。
ッジを下面側から見た斜視図である。
図である。
個の光センサの配設位置関係を示す図である。
一例を示す図である。
装置を備えたカメラの外観を示す正面図である。
装置を備えたカメラの外観を示す底面図である。
ジ装填室を示す要部斜視図である。
る。
取装置の制御系のブロック図である。
トのフィルムに関する情報の読取制御に係る部分を示す
図である。
トのフィルムに関する情報の読取制御に係る部分を示す
図である。
ートリッジ装填室に装填されたときのフォトリフレクタ
PR1,PR2に対するバーコード板の位置関係を示す
図である。
バーコード板を回転させた場合のフォトリフレクタPR
1,PR2が相対移動するバーコードの縞模様を示した
図である。
バーコード板を回転させたときのフォトリフレクタPR
1,PR2の検出信号SPR1,SPR2を示す図である。
ークに対して未露光フィルムのフィルムカートリッジが
カートリッジ装填室に装填されたときのフォークとバー
コード板との位置関係を示す図である。
置が異なる場合にバーコード板を回転させたときのフォ
トリフレクタPR1,PR2の検出信号SPR1,SPR2を
示す図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 一方表面の周方向にフィルムに関する情
報をバーコードで記録してなるバーコード板がスプール
に一体回転可能に設けられたフィルムカートリッジの情
報読取装置であって、上記スプールに嵌合されるフォー
クと、上記スプールを回転させるべく上記フォークを駆
動する駆動手段と、上記バーコード板の回転によりその
周縁部を周方向に相対移動して上記バーコードに応じた
信号を検出するコード検出手段と、上記フォークの駆動
開始後に生じる上記コード検出手段の出力信号の最初の
レベル変化を検出する信号変化検出手段と、上記信号変
化検出手段の検出タイミングから上記バーコード板の回
転量を検出する回転量検出手段と、上記信号変化検出手
段の検出タイミングから上記バーコード板が少なくとも
1回転した後に検出される上記コード検出手段の検出信
号に基づいて上記フィルムに関する情報を読み取る情報
読取手段とを備えたことを特徴とするフィルムカートリ
ッジの情報読取装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8034097A JPH09230415A (ja) | 1996-02-21 | 1996-02-21 | フィルムカートリッジの情報読取装置 |
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8034097A JPH09230415A (ja) | 1996-02-21 | 1996-02-21 | フィルムカートリッジの情報読取装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09230415A true JPH09230415A (ja) | 1997-09-05 |
Family
ID=12404782
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8034097A Pending JPH09230415A (ja) | 1996-02-21 | 1996-02-21 | フィルムカートリッジの情報読取装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5815751A (ja) |
JP (1) | JPH09230415A (ja) |
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US20040001150A1 (en) * | 2002-06-27 | 2004-01-01 | Eastman Kodak Company | Imaging apparatus having automatic medium identification and method for automatically identifying a medium in an imaging apparatus |
JP7120200B2 (ja) * | 2019-10-15 | 2022-08-17 | 株式会社デンソー | 回転角検出装置 |
Family Cites Families (4)
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---|---|---|---|---|
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US5321455A (en) * | 1992-12-09 | 1994-06-14 | Eastman Kodak Company | Camera apparatus and method for film double exposure prevention |
US5347334A (en) * | 1993-11-30 | 1994-09-13 | Eastman Kodak Company | Film cassette with bar-coded film spool and provision for film double exposure prevention |
US5541681A (en) * | 1995-03-31 | 1996-07-30 | Eastman Kodak Company | Camera apparatus and method for film double exposure prevention |
-
1996
- 1996-02-21 JP JP8034097A patent/JPH09230415A/ja active Pending
-
1997
- 1997-02-20 US US08/803,470 patent/US5815751A/en not_active Expired - Fee Related
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