JPH09229208A - 締め切り装置 - Google Patents

締め切り装置

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JPH09229208A
JPH09229208A JP5858796A JP5858796A JPH09229208A JP H09229208 A JPH09229208 A JP H09229208A JP 5858796 A JP5858796 A JP 5858796A JP 5858796 A JP5858796 A JP 5858796A JP H09229208 A JPH09229208 A JP H09229208A
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JP
Japan
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cut piece
bisector
section
opening
center
Prior art date
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Pending
Application number
JP5858796A
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English (en)
Inventor
Katsuya Mizui
克也 水井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuiider Giken Kk
Original Assignee
Fuiider Giken Kk
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 粉粒体を含む流体の制御や物の出し入れに供
する締め切り装置を提供する。 【構成】 1点を中心にして放射状に等分割した3ケ以
上の切片(図では6分割した例を示し1〜6のうち、1
に着目すると)をそれぞれ該切片の中心角の2等分線に
直角の方向に平行移動(図では1a、1b)するように
し、かつそれぞれの切片が隣合う切片とスムーズに密着
しながら移動できるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、粉粒体を含む流体の締
め切り装置や物の出し入れに供する開閉扉に関する。
【0002】
【従来技術】従来、管路などの開閉のための弁として、
アイリス絞り形状の締め切り装置があったが弁の動作と
弁の収容のため部分的に弁の重なりがあり、弁自体の厚
さを薄い材料で造りそのしなやかさで開閉するようにし
ていた。そのため、強度上厳しい条件では使用できな
い、重なりがあるため全閉出来ない、粉粒体の噛み込み
があるなどの課題を有していた。以上のような課題があ
るため、条件が厳しい場合には現実的な対応としてバタ
フライバルブやボールバルブの形式を用いるが、この場
合においても、粉体の咬み込みがある、中央に横軸があ
ったり開閉時部材が中央を横切ったりして物の出し入れ
がスムーズでない。取り付け幅がある程度必要である。
開口面積の形状変化が相似的でないため流れの制御が複
雑になるなどの課題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、取り付け幅
が小さく、中心には何もなく、開口面積が連続かつ相似
的に変化でき、しかも低トルクで開閉でき粉粒体などに
対しても適用可能な締め切り装置や物の出し入れに供す
る開閉扉の提供を目的とするものである。
【0004】
【問題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め1点を中心にして放射状に等分割した3ケ以上の切片
をそれぞれ該切片の中心角の2等分線に直角の方向に平
行移動するようにし、かつそれぞれの切片が隣合う切片
とスムーズに密着しながら移動できるように構成する。
また、必要に応じて、全閉時、各切片の摺動面や各切片
の先端部が、さらに管路と切片が密着するよう弾性体で
シールするようにする。
【0005】
【作用】本発明は1点を中心に放射状に等分割した3ケ
以上の切片の形状の特徴を利用したものである。すなわ
ち、各切片を平行移動して各辺のもつ角度を維持するこ
とにより両隣の切片の相対する辺とそれぞれ密着しなが
ら開口面積を変化させることが出来る。以上の様子を図
により説明する。図1〜図4においては、それぞれ3,
4,8および12等分割した例を示している。各図にお
いてdは管路断面、点線は各切片が中心に集まり全閉の
状態を、実線は開閉途中の状態を示している。すなわ
ち、図1,2に示しているがaはある1片に着目したと
き中心角の2等分線を示し、この2等分線aに直角方向
にこの切片が平行移動したときの2等分線をbで示して
いる。その他の各切片が同様に移動することにより各切
片の中心角の補角からなる開口部cが形成される。図
3,4では記号を略しているが同様である。又、これら
以外の多等分割例についても同様である。6分割の例に
ついては実施例として別記している。
【実施例】
【0006】次に一例として、6分割の場合に適用した
図に示す一実施例についてさらに詳細に説明する。図
5,6,7は各切片が全閉から全開に至る動きを説明し
ている。図8は図5の横断面を示す。1〜6は各切片で
全閉の状態、1a〜6aは開閉途中、1b〜6bは全開
の状態、dは管路断面を示している。図5では切片1に
着目しこの切片がどの様に移動したか1点鎖線、2点鎖
線で示している。以上は各要素の動作の様子を示した。
これらの動作を実現する具体的な方法としては現在の公
知の工業技術を持ってすれば何ら問題はない。以下、図
9,10に示す一実施例について説明する。図9は実施
例の部分横断面図であり、図10は図9の部分平面図で
ある。1は切片、7,8は該切片の段突起とこれに嵌合
する溝である。9はピン、10、11は該ピンに嵌合す
るリングとレバー、12はシール材を示す。レバー11
を回すことにより各切片を溝8に沿って平行移動させる
ことが出来る。分割数が多くなるに従いリング10は場
合によって不用になることもある。平行移動させる方法
として上記以外にもギャー式、ネジ式、スライド式など
種々の方法が可能である。また、図11は図6の矢印A
部分の断面の各種実施例を示す。これにより、各切片の
補強と密閉度を高めることが出来る。特に図11(ホ)
は弾性体13と切片の先端部の弾性体ならびに各部材を
密着させる力と相まって全閉時の密閉度向上に有効であ
る。
【0007】
【発明の効果】本発明の締め切り装置は、以上の構成に
より、簡単な構造でアイリス形の絞り機構が構成でき、
以下の効果により粉粒体を含む流体の締め切り装置の
他、物の出し入れに用いる開閉扉に使用できるなどその
効果は非常に大きい。すなわち、弁を重ねることがない
ため弁の厚さを厚くすることが出来る。そのため強度を
高められ過酷な条件にも使用できる。弁の摺動のみで開
口面積を開閉することができ噛み込みがない。そのため
開閉に要するトルクが小さい。正3角、正4角など円形
以外の断面にも同じ形状で開閉できる。開口断面が相似
形で変化するため制御が直線的に変化できる。中心部に
は何もないためシャフトなどの貫通部分の仕切りにも使
用できる。開口部分の弁の端部はアールを取ることがで
き物の出し入れや人の出入り口にも有効である。全開か
ら全閉まで連続的に変化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の締め切り装置のうち、3分割した一実
施例の平面説明図
【図2】本発明の締め切り装置のうち、4分割した一実
施例の平面説明図
【図3】本発明の締め切り装置のうち、8分割した一実
施例の平面説明図
【図4】本発明の締め切り装置のうち、12分割した一
実施例の平面説明図
【図5】本発明の締め切り装置のうち、6分割した一実
施例の全閉時の平面説明図
【図6】本発明の締め切り装置のうち、6分割した一実
施例の開閉途中時の平面説明図
【図7】本発明の締め切り装置のうち、6分割した一実
施例の全開時の平面説明図
【図8】本発明の締め切り装置のうち、6分割した一実
施例の全閉時の横断面説明図
【図9】本発明の締め切り装置のうち、6分割したその
他の実施例の主要部分の横断面図
【図10】本発明の締め切り装置の内、6分割したその
他の実施例の主要部分の平面説明図
【図11】図6の矢印A断面の各種実施例を示す説明図
【符号の説明】
1〜6…切片、 7 …段突起 8 …溝 9 …ピン 10 …リング 11 …レバー d …管路断面

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1点を中心にして放射状に等分割した3
    ケ以上の切片をそれぞれ該切片の中心角の2等分線に直
    角の方向に平行移動してなる締め切り装置。
  2. 【請求項2】 切片を球面上で形成し球面上で平行移動
    してなる請求項1の締め切り装置。
  3. 【請求項3】 全閉時、機密性を高めるため1個もしく
    は複数個の切片の先端部並びに摺動面に弾性体を付設す
    るとともに全閉時各切片相互、および各切片と管路の間
    の密着圧力を増加するように構成したことを特徴とする
    請求項1または2いずれか1項の締め切り装置。
JP5858796A 1996-02-20 1996-02-20 締め切り装置 Pending JPH09229208A (ja)

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